JP2006100373A - 固体電解コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート形の固体電解コンデンサに関し、漏れ電流不良の発生と、容量達成率が悪いという課題を解決し、漏れ電流の抑制と容量達成率を低下させないものを提供することを目的とする。
【解決手段】一方の面を陽極電極部9とし、他方の面をエッチング処理して、かつ誘電体酸化被膜2を形成したシート状の陽極体1と、この陽極体1の誘電体酸化被膜2上に形成された固体電解質層3と、陽極体1の厚み方向の外周面の少なくとも誘電体酸化被膜2ならびにこれに繋がる固体電解質層3上の一部に形成された絶縁層4と、この絶縁層4を含む固体電解質層3上に形成された陰極層5からなる構成により、陽極体1に形成された誘電体酸化被膜2を最大限活用することができるようになり漏れ電流不良の発生と容量達成率の低下を大きく抑制することが可能になり、高性能のシート形の固体電解コンデンサを実現できる。
【選択図】図1
【解決手段】一方の面を陽極電極部9とし、他方の面をエッチング処理して、かつ誘電体酸化被膜2を形成したシート状の陽極体1と、この陽極体1の誘電体酸化被膜2上に形成された固体電解質層3と、陽極体1の厚み方向の外周面の少なくとも誘電体酸化被膜2ならびにこれに繋がる固体電解質層3上の一部に形成された絶縁層4と、この絶縁層4を含む固体電解質層3上に形成された陰極層5からなる構成により、陽極体1に形成された誘電体酸化被膜2を最大限活用することができるようになり漏れ電流不良の発生と容量達成率の低下を大きく抑制することが可能になり、高性能のシート形の固体電解コンデンサを実現できる。
【選択図】図1
Description
本発明は各種電子機器に使用されるコンデンサの中で、導電性高分子や二酸化マンガン等を固体電解質に用いたシート形の固体電解コンデンサ及びその製造方法に関するものである。
図12はこの種の従来のシート形の固体電解コンデンサの構成を示した断面図、図13は図12のA部を拡大した断面図であり、図12と図13において、10は弁作用金属からなるシート状の陽極体、11はこの陽極体10の一方の面をエッチング処理することにより粗面化した(図示せず)後に形成された誘電体酸化被膜、12は誘電体酸化被膜11上の外周部に形成された絶縁層、13は絶縁層12で囲まれた誘電体酸化被膜11上に形成された固体電解質層、14はこの固体電解質層13上に形成された陰極電極層である。
また、このように構成された従来のシート形の固体電解コンデンサは、図14の製造工程を示すフローチャートに示すように、弁作用金属シートからなるシート状の陽極体10の一方の面をエッチング処理することにより粗面化し、この面上に陽極酸化により誘電体酸化被膜11を形成する。
続いて、この誘電体酸化被膜11上の外周部に絶縁層12を形成し、次にこの絶縁層12で囲まれた上記誘電体酸化被膜11上に重合方法により導電性高分子からなる固体電解質層13を形成し、続いてこの固体電解質層13上に陰極電極層14を形成することにより作製するようにしたものであった。
このように構成された従来のシート形の固体電解コンデンサは、薄型の固体電解コンデンサを実現したものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−165248号公報
しかしながら上記従来のシート形の固体電解コンデンサでは、その製造方法に起因する構造面から漏れ電流不良が発生しやすく、容量達成率が悪いという課題があった。
即ち、図13にその詳細を示すように、誘電体酸化被膜11上に形成された絶縁層12が固体電解質層13の形成を遮断した状態になり、このため絶縁層12付近では、集電体層13(固体電解質層)の形成不良が発生しやすく、漏れ電流不良の原因となるばかりでなく、誘電体酸化被膜11上に形成された絶縁層12の部分の面積分だけ容量達成率が低下してしまう結果になるものである。
これは、絶縁層12を形成した後に固体電解質層13を形成する製造方法であるため、エッチングにより粗面化された陽極体10に絶縁層12を形成する材料が染み込んでしまうために起こる現象であり、このような製造方法を用いる限りにおいては、この問題を回避することは難しいという課題を有していた。
本発明はこのような従来の課題を解決し、漏れ電流不良発生を抑制し、容量達成率を低下させることがない高性能のシート形の固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、一方の面を陽極電極部とし、他方の面をエッチング処理することにより粗面化し、かつ誘電体酸化被膜を形成した弁作用金属からなるシート状の陽極体と、この陽極体の誘電体酸化被膜上に形成された固体電解質層と、陽極体の厚み方向の外周面の少なくとも誘電体酸化被膜ならびにこれに繋がる固体電解質層上の一部に形成された絶縁層と、この絶縁層を含む固体電解質層上に形成された陰極層からなる構成にしたものである。
以上のように本発明による固体電解コンデンサは、誘電体酸化被膜上に固体電解質層を形成し、この固体電解質層上に絶縁層を形成した構成により、陽極体に形成された誘電体酸化被膜を最大限活用することができるようになるために漏れ電流不良発生及び、容量達成率の低下を大きく抑制することが可能になり、高性能のシート形の固体電解コンデンサを実現できるという効果が得られるものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1,3に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1,3に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1によるシート形の固体電解コンデンサの構成を示した断面図であり、図1において、1は弁作用金属であるアルミニウム箔からなるシート状の陽極体、2はこの陽極体1の一方の面をエッチング処理することにより粗面化した(図示せず)後に形成された誘電体酸化被膜、3はこの誘電体酸化被膜2上に形成された固体電解質層、4は上記陽極体1の厚み方向の外周の外周面の少なくとも誘電体酸化被膜2ならびにこれに繋がる固体電解質層3上の一部に形成された絶縁層、5はこの絶縁層4の一部を含む固体電解質層3上に形成された陰極電極層、9は陽極電極部(陽極電極部9は設けなくてもコンデンサとしての特性上の大きな差はないため、設けない場合もある)である。
また、このように構成された本実施の形態によるシート形の固体電解コンデンサは、図2の製造工程を示すフローチャートならびに図3(a)〜(d)の製造工程図に示すように、弁作用金属であるアルミニウム箔からなる陽極体1の一方の面をエッチング処理することにより粗面化し、続いてこの粗面化された面を陽極酸化することにより誘電体酸化被膜2を形成し(図3(a))、続いてこの誘電体酸化被膜2上に化学重合により導電性高分子からなる固体電解質層3を形成する(図3(b))。
次に、この陽極体1の厚み方向の外周の少なくとも面誘電体酸化被膜2ならびにこれに繋がる固体電解質層3上の一部に絶縁層4を形成し(図3(c))、最後に、この絶縁層4の一部を含む固体電解質層3上に陰極電極層5を形成する(図3(d))ことによりシート形の固体電解コンデンサを作製するようにしたものである。
このように構成された本実施の形態によりシート形の固体電解コンデンサは、誘電体酸化被膜2上に固体電解質層3を形成した後、この固体電解質層3上に絶縁層4を形成した構成により、絶縁層4が誘電体酸化被膜2を覆ってしまうことが無くなり、陽極体1に形成された誘電体酸化被膜2を最大限活用することができるようになるために、漏れ電流不良発生を抑制し、容量達成率の低下を大きく抑制することが可能になり、高性能のシート形の固体電解コンデンサを実現することができるという格別の効果が得られるものである。
なお、参考までに、素子サイズが8mm×8mmのシート形の固体電解コンデンサを、本実施の形態により作製したサンプルと従来品によるサンプルを夫々50個ずつ準備し、その歩留まりと容量達成率を比較した結果、各50個の平均で本実施の形態によるものは歩留まりが88%、容量達成率が93%であったのに対し、従来品では歩留まりが50%、容量達成率が83%であったことから、本発明により歩留まり、容量達成率ともに向上させることができるということが分かった。
また、本実施の形態においては、エッチングしていない側の陽極体1の面に陽極電極部9を形成する工程を設けることにより、外部の接続部品との接続抵抗をより下げることができる。この場合の陽極電極部9の形成工程はどの段階で特に行わなければならないということはない。
また、本実施の形態においては、誘電体酸化被膜2上に形成する固体電解質層3は化学重合で行うように説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一般に知られている固体電解質層の形成方法であれば、何を用いても良いものである。
また、本実施の形態においては、誘電体酸化被膜2上に形成する固体電解質層3として、導電性高分子からなる固体電解質層3を形成する例を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、二酸化マンガンを固体電解質として用いるものであっても良い。
また、本実施の形態においては、陽極体1としてアルミニウム箔を用いた例で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、タンタルやニオブ等の弁作用を有する金属であれば何を用いても良いものである。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2,4に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2,4に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1によるシート形の固体電解コンデンサの固体電解質層ならびに陰極層を両面に形成した構成にしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図4は本発明の実施の形態2によるシート形の固体電解コンデンサの構成を示した断面図であり、図4において、1は弁作用金属であるアルミニウム箔からなる陽極体、2はこの陽極体1の表面をエッチング処理することにより粗面化した後に形成された誘電体酸化被膜、1aは陽極取り出し部である。3はこの陽極取り出し部1aを除く誘電体酸化被膜2上に形成された固体電解質層、4はこの固体電解質層3と上記陽極取り出し部1aとの境界部ならびにこれに繋がる固体電解質層3の一部に形成された絶縁層、5はこの絶縁層4の一部を含む固体電解質層3上に形成された陰極電極層である。
また、図5は本発明の実施の形態2によるシート形の固体電解コンデンサの他の構成を示した断面図であり、陽極取り出し部1aを複数箇所(図5においては左右方向に2箇所)設けた構成にした以外は上記図4に示したものと同じ構成のものである。
このように構成された本実施の形態によるシート形の固体電解コンデンサは、上記実施の形態1によるシート形の固体電解コンデンサと同様に、陽極体1に形成された誘電体酸化被膜2を最大限活用することができるようになるために漏れ電流不良発生及び、容量達成率の低下を大きく抑制して高性能化が図れることに加え、陰極電極層5を両面に設けた構成により、より高容量化を図ることができるようになるものである。
なお、本実施の形態によるシート形の固体電解コンデンサの製造方法については、上記実施の形態1によるシート形の固体電解コンデンサの製造方法と基本的に同様であるために、ここでの説明は省略する。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項5に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項5に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1または2によるシート形の固体電解コンデンサの製造方法の一部が異なるようにしたものであり、これ以外は実施の形態1または2と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図6は本発明の実施の形態3によるシート形の固体電解コンデンサの製造方法の構成を示したフローチャート、図7は本発明の実施の形態3によるシート形の固体電解コンデンサの構成を示した断面図であり、上記実施の形態1で図2に示した(または実施の形態2で示した)製造工程の絶縁層形成前の固体電解質層3上にカーボン層7を形成するようにしたものであり、これにより、固体電解質層3をより確実に、かつ緻密に形成することができるようになり、安定した性能の製品を得ることができるようになるものである。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項6に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項6に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1,2、または3によるシート形の固体電解コンデンサの製造方法の一部が異なるようにしたものであり、これ以外は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図8は本発明の実施の形態4によるシート形の固体電解コンデンサの製造工程を示したフローチャート、図9は同製造方法を示した斜視図であり、本実施の形態は多数個取りできる大きな陽極体1を用いて生産性を高め、かつ高容量精度の達成を目的とするものであり、上記実施の形態1で図2に示した(または、実施の形態2または、実施の形態3で図6で示した)製造工程の誘電体酸化被膜2上に実施の形態1または2においては固体電解質層3、実施の形態3においてはカーボン層7を形成した後に、図9の切断部6により陽極体1を所定の大きさに分断して個片化したものである。これにより、固体電解質層3をより確実に、かつ緻密に形成することができるばかりでなく、生産性を高めて製造コストを低減し、また、固体電解質層形成後の容量を反映して目的の容量となるような寸法に個片化することにより高容量精度を実現することが可能になるものである。
(実施の形態5)
以下、実施の形態5を用いて、本発明の特に請求項7に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態5を用いて、本発明の特に請求項7に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1,2または4によるシート形の固体電解コンデンサの製造方法の一部が異なるようにしたものであり、これ以外は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図10は本発明の実施の形態5によるシート形の固体電解コンデンサの製造工程を示したフローチャート、図11は本発明の実施の形態5によるシート形の固体電解コンデンサの構成を示した断面図であり、上記実施の形態1で図2に示した(または実施の形態2または、上記実施の形態3で図8に示した)製造工程の絶縁層4を形成した後に、固体電解質層3上に、電解重合(化学重合でも良い)により導電性高分子からなる第二の固体電解質層8を積層形成するようにしたものであり、これにより、固体電解質層をより確実に、かつ緻密に形成することができるようになるため、安定した性能の製品を得ることができるようになるものである。なお、上記第二の固体電解質層8は、あらかじめ形成された固体電解質層3と同じものであっても良いし、異なるものであっても良い。
本発明によるシート形の固体電解コンデンサ及びその製造方法は、陽極体に形成された誘電体酸化被膜を最大限活用することができるようになるために漏れ電流不良の発生及び、容量達成率の低下を大きく抑制することが可能になり、高性能のシート形の固体電解コンデンサを実現できるという効果を有し、特に高周波応答性が要求される分野等として有用である。
1 陽極体
2 誘電体酸化被膜
3 固体電解質層
4 絶縁層
5 陰極電極層
6 切断部
7 カーボン層
8 第二の固体電解質層
9 陽極電極部
2 誘電体酸化被膜
3 固体電解質層
4 絶縁層
5 陰極電極層
6 切断部
7 カーボン層
8 第二の固体電解質層
9 陽極電極部
Claims (7)
- 一方の面を陽極電極部とし、他方の面をエッチング処理することにより粗面化し、かつ誘電体酸化被膜を形成した弁作用金属からなるシート状の陽極体と、この陽極体の誘電体酸化被膜上に形成された固体電解質層と、陽極体の厚み方向の外周面の少なくとも誘電体酸化被膜ならびにこれに繋がる固体電解質層上の一部に形成された絶縁層と、この絶縁層を含む固体電解質層上に形成された陰極層からなり、上記陽極体に設けられた陽極電極部から陽極取り出しを行うと共に、上記陰極層から陰極取り出しを行うようにした固体電解コンデンサ。
- 表面をエッチング処理することにより粗面化し、かつ誘電体酸化被膜を形成した弁作用金属からなるシート状の陽極体と、この陽極体の陽極取り出し部となる部分を除く誘電体酸化被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層と上記陽極取り出し部との境界部となる誘電体酸化被膜ならびにこれに繋がる固体電解質層の一部に形成された絶縁層と、この絶縁層を含む固体電解質層上に形成された陽極層からなり、上記陽極体に設けた陽極取り出し部から陽極取り出しを行うと共に、上記陰極層から陰極取り出しを行うようにした固体電解コンデンサ。
- シート状の弁作用金属からなる陽極体の一方の面をエッチング処理することにより粗面化した後、これを陽極酸化処理することにより誘電体酸化被膜を形成し、続いてこの誘電体酸化被膜上に固体電解質層を形成し、続いて陽極体の厚み方向の外周面の少なくとも誘電体酸化被膜ならびにこれに繋がる固体電解質層上の一部に絶縁層を形成した後、この絶縁層を含む固体電解質層上に陰極層を形成するようにした固体電解コンデンサの製造方法。
- シート状の弁作用金属からなる陽極体の表面をエッチング処理することにより粗面化した後、これを陽極酸化処理することにより誘電体酸化被膜を形成し、続いてこの陽極体の陽極取り出し部となる部分を除く誘電体酸化被膜上に固体電解質層を形成し、続いてこの固体電解質と上記陽極取り出し部との境界部となる誘電体酸化被膜ならびにこれに繋がる固体電解質層上の一部に絶縁層を形成した後、この絶縁層を含む固体電解質層上に陰極層を形成するようにした固体電解コンデンサの製造方法。
- 固体電解質層を形成した後に、この固体電解質層上にカーボン層を形成するようにした請求項3または4に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
- 固体電解質層を形成した陽極体を所定の大きさに分断することにより個片化し、この個片化された陽極体の厚み方向の外周面の少なくとも誘電体酸化被膜上に絶縁層を形成するようにした請求項3〜5のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法。
- 絶縁層を形成した後に、固体電解質層上に、第二の固体電解質層を積層形成するようにした請求項3〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法。
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JP2004281802A JP2006100373A (ja) | 2004-09-28 | 2004-09-28 | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 |
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JP2004281802A Pending JP2006100373A (ja) | 2004-09-28 | 2004-09-28 | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 |
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