JP5111250B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ及びこれらの少なくとも2つの機能を有する複合機等の画像形成装置から排出されたシートにステープル綴じ、穴あけ、スタンプ捺印、ソートなどのうち少なくとも1つの後処理を行う装置が装着可能な画像形成装置に関する。
装置本体上面を記録したシートを載置するシート載置部として設定するとともに、シート載置部の上方に画像読取部であるスキャナを付設した胴内排紙型の画像形成装置はよく知られている。この種の装置は設置した際の占有面積を小さくすることができる等の利点を有している。胴内排紙型の画像形成装置においては、シート載置部に対してスキャナを、できるだけ間隔を大きく取らないように配置することで、装置の高さ方向を抑え、装置のコンパクト化を図っている。
特許第3933730号公報 特許第3571986号公報 特開2000−86076号公報 特開2004−334040号公報 特開2002−207329号公報 特開2006−36500号公報 特開平5−197225号公報
ところで、近年、上記した胴内排紙タイプの画像形成装置において後処理機能を設けることが要望されており、その要望に応じた装置が提案されている。
上記特許文献1,2,3及び4には、後処理後のシートまたはシート束を、装置本体のシート排出方向と同方向に排出する画像形成装置が開示されている。
また、特許文献5,6には後処理後のシートまたはシート束を装置本体のシート排出方向と逆方向に排出している。
しかしながら、後処理後のシートを装置本体のシート排出方向と同方向に排出する装置では高さが高く、しかもその後処理後のシートを機外に排出する装置ではその幅も大きくなるという問題があり、同様に後処理後のシートを装置本体のシート排出方向と逆方向に排出する装置においても幅が大きくなりすぎるという問題があった。
ところで、特許文献7には装置の前面方向に給紙したシートを略垂直に搬送する間に画像を形成し、装置後方に向けて排紙する画像形成装置が開示されている。かかる装置はコンパクト化が得られる装置であるが、上記のような後処理装置を設置した場合、排出されたシートを取出すための排紙部と画像読取部との間のスペースが後処理装置で塞がれてしまい、後処理後のシートを取出しにくくなってしまう。このため、後処理装置を設置してもシート取出しスペースが塞がれないように、画像読取部を十分な高さに配置することが考えられるが、かかる構成であると、コンパクトな装置の全体の高さが大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、後処理部を設けても装置全体の高さが大きくなってしまうことを防止し、シート取り出し性が良好な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、画像記録部と、前記画像記録部にて画像を形成されたシートを装置本体手前から奥側に排出する第1のシート排出部と、前記画像記録部の上方に空間を形成して配置される画像読取部と、前記第1のシート排出部により排出されたシートにステープル綴じ、穴あけ、スタンプ捺印、ソートなどのうち少なくとも1つの後処理を行う後処理部と、前記第1のシート排出部と前記画像読取部との間であって前記後処理部における後処理後のシートを排出する第2のシート排出部と、前記第2のシート排出部から排出されたシートを積載するシート積載部と、前記第1のシート排出部と前記第2のシート排出部との間に設けられるシート搬送路と、を備え、前記後処理部は前記シート搬送路内に設けられ、前記第2のシート排出部におけるシート排出方向は、前記第1のシート排出部におけるシート排出方向と反対方向であって、前記シート積載部と前記画像読取部との間には、該シート積載部上にシートを積載可能な空間が形成されるとともに、前記第2のシート排出部における排出方向からシートを取り出すための開放部を有し、前記シート搬送路は、前記第1のシート排出部から前記後処理部へ搬送する第1の搬送経路と、前記後処理部を経由せず第2のシート排出部へと搬送する第2の搬送経路とに切換える切換手段を有することを特徴とする画像形成装置を提案する。
なお、本発明は、前記第1の搬送経路は、第1のシート排出部から搬送されたシートの表裏と同じ向きで搬送される搬送路を有し、前記第2の搬送経路は、第1のシート排出部から搬送されたシートの表裏を反転する反転路を有し、前記第1の搬送経路および前記第2の搬送経路を搬送するシートの画像面が下向きでシート積載部に載置されるように、画像記録部でのシート印刷順を制御する制御部を備えると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記シート積載部の下方に設けられ、前記第1のシート排出部から前記第2のシート排出部にシートを案内する中継搬送部を備え、前記シート積載部は、前記開放部から前記中継搬送部の搬送路が視認可能な様に開放可能に設けられていると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記画像記録部の上前面に配置された操作部を有し、前記画像読取部の先端部を操作部および画像記録部の前記第1のシート排出部から排紙方向に離間して設け、前記シート積載部が前記画像読取部前面より突出し、前記画像読取部底面より上方に傾斜して配置されていると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記シート積載部は、前記第2のシート排出部における排出方向に延長可能な延長トレイを備え、前記延長トレイの先端は、前記操作部の視認を遮らない位置に位置していると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記画像記録部と前記画像読取部との間であって、前記第1のシート排紙手段における排紙方向の両側に沿って、前記画像読取部を支持する支持部を有し、前記シート搬送路、前記後処理部、前記第2のシート排出部、前記シート積載部を一体化した後処理ユニットを形成し、該後処理ユニットの両側には、前記支持部の内側と摺動可能な係合部を備え、該後処理ユニットを前記第2のシート排出部における排出方向に沿って着脱可能とすると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記画像読取部と前記シート搬送路の一部とが一体で前記画像記録部に対して回動可能であって、前記シート搬送路は、前記第1のシート排出部から前記第2のシート排出部へ向けて案内するR形状をなし、該R形状の中心と、前記回動中心とが同軸上に配置されていると、効果的である。
本発明によれば、後処理後のシートを反転させて装置手前側に排出するので、後処理装置を設置してもシート取り出し性を損なわず、かつ装置高さの小さな画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
図1は本発明が適用される画像形成装置の一例を示す概略垂直断面図である。
図1において、ここに示した画像形成装置は装置本体1の中央に画像記録部2、その下部に当該画像記録部2で画像が形成されるシートを給紙する給紙部20、画像記録部2の上方に画像読取部としてのスキャナ30を配したスキャナ付きのタンデムタイプのカラー画像形成装置である。
画像記録部2には、像担持体として構成された複数のドラム状の感光体3a,3b,3c,3dを有し、その各感光体には、互いに異なった色のトナー像がそれぞれ形成される。図示した例では、感光体3a〜3dの表面に、イエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及び黒トナー像がそれぞれ形成される。各感光体3a〜3dは、所定の間隔をあけて互いに平行に配置され、この感光体3a〜3dの上部に対向して中間転写体として構成された中間転写ベルト4が配置されており、この中間転写体としてはドラムを用いることもできるが、図示した例では複数の支持ローラ5,6に巻き掛けられて矢印A方向に駆動される無端ベルトが用いられている。そして、画像形成装置には支持ローラ6と中間転写ベルト4を挟んで対向して2次転写ローラ10が配置されている。
感光体3は、画像形成ユニット7に設けられ、各画像形成ユニット7a〜7dには図示していないが、感光体の表面に帯電処理を行う帯電装置、感光体3の表面に形成された静電潜像を可視像化する現像装置、転写後の感光体3表面に残留するトナーを除去回収するクリーニング装置等を設けられている。画像形成ユニット7a〜7dの下方には画像情報を感光体表面にレーザ光で照射する光走査装置8が配置され、上記給紙部20は光走査装置8の下方に配置されている。
かかる画像形成装置において画像形成が開始されると、感光体3が図1における時計方向に回転駆動され、このとき帯電装置によって帯電された感光体3の表面に、光走査装置8から画像情報に基づくレーザ光が照射され、これによって感光体3に静電潜像が形成される。そして、感光体3の表面に形成された静電潜像が現像されてトナー像となり、該トナー像は転写装置9によって中間転写ベルト4上に転写される。
カラー画像形成時は上記した画像形成動作が全ての感光体3で行われ、これによって各感光体3a〜3dにそれぞれ形成されたイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及び黒トナー像が中間転写ベルト4上に順次重ねて転写される。
一方、画像記録部2の下部に配置された給紙部20には、転写紙又は樹脂フィルムなどから成るシートSを積載するシート収容部としての給紙トレイ21、該給紙トレイ21に積載されたシートSを送り出す給紙コロ22等が設けられ、本画像形成装置の正面から引き出すことでシートSを補充できる。
給紙部20から給紙されたシートSは、レジストローラ11に向けて送り出され、その先端が停止しているレジストローラ11に突き当てられる。これによってシートSが整合された後、レジストローラ11は上記中間転写ベルト4上に形成されたカラートナー像が2次転写ローラ10を設けた2次転写部でシートSの先端部と合致するようなタイミングで回転を再開し、2次転写部に向けてシートSを送り出す。
2次転写部で未定着トナー像が転写されたシートSは、定着部12に送られ、シートSに未定着トナー像が定着された後、排紙ローラ13を介して排紙口14から装置本体1の上面に設けられたシート積載部15に画像面を下にして排出される。例えば、片面印刷の場合、図5(a)に示すように、1ページ目から順番にシートへ画像を形成して排出するように制御されている。一方、両面印刷する場合、片面定着後のシートSは、シートS後端が排紙ローラ13に挟持された状態で、排紙ローラ13が逆回転することにより反転搬送路17に案内される。そして裏面の画像が形成された後、排紙ローラ13を介して排紙口14からシート積載部15に奇数ページの画像面を下向きにして排出される。ここで、両面印刷の場合、図6(a)に示すように、初めに偶数ページの画像をシートに形成し、反転搬送路17により反転されたシートに奇数ページを印刷して排出するように制御されている。このシート排紙部筐体の上面にはスキャナ30と画像記録部2との操作の制御を行うコントロールパネル16が設けられており、このコントロールパネル16を配した側が本画像形成装置の正面になっている。したがって、本装置ではシート排紙部が装置本体1の前面側に設けられ、シート積載部15に排出されるシートが装置の手前側から後側に向かって排紙される。なお、この排紙ローラ13と排紙口14を設けた排紙部が本実施形態の第1の排紙部である。
シート積載部15の両側には、スキャナ30をB方向に摺動可能に支持する支持部31,32が設けられている。スキャナ30を装置本体正面から装置本体奥側に摺動操作することにより、開放部70が大きく開放されるのでシート積載部15に載置されているシートSの視認性および取り出し性が向上する。さらに、スキャナ30の前面下部には、傾斜部34を有している。この傾斜部によって開放部70が大きくなるので、操作者が装置正面の上方からシート積載部15を見たときの視認性が向上するとともにシート取り出し性が向上する。また、支持部31,32は、シート積載部15の装置正面側および奥側が開放するようにして、排紙口14からのシート排出方向に沿って設けられている。
スキャナ30の上面には原稿を載置して読み取るコンタクトガラスが設けられており、コンタクトガラスを覆うようにして装置正面から奥側に向けて矢印Cのように回動可能な圧板35が設けられている。本装置では圧板35を用いて説明したが、圧板に替わって原稿を搬送する自動原稿搬送装置を設けてもよい。自動原稿搬送装置を設ける場合は、図示しない原稿載置台に原稿を載置し、印刷開始ボタンを押下することで、原稿の1ページ目から順に搬送されながら原稿画像が読み取られ原稿排紙台に排紙される。
また、装置本体1の前面を矢印Dのように回動することにより、反転搬送路17が露出するので、装置正面から反転搬送路のジャム処理が可能である。また反転搬送路を開放することで、その内部の中間転写ユニット4を装置正面から引き出してメンテナンス可能である。
次に、図2は、図1の画像形成装置に後処理ユニット40を装着した状態における概略垂直断面図である。
後処理ユニット40は、概ねLの字を90度時計方向に回転させた形状で、その水平部分には排紙口14から排出されたシートSを、垂下部分に設けられた後処理装置50へ導く中継搬送部41が設けられ、該中継搬送部41は適宜間隔に配置した搬送ローラ42、42Aと上下ガイド板43、43Aとから構成されている。
垂下部分に設けられた後処理装置50は、送り込まれたシートSごとに先端を先端フェンス51に突き当てる叩きコロ52と、シートの横方向の整合を行うジョガーフェンス53と、整合されたシート束を綴じるステープラー54が設けられている。なお、ステープラー54の代わりに穴あけパンチでもよく、またステープラー54と穴あけパンチを2つ並べて配置すれば、綴じ処理と穴あけ処理の両方を行うこともできる。そして、後処理装置50には処理後のシート束を後述するシート載置部60に向けて排出する放出ベルト55が設けられ、該ベルトはローラ56,57,58に巻き掛けられたエンドレスベルトで、その表面にシートを押し上げるフック59が取り付けられている。よって、フック59は、放出ベルト55の回転で連れ回ることで、シート束の端部に引っ掛けて押し出し、第2のシート排出部61へシート束を案内する。
後処理ユニット40の中継搬送部41の上方は、シート載置部60として構成され、後処理ユニット40における水平部分と垂下部分の間、すなわちL字のコーナー部においてその上部にはシート載置部60へシートを排出する第2の排紙部61が設けられている。その下部には中継搬送部41を通って送られたシートSを上記後処理装置50へ送るか、後処理装置を経由せずに第2の排紙部61から機外に排出するかを切り替える切り替え爪63が設けられている。
このように後処理ユニット40を設けた画像形成装置はステープラー54で綴じる後処理を行う場合、装置本体から排出された記録済みシートを、中継搬送部41を経由して後処理装置50へ送る。すなわち、切り替え爪63を実線で示すように第2の排紙部61への通路を閉じ、後処理装置50への通路を開放することによってシートが後処理装置50へ送られる。送られたシートは、叩きコロ52によって先端が先端フェンス51に突き当てられて先端が揃えられ、そしてジョガーフェンス53によって横方向の整合が行われる。なお、本実施形態の後処理ユニット40は後処理装置50が垂下部分に設けられているので、重力も先端揃えに寄与し、より確実な整合が得られる。
そして、シート整合はシートが送り込まれるごとに行われ設定した枚数に達すると、ステープラー54で綴じられる。そして、綴じられたシート束は放出ベルト55のフック59に係止されて上方へ送り出され、通路64を通ってシート載置部60へ排出される。排出されたシートは第1の排紙部とスキャナ30の間の開放部70より装置正面から容易に取り出すことができる。なお、長尺シートの場合、シートの先端がコントロールパネル16上まで到達する可能性がある。よって、コントロールパネル16は、操作者の視認性を良くするために、第2のシート排出部61におけるシート排出方向の上流から下流に向けて下方に傾斜していることから、シートの載置位置によっては、シートが装置前方に落下してしまう可能性がある。
そこで、長尺シートのための折り畳み可能な延長トレイ71を備えている。トレイを引き出した状態における延長トレイ71は、その先端がコントロールパネル16の視認を遮らない位置であって、スキャナ30の前端面との間に取り出し空間を形成する位置に保持されている。一方、トレイを折畳んだ状態の延長トレイ71は、シート積載部60の上面に重なるように収納される。このとき、排出されたシート先端が収容時の延長トレイ71に衝突しないようにするために、シート積載部60に延長トレイを収容する凹部60Aを設けるとよい。
かくして、後処理ユニット40を装着した画像形成装置はシートを後処理したシートも後処理を行わないシートも両方ともに胴内のシート載置部60に排出するので、排紙トレイが装置の前後方向、すなわち装置の正面または背面の壁面より外側へ張り出ることもない。しかも、シート載置部60のへの排出方向は後処理ユニット40を装着しないときのシート積載部15と反対方向であるので、シート排出部を設けることによる高さの増大を抑えられる。すなわち、シート載置部15と60の排出方向が同方向であると、シート載置部15に排出するシート排出部の上または下にシート載置部60のシート排出部を設けるため、装置の高さが高くなるが、排出方向が反対方向であればシート排出部を高さ方向に一部が重なる位置に配置でき高さを抑えられる。
また、中継搬送部41は搬送ローラの上ローラ42と上下ガイド板の上ガイド板43が図2の鎖線で示すように、それぞれ位置固定の搬送ローラの下ローラ42Aと下ガイド板43Aから離れるように上方へ回動することができる。この構成によって、後処理ユニット40はその中継搬送部41でジャムが発生した場合、上ローラと上ガイド板43Aを上方へ回動し中継搬送部41の搬送路を開放できるので、装置正面の開放部70から容易にジャム処理できる。なお、スキャナ30の傾斜部34の傾斜面によって、上ガイド板43Aをより大きく開放できるので、ジャム処理作業が向上する。
また、後処理装置50でジャムやステープラの針交換等のメンテナンスが発生した場合、後側板を図2の鎖線で示すように後ろ側へ回動して搬送路を開放することで容易にジャム処理やメンテナンスできる。なお、後側板50Aを回動するときに、その先端Eがスキャナ30の下面と干渉しないようになっている。その一例として、後側板50Aが閉じている状態において、先端Eから下方に垂線を下ろしたときに、後側板50Aの開放方向と逆側(図2の右側)に回動軸が設けられるようにすればよい。このような構成により、後側板50Aの回動による先端Eの軌跡がスキャナ30の下面と干渉しないようになる。さらに、スキャナ30は、矢印Bのように装置正面から奥側に移動可能であるため、スキャナ30が最も後ろに位置している状態においても、後側板50Aがスキャナ30と干渉しないようにして回動できるようになっている。
次に、後処理ユニット40の装着例について説明する。
後処理ユニット40は、図3に示すように、画像形成装置本体1の後ろ側から取り付けられる。具体的には、後処理ユニット40の水平部分を装置の後ろ側からスキャナ30とシート積載部15との間の空間に差し込み、このとき支持部31,32の互いに向い合う面に設けられたコの字状の金属レール33にレール44を挿入することによって後処理ユニット40の先端部が排紙口14に接続されるような正しい位置に差し込まれる。そして、後処理ユニット40を前方へ押し込むと、レール44の適所に突起力が付勢されたストッパ45を設けており、後処理ユニット40が正しい位置に収まると、そのストッパ45が突起して図示していない孔に係合する。かくして、後処理ユニット40が装置本体1に対し正規の位置に固定され、またその後処理ユニット40を取り外すときは図示していない作動機構によってストッパ45を押し下げ、その状態で後方へ引き出すことで取り出しができる。なお、後処理ユニット40は、後処理装置50が中継搬送部41よりも重い構成であるため、装着中および取り外し中に装置後方に傾きやすい。そこで、本実施形態ではレール33が金属で構成されているため、後方への傾きを抑えて安定した装着、取り外しが可能となる。
また、装置本体1の奥側(背面側)の筐体内部には、画像処理を制御する画像処理基板38、モータやセンサ等を制御する制御基板37が配置されている。また、装置本体1の側方の筐体内部には、電源ユニット36が配置されている。
よって、図3のように後処理装置50が装置本体1の背面に対向するようになっているため、後処理装置50の対向面に接続部を設け、制御基板37から後処理装置50の接続部と係合する係合部を設けることで、装置本体1への後処理ユニット40の装着に伴って、後処理装置40と装置本体1との電気的接続が容易に行える。
また、電源ユニット36は、後処理ユニット40と対向する位置に配置されていない。よって、電源ユニット36によって発生する熱の逃げ道を後処理ユニット40で塞いでしまうことを防止でき、装置本体1内部に熱がこもることを防止できる。
以上、本実施形態における画像形成装置の構成について説明したが、上記構成に限られることはない。例えば、本実施形態では、後処理ユニット40を、装置本体に対して着脱可能としているが、装置本体と一体に構成してもよい。また、本実施形態では、コントロールパネル16が設けられているシート排紙部筐体の上面が、装置奥側から手前側に向けて上方から下方に傾斜しているが、水平面であってもよい。さらに、本実施形態では、スキャナ30がB方向に移動可能な構成であるが、スキャナ30が固定されている装置にも適用可能である。
次に、上記実施形態で説明した画像形成装置における後処理の有無に対応したシートSの画像形成および排紙制御について図2、図4、図5、図6を用いて説明する。
図5は、片面印刷における印刷の順番(左側の図)と排出されたシートの積載状況(右側の図)を示したものであって、(a)は後処理ユニット40が装着されていない状態で、それ以外は後処理ユニット40が装着された状態を示す。
また、図6は、両面印刷における印刷の順番(左側の図)と排出されたシートの積載状況(右側の図)を示したものであって、(a)は後処理ユニット40が装着されていない状態で、それ以外は後処理ユニット40が装着された状態を示す。
(片面印刷、後処理しない場合)
後処理せずに第2の排紙部61から機外に排出する場合、切り替え爪63を図2の点線で示すように後処理装置50への通路を閉じ、通路64を開放することによってシートが第2の排紙部61へ送られる。送られたシートは、通路64によって表裏が反転するため、シートの画像面が上向きの状態でシート積載部60に載置される。よって、後処理ユニット40が装着されていない状態の画像形成動作と同じ順番(図5(a))で連続頁の印刷を行うと、図5(b)右図に示すように、ページ順の狂いが生じてしまう。
そこで、後処理装置50を通過しないで第2の排出部61からシートを排出する場合は、制御部によって最も後ろのページから画像形成動作を開始するよう制御される(図5(c)左図)。具体的には、入力部から制御部に印刷指示情報(片面、後処理しない)が入力されると、制御部は、後処理ユニット40が装置本体1に装着されているか否かを判別する。そして、制御部が後処理ユニット40の装着を判別すると、切換え爪63を図2の点線位置になるよう制御するとともに、最終ページから印刷するよう画像処理部に指示する。よって、シートSは、最終ページから最初のページまでの順番で、画像記録部2、中継搬送部41を通過後、切り替え爪63によって通路64に案内され、表裏反転した後、第2のシート排出部61よりシート積載部60に排出される。
このように制御されることによって、シートSの最終ページが画像面を上にしてシート積載部60に載置され、画像面を上にした1頁目が最も上に載置されることになるので(図5(c)右図)、ページ順の狂いを防止できる。
(両面印刷、後処理しない場合)
後処理しない片面印刷で述べたとおり、排紙口14を通過したときのシートSが通路64によって表裏反転してシート積載部60に載置されることになる。よって、後処理ユニット40が装着されていない状態の画像形成動作と同じ順番(図6(a))で連続頁の印刷を行うと、図6(b)右図に示すように、ページ順の狂いが生じてしまう。
そこで、両面印刷後のシートSを後処理装置50を通過しないで第2の排出部61から排出する場合は、制御部によって最初のページから画像形成動作を開始するよう制御される(図6(c)左図)。具体的には、入力部から制御部に印刷指示情報(両面、後処理しない)が入力されると、制御部は、後処理ユニット40が装置本体1に装着されているか否かを判別する。そして、制御部が後処理ユニット40の装着を判別すると、切換え爪63を図2の点線位置になるよう制御するとともに、1ページ目から印刷するよう画像処理部に指示する。よって、シートSは、1ページ目から最終ページまで順番に、画像記録部2、反転搬送路17、画像記録部2、中継搬送部41を通過後、切り替え爪63によって通路64に案内され、表裏反転した後、第2のシート排出部61よりシート積載部60に排出される。
このように制御されることによって、シートSの1ページ目の画像面を下にしてシート積載部60に載置され、画像面を上にした最終頁が最も上に載置されることになるので(図6(c)右図)、ページ順の狂いを防止できる。
(片面印刷、後処理する場合)
片面印刷されたシートSに後処理する場合、切り替え爪63を図2の実線で示すように通路64への通路を閉じ、後処理装置50への通路を開放することによって、シートSが後処理装置50へ送られる。送られたシートSは、所定の後処理(1枚毎に穴あけ動作し、排出または所定枚数毎に綴じ動作)が施された後に、スイッチバックして通路64を通過するため、シートの画像面が排紙口14を出るときと同じ下向きの状態でシート積載部60に載置される。よって、後処理ユニット40が装着されていない状態の画像形成動作と同じ順番(図5(a))で連続頁の印刷を行ってもページ順の狂いは生じない(図5(d))。
そこで、入力部から制御部に印刷指示情報(片面、後処理する)が入力されると、制御部は、後処理ユニット40が装置本体1に装着されているか否かを判別する。そして、制御部が後処理ユニット40の装着を判別すると、切換え爪63を図2の実線位置になるよう制御するとともに、最初のページから印刷するよう画像処理部に指示する。よって、シートは、画像記録部2により表面(1ページ目)が印刷され、中継搬送部41を通過後、切り替え爪63によって後処理装置50に案内され、後処理後、スイッチバックして通路64を経由して第2のシート排出部61よりシート積載部60に排出される。
このように制御されることによって、1ページ目の画像面が下向きの状態でシート積載部に最も下に載置されることになり、ページ順の狂いを防止できる。
(両面印刷、後処理する場合)
後処理する片面印刷で述べたとおり、排紙口14を通過したときのシートSとの表裏とシート積載部60に載置される表裏とが同じとなる。よって、後処理ユニット40が装着されていない状態の画像形成動作と同じ順番(図6(a))で連続頁の両面印刷を行っても、図6(d)右図に示すように、ページ順の狂いが生じない。
そこで、両面印刷後のシートS(またはシート束)に後処理装置50で後処理後、第2の排出部61から排出する場合は、制御部によって、偶数ページから画像形成動作を開始するよう制御される(図6(d)左図)。具体的には、入力部から制御部に印刷指示情報(両面、後処理する)が入力されると、制御部は、後処理ユニット40が装置本体1に装着されているか否かを判別する。そして、制御部が後処理ユニット40の装着を判別すると、切換え爪63を図2の実線位置になるよう制御するとともに、2ページ目から印刷するよう画像処理部に指示する。よって、シートSは、画像記録部2にて2ページ目の画像が形成され、反転搬送路17を通過する。その後、画像記録部2にて1ページ目の画像が形成され、中継搬送部41を通過後、切り替え爪63によって後処理装置50に案内され、後処理後、スイッチバックして通路64を経由して第2のシート排出部61よりシート積載部60に排出される。
このように制御されることによって、シートSの1ページ目の画像面を下にしてシート積載部60に載置され、画像面を上にした最終頁が最も上に載置されることになるので(図6(d)右図)、ページ順の狂いを防止できる。
なお、上記実施形態では、後処理しない片面印刷のときのみ、シート積載部60にフェースアップ排紙される構成となっているが、他の印刷、後処理条件と同様に、フェースダウン排紙する構成を採用してもよい。
例えば、中継搬送部41を通過したシートSを後処理装置50に案内し、その後後処理せずスイッチバックして第2のシート排出部61よりシート積載部60に排出することで画像面を下向きにして載置可能である。
この場合、入力部から制御部に印刷指示情報(片面、後処理しない)が入力されると、制御部は、後処理ユニット40が装置本体1に装着されているか否かを判別する。そして、制御部が後処理ユニット40の装着を判別すると、切換え爪63を図2の実線位置になるよう制御するとともに、後処理ユニット40が装着されていない状態の片面画像形成動作と同じ順番(図5(a))、すなわち1ページ目から印刷するよう画像処理部に指示する。よって、シートSは、1ページ目から最終ページまでの順番で、画像記録部2、中継搬送部41を通過後、切り替え爪63によって後処理装置50に案内され、スイッチバックした後、第2のシート排出部61よりシート積載部60に排出される。
なお、上記実施形態では、後処理しない片面および両面印刷のときのみ、後処理ユニット40装着前における印刷順番と異ならせる制御としているが、後処理する片面および両面印刷と同様に、後処理ユニット40装着前における印刷順番と同じ順番でフェースダウン排紙する構成を採用してもよい。
この場合、入力部から制御部に印刷指示情報(片面、後処理しない)が入力されると、制御部は、後処理ユニット40が装置本体1に装着されているか否かを判別する。そして、制御部が後処理ユニット40の装着を判別すると、切換え爪63を図2の点線位置になるよう制御するとともに、後処理ユニット40が装着されていない状態の画像形成動作と同じ順番(図5(a)、図6(a))、すなわち1ページ目(片面印刷の場合)、または2ページ目から印刷するよう画像処理部に指示する。よって、シートSは、後処理ユニット40装着前の状態と同じ画像形成動作後に、1ページ目が下向きの状態で中継搬送部41を通過し、切り替え爪63によって後処理装置50に案内され、スイッチバックした後、第2のシート排出部61よりシート積載部60に排出される。このような構成を採用すると、画像形成動作は後処理ユニット40の有無に関係なく、後処理ユニットの切換え爪63の切換え動作のみ制御すればよいため、制御が簡易になる。
図7は、本発明の他の実施形態を示す画像形成装置の概略垂直断面図である。なお、上記実施形態と同一部材には同一符号を付している。
図7において、装置本体1のシート積載部15上にはスキャナ30を支持する支持搬送部100が例えばネジ等の図示していない固定手段によって装置本体1に脱着可能に取り付けられている。この支持搬送部100には第1のシート排出部である排紙口14を出た直後に分岐爪101が設けられ、該分岐爪101の切り替えよってシートは支持搬送部100上の第1シート載置部102に排紙されるか、支持搬送部100内に設けた搬送路103に送られる。なお、搬送路103は上下ガイド板104,105によって形成されている。また、第1シート載置部102に載置されたシートは、装置正面側から取り出すことが可能である。
スキャナ30は支持搬送部100に回動支点110を介して回動可能に支持され、その下部には搬送路103に通ずる第2のシート排出部としての排出路131が設けられている。なお、排出路131は上下ガイド板132,133によって形成されている。そして、スキャナ130の排出路131の出口には例えばロータリーパンチ等の後処理装置150と、その後処理を行ったシートを載置する第2シート載置部160が設けられている。第2シート載置部160に載置されたシートは、装置正面側の開放部70から取り出すことが可能である。
本実施形態の画像形成装置は、上記搬送路103と排出路131の繋がり部分はともに同心円のR形状に形成されている。すなわち、搬送路103と排出路131の繋がり部分は図8に示すように、それぞれのガイド板104,105と132,133が同心の円弧状に形成されている。そして、このR形状の中心点とスキャナ130の回動支点110とを一致させ、搬送路103のガイド板104,105の幅より排出路131のガイド板132,133の間隔が広く設定している。
このように構成された画像形成装置は、スキャナ30の回動支点110と搬送路103と排出路131の繋がり部分のR形状が中心とが一致しているので、図9に示すようにスキャナ30を上方へ回動しても搬送路103と排出路131が連通している。したがって、第1シート載置部102に排紙されたシートを取り出すため、スキャナ30を回動しているときに後処理行うシートの後処理装置150への搬送することが可能となる。さらに、搬送路103から排出路131の間でジャムが発生してスキャナ30を回動しても、搬送路103のガイド板104,105が排出路131のガイド板132,133の間に入り込み搬送経路を屈曲させない。したがって、ジャムしたシートに折れが生じにくく再使用することができる。
図10は、本発明の他の実施形態を示す画像形成装置の概略垂直断面図である。なお、上記実施形態と同一部材には同一符号を付している。
図10において、上方にスキャナ30を備えた装置本体1の第1のシート排出部としての排紙口14には切り換えガイド爪601が設けられ、画像記録部より排出されるシートを第1シート載置部602と後処理装置(図示せず)とに選択的に振り分ける。後処理装置に送られたシートは、積載台603上に移動して、搬送ローラ604が搬送ローラ605から上昇することにより、シート先端が搬送ローラ604,605間を通過する。シート後端が排紙ローラ13を通過したことを図示していないセンサが検知して、一定時間後にシートが積載台603に載置されると、搬送ローラ604が下降してシートを介して搬送ローラ605と軽く接する。かかる状態で搬送ローラ604,605を反転駆動することにより、シートは壁面であるストッパ606に突き当たってシートの先端が揃えられる。なお、607はスポンジローラ等の柔軟な発泡体からなる補助ローラであり、シートの巻き上がりを防ぐ。このようにして積載台603上に揃えられる複数または単数のシートはステープラーや穴あけパンチの後処理装置によって後処理が行われる。処理の後のシートは搬送ローラ604,605の正転駆動で後方へ送られてから反転し、第2のシート排出部としての排出ローラ609を介して第2シート載置部608上に載置される。そして、後処理を行わないシートは上記第1シート載置部602にスタックされる。よって、第2シート載置部608に載置されたシートは、装置正面側に設けられた開放部670から取り出すことが可能であり、また、第1シート載置部602に載置されたシートも装置正面側から取り出すことが可能である。
本発明が適用される画像形成装置の一例を示す概略垂直断面図である。 図1の画像形成装置に後処理ユニットを装着した状態における概略垂直断面図である。 その画像形成装置の後ろ側から見た外観斜視図である。 後処理排紙制御のブロック図である。 片面印刷における印刷の順番(左側の図)と排出されたシートの積載状況(右側の図)を示し、(a)は後処理ユニットが装着されていない状態で、(b)〜(d)は後処理ユニットが装着された状態を示す説明図である。 両面印刷における印刷の順番(左側の図)と排出されたシートの積載状況(右側の図)を示し、(a)は後処理ユニットが装着されていない状態で、(b)〜(d)は後処理ユニットが装着された状態を示す説明図である。 本発明に係る画像形成装置の他の実施形態を示す概略垂直断面図である。 図7の画像形成装置のガイド板を示す斜視図である。 図7の画像形成装置のスキャナを持ち上げ状態を示す概略垂直断面図である。 本発明に係る画像形成装置のさらに他の実施形態を示す概略垂直断面図である。
符号の説明
1 装置本体
2 画像記録部
13 排紙ローラ
14 排紙口
30,130 スキャナ
40 後処理ユニット
50,150 後処理装置
61 第2の排紙部

Claims (7)

  1. 画像記録部と、
    前記画像記録部にて画像を形成されたシートを装置本体手前から奥側に排出する第1のシート排出部と、
    前記画像記録部の上方に空間を形成して配置される画像読取部と、
    前記第1のシート排出部により排出されたシートにステープル綴じ、穴あけ、スタンプ捺印、ソートなどのうち少なくとも1つの後処理を行う後処理部と、
    前記第1のシート排出部と前記画像読取部との間であって前記後処理部における後処理後のシートを排出する第2のシート排出部と、
    前記第2のシート排出部から排出されたシートを積載するシート積載部と、
    前記第1のシート排出部と前記第2のシート排出部との間に設けられるシート搬送路と、
    を備え、
    前記後処理部は前記シート搬送路内に設けられ、
    前記第2のシート排出部におけるシート排出方向は、前記第1のシート排出部におけるシート排出方向と反対方向であって、
    前記シート積載部と前記画像読取部との間には、該シート積載部上にシートを積載可能な空間が形成されるとともに、前記第2のシート排出部における排出方向からシートを取り出すための開放部を有し、
    前記シート搬送路は、前記第1のシート排出部から前記後処理部へ搬送する第1の搬送経路と、前記後処理部を経由せず第2のシート排出部へと搬送する第2の搬送経路とに切換える切換手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の搬送経路は、第1のシート排出部から搬送されたシートの表裏と同じ向きで搬送される搬送路を有し、
    前記第2の搬送経路は、第1のシート排出部から搬送されたシートの表裏を反転する反転路を有し、
    前記第1の搬送経路および前記第2の搬送経路を搬送するシートの画像面が下向きでシート積載部に載置されるように、画像記録部でのシート印刷順を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シート積載部の下方に設けられ、前記第1のシート排出部から前記第2のシート排出部にシートを案内する中継搬送部を備え、
    前記シート積載部は、前記開放部から前記中継搬送部の搬送路が視認可能な様に開放可能に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像記録部の上前面に配置された操作部を有し、
    前記画像読取部の先端部を操作部および画像記録部の前記第1のシート排出部から排紙方向に離間して設け、前記シート積載部が前記画像読取部前面より突出し、前記画像読取部底面より上方に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記シート積載部は、前記第2のシート排出部における排出方向に延長可能な延長トレイを備え、
    前記延長トレイの先端は、前記操作部の視認を遮らない位置に位置していることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像記録部と前記画像読取部との間であって、前記第1のシート排紙手段における排紙方向の両側に沿って、前記画像読取部を支持する支持部を有し、
    前記シート搬送路、前記後処理部、前記第2のシート排出部、前記シート積載部を一体化した後処理ユニットを形成し、
    該後処理ユニットの両側には、前記支持部の内側と摺動可能な係合部を備え、
    該後処理ユニットを前記第2のシート排出部における排出方向に沿って着脱可能とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像読取部と前記シート搬送路の一部とが一体で前記画像記録部に対して回動可能であって、
    前記シート搬送路は、前記第1のシート排出部から前記第2のシート排出部へ向けて案内するR形状をなし、
    該R形状の中心と、前記回動中心とが同軸上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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