JP4786554B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に係り、特に、縦搬送経路を備えた画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置には、ハガキや光沢紙、ラベル紙、超厚紙、薄紙など、ますます広い範囲の用紙対応力が要求されている傾向にある。一般の画像形成装置では、これらの特殊な用紙は、適時に適量の枚数を通紙し易い、という点から手差し給紙が用いられることが少なくない。
一般的には画像形成装置の手差し給紙は、画像形成装置の背面に、画像形成部に供給される直前のレジストローラと連通する搬送経路を備えた手差し給紙部を画像形成装置の底部等の1個所取り付ける構造が採用されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−89040公報
近年では、画像形成装置の設置場所は、ユーザの使用環境や、またオフィス等では、その業界によって様々である。特に、オフィスに占める画像形成装置の設置面積を小さくすることが求められているため、画像形成装置を机の下の床上に設置したり、書籍棚の上に設置したりというように、画像形成装置は、高さ方向に様々な位置に設置されるようになってきている。
しかしながら、特許文献1記載の手差し給紙の構造では、手差し給紙部が装置の底部に形成されているために、画像形成装置を机の下の床上に設置すると、手差しトレイが非常に低い位置となり、しゃがみこんで所要のシート類をセットしなければならず、ユーザビリティ(使い勝手)が悪いという問題がある。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、様々なユーザ環境、業界においても高いユーザビリティを発揮する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、本体部に少なくとも高さが異なる2個所以上の給紙ユニット連結部を備え、当該給紙ユニット連結部の各々は、同一形状の給紙ユニットを連結することが可能な受け入れ部を備えたことを特徴とする画像形成装置としたものである。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、当該画像形成装置は、下方に配設された給紙カセットから供給される第1の記録媒体を、レジストローラを介して当該記録媒体の一面に画像形成して排紙ローラによって上方の排紙トレイに搬送する第1の搬送経路と、当該排紙ローラの逆転によって当該記録媒体を反転搬送させて前記レジストローラに供給する第2の搬送経路を備え、前記給紙ユニット連結部は、前記第2の搬送経路に沿って少なくとも高さが異なる2個所以上で配設され、当該給紙ユニットの各々は、前記第2の搬送経路と連続する第3の搬送経路を備え、給紙ユニット連結部と連結された給紙ユニットからの第2の記録媒体を、順次、前記第3の搬送経路、第2の搬送経路及び第1の搬送経路を搬送させて当該第2の記録媒体に画像形成することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記給紙ユニットを手差し給紙ユニットとして用いることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記給紙ユニットには、挿入ガイドレールが設けられ、前記給紙ユニット連結部には、当該ガイドレールの受け部が設けられ、前記挿入ガイドレールを前記受け部に挿入することによって前記給紙ユニットが位置決めされることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記給紙ユニット連結部の一つを、本体上部前面側に配置したことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路に連続する位置に、両面搬送用の正転ローラを設けることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記給紙ユニット連結部の一つを、本体上部に配置された排紙トレイの上方に配置することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路に連続する位置に、両面反転用の正逆転ローラを設けることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、前記給紙ユニットと前記正逆転ローラの間に、少なくとも一つの分岐用爪を回動可能に設けることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、該分岐用爪は、ソレノイドにより電気的に回動可能に取り付けられることを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、前記分岐用爪の回動により、前記分岐用爪は、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と前記正逆転ローラとを連通させる位置状態と、該給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と該正逆転ローラの間を分断する位置状態が存在することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項9又は10に記載の画像形成装置において、前記分岐用爪の回動により、前記分岐用爪は、前記排紙トレイと前記正逆転ローラを連続的に繋ぐ位置と、前記排紙トレイと前記正逆転ローラの間を分断する位置状態が存在することを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、前記分岐用爪の回動により、当該該分岐爪が、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と前記正逆転ローラとを連通させる位置状態と、前記排紙トレイと前記正逆転ローラとを連通させる位置状態と、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と該正逆転ローラの間を分断しつつ、前記給紙ユニットの上方と前記正逆転ローラとを連通させる位置状態が存在することを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、前記正逆転ローラの下方に、正転ローラを設け、当該正転ローラの上流にシート類分岐手段を用いることを特徴とする。
また、請求項15の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記給紙ユニット連結部の一つは、本体下部の前面側に配置することを特徴とする。
また、請求項16の発明は、請求項15記載の画像形成装置において、前記給紙ユニット連結部の一つは、本体下部の前面側に配置することを特徴とする。
また、請求項17の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記給紙ユニット連結部には、カバー部品を備えることを特徴とする。
また、請求項18の発明は、請求項17記載の画像形成装置において、前記カバー部品を装置本体に回動可能に取り付けることを特徴とする。
また、請求項19の発明は、請求項17記載の画像形成装置において、前記カバー部品を装置本体にスライド移動可能に取り付けることを特徴とする。
また、請求項20の発明は、請求項19記載の画像形成装置において、前記カバー部品にギヤ歯を備え、当該ギヤ歯と噛合して回転するギヤ部品を設け、前記給紙ユニットの挿入によって当該ギヤ部品を回転させて前記カバー部品をスライドさせることを特徴とする。
また、請求項21の発明は、請求項20記載の画像形成装置において、前記給紙ユニットには、前記ギヤ部品と噛合するギヤ歯を有するガイドを設け、前記給紙ユニットの挿入によって、当該給紙ユニットのガイドと噛合するギヤ部品が回転して前記カバー部品をスライドさせることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成を採用することによって、様々なユーザ環境、業界においても高いユーザビリティを発揮する画像形成装置を提供することができる。
本発明においては、上記課題を解決するために、本体部に少なくとも高さが異なる2個所以上の給紙ユニット連結部を備えることによって、ユーザの使用環境、例えば、画像形成装置を机の下の床上に設置した場合には、画像形成装置の上部に手差し給紙ユニットを取り付け、また画像形成装置を書籍棚の上に設置した場合には、画像形成装置の下部に手差し給紙ユニットを取り付け可能とし、ユーザの要求に応じて種々の高さに手差し給紙ユニットを取り付け可能としたものである。そのために、各給紙ユニット連結部は、同一形状の手差し給紙ユニットを装着することが可能な受け入れ部を備えている。
特に、下方に配設された給紙カセットから供給される第1の記録媒体を、レジストローラを介して当該記録媒体の一面に画像形成して排紙ローラによって上方の排紙トレイに搬送する第1の搬送経路と、両面印刷が可能なように、当該排紙ローラの逆転によって当該記録媒体を反転搬送させて前記レジストローラに供給する第2の搬送経路を備えた縦搬送経路を備えた画像形成装置の当該第2の搬送経路を利用することによって、前記給紙ユニット連結部を、前記第2の搬送経路に沿って少なくとも高さが異なる2個所以上に配設するようにして、簡便な構造で、確実に所望の高さの給紙ユニットから記録媒体を給紙して印刷可能としたものである。
この場合、当該給紙ユニットの各々は、第2の搬送経路と連続する第3の搬送経路を備え、給紙ユニット連結部と連結された給紙ユニットからの第2の記録媒体を、順次、前記第3の搬送経路、第2の搬送経路及び第1の搬送経路を搬送させて当該第2の記録媒体に画像形成するようにした場合には、給紙ユニットからの新たな搬送経路を可及的に短い経路とすることができ、コスト低減に有利となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明による一実施形態の画像形成装置としてのフルカラーレーザプリンタの概略構成を示す図である。図中、符号1は装置本体に形成されている記録媒体Pを収納している給紙カセット、2は排紙トレイ、3はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用のドラム形状の感光体である。
本実施例によるレーザプリンタにおいては、図1のように、最下位の位置に記録媒体Pを収納する給紙カセット1が設けられており、給紙カセット1から供給された用紙等のシート状の記録媒体Pは、後述するように、本体内部の各色毎の画像形成部3Y、3M、3C、3Kで印刷され、最上部の排紙トレイ2に積載される。装置本体内には、Y、M、C、Kの各色毎の感光体3と、感光体3の周りに配設された感光体3の表面を帯電するための帯電装置、各色のトナーを収納し感光体3に形成された静電潜像をトナーで現像する現像装置等の電子写真プロセス部材と、感光体3に静電潜像を形成するためのレーザー光を照射する光書き込みユニット4とを備えた各色毎の画像形成部3Y、3M、3C、3Kが内蔵されている。また、各感光体3上に形成された各色トナー像を記録媒体Pに転写するための中間転写ベルト5、中間転写ベルト5から転写ローラ9を介してトナー像が転写された記録媒体Pに対して定着処理を行う定着装置6などの画像形成に関与する機構部が内蔵されている。また、中間転写ベルト5に対して記録媒体Pを給紙・搬送する第1の搬送経路Aは、装置本体内の手前側でほぼ垂直方向に設定されており、このような給紙・搬送経路Aに対して記録媒体Pを給紙コロ7等により給紙するための給紙カセット1は装置本体の最下位位置において手前方向に引き出し自在に設けられている。
まず、給紙カセット1から供給される記録媒体Pに対する片面印刷について説明する。最初、給紙カセット1に積載された記録媒体Pは、給紙コロ7で給紙され、レジストローラ8、転写ローラ9、定着ローラ10、排紙ローラ11を備えた搬送経路Aを通る過程で、前述の画像形成部3Y、3M、3C、3Kで所望の画像が現像、定着され、記録媒体Pの片面に画像が印刷されて排紙トレイ2に排紙される。
次に、給紙カセット1より供給される記録媒体Pに対する両面印刷時の紙の挙動について説明する。最初、給紙カセット1に積載された記録媒体Pは、給紙コロ7で給紙され、前述のように、搬送経路Aを通って、レジストローラ8、転写ローラ9、定着ローラ10で第一面に画像が形成された後、排紙ローラ11に達する。ここで、排紙ローラ11は、正逆転可能に設けられており、記録媒体Pの後端が両面分岐部12を通過したところで、排紙ローラ11は逆回転になり、途中まで排紙口13に飛び出た記録媒体Pを排紙方向とは反対の方向に引き込む。記録媒体Pは、複数対の搬送ローラ261〜264を備えて記録媒体Pを前述の第1の搬送経路Aと逆送させる第2の搬送経路Bを通り、第1の搬送経路Aとの合流点27を通ってレジストローラ8に達する。このレジストローラ8に達した記録媒体Pは印刷された面が裏面となって反転されており、印刷されていない表面が、転写ローラ9、定着ローラ10と当接するように再び第1の搬送経路Aを搬送されて第二面に画像が形成され、排紙ローラ11を通って排紙トレイ2に排紙される。
本実施例における画像形成装置には、高さが異なるに示す3個所の位置に、後述する同一形状の給紙ユニット15を装着可能な、給紙ユニット連結部14a、14b、14cが設けられている。各給紙ユニット連結部14a、14b、14cには、給紙ユニット15を受け入れる開口141を有する受け入れ部142が設けられ、この受け入れ部142を通じて給紙ユニット15を挿入、連結した際に、給紙ユニット15からの通紙経路が第2の搬送経路Bに連続するように、搬送ローラやガイドによって形成される第3の搬送経路Cが設けられている。このような構成により、ユーザは、後述する同一形状の給紙ユニットを給紙ユニット連結部14a、14b、14cのいずれかを選択して使用することができる。
図2に示すように、給紙ユニット連結部14a及び14cには、後述する給紙ユニット15の前面15aを挿入可能な開口141が設けられ、開口141内には、駆動回転するする回転軸28に取り付けられた搬送ローラ49と駆動ギヤ50が取り付けられている。回転軸28の回転によって後述する給紙ユニット15の従動ギヤ23を回転させて給紙ユニット15上の記録媒体Pを繰り出すと共に、搬送ローラ49によって給紙ユニット15から繰り出された記録媒体Pを第3の搬送経路Cに搬送する。
次に、図3を用いて、ユーザが選択して装着することができる給紙ユニット15について説明する。ここでは、ユーザが通紙時に給紙ユニット連結部へアクセスする回数が多い、手差し給紙ユニットを例にとる。手差し給紙ユニット15は好きなときに好きな枚数だけ印刷を行いたい、という要請を満たすための用途が多いため、ユーザは頻繁に給紙ユニット連結部14a、14b、14cへアクセスする傾向にある。手差しユニット15は、図3のように、手差し給紙コロ16、手差し給紙コロの軸心を貫通する給紙軸17、給紙軸の端部に設けたカム18、手差し給紙コロ16の下方に配置された底板パッド19、底板20、分離パッド21及び受台22、給紙軸17の端部に設けた従動ギヤ23、手差し台24、サイドフェンス25を備えている。
従動ギヤ23、カム18、手差し給紙コロ16は、同軸状に、給紙軸17に固定されており、前述の給紙ユニット連結部14a、14b、14cの駆動ギヤ50と従動ギヤ23が噛合して、駆動ギヤ50の回転によってカム18、手差し給紙コロ6が回転されるようになっている。また、カム18と底板20とが連動しており、カム18の回転により底板20が昇降運動するようになっている。底板20の上には底板パッド19が配置されており、また底板20は、下方から図示しない第1の付勢手段で給紙コロ16の方向へ加圧を受けている。第1の付勢手段は一般に圧縮や引っ張りのスプリングで構成される。受台22の上には分離パッド21が配置されており、受台22は下方から図示しない第2の付勢手段で給紙コロ16の方向へ加圧を受けている。この第2の付勢手段も一般に圧縮や引っ張りのスプリングで構成される。
また、給紙軸17には、図示しない画像形成装置からの制御で作動するクラッチ機構が設けられており、クラッチのON、OFFで従動ギヤ23の回転力を給紙軸17へ伝達、遮断している。
底板20上、及び手差台24上に記録媒体Pが積載されている状態で、前述のクラッチのONによって給紙軸17が矢印X方向に回転を開始し、カム18の非円形稜線と底板20と圧接しているカム18の回転に伴い、カム18の底板20との当接面に沿って底板20が上昇する。よって、底板20上の記録媒体Pは手差し給紙コロ16の方向に加圧を受けつつ、手差し給紙コロ16の回転に伴い、記録媒体Pは搬送方向(矢印Y)へ搬送され、分離パッド部21と手差し給紙コロ16の間で記録媒体Pは一枚だけ分離され、前述した画像形成装置の第3の搬送経路へ搬送されていく。
また、図3に示すように、手差し給紙ユニット15には、挿入ガイドレール31が設けられており、また、図2に示すように、画像形成装置の給紙ユニット連結部14a、14b、14cの受け入れ部142には、ガイドレールの受け部32が設けられている。このような構成にすることで、ユーザが手差しユニット15を給紙ユニット連結部14a、14b、14cに装着する際に、ガイドレール31がガイドレール受け部32に係合して、挿入方向への位置決めをしている。したがって、給紙ユニット15の給紙ユニット連結部14a、14b、14cへの装着を容易、迅速且つ確実に行うことが可能となる。
このように、本実施例による画像形成装置においては、第2の搬送経路Bに沿って、高さが異なる複数の給紙ユニット連結部14a、14b、14cを設けたので、ユーザの要求に応じて、高さを変えた位置で給紙ユニット15に取り付けることが可能となり、給紙ユニット15のユーザビリティを向上させることができる。
また、給紙ユニット15の給紙コロ16の直後の給紙ユニット連結部14a、14b、14cには搬送用のローラ49を設けている。これは手差し給紙コロ16は主に給紙、紙分離の機能を担うので、シート類を搬送する力が十分でないからである。
また、図4に示すように、上部の給紙ユニット連結部14aに手差しユニット15を設置した場合、手差し給紙コロ16を通過した記録媒体Pは、第3の搬送経路Cを通って合流点34に達し、第2の搬送経路Bを通ってレジストローラ8に達し、転写ローラ9、定着ローラ10、排紙ローラ11を通って排紙トレイ2に排紙される。この場合に、合流点34は、ガイド部331、332、333で案内して両面印刷のため、第2搬送経路Bに搬送される記録媒体Pと、給紙ユニット15から搬送される記録媒体Pを確実に案内するようにしている。
また、図5に示すように、前述の前記搬送用ローラ49に代えて、給紙ユニット15の第3の搬送経路Cに合流する位置に、両面記録媒体搬送用の正転ローラ58を設けると、図4における手差し給紙ユニット15の直後の搬送ローラ49と両面記録媒体搬送ローラ261を同一の部品で兼ねることができるので、コストが低減された両面機能を持つ画像形成装置を達成することができる。
次に、本実施例における画像形成装置においては、図4に示すように、給紙ユニット15の手差し台24が大きく本体から側方へ飛び出しているため、画像形成装置が机の下の床上等の低い位置に設置されている場合には、ユーザの足や、椅子などが当たって、手差し台24を不意に破損してしまうことがある。そこで、図6に示すように、手差し給紙ユニット15を本体上部に設けられた排紙トレイ2の上方に配置することも可能とするために、給紙ユニット連結部14bを形成している。ユーザの使用環境により選択して手差しユニット15をこの位置に配置すると、画像形成装置が例えば机の下の床上などの低い位置に設置されている場合にも手差しユニット15にユーザがアクセスし易く、手差しユニット15のユーザビリティを大きく向上させることができるだけでなく、手差しユニット15が本体から飛び出していないので、不意のユニット破損を防止することができる。
また、図6に示すように、前述の手差しユニット15の直後の搬送ローラ49は、排紙ローラ11と兼用可能に設けた両面反転用の正逆転ローラ11bで代用することもできるので、コストが低減された両面機能を持つ画像形成装置を達成することができる。この場合、給紙ユニット15の手差し給紙コロ16より繰り出された記録媒体Pは、両面印刷用の第2の搬送経路Bを通ってレジストローラ8に達し、転写ローラ9、定着ローラ10、正逆転ローラ11bの第1の搬送経路Aを通って記録媒体Pの一面に印刷されて排紙トレイ2に排紙される。このとき、正逆転ローラ11bの回転方向は、手差し給紙時には逆回転Rであり、排紙時には正回転Sを行う。
次に、図6に示すように、給紙ユニット連結部14bとして排紙開口146を利用する場合には、(1)第1の搬送経路Aから搬送されてきた記録媒体Pを排紙口13から排紙トレイ2に排紙する、(2)両面印刷のため、第1の搬送経路Aから排紙口13へ搬送された記録媒体Pを反転搬送するために第2の搬送経路Bに搬送する、(3)給紙ユニット14bから排紙口13を介して第2の搬送経路Bに搬送する、から成る3つの動作を行わせなければならない。これらの動作を制御するために、本実施例においては、図7に示すように、手差しユニット15と正逆転ローラ11bとの間に、上下位置関係で対向配置された2つの分岐用の爪38a及び38bを設けている。これらの爪38a及び38bは、図7に示すように、それぞれE方向及びF方向に回動可能に取り付けられ、これらの爪38a及び38bの回動による位置の切り替えにより、記録媒体Pの搬送経路を切り替えることが可能となり、上記(1)〜(3)の動作を確実に安定に制御することができる。即ち、本実施例では、爪38aは、手差しユニット15への搬送経路と正逆転ローラ11bとを連続的に繋ぐ(連通させる)位置状態(a)と、それを分断する(排紙口13を開放する)位置状態(b)となるように回動可能に設けられている。また、爪38bは、排紙トレイと正逆転ローラ11bとを連続的に繋ぐ(連通させる)位置状態(c)と、それを分断する位置状態(d)となるように回動可能に設けられている。
次に、この2つの爪38a及び38bを用いた、手差し給紙時、排紙時、両面反転時の記録媒体Pの搬送挙動について説明する。図8に示すように、手差し給紙時の際は、爪38aが(a)の状態、爪38bが(d)の状態になり、正逆転ローラ11bは逆回転Rして記録媒体Pは矢印G方向に搬送され、両面印刷用の第2の搬送経路Bへ搬送される。
また、排紙時には、図9に示すように、爪38aが(a)の状態、爪38bが(c)の状態となり、正逆転ローラ11bは正回転Sして記録は、矢印H方向に搬送され、排紙トレイ2に送り出される。
さらに、両面印刷のため記録媒体Pを反転させる場合には、図10のように、爪38aが(b)の状態、爪38bが(d)の状態となる。記録媒体Pの反転前は、正逆転ローラ11bは正回転Sし、定着装置6から搬送された記録媒体Pは矢印J方向に搬送され、爪38aの上方に排出される。ここで、記録媒体Pの後端が分岐点12を通過した後に正逆転ローラ11bを逆回転Rさせると、記録媒体Pは図の矢印K方向へ反転し、両面印刷用に第2の搬送経路Bへ搬送される。このように、これらの構成で爪38a及び38bの位置状態を切り替えることにより、手差しユニット15からの通紙挙動と、両面時の通紙挙動、排紙トレイへの排紙挙動を、確実に安定させることができる。
本実施例においては、分岐用の爪38a及び38bの回動を、ソレノイドを使用して行っている。このソレノイドによる分岐用の爪38aの回動機構について図11に基づいて説明する。なお、分岐用爪38bの回動機構は、基本的に爪38aと同一のため、説明を省略する。
図11(A)は、分岐用の爪38aの回動機構の全体構造の概略を示す図であり、図11(B)は、回動機構の主要部の概略構成を示す図である。爪38aは回転軸41に固定されており、L字状のリンク部品39がその上端39aで回転軸41の端部に設けたDカット部40に固定されている。さらにリンク部品39は、下端に設けた二股に分岐した形状の係合部39bでリンク部品42の係合ピン42aと係合し、リンク部品42はその中央部の支軸42bで基板44に回動自在に取り付けられ、リンク部品42の左方端のピン42cをソレノイド43のプランジャ43aの孔に嵌入させて係合している。従って、電気信号によりソレノイド43に電源が供給されて(ON)ソレノイドのプランジャ43が矢印L方向に移動すると、リンク部品42が矢印N方向に回動され、リンク部品42の回動に伴ってリンク部品39が矢印M方向に回動して分岐爪38aが矢印M方向に回動される。反対にソレノイド43への電源をOFFするとプランジャ43aが伸びて矢印L方向と逆方向に移動する。その結果、リンク部品39及び42は、前述の矢印M方向及びN方向と逆方向に回動し、爪38aをM方向と逆方向に回動する。このように、ソレノイド43への供給電源をON、OFFすることによって、リンク部品39及び42を回動し、その結果、回転軸41が回転して前述の(a)の状態及び(b)の状態に爪38aを回動させることができる。このように、ソレノイド43を使用するので、爪回動の応答精度を高めることができ、手差しユニット15からの通紙挙動や、両面印刷時の通紙挙動などを、さらに確実に安定させることができる。なお、当然、ソレノイド43を使用することなく、モータや他の駆動手段によって爪38aを回動させてもよい。
さらに、分岐用爪は、図12に示すように、図示しない制御装置によって前述の(1)〜(3)の3段階の位置状態を達成するために、一つの分岐用の爪38cを手差しユニット15と正逆転ローラ11bの間に配置させることもできる。爪38cは、手差しユニット15の記録媒体の搬送経路Cと正逆転ローラ11bを連続的に繋ぐ(連通させる)位置状態(e)と、排紙トレイ2と正逆転ローラ11bを連続的に繋ぐ位置状態(f)と、手差しユニット15の記録媒体の搬送経路Cと正逆転ローラ11bの間を分断しつつ、手差しユニット15の上方と正逆転ローラ11bを連続的に繋ぐ位置状態(g)に、切り替え可能に設けてある。
このような一つの分岐爪38cを用いた際の、手差し給紙時、排紙時、両面反転時のシート類の搬送挙動について説明する。まず、手差し給紙時の際は、図13のように爪38cが(e)の状態になり、正逆転ローラ11bは、逆回転Rして記録媒体Pは、矢印G方向に搬送され、両面印刷用の第2の搬送経路Bへ搬送される。
また、排紙時には、図14のように、爪38cが(f)の状態となり、正逆転ローラ11bは正回転Sして記録媒体Pは矢印H方向に搬送され、排紙トレイ2に送り出される。
さらに、両面印刷における通紙の反転時の場合には、図15に示すように、爪が(g)の状態となる。記録媒体Pの反転前は、正逆転ローラ11bは正回転Sし、定着装置6から搬送された記録媒体Pは、矢印J方向の爪38cの上方に掃き出される。ここで、記録媒体Pの後端が分岐点12を通過した後に正逆転ローラ11bを逆回転Rさせると、記録媒体Pは反転し、両面印刷用の第2の搬送経路Bへ搬送される。このような構成にすることにより、分岐用の爪を1個で形成することができ、排紙トレイ2への排紙挙動等を、安価なコストで確実に安定させることができる。
次に、本実施例による画像形成装置を使用して、下方の給紙ユニット連結部14cに給紙ユニット15を取り付けた場合について、図18及び図19に基づいて説明する。
図18に示すように、ユーザの使用環境に応じて給紙ユニット連結部として、本体下部の給紙ユニット連結部14cを選択し、この連結部14cに給紙ユニット15を前述のようにして装着すると、画像形成装置を書籍棚の上などの高い位置に設置している場合に、手差しユニット15にユーザがアクセスしやすくなり、手差しユニットのユーザビリティを大きく向上させることができる。
また、図18には手差しユニット15の近傍の搬送ローラ49と、両面印刷用の搬送経路Bに搬送ローラ264を別個に設けているが、図19に示すように、手差しユニット15の記録媒体Pの搬送経路Cと両面印刷用の搬送経路Bの合流する部分に、記録媒体Pの搬送用の正転ローラ47を設けると、図18における前記搬送ローラ49と搬送ローラ264を一つのローラで兼ねることができるので、コスト低減を図った本体通紙経路を持つ画像形成装置を達成することができる。
以上のように、本実施例における画像形成装置において、少なくとも高さが異なる2個所以上の部位に給紙ユニット連結部を形成し、これらの連結部に同一形状の給紙ユニットを選択的に取り付け可能としたので、必要に応じて給紙ユニットの高さ位置が変更可能となり、ユーザビリティを大きく向上させることができる。
さて、前述実施例1による画像形成装置では、手差しユニット15からの給紙経路Cと排紙トレイ2への排紙経路が重なるため、同時のタイミングで給紙、排紙を行うことができない。そのために、図16に示すように、正逆転ローラ対11bの下方に、正転ローラ対11cを別個に設け、正転ローラ対11cを排紙専用のローラとして用いる。この正転ローラ対11cを排紙専用ローラとして使用する場合には、第1の搬送経路Aに、排紙専用の搬送経路Dと正逆転ローラ対11bに搬送する第2の搬送経路Bへの振り分けを行う分岐手段が必要となる。本実施例においては、第1の搬送経路Aの下流には、記録媒体Pの分岐手段45、ここでは分岐用の爪が設けられており、定着装置6から搬送された記録媒体Pを、爪45の切り替え(iの位置とhの位置)によって、排紙ローラ11cへの搬送経路Dと、正逆転ローラ11bへの搬送経路Bとに振り分けることができるようにしている。
次に、排紙専用の搬送経路Dを設けて記録媒体Pを排紙する場合の挙動について、図17に基づいて説明する。図17に示すように、爪45を回動させて第1の搬送経路Aを分断する(hの位置)と、定着装置6で定着された記録媒体P1は、爪45で方向転換されて第4の搬送経路Dに案内搬送され、正転ローラ11cで排紙トレイ2に排紙される。一方、手差しユニット15から給紙コロ16で繰り出された記録媒体P2は、正逆転ローラ11bによって搬送されて第2の搬送経路Bに送給される。以後、図4で示すように、第2の搬送経路Bを経由して第1の搬送経路Aを搬送して、印刷が行われる。両面印刷を行う場合には爪45を回動させて(iの位置)爪45による第1搬送経路Aの分断を解除して連続させて正逆転ローラ11bに記録媒体P2を送給し、正逆転ローラ11bを逆転させて、再び、第2の搬送経路Bに送給し、第1の搬送経路Aで裏面に印刷を行い、爪45を回動させて第4の搬送経路Dに搬送案内して、排紙トレイ2に排出する。
このように、排紙専用の搬送経路Dと正転ローラ11cと爪45を設けることによって、手差しユニット15及び正逆転ローラ11bからの給紙動作と、排紙ローラ11cから排紙トレイ2への排紙動作を同時に行えるので、単位時間あたりの通紙枚数を多くすることができる。
さて、図2のように給紙ユニットの連結部14a及び14cの付近には、搬送ローラ49や、給紙ユニット15へ駆動力を伝達する駆動ギヤ50などが配置されている。給紙ユニット15を連結しない時には、これらのローラ49やギヤ50が開口141から露出しており、これらのローラ49やギヤ50に外部から異物が侵入される恐れがあり、また、ユーザの手指類が触れる可能性もあって危険である。
そこで、図20に示すように、給紙ユニット連結部14a及び14cにカバー部品51を取り付け、このカバー部品によって使用しない給紙ユニット連結部14aを閉蓋するようにしている。この場合、カバー部品51は、支点52を中心に回動可能に取り付けられ、使用時にカバー部品51を上方に回動させて給紙ユニット連結部14aの開口141を露出させ、開口141内に給紙ユニット15を挿入して給紙ユニット連結部14aに連結させることができる。
このように、給紙ユニット15を給紙ユニット連結部14aに連結しない場合に通紙経路への異物の進入を防ぎ、かつ駆動ギヤ50へのユーザの接触を適切に防ぐことができる。
また、カバー部品51を、図20に示すような回動方式に代えて、図21に示すように、矢印T方向へのスライド移動可能なように設けることもでき、このように、スライド方式とした場合には、給紙ユニット15の連結時にカバー部品51を取り外す必要がなく、カバー部品51の保管場所が不要である。
さらに、図21に示すスライド式のカバー部品を使用する場合に、給紙ユニット15の給紙ユニット連結部14aへの挿抜力を利用してカバー部品51を自動的に上下にスライドさせて開口141を開閉することが好ましい。図22及び図23にこの自動開閉方式の一例を示している。
図22に示すように、カバー部品51にラック状のギヤ歯52を備え、該ギヤ歯52と噛合う給紙ユニット連結部14a内の位置で回動可能にギヤ歯車53aを設けている。ギヤ歯車53aは、回転軸53cで連結されたギヤ歯車53bを備えており、ギヤ歯車53bの回転によって、ギヤ歯車53aも回転されるようになっている。一方、給紙ユニット15の前面15aには、図23に示すように、ギヤ歯車53bと噛合うラック状のギヤ歯を有するガイド54が設けられている。このような構成にすることで、図24に示すように、給紙ユニット15を給紙ユニット連結部14aに装着する時の矢印Q方向への挿入力によって、ギヤ歯車53bを矢印U方向へ回転させ、ギヤ歯車53bの回転に伴いギヤ歯車53aを回転させてギヤ歯車53aと噛合うカバー部品51のギヤ歯52を上方に移動させる。このギヤ歯52の上方への移動に伴い、ギヤ歯52を取り付けているカバー部品51を上方(矢印V方向)にスライドさせて給紙ユニット連結部14aの開口141を開放させている。このように、カバー部品51を給紙ユニット15の挿入によって自動的にV方向に押し上げて開くことができるので、カバー部品51の保管場所を不要とするだけでなく、手差しユニット15の着脱時のユーザビリティを向上させることができる。
本発明による実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図1で示す画像形成装置の背面構造を示す斜視図である。 本発明による実施例1に係る画像形成装置に使用される給紙ユニットの概略構成を示す斜視図である。 本発明による実施例1に係る画像形成装置に給紙ユニットを装着した一実施形態の概略構成を示す断面図である。 本発明による実施例1に係る画像形成装置に給紙ユニットを装着した他の実施形態の概略構成を示す断面図である。 本発明による実施例1に係る画像形成装置に給紙ユニットを装着した他の実施形態の概略構成を示す断面図である。 図6の給紙ユニットと給紙ユニット連結部の一実施形態の概略構成を示す断面図である。 図7の給紙ユニットと給紙ユニット連結部間に配設された分岐爪の一動作を説明する断面図である。 図7の給紙ユニットと給紙ユニット連結部間に配設された分岐爪の他の動作を説明する断面図である。 図7の給紙ユニットと給紙ユニット連結部間に配設された分岐爪の他の動作を説明する断面図である。 本発明による実施例1に係る画像形成装置で使用される分岐爪の回動機構を示す斜視図で、(A)は全体の概略構成を示す斜視図、(B)は主要部の概略構成を示す斜視図である。 図6の給紙ユニットと給紙ユニット連結部の他の実施形態の概略構成を示す断面図である。 図12の給紙ユニットと給紙ユニット連結部間に配設された分岐爪の一動作を説明する断面図である。 図12の給紙ユニットと給紙ユニット連結部間に配設された分岐爪の他の動作を説明する断面図である。 図12の給紙ユニットと給紙ユニット連結部間に配設された分岐爪の他の動作を説明する断面図である。 本発明による実施例2の画像形成装置における専用排紙機構を備えた実施形態の主要部の断面図である。 図16の専用排紙機構を説明するための断面図である。 本発明による実施例1に係る画像形成装置に給紙ユニットを装着した他の実施形態の概略構成を示す断面図である。 本発明による実施例1に係る画像形成装置に給紙ユニットを装着した他の実施形態の概略構成を示す断面図である。 本発明による実施例3の画像形成装置の背面構造を示す一実施形態の斜視図である。 本発明による実施例3の画像形成装置の背面構造を示す他の実施形態の斜視図である。 本発明による実施例3の画像形成装置で使用される他の実施形態の給紙ユニットの斜視図である。 本発明による実施例3の画像形成装置の背面を示す斜視図である。 図22の断面図である。
符号の説明
1 給紙カセット、2 排紙トレイ、3 感光体、3Y、3M、3C、3K 画像形成部、4 光書き込みユニット、5 中間転写ベルト、6 定着装置、8 レジストローラ、9 転写ローラ、10 定着ローラ、11、11b、11c 排紙ローラ、14、14a、14b、14c 給紙ユニット連結部、15 給紙ユニット、31 挿入ガイドレール、32 ガイドレール受け部、38a、38b、38c 分岐爪、43 ソレノイド、45 分岐手段、51 カバー部品、A 第1の搬送経路、B 第2の搬送経路、C 第3の搬送経路、D 第4の搬送経路

Claims (10)

  1. 本体部に高さが異なる2個所以上の給紙ユニット連結部を備え、当該給紙ユニット連結部の各々は、同一形状の給紙ユニットを連結することが可能な受け入れ部を備え、前記給紙ユニット連結部の一つを、本体上部側に配置し、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路に連続する位置に、両面搬送用の正転ローラを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 下方に配設された給紙カセットから供給される第1の記録媒体を、レジストローラを介して当該第1の記録媒体の一面に画像形成して排紙ローラによって上方の排紙トレイに搬送する第1の搬送経路と、当該排紙ローラの逆転によって当該記録媒体を反転搬送させて前記レジストローラに供給する第2の搬送経路と、を備え、
    前記給紙ユニット連結部は、前記第2の搬送経路に沿って高さを異ならせた2個所以上に配設され、当該給紙ユニットの各々は、前記第2の搬送経路と連続する第3の搬送経路を備え、給紙ユニット連結部と連結された給紙ユニットからの第2の記録媒体を、順次、前記第3の搬送経路、第2の搬送経路及び第1の搬送経路を搬送させて当該第2の記録媒体に画像形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記給紙ユニットには挿入ガイドレールが設けられ、前記給紙ユニット連結部には、当該ガイドレールの受け部が設けられ、前記挿入ガイドレールを前記受け部に挿入することによって前記給紙ユニットが位置決めされることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記給紙ユニット連結部の一つを、本体上部に配置された排紙トレイの上方に配置することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路に連続する位置に、両面反転用の正逆転ローラを設けることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記給紙ユニットと前記正逆転ローラとの間に、少なくとも一つの分岐用爪を回動可能に設けることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記分岐用爪の回動により、前記分岐用爪は、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と前記正逆転ローラを連続的に繋ぐ位置状態と、該給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と該正逆転ローラの間を分断する位置状態が存在することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記分岐用爪の回動により、前記分岐用爪は、前記排紙トレイと前記正逆転ローラを連続的に繋ぐ位置と、前記排紙トレイと前記正逆転ローラの間を分断する位置状態が存在することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記分岐用爪の回動により、当該分岐爪が、前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と前記正逆転ローラとを連通させる位置状態と、
    前記排紙トレイと前記正逆転ローラとを連通させる位置状態と、
    前記給紙ユニットの記録媒体の搬送経路と該正逆転ローラの間を分断しつつ、前記給紙ユニットの上方と前記正逆転ローラとを連通させる位置状態が存在することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記正逆転ローラの下方に、正転ローラを設け、当該正転ローラの上流にシート類分岐手段を用いることを特徴とする画像形成装置。
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