JP2006103827A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置面積の拡大を最小限に抑えつつ、本体装置から離間したLCCの収納部がLCCの前面側に露出することを防止し、LCCの破損やユーザの損傷を未然に防止する。
【解決手段】LCC200A〜200Cにおいて、載置板201とともに収納部208を構成する収納板207Dの一部に、ストッパ機構210のストッパ爪210Aを選択的に係合させる。ストッパ機構210は、ソレノイド210Bを備えている。LCC200A〜200Cを画像形成装置100の側面から離間させる旨の信号が画像形成装置100の制御部から入力された際に、ソレノイド210Bがオンされてストッパ爪210Aが収納板207Dの一部に係合し、収納部208を前面側に引き出すことができなくなる。
【選択図】図2
【解決手段】LCC200A〜200Cにおいて、載置板201とともに収納部208を構成する収納板207Dの一部に、ストッパ機構210のストッパ爪210Aを選択的に係合させる。ストッパ機構210は、ソレノイド210Bを備えている。LCC200A〜200Cを画像形成装置100の側面から離間させる旨の信号が画像形成装置100の制御部から入力された際に、ソレノイド210Bがオンされてストッパ爪210Aが収納板207Dの一部に係合し、収納部208を前面側に引き出すことができなくなる。
【選択図】図2
Description
この発明は、本体装置の側面に大容量給紙装置(以下、LCCという。)を着脱自在に配置した画像形成装置に関し、特に、複数のLCCを上下方向に積載して本体装置の側面に配置した画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置は、機能の多様化、及び、印刷速度の高速化の要請が強い。このため、コピアモード、プリンタモード及びFAXモードなどの複数種類の処理を可能にした複合機が製品化されており、80枚/分の高速印刷が可能な装置の開発が進んでいる。
このような多機能で高速印刷が可能な画像形成装置は、プリンタとして複数の画像出力装置において共用され、夜間や休日等のユーザがいない状況でもファクシミリ装置として動作するため、大量の用紙が使用される。このため、給紙部において、多量の用紙を収納しておく必要がある。
上記の画像形成装置では、本体装置の内部に装着される給紙カセットの大容量化とともに、オプション機能として本体装置の外部に給紙カセットを追加して装着できるようにしたものがあり、特に、本体装置の側面にLCCを配置できるようにしたものもある。
LCCは、一般に、用紙の収納部を前面側に挿脱自在に備えており、LCC内に用紙を補充する際には、収納部が前面側に引き出される。
ところが、一般に画像形成装置は、本体装置の最下部に装着された給紙カセットに対する用紙の補充を装置の前面側から行うようにした所謂フロントローディング方式が採用されており、給紙カセットを大容量化又は給紙カセットを追加すると装置の全高が高くなる。このため、通常、本体装置の上面に設けられている操作パネルに対するユーザの操作性が悪化する。
また、本体装置の側面に配置されるLCCは、本体装置内の用紙搬送路に用紙を導くものであるため、大容量化によってLCC内の用紙搬送路が複雑になり、紙詰まり等の搬送不良を生じ易い。このため、LCCの容量としては、概ね2,000〜4,000枚程度が限界とされている。
そこで、LCCを上下方向に複数段重ねて本体装置の側面に配置することにより、用紙搬送路の複雑化を生じることなく用紙の収納枚数を増加するようにした画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、複数のLLCを本体装置の側方に横方向に並列配置することにより、用紙の収納枚数を増加させるようにした画像形成装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平05−193766号公報
特開2000−274675号公報
しかしながら、特許文献2に開示された装置のように、複数のLCCを並列に配置すると、用紙を補充する際の作業性は向上するが、LCCを含めた画像形成装置の設置面積が大きくなり、設置場所の選択が制限される問題がある。
この点で、特許文献1に開示された装置のように、複数のLCCを上下方向に積載すると、設置面積の拡大が最小限に抑えられ、設置場所の選択の制限が緩和される。一方で、LCCと本体装置との間におけるジャム処理等の作業時に、本体装置から離間した複数のLCCが不安定になり、上部を前面方向にして傾斜したLCCから収納部が前面側に露出し、ユーザの身体に衝突したり、複数積載されたLCCがさらに不安定になって上部のLCCが落下して装置が破損したり、ユーザが損傷する等の問題がある。
この発明の目的は、設置面積の拡大を最小限に抑えつつ、本体装置から離間したLCCの収納部がLCCの傾斜によって前面側に露出することを防止し、LCCの破損やユーザの損傷を未然に防止することができる画像読取装置を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えたものである。
(1)用紙上に画像を形成する画像形成部を収納した本体装置と、
前記本体装置の側面に着脱自在に配置され、画像形成部に供給すべき用紙を収納するとともに外部に対して開閉自在にされた収納部を有する給紙装置と、
前記本体装置の側面に対する前記給紙装置の着脱状態を検出する検出器と、
前記検出器が前記本体装置の側面から前記給紙装置が離間したことを検出した際に、前記収納部の外部に対する開放を禁止する開放規制部材と、を備えたことを特徴とする。
前記本体装置の側面に着脱自在に配置され、画像形成部に供給すべき用紙を収納するとともに外部に対して開閉自在にされた収納部を有する給紙装置と、
前記本体装置の側面に対する前記給紙装置の着脱状態を検出する検出器と、
前記検出器が前記本体装置の側面から前記給紙装置が離間したことを検出した際に、前記収納部の外部に対する開放を禁止する開放規制部材と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、本体装置の側面に配置された給紙装置が、本体装置から離間した際に、給紙装置において外部に開閉自在にされた収納部の開放が規制される。したがって、本体装置に支持されていない状態では、給紙装置の収納部が外部に開放されることがなく、給紙装置の重心が偏って不安定な状態になることがない。
例えば、本体装置の側面に複数のLCCを上下方向に積載して配置した場合、LCCは本体装置の側面に装着することによって本体装置に支持された状態となり、転倒の危険性が抑制されている。しかし、画像形成処理中に紙詰まりが発生した場合のジャム処理作業のために用紙搬送路を開放する等のために、LCCを画像形成装置から離間させると、LCCは本体装置に支持されなくなる。この状態でLCCにおいて用紙を収納している収納部が外部に開放されると、LCCの重心のバランスが崩れて転倒する虞がある。
そこで、LCCが本体装置に支持されていない状態では、収納部が開放されないようにすることで、LCCの安定性が損なわれないようにしてLCCの転倒を防止する。
(2)前記本体装置と前記給紙装置との装着状態を選択的に固定するロック機構を備え、前記検出器は前記ロック機構の状態に基づいて前記本体装置の側面に対する前記給紙装置の着脱状態を検出することを特徴とする。
この構成においては、本体装置と給紙装置との装着状態を選択的に固定するロック機構に連動して、開放規制部材が動作する。したがって、給紙装置が本体装置に支持されているか否かに応じて直ちに開放規制部材が動作し、給紙装置が本体装置に支持されていない状態での収納部の開放が確実に禁止される。
(3)前記ロック機構は、非通電時に前記本体装置と前記給紙装置との装着状態を固定し、通電時に該固定を解除する駆動部材を備えたことを特徴とする。
この構成においては、ロック機構は、ソレノイド等の駆動部材に通電されていない状態では本体装置と給紙装置との装着状態を固定しており、駆動部材に通電されると本体装置と給紙装置との装着状態を解除する。したがって、駆動部材に対する通電状態に基づいて検出器が本体装置と給紙装置との装着状態を容易かつ確実に検出する。
(4)用紙上に画像を形成する画像形成部を収納した本体装置と、
前記本体装置の側面に着脱自在に配置され、画像形成部に供給すべき用紙を収納するとともに外部に対して開閉自在にされた収納部を有する給紙装置と、
前記給紙装置に設けられ、非通電時に前記収納部の開放を規制し、通電時に該規制を解除する固定部材と、
前記本体装置の側面に前記給紙装置が装着されている間に前記本体装置の電源を前記給紙装置に接続し、前記本体装置の側面から前記給紙装置が離間した時に前記本体装置から前記給紙装置への電力供給を切断する接続部材と、を備えたことを特徴とする。
前記本体装置の側面に着脱自在に配置され、画像形成部に供給すべき用紙を収納するとともに外部に対して開閉自在にされた収納部を有する給紙装置と、
前記給紙装置に設けられ、非通電時に前記収納部の開放を規制し、通電時に該規制を解除する固定部材と、
前記本体装置の側面に前記給紙装置が装着されている間に前記本体装置の電源を前記給紙装置に接続し、前記本体装置の側面から前記給紙装置が離間した時に前記本体装置から前記給紙装置への電力供給を切断する接続部材と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、給紙装置は、本体装置の側面に塗装着されている間に接続部材を介して本体装置から電源の供給を受ける。給紙装置には通電時に収納部を開放可能な状態にする固定部材が設けられており、給紙装置が本体装置の側面に装着されている場合には、本体装置から固定部材に通電することによって収納部が開放可能になる。給紙装置が本体装置の側面から離間すると接続部材が本体装置から給紙装置への電力供給を切断する。したがって、給紙装置が本体装置の側面から離間している状態では、固定部材は非通電状態になり、収納部の開放が固定部材によって規制される。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本体装置の側面に配置された給紙装置が本体装置から離間した際に、給紙装置において外部に開閉自在にされた収納部の開放を規制することにより、本体装置に支持されていない状態で給紙装置の収納部が外部に開放されることを規制し、給紙装置の重心が偏って不安定な状態になることによる転倒等の事故の発生を未然に防止することができる。
(2)本体装置と給紙装置との装着状態を選択的に固定するロック機構に連動して、開放規制部材を動作させることにより、給紙装置が本体装置に支持されているか否かに応じて直ちに開放規制部材を動作させることができ、給紙装置が本体装置に支持されていない状態で収納部が開放されることを確実に阻止できる。
(3)駆動部材に通電されていない状態ではロック機構が本体装置と給紙装置との装着状態を固定するとともに、駆動部材に通電されるとロック機構が本体装置と給紙装置との装着状態を解除することにより、駆動部材に対する通電状態に基づいて開放規制部材を容易かつ確実に動作させることができる。
(4)給紙装置が本体装置の側面から離間した際に本体装置から給紙装置への電力供給を切断することにより、給紙装置が本体装置の側面から離間している状態では固定部材を非通電状態にして収納部の開放を規制することができる。これによって、本体装置の側面に対する給紙装置の着脱状態を検出することなく、簡単な構成で収納部が開放されることによる給紙装置の転倒等の事故を防止することができる。。
以下に、この発明の最良の実施形態に係る画像形成装置を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す正面断面の略図である。この発明の本体装置である画像形成装置100は、上下方向に3台積載された給紙装置としてのLCC200A〜200Cを、一方の側面に着脱自在に配置して構成されている。
画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成プロセスを経て用紙Pに画像を形成する。画像形成装置100は、底部に給紙カセット102,103を備え、上部に排紙トレイ104を備える。給紙カセット102,103と排紙トレイ104との間に用紙搬送路F1が設けられる。用紙搬送路F1の一部には、感光体ドラム105が回転自在に配置されている。
感光体ドラム105の周囲には、帯電装置106、光走査ユニット107、現像ユニット108、転写装置109、クリーニングユニット110、および図示しない除電装置が配設される。帯電装置106は、感光体ドラム105の外周面を所定の電位に帯電させる。光走査ユニット107は、外部から入力された画像データに基づいて感光体ドラム105の外周面に静電潜像を形成する。現像ユニット108は、感光体ドラム105の外周面上にトナーを供給して静電潜像を可視化し、トナー像を形成する。
用紙搬送路F1において、感光体ドラム105より用紙の搬送方向の上流側には、レジストローラ111が配置される。レジストローラ111は、感光体ドラム105と転写装置109とが対向する転写位置に用紙を供給するタイミングを調整する。転写装置109は、感光体ドラム105が担持するトナー像を用紙に転写する。用紙搬送路F1において、感光体ドラム105より下流側には、定着装置112が配置される。定着装置112は、トナー像が転写された用紙を加熱及び加圧し、表面にトナー像を定着させる。
画像形成装置100は、一方の面に画像を形成された用紙の裏面にも画像を形成するため、用紙の表裏を反転させて転写位置に搬送する反転搬送路F2を備える。さらに、画像形成装置100は、給紙カセット102,103と転写位置との間で用紙搬送路F1に合流する用紙搬送路F3を備える。用紙搬送路F3は、略水平に設けられる。
画像形成装置100の側面に配置された各LCC200A〜200Cは、大容量の給紙カセットである。各LCC200A〜200Cは、互いに同一の構成を有し、互いに同一又は異なるサイズの用紙を収納する。各LCC200A〜200Cは、画像形成装置100の側面に着脱自在に装着されている。
画像形成装置100の内部には、各LCC200A〜200Cに対向する位置に、用紙搬送路F4〜F6が構成されている。各用紙搬送路F4〜F6は、一端が各LCC200A〜200Cの給紙部に連通し、他端が用紙搬送路F3に連通している。したがって、各LCC200A〜200Cから給紙された用紙は、各用紙搬送路F4〜F6及び用紙搬送路F3を経由して転写位置に搬送される。
また、画像形成装置100において、LCC200A〜200Cが装着される側面には、ロック機構101が設けられている。ロック機構101は、ソレノイド101A及びロック片101Bを含む。ソレノイド101Aは、この発明の駆動部材であり、非通電時にロック片101BをLCC200Aに係合させ、画像形成装置100の側面に対するLCC200Aの装着状態を維持する。ソレノイド101Aは、通電時にロック片101BのLCC200Aに対する係合を解除し、画像形成装置100の側面からLCC200Aを離間させることができるようにする。
なお、LCC200A〜200Cは、互いに物理的、電気的に接続されており、画像形成装置200の側面に対して一体的に着脱される。したがって、単一のロック機構101のロック片101Aが最上部のLCC200Aに選択的に係合することにより、3台のLCC200A〜200Cの全てが一体的に画像形成装置100の側面に固定された状態又は離間可能な状態になる。
LCC200A〜200Cは、画像形成装置100の側面に装着されているか否かに拘らず、図示しない電源ケーブルを介して画像形成装置100の電源部から常時給電されている。
図2は、上記画像形成装置に備えられる給紙装置の構成を示す正面図である。図3は、同給紙装置における収納部の開放状態を示す斜視図である。なお、図2及び図3においては、LCC200Aについて説明するが、LCC200B及び200CもLCC200Aと同様に構成されている。
この発明の給紙装置であるLCC200Aは、載置板201、ピックアップローラ202、フィードローラ203、リバースローラ204、排出口205、ペーパーガイド206等を備えている。
載置板201は、積層された多数枚の用紙を位置決めして収納する。載置板201は、リフトアップ機構によって、最上位に位置する用紙の上面が所定の高さになるように、LCC200A内において昇降する。載置板201の周囲の4面には、収納板207A〜207Dが配置されている。
ピックアップローラ202、フィードローラ203、リバースローラ204、排出口205及びペーパーガイド206は、上記給紙部を構成している。ピックアップローラ202は、上下方向に揺動自在に形成されたアームに取り付けられる。ピックアップローラ202は、給紙時に降下して、載置板201上に載置された用紙のうち最上位の用紙を用紙搬送方向の下流側に送り出す。
フィードローラ203及びリバースローラ204は、用紙搬送方向においてピックアップローラ202の下流側に配置される。フィードローラ203及びリバースローラ204は、用紙搬送路を挟んで上下に互いに圧接して配置される。フィードローラ203は、用紙搬送方向の下流側に用紙を搬送する方向に回転駆動される。一方、リバースローラ204は、用紙搬送方向の上流側に用紙を押し戻す方向にトルクリミッタを介して回転駆動される。ピックアップローラ202によって送り出された用紙は、フィードローラ203及びリバースローラ204とによって捌かれ、ペーパーガイド206を経由して1枚ずつ排出口205から外部へ排出される。
LCC200Aには、この発明の開放規制部材であるストッパ機構210が備えられている。ストッパ機構210は、ストッパ爪210A及びソレノイド210Bを含む。ソレノイド210Bは、通電時にストッパ爪210Aを収納板207Dの一部に係合させ、非通電時に収納板207Dの一部に対するストッパ爪210Aの係合を解除する。収納板207Dには、ストッパ爪210Aが背面側から貫通する窓部210Cが形成されている。
図3に示すように、載置板201及び収納板207A〜207Dの内側に、上面が開放した収納部208が構成される。収納部208内において、図示しないリフトアップ機構によって載置板201が昇降する。収納部208は、ガイドレール208A,208Bによって給紙装置200の前面側に出し入れ自在にされている。収納部208は、給紙装置200の前面側に引き出された状態で外部に開放され、用紙の補充が可能になる。
なお、収納部208を構成する収納板207Aの前面には、外装パネル207Eが固定される。
図4は、上記画像形成装置の制御部における要部の構成を示すブロック図である。画像形成装置100の制御部300は、ROM302及びRAM303を備えたCPU301に、操作パネル304、ソレノイドドライバ305等を接続して構成されている。CPU301には、インタフェースを介して給紙装置であるLCC200A〜200Cの制御部400を構成するCPU401が接続されている。CPU401には、ROM402及びRAM403とともに、ソレノイドドライバ404A〜404Cが接続されている。
ソレノイドドライバ404A〜404Cのそれぞれには、LCC200A〜200Cに備えられているストッパ機構210のソレノイド210Bのそれぞれが接続されている。
用紙搬送路F4〜F6の周辺において用紙が紙詰まりを生じ、ジャム解除作業時のために画像形成装置100の側面からLCC200A〜200Cを離間させる場合には、ユーザは操作パネル304において、画像形成装置100の側面に対するLCC200A〜200Cの固定の解除を指示する操作を行う。
操作パネル304は、画像形成装置100の側面に対するLCC200A〜200Cの固定の解除を指示する操作が行われると、その旨を表す固定解除信号をCPU301に出力する。CPU301は固定解除信号が入力されると、ロック機構101のソレノイド101Bをオンし、LCC200Aの一部に対するロック片101Bの係合を解除する。
これにともなって、CPU301は、CPU401に対して固定解除信号を出力する。CPU401は、固定解除信号が入力されると、ソレノイド210Bをオンし、ストッパ爪210Aを収納板207Dの一部に係合させる。
上記の構成により、LCC200A〜200Cが画像形成装置100の側面から離間されると、LCC200A〜200Cに設けられたストッパ機構210のストッパ爪210Aが収納板207Dの一部に係合し、収納部208を前面側に引き出すことができなくなる。これによって、LCC200A〜200Cが、画像形成装置100の側面から離間し、画像形成装置100によって支持されていない状態では、収納部208が給紙装置200の前面側に引き出されて重心が前面側に変位することがなく、LCC200A〜200Cが不安定になることがない。
なお、ソレノイド101B及びソレノイド210Bに代えて、モータ等の他の駆動部材を用いることができる。
また、LCC200A〜200Cの少なくとも1つに、画像形成装置100の側面に対する着脱状態を検出する検出器を備え、この検出器が画像形成装置100の側面から離間したことを検出した際に、ソレノイド210Bをオンさせて収納部208をLCC200A〜200Cの前面側に引き出すことができないようにしてもよい。
図5は、この発明の別の実施形態に係る画像形成装置の要部の構成を示す斜視図である。この実施形態に係る画像形成装置は、給紙装置である各LCC200A〜200Cに、この発明の固定部材であるストッパ機構220を備えている。
ストッパ機構220は、ストッパ爪220Aを中央部において回転軸220Cによって回転自在に支持し、後端部にソレノイド220Bのアクチュエータ220E及びスプリング220Dを係止している。ソレノイド220Bの非通電時には、スプリング220Dの弾性力により、ストッパ爪220Aの前端部が収納板207Dの一部に係合する。
ソレノイド220Bは、通電時にアクチュエータ220Eを介してストッパ爪220Aの後端を下方に引き下げ、ストッパ爪220Aの前端部の収納板207Dの一部に対する係合を解除する。
このようなストッパ機構220を備えたLCC200A〜200Cは、図1に示すように上下方向に積層された際に互いに電気的に接続される。図1中破線で示すように、一例として、最下部に位置するLCC200Cには、画像形成装置100に対向する側面にプラグ230Aを露出して備えている。一方、画像形成装置100の側面には、プラグ230Aに対向する位置にソケット230Bを露出して備えている。
なお、図1〜図4に示した画像形成装置に備えられている電源ケーブルは、この実施形態に係る画像形成装置には存在しない。
このプラグ230A及びソケット230Bは、この発明の接続部材を構成しており、LCC200A〜200Cを画像形成装置100の側面に装着した際に、互いに連結される。プラグ230Aとソケット230Bとが連結されると、画像形成装置100の電源がLCC200A〜200Cに供給される。LCC200A〜200Cを画像形成装置100の側面から離間させると、プラグ230Aとソケット230Bとが分離し、画像形成装置100の電源がLCC200A〜200Cに供給されなくなる。
以上の構成により、用紙搬送路F4〜F6の周辺において用紙が紙詰まりを生じ、ジャム解除作業のために画像形成装置100の側面からLCC200A〜200Cを離間させると、LCC200A〜200Cに電源が供給されなくなり、ストッパ機構220のソレノイド220Bが通電状態にされることがない。したがって、LCC200A〜200Cが画像形成装置100の側面から離間している場合には、ストッパ機構220によって収納部208をLCC200A〜200Cの前面側に引き出すことができない状態に維持される。
これによって、LCC200A〜200Cが、画像形成装置100の側面から離間し、画像形成装置100によって支持されていない状態では、収納部208が給紙装置200の前面側に引き出されて重心が前面側に変位することがなく、LCC200A〜200Cが不安定になることがない。
100 画像形成装置(本体装置)
101 ロック機構
101B ソレノイド
200A〜200C LCC(給紙装置)
208 収納部
210 ストッパ機構(開閉規制部材)
101 ロック機構
101B ソレノイド
200A〜200C LCC(給紙装置)
208 収納部
210 ストッパ機構(開閉規制部材)
Claims (4)
- 用紙上に画像を形成する画像形成部を収納した本体装置と、
前記本体装置の側面に着脱自在に配置され、画像形成部に供給すべき用紙を収納するとともに外部に対して開閉自在にされた収納部を有する給紙装置と、
前記本体装置の側面に対する前記給紙装置の着脱状態を検出する検出器と、
前記検出器が前記本体装置の側面から前記給紙装置が離間したことを検出した際に、前記収納部の外部に対する開放を禁止する開放規制部材と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記本体装置と前記給紙装置との装着状態を選択的に固定するロック機構を備え、前記検出器は前記ロック機構の状態に基づいて前記本体装置の側面に対する前記給紙装置の着脱状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ロック機構は、非通電時に前記本体装置と前記給紙装置との装着状態を固定し、通電時に該固定を解除する駆動部材を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 用紙上に画像を形成する画像形成部を収納した本体装置と、
前記本体装置の側面に着脱自在に配置され、画像形成部に供給すべき用紙を収納するとともに外部に対して開閉自在にされた収納部を有する給紙装置と、
前記給紙装置に設けられ、非通電時に前記収納部の開放を規制し、通電時に該規制を解除する固定部材と、
前記本体装置の側面に前記給紙装置が装着されている間に前記本体装置の電源を前記給紙装置に接続し、前記本体装置の側面から前記給紙装置が離間した時に前記本体装置から前記給紙装置への電力供給を切断する接続部材と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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2004
- 2004-10-01 JP JP2004290154A patent/JP2006103827A/ja active Pending
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