JP2006108337A - 非接触コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】通信の連続性を確保した非接触コネクタを提供すること。
【解決手段】回転軸のまわりを回転する回転体に配置された回転側光素子と、前記回転側光素子と対向する位置で固定体に配置された固定側光素子と、から構成され、前記回転側光素子と前記固定側光素子との間で非接触によりデータの送受信を行う非接触コネクタであって、前記回転体は前記回転軸を中心軸として円筒状に形成され、前記回転側光素子は前記回転体の円筒面上であって前記回転体が回転する円周方向に発光するように配置され、前記固定側光素子は前記回転側光素子から発光された光を受光できるよう前記固定体に配置される、ことを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、データの送受信を非接触で行う非接触コネクタに関する。詳しくは、回転体の回転する円周方向に光路を構成した非接触コネクタに関する。
従来から、回転側と固定側との間でデータの送受信が行われていた。例えば、回転可能なカメラからの映像信号等を固定側の信号処理部に送信する、などである。この場合に、カメラからの映像信号を固定側に送信するために、カメラと信号処理部との間に直接配線を接続してデータの送受信を行っていた。ところが昨今、無線化技術の進展により、直接配線を接続しなくても、回転側と固定側の間でデータの送受信を行うことができるようになった。
しかし、回転側から固定側に無線でデータを送信するときに、固定側から回転側への非接触による電力供給が困難であるという問題点があった。
このため、従来では、円盤状の回転体上部に発光素子と、この発光素子と対向する位置に固定体の受光素子とを複数設け、データの送受信を非接触で行うとともに、回転側と固定側との間で回転トランスを構成して、固定側から回転側に非接触による給電を実現させていた(例えば、以下の特許文献1)。
特開2002−75760号公報
しかしながら、特開2002−75760号では、データの通信速度が高速化すると必ずしも回転体の発光素子から固定体の受光素子にすべてのデータを送信できるとは限らなかった。すなわち、特開2002−75760号では、回転体の回転に伴い光素子間の非接触による光接続が途切れてしまうため、発光素子からの光路を他の受光素子に光路を切り換えるようにしている。このような切り換え方式では、データの通信速度が高速化すると、光路を切り換えるための処理時間よりも早くデータが伝送される場合もあり、通信の連続性を確保することができなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものでその目的は、通信の連続性を確保した非接触コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、回転軸のまわりを回転する回転体に配置された回転側光素子と、前記回転側光素子と対向する位置で固定体に配置された固定側光素子と、から構成され、前記回転側光素子と前記固定側光素子との間で非接触によりデータの送受信を行う非接触コネクタであって、前記回転体は前記回転軸を中心軸として円筒状に形成され、前記回転側光素子は前記回転体の円筒面上であって前記回転体が回転する円周方向に発光するように配置され、前記固定側光素子は前記回転側光素子から発光された光を受光できるよう前記固定体に配置される、ことを特徴としている。これにより、例えば、円周方向に発光された光は回転体の回転によっても切断のない光路を構成することができ、通信の連続性を確保することができる。
また、本発明は上記非接触コネクタにおいて、前記回転側光素子は前記回転体の円筒面上に複数段に亘り配置され、前記固定側光素子は前記固定体に複数段に亘り配置される、ことを特徴としている。これにより、例えば、複数の光素子間でデータの送受信を行うことができるため、多チャンネル化を実現した非接触コネクタを提供できる。
更に、本発明は上記非接触コネクタにおいて、前記回転側光素子と前記固定側光素子は前記回転体と前記固定体との間の領域であって前記回転体の回転する複数の同心円周上に配置され、かつ複数段に亘り配置される、ことを特徴としている。これにより、例えば、複数の同心円周上に亘り回転側光素子及び固定側光素子とは配置されるため、さらに多チャンネル化を実現できる。
更に、本発明は上記非接触コネクタにおいて、前記回転体の円筒面上に回転側受光素子と回転側発光素子とが混合して配置され、前記回転側受光素子及び前記回転側発光素子と前記回転体の回転に伴う切断のない光路を構成する位置にそれぞれ固定側発光素子と固定側受光素子とが混合して配置される、ことを特徴としている。これにより、例えば、回転体から固定体のみならず固定体から回転体へのデータの送受信を行うことができるので双方向の通信によるデータの送受信を行うことができる。
更に、本発明は上記非接触コネクタにおいて、前記回転体の任意の段に回転側発光素子又は回転側受光素子が配置されるとともに、前記回転側発光素子又は回転側受光素子と前記回転体の回転に伴う切断ない光路を構成する位置にそれぞれ固定側受光素子又は固定側発光素子が配置され、更に前記任意の段とは異なる段に回転側受光素子又は回転側発光素子が配置され、前記回転側受光素子又は回転側発光素子と回転に伴う切断のない光路を構成する位置にそれぞれ固定側発光素子又は固定側受光素子が配置される、ことを特徴としている。これにより、例えば、ある段には回転体から固定体にデータが送受信され、別の段では固定体から回転体にデータが送受信されるため、回転体と固定体との双方向でデータの送受信を行うことができる。
更に、本発明は上記非接触コネクタにおいて、回転側受光素子又は固定側受光素子から出力されたデータが入力され当該データがどの発光素子からの入力データであるかを識別して識別された光素子をあらかじめ要求した出力に切り換える切り換え手段を備える、ことを特徴としている。これにより、例えば、任意の出力段に入力データを出力させることができる。
更に、本発明は上記非接触コネクタにおいて、前記回転体及び前記固定体のそれぞれにトランスコア及びトランス巻線とから構成された回転トランスを備える、ことを特徴としている。これにより、例えば、固定体から回転体に非接触による給電を行うことができる。
更に、本発明は上記非接触コネクタにおいて、前記回転体及び前記固定体の双方に穿孔又は切欠きを設け、前記回転側光素子及び前記固定側光素子は前記穿孔又は切欠きに配置される、ことを特徴としている。これにより、例えば、通信の連続性を確保するとともに、回転体及び固定体内部に光素子が設けられているため非接触コネクタの小型化を図ることができる。
更に、本発明は上記非接触コネクタにおいて、前記固定体には、更に前記回転側光素子又は前記固定側光素子から発光された光を反射する鏡を備える、ことを特徴としている。これにより、例えば、回転側光素子や固定側光素子から発光された光は固定体で反射され、回転体が回転しても切断のない光路を構成することができる。
本発明による非接触コネクタは、回転側光素子と固定側光素子間で回転体の回転する円周方向に切断のない光路を構成したことで、通信の連続性を確保する非接触コネクタを提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は円筒形態の非接触コネクタ10の外観斜視図である。図1において非接触コネクタ10は回転体1と固定体2とから構成される。
回転体1は図示しない本体装置と接続され本体装置からの回転駆動により回転軸4を中心に回転する。また、回転体1は回転軸4を中心にして中空部7を有する。本非接触コネクタ10はこの中空部7を介して本体装置の回転シャフトに回転体1を取り付けることができる。また、固定体2は回転軸4を中心に円筒状に形成され、回転体1の周りを取り囲むように設けられている。
さらに、回転体1の円筒の外壁と固定体2の円筒の内壁には、それぞれ複数段に複数個の光素子13、23が配置される。本体装置からのデータが回転体1の回転側光素子13から送信され、非接触で固定体2の固定側光素子23により受信される。受信したデータは例えば、固定体2に接続された本体装置に出力される。ここで、回転側光素子13は回転体1の回転する円周方向に向けて発光するように設けられ、また、固定側光素子23も円周方向からの光を受光できるように固定体2に設けられている。その詳細は後述する。
次に、図2を参照して本非接触コネクタ10の詳細について説明する。図2は非接触コネクタ10の回転軸4を含む平面での断面図である。
回転体1は、回転側電気回路部11と、回転側保持部12と、回転側光素子13と、回転側トランス巻線14と、回転側トランスコア15と、軸受け5の内輪16、及び中空部7とから構成される。
回転側電気回路部11は回転体1の上部に設けられ、各種データ処理を行う。例えば、回転体1に撮像用のカメラを搭載したターンテーブルの回転部が取り付けられているとき、カメラからの映像信号等が入力され、後述する回転側光素子13を発光させるための電気信号を出力する。
回転側保持部12は、回転側電気回路部11の下部に位置し、回転側電気回路部11を保持する。
回転側光素子13は、回転側保持部12の外周にあって、回転体1の外壁に沿って位置する。図2では2段の回転側光素子13が配置される。回転側光素子13は、回転側電気回路部11と接続され、回転側電気回路部11からの駆動データに基づいて発光することで、非接触で固定側光素子23にデータを送信する。なお、本実施例では1個の回転側光素子13により1チャンネル分のデータを送信する。
回転側トランス巻線14は、回転側保持部12の下部にあって、回転体1の外周の凹部に位置する。電磁誘導作用により固定体2からの電力が供給され、この回転側トランス巻線14により回転体1の各部への電力を供給することができる。
回転側トランスコア15は、回転側トランス巻線14を取り囲むようにその断面がコ字状に形成される。回転側トランスコア15は、その凹部に回転側トランス巻線14を収納し固定体2との間で回転トランスを形成する。固定体2との間における非接触による給電については後述する。
軸受け5の内輪16は、回転体1の外周に沿って、かつ、転動体31と接触する位置に設けられ、回転体1の回転動作を滑らかにさせる。この内輪16は樹脂材等の非磁性材から形成される。
中空部7は、回転軸4を中心に中空構造となっており、図示しない本体装置の回転シャフトに取り付けられるようになっている。これにより、本非接触コネクタ10を本体装置に取り付けることができ、例えば中空部7を介して本体装置から空気や油を図面上上下方向に流すことができる。
次に固定体2について説明する。固定体2は、固定側電気回路部21と、固定側保持部22と、固定側光素子23と、固定側トランス巻線24と、固定側トランスコア25、及び軸受け5の外輪26とから構成される。
固定側電気回路部21は、固定体2の上部に設けられている。固定側電気回路部21は、固定側光素子23と接続され、回転側光素子13との間で非接触により受信したデータを処理して固定体2と接続された外部装置に出力する。
固定側保持部22は、固定側電気回路部21の下部に位置し、固定側電気回路部21を保持する。
固定側光素子23は、回転側光素子13との間で光信号を送受信する位置にあって、固定体2の回転体1と向き合う内壁に設けられている。回転側光素子13からの光を受光して、回転体1と固定体2との間で非接触によりデータの受信を行う。この固定側光素子23も回転側光素子13と同様に図2では左右に2つづつ計4個設けられている。なお、固定側光素子23は回転側光素子13からの光を連続して受光できるように回転側光素子13と同じかそれ以上の数を固定体2に設ける。
固定側トランス巻線24は、回転側トランス巻線14と対向する位置にあって、固定体2の内周側に位置する。固定側トランス巻線24は、固定体2に接続された外部装置から電力が供給される。
固定側トランスコア25は、固定側トランス巻線24を取り囲むようにその断面がコ字状に形成される。固定側トランスコア25はその凹部に固定側トランス巻線24を収納し、回転体1との間で回転トランスを形成する。
軸受け5の外輪26は、固定体2の内壁に沿って、かつ、転動体31と接触する位置に設けられている。この外輪26も内輪16と同様に、樹脂材等の非磁性材から形成される。
また、本非接触コネクタ10は、回転体1と固定体2との間に転動体31を備え、この転動体31と、回転体1の内輪16、及び固定体2の外輪26により軸受け5が形成される。軸受け5は、回転体1や固定体2を位置決めするとともに回転体1を固定体2の内周での回転を滑らかにする機能を持っている。またこの軸受け5は、鋼鉄材や樹脂材等の非磁性材で構成される。
次に、このように構成された回転側光素子13と固定側光素子23により形成される光路について説明する。
図3(A)は、回転側光素子13と固定側光素子23とが対向する位置での光路を説明するための図である。この例では、回転側光素子13と固定側光素子23とはそれぞれ回転体1と固定体2とに1個ずつ配置されている。
回転側光素子13から発光された光は回転体1が回転する円周方向に向けて発光される。発光された光は固定体2の内壁に向かうことになるが、固定体2の内壁には光を反射するための鏡が設けられおり、内壁に向かう光はこの鏡に反射される。勿論、反射率の高い素材であれば鏡以外の素材でもよい。回転側光素子13から発光された光は内壁に設けられた鏡によって反射を繰り返し、図3(A)に示す光路が形成される。そして、図3(A)に示すように固定側光素子23に入光する。
その後、回転体1の回転に伴い回転側光素子13の位置も図3(A)に示す位置から図3(B)に示す位置に移動する。このときも、図に示すように回転側光素子13から発光された光は固定体2の鏡によって反射を繰り返し固定側光素子23に入光する。
このように、回転側光素子13から発光された光の光路が正六角形で形成されるとき、固定側光素子23に常に回転側光素子13から発光された光が入光することになる。従って、回転体1が回転しても回転側光素子13と固定側光素子23との間では光路が切断されず、通信の連続性を確保することができる。
次に、回転体1と固定体2にそれぞれ2個の回転側光素子131、132と固定側光素子231、232を配置したときの光路について図4を参照して説明する。2つの回転側光素子131、132はともに回転体1の回転する円周方向に向けて光を発光することになるが、図4(A)に示すようにそれぞれ逆方向に向けて発光する。この場合も、固定体2の内壁は鏡が設けられているので、回転側光素子131、132から発光された光はこの鏡に反射されて図4(A)に示すような光路が形成される。すなわち、回転側光素子131から発光された光は固定体2の内壁に設けられた鏡によって反射を繰り返して固定側光素子232に入光し、回転側光素子132から発光された光も同様に反射を繰り返して固定側光素子231に入光する。
その後、回転体1の回転に伴い、回転側光素子131、132の位置も図4(B)に示す位置に移動するが、この場合も回転側光素子131から発光された光は直接固定側光素子232に入光し、回転側光素子132から発光された光は反射を繰り返して固定側光素子231に入光する。
このように回転体1を回転しても回転側光素子131、132から発光された光は固定側光素子231、232に常に入光するため、回転側光素子131、132と固定側光素子231、231との間で光路は切断されず、通信の連続性を確保することができる。
図5は、回転体1に6個の回転側光素子131〜136、固定体2に1個の固定側光素子23を配置した例である。例えば、回転側光素子131に着目すると、回転体1が回転しても図3と同様の光路が形成され、回転側光素子131から発光された光は常に固定側光素子23に入光する。回転側光素子132についても同様である。従って、固定側光素子23には6個の回転側光素子131〜136から発光された光が常に入光され、切断のない光路が形成される。よって、通信の連続性を確保することができる。但し、この例の場合、回転体1と固定体2との間の領域は各回転側光素子131〜136からの光路が複数存在することになる。
図3乃至図5の例は、回転側光素子13から光を発光して固定側受光素子23で受光する例であった。すなわち、回転側光素子13が発光素子、固定側光素子23が受光素子として機能する例であった。これ以外でも、固定側光素子23を発光素子、回転側光素子13を受光素子としてもよい。この場合、図3等に示した光路には可逆性があるため、固定側光素子23から発光された光は任意の位置において回転側光素子13で受光することができる。従って、切断のない光路が形成され、通信の連続性を確保することができる。
また、図3等の例では回転体1の回転する円周上に1個又は複数の回転側光素子13を配置した例であったが、図2に示すように回転側光素子13を回転体1の外周の側壁に複数段設けるようにしてもよい。各段における光路は図3等の例と全く同様である。この場合は、通信の連続性とともに、複数の光素子13、23が配置されるため多チャンネル化を実現することができる。
更に、ある段では回転側光素子13は発光素子で固定側光素子23は受光素子、別の段では回転側光素子13は受光素子で固定側光素子23は発光素子とすることも可能である。この場合は、回転体1から固定体2へのデータの送受信のみならず固定体2から回転体1へのデータの送受信を行うことができるため、多チャンネル化とともに双方向通信を実現できる。
更に、ある段で回転側光素子13について発光素子と受光素子とを混合して配置するとともに、固定側光素子23についても発光素子と受光素子とを混合して配置することもできる。これにより、回転体1と固定体2との間で双方向に通信を行うことができる。そしてこれを回転体1、固定体2に複数段設けることで多チャンネル化も実現できる。
図6は、複数段に構成された回転側光素子13と固定側光素子23の更なる多チャンネル化を実現したときの構成図である。図1と同様に回転軸4を含む平面での断面図である。
回転体1と固定体2との間の領域に回転体1から回転側光素子13を支えるための柱が固定体2方向に複数段延びている。固定体2からも同様に回転体1に向けて柱が複数段延びている。そして、それぞれの柱からは上下噛み合わせた櫛の歯状となるように回転軸4と平行にさらに柱が延びている。これらの柱に回転側光素子13と固定側光素子23とが互いに対向するように配置される。従って、回転体1と固定体2との間の領域において複数の同心円の位置に回転側光素子13と固定側光素子23とが対となるように配置される。
この場合でも、同じ段に位置した回転側光素子13と固定側光素子23との間では図3等で説明した切断のない光路が形成される。よって、通信の連続性を確保するとともに更なる多チャンネル化を実現した非接触コネクタを提供できる。
次に、図7を用いて固定体2から回転体1への非接触による電力供給について説明する。上述したように、回転体1の回転側トランスコア15の胴体部分には回転側トランス巻線14が巻きつけられ、また、固定体2の固定側トランスコア25の胴体部分には固定側トランス巻線24が巻きつけられている。かかる状態で、固定側トランス巻線24に本体装置からの電源電流を流すことで、固定側トランスコア25の周囲に磁界が発生する。回転体1の回転動作により、磁界が発生した固定側トランスコア25と対向する位置に回転側トランスコア15が位置すると磁気回路が構成され、その胴体部分に巻き付けられた回転側トランス巻線14に電流が発生する(いわゆる、電磁誘導の法則)。これにより、回転体1の各部に電力が供給され、例えば電気回路部11が駆動されて回転側光素子13が発光することになる。従って、固定体2から回転体1へ非接触による給電を行うことができる。なお、固定体2の固定側電気回路部21は、直接本体装置からの電力が供給される。
次に、本発明に係る非接触コネクタ10の他の形態を、図8乃至図14を参照して説明する。いずれも、回転側光素子13は回転体1の回転する円周方向に光路が形成されるよう設けられ、固定側光素子23も回転側光素子13からの光を受光できるように設けられている。
図8の例は、図2と同様に回転側光素子13が回転側保持部12の外周に位置し、固定側光素子23は回転側光素子13と対向するように配置される。この例では、図2と異なり、1段の回転側光素子13、固定側光素子23である。図2と比較して回転体1の円筒の長さを短くできるので、通信の連続性とともに非接触コネクタ10の小型化を実現できる。
図9は、軸受け5を回転側トランスコア15及び固定側トランスコア25から離れた位置に配置し、軸受け5と光素子13、23などの光通信用部品とを別部材とした例である。回転側光素子13と固定側光素子23は、それぞれ軸受け5と回転側トランスコア15又は軸受け5と固定側トランスコア25との間に配置される。
この例では、軸受け5はトランスコア15、25及びトランス巻線14、24から形成された磁気回路から分離した位置に配置されるため、軸受けの部材を非磁性材料とする必要がなくなり、磁性材料など種々の材料で軸受け5を構成することができる。
なお、回転側光素子13と固定側光素子23とを図9に示すようにそれぞれ回転側トランス巻線14と固定側トランス巻線24の下部に配置させる必要はなく、例えば、巻線14、24の上部に配置させてもよい。この場合でも両光素子13、23は図3等に示す光路が形成されるので通信の連続性を確保できるのは言うまでもない。
図10は、軸受け5と光通信用部品とを同一部材とした例である。すなわち、内輪16が回転側トランスコア15の一部であって、外輪26が固定側トランスコア25の一部となっている例である。図9等と比較して、この例ではトランスコア15、25の長さを回転軸4の沿って長くしたものである。この場合も、回転側光素子13は回転側トランス巻線14の下部ではなく上部に、固定側光素子23も固定側トランス巻線24の上部に設けてもよい。
図11は、回転側保持部12の外壁と固定側保持部22の内壁に各々穿孔を設け、その穿孔内にそれぞれ回転側光素子13と固定側光素子23とを配置した例である。すなわち、回転側保持部12の外壁に回転軸4方向に向けて穿孔を設ける。また、固定側保持部22の内壁に回転軸4方向とは反対方向に向けて穿孔を設ける。そして、これらの穿孔内に回転側光素子13と固定側光素子23とを配置させる。両光素子13、23による光路はこの穿孔内にも形成されるものの、その光路は図3等と同様である。よって、通信の連続性は確保されている。
この場合、回転体1と固定体2との間に光素子13、23を設けた図3等の例と比較して、回転体1や固定体2の内部に光素子13、23が配置されるため、回転体1の回転動作に支障をきたすことがない。また、回転体1と固定体2との間に光素子13、23を設けるためのスペースが必要でなくなり、その分非接触コネクタ10の小型化を実現できる。図11では、軸受け5上部の保持部12、22に穿孔を設けているが、軸受け5下部のトランスコア15、25に穿孔を設けてもよい。
なお、この穿孔の位置は回転側保持部12及び固定側保持部22に拘泥されない。例えば、軸受け5の内輪16及び外輪26に設けることもできる。本来、転動体31保持等のために設けられた内輪16及び外輪26に光素子13、23を設けることでスペース効率が上がり、この場合も非接触コネクタ10の小型化を実現できる。さらには、回転側保持部12及び固定側保持部22にも穿孔を設けることで複数段に亘り光素子13、23を配置でき多チャンネル化も可能である。
図12の例は、穿孔ではなく上部に切欠き17、27を設け、その切欠き17、27内に光素子13、23を設けた例である。すなわち、回転側保持部12の上部であって回転側電気回路部11の下部に軸受け5方向に向けて切欠き17を設け、その切欠き17内に回転側光素子13を配置させる。また、固定側保持部22の上部であって固定側電気回路部21の下部に軸受け5方向に向けて切欠き27を設け、その切欠き27内に固定側光素子23を設ける。回転体1が回転する円周方向に対しては回転側光素子13と固定側光素子23との間での光路が阻害されないように互いに円周方向に向けて対抗するように配置される。
従って、この場合でも図3等と同様に切断のない光路が形成され、通信の連続性は確保される。また、穿孔を設けた例と同様にスペースの効率を上げ、非接触コネクタ10の小型化を実現することができる。図12の例では切欠き17、27を保持部12、22に設けているが、例えばトランス巻線14、24の下部に切欠き17、27を設けて互いに対向するように光素子13、23を配置させてもよい。
図13の例は、光素子13、23を回転体1、固定体2の上部に配置した例である。すなわち、回転体1の外壁、固定体2の内壁に沿った回転体1と固定体2の円板上部に配置させた例である。この場合も、回転側光素子13と固定側光素子23との間で図3等と同様の光路が形成され、切断のない光路となり、通信の連続性は確保される。
また、この例も光素子13、23が回転体1と固定体2の内側に配置されているため、回転体1の回転動作に支障をきたすことがなく、非接触コネクタ10の大きさを小さくすることができる。この場合も、図13に示すように回転体1と固定体2の上部に光素子13、23を設けるのではなく下部に設けるようにしても同様の作用効果を奏する。
図14は、回転トランスを構成するための磁気回路を排除した例である。すなわち、回転体1及び固定体2からそれぞれトランス巻線14、24とトランスコア15、25とを排除した例である。回転体1への電源供給は、例えば回転体1に蓄電池や乾電池を備えその電力により、回転側電気回路部11等が駆動される。更に、回転体1及び固定体2の双方に本体装置からの電源が供給されるようにしてもよい。
この例では、磁気回路を考慮する必要がないため、軸受け5を非磁性材料とする必要もなくなり種々の材料により構成できる。また、回転側電気回路部11は回転側保持部12の内周側に配置させ、固定側電気回路部21は固定側保持部22の外周側に配置させる。本来、その位置にはトランス巻線14、24が配置されていたが、この巻線14、24がない分だけ電気回路部11、21を配置させる位置の自由度が増えることになる。従って、非接触コネクタ10の小型化を実現できる。勿論、電気回路部11、21は保持部12、22の上部や下部に配置させてもよい。
この例での回転側光素子13は、回転側保持部12の上部であって回転体1の外壁に配置され、固定側光素子23は固定側保持部22の上部であって固定体2の内壁に配置される。両光素子13、23の配置は、回転トランスを排除したものであれば図14の例には拘泥せず、例えば穿孔を設けてその穿孔内に配置させても(図11)、切欠き17、27を設けた場合でも(図12)、円板上部に設けた場合(図13)でもよい。いずれの場合も通信の連続性を確保するとともに、双方向で多チャンネル、かつ小型化を実現することができる。
次に回転側電気回路部11及び固定側電気回路部21の構成と動作について説明する。図15はその構成を示す図である。この図では4つのチャンネルのデータ(それぞれ、CH.1〜CH.4)の送受信を行う場合の例を示す。なお、本図に示す電気回路部11、21は図1から図14に示すいずれの非接触コネクタ10でも適用される。
図15に示すように回転側電気回路部11は、4つのインターフェース(I/F)回路111〜114と、4つの駆動回路115〜118とから構成される。
各I/F回路111〜114は、回転体1と接続された本体装置から供給されるデータ(CH.1〜CH.4)が入力され、電気回路部11内で処理できるデータに変換する。図15の例では4つのチャンネルのデータを送受信するため、チャンネルごとにそれぞれI/F回路111〜114(全部で4個)が設けられている。
駆動回路115〜118は、回転側光素子13を駆動させるための駆動データを発生する回路である。I/F回路111〜114から出力されたデータが入力されて、そのデータに対応するように駆動データを発生する。この駆動回路115〜118も入力されるチャンネル数に対応した個数分存在する(本実施例では全部で4個)。生成された駆動データは各回転側光素子131〜134にそれぞれ供給される。
次に、回転側光素子131〜134は、それぞれの駆動回路115〜118から供給された駆動データに基づいて光電変換等により駆動データに対応した光を発光する。この例の場合、回転側光素子131〜134は発光素子であり、入力チャンネル数に対応した個数の素子から構成される(本実施例では4個)。
固定側光素子231〜234は、上述したように回転側光素子131〜134からの光を回転体1が回転しているときに途切れることなく連続して受光することができるように、回転側素子131〜134と同等以上の個数から構成される。図15の場合は、4個の固定側光素子231〜234から構成される。回転側光素子131〜134からの光は、固定側素子231〜234と対をなして受光する。なお、本例の場合、固定側光素子231〜234は、受光素子として機能する。
固定側電気回路部21は、各固定側光素子231〜234と各々接続される受信回路2111〜2114と、スイッチング回路2120と、インターフェース(I/F)回路2121〜2124とから構成される。
受信回路2111〜2114は、スイッチング回路2120とも接続され、固定側光素子231〜234からの受光信号がそれぞれ入力される。受信回路2111〜2114は、この受光信号を固定側電気回路部21内で処理できるデータに変換してスイッチング回路2120に出力する。この例の場合、4つの光素子231〜234があるので受信回路2111〜2114もこの素子に対応し4個ある。
スイッチング回路2120は、各受信回路2111〜2114からのデータが入力されて、各データを要求するチャンネルの出力ポートに供給するように入力データを切り換えるためのものである。即ち本スイッチング回路2120は、非接触コネクタ10の入力チャンネルと出力チャンネル間の自由な接続関係を実現するためのものであり、実際には複数の論理回路により構成される。この例の場合、4つのチャンネルの送受信を行う非接触コネクタ10であるため、対応するように4つの出力ポートを備える。
I/F回路2121〜2124は、スイッチング回路2120から供給されたデータが入力されて外部に出力できるデータに変換する。この例の場合、4つの出力ポートを有しているため4つのI/F回路2121〜2124が存在する。そして、各I/F回路2121〜2124から出力されるデータは、要求する各チャンネルに対応する出力ポートに出力される。図15では上から順にCH.1、CH.2、CH.3、CH.4の出力データが出力される。
このように構成された各電気回路部11、21を含めた動作の例について、図16を用いて説明する。
まず、固定体2に接続された本体装置に電源が投入されると、適当なタイミングで固定側電気回路部21に電源が供給される。また、回転体1に接続された本体装置の駆動により回転体1は回転駆動する。例えば本体装置が360°回転可能なターンテーブルであれば、その上のカメラ自体が回転されて、ターンテーブルに接続された回転体1も回転する。さらに、固定側トランス巻線24にも電力が供給される。この巻線24に電流が供給されることで、上述したように磁界が発生し、回転体1の回転側トランス巻線14に電力が供給される。これにより、回転側光素子13を駆動することができる。そして、本体装置上のカメラから回転体1に映像データ等が供給されると、上述した図15に示すように回転側電気回路部11にこの映像データ等が入力される。データの例を図16に示す。
図16の例では、チャンネル1(CH.1)とチャンネル3(CH.3)にそれぞれ異なるデータ(例えばそれぞれ映像と音声のデータ)が入力される例である。また、チャンネル2(CH.2)とチャンネル4(CH.4)にはそれぞれチャンネル1とチャンネル3のデータに対する同期のためのクロックデータが入力される。このようにチャンネルごとに異なるデータが生成されて本非接触コネクタ10に入力される。なお、このようなデータの生成とチャンネルごとのデータの切り分けは、本体装置の図示しない処理回路で行われるものとする。
図16に示すデータの符号化により各チャンネルのデータを識別することができる。すなわち、各チャンネルのデータの先頭にチャンネル識別のためのデータを挿入して発光素子131〜134から発光させることで、固定体2のスイッチング回路2120は入力されたチャンネルのデータを識別することが可能となる。従って、スイッチング回路2120では、入力されたいずれかのチャンネルのデータが所望の出力段に出力されるよう、切り換えることが可能となる。
すなわち、図16に示すように、各チャンネルの各データの先頭に2ビットの識別符号が付加されて、発光素子131〜134から発光した光を、受光素子231〜234により受光する。そして、受信回路2111〜2114を介してスイッチング回路2120に入力されたデータは、この識別符号により受信したデータがどのチャンネルのデータであるかを識別することが可能となり、あらかじめ組み込まれた論理に応じた入出力関係が得られる。
例えば、図16に示すように識別符号が“00”のときは1チャンネル目のデータ、“01”のときは2チャンネル目のデータ、“10”のときは3チャンネル目のデータ、“11”のときは4チャンネル目のデータとしてデータの先頭に付加されていれば、スイッチング回路2120は、識別符号が“00”のときは1チャンネル目のデータとしてその出力をI/F2121に出力するように入力データを切り換える。同様に2チャンネル目はI/F2122、3チャンネル目はI/F2123、4チャンネル目はI/F2124に出力するようにしておく。なお、この例においてこの識別符号は、図16に示すように1クロック分のデータの先頭に付加する。
また、このようなチャンネルの識別符号化は、固定体2に接続された本体装置の図示しないデータ処理回路で行われてもよいし、回転側電気回路11の駆動回路115〜118で行われてもよい。また、すべてのチャンネルの全データにチャンネルの識別符号を付加するのではなく、複数のチャンネルのうちいずれかに付加させ、各チャンネルの識別を行うようにしてもよい(専用ライン化)。さらに、識別符号の付加は、図16に示すようにクロックごとではなく、所定クロック数ごとに付加してもよいし、例えば映像データの各フレーム先頭に付加してもよい。
このように、チャンネルに識別符号を付加することで、多チャンネルのデータを固定体2で受信したとき、どのチャンネルのデータであるかを認識して所定の出力ポートに出力することができ、非接触コネクタ10に自動チャンネル切換機能を与えることができる。
上述した例では、回転側光素子13を発光素子とし固定側光素子23を受光素子とした例で説明したが、逆に回転側光素子13を受光素子、固定側光素子23を発光素子としてもよい。この場合に、回転体1の電気回路部11に上述した受信回路、スイッチング回路、I/Fを設け、固定体2の電気回路部21にI/F、駆動回路を設けるようにすればよい。また、回転側光素子13と固定側光素子23で発光素子、受光素子の双方を設けることで、回転体1と固定体2とで双方向の非接触によるデータの送受信を行うことが可能となる。この場合に、回転側電気回路部11と固定側電気回路部21は、ともにI/F、駆動回路、受信回路、スイッチング回路等を設けることになる。
本発明が適用される非接触コネクタ10の斜視図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の断面図である。 回転側光素子13と固定側光素子23とで構成される光路を説明するための図である。 回転側光素子13と固定側光素子23とで構成される光路を説明するための図である。 回転側光素子13と固定側光素子23とで構成される光路を説明するための図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の断面図である。 非接触による給電を説明するための図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の他の例を示す図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の他の例を示す図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の他の例を示す図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の他の例を示す図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の他の例を示す図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の他の例を示す図である。 本発明が適用される非接触コネクタ10の他の例を示す図である。 回転側電気回路部11と固定側電気回路部21の構成を示す図である。 電気回路部11、21で処理されるデータの例を示す図である。
符号の説明
1 回転体
2 固定体
4 回転軸
5 軸受け
7 中空部
10 非接触コネクタ
11 回転側電気回路部
12 回転側保持部
13 回転側光素子
14 回転側トランス巻線
15 回転側トランスコア
17 切欠き
21 固定側電気回路部
22 固定側保持部
23 固定側光素子
24 固定側トランス巻線
25 固定側トランスコア
27 切欠き
31 転動体
131 回転側光素子
132 回転側光素子
231 固定側光素子
232 固定側光素子
2120 スイッチング回路

Claims (9)

  1. 回転軸のまわりを回転する回転体に配置された回転側光素子と、
    前記回転側光素子と対向する位置で固定体に配置された固定側光素子と、
    から構成され、前記回転側光素子と前記固定側光素子との間で非接触によりデータの送受信を行う非接触コネクタであって、
    前記回転体は前記回転軸を中心軸として円筒状に形成され、前記回転側光素子は前記回転体の円筒面上であって前記回転体が回転する円周方向に発光するように配置され、前記固定側光素子は前記回転側光素子から発光された光を受光できるよう前記固定体に配置される、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  2. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    前記回転側光素子は前記回転体の円筒面上に複数段に亘り配置され、前記固定側光素子は前記固定体に複数段に亘り配置される、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  3. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    前記回転側光素子と前記固定側光素子は前記回転体と前記固定体との間の領域であって前記回転体の回転する複数の同心円周上に配置され、かつ複数段に亘り配置される、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  4. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    前記回転体の円筒面上に回転側受光素子と回転側発光素子とが混合して配置され、前記回転側受光素子及び前記回転側発光素子と前記回転体の回転に伴う切断のない光路を構成する位置にそれぞれ固定側発光素子と固定側受光素子とが混合して配置される、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  5. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    前記回転体の任意の段に回転側発光素子又は回転側受光素子が配置されるとともに、前記回転側発光素子又は回転側受光素子と前記回転体の回転に伴う切断ない光路を構成する位置にそれぞれ固定側受光素子又は固定側発光素子が配置され、更に前記任意の段とは異なる段に回転側受光素子又は回転側発光素子が配置され、前記回転側受光素子又は回転側発光素子と回転に伴う切断のない光路を構成する位置にそれぞれ固定側発光素子又は固定側受光素子が配置される、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  6. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    更に、回転側受光素子又は固定側受光素子から出力されたデータが入力され当該データがどの発光素子からの入力データであるかを識別して識別された光素子をあらかじめ要求した出力に切り換える切り換え手段を備える、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  7. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    更に、前記回転体及び前記固定体のそれぞれにトランスコア及びトランス巻線とから構成された回転トランスを備える、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  8. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    更に、前記回転体及び前記固定体の双方に穿孔又は切欠きを設け、前記回転側光素子及び前記固定側光素子は前記穿孔又は切欠きに配置される、ことを特徴とする非接触コネクタ。
  9. 請求項1記載の非接触コネクタにおいて、
    前記固定体には、更に前記回転側光素子又は前記固定側光素子から発光された光を反射する鏡を備える、ことを特徴とする非接触コネクタ。
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A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

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A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

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