JP2006107133A - 雇用支援方法 - Google Patents

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勉 見▲宝▼
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Abstract

【課題】個人の履歴管理と社会活動を実施する外部団体への実施申請手続きとを連携して行う。
【解決手段】雇用支援システム1において、個人ユーザが所有する個人端末4と外部団体が所有する端末5〜9との間で情報のやり取りを仲介し、個人ユーザから外部団体への活動実施の申請手続きを代行するとともに、当該外部団体の端末5〜9から個人ユーザの活動に関する情報を取得して個人ユーザの履歴情報として管理する管理サーバ2を設置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、個人の雇用機会を高めるために、管理サーバにおいて個人の履歴管理を行うとともに、個人の対外的な活動を手続面から支援する雇用支援方法に関する。
現在、個人が雇用機会を高めるために、資格を取得する、ボランティア活動やアルバイト、インターン活動等を通して経験を重ねる、各種講座に参加して学習を行う等、様々な活動が行われている。従来から、そのような個人の履歴管理を容易にするために、学歴や取得した資格等の履歴の情報をサーバにおいて管理し、その履歴書や証明書等を発行するシステムが開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、資格等の受験時における手続の煩雑さを解消するために、受験の申し込み受付を一括して行い、申込者(個人)と試験団体とのやり取りを仲介するシステムも開示されている(例えば、特許文献3参照)。さらに、雇用機会を高めるために、企業からの求人登録と個人からの求職登録を受け付けて、互いの情報を交換することにより、個人に就職を斡旋するシステムも開示されている(例えば、特許文献4参照)。このように、個人と、試験団体やボランティア団体、企業等の団体(以下、外部団体という。)との間で、雇用に関する活動の活発化を促進するような技術開発が行われてきた。
特開2001−325383号公報 特開2001−357153号公報 特開2001−357120号公報 特開2003−85437号公報
しかしながら、近年ではアルバイト、契約社員、正社員等、様々な雇用形態がとられているとともに、学習においてもインターネットを介したeラーニングや、学校への再入学、編入学等、様々な学習形態を取ることが可能であり、従来の履歴管理方法では、こうした多様な形態に応じて統括的に履歴を管理することは困難である。また、特定の組織に就職や学習の履歴管理を全てゆだねるのは、セキュリティ上好ましくないとともに、新たな就職先の選択や学習の機会の選択が制限される場合もあるため、個人にとっては望ましくない。つまり、就職や履歴に関する管理は中立的な立場で行われることが好ましい。
また、上記特許文献3、4に記載の従来技術では、手続を潤滑に行うことができるが、個人は手続を行う外部団体毎に外部団体により指定された方式で手続しなければならず、やはり煩雑であった。また、外部団体毎に指定された振り込み先に料金を振り込む等、外部団体毎に手数料を支払らなければならないため、煩雑であるとともに、個人が学生等であり未成年で有る場合、クレジットカード等の利用制限があるため、支払い方法が制限され、不便であった。
これらのような状況を踏まえ、社会活動、学歴等の履歴を管理する機関、個人と、企業、教育機関、資格団体等との間における手続、料金支払いを統括的に仲介する機関、の2機関が連携することが望ましい。
本発明の課題は、個人の履歴管理と社会活動を実施する外部団体への実施申請手続きとを連携して行い、個人の雇用機会の向上を図る雇用支援システムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、管理サーバにおける雇用支援方法であって、
個人ユーザの所属団体に関する団体情報を情報記憶手段に記憶し、団体登録を行う団体登録ステップと、
前記団体登録された所属団体に対し、各所属団体に固有の団体ID及び認証用の団体認証情報を生成するID生成ステップと、
前記団体ID及び団体認証情報を用いて前記所属団体に所属する個人ユーザを認証し、当該認証された個人ユーザの個人情報を前記情報記憶手段に記憶して個人登録を行う個人登録ステップと、
前記個人登録された個人ユーザが利用する個人端末から、個人ユーザに活動の機会を提供する外部団体への活動実施に対する申請情報を受信して当該外部団体が所有する外部団体端末へ転送する送信ステップと、
前記外部団体端末から実施結果情報を受信する受信ステップと、
前記申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザの履歴情報を生成し、履歴記憶手段に記憶する履歴記憶ステップと、
前記履歴情報に基づいて個人ユーザの履歴を認定する認定証を出力手段により出力する認定証ステップと、
を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
前記履歴情報には、個人ユーザの学歴又は職歴の情報が含まれることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の雇用支援方法において、
前記ID生成ステップでは、団体登録された所属団体に対し、団体ID及び団体認証情報を生成するとともに、その所属団体に所属する個人ユーザ用の個人ID及び個人認証情報を生成し、
前記発行された個人ID及び個人認証情報を各個人ユーザに割り当てる割当ステップを含み、
前記個人登録ステップでは、個人登録を行う際に団体ID及び団体認証情報、或いは個人ID及び個人認証情報を用いてユーザ認証を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の雇用支援方法において、
前記割当ステップでは、個人ID及び個人認証情報を自動生成し、各個人ユーザに割り当てるソフトウェアを所属団体が所有する所属団体端末に配信し、当該ソフトウェアを用いて所属団体端末が個人ID及び個人認証情報を生成して各個人ユーザに割り当てることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の雇用支援方法において、
前記個人登録された個人ユーザに対応して、履歴管理及び外部団体への申請代行のサービスを受けることができるサービス会員であることを証明する会員証を出力手段により出力する会員証ステップを含む。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の雇用支援方法において、
前記会員証ステップでは、個人ユーザの顔画像が表示された会員証を出力することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の雇用支援方法において、
前記会員証に表示される顔画像は、予め個人ユーザにより顔画像が登録された顔画像サーバから取得することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の何れか一項に記載の雇用支援方法において、
前記出力された会員証を所属団体宛又は個人ユーザ宛に発送する発送リストを出力するリスト出力ステップを含む。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
前記個人ユーザの外部団体への実施申請又は実施により発生した料金の情報を当該個人ユーザの個人ID及び個人ユーザの所属団体の団体IDに対応付けて前記情報記憶手段に記憶し、当該所属団体に対して課金する課金ステップを含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
個人ユーザの所属団体が変更された際に、前記情報記憶手段に記憶されている所属団体の団体IDを新規の所属団体の団体IDに更新記憶し、変更登録する変更ステップを含むことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の雇用支援方法において、
前記変更ステップにおいて、所属団体の団体IDが変更登録されると、変更前の所属団体の団体IDを団体IDの変更履歴情報として履歴記憶手段に記憶する変更記憶ステップを含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
前記外部団体は、試験を実施する試験団体であり、
前記送信ステップでは、個人端末から受験申請情報を受け付けて前記試験団体の試験団体端末に転送し、
前記受信ステップでは、前記試験団体端末から試験の実施結果情報を受信し、
前記履歴記憶ステップでは、前記受験申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザの試験の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
前記外部団体は、教材販売を実施する教材販売団体であり、
前記送信ステップでは、個人端末から教材購入の申請情報を受信して前記教材販売団体の端末に転送し、
前記受信ステップでは、前記教材販売団体端末から教材販売の実施結果情報を受信し、
前記履歴記憶ステップでは、前記教材購入の申請情報及び教材販売の実施結果情報に基づいて個人ユーザの教材購入の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
前記外部団体は、ボランティア活動を実施するボランティア団体であり、
前記送信ステップでは、個人端末からボランティア活動への参加申請情報を受信して前記ボランティア団体の端末に転送し、
前記受信ステップでは、前記ボランティア団体端末から個人ユーザのボランティア活動の実施結果情報を受信し、
前記履歴記憶ステップでは、前記参加申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザのボランティア活動の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
前記外部団体は、求人活動を行っている求人団体であり、
前記送信ステップでは、個人端末から求人団体への就職試験の受験申請情報を受信して前記求人団体の端末に転送し、
前記受信ステップでは、前記求人団体端末から就職試験の実施結果情報を受信し、
前記履歴記憶ステップでは、前記受験申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザの就職活動及び職歴の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の雇用支援方法において、
前記受信ステップでは、前記求人団体から求人条件を含む求人情報を受信するとともに、個人ユーザから就職条件を含む求職情報を受信し、
前記送信ステップでは、前記受信された求人情報、求職情報及び履歴記憶手段に記憶された個人ユーザの履歴情報に基づいて、求人条件及び求職条件に応じた個人ユーザを検索し、その検索された個人ユーザの履歴情報を前記求人団体に送信することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の雇用支援方法において、
前記送信ステップでは、前記受験申請情報を前記求人団体の端末に転送する際に、前記出力された認定証の情報もともに送信することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項1に記載の雇用支援方法において、
個人IDを用いてユーザ認証を行い、認証された個人ユーザの個人端末にその個人ユーザの履歴情報を送信し、履歴の閲覧を可能とする履歴閲覧ステップを含むことを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の雇用支援方法において、
前記履歴記憶ステップにおいて、閲覧を制限する項目の履歴情報には制限情報を設定して記憶し、
前記送信ステップでは、制限情報が未設定の項目の履歴情報を個人端末に送信して履歴情報の閲覧を制限することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、個人ユーザから外部団体への申請情報の送信を仲介し外部団体から受信された実施結果情報に基づいて個人ユーザの履歴情報を生成して記憶、管理するので、履歴管理と申請手続きの代行を管理サーバにより連携して行うことができる。よって、申請手続きを代行することにより個人ユーザの負担を軽減することができると同時に、その活動結果の情報を容易に取得して一元的に管理することが可能となる。また、履歴の認定証を出力するので、所属団体や外部団体等、偏った立場からではなく、中立的な立場から個人ユーザの履歴を照明することができ、履歴に対する信用性を高めることができる。さらに、所属団体の団体登録を行い、その後個人登録を行うので、所属団体の中でも履歴管理及び申請手続き代行のサービスを希望する個人ユーザのみが個人登録を行うことができ、登録の自由度が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、履歴情報に学歴又は職歴の情報が含まれるので、雇用の際に必要な履歴情報を管理することができる。
請求項3に記載の発明によれば、個人用のID及びパスワードを発行して各個人ユーザに割り当てるので、個人IDにより個人ユーザの履歴管理を行うことができる。また、個人パスワードにより認証を行うので、セキュリティの向上を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、個人ID及び個人認証情報の割り当て処理を管理サーバと所属団体端末との間で分散化することができ、処理の効率化を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、会員証を出力するので、個人ユーザは活動時に当該会員証を外部団体に提示することにより、本人であることを証明することができるとともに、活動への参加資格があることを証明することができる。
請求項6に記載の発明によれば、顔画像により本人認証が容易かつ正確となる。
請求項7に記載の発明によれば、顔画像は顔画像サーバから取得するので、個人登録時に顔画像を登録する工程を省略することができる。
請求項8に記載の発明によれば、発送リストにより発送先を容易に判別することができ、スタッフによる発送作業の効率化を図ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、個人ユーザに発生した料金を所属団体名義で課金することができ、所属団体を料金支払いの窓口として個人ユーザは各種料金の支払い先を一本化することができる。
請求項10に記載の発明によれば、所属団体が変更になった場合でも、個人ユーザの個人IDを変更することなく、所属団体の団体IDのみ変更することができる。
請求項11に記載の発明によれば、団体IDの変更履歴を記憶するので、後に過去の所属団体の団体IDを参照することができる。
請求項12に記載の発明によれば、試験の受験申請手続きの代行及びその試験の履歴管理を連携して行うことができる。
請求項13に記載の発明によれば、教材購入の申請手続きの代行及びその購入履歴の管理を連携して行うことができる。
請求項14に記載の発明によれば、ボランティア活動の参加申請手続きの代行及びその参加履歴の管理を連携して行うことができる。
請求項15に記載の発明によれば、就職試験の受験申請手続きの代行及びその試験結果の履歴管理を連携して行うことができる。
請求項16に記載の発明によれば、求人条件及び求職条件に応じた個人ユーザを求人団体に紹介することができ、個人ユーザの雇用機会の向上を図ることができる。
請求項17に記載の発明によれば、求人団体に対して個人ユーザの履歴を証明することができ、個人ユーザの雇用機会の向上を図ることができる。
請求項18に記載の発明によれば、個人ユーザは自己の履歴を閲覧することができる。
請求項19に記載の発明によれば、個人ユーザの履歴の閲覧を制限することができ、プライバシーの侵害を防ぐことができる。
本実施の形態では、雇用支援システムにおいて、個人ユーザと個人ユーザに対外的な活動機会を提供する外部団体との情報のやり取りを仲介し、外部団体への活動実施の申請手続きを代行するとともに、当該外部団体から個人ユーザの活動に関する情報を取得して履歴管理を行う管理サーバを設置する例を説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における雇用支援システム1のシステム構成を示す。
図1に示すように、雇用支援システム1は、商工会議所に設置される管理サーバ2、学校により運用される学校端末3、個人ユーザが所有する個人端末4、資格団体により運用される資格団体端末5、ボランティア団体により運用されるボランティア端末6、インターンシップ斡旋会社により運用されるインターンシップ端末7、企業により運用される企業端末8、教材販売会社により運用される教材端末9、顔画像のデータを蓄積、管理する顔画像サーバ10を備えて構成されており、各端末4〜9及び顔画像サーバ10は管理サーバ2と相互にデータ通信可能に接続されている。
ここで、所属団体とは、個人ユーザが所属する団体のことをいい、学校、企業等の団体がこれに該当する。また、外部団体とは、個人ユーザに対し、対外的な活動機会を提供する団体のことをいい、例えば資格試験の受験機会を提供する資格団体、ボランティア活動の機会を提供するボランティア団体、インターンシップの機会を提供するインターンシップ斡旋会社、雇用機会(具体的には就職試験の受験機会)を提供する企業、教材の購入機会を提供する教材販売会社等がこれに該当する。
以下、各構成装置について説明する。
管理サーバ2は、個人ユーザの学歴、職歴の他、資格の受験又は取得履歴、学習、インターンシップの履歴、教材の購入履歴等の各種履歴情報を管理するとともに、個人ユーザと外部団体とのやり取りを仲介して、個人ユーザから外部団体に対する申請等の手続を代行するものである。
図2に、管理サーバ2の内部構成を示す。
図2に示すように、管理サーバ2は、制御部21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23、通信部24、履歴メモリ25、プリンタ26を備えて構成されている。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、ROM23に記憶されているシステムプログラムの他、各種制御プログラムをRAM22に展開し、当該プログラムとの協働により処理動作を統括的に制御する。
まず、履歴管理及び申請代行サービスへの加入を希望する個人ユーザの所属団体から、所属団体に関する団体情報を取得し、履歴メモリ25の団体DB251に記憶させ、団体登録を行う。そして、団体登録された所属団体に対し、所属団体に固有の団体ID及び認証情報(ここでは、認証情報としてパスワードの例を説明する。)を生成し、団体情報に対応付けて団体DB251に記憶させる。以後、所属団体又はそれに属する個人ユーザからアクセスされた際には、団体IDにより認証を行う。
次いで、当該所属団体に属する個人ユーザに配布するための個人ID及びパスワードを複数生成し、団体IDと対応付けて団体DB251に記憶させる。後に、所属団体から又は個人ユーザから個人情報及びその個人ユーザに割り当てられた個人ID及び個人パスワードが受信されると、それらを個人DB252に記憶させ、個人登録を行う。
また、制御部21は、個人端末4から通信部24を介して受信された外部団体への各種申請情報、所属団体又は外部団体の端末3〜9から受信された個人ユーザの実施結果情報に基づいて、個人ユーザの履歴情報を生成し、個人DB252に記憶させる。
RAM22は、制御部21によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
ROM23は、システムプログラムの他、上記各種制御プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶している。
通信部24は、ネットワークインターフェイスカードやモデム等の通信用インターフェイスを備えて構成され、通信ネットワーク上の各端末3〜9、顔画像サーバ10と相互に情報の送受信を行う。
履歴メモリ25は、団体ユーザに関する団体情報をデータベース(以下、DB;Data Baseという)化した団体DB251、個人ユーザに関する情報をDB化した個人DB252、各個人ユーザの課金状況を管理するための課金ファイル253を記憶している。
団体DB251には、図3に示すように、団体登録された所属団体ユーザ又は外部団体ユーザの名称、団体ID、団体パスワード、その団体における管理者に関する管理者情報(例えば、管理者の氏名、連絡先等の情報)、入金又は出金を行う銀行口座の情報等の項目が含まれ、各項目に対応する情報が記憶されている。所属団体ユーザの場合は、さらに個人ユーザ用に出力された会員証をその所属団体宛に発送するか否かを指定する団体発送情報が記憶されている。すなわち、履歴メモリ25は、情報記憶手段である。
個人DB252には、図4に示すように、個人登録された個人ユーザの個人情報及び履歴情報が記憶されている。すなわち、履歴メモリ25は、履歴記憶手段である。個人情報には、個人ユーザの氏名(旧姓及び新姓を含む)、個人ID、個人パスワード(バイオメトリクス、PKI(Personal Identity Number)、PIN(Public Key Infrastructure)コード等、認証方法に応じたパスワード)、個人ユーザの所属団体の団体ID(現在及び過去の所属団体のものを含む)、個人属性情報(個人ユーザの生年月日、性別等)、顔画像、連絡先情報(住所、電話番号、FAX、Email等)の項目情報が含まれる。
また、履歴情報には、個人ユーザの学歴(卒業した又は通学中の学校の名称、各学校の入学及び卒業の年月日、成績等を含む)、学習、留学の経歴(受講座の名称、留学先の国、学校名称、留学目的等の情報を含む)、資格履歴(受験資格、受験結果、取得資格、資格登録番号、受験又は取得の年月日等の情報を含む)、社会活動履歴(ボランティア活動の履歴、その活動における評価等)、教材購入履歴(購入した教材の内容、料金等)、インターンシップ履歴(インターンシップにより就業した企業の名称、就業期間、就業時の評価等の情報を含む)、就職活動履歴(就職試験を受験した企業名称、受験結果、受験時の評価等)、就業履歴(就業時の雇用形態(アルバイト、契約社員、正社員等)、就業先の企業名称、就業期間等)、賞罰の各項目情報が含まれる。
これら個人情報及び履歴情報には、項目毎にセキュリティレベル(レベル1(低)、2(中)、3(高))が設定されている。外部団体にこれら個人情報や履歴情報を提供する場合があるが、外部団体によってはセキュリティレベル2以下の項目の情報のみ提供する等、セキュリティレベルを設定することにより外部団体に提供する情報を制限することができる。
課金ファイル253は、会員証や認定証の発行に係る手数料や、個人ユーザと外部団体との手続を代行した際に発生した代金や手数料等の料金情報を個人ユーザ毎に管理するためのものである。料金情報は、図5に示すように、所属団体毎に管理され、所属団体の団体IDに対応付けて、その所属団体に属する個人ユーザの個人ID、課金された料金情報(例えば、“5000円”等)、料金の支払先(例えば、団体名称“○○検定団体”等)、支払い方法(例えば、所属団体を支払いの窓口とする場合は“所属団体名義”、個人で支払う場合は“個人名義”)、支払い状況(支払い済みの場合は“済”、未払いの場合は“未”)の各情報が記憶されている。
プリンタ26は、制御部21において生成されたプリントデータに基づいて、プリント出力を行う出力手段である。例えば、会員証のプリントデータに基づいて会員証をプリント出力したり、認定証のプリントデータに基づいて認定証をプリント出力する。また、会員証や認定証の発送リストのプリントデータに基づいて発送リストをプリント出力する。
学校端末3は、高校、大学、専門学校等の教育機関により運用されるクライアント端末である。学校端末3は、個人ユーザ(生徒)の学校内における履歴情報を蓄積し、管理サーバ2へ送信する。また、学校が外部団体への料金支払いの窓口となる場合、学校端末3は各外部団体への料金の決済処理を行う。料金の決済処理とは、例えば個人ユーザから学校への入金状況を金融機関へ問い合わせたり、個人ユーザから入金された料金分の金額をその支払先の金融機関へ振り込む等の電子決済による処理をいう。
資格団体端末5は、検定や資格の試験を実施し、その試験結果に応じて資格を付与する資格団体により運用されるクライアント端末である。資格団体端末5は、管理サーバ2を介して個人ユーザからの受験申請情報を受信すると、当該受験申請情報に基づいて受験の受付処理を行う。受付処理では、受験申請された個人ユーザに対して受験者番号を発行し、当該受験者番号を用いて受験票を発行する。なお、受験票の発行は、資格団体端末5に接続されるプリンタでプリント用紙にプリント出力し、その後個人ユーザ宛に発送することとしてもよいし、その受験票のデータを管理サーバ2を介して個人端末4に送信する、或いはメールにより送信する等してもよく、その発行方法は特に限定しない。
ボランティア端末6は、ボランティア団体やNPO団体等の非営利な社会活動を行っている団体により運用されるクライアント端末である。ボランティア端末6は、ボランティアの応募情報を生成して管理サーバ2に送信するとともに、管理サーバ2を介して個人ユーザから社会活動への参加申請情報が受信されると、当該参加申請情報に基づいて社会活動の受付処理を実行する。受付処理では、参加する個人ユーザに対して参加者番号を発行し、当該参加者番号を用いて参加票を発行する。参加票の発行についても、上記受験票の発行と同様に、その発行方法は特に限定しない。
インターンシップ端末7は、インターンシップ制度を有する企業へ就業者を斡旋するインターンシップ斡旋会社により運用されるクライアント端末である。インターンシップ端末7は、インターンシップへの応募情報を生成して管理サーバ2に送信するとともに、管理サーバ2を介して個人ユーザからインターンシップへの参加申請情報が受信されると、当該参加申請情報に基づいて申請の受付処理を実行する。受付処理では、受信された参加申請情報に含まれる個人ユーザの個人情報、履歴情報等をインターシップによる就業者を募集する企業の端末に送信する。そして、当該端末から採用結果の情報が受信されると、当該採用結果の情報を管理サーバ2に送信する。
企業端末8は、各種企業により運用されるクライアント端末である。企業端末8は、求人情報を生成して管理サーバ2へ送信するとともに、管理サーバ2を介して個人ユーザから就職試験に対する受験申請情報が受信されると、当該受験申請情報に基づいて受験の受付処理を実行する。受付処理では、受験する個人ユーザに対して受験者番号を発行し、当該受験者番号を用いて受験票を発行する。そして、就職試験の試験結果が入力されると、当該試験結果情報を管理サーバ2に送信する。
教材端末9は、学習教材、通信教材等の各種教材を販売する教材販売会社により運用されるクライアント端末である。教材端末9は、教材の販売情報を管理サーバ2へ送信するとともに、管理サーバ2を介して個人ユーザから教材購入の申請情報が受信されると、当該申請情報に基づいて受注処理を実行する。受注処理では、社内の教材販売の担当部署に対し教材の発注を行うとともに、代金の決済処理を行う。
顔画像サーバ10は、個人ユーザの顔画像のデータを蓄積、管理するサーバである。顔画像サーバ10に蓄積される顔画像は、個人端末4から通信ネットワークを介してアップロードすることとしてもよいし、証明写真等の写真撮影ボックスでは、撮影された証明写真(顔画像)のデータを顔画像サーバ10にアップロードするものがあるので、このような写真撮影ボックスによりアップロードされた顔画像を利用することとしてもよい。
次に、本実施の形態における雇用支援システム1の動作を説明する。
まず、所属団体による団体登録及び個人ユーザの個人登録について、図6を参照して説明する。ここでは、個人ユーザの所属団体は学校であるとして以下の説明を行うが、所属団体が企業等、他の団体であっても同様の処理が行われる。なお、説明の前提として、管理サーバ2は個人ユーザの履歴管理及び各種申請手続き代行のサービスを提供するサイトを開設し、このサイトにおいて団体登録及び個人登録を受け付けるHPを公開しているものとする。
図6に示す処理では、まず学校端末3において管理サーバ2により開設されたサイトへアクセスがなされ、そのサイトで公開されているHPで団体登録のメニューが選択され、オペレータにより団体登録を行うために必要な団体情報の入力が行われると、当該団体情報が管理サーバ2に送信される(ステップA1)。
管理サーバ2では、学校端末3からHPを介して団体情報が受信されると、当該団体情報が履歴メモリ25の団体DB251に記憶され、団体登録が行われる(ステップA2)。団体登録が正常に終了すると、団体登録された所属団体に対し、団体ID及び団体パスワードが発行され、学校端末3に送信される(ステップA3)。また、その所属団体に対し、所属団体に属する各個人ユーザに割り当てるための個人ID及び個人パスワードが複数発行され、学校端末3に送信される(ステップA4)。なお、個人ID及び個人パスワードは前記のように通信ネットワークを介して学校端末3に送信することとしてもよいし、そのリストをプリント出力して学校宛に発送できるようにしてもよい。
学校端末3では、管理サーバ2から受信された団体ID及び団体パスワードが記憶されるとともに、個人ユーザ用の個人ID及び個人パスワードが記憶される(ステップA5)。その後、学校では履歴管理及び手続代行のサービスを受付が開始される。サービスを受けたい生徒(個人ユーザ)は学校の窓口へ出向き、個人登録の申請手続を行う。
この申請手続時にオペレータにより個人登録に必要な個人情報が学校端末3に入力されると、学校端末3では、管理サーバ2により発行された複数の個人ID及びパスワードのうちの何れかが個人ユーザに割り当てられ、入力された個人情報に対応付けて記憶される(ステップA6)。ここで、管理サーバ2から個人ID及び個人パスワードの割当ソフトウェアが配信されている場合は、その割当ソフトウェアを用いて割り当てが行われる。割り当てが終了すると、団体IDを用いて管理サーバ2にアクセスが行われ、記憶された個人情報及び割り当てられた個人ID、個人パスワードの情報が管理サーバ2に転送される(ステップA7)。
管理サーバ2では、団体IDにより学校端末3からアクセスされると、当該団体IDに基づいてその団体IDの所属団体が団体DB251に登録されている所属団体であるか否かの認証が行われる(ステップA8)。認証は、受信された団体IDと団体DB251に登録された団体IDとを比較照合し、一致するか否かにより判断する。
一致する団体IDが団体DB251に登録されておらず、認証されなかった場合(ステップA8;エラー)、認証エラーを通知する通知情報が学校端末3に送信され(ステップA9)、本処理を終了する。一致する団体IDが団体DB251に登録されており、認証された場合(ステップA8;認証)、学校端末3から転送された個人情報、個人ID、パスワード及び認証された所属団体の団体IDの各情報が個人DB252に記憶され、個人登録が行われる(ステップA10)。
なお、上記説明では、個人登録を学校端末3を介して行うこととして説明したが、これに限らず、個人登録の申請に来た個人ユーザに対し、学校の受付窓口で団体ID及び団体パスワードを通知するとともに、割り当てた個人ID及び個人パスワードを通知し、通知された団体ID、個人ID及びそれらのパスワードを用いて個人ユーザが自ら個人端末4を介して個人登録を行う構成としてもよい。
次いで、管理サーバ2では、個人登録された個人ユーザに対し、履歴管理及び各種申請手続代行サービスを受けられるサービス会員であることを証明する会員証の発行が行われる(ステップA11)。会員証の発行時には、まず個人DB252から個人ユーザの氏名、個人ID、顔画像等の個人情報が読み出され、これら個人情報と発行元名称、有効期限等が所定のフォーマットに従って配置された会員証のプリントデータが生成される。次いで、生成されたプリントデータに基づいてプリンタ26により会員証のプリント出力が行われる。なお、会員証の出力形態は、文書、カード(ICカード、磁気カード等、何れでもよい)等の物理的な形態を有する物で出力してもよいし、電子メール等の電子的な方法で出力することとしてもよい。
図7に、カードの形態で出力された会員証の例を示す。
図7(a)に示すように、会員証Zの表面には、個人DB252から読み出された個人ユーザの顔画像z1、氏名z2の情報が表示され、上部には会員証Zの発行元z3の情報が表示されている。また、図7(b)に示すように、会員証Zの裏面には、会員証Zの有効期限z4、個人IDをコード化したバーコードz5の情報が表示されている。
次いで、管理サーバ2では、発行された会員証の発送先を示す発送リストの出力が行われるが、それに先だって団体DB251に登録された団体発送情報が参照され、団体宛に発送するように設定されているか否かが判別される(ステップA12)。団体宛に発送する設定されていない場合(ステップA12;個人)、会員証が発行された個人ユーザの氏名、連絡先等の個人情報が個人DB252から読み出され、読み出された情報に基づいて個人ユーザ毎に発送先の住所等が記載された個人宛の発送リストのプリントデータが生成される。そして、当該プリントデータに基づいてプリンタ26により発送リストのプリント出力が行われ(ステップA13)、本処理を終了する。
一方、団体宛に発送するように設定されている場合(ステップA12;団体)、会員証が発行された個人ユーザの氏名、個人ID、個人ユーザの所属団体の名称、団体ID、連絡先等の情報が団体DB251及び個人DB252から読み出され、当該読み出された情報に基づいて所属団体毎に発送先(所属団体)の住所、その会員証を配布する個人ユーザの氏名、個人ID等が記載された所属団体宛の発送リストのプリントデータが生成される。そして、当該プリントデータに基づいてプリンタ26により発送リストのプリント出力が行われ(ステップA14)、本処理を終了する。
商工会議所のスタッフは、管理サーバ2により出力された発送リストを参照して、発行された会員証の発送作業を行うことができる。
次に、発行された会員証を用いて履歴管理及び各申請手続きを行う際の、雇用支援システム1における各装置の処理の流れを説明する。なお、管理サーバ2では、会員だけがアクセスできる、サービス提供HPを公開しており、このHPを介して各申請手続きを行うことができるとともに、管理されている履歴を参照したり、履歴を修正することができる。
図8に、そのサービス提供HPのトップページ例を示す。
トップページd1では、資格試験の受験申請を行う受験申請メニューd11、d12、求人情報を参照することができる求人情報メニューd13、求職登録を行うことができる求職登録メニューd14、教材の購入申請を行うことができる教材購入メニューd15、ボランティア活動への参加申請を行うことができるボランティアメニューd16、インターンシップによる就業の申請等を行うことができるインターンシップメニューd17が選択的に表示されている。また、管理サーバ2において管理されている履歴を参照する、或いは修正が可能な履歴参照メニューd18が表示されている。
最初に、図9を参照して資格試験の受験申請手続きを行う際における処理の流れを説明する。資格試験を受験する際には、個人ユーザは個人端末4を介して図8に示したトップページd1にアクセスし、当該トップページd1から資格試験の申請メニューd11又はd12を選択する。なお、資格試験の申請メニューは、個人で申請する個人用の申請メニューd11と、団体を通じて申請する団体用の申請メニューd12とが準備されている。個人で申請する(以下、個人申請という)場合、資格団体により指定された振り込み先へ個人ユーザが各々料金を支払うこととなるが、団体で申請する(以下、団体申請という)場合、異なる資格団体であっても所属団体に対して料金を支払うことにより、所属団体が窓口となって一括で各資格団体へ料金が支払われることとなる。
個人端末4では、資格試験の申請メニューd11又はd12が選択されると、選択されたメニューd11又はd12に応じた受験情報の入力画面が管理サーバ2から取得され、表示される。この入力画面では、個人申請する場合には、受験者の氏名、個人ID、連絡先、受験する資格の名称、受験地、受験料金の支払い方法等の受験の申請に必要な情報を入力するための入力領域が設けられ、団体申請する場合には、さらに受験者の属する所属団体の団体IDの入力領域が設けられている。そして、この受験情報が入力されると、当該入力された受験情報が管理サーバ2に送信され、受験申請が行われる(ステップB1)。
管理サーバ2では、個人端末4から受信された受験情報が受験申請された資格団体の資格団体端末5に転送される(ステップB2)。また、受験情報に基づいて受験者である個人ユーザの個人IDと受験料金の課金情報が課金ファイル253に記憶され、団体申請の場合はその課金情報が所属団体の学校端末3に送信される(ステップB3)。
資格団体端末5では、管理サーバ2から受験情報が受信されると、当該受験情報に基づいて受験地、受験日、受験者の氏名、個人ID等が記載された受験票の発行が行われる(ステップB4)。
資格団体のスタッフは発行された受験票を発送する発送作業を行う。このとき、団体申請の場合は団体宛に又は個人申請の場合は個人宛に発送する。個人ユーザは、試験当日、発送された受験票と会員証を持参して試験官に提示する。受験票により受験資格があることを、また会員証により受験者本人であることを証明することができる。
そして、試験が終了すると、資格団体端末5では、オペレータからの入力情報に基づいて各個人ユーザについて受験の内容及びその試験結果の情報が生成され、管理サーバ2に送信される。
管理サーバ2では、資格団体端末5から受信された受験の内容及びその試験結果の情報が履歴情報として個人ユーザの個人IDに対応付けて個人DB252に記憶されるとともに(ステップB6)、試験結果を通知する電子メールが生成され、個人端末4に送信される(ステップB7)。個人端末4では、受信された電子メールが表示される(ステップB8)。個人ユーザは電子メールにより試験結果を知ることができる。
なお、試験結果を電子メールで通知することとしたが、図8に示したトップページd1の履歴参照メニューd18を選択することにより、試験結果を閲覧することも可能である。履歴参照メニューd18が選択された場合、個人ID、団体ID及びパスワードによる認証を経た後、図10に示すような履歴参照ページd2が個人端末4において表示される。履歴参照ページd2では、認証された個人ユーザに関する受験履歴情報d21が表示され、受験した資格の名称、受験日、受験結果(合否、点数)、受験内容等の詳細な履歴情報が表示される。
次に、図11を参照してボランティア活動への参加申請手続を行う際における処理の流れを説明する。まず、ボランティア団体においてボランティア活動の募集があると、その募集情報がボランティア端末6において生成され、管理サーバ2に送信される(ステップC1)。管理サーバ2では、ボランティア端末6から受信された募集情報がトップページd1を介して閲覧可能に公開される(ステップC2)。個人ユーザは、ボランティア活動に参加する際には、個人端末4を介して図8に示したトップページd1にアクセスし、当該トップページd1からボランティアメニューd16を選択する。
個人端末4では、ボランティアメニューd16が選択されると、ボランティア活動の募集情報の一覧画面が管理サーバ2から取得され、表示される。そして、この一覧画面において個人ユーザが参加を希望するボランティア活動が選択されると、当該ボランティア活動への参加申請情報の入力画面が管理サーバ2から取得され、表示される。この入力画面では、参加者の氏名、個人ID、連絡先、希望の活動等、参加申請に必要な情報を入力するための入力領域が設けられている。そして、参加申請情報が入力されると、当該入力された参加申請情報が管理サーバ2に送信され、参加申請が行われる(ステップC3)。
管理サーバ2では、個人端末4から受信された参加申請情報が参加申請されたボランティア団体のボランティア端末6に転送される(ステップC4)。
ボランティア端末6では、管理サーバ2から参加申請情報が受信されると、当該参加申請情報に基づいてボランティア活動への参加票が発行される(ステップC5)。ボランティア団体のスタッフは、発行された参加票を個人ユーザに発送する発送作業を行う。個人ユーザは、発送された参加票及び会員証を持参してボランティア活動に参加する。参加票により参加資格があることを、会員証により参加者本人であることを証明することができる。
そして、ボランティア活動が終了し、ボランティア団体のスタッフによりボランティア活動への各個人ユーザに対する評価が入力されると、ボランティア端末6では、オペレータによる入力情報に基づいてボランティア活動の名称、参加日、活動への評価の情報が活動結果情報として生成され、管理サーバ2に送信される(ステップC6)。
管理サーバ2では、ボランティア端末6から受信された活動結果情報が履歴情報として個人ユーザの個人IDに対応付けて個人DB252に記憶されるとともに(ステップC7)、その活動結果情報に基づいてボランティア活動に参加したことを証明する活動証明書が発行される(ステップC8)。活動証明書には、例えばボランティア団体の名称、ボランティア活動の内容、個人ユーザの活動に対するボランティア団体からの評価等が表示される。商工会議所のスタッフは、発行された活動証明書を個人ユーザ宛に発送する。
次に、図12を参照して教材を購入する際における処理の流れを説明する。
説明の前提として、予め教材販売会社において販売する教材に関する商品情報が教材端末9により生成され、管理サーバ2によりその商品情報がトップページd1を介して閲覧可能に公開されているものとする。
個人ユーザは、教材を購入する際には、個人端末4を介して図8に示したトップページd1にアクセスし、当該トップページd1から教材購入メニューd15を選択する。
個人端末4では、教材購入メニューd15が選択されると、選択されたメニューd15に応じた教材購入の申請情報の入力画面が管理サーバ2から取得され、表示される。この入力画面では、購入者の氏名、個人ID、購入したい商品の名称、料金の支払い方法等の教材購入に必要な情報を入力するための入力領域が設けられている。そして、教材購入の申請情報が入力されると、当該入力された教材購入情報が管理サーバ2に送信される(ステップD1)。
管理サーバ2では、個人端末4から受信された購入申請情報が教材端末9に転送される(ステップD2)。また、購入申請情報に基づいて購入者である個人ユーザの個人ID
と購入料金の課金情報が課金ファイル253に記憶され、購入者の所属団体を介して購入料金を支払う支払い方法が選択されている場合は、その課金情報が所属団体の学校端末3に送信される(ステップD3)。
教材端末9では、管理サーバ2から購入申請情報が受信されると、当該購入申請情報に基づいて受注処理が行われる(ステップD4)。そして、教材販売会社のスタッフにより受注された教材の手配がなされ、個人ユーザ宛に教材が発送されると、教材端末9では購入者、購入した教材の名称、教材販売会社、購入料金等の情報が購入結果情報として生成され、管理サーバ2に送信される(ステップD5)。
管理サーバ2では、教材端末9から購入結果情報が受信されると、当該購入結果情報が履歴情報として個人ユーザの個人IDに対応付けて個人DB252に記憶される(ステップD6)。この教材の購入履歴は、受験履歴の場合と同様に、図8に示すトップページd1から履歴参照メニューd18を選択することによりHPを介して参照することができる。
次に、図13を参照して求職申請手続を行う際における処理の流れを説明する。
まず、企業において求人の要望があると、求人の条件等を示す求人情報が企業端末8において生成され、管理サーバ2に送信される(ステップE1)。管理サーバ2では、企業端末8から受信された求人情報がトップページd1を介して閲覧可能に公開され、各企業の求人登録が行われる(ステップE2)。個人ユーザは、求人情報を閲覧する際には、個人端末4を介して図8に示したトップページd1にアクセスし、当該トップページd1から求人メニューd13を選択する。
個人端末4では、求人メニューd16が選択されると、選択されたメニューd13に応じた求人情報の閲覧画面が管理サーバ2から取得され、表示される。そして、この閲覧画面において求人登録している企業のうち何れかが選択されると、トップページd1へのログイン時に認証に使用された個人ユーザの個人ID及び就職試験を受験する企業の選択情報が管理サーバ2に送信される(ステップE3)。
ここで、HPを介して個人ユーザの個人情報を修正することが可能である。トップページd1の履歴参照メニューd18から個人情報の参照メニューが選択されると、個人端末4では図14に示す個人情報の参照ページd3が表示される。図14に示すように、参照ページd3では、個人ユーザの氏名、生年月日、連絡先(住所、電話番号等)や、登録している顔画像、所属団体の名称、団体ID、個人ID等の情報が任意に修正可能に表示されている。よって、氏名が変更になった場合や、顔画像を更新したい場合等には、該当する各項目の情報を再入力することにより、その入力情報が管理サーバ2に送信され、管理サーバ2側で再入力された情報に更新登録されるので、個人情報の修正することができる。また、所属団体が変更したが、個人IDは変更したくない等の場合にも、所属団体、団体IDを再入力することにより、変更登録を行うことができる。
管理サーバ2では、個人ID及び受験企業の選択情報が個人端末4から受信されると、当該個人IDに対応する履歴情報が個人DB252から読み出され、当該履歴情報に基づいて認定証が発行される(ステップE4)。
図15に、認定証の一例を示す。
図15に示すように、認定証Yでは、個人ユーザの氏名、個人ID、顔画像等の個人情報y1が表示されているとともに、取得した資格の履歴y2、学習や留学等の学習履歴及び教材の購入結果等の履歴y3、ボランティア活動の履歴y4、インターンシップの履歴y5等の各履歴情報が表示されている。また、下部には履歴を証明する商工会議所の責任者のサインと印が表示されている。
次いで、管理サーバ2では、個人ユーザの個人DB252から個人ユーザの氏名、個人ID、連絡先、学歴等の情報が読み出され、受験申請情報として受験申請された企業端末8に送信される(ステップE5)。このとき、認定証がデータとして発行されていれば、当該認定証のデータも受験申請情報に含めて企業端末8に送信されることとする。認定証が用紙等に出力された場合は、商工会議所のスタッフにより発送作業が行われることとする。
企業端末8では、受信された受験申請情報が表示される。企業のスタッフは表示された受験申請情報及び認定証により、個人ユーザの個人情報や学歴、経歴等を確認し、受験を受け付ける際には受験日程、試験内容等を企業端末8に入力する。企業端末8では、当該入力情報及び受験申請情報に基づいて受付処理が行われ、受験者に受験内容を通知する受験情報が生成されて管理サーバ2を介して個人端末4に送信される(ステップE6)。
個人ユーザは、受験情報を参照して受験日当日、会員証を持参して試験会場へ出向く。会員証により受験者本人であることを証明することができる。
そして、試験終了後、企業のオペレータにより、企業端末8に採用の可否、個人ユーザに対する評価等の試験結果の情報が入力されると、企業端末8では、試験結果の情報が管理サーバ2に送信される(ステップE7)。
管理サーバ2では、受信された試験結果の情報が履歴情報として個人IDに対応付けて個人DB252に記憶されるとともに(ステップE9)、試験結果を通知する電子メールが生成されて個人端末4に送信される。個人端末4では、受信された電子メールが表示され(ステップE10)、個人ユーザは電子メールにより試験結果を知ることができる。なお、資格試験の場合と同様に、就職試験の試験結果は、HPを介して閲覧可能である。
なお、上記説明では、企業から求人があった場合にその求人企業に個人ユーザからアクセスする場合について説明したが、逆に個人ユーザが求職登録を行い、その求職中の個人ユーザに企業側からアクセスする場合も同様の処理が行われる。つまり、個人端末4において求職条件を示す求職情報を管理サーバ2に送信して求職登録を行い、企業端末8を介して求職情報を参照して条件に適合する個人ユーザの履歴情報を管理サーバ2に要求する。管理サーバ2では、履歴情報を企業端末8に送信するとともに、個人端末4に求人情報として要求のあった企業に関する情報を送信する。個人ユーザは企業に関する情報を参照して受験意思があれば、個人端末4から受験情報を管理サーバ2に送信する。以降、上記の説明と同様の処理が行われる。
また、管理サーバ2に、企業端末8から送信された求人情報と、個人端末4から送信された求職情報とに基づいて、条件に適合する個人ユーザ又は企業を検索する機能を備えることとしてもよい。これにより、適した人材を適した企業に斡旋することができる。
以上のように、本実施形態によれば、管理サーバ2により個人ユーザの履歴情報を管理するとともに、個人ユーザと外部団体との情報のやり取りを仲介して、個人端末4から外部団体の端末5〜9へ各種実施申請情報を送信し、外部団体の端末5〜9からその実施結果情報を受信して個人ユーザの履歴情報として管理する。このように、履歴管理と申請手続きの代行を連携させることにより、個人ユーザのより広範囲な活動の履歴を記録することができるとともに、個人ユーザの申請手続きの負担を軽減させることができる。
また、履歴情報に基づいて認定証を出力するので、所属団体や外部団体等、偏った立場からではなく、中立的な立場から個人ユーザの履歴を証明することができ、履歴に対する信用性を高めることができる。また、就職活動先の企業等に提示することにより個人ユーザの履歴をアピールすることができる。さらに、認定証に表示する履歴情報を制限することが可能な構成としたので、個人ユーザの活動の妨げとなる、或いはプライバシー性の高い情報等を認定証から除外することができる。
また、所属団体の団体登録を行い、その後個人登録を行うので、所属団体の中でも履歴管理及び申請手続き代行サービスを希望する個人ユーザのみが個人登録を行えばよく、サービスを受ける個人ユーザの自由度が向上する。特に、履歴管理はプライバシー性が高いため、依託を好まない個人ユーザも存在すると考られるが、本実施形態によればサービスを受けるか否かを個人ユーザの選択にまかせることができる。
また、予め団体登録された所属団体には、個人ID及びパスワードを複数発行し、個人登録された個人ユーザに割り当て、管理サーバ2へアクセスする、或いは外部団体で活動する際には団体ID又は個人IDによりユーザ認証する。よって、本人認証に対する信頼性をより高めることができる。さらに、個人ID及びパスワードの割り当てる際には、割当専用のソフトウェアを所属団体に配信し、当該ソフトウェアを用いて行うので、割当作業に対する負担を省略することができる。
さらに、個人ID及び団体IDの変更登録が可能な構成であり、その変更の履歴も個人ユーザの履歴情報として管理するので、変更履歴から過去の所属団体や個人ユーザのIDを追跡することができる。
また、個人登録された個人ユーザに対し、会員証を出力するので、外部団体で活動を行う場合等には、個人ユーザは会員証により本人であることを容易に証明することができる。会員証には個人ユーザの顔画像を出力するため、本人証明に対する信頼性が高い。この顔画像は、予め個人ユーザが顔画像を登録しておいた顔画像サーバ10から取得するので、顔画像の取得工程を簡易化することができる。個人ユーザ側にしても、わざわざ顔画像を撮影して管理サーバ2に送信するような作業を省略し、予め登録しておいた顔画像を利用できるので、利便性が高い。
また、会員証の発送先を示す発送リストを出力するので、スタッフがこの発送リストを参照して会員証を発送することにより、会員証の発送作業を軽減することができる。また、団体登録時の指定により、所属団体宛又は個人ユーザ宛に発送先をリスト化した発送リストを出力するので、所属団体の取り決めに応じた発送リストを出力することができる。
また、会員証の発行料金、個人ユーザの外部団体への申請又は外部団体での活動により生じた料金等の各種料金は、所属団体又は個人ユーザのうち、指定された方に課金する。よって、個人ユーザは所属団体に課金する方を選択することにより、所属団体を窓口として各種料金の支払先を一本化することができ、振り込み等の煩雑な作業を軽減することができる。また、個人ユーザが学生等の支払い能力が低いユーザである場合等には、所属団体を支払いの窓口とすることにより、外部団体への支払いの信頼性を高めることができる。また、資格検定や教材購入等では団体割引が適用される場合があるので、所属団体から一括して料金を支払うことによりそのような割引サービスを受けることが可能となる。
また、管理サーバ2において管理されている各個人ユーザの履歴情報は、ブラウザにより閲覧可能な構成であるので、個人ユーザは自己の履歴を確認することができる。また、閲覧時には団体ID及び個人IDを用いてユーザ認証を行うので、履歴閲覧に対するセキュリティを向上させることができる。
なお、上述した説明は本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上述した説明では、管理サーバ2側で個人ID及び個人パスワードを生成することとしたが、これに限らず、管理サーバ2において所属団体の団体登録後に、個人ID及び個人パスワードを自動的に生成して個人ユーザに割り当てる割当ソフトウェアを所属団体の学校端末3に配信することとしてもよい。この場合、学校端末3では、配信された割当ソフトウェアがインストールされ、当該ソフトウェアに従って個人ID及び個人パスワードを自動的に生成して各個人ユーザに割り当てる割当処理が実行される。なお、管理サーバ2でも配信されたものと同じルールで個人ID及び個人パスワードを生成する割当ソフトウェアがインストールされているものとする。
以下、図16を参照して学校端末3で実行される割当処理について説明する。
まず、学校端末3では、団体認証を行うための操作画面が表示され、団体ID及び団体パスワードの入力領域が表示される。そして、当該操作画面において団体ID及び団体パスワードが入力されると(ステップF1)、予め管理サーバ2により通知され、学校端末3に記憶されていた団体ID及び団体パスワードと、入力された団体ID及び団体パスワードとが照合され、その正偽が判別されて団体認証が行われる(ステップF2)。そして、団体ID及び団体パスワードが一致せず、偽であると判別された場合(ステップF2;偽)、団体認証に失敗した旨を通知するメッセージが表示される等して、認証エラーが通知され(ステップF3)、本処理を終了する。
一方、団体ID及び団体パスワードが一致し、正であると判別された場合(ステップF2;正)、予め定められたルールで個人ID及び個人パスワードが生成される(ステップF4)。次いで、生成された個人ID及び個人パスワードが記憶され、表示されると(ステップF5)、本処理を終了する。なお、予め定められたルールとは、例えば上4桁は、管理サーバ2側で団体登録された際に発行された団体ID、下4桁はその所属団体(学校)における各生徒の学籍番号1〜1000として個人IDを生成する等、番号の組合せ方法や生成方法の条件である。なお、このルールは、管理サーバ2にインストールされている割当ソフトウェアと同一のルールであるので、生成された個人ID及び個人パスワードを管理サーバ2側に入力した場合でも、管理サーバ2は入力された個人ID及び個人パスワードを解析することにより、配信した割当ソフトウェアにより生成された個人ID及び個人パスワードであるか否かを判別することが可能である。
このように、個人ID及び個人パスワードは、管理サーバ2だけでなく、所属団体の端末において単独で生成することとしてもよい。これにより、割当作業を分散化することができ、システム全体における作業効率の向上を図ることができる。なお、この場合、個人ユーザの履歴管理を管理サーバ2で行うためには、後に、所属団体の端末側で生成された個人ID及び個人パスワードを用いて個人ユーザが個人端末4等を介して管理サーバ2にアクセスし、個人情報等を入力して個人登録を行う必要がある。管理サーバ2では、個人ID及び個人パスワードを用いて個人認証が行われ、認証されると、入力された個人情報等が個人ID及び個人パスワードに対応付けて個人DB252に記憶されて個人登録が行われる。
本実施の形態における雇用支援システム1のシステム構成を示す図である。 管理サーバ2の内部構成を示す図である。 団体DB251のデータ構成例を示す図である。 個人DB252のデータ構成例を示す図である。 課金ファイル253のデータ構成例を示す図である。 団体登録及び個人登録時に雇用支援システム1で実行される処理を示すフローチャートである。 会員証の一例を示す図であり、(a)は表面、(b)は裏面を示す図である。 履歴管理及び申請代行サービスを提供するHPのトップページの一例を示す図である。 資格試験受験時に雇用支援システム1で実行される処理を示すフローチャートである。 受験履歴の閲覧ページの一例を示す図である。 ボランティア活動への参加時に雇用支援システム1で実行される処理を示すフローチャートである。 教材購入時に雇用支援システム1で実行される処理を示すフローチャートである。 就職活動時に雇用支援システム1で実行される処理を示すフローチャートである。 個人情報の閲覧ページの一例を示す図である。 認定証の一例を示す図である。 学校端末3で実行される割当処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 雇用支援システム
2 管理サーバ
21 制御部
22 RAM
23 ROM
24 通信部
25 履歴メモリ
251 団体DB251
252 個人DB252
253 課金ファイル
26 プリンタ
3 学校端末
4 個人端末
5 資格団体端末
6 ボランティア端末
7 インターン端末
8 企業端末
9 教材端末9
10 顔画像サーバ

Claims (19)

  1. 管理サーバにおける雇用支援方法であって、
    個人ユーザの所属団体に関する団体情報を情報記憶手段に記憶し、団体登録を行う団体登録ステップと、
    前記団体登録された所属団体に対し、各所属団体に固有の団体ID及び認証用の団体認証情報を生成するID生成ステップと、
    前記団体ID及び団体認証情報を用いて前記所属団体に所属する個人ユーザを認証し、当該認証された個人ユーザの個人情報を前記情報記憶手段に記憶して個人登録を行う個人登録ステップと、
    前記個人登録された個人ユーザが利用する個人端末から、個人ユーザに活動の機会を提供する外部団体への活動実施に対する申請情報を受信して当該外部団体が所有する外部団体端末へ転送する送信ステップと、
    前記外部団体端末から実施結果情報を受信する受信ステップと、
    前記申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザの履歴情報を生成し、履歴記憶手段に記憶する履歴記憶ステップと、
    前記履歴情報に基づいて個人ユーザの履歴を認定する認定証を出力手段により出力する認定証ステップと、
    を含むことを特徴とする雇用支援方法。
  2. 前記履歴情報には、個人ユーザの学歴又は職歴の情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  3. 前記ID生成ステップでは、団体登録された所属団体に対し、団体ID及び団体認証情報を生成するとともに、その所属団体に所属する個人ユーザ用の個人ID及び個人認証情報を生成し、
    前記発行された個人ID及び個人認証情報を各個人ユーザに割り当てる割当ステップを含み、
    前記個人登録ステップでは、個人登録を行う際に団体ID及び団体認証情報、或いは個人ID及び個人認証情報を用いてユーザ認証を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の雇用支援方法。
  4. 前記割当ステップでは、個人ID及び個人認証情報を自動生成し、各個人ユーザに割り当てるソフトウェアを所属団体が所有する所属団体端末に配信し、当該ソフトウェアを用いて所属団体端末が個人ID及び個人認証情報を生成して各個人ユーザに割り当てることを特徴とする請求項3に記載の雇用支援方法。
  5. 前記個人登録された個人ユーザに対応して、履歴管理及び外部団体への申請代行のサービスを受けることができるサービス会員であることを証明する会員証を出力手段により出力する会員証ステップを含む請求項1〜4の何れか一項に記載の雇用支援方法。
  6. 前記会員証ステップでは、個人ユーザの顔画像が表示された会員証を出力することを特徴とする請求項5に記載の雇用支援方法。
  7. 前記会員証に表示される顔画像は、予め個人ユーザにより顔画像が登録された顔画像サーバから取得することを特徴とする請求項6に記載の雇用支援方法。
  8. 前記出力された会員証を所属団体宛又は個人ユーザ宛に発送する発送リストを出力するリスト出力ステップを含む請求項5〜7の何れか一項に記載の雇用支援方法。
  9. 前記個人ユーザの外部団体への実施申請又は実施により発生した料金の情報を当該個人ユーザの個人ID及び個人ユーザの所属団体の団体IDに対応付けて前記情報記憶手段に記憶し、当該所属団体に対して課金する課金ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  10. 個人ユーザの所属団体が変更された際に、前記情報記憶手段に記憶されている所属団体の団体IDを新規の所属団体の団体IDに更新記憶し、変更登録する変更ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  11. 前記変更ステップにおいて、所属団体の団体IDが変更登録されると、変更前の所属団体の団体IDを団体IDの変更履歴情報として履歴記憶手段に記憶する変更記憶ステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の雇用支援方法。
  12. 前記外部団体は、試験を実施する試験団体であり、
    前記送信ステップでは、個人端末から受験申請情報を受け付けて前記試験団体の試験団体端末に転送し、
    前記受信ステップでは、前記試験団体端末から試験の実施結果情報を受信し、
    前記履歴記憶ステップでは、前記受験申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザの試験の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  13. 前記外部団体は、教材販売を実施する教材販売団体であり、
    前記送信ステップでは、個人端末から教材購入の申請情報を受信して前記教材販売団体の端末に転送し、
    前記受信ステップでは、前記教材販売団体端末から教材販売の実施結果情報を受信し、
    前記履歴記憶ステップでは、前記教材購入の申請情報及び教材販売の実施結果情報に基づいて個人ユーザの教材購入の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  14. 前記外部団体は、ボランティア活動を実施するボランティア団体であり、
    前記送信ステップでは、個人端末からボランティア活動への参加申請情報を受信して前記ボランティア団体の端末に転送し、
    前記受信ステップでは、前記ボランティア団体端末から個人ユーザのボランティア活動の実施結果情報を受信し、
    前記履歴記憶ステップでは、前記参加申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザのボランティア活動の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  15. 前記外部団体は、求人活動を行っている求人団体であり、
    前記送信ステップでは、個人端末から求人団体への就職試験の受験申請情報を受信して前記求人団体の端末に転送し、
    前記受信ステップでは、前記求人団体端末から就職試験の実施結果情報を受信し、
    前記履歴記憶ステップでは、前記受験申請情報及び実施結果情報に基づいて個人ユーザの就職活動及び職歴の履歴情報を履歴記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  16. 前記受信ステップでは、前記求人団体から求人条件を含む求人情報を受信するとともに、個人ユーザから就職条件を含む求職情報を受信し、
    前記送信ステップでは、前記受信された求人情報、求職情報及び履歴記憶手段に記憶された個人ユーザの履歴情報に基づいて、求人条件及び求職条件に応じた個人ユーザを検索し、その検索された個人ユーザの履歴情報を前記求人団体に送信することを特徴とする請求項15に記載の雇用支援方法。
  17. 前記送信ステップでは、前記受験申請情報を前記求人団体の端末に転送する際に、前記出力された認定証の情報もともに送信することを特徴とする請求項16に記載の雇用支援方法。
  18. 個人IDを用いてユーザ認証を行い、認証された個人ユーザの個人端末にその個人ユーザの履歴情報を送信し、履歴の閲覧を可能とする履歴閲覧ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の雇用支援方法。
  19. 前記履歴記憶ステップにおいて、閲覧を制限する項目の履歴情報には制限情報を設定して記憶し、
    前記送信ステップでは、制限情報が未設定の項目の履歴情報を個人端末に送信して履歴情報の閲覧を制限することを特徴とする請求項18に記載の雇用支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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