JP2006105739A - 計時情報表示装置 - Google Patents

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Takao Matsuda
孝雄 松田
Yukinori Ido
透記 井戸
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Abstract

【課題】本体形状の制約が少なく、机等に安定して載置でき、置き時計として使用することができるとともに、置き時計として使用している時も、文字や画像により着信やメール受信を報知することができる携帯電話機等の計時情報表示手段を提供する。
【解決手段】本体部と、表示部を備えた蓋部と、本体部と蓋部とを回動可能に連結し所定角度に回動された状態で固定的に保持される連結部とで構成される計時情報表示装置である。計時手段によって計時された計時情報を計時情報生成手段が生成し、本体部と蓋部とが所定の角度に開かれていることを角度検出手段が検出すると、計時情報出力手段が計時情報を表示部へ出力して時計を表示させる。本体部と蓋部とを所定の角度に開き、連結部を上に、本体部及び蓋部の連結部と反対側の端部を下にして机等の上に載置し、表示部に時計を表示させ、置き時計として利用することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、折り畳み式の携帯電話機等に適用される計時情報表示装置に関する。
従来の携帯電話機としては、表示部が設けられた蓋体と、キー入力部が設けられた本体とが、ヒンジ部で折り畳んで重ね合わせられるように接続された、いわゆる折り畳み式の携帯電話機がある。折り畳み式の携帯電話機は、通話時には開いて使用するとともに、待受け時には折り畳んだ状態で持ち歩き、あるいは蓋体が上に位置するように寝かせて適当な場所に置いておくことが一般的である。
また、折り畳み式の携帯電話機において、蓋体の外側面に指針表示時計を着脱可能に設け、6時側がヒンジ部側に配置したものもある。この携帯電話機の本体を下側にして机等の上に載置し、蓋体と本体とを所定の角度に開いた状態で、置き時計として使用することができる(特許文献1参照)。
特開2004−221863号公報
しかし、上記の携帯電話機においては、携帯電話機の本体を下側にして机等の上に載置するため、安定して載置するためには本体の下側面の形状を平坦にしなければならず、デザインが制約されていた。また、置き時計として使用しているときには、着信やメール受信を文字や画像で報知することができなかった。
本発明の課題は、本体形状の制約が少なく、机等に安定して載置でき、置き時計として使用することができるとともに、置き時計として使用している時も、文字や画像により着信やメール受信を報知することができる計時情報表示装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、本体部と、表示部を備えた蓋部と、前記本体部と前記蓋部とを回動可能に連結し所定角度に回動された状態で固定的に保持される連結部とで構成される計時情報表示装置において、計時手段と、この計時手段によって計時された計時情報を生成する計時情報生成手段と、前記連結部における前記本体部と前記蓋部との回動角度を検出する角度検出手段と、この角度検出手段によって前記所定角度に回動されたことを検出すると、前記計時情報を前記表示部へ出力する計時情報出力手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、計時手段によって計時された計時情報を計時情報生成手段が生成し、角度検出手段により本体部と蓋部とが所定角度に回動されたことを検出すると、計時情報出力手段が計時情報を表示部へ出力して時計を表示させる。このため、本体部と蓋部とを所定の角度に開き、連結部を上に、本体部及び蓋部の連結部と反対側の端部を下にして机等の上に載置し、表示部に時計を表示させ、置き時計として利用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の計時情報表示装置であって、前記表示部は前記蓋部に対し着脱可能に構成され、前記表示部の表示形態を判別する判別手段をさらに備え、前記計時情報生成手段は、この判別手段によって判別された表示形態にしたがって計時情報を生成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、構成の異なる表示部を蓋部に着脱するととともに、判別手段によって蓋部に装着される表示部の表示形態を判別し、この表示形態にしたがって計時情報生成手段に計時情報を生成させるので、表示部を他のものと交換することができ、例えば表示部の時計表示をアナログ時計やデジタル時計に取り替える等のデザイン変更が可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の計時情報表示装置であって、前記表示部は、自己を識別するための識別情報を記憶し、前記識別情報と前記表示形態とを対応づけて記憶する表示形式記憶手段をさらに備え、前記判別手段は、前記蓋部に表示部が装着されると、この装着された表示部より識別情報を取得することにより、表示形態を判別し、前記計時情報生成手段は、この判別手段により判別された表示形態を前記表示形式記憶手段より読み出して計時情報を生成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、判別手段が装着された表示部から取得した識別情報を取得することにより、対応する表示形態を判別し、計時情報生成手段が表示部の表示形態に対応する表示形式の表示情報を生成することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の計時情報表示装置であって、前記本体部の端面と前記蓋部の端面とは、前記所定角度にあるときに安定して転置されるように互いに平行に、且つ、ほぼ直線形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の計時情報表示装置。
請求項4に記載の発明によれば、本体部の端面と蓋部の端面とが、互いに平行に、且つ、ほぼ直線形状に形成されているので、前記所定角度にあるときに、本体部及び蓋部の端部を下にして安定して転置することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の計時情報表示装置であって、当該装置が転置される充電装置への転置を検出する転置検出手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、当該装置が充電装置に載置されたことを検出し、充電処理を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の計時情報表示装置であって、無線通信手段をさらに備え、前記計時手段は、この無線通信手段によって受信された時刻情報に基づいて計時することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、無線通信手段が外部の正確な時刻情報を受信し、時刻情報に同期して計時手段が計時するため、表示部に正確な時刻を表示することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の計時情報表示装置であって、前記無線通信手段による通信内容を前記表示部に表示させる第1の表示制御手段を更に備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、無線通信手段により送受信する文字情報や映像情報を表示部に表示することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れかに記載の計時情報表示装置であって、環境情報を取得する環境情報取得手段と、当該環境情報取得手段によって取得された環境情報を前記表示部に表示させる第2の表示制御手段を更に備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、環境情報取得手段によって取得された温度や圧力等の環境情報を表示部に表示させることができる。
本発明によれば、本体部と蓋部とを所定の角度に開き、連結部を上に、本体部及び蓋部の連結部と反対側の端部を下にして机等の上に載置し、表示部に時計を表示させ、置き時計として利用することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。携帯電話機1は、蓋体2と、本体3とヒンジ部8とから概略構成されている。
図1は蓋体を開いた状態の携帯電話機1の外観図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の右側から見た側面図である。蓋体2の、折り畳んだ時に内側となる面には、図1(a)に示すように、音声通話用スピーカ4、メイン表示部5が設けられている。
本体3の、折り畳んだ時に内側となる面には、キー入力部6と、音声通話用マイク7とが設けられている。また、本体3の右側側面には、図1(b)に示すように、サイドキー601、602、603が設けられている。
サイドキー601、602、603は、後述するハンズフリーモードにおける着信時にユーザが操作することにより、携帯電話機1をそれぞれテレビ電話モードでの通話状態、ハンズフリー通話状態、留守録応答状態にする。
蓋体2及び本体3は一端でヒンジ部8により折り畳めるように回動自在に接続されている。ヒンジ部8は、蓋体2と本体3とを回動自在に接続するとともに、蓋体2と本体3とが150°となる開状態(図1)と、0°となる閉状態(図2)と、所定の角度θとなる位置(図5)において、一度止まってクリック感を持たせるように、トルクが変化する構造(角度保持機構)を有している。
ここで、所定の角度θは、蓋体2と本体3とを開いた状態で、ヒンジ部8を上にして携帯電話機1を机等の水平面上に安定して載置することができるように、蓋体2及び本体3のヒンジ部8と反対側の端部の間隔が充分に開く角度であり、かつ、蓋体2が、携帯電話機1を載置する水平面上に立って載置されているように見える角度である。所定の角度θは鋭角であることが好ましく、15〜75°の任意の一定角度であることがより好ましい。以下の実施の形態では、θ=15°の場合について説明する。
蓋体2及び本体3を折り畳むと、メイン表示部5とキー入力部6とが面して収納される。図2は蓋体を閉じた状態の携帯電話機1の外観図であり、(a)は蓋体2側から見た正面図、(b)は(a)の右側から見た側面図、(c)は(a)のヒンジ8側から見た側面図、(d)は(a)のヒンジ8と反対側から見た側面図、(e)は本体3側から見た背面図である。
蓋体2の、折り畳んだ時に外側となる面には、図2(a)に示すように、撮像レンズ9、照明用LED10、サブ表示部装着部11が設けられている。サブ表示部装着部11には、サブ表示モジュール110〜113、または、ダミーモジュール114が着脱される。
サブ表示モジュール110〜113としては、フルドットのモノクロ液晶表示デバイスを備えるモノクロ液晶表示モジュール110、フルドットあるいは固定的なセグメント(デジタル表示の場合は8の字のセグメント、アナログ表示の場合は放射線状のセグメント)で構成される二色液晶表示デバイスを備える二色液晶表示モジュール111、フルドットのカラー液晶表示デバイスを備えるカラー液晶表示モジュール112、二針式または三針式の機械式(クオーツ)のアナログ時計デバイスを備えるクオーツモジュール113等が挙げられる。
また、サブ表示モジュール110〜113には、外観には表れないモジュールID記憶部1101、1111、1121、1131がそれぞれ内蔵されている。モジュールID記憶部は、サブ表示モジュール110〜113がサブ表示部装着部11に装着された時に、携帯電話機1に認識されるモジュールIDを記憶する。
図3はサブ表示部装着部11へのサブ表示モジュールの取り付け構造を示す斜視図である。なお、ここでは、サブ表示モジュールとして、デジタル表示の場合は数字を表示する8の字のセグメントを備える二色液晶表示モジュール111a、長針及び短針を示す放射線状のセグメントを備える二色液晶表示モジュール111b、クオーツモジュール113を示しているが、モノクロ液晶表示モジュール110やカラー液晶表示モジュール112、ダミーモジュール114等も同様に取り付けることができる。
図3に示すように、蓋体2に窪んだサブ表示部装着部11が設けられており、その底部に接続端子11aが設けられている。サブ表示モジュール110〜113の背面は、サブ表示部装着部11に着脱されるように嵌合する形状をしている。また、サブ表示モジュール110〜113の背面には、接続端子11aと接触する図示しない金属端子が設けられている。
サブ表示モジュール110〜113は、サブ表示部装着部11に挿入されて取り付けられ、背面の金属端子が接続端子11aと接触することで、携帯電話機1に認識される。
ダミーモジュール114は上記のサブ表示モジュール110〜113と同一の外観形状をしている。ダミーモジュール114には、ユーザの好みにより、アクセサリや写真等を収納することができる。
蓋体2及び本体3のヒンジ部8と反対側の端部は、平坦かつ平行に形成されている。なお、蓋体2よりも本体3のほうが長く、蓋体2と本体3とを重ね合わせた状態で蓋体2側から見た時にも、本体3の端部は見えている。したがって、携帯電話機を15°開いた状態で水平面上に配置すると、本体3よりも蓋体2のほうが水平面となす角が大きくなり、蓋体2が水平面上に立って載置されているように見せることができる。
蓋体2及び本体3を半開状態にし、ヒンジ部8を上にして、蓋体2及び本体3の平坦な両端部を机等の平坦な台の上に接触させることで、携帯電話機1を立てて載置することができ、ハンズフリー通話等を行うことができる(ハンズフリーモード)。
本体3のヒンジ8側の端面には、図2(c)に示すように、スロットカバー19が設けられている。スロットカバー19は後述するメモリーカードスロット190を隠している。また、本体3の折り畳んだ時に外側となる面には、図2(e)に示すように、着信やメール受信を報知するとともに、ハンズフリーモードでは音声通話用となる報知用スピーカ12、2つの充電用コネクタ端子13、13、さらに、PC等の外部機器と接続されデータ信号が送受される図示しないデータ送受用コネクタが設けられている。
図4は携帯電話機1の充電器100を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。充電器の上面には前後2箇所に凹部が設けられている。前側の凹部は蓋体2が載置される蓋体載置部17であり、後側の凹部は本体3が載置される本体載置部18である。
本体載置部18の側壁面の2箇所には、載置された本体3の充電用コネクタ端子13、13と当接するように充電用コネクタ端子14、14が設けられている。また、本体載置部18には、本体3のデータ送受用コネクタと接するように、図示しないデータ送受用コネクタが設けられている。
また、充電器の後部には、PC等の外部機器に接続するためのUSB対応のコネクタ15、外部電源と接続する充電用コネクタ16等が設けられている。コネクタ15は本体載置部18のデータ送受用コネクタと導通しており、充電用コネクタ16は充電用コネクタ端子14、14と導通している。
図5は充電器100に携帯電話機1を載置した状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。このように、充電器100の上に携帯電話機1を立てて載置することで、サブ表示モジュール110〜113で時計を表示して置き時計として用いたり、あるいはダミー表示部モジュール114によりアクセサリや写真等を展示したりすることができる。
図6は、この携帯電話機1の通信・画像・制御処理を示すブロック図である。無線部20は、本体3に内蔵された内蔵アンテナ200より受信した800MHz〜2.4GHzのPSK式の信号を復調、波形成形、デジタル波形処理して後段の制御部21にデジタル波形信号を出力する。また、制御部21から入力されたデジタル波形信号に基いて、内蔵アンテナ200より出力される信号を生成する。
制御部21は、信号処理部22、計時情報記憶部23、システムROM24、オーディオインターフェイス25からなり、携帯電話機1全体を制御する。
信号処理部22は、無線部20より入力されたデジタル波形信号を、対応する通信方式(CDMA方式)に準拠した信号に変換し、音声信号であれば後段のオーディオインターフェイス25に出力し、データ信号であればバスBに出力する。また、オーディオインターフェイス25から圧縮処理されたデジタル音声信号が入力されると、上記通信方式に沿ったデジタル信号に変換し、無線部20へ出力する。
また、信号処理部22はクロック(局部発振回路)221を内蔵し、このクロック221のカウントに基づいて生成される計時情報を計時情報記録部23に出力する。なお、クロック22は、無線通信によって受信される時刻情報に同期してカウントしてもよい。
計時情報記録部23は、ユーザによる手動設定、もしくは、内蔵アンテナ200を介して受信される外部の無線基地局からのパイロットチャンネル信号に含まれるシステム情報の時刻情報を記憶する。
システムROM24は、ユーザの加入者情報や端末識別情報を含む当該携帯電話機の基本的なシステムプログラムを記憶する。
オーディオインターフェイス25は、音声通話用マイク7を介して入力された音声をQCELP方式に準じたデジタル音声信号へ圧縮処理して信号処理部22へ出力する。一方、信号処理部22より出力された圧縮処理されたデジタル音声信号を復調して、音声通話用スピーカ4(ハンズフリーモードでは報知用スピーカ12)より出力する。
上記の通信方式において、映像データと音声データとを多重化して無線通信される場合、これに応じてテレビ電話機能が実現する(テレビ電話モード)。すなわち、音声通話処理を行う一方で、同時に受信した映像データをメイン表示部またはサブ表示モジュール112へ出力するとともに、撮像レンズ9を介して撮像される映像データを送信処理する。
角度検出部26は、蓋体2と本体3とを接続するヒンジ部8の回動角度を検出する回路部である。本実施の形態においては、蓋体2と本体3とが15°開いた状態で、音声通話用スピーカ4と報知用スピーカ12とを切り替える。
サブ表示部着脱検出部27は、サブ表示部装着部11にサブ表示モジュール110〜113、もしくはダミーモジュール114が装着された時に、金属端子が接続端子11aに接触することにより導通の有無を検出する回路部である。
スイッチ制御部30は、サブ表示モジュール110〜113の背面の金属端子が接続端子11aに接触することで、モジュールID記憶部1101、1111、1121、1131からモジュールIDを取得し、駆動信号生成部28と表示ドライバ29との出力を選択的に切り替える。
駆動信号生成部28は、サブ表示部装着部11にサブ表示モジュール113が装着された場合に、サブ表示モジュール113のアナログ時計デバイスを駆動させるための駆動信号を生成する回路部である。すなわち、駆動信号生成部28は、計時情報記憶部23に記憶・逐次更新される計時情報を取得し、常に現在時刻が表示されるように短針(時針)、長針(分針)、秒針(三針式の場合)の位置を制御する。
表示ドライバ29は、サブ表示部装着部11にサブ表示モジュール110〜112(すなわちモノクロ、二色、カラーの液晶表示モジュールのみ)が装着された場合に、液晶表示デバイスを駆動させるための駆動信号を生成する回路部である。すなわち、表示ドライバ29は、サブ表示部装着部11にいずれのサブ表示モジュール110〜112が装着された場合でも、後述のドライバ情報記憶部31から、装着されたモジュール、及び、後述する設定テーブル321の設定内容に対応するドライバ情報を取得し、モジュールに対応して時計を表示する表示情報を生成する。
なお、表示ドライバ29は、メイン表示部5や照明用LED10も制御する。
ドライバ情報記憶部31は、モノクロ液晶用ドライバ情報(アナログ表示)311、モノクロ液晶用ドライバ情報(デジタル表示)312、二色液晶用ドライバ情報(アナログ表示)313、二色液晶用ドライバ情報(デジタル表示)314、カラー液晶用ドライバ情報(アナログ表示)315、カラー液晶用ドライバ情報(デジタル表示)316が記憶されている。各ドライバ情報にはドライバIDが付されている。
RAM32は、アドレス帳データやメールデータ、画像ファイル等を格納・管理するとともに、図7に図示される設定テーブル321を備える。設定テーブル321には、モジュールID、デバイス、ユーザ所望の時刻表示形式の設定内容、さらに、図示しないがドライバID等が対応して記憶されている。
アプリケーション用フラッシュROM33は、画像処理アプリケーションプログラムを含む、各種ソフトウェアを格納する。
CCD34は撮像レンズ9を介して取得した光強度をフレーム単位で逐次RGBの電流値に変換し、DSP35出力する。DSP35はCCD34より入力されたRGBの電流値を輝度色差信号データに変換し、更には、JPEG、MPEG等の信号圧縮を行ってバスBに出力する。
音源IC36は、バスBより入力される音声信号(メロディ情報)を読み込み、出力すべき楽音情報データを出力し、D/Aコンバータ・AMP37に出力する。スピーカ制御部120は、15°開いた状態においてハンズフリーモードを実現させるために、着信を検出してからオフフック検出(サイドキー601、602の操作検出)をするまでは、D/Aコンバータ・AMP37からの出力を優先し、オフフック検出の後は、オーディオインターフェイス25からの出力を優先するように切り替え制御を行う。
コネクタインターフェイス130は、充電器100の充電用コネクタ端子14、14と本体3の充電用コネクタ端子13、13との接続を検出に応じた電源供給の制御や、PC等の外部機器からデータ送受用コネクタへのデータ入出力を制御する回路部である。
カードインターフェイス192は、カードスロット190に装着されるメモリーカード191を検出し、メモリーカード191内の情報(データ)と携帯電話機1本体が記憶する情報(データ)との送受を行う。
次に、本発明の携帯電話機1において、サブ表示モジュール110〜113を携帯電話機1本体に装着し、表示情報を表示させる仕組みについて説明する。
まず、サブ表示モジュール110〜113の背面の金属端子が接続端子11aに接触すると、スイッチ制御部30がモジュールIDを読み出す。モジュールIDに基づいてサブ表示モジュール110〜112が認識された場合には、表示ドライバ29が設定テーブル321の設定内容に対応したドライバ情報を、ドライバ情報記憶部31から取得し、サブ表示モジュール110〜112の各液晶表示デバイスを駆動して表示情報を表示させる。
カラー液晶表示モジュール112を装着したとき、表示ドライバ29は、スイッチ制御部30が取得したモジュールID「0001」から、設定テーブル321の設定内容に対応してカラー液晶デバイスと判別し、カラー液晶用ドライバ情報(アナログ表示)315またはカラー液晶用ドライバ情報(デジタル表示)316を取得し、いずれかのドライバ情報によりカラー液晶表示デバイスを駆動して表示情報を表示させる。
なお、ハンズフリーモードにおいて、テレビ電話モードの場合には、通信相手先より送信される映像データや、後述するCCD34及びDSP35を介して入力される映像データを選択的に表示することができる。
フルドットの二色液晶表示デバイスを備える二色液晶表示モジュール111を装着したとき、表示ドライバ29は、二色液晶用ドライバ情報(アナログ表示)313または二色液晶用ドライバ情報(デジタル表示)314を取得し、いずれかのドライバ情報により二色液晶表示デバイスを駆動して表示情報を表示させる。
なお、二色液晶表示モジュール111が固定的なセグメント(デジタル表示の場合は数字を表示する8の字のセグメント、アナログ表示の場合は長針及び短針を示す放射線状のセグメント)で構成される二色液晶表示デバイスを備える場合、表示ドライバ29は、スイッチ制御部30が取得したモジュールID(デジタル表示の場合は「0002」、アナログ表示の場合は「0003」)により、セグメントを判断し、対応するドライバ情報(デジタル表示またはアナログ表示)に基づいて表示情報を表示させる。
モノクロ液晶表示モジュール110を装着したとき、表示ドライバ29は、スイッチ制御部30が取得したモジュールID「0004」に基づき、モノクロ液晶用ドライバ情報(アナログ表示)311またはモノクロ液晶用ドライバ情報(デジタル表示)312を取得し、いずれかのドライバ情報によりモノクロ液晶表示デバイスを駆動して表示情報を表示させる。
図8は、携帯電話機1をユーザが操作することにより、ユーザ所望の時刻表示形式を設定し、設定テーブル321に記憶する動作を示すフローチャートである。まず、ユーザの操作により、時刻表示形式の設定内容を一覧表示させる指示が出されると、スイッチ制御部30がモジュールIDを設定テーブル321と照会し、モジュールIDに対応するドライバIDを取得する(ステップS130)。次に、表示ドライバ29がドライバ情報記憶部31からドライバIDに対応するドライバ情報を読み込む(ステップS131)。
ドライバIDに対応するドライバ情報があれば、各ドライバ情報に対応する設定メニュー(図9参照)をメイン表示部5に表示する(ステップS132)。
設定メニューが表示されたら、ユーザの入力・選択操作に応じて設定テーブル321の作成を行う(ステップS133)。ユーザによって登録またはキャンセルの決定がされるまで繰り返す。ユーザによって決定がされたら(ステップS134)、設定テーブル321を記憶・更新処理を行う(ステップS135)。ここで、ユーザの決定が登録であれば、更新された設定テーブル321を記憶し、ユーザの決定がキャンセルであれば、従前の設定テーブル321を記憶する。その後、フローチャートの先頭にリターンする。
一方、モジュールIDに対応するドライバ情報がなければ、警告表示をした上で(ステップS136)、プログラムの先頭にリターンする。
図9は各サブ表示モジュール110〜112を携帯電話機1に装着した時にメイン表示部5に表示される画面であり、(a)はカラー液晶表示モジュール112、(b)、(c)は二色液晶表示モジュール111、(d)はモノクロ液晶表示モジュール110を装着したときに示される画面である。
メイン表示部5の上部には、電波強度アイコン51、電池残量アイコン52、現在時刻53等が表示されている。また、メイン表示部5の下部には、キャンセル指示エリア61、登録指示エリア62、サブメニュー表示指示エリア63が表示されている。設定メニューエリア54は、メイン表示部5の中央に表示される。
カラー液晶表示モジュール112を装着した時には、モジュールID「0001」が認識され、図9(a)に示す設定メニューエリア54が表示される。設定メニューエリア54の内部には、モジュール表示エリア55、表示形式選択エリア56、文字色選択エリア57、長針/短針色選択エリア58、背景色選択エリア59、背景画像選択エリア60が表示される。
モジュール表示エリア55には、「カラー液晶モジュール」と表示される。表示形式選択エリア56には、「デジタル」「アナログ」の選択エリアが表示され、ユーザはカーソルキーの左右操作により、いずれかの表示形式を選択することができる。
文字色選択エリア57は、表示形式選択エリア56で「デジタル」を選択したときに有効となり、メニューバー表示されるいずれかの文字色をカーソルキーの上下操作により選択・決定することができる。
長針/短針色選択エリア58は、表示形式選択エリア56で「アナログ」を選択したときに有効となり、メニューバー表示されるいずれかの長針/短針の色の組み合わせをカーソルキーの上下操作により選択・決定することができる。
背景色選択エリア59では、メニューバー表示されるいずれかの背景色をカーソルキーの上下操作により選択・決定することができる。背景画像選択エリア60では、背景とする画像ファイルのファイル名を選択・決定することができる。
二色液晶表示モジュール111を装着した時には、図9(b)、(c)に示すように、モジュール表示エリア55に「二色液晶モジュール」と表示される。
固定的なセグメントで構成される二色液晶表示デバイスを備える二色液晶表示モジュール111を装着した時は、二色液晶表示デバイスがデジタル表示の場合にはモジュールID「0002」が認識され、図9(b)に示す設定メニューエリア54が表示される。一方、二色液晶表示デバイスがアナログ表示の場合にはモジュールID「0003」が認識され、図9(c)に示す設定メニューエリア54が表示される。
なお、フルドットの二色液晶デバイスを備える二色液晶表示モジュール111を装着した時には、図9(b)または(c)の画面が表示される。
表示形式選択エリア56で「デジタル」を選択した場合、またはデジタル表示の二色液晶表示モジュール111を装着した場合には、図9(b)に示すように、文字色選択エリア57、背景色選択エリア59が表示されるが、長針/短針色選択エリア58、背景画像選択エリア60は設定できないと判断され、暗転表示される。
文字色選択エリア65には、「赤 青 黒」と文字が表示されており、ユーザはカーソルキーの左右操作によりいずれかの文字を選択し、赤、青、黒の三色のいずれかの文字色を選択することができる。また、背景色選択エリア66には、「赤 青 黒 無」と文字が表示されており、ユーザはカーソルキーの左右操作によりいずれかの文字を選択し、赤、青、黒の三色または無色のいずれかの背景色を選択することができる。選択された文字色、背景色を示す文字にはアンダーバーが表示される。
表示形式選択エリア56で「アナログ」を選択した場合、またはアナログ表示の二色液晶表示モジュール111を装着した場合には、図9(c)に示すように、文字色選択エリア57は設定できないと判断され、暗転表示されるとともに、長針色選択エリア67、短針色選択エリア68、背景色選択エリア69が表示される。
長針色選択エリア67、短針色選択エリア68、背景色選択エリア69には、「青 赤 黒 無」と文字が表示されており、ユーザはカーソルキーの左右操作によりいずれかの文字を選択し、赤、青、黒の三色または無色のいずれかの長針色、短針色、背景色を選択することができる。選択された長針色、短針色、背景色を示す文字にはアンダーバーが表示される。
モノクロ液晶表示モジュール110を装着した時には、図9(d)に示すように、モジュール表示エリア55に「モノクロ液晶モジュール」と表示される。モノクロ液晶表示モジュール110を装着した時には、表示形式選択エリア56、及び背景色選択エリア59は表示されるが、文字色選択エリア57、長針/短針色選択エリア58、背景画像選択エリア60は設定できないと判断され、暗転表示される。
背景色選択エリア71には、「無 黒」と文字が表示されており、ユーザはカーソルキーの左右操作によりいずれかの文字を選択し、無色または黒色のいずれかの背景色を選択することができる。なお、背景色に無色を選択すると通常表示、黒を選択すると反転表示になる。選択された背景色を示す文字にはアンダーバーが表示される。
なお、これらの液晶表示モジュール110〜112は、待受状態では現在時刻を表示するが、着信やメール受信等の通信状態を検出した場合は、受信した発信者情報に基づく情報を表示することも可能である。例えば、モノクロ液晶表示モジュール110、二色液晶表示モジュール111の場合は、発信者の名前等、カラー液晶表示モジュールの場合は、発信者を特定する画像情報等の、後述するRAM32のアドレス帳に記憶される情報を表示することができる。
一方、クオーツモジュール113を装着したときには、モジュールIDに基づいてサブ表示モジュール113が認識される。するとスイッチ制御部30により、出力が駆動信号生成部28からの駆動信号に切り替えられ、アナログ時計デバイスを駆動させる。
なお、ダミーモジュール114は、その背面に金属端子が設けられていないため、装着した時にサブ表示部着脱検出部27によって着脱が検出されず、駆動信号生成回路28や表示ドライバ29のサブ表示モジュールを駆動するドライバを動作させない。したがって、無駄な電力消費を省くことができる。
携帯電話機1の蓋体2及び本体3の開閉に対応した動作について説明する。図10は、蓋体2と本体3との角度に対応した一連の動作を示すフローチャートである。まず、蓋体2と本体3とを閉じた状態において、角度検出部26により、蓋体2の開閉を検出する(ステップS1)。
蓋体2と本体3とが開いていない場合には、サブ表示モジュール110〜113の着脱を検出する(ステップS2)。サブ表示モジュール110〜113が検出されなければ、フローチャートの先頭にリターンする。
サブ表示モジュール110〜113が検出された場合には、装着されたサブ表示モジュールのモジュールIDを検出する(ステップS3)。モジュールIDが検出されなければ、制御信号の供給を停止し(ステップS8)、フローチャートの先頭にリターンする。
モジュールIDが検出された場合には、モジュールIDがRAM32の設定テーブル321にモジュールIDが設定されているか否かを判断する(ステップS4)。モジュールIDが設定テーブル321に設定されていなければ、設定を促す表示をする(ステップS9)とともに、フローチャートの先頭にリターンする。
モジュールIDが設定テーブル321に設定されている場合には、対応するドライバ情報をドライバ情報記憶部31から読み出し(ステップS6)、ドライバ情報に基づいて表示情報を表示し(ステップS7)、フローチャートの先頭にリターンする。
一方、蓋体2と本体3とが開いている場合には、角度検出部26により、さらにその角度が15°以下であるか否かを判断する(ステップS10)。15°以下の場合には、図11に示すハンズフリーモードへ移行する((1))。
蓋体2と本体3とが15°よりも大きく開いている場合には、メイン表示部5の電源をオンにする(ステップS11)。そして、サブ表示モジュールのモジュールIDが設定テーブル321にあるか否かを判断し(ステップS12)、ない場合には、その他のモード処理(ステップS15)を行う。
モジュールIDが設定テーブル321にある場合には、設定テーブル321からモジュールIDに対応する設定メニューを検出する(ステップS13)。設定メニューが検出された場合には、サブ表示モジュールの設定処理(ステップS14、図8参照)を行い、検出されない場合には、その他のモード処理(ステップS15)を行う。
次に、ハンズフリーモードの動作について説明する。図11はハンズフリーモードの動作を示すフローチャートである。
まず、角度検出部26により、蓋体2と本体3とが開いており、その角度が15°以下であることを検出すると、スピーカ制御部120に対してスピーカ切り替え信号を出力し、着信時の音声通話用スピーカ4から報知用スピーカ12へ切り替える(ステップS16)。
次に、コネクタインターフェイス130により、充電器100の充電用コネクタ端子14、14と本体3の充電用コネクタ端子13、13との接続を検出し、携帯電話機1が充電器100へ装着されていることを検出する(ステップS17)。
充電器100への装着を検出しなかった場合には、コネクタインターフェイス130により、データ送受用コネクタからのデータ信号の送受を検出する(ステップS18)。データ信号の送受を検出した場合は、データ通信モードとなり、データ信号の処理を行う(ステップS19)。その後、着信を検出する(ステップS20)まで、直前の処理を継続(ステップS21)する待受け状態で待機する。データ信号の送受を検出しなかった場合は、待受け状態で待機する。
充電器100への装着を検出した場合は、充電処理を行う(ステップS22)。さらに、コネクタインターフェイス130により、データ送受用コネクタからのデータ信号の送受を検出する(ステップS23)。データ信号の送受を検出した場合は、データ通信モードとなり、充電処理を継続しながらデータ信号の処理を行う(ステップS24)。その後、着信を検出する(ステップS20)まで、直前の処理を継続(ステップS21)する待受け状態で待機する。データ信号の送受を検出しなかった場合は、待受け状態で待機する。
ハンズフリーモードで着信を検出したら、音声着信モードに切り替える。すなわち、報知用スピーカ12への出力を、D/Aコンバータ・AMP37からのものに切り替え、着信を報知するとともに、サブ表示部に発信者の情報を表示しユーザに通知する(ステップ25)。
次いで、ユーザによるサイドキー602の操作を検出する(ステップS26)。サイドキー602の操作を検出したら、オフフック処理を行う(ステップS27)。すなわち、報知用スピーカ12への出力を、オーディオインターフェイス25からのものに切り替える。次いで、ハンズフリー通話を開始する(ステップS28)。通話終了が検出(ステップS29)までハンズフリー通話を継続し、通話終了が検出されたら、ステップS21に戻り、待受け状態で待機する。
ユーザによるサイドキー602の操作を検出しなかった場合には、ユーザによるサイドキー601の操作を検出する。サイドキー601の操作を検出したら、CCD34、DSP35による撮影処理を開始し(ステップS31)、テレビ電話モードでの通話状態(ステップS32)を開始する。通話終了が検出(ステップS33)までテレビ電話モードでの通話状態を継続し、通話終了が検出されたら、ステップS21に戻り、待受け状態で待機する。
ユーザによるサイドキー601の操作を検出しなかった場合には、ユーザによるサイドキー603の操作を検出する(ステップS34)。サイドキー603の操作を検出したら、オンフック状態のまま、留守録応答して通話終了の処理をし(ステップS35)、ステップS21に戻り、待受け状態で待機する。
ユーザによるサイドキー603の操作を検出しなかった場合には、発信者による着信要求が停止するまでステップS25に戻り(ステップS36)、ユーザに着信を通知する。着信要求が停止した場合には、ステップS21に戻り、待受け状態で待機する。
このように、本発明の携帯電話機1では、従来の閉状態、開状態の2態様に加え、ハンズフリーモードを合わせた3態様で使用することができ、ハンズフリーモードの携帯電話機を置き時計として機能させることができる。
図12は本発明の携帯電話機1の変形例の通信・画像・制御処理を示すブロック図である。図12において、携帯電話機1に、温度センサ381、圧力センサ382等の外観に表れない環境センサ38が設けられている。このように、温度センサ381、圧力センサ382等から温度や圧力の情報をバスBを介して表示ドライバ29に出力させ、サブ表示部に温度や圧力の情報を表示させてもよい。
図13は、他の形態のサブ表示モジュール115、116の構成を示す斜視図である。図13(a)に示したサブ表示モジュール115は、時計を表示する液晶表示デバイス1152と、文字または図形を表示する透明な液晶表示デバイス1153とが重ね合わせられている。ここで、液晶表示デバイス1152は、デジタル表示の8の字のセグメントと、アナログ表示の放射線状のセグメントとから構成される二色液晶表示デバイスである。また、透明な液晶表示デバイス1153としては、モノクロ液晶表示デバイスまたは二色液晶表示デバイスが用いられている。
サブ表示モジュール115を装着した場合には、スイッチ制御部は表示ドライバ29に、二色液晶用ドライバ情報(アナログ表示)313、二色液晶用ドライバ情報(デジタル表示)314を取得させる。表示ドライバ29は、各ドライバ情報により液晶表示デバイス1152を駆動して時計を表示させるとともに、他のドライバにより透明な液晶表示デバイス1153を駆動してメール受信または着信の情報や、温度や圧力の情報等を表示させる。
また、図13(b)に示したものは、二針式または三針式の機械式(クオーツ)のアナログ時計デバイス1162と、文字または図形を表示する透明な液晶表示デバイス1163とが重ね合わせられている。ここで、アナログ時計デバイス1162は、クオーツモジュール113のものと同様であり、液晶表示デバイス1163は、サブ表示モジュール115のものと同様である。
液晶表示デバイス1153、1163は何も表示していない状態では透明である。このため、待受け時には、液晶表示デバイス1152またはアナログ時計デバイス1162を液晶表示デバイス1153、1163に透かして見せている。一方、メール受信時や着信時には、液晶表示デバイス1152またはアナログ時計デバイス1162による時計表示と重ね合わせて、メール受信や着信を知らせる情報を液晶表示デバイス1153、1163に表示する。このため、サブ表示部の全面に時計を表示し、置き時計として機能させながら、液晶表示デバイス1153、1163によりメール受信や着信を知らせることができる。
以上の実施の形態においては、折り畳み式の携帯電話機について説明したが、本発明の電子機器は携帯電話機に限らず、例えばPDAやその他の電子機器においても用いることができる。
また、以上の実施の形態においては、所定の角度θを15°として説明したが、本発明はこれに限らず、
メイン表示部やサブ表示部の形状等、その他の具体的な細部構造についても適宜変更可能であることはもちろんである。
本発明の実施の形態の携帯電話機の開いた状態を示す外観図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の右側から見た側面図である。 図1の携帯電話機の閉じた状態を示す外観図であり、(a)は蓋体側から見た正面図、(b)は(a)の右側から見た側面図、(c)は(a)のヒンジ側から見た側面図、(d)は(a)のヒンジと反対側から見た側面図、(e)は本体側から見た背面図である。 図1の携帯電話機の蓋体のサブ表示モジュールの取り付け構造を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の充電器を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。 図1の携帯電話機を図4の充電器に載置した状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 携帯電話機の通信・画像・制御処理を示すブロック図である。 図6のRAM32に備えられた設定テーブルを示す図である。 携帯電話機をユーザが操作することにより、ユーザ所望の時刻表示形式を設定し、図7の設定テーブルに記憶する動作を示すフローチャートである。 サブ表示モジュールを携帯電話機に装着した時にメイン表示部に表示される画面であり、(a)はカラー液晶表示モジュール、(b)、(c)は二色液晶表示モジュール111、(d)はモノクロ液晶表示モジュールを装着したときに示される画面である。 蓋体と本体との角度に対応した携帯電話機の一連の動作を示すフローチャートである。 ハンズフリーモードにおける携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 携帯電話機の通信・画像・制御処理を示すブロック図である。 (a)、(b)ともにサブ表示モジュールの構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 携帯電話機(計時情報表示装置)
2 蓋体(蓋部)
3 本体(本体部)
5 メイン表示部
8 ヒンジ部
11 サブ表示部装着部
17 蓋体載置部
18 本体載置部
20 無線処理部(無線通信手段)
21 制御部(計時情報生成手段、計時情報出力手段、判別手段、転置検出手段、第1の表示制御手段、第2の表示制御手段)
22 信号処理部(計時手段)
26 角度検出部(角度検出手段)
28 駆動信号生成部(計時情報出力手段)
29 表示ドライバ(計時情報出力手段)
30 スイッチ制御部
31 ドライバ情報記憶部(表示形式記憶手段)
38 環境センサ(環境情報取得手段)
100 充電器
110〜114 サブ表示モジュール(表示部)
130 コネクタインターフェイス
200 無線アンテナ(無線通信手段)
221 クロック(計時手段)
1101、1111、1121、1131 モジュールID記憶部
1152、1153、1163 液晶表示デバイス(表示部)
1162 アナログ時計デバイス(表示部)

Claims (8)

  1. 本体部と、表示部を備えた蓋部と、前記本体部と前記蓋部とを回動可能に連結し所定角度に回動された状態で固定的に保持される連結部とで構成される計時情報表示装置において、
    計時手段と、
    この計時手段によって計時された計時情報を生成する計時情報生成手段と、
    前記連結部における前記本体部と前記蓋部との回動角度を検出する角度検出手段と、
    この角度検出手段によって前記所定角度に回動されたことを検出すると、前記計時情報を前記表示部へ出力する計時情報出力手段と
    を備えることを特徴とする計時情報表示装置。
  2. 前記表示部は前記蓋部に対し着脱可能に構成され、
    前記表示部の表示形態を判別する判別手段をさらに備え、
    前記計時情報生成手段は、この判別手段によって判別された表示形態にしたがって計時情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の計時情報表示装置。
  3. 前記表示部は、自己を識別するための識別情報を記憶し、
    前記識別情報と前記表示形態とを対応づけて記憶する表示形式記憶手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記蓋部に表示部が装着されると、この装着された表示部より識別情報を取得することにより、表示形態を判別し、
    前記計時情報生成手段は、この判別手段により判別された表示形態を前記表示形式記憶手段より読み出して計時情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の計時情報表示装置。
  4. 前記本体部の端面と前記蓋部の端面とは、前記所定角度にあるときに安定して転置されるように互いに平行に、且つ、ほぼ直線形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の計時情報表示装置。
  5. 当該装置が転置される充電装置への転置を検出する転置検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の計時情報表示装置。
  6. 無線通信手段をさらに備え、
    前記計時手段は、この無線通信手段によって受信された時刻情報に基づいて計時することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の計時情報表示装置。
  7. 前記無線通信手段による通信内容を前記表示部に表示させる第1の表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の計時情報表示装置。
  8. 環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    当該環境情報取得手段によって取得された環境情報を前記表示部に表示させる第2の表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の計時情報表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008064644A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Hioki Ee Corp 測定装置
JP2020169820A (ja) * 2019-04-01 2020-10-15 カシオ計算機株式会社 電子時計及び通知制御方法

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