JP2006106445A - 前掛け付き眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、磁気力を利用することで補助レンズ体が本体眼鏡のレンズを覆った状態(閉状態)と覆わない状態(開状態)とに簡単に切替え可能であり、しかも閉状態で保持しても安定した保持力を得られる前掛け付き眼鏡を提供すること。
【解決手段】 本体眼鏡1に対し開状態と閉状態とに切替え可能なように該本体眼鏡に補助レンズ体2が取り付けられた前掛け付き眼鏡であって、前記本体眼鏡は、レンズと、該レンズの側面に沿って配置されるリム12と、該リムと連結されるブリッジ13と該ブリッジに設けられる本体下部磁性体と、該本体下部磁性体に対して眼鏡高さ方向に間隔を置くように前記本体眼鏡の最上部に設けられる本体上部磁性体と、を有し、該補助レンズ体は、前記開状態において前記本体上部磁性体と接触又は近接して前記本体上部磁性体を引き付ける補助上部磁性体と、前記閉状態において前記本体下部磁性体と接触又は近接して前記本体下部磁性体を引き付ける補助下部磁性体と、を有する前掛け付き眼鏡。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体眼鏡に対し補助レンズ体が取り付けられた前掛け付き眼鏡に関し、より詳しくは、補助レンズ体を本体眼鏡のレンズに対して覆った状態(閉状態)と、覆わない状態(開状態)とに選択的に磁力を利用して保持できる、前掛け付き眼鏡に関する。
従来、本体眼鏡にサングラス等の補助レンズ体を取り付けた前掛け付き眼鏡が知られている(特許文献1〜3参照)。
この特許文献1〜3に記載の前掛け付き眼鏡は、磁石を用いて補助レンズ体を本体眼鏡の正面に取り付ける構造である。
しかしながら、この構造では、遮光が不要なとき補助レンズ体を本体眼鏡から敢えて取り外さなくてはならず、補助レンズ体の置き場に困るという問題があった。
そのため、補助レンズ体を本体眼鏡に保持された状態で、そのレンズを覆った状態(閉状態)と覆わない状態(開状態)とに変更可能な構造を備えた前掛け付き眼鏡が開発されている(特許文献4,5参照)。
これらは、補助レンズ体を本体眼鏡に保持させたままで、補助レンズ体を本体眼鏡に対して回動させ選択的に閉状態又は開状態にするものであり、補助レンズ体が常に本体眼鏡に磁力によって保持される構造を備えている。
そのため、不使用時に補助レンズ体をわざわざ取り外す必要がない点で極めて便利である。
実用新案登録第3089485号公報 実用新案登録第3083126号公報 実用新案登録第3070324号公報 特開2004−145240号公報 特開2004−184427号公報
しかしながら、特許文献4,5に記載の前掛け付き眼鏡では、閉状態にあるときに補助レンズ体はその上部で支持されるので、外れ易いという問題点があった。
例えば、眼鏡装用者が比較的強く首を縦に振った場合等には、補助レンズ体がピッチング方向(図26参照)に揺動したり、ずれたりして、極端には外れるのである。
これは磁石力を強くしても必ずしも解消できないものであった。
補助レンズ体を本体眼鏡に保持させ状態で確実で、しかも安定した保持力を得るため他の手段の開発が求められていた。
本発明は、かかる背景技術をもとになされたもので、上記の背景技術の問題点を克服するためになされたものである。
すなわち、本発明は、磁気力を利用することで補助レンズ体が本体眼鏡のレンズを覆った状態(閉状態)と覆わない状態(開状態)とに簡単に切替え可能であり、しかも閉状態で保持しても安定した保持力を得られる前掛け付き眼鏡を提供することを目的とする。
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して鋭意研究を重ねた結果、ブリッジに本体下部磁性体を設け、リム等に、該本体下部磁性体より上方に間隔を置いて本体上部磁性体を設けることにより、上記の問題点を解決することができることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は、(1)、本体眼鏡に対し開状態と閉状態とに切替え可能なように該本体眼鏡に補助レンズ体が取り付けられた前掛け付き眼鏡であって、前記本体眼鏡は、レンズと、該レンズの側面に沿って配置されるリムと、該リムと連結されるブリッジと、該ブリッジに設けられる本体下部磁性体と、該本体下部磁性体に対して眼鏡高さ方向に間隔を置くように前記本体眼鏡の最上部に設けられる本体上部磁性体と、を有し、該補助レンズ体は、前記開状態において前記本体上部磁性体と接触又は近接して前記本体上部磁性体を引き付ける補助上部磁性体と、前記閉状態において前記本体下部磁性体と接触又は近接して前記本体下部磁性体を引き付ける補助下部磁性体と、を有する前掛け付き眼鏡に存する。
また、本発明は、(2)、前記本体上部磁性体がリムに設けられている上記(1)に記載の前掛け付き眼鏡に存する。
また、本発明は、(3)、前記本体上部磁性体が本体眼鏡の最上部であるワタリに設けられている上記(1)に記載の前掛け付き眼鏡に存する。
また、本発明は、(4)、前記本体上部磁性体が本体眼鏡の最上部であるヨロイに設けられている上記(1)に記載の前掛け付き眼鏡に存する。
また、本発明は、(5)、前記補助下部磁性体は前記本体下部磁性体の下方に相対するように設けられる上記(1)に記載の前掛け付き眼鏡に存する。
また、本発明は、(6)、本体眼鏡に対し補助レンズ体がその補助上部磁性体の付近を支点として回動し積極的に跳ね上がるように作用させた上記(1)に記載の前掛け付き眼鏡に存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば、上記(1)から(6)を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明によれば、本体眼鏡には、ブリッジに設けられる本体下部磁性体と、本体眼鏡の最上部に設けられる本体上部磁性体と、が設けられ、補助レンズ体には、開状態において本体上部磁性体を引き付ける補助上部磁性体と、閉状態において本体下部磁性体を引き付ける補助下部磁性体と、が設けられているので、レンズを覆った状態(閉状態)と覆わない状態(開状態)とに選択的に切り替えることができ、それらの相互の切替えも極めて簡単に且つ素早く行うことが可能である。
遮光が不必要である場合にもわざわざ取り外す必要がない。
しかも該本体下部磁性体に対して本体上部磁性体が眼鏡高さ方向に間隔を置くように前記本体眼鏡の最上部に設けられていることから、補助レンズ体を本体眼鏡のレンズに取り付けた場合、補助下部磁性体と本体下部磁性体との磁力による結合が本体眼鏡や補助レンズ体の高さ方向の中央部に近い位置となり、補助レンズ体がピッチング方向に揺動したりずれたりすることが確実に防止される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示している。
この前掛け付き眼鏡は、本体眼鏡1と、この本体眼鏡1の前方に取り付けられる補助レンズ体2とを備えている。
本体眼鏡1は、略長方形板状のレンズ11と、該レンズ11の側面11aに沿ってレンズ11の上半分に設けられるリム12とを備えている。
また本体眼鏡1は、本体眼鏡1の最上部に、より具体的にはリム12の上部中央に本体上部磁性体である磁石T1(一対)を埋設して備えている。
この磁石T1は、リム12の表面にまで磁力が及ぶことが必要であり、この磁力の観点からみて長方形断面を有する線状のリム12の上面において露出していることが好ましい。
左眼側のリム12と右眼側のリム12とは、略角柱状のブリッジ13を介して連結されており、このブリッジ13には、本体下部磁性体である磁石B1が埋設して備わっている。
すなわち、該本体下部磁性体に対して眼鏡高さ方向に間隔を置くように本体上部磁性体が備わっているものである。
更に本体眼鏡1は、リム12連結されるヨロイY1を備えている。
一方、補助レンズ体2は、略長方形板状の補助レンズ21と、該補助レンズ21を保持するためのリム22とを備えている。
なお、本体眼鏡1が近視用等のため度数があるのに対して、補助レンズ体2は、主に、遮光用のサングラスとして用いられる場合か多く、通常、度数はゼロである。
また補助レンズ体2は、補助上部磁性体である磁石T2(一対)をリム22の上部中央に備えている。
左眼側のリム12と右眼側のリム12とは、略角柱状のブリッジ23を介して連結されており、このブリッジ23には、補助下部磁性体である磁石B2が埋設して備わっている。
そして、図2に示すように、補助レンズ体2を本体眼鏡1に取り付けると、本体眼鏡1の本体下部磁性体である磁石B1と補助レンズ体2の磁石B2とが磁力により結合した状態となる。
この場合、磁石B1と磁石B2との磁力による結合が本体眼鏡や補助レンズ体の高さ方向の中央部に近い位置となり、補助レンズ体2は本体眼鏡1に対して安定した状態で保持される。
すなわち補助レンズ体がピッチング方向に揺動したりずれたりすることが確実に防止されることとなる。
図3は本体眼鏡1の詳細を示している。
図3(a)は平面図を示し、また図3(b)は正面図を示している。
この本体眼鏡1は、いわゆるナイロールタイプである。
ナイロールタイプの眼鏡は、レンズ11の下部側面に溝を設けナイロン等のフィラメント糸でレンズをつり下げて保持する方式を採用している。
そのため、レンズ11の上半分に、側面11aに沿ってリム12が配置されている構造となる。
左眼側のリム12と右眼側のリム12とは、やや弓形になった略角柱状のブリッジ13を介して連結されている。
また、このブリッジ13の中央付近は幅広にされ、その部分に磁石B1が埋設されている。
この磁石B1は、角柱状の小片に形成されており一定の磁気力を有するもので、その表面はブリッジ13の下面と面一となって露出している。
リム12に設けられた磁石T1は、角柱状の小片に形成され一定の磁力を有するが、リム12の湾曲に合わせた形とすることも可能である。
また磁石T1は、リム12の上面と面一に露出している。
図4は補助レンズ体2の詳細を示している。
図4(a)は平面図を示し、また図4(b)は正面図を示している。
この補助レンズ体2は、いわゆるフルリムタイプであり、補助レンズ21の全周が環状のリム22によって覆われている。
このリム22の上部中央には、後方に突出する直方体状の突起部24が設けられている。
この突起部24には、角柱状の小片である磁石T2が埋設され、突起部24の背面と面一となって露出している。
この磁石T2が設けられた左眼側及び右眼側のリム22は、ブリッジ23を介して相互に連結されている。
このブリッジ23の中央付近はやや太めにされ、その部分に磁石B2が埋設されている。
この磁石B2は角柱状の小片に形成され、同じく略角柱状のブリッジ23の上面と面一となって露出している。
そして、補助下部磁性体である磁石B2は前記本体下部磁性体である磁石B1の下方に相対するように設けられる。
図5は、補助レンズ体2を本体眼鏡1に取り付けた状態において閉状態から開状態に切り替える操作を示した模式図である。
図5(a)は補助レンズ体2が閉状態にある場合、図5(b)は補助レンズ体2が開状態に切り替えられる途中の状態にある場合、及び図5(c)は補助レンズ体2が開状態にある場合をそれぞれ示している。
先ず、補助レンズ体2が閉状態にある場合について説明する。
図5(a)に示すように、補助レンズ体2が閉状態にある場合は、補助下部磁性体である磁石B2は、本体下部磁性体である磁石B1と結合している。
より具体的には、磁石B1と磁石B2とが接触し磁力によって相互に引き付け合って結合している。
なお、磁石B1、磁石B2をブリッジ13、ブリッジ23に全部埋没させることも、相互に磁力が働く限り可能である。
ここで磁石B1に対しては、磁石T1は眼鏡高さ方向に間隔を置いて設けられていること、換言すれば磁石B1は磁石T1対しては眼鏡高さ方向に間隔を置いて設けられていることから、必然的に磁石B1と磁石B2との磁力による結合が、本体眼鏡1や補助レンズ体2の高さ方向の中央部に近い位置となる。
そのため、この状態では補助レンズ体がピッチング方向に揺動したりずれたりすることが確実に防止される。
一方、補助上部磁性体である磁石T2と、本体上部磁性体である磁石T1とは、接触も近接もしておらず、これらの間には磁力が作用していない。
次に、補助レンズ体2がレンズを覆った状態(閉状態)から覆わない状態(開状態)に切り替えられる途中の状態について述べる。
図5(b)に示すように、補助レンズ体2を閉状態から開状態にするには、先ず図示しない手を使って補助レンズ体2の下部を上方に押し上げる操作を行う。
そのため補助レンズ体2は磁石T2付近を支点として上方に回動するが、図のように磁石T1と磁石T2とが近接すると相互に磁力による引付け作用が働き補助レンズ体2を更に上方に積極的に跳ね上げるように作用する。
具体的には、磁石T1が埋められた突起部24の上面(平面に形成)と磁石T2が埋められたリム12の上面(平面に形成)とが引き付け合って、P点を支点として回動力が生じるのである。
そのため、手を離すと、補助レンズ体2は自力で図(c)の状態に跳ね上がるように移行する。
次いで、補助レンズ体2が開状態にある場合について説明する。
図5(b)に示すように、補助レンズ体2が開状態においては、磁石T2は磁石T1と結合している。
具体的には、磁石T1が埋められた突起部24の上面と磁石T2が埋められたリム12の上面とが接触した状態で相互に磁力により引き付け合って結合している。
なお、磁力が相互に作用する限り、磁石T1をリム12に埋没させたり、磁石T2を突起部24に埋没させたりしても良いことはいうまでもない。
上述した第1実施形態の前掛け付き眼鏡では、本体眼鏡1には、ブリッジに設けられる本体下部磁性体である磁石B1と、本体眼鏡の最上部に設けられる本体上部磁性体である磁石T1と、が設けられ、一方、補助レンズ体2には、開状態において磁石T1を引き付ける補助上部磁性体である磁石T2と、閉状態において磁石B1を引き付ける補助下部磁性体である磁石B2と、が設けられているので、閉状態と開状態とに選択的に切り替えることができる。
しかも、このような閉状態と開状態との相互の切替えも極めて簡単に且つ素早く行うことが可能であり、遮光が不必要である場合にもわざわざ取り外す必要がない。
また磁石B1に対して磁石T1が眼鏡高さ方向に間隔を置くように前記本体眼鏡の最上部に設けられていることから、補助レンズ体2を本体眼鏡1のレンズに取り付けた場合、磁石B2と磁石B1との磁力による結合が本体眼鏡1や補助レンズ体2の高さ方向の中央部に近い位置となり、補助レンズ体2がピッチング方向に揺動したりずれたりすることが確実に防止される。
なお、上述した第1実施形態では、補助レンズ体としてフルリムタイプのものを使用した例について説明したが、補助レンズ体はこのタイプに限定されるものではない。
例えば、図6に示すような、いわゆるナイロールタイプのものでも良いし、図7に示すようないわゆるリムレスタイプのものでも良い。
なお、図7のリムレスタイプの場合は、補助レンズ21に直接、磁石T2を埋設する突起部24が取り付けられる。
〔第2実施形態〕
図8は、本発明の第2実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示している。
なお、この第2実施形態において第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略又は簡略化する(以下同じ)。
この第2実施形態は、第1実施形態と比べてヨロイY1の位置が異なる。
第1実施形態では、ヨロイY1は眼鏡高さ方向の中央よりやや上方に設けられているのに対し、第2実施形態では、ヨロイY1は、本体眼鏡1の最上部、すなわちリム12の上方のラインの延長に設けられている。
そして、ヨロイY1には、本体上部磁性体である磁石T1が埋設されて備わっている。
この磁石T1に対応させるべく、補助レンズ体2にはヨロイY2が設けられ、そこに補助上部磁性体である磁石T2が埋没して設けられている。
そして、本体上部磁性体である磁石B1と補助下部磁性体である磁石B2との磁力により補助レンズ体2を本体眼鏡1に取り付けることができる。
図9は本体眼鏡1の詳細を示している。
図9(a)は平面図を示し、また図9(b)は正面図を示している。
図に示すように、ヨロイY1は、くの字状であり本体眼鏡1の最上部に設けられているが、その上面は平面となっている。
この磁石T1は、角柱状の小片に形成され、その長手方向を眼鏡幅方向に向けられている。
また磁石T1の上面は、ヨロイY1の上面と面一になって露出している。
図10は補助レンズ体2の詳細を示している。
図10(a)は平面図を示し、また図10(b)は正面図を示している。
図に示すように、補助レンズ体2には、その最上部に前記本体眼鏡1のヨロイY1に対応するように補助ヨロイY2が設けられている。
補助ヨロイY2には、磁石T2が埋設されているが、この磁石T1の上面はヨロイY2の背面と面一になって露出している。
この第2実施形態では、本体上部磁性体である磁石T1がヨロイY1に設けられておりリム12に設けられる場合に比べて2つの磁石T1の眼鏡幅方向の間隔が長いので、ローリングやヨーイング(図26)に対する抵抗を大きくすることができる。
〔第3実施形態〕
図11は、本発明の第3実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示している。
図12は本体眼鏡1の詳細を示し、図12(a)は平面図を示し、また図12(b)は正面図を示している。
図13は補助レンズ体2の詳細を示し、図13(a)は平面図を示し、また図13(b)は正面図を示している。
この第3実施形態は、第1実施形態と比べて本体上部磁性体である磁石T1の数と位置が異なる。
この第3実施形態では、本体眼鏡1と補助レンズ体2はレンズの全周がリムで囲まれるいわゆるフルリムタイプとなっている。
本体眼鏡1には左眼側及び右眼側のリム12の最上部間に掛け渡される棒状の部分(リム12の一部)、すなわちワタリ15が設けられ、その長手方向中央がやや太くされ、その部分に磁石T1が設けられている。
また磁石T1の上面は、ワタリ15の上面と面一になって露出している。
一方、補助レンズ体2は、サングラス等として用いられる略長方形板状の補助レンズ21と、該補助レンズ21を保持するためのリム22とを備えている。
また補助レンズ体2は、本体眼鏡1の形状に対応させてリム22同士を連結する部分(リム22の一部)、すなわちワタリ25を備えている。
このワタリ25は、補助上部磁性体である磁石T2を備えている。
この磁石B2の上面はブリッジ23の裏面と面一になって露出している。
そして、閉状態では、本体下部磁性体である磁石B1と補助下部磁性体である磁石B2との磁力により補助レンズ体2を本体眼鏡1に取り付けることができる。
なお本体眼鏡1のブリッジ13の磁石B1や補助レンズ体2のブリッジ23の磁石B2については前述した第1実施形態と同じ設け方である。
この第3実施形態では、ワタリ15とワタリ25とにそれぞれたった一つの磁石が具わっているものであり、磁石が目立ちにくい。
〔第4実施形態〕
図14は、本発明の第4実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示している。
図15は本体眼鏡1の詳細を示し、図15(a)は平面図を示し、また図15(b)は正面図を示している。
図16は補助レンズ体2の詳細を示し、図16(a)は平面図を示し、また図16(b)は正面図を示している。
この第4実施形態は、第3実施形態と比べて本体上部磁性体である磁石T1の数が2つであり位置が異なる。
第3実施形態では、本体眼鏡1において、左眼側及び右眼側のリム12の最上部同士を連結するワタリ15の中央部に磁石T1を設けたが、この第4実施形態ではワタリ15の両端側に磁石T1が設けられている。
そして、この磁石T1の上面はワタリ15の上面と面一になって露出している。
一方、補助レンズ体2は、この磁石T1に対応させて突起部24に磁石T2を埋設して備えている。
より具体的には、磁石T2は突起部24に埋設されており、この突起部24の背面と面一となって露出している。
そして、閉状態では平常対本体下部磁性体である磁石B1と補助下部磁性体である磁石B2との磁力により補助レンズ体2を本体眼鏡1に取り付けることができる。
〔第5実施形態〕
図17は、本発明の第5実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示している。
図18は本体眼鏡1の詳細を示し、図18(a)は平面図を示し、また図18(b)は正面図を示している。
図19は補助レンズ体2の詳細を示し、図19(a)は平面図を示し、また図19(b)は正面図を示している。
この第5実施形態は、第1実施形態と比べて本体眼鏡1のリム12の形状のみ異なっているものである。
この第5実施形態のリム12は、上端側が平坦なレンズ11の側面11aに沿って設けられているだけであり、比較的軽いものとなる。
〔第6実施形態〕
図20は、本発明の第6実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示している。
図21は本体眼鏡1の詳細を示し、図21(a)は平面図を示し、また図21(b)は正面図を示している。
図22は補助レンズ体2の詳細を示し、図22(a)は平面図を示し、また図22(b)は正面図を示している。
この第6実施形態は、第1実施形態と比べて本体眼鏡1のリム12のリム12とブリッジ13の形状のみ異なる。
ブリッジ13を構成する部品がリム12の領域まで重なって設けられており、リムの強度的な面で優れたものといえる。
以上、本発明を説明してきたが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、他の種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、本体下部磁性体である磁石B1をブリッジ13に設けた例について説明したが、図23〜25に示すようにヨロイY1に設けるようにすることも可能である。
この場合、前記実施形態におけるブリッジ同士の磁石による結合を、ヨロイ同士の磁石による結合に代えたものである。
すなわち、前記実施形態における本体眼鏡1の本体下部磁性体の磁石B1がヨロイY1の磁石B1に相当し、補助レンズ体2の補助下部磁性体の磁石B2がヨロイY2の磁石B2に相当するものである。
この本体眼鏡1の磁石B1に対して眼鏡高さ方向に間隔を置くように前記本体眼鏡の最上部に設けられる磁石T1であれば、上述した実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、以上述べた実施形態では、磁石T1と磁石T2、及び磁石B1と磁石B2は、それぞれ相互に接触して補助レンズ体2を開状態又は閉状態に保つ例について説明したが、磁石同士を直接接触させるのでなく、各磁石を完全に埋め込んだ状態でも磁力を発揮できれば良いことはいうまでもない。
本発明は、本体眼鏡に対し補助レンズ体が取り付けられた前掛け付き眼鏡に関し、より詳しくは、補助レンズ体を本体眼鏡のレンズに対して覆った状態(閉状態)と、覆わない状態(開状態)とに選択的に磁力を利用して保持できる前掛け付き眼鏡に関するものであるが、その原理を利用する限り、眼鏡以外の分野にも当然適用可能である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る本体眼鏡と補助レンズ体とが合体した前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図3は、本体眼鏡の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図4は、補助レンズ体の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図5は、補助レンズ体が本体眼鏡に対し開閉した際の模式図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係る前掛け付き眼鏡に用いる補助レンズ体の変形例を示し、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図7は、本発明の第1実施形態に係る前掛け付き眼鏡に用いる補助レンズ体の変形例を示し、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図8は、本発明の第2実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図9は、本体眼鏡の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図10は、補助レンズ体の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図11は、本発明の第3実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図12は、本体眼鏡の詳細を示す説明図である、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図13は、補助レンズ体の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図14は、本発明の第4実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図15は、本体眼鏡の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図16は、補助レンズ体の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図17は、本発明の第5実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図18は、本体眼鏡の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図19は、補助レンズ体の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図20は、本発明の第6実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図21は、本体眼鏡の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図22は、補助レンズ体の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、(b)は正面図を示している。 図23は、本発明の他の実施形態に係る前掛け付き眼鏡を示す説明図である。 図24は、本体眼鏡の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図25は、補助レンズ体の詳細を示す説明図であり、(a)は平面図を示し、また(b)は正面図を示している。 図26は、補助レンズ体のローリング、ヨーイング、ピッチングの方向を示す説明図である。
符号の説明
1 本体眼鏡
11 レンズ
11a 側面
12 リム
13 ブリッジ
15 ワタリ
2 補助レンズ体
21 補助レンズ
22 リム
23 ブリッジ
24 突起部
25 ワタリ
B1,B2,T1,T2 磁石
Y1,Y2 ヨロイ

Claims (6)

  1. 本体眼鏡に対し開状態と閉状態とに切替え可能なように該本体眼鏡に補助レンズ体が取り付けられた前掛け付き眼鏡であって、
    前記本体眼鏡は、
    レンズと、
    該レンズの側面に沿って配置されるリムと、
    該リムと連結されるブリッジと、
    該ブリッジに設けられる本体下部磁性体と、
    該本体下部磁性体に対して眼鏡高さ方向に間隔を置くように前記本体眼鏡の最上部に設けられる本体上部磁性体と、
    を有し、
    該補助レンズ体は、
    前記開状態において前記本体上部磁性体と接触又は近接して前記本体上部磁性体を引き付ける補助上部磁性体と、
    前記閉状態において前記本体下部磁性体と接触又は近接して前記本体下部磁性体を引き付ける補助下部磁性体と、
    を有することを特徴とする前掛け付き眼鏡。
  2. 前記本体上部磁性体がリムに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の前掛け付き眼鏡。
  3. 前記本体上部磁性体が本体眼鏡の最上部であるワタリに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の前掛け付き眼鏡。
  4. 前記本体上部磁性体が本体眼鏡の最上部であるヨロイに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の前掛け付き眼鏡。
  5. 前記補助下部磁性体は前記本体下部磁性体の下方に相対するように設けられることを特徴とする請求項1に記載の前掛け付き眼鏡。
  6. 本体眼鏡に対し補助レンズ体がその補助上部磁性体の付近を支点として回動し積極的に跳ね上がるように作用させたことを特徴とする請求項1に記載の前掛け付き眼鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6211676B1 (ja) * 2016-12-26 2017-10-11 有限会社めがねレンズ工房 眼鏡

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