JP2006096517A - エレベータ制御システム - Google Patents

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直彦 鈴木
Masafumi Iwata
雅史 岩田
Kentaro Hayashi
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Abstract

【課題】 多様な人物行動パターンおよび多様なエレベータ乗場環境においても、人物がエレベータ乗車客であるかを的確に判断することができるエレベータ制御システムを得るものである。
【解決手段】 この発明に係るエレベータ制御システムにおいては、人物1の位置を検出する位置検出手段5と、位置の履歴を管理する位置履歴管理手段6と、人物1の位置とエレベータの戸100との距離および人物1の位置を基準としたエレベータの戸100の方向と位置の履歴から得られる人物1の進行方向とのなす角度に基づいて人物1がエレベータ乗車客であるかを判断するエレベータ乗車客検出手段7と、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客と判断した場合には乗場呼び登録を行うエレベータ制御手段8とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エレベータ乗車客であるかを判断し、乗場呼び登録等のエレベータの制御を行うエレベータ制御システムに関するものである。
従来のエレベータ制御システムでは、エレベータ乗場の出入口付近を3個(複数個)のゾーンに分割して、各ゾーン内にいる待客の有無を検出し、エレベータの運転方向に応じてエレベータ乗場の呼び登録をする(例えば、特許文献1参照)。
特許2921994号公報(第3頁、第2図)
このようなエレベータ制御システムにあっては、人物(待客)がエレベータの戸の横側から来てエレベータに乗車することなく、戸の前を通過する場合等多様な人物行動パターンおよび多様なエレベータ乗場環境において、エレベータ乗車客と誤認識するという問題があった。また、エレベータの運転方向に応じてエレベータの乗場呼び登録を行ったのでは、乗場呼び方向を誤るにという問題があった。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、第一の目的は、多様な人物行動パターンおよび多様なエレベータ乗場環境においても、人物がエレベータ乗車客であるかを的確に判断することができるエレベータ制御システムを得るものである。
また、第2の目的は、人物に応じたエレベータの制御を行うことができるエレベータ制御システムを得るものである。
この発明に係るエレベータ制御システムにおいては、人物の位置を検出する位置検出手段と、人物の位置履歴を管理する位置履歴管理手段と、人物の位置とエレベータの戸との距離および人物の位置を基準としたエレベータの戸の方向と位置履歴から得られる人物の進行方向とのなす角度に基づいて人物がエレベータ乗車客であるかを判断するエレベータ乗車客検出手段と、エレベータ乗車客検出手段が人物をエレベータ乗車客と判断した場合には乗場呼び登録を行うエレベータ制御手段とを備えたものである。
また、この発明に係るエレベータ制御システムにおいては、人物の位置を検出する位置検出手段と、人物の位置履歴を管理する位置履歴管理手段と、人物が保持している携帯端末から人物の識別子を受信する識別子受信手段と、識別子の履歴を管理する識別子履歴管理手段と、人物の位置履歴に基づいて人物がエレベータ乗車客であるかを判断するエレベータ乗車客検出手段と、人物の位置履歴および識別子の履歴に基づいて人物の位置履歴と識別子とを対応付ける人物対応付け手段と、識別子を付与した個人情報を管理する個人情報管理手段と、エレベータ乗車客検出手段が人物をエレベータ乗車客であると判断した場合には、人物の個人情報を用いてエレベータの制御を行うエレベータ制御手段とを備え、少なくとも位置検出手段の位置検出領域の一部と識別子受信手段の識別子受信領域の一部とは重なっているものである。
この発明に係るエレベータ制御システムにおいては、人物の位置を検出する位置検出手段と、人物の位置履歴を管理する位置履歴管理手段と、人物の位置とエレベータの戸との距離および人物の位置を基準としたエレベータの戸の方向と位置履歴から得られる人物の進行方向とのなす角度に基づいて人物がエレベータ乗車客であるかを判断するエレベータ乗車客検出手段と、エレベータ乗車客検出手段が人物をエレベータ乗車客と判断した場合には乗場呼び登録を行うエレベータ制御手段とを備えているので、人物がエレベータ乗車客であるかを的確に判断することができる。
また、この発明に係るエレベータ制御システムにおいては、人物の位置を検出する位置検出手段と、人物の位置履歴を管理する位置履歴管理手段と、人物が保持している携帯端末から人物の識別子を受信する識別子受信手段と、識別子の履歴を管理する識別子履歴管理手段と、人物の位置履歴に基づいて人物がエレベータ乗車客であるかを判断するエレベータ乗車客検出手段と、人物の位置履歴および識別子の履歴に基づいて人物の位置履歴と識別子とを対応付ける人物対応付け手段と、識別子を付与した個人情報を管理する個人情報管理手段と、エレベータ乗車客検出手段が人物をエレベータ乗車客であると判断した場合には、人物の個人情報を用いてエレベータの制御を行うエレベータ制御手段とを備え、少なくとも位置検出手段の位置検出領域の一部と識別子受信手段の識別子受信領域の一部とは重なっているので、人物に応じたエレベータの制御を行うことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ制御システムの構成図である。図において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することである。さらに、明細書全文に表れている構成要素の形容は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
エレベータの戸100の周辺を歩行している人物1は、RFID(Radio Frequency Identification)などの携帯端末2を保持し、携帯端末2は、人物1の識別子XIDを重畳した電波を発信する。識別子受信手段である無線受信装置3は、携帯端末2が発信した識別子XIDを重畳した電波を受信し、識別子履歴管理手段4は、受信した識別子XIDの履歴を管理する。また、識別子履歴管理手段4は、受信終了後、所定時間経過した識別子XIDの履歴を削除する。識別子受信領域31は、無線受信装置3による識別子の受信可能領域である。
画像センサによる位置検出装置5は、位置検出手段であり、人物1の位置を検出し、連続的に追跡する。位置履歴管理手段6は、位置検出装置5が検出した人物1の位置履歴YPを管理する。また、位置履歴管理手段6は、検出終了後、所定時間経過した人物1の位置履歴YPを削除する。位置検出領域41は、位置検出装置5による人物1の位置の検出可能領域である。少なくとも位置検出装置5の位置検出領域41の一部と無線受信装置3の識別子受信領域31の一部とは重なっている。
エレベータ乗車客検出手段7は、人物1の位置履歴YPから人物1がエレベータの戸100の方向に向かっているかどうかを検出し、エレベータに乗車するエレベータ乗車客であるかを判断する。また、人物対応付け手段10は、識別子履歴管理手段4から得られる識別子XIDの履歴と位置履歴管理手段6から得られる人物1の位置履歴YPとを用いて、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを対応付ける。
エレベータ制御手段8は、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客であると判断した場合には、人物1が現在滞在している階の乗場呼び登録を行う。また、エレベータ制御手段8は、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客であると判断した場合には、個人情報管理手段9から取得した識別子XIDが付与された個人情報に基づいて、かご呼び登録等のエレベータの制御を行う。
まず、エレベータ乗車客検出手段7によるエレベータ乗車客の判断方法について、図2から図4を用いて説明する。
図2は、人物1がエレベータの戸100の周辺を歩行している際の位置履歴YPを表した図である。位置検出装置5は、人物1の各時点の位置を(x、y)、(x、y)、(x、y)・・・(x、y)と検出する。各時点での人物1の位置(x、y)とエレベータの戸100の中心との距離をRとし、各時点での人物1の位置(x、y)からエレベータの戸100の中心へのベクトルと各時点での人物1の位置(x、y)から次の時点での人物1の位置(xn+1、yn+1)へのベクトルとのなす角度をθとする。各時点での人物1の位置(x、y)からエレベータの戸100の中心へのベクトルは、各時点での人物1の位置を基準としたエレベータの戸100の方向を示す。また、各時点での人物1の位置(x、y)から次の時点での人物1の位置(xn+1、yn+1)へのベクトルは、位置履歴YPから得られる人物1の進行方向を示す。
位置検出装置5は、リアルタイムで連続的に人物1の位置を検出し、追跡している。このため、各時点での人物1の位置(x、y)とエレベータの戸100の中心との距離Rの履歴および各時点での人物1の位置(x、y)から次の時点での人物1の位置(xn+1、yn+1)へのベクトルと各時点での人物1の位置(x、y)からエレベータの戸100の中心へのベクトルとのなす角度θの履歴を得ることができる。
図3は、エレベータに乗車する人物1の距離Rの履歴および角度θの履歴の例である。エレベータ乗車客検出手段7には、予め距離Rの閾値Rおよび角度θの閾値θが設定されている。人物1がエレベータの戸100に近づいていくと、距離Rと角度θは、ともに徐々に減少し、時刻tで距離Rおよび角度θは、それぞれの閾値以下となる。距離Rが閾値R以下になるということは、人物1がエレベータの戸100から所定の距離以内にいることを表す。また、角度θが所定の角度θ以下になるということは、人物1がエレベータの戸100の方向に向かっていることを表す。このため、エレベータ乗車客検出手段7は、距離Rおよび角度θが共に閾値以下となった時刻tで、人物1をエレベータ乗車客であると判断する。
図4は、エレベータの戸100の前を通過するだけで、エレベータに乗車しない人物1の距離Rの履歴および角度θの履歴の例を示す。図4において、人物1はエレベータの戸100に近づくので、距離Rおよび角度θは減少する。しかしながら、人物1はエレベータの戸100の前を通過するので、距離Rおよび角度θはともに閾値以下とならず、増加する。エレベータ乗車客検出手段7は、距離Rおよび角度θがともに閾値以下とならないので、人物1をエレベータ乗車客でないと判断する。
この実施の形態1では、エレベータ乗車客検出手段7には、距離Rの閾値Rおよび角度θの閾値θが予め設定されているとした。しかしながら、学習によって環境に適した閾値Rおよび閾値θを獲得しても良い。閾値Rおよび閾値θは、過去のエレベータ乗車客の検出履歴から、それぞれ正しくエレベータ乗車客であることを判断できた数が最大になるように設定してもよい。
また、エレベータ乗車客検出手段7は、距離Rと角度θを変数とするエレベータ乗車客評価関数を用いて、エレベータ乗車客を判断してもよい。この評価関数を過去のエレベータ乗車客の位置履歴YPに基づいた学習によって、獲得するとしてもよい。例えば、エレベータ乗車客検出手段7は、最小二乗法によって、過去のエレベータ乗車客の位置履歴YPからエレベータ乗車客評価関数を学習することができる。
この実施の形態1では、各時点での人物1の位置(x、y)からエレベータの戸100の中心へのベクトルと各時点での人物1の位置(x、y)から次の時点での人物1の位置(xn+1、yn+1)へのベクトルとのなす角度をθとした。しかしながら、各時点での人物1の位置(x、y)からエレベータの乗場呼びボタンへのベクトルと各時点での人物1の位置(x、y)から次の時点での人物1の位置(xn+1、yn+1)へのベクトルとのなす角度をθとしてもよい。エレベータの乗場呼びボタンが押されていない場合には、エレベータ乗車客は、エレベータの乗場呼びボタンを押すために、エレベータの乗場呼びボタンへ向かうからである。また、各時点での人物1の位置(x、y)からエレベータの戸100の周辺であって任意の位置へのベクトルと各時点での人物1の位置(x、y)から次の時点での人物1の位置(xn+1、yn+1)へのベクトルとのなす角度をθとしてもよい。
また、エレベータ乗車客検出手段7は、距離Rおよび角度θを用いて、人物1がエレベータ乗車客であるかを判断するとしたが、位置履歴YPから得られる人物1の移動速度も合わせて用いて、人物1がエレベータ乗車客であるかを判断してもよい。
次に、人物対応付け手段10による人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付け処理方法について説明する。
図5は、この実施の形態1によるエレベータ制御システムの識別子受信領域31および位置検出領域41の関係を示す図である。この実施の形態1においては、識別子受信領域31および位置検出領域41は、ほぼ重なっている。
人物対応付け手段10は識別子履歴管理手段4から得られる識別子XIDの履歴および位置履歴管理手段6から得られる人物1の位置履歴YPに基づいて、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けを行う。人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを確実に対応付けることができないと、識別子XIDが付与された個人情報を用いて、人物1に応じたエレベータの制御を的確に行うことができない。
図6は、位置履歴YPおよび識別子XIDの履歴である。図6において、単純に人物1の位置を検出した順および識別子XIDを受信した順に位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けるとすると、識別子XID11の受信開始時刻tXIDS11の時点で、識別子XID11と位置履歴YP11とを対応付ける。しかしながら、時刻tYPS12に位置履歴YP12の検出が開始され、識別子XID11の受信開始時刻tXIDS11と位置履歴YP11の検出開始時刻tYPS11との差が大きく、識別子XID11の受信開始時刻tXIDS11と位置履歴YP12の検出開始時刻tYPS12との差が小さい場合には、識別子XID11は、位置履歴YP12と対応付けられるべきである。よって、図6のケースにおいて、単純に識別子XID11と位置履歴YP11とを対応付けるべきではない。
図7は、この発明の実施の形態1による人物対応付け手段10の対応付け処理方法を示すフローチャートである。以下に、人物対応付け手段10の対応付け処理方法を説明する。
まず、識別子履歴管理手段4に管理されている識別子XIDの中から、位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDがあるかを調べる(S1)。位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDがない場合には、処理を終了する。位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDがある場合には、その中から最も先に受信された識別子XIDを抽出する(S2)。
次に、位置履歴管理手段6から識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPがあるかを調べる(S3)。識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPがない場合には、処理を終了する。識別子XIDとの対応付処理がされていない位置履歴YPがある場合には、その中から最も先に検出された位置履歴YPを抽出する(S4)。
抽出した識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD1以内かどうか判断する(S5)。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD1以内である場合には、識別子XIDと位置履歴YPとを対応付ける(S6)。ここで、識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差とは、tXIDSX−tYPSXの絶対値およびtYPSX−tXIDSXの絶対値を意味する。ステップS5で、識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD1を超えている場合には、ステップS3に戻って、他に識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPがあるかを調べ、同様の処理を行う。ステップS6で識別子XIDと位置履歴YPとを対応付けた後は、ステップS1に戻って、同様の処理を繰り返す。
このように人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けることによって、多様なエレベータ乗場環境において、複数の人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを確実に対応付けることができる。また、携帯端末2を持っていない人物1の位置履歴YPと携帯端末2を持っている人物1の位置履歴YPとが検出された場合、または携帯端末2からの識別子XIDのみ受信された場合であっても、確実に人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けることができる。このため、人物1に対して、識別子1を付与された個人情報を用いて、的確なエレベータ制御を行うことができる。
この実施の形態1では、ステップS1において、先に位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDを抽出したが、先に識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPを抽出してもよい。
以上のように、人物対応付け手段10は、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを対応付ける。エレベータ制御手段8は、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客であると判断した場合には、人物1が現在滞在している階の乗場呼び登録を行う。また、エレベータ制御手段8は、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客であると判断した場合には、人物対応付け手段10によって人物1の位置履歴YPと対応付けられた識別子XIDを用いて、個人情報管理手段9から識別子XIDが付与された個人情報を取得する。個人情報には、エレベータを利用する人物1の居室またはオフィスがある階床、人物1が車椅子利用者であるかなどが記録されている。エレベータ制御手段8は、この個人情報を用いて、かご呼び登録等のエレベータの制御を行う。
エレベータ制御手段8が乗場呼び登録を行う際の乗場呼び方向は、識別子XIDが付与された個人情報を用いて、人物1の現在滞在している階とかご呼び階との関係で決定される。例えば、人物1が1階にいる場合には、個人情報として記憶されている人物1の居室またはオフィスなどがある階床をかご呼び階とすればよい。また、1階以外の階床に人物1がいる場合には、1階をかご呼び階とすればよい。
この実施の形態1では、エレベータ制御手段8は、識別子XIDを用いて、個人情報管理手段9から個人情報として記憶されている人物1のかご呼び階を取得するとした。しかしながら、携帯端末2がかご呼び階を重畳した電波を発信し、このかご呼び階を用いてかご呼び登録を行ってもよい。
また、この実施の形態1では、エレベータ制御手段8は、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客であると判断した場合には、乗場呼び登録を行うとした。しかしながら、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客であると判断した場合であって、個人情報からこの人物1がエレベータの利用を許可されている場合にのみ、乗場呼び登録を行うとしてもよい。また、エレベータ制御手段8は、エレベータ乗車客検出手段7が人物1をエレベータ乗車客であると判断した場合であっても、位置検出装置5の検出可能領域41または無線受信装置3の識別子受信領域31にエレベータ乗車客ではないと判断した人物1がいる場合には、乗場呼び登録を保留してもよい。
さらに、この実施の形態1では、エレベータ制御手段8は、かご呼び階を自動登録するとしたが、人物1がかご呼びボタンを押した場合に、識別子XIDが付与された個人情報として記憶されているかご呼び許可階のみをかご呼び登録するものとしてもよい。さらに、エレベータ制御手段8は、個人情報として記憶されている人物1が時間帯別の利用階床をかご呼び階として、かご呼び登録するとしてもよい。
エレベータ制御手段8は、乗場呼び登録とともに、かご呼び登録を直ちに行ってもよいし、位置検出装置5が人物1の位置履歴YPから、人物1がかご内に移動したことを検出した後に、かご呼び登録を行ってもよい。また、エレベータ制御手段8は、人物1の位置履歴YPからエレベータ乗車客であると判断された人物1がかご内に移動したことを検出した後に、戸閉指令を送ってもよい。
また、エレベータ制御手段8は、エレベータ乗車客であると判断された人物1が識別子XIDが付与された個人情報から車椅子利用者であると認識された場合には、車椅子利用者用の運転条件でエレベータを制御してもよい。車椅子利用者用の運転条件では、戸の開閉において、通常の運転条件より長い時間エレベータの戸100を開けておくよう設定されている。このため、車椅子利用者である人物1は、ゆっくりかごの乗り降りができる。
この実施の形態1では、携帯端末2として、RFIDを用いたが、ICタグ、無線LAN、BlueTooTh端末、Zigbee端末、携帯電話、携帯IP電話、非接触ICカードを利用してもよい。また、無線受信装置3は、携帯端末2に対応した装置を利用すればよい。
また、この実施の形態1では、位置検出装置5は、画像センサを用いるものとしたが、ステレオカメラセンサ、赤外線センサ、測距センサ、超音波センサを利用してもよい。
このような構成および機能によれば、人物1の位置とエレベータの戸100との距離Rおよび人物1の位置を基準としたエレベータの戸100の方向と人物1の進行方向とのなす角度θを用いて、人物1がエレベータ乗車客であるかを判断するので、多様な人物行動パターンおよび多様なエレベータ乗場環境においても、人物1がエレベータ乗車客であるかを的確に判断することができる。
このため、エレベータ乗車客である人物1に対して、エレベータの乗場呼びボタンが押される前に乗場呼び登録を行うことができるので、エレベータ制御システムの運行効率を向上させることができる。また、エレベータ降車客、エレベータ乗場を通過する人物1などのエレベータに乗車しない人物1に対しては、乗場呼び登録またはかご呼び登録を行わないので、無駄な呼び登録による運行効率の悪化を防止することができる。
さらに、このような構成によれば、人物1の位置履歴YPと識別子XIDの履歴とを用いて、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けるので、多様なエレベータ乗場環境において、様々なタイミングで様々な方向からエレベータ乗場である識別子受信領域31および位置検出領域41に侵入する複数の人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを確実に対応付けることができる。また、携帯端末2を持っていない人物1の位置履歴YPおよび携帯端末2を持っている人物1の位置履歴YPが検出された場合においても、確実に人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けることができる。このため、エレベータ制御手段8は、識別子XIDを付与された個人情報を用いて、人物1に応じたエレベータ制御を行うことができる。
さらに、エレベータ制御手段8が識別子1を付与された個人情報を用いて、乗場呼び登録またはかご呼び登録を行うので、人物1は、乗場呼びボタンまたはかご呼びボタンを操作することなく、所望の階床に移動することが可能となる。また、識別子XIDに基づいたエレベータ乗車客の認証を行うことができるので、エレベータの防犯性を向上させることができる。
さらに、人物1の位置履歴YPと識別子XIDの対応付けおよび人物1の位置の追跡によって、誰がエレベータを利用しているかを識別することが可能となる。このため、車椅子利用者に対しては、車椅子利用者用の運転条件でエレベータを制御するなど、人物1に応じたエレベータの制御を行うことができる。特に、マンション、ホテルなど利用階がほぼ固定されている施設においては、エレベータの利便性および防犯性を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に、人物対応付け手段10による人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けの評価方法を説明する。
図8は、位置履歴YPおよび識別子XIDの履歴である。図8において、識別子XID21の受信開始時刻tXIDS21と位置履歴YP22の検出開始時刻tYPS22との差が小さい場合には、識別子XID21を位置履歴YP21と位置履歴YP22とのどちらに対応付けるべきか判断するのは、困難である。しかしながら、図8に示すように、位置履歴YP21の検出終了時刻tYPE21以後においても、識別子XID21が受信されており、かつ位置履歴YP22が検出されている場合には、識別子XID21と位置履歴YP22とを対応付けるべきである。
図9も、位置履歴YPおよび識別子XIDの履歴である。図9においても、位置履歴YP31の検出開始時刻tYPS31と識別子XID32の受信開始時刻tXIDS32との差が小さい場合には、識別子XID31,識別子XID32と位置履歴YP31,位置履歴YP32とをそれぞれどのように対応付けるべきかを判断するのは、困難である。しかしながら、図9に示すように、識別子XID31の受信終了時刻tXIDE31以後においても、識別子XID32が受信されており、かつ位置履歴YP31が検出されている場合には、識別子XID32と位置履歴YP31とを対応付けるべきである。また、位置履歴YP32の検出終了時刻tYPE32と識別子XID31の受信終了時刻tXIDE31との差が小さい場合には、識別子XID31と位置履歴YP32とを対応付けるべきである。
図10は、この実施の形態2による人物対応付け手段10の対応付け評価を行う対応付け解除および再対応付け処理方法のフローチャートである。以下に、人物対応付け手段10の対応付け解除および再対応付け処理方法を説明する。エレベータ制御システムの構成は、実施の形態1と同様である。
既に対応付けられている識別子XIDと位置履歴YPとの組合せを抽出する(S11)。識別子XIDは受信されているが、位置履歴YPは所定時間TD2以上検出されていないかどうか判断する(S12)。ステップS12で位置履歴YPが所定時間TD2以上検出されていないと判断すると、識別子XIDと位置履歴YPの対応付けを解除する(S13)。
次に、位置履歴YP以外の識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPがあるかを判断する(S14)。位置履歴YP以外の識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPがなければ、ステップS21に進む(S14)。位置履歴YP以外の識別子XIDと対応付けされていない位置履歴YPがあれば、ステップS15に進む(S14)。
位置履歴YP以外の識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPを抽出する(S15)。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSYとの差が所定時間TD1以内であるか判断する(S16)。ステップS16の判断の結果、識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSYとの差が所定時間TD1を超えていれば、ステップS21に進む。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSYとの差が所定時間TD1以内である場合には、識別子XIDと位置履歴情報YPとを再対応付けする(S17)。
ステップS12の判断の結果、該当しないと判断すると、位置履歴YPは検出されているが、識別子XIDは所定時間TD2以上受信されていないかどうか判断する(S18)。ステップS18の判断の結果、識別子XIDは所定時間TD2以上受信されていないと判断すると、ステップS13に進み、識別子XIDと位置履歴YPの対応付けを解除する(S13)。その後のステップS14〜ステップS17の処理については、上述のとおりである。
ステップS18の判断の結果、該当しないと判断すると、識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと検出開始時刻tYPSZとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YP以外の別の位置履歴YPがあるかどうか判断する(S19)。ステップS19で識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと検出開始時刻tYPSZとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YP以外の位置履歴YPがあると判断すると、識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けを解除する(S20)。識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けを解除すると、ステップS21に進む。
ステップS19で該当する位置履歴YPがなかった場合には、ステップS21に進む(S19)。ステップS21では、まだ評価していない識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けがあるかどうかを判断する(S21)。まだ評価していない識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けがある場合には、ステップS11に戻って同様の処理を繰り返す。まだ評価していない識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けがない場合には、処理を終了する。
以上のように、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けを評価することによって、たとえ一旦、位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けを間違った場合であっても、正しい対応付けに復帰することができる。また、外乱によって無線受信装置3による識別子XIDの受信および位置検出装置5による人物1の位置の検出が不安定になった場合にも、対応付けの間違いを最小限に抑制し、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび人物1の位置の追跡を復帰することができる。さらに、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けがはっきりしない場合には、対応付けを保留することができる。また、携帯端末2を持っていない人物1と携帯端末2を持っている人物1の位置が検出された場合にも、人物1の位置履歴YPと識別子XIDを的確に対応付けることができる。したがって、人物1に応じたエレベータの制御を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態3に、複数の人物1が短い時間内にエレベータ乗場である識別子受信領域31および位置検出領域41に侵入した場合の人物対応付け手段10による位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび対応付けの保留の処理方法を示す。
図11は、人物対応付け手段10における、位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび対応付けの保留の処理方法を示すフローチャートである。エレベータ制御システムの構成は実施の形態1と同様である。
まず、ステップS31〜ステップS33までは、図4に示したステップS1〜ステップS3と同様に処理を進める。ステップS34で識別子XIDとの対応付けがされていない位置履歴YPを抽出した後、検出開始時刻tYPSXと識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YPがあるかどうかを判断する(S35)。検出開始時刻tYPSXと識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YPがない場合には、処理を終了する。検出開始時刻tYPSXと識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YPがある場合には、検出開始時刻tYPSXと識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YPが複数あるかを判断する(S36)。
検出開始時刻tYPSXと識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YPが1つしかない場合は、識別子XIDと位置履歴YPとを対応付ける(S39)。検出開始時刻tYPSXと識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXとの差が所定時間TD1以内である位置履歴YPが複数ある場合には、識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けを保留する(S37)。
ステップS37の処理の後、識別子XIDが受信されており、かつ位置履歴YPが1つのみ検出されている状態になったかどうかを判断する(S38)。ステップS38の判断の結果、識別子XIDが受信されており、かつ位置履歴YPが1つのみ検出されている状態になった場合には、識別子XIDとその位置履歴YPとの対応付けを行う(S39)。識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けを行うと、ステップS31に戻って、同様の処理を繰り返す。
ステップS38に該当しなかった場合には、識別子XIDは受信されなくなり、検出終了時刻tYPEXと識別子XIDの受信終了時刻tXIDEXとの差が所定時間TD3以内である位置履歴YPがあるか判断する(S40)。識別子XIDが受信されなくなり、検出終了時刻tYPEXと識別子XIDの受信終了時刻tXIDEXとの差が所定時間TD3以内である位置履歴YPがある場合には、その位置履歴YPと識別子XIDとを対応付ける(S39)。
識別子XIDが受信されなくなり、検出終了時刻tYPEXと識別子XIDの受信終了時刻tXIDEXとの差が所定時間TD3以内である位置履歴YPがない場合には、ステップS31に戻り、同様の処理を繰り返す。
このような構成および機能にすることによって、多様なエレベータ乗場において、様々なタイミングで様々な方向からエレベータ乗場である識別子受信領域31および位置検出領域41に侵入する複数の人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを確実に対応付けることができる。また、携帯端末2を持っていない人物1の位置履歴YPおよび携帯端末2を持っている人物1の位置履歴YPが検出された場合にも、確実に人物1の位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けることができる。したがって、人物1に応じたエレベータの制御を行うことができる。
実施の形態4.
図12は、この発明の実施の形態4による識別子受信領域31および位置検出領域41の関係を示す図である。領域41−1は識別子受信領域31と位置検出領域41の共通領域である。また、領域41−2は位置検出領域41であり、かつ識別子受信領域31の外の領域である。エレベータ制御システムの構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
図13は、エレベータ制御システムの人物対応付け手段10の対応付け処理方法を示すフローチャートである。以下に、人物対応付け手段10の対応付け処理方法を説明する。
まず、位置履歴YPから、人物1の検出が開始されたときの位置が、領域41−1ではなく、領域41−2であったかどうかを判断する(S41)。ステップS41の結果、人物1の検出が開始されたときの位置が、領域41−2ではなく、領域41−1であった場合には、ステップS45に進む。検出が開始されたときの位置が、領域41−2であった場合には、位置履歴YPから、人物1が領域41−2から識別子受信領域である領域41−1に移動したかどうかを判断する(S42)。人物1が領域41−2から領域41−1に移動しなかった場合には、処理を終了する。
人物1が領域41−2から領域41−1に移動した場合には、位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと人物1が領域41−2から識別子受信領域である領域41−1に移動した時刻、すなわち人物1が識別子受信領域である領域41−1に入ったことを位置検出装置5が検出した時刻Tとの差が所定時間TD1以内であるかどうかを判断する(S43)。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと人物1が識別子受信領域である領域41−1に入ったことを位置検出装置5が検出した時刻Tとの差が所定時間TD1を超えている場合には、処理を終了する。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと人物1が識別子受信領域である領域41−1に入ったことを位置検出装置5が検出した時刻Tとの差が所定時間TD1以内である場合には、位置履歴YPと識別子XIDとを対応付ける(S44)。位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けると、処理を終了する。
ステップS41の結果、人物1の検出開始されたときの位置が、領域41−2ではなく、領域41−1であった場合、位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD1以内かどうかを判断する(S45)。ステップS45の判断の結果、位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD1を超えていた場合、処理を終了する。位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXと位置履歴YPとの対応付け処理がされていない識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXとの差が所定時間TD1以内である場合、位置履歴YPと識別子XIDとを対応付ける(S44)。位置履歴YPと識別子XIDとを対応付けると、処理を終了する。
このような構成および機能にすることによって、識別子受信領域31と位置検出領域41とが一部しか共通していなくても、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび連続した人物1の位置の追跡が可能となる。また、人物1の位置履歴YPを利用して、位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび人物1の位置の追跡を行うので、無線受信装置3および位置検出装置5の多様な設置パターンに対応することが可能となる。さらに、無線受信装置3による識別子XIDの受信および位置検出装置5による人物1の位置の検出が不安定になった場合でも、連続した位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび人物1の位置の追跡が可能となる。したがって、人物1に応じたエレベータの制御を行うことができる。
この実施の形態4では識別子受信領域31および位置検出領域41の関係を図12のように示したが、図14に示すような関係でも同様の効果を得ることができる。
実施の形態5.
図15は、この発明の実施の形態5によるエレベータ制御システムの構成図である。無線受信装置3a,3b,3cが3台ある以外は、実施の形態1に示す構成と同様である。なお、図12においては、人物1、携帯端末2、識別子受信領域31a,31b,31cおよび位置検出領域41を省略している。
また、図16は、この発明の実施の形態5によるエレベータ制御システムの識別子受信領域31a,31b,31cおよび位置検出領域41の関係を示す図である。領域31aは無線受信装置3aの識別子受信領域、領域31bは無線受信装置3bの識別子受信領域、領域31cは無線受信装置3cの識別子受信領域である。領域41は位置検出装置5の位置検出領域である。領域31a−1,31b−1,31c−1は、識別子受信領域31と位置検出領域41との共通領域である。また、領域31a−2,31b−2,31c−2は、識別子受信領域31であり、かつ位置検出領域41の外の領域である。
図17は、この発明の実施の形態5によるエレベータ制御システムの人物対応付け手段10の対応付け処理方法を示すフローチャートである。以下、人物対応付け手段10の対応付け処理方法を説明する。
識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPが最初に領域31a−1で検出されたかどうかを判断する(S51)。ステップS51の判断の結果、識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPが最初に領域31a−1で検出された場合には、位置履歴YPが検出される前から領域31aで受信されている識別子XIDがあるかを判断する(S52)。位置履歴YPが検出される前から領域31aで受信されている識別子XIDがない場合には、処理を終了する。
位置履歴YPが検出される前から領域31aで受信されている識別子XIDがある場合には、識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD4以内であるか判断する(S53)。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD4を超えている場合には、処理を終了する(S53)。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD4以内である場合には、識別子XIDと位置履歴YPとの対応付けを行う(S54)。
この実施の形態5では、領域31aで対応付け処理方法を示したが、他の領域31b,31cにおいても同様の操作を行う。
このような構成および機能にすることによって、識別子受信領域31と位置検出領域41との関係が複雑であっても、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび連続した人物1の位置の追跡が可能となる。複数の識別子受信領域31で受信された識別子XIDの履歴と位置履歴YPを用いて、位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けを行うので、無線受信装置3および位置検出装置5の多様な設置パターンに対応することが可能となる。また、無線受信装置3による識別子XIDの受信および位置検出装置5による人物の位置の検出が不安定になった場合においても、連続した位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび人物1の位置の追跡が可能となる。したがって、人物1に応じたエレベータの制御を行うことができる。
実施の形態6.
図18は、この発明の実施の形態6による移動物検出システムの識別子受信領域31a,31b,31cおよび位置検出領域41の関係を示す図である。領域31aは無線受信装置3aの識別子受信領域、領域31bは無線受信装置3bの識別子受信領域、領域31cは無線受信装置3cの識別子受信領域である。領域41は位置検出装置5の位置検出領域である。
領域31a−1,31b−1,31c−1は、識別子受信領域31と位置検出領域41との共通領域である。また、領域31a−2,31b−2,31c−2は、識別子受信領域31であり、かつ位置検出領域41の外の領域である。さらに、領域41−2は、位置検出領域41であり、かつ識別子受信領域31の外の領域である。装置および手段の構成は実施の形態5と同様である。
図19は、この発明の実施の形態6によるエレベータ制御システムの人物対応付け手段10の対応付け処理方法を示すフローチャートである。以下に、人物対応付け手段10の対応付け処理方法を説明する。
識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPが最初に領域41−2で検出されたかどうかを判断する(S61)。識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPが最初に領域41−2で検出された場合には、位置履歴YPから人物1が領域41−2から識別子受信領域である領域31a−1へ移動したかどうかを判断する(S62)。人物1が領域41−2から識別子受信領域である領域31a−1へ移動しなかった場合には、処理を終了する。人物1が領域41−2から領域31a−1に移動した場合には、位置履歴YPとの対応付け処理がされておらず、かつ領域31aで受信された識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと人物1が領域41−2から識別子受信領域である領域31a−1に移動した時刻すなわち人物1が識別子受信領域である領域31a−1に入ったと位置検出装置5が検出した時刻Tとの差が所定時間TD1以内であるかどうかを判断する(S63)。
識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと人物1が識別子受信領域である領域31a−1に入ったと位置検出装置5が検出した時刻Tとの差が所定時間TD1を超えている場合には、処理を終了する。識別子XIDの受信開始時刻tXIDSXと人物1が識別子受信領域である領域31a−1に入ったと位置検出装置5が検出した時刻Tとの差が所定時間TD1以内である場合には、位置履歴YPと識別子XIDとを対応付ける(S64)。
ステップS61の判断の結果、識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPが最初に領域41−2で検出されていない場合には、識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPが最初に領域31a−1で検出されたかどうかを判断する(S65)。識別子XIDとの対応付け処理がされていない位置履歴YPが最初に領域31a−1で検出された場合には、位置履歴YPとの対応付け処理がされておらず、かつ位置履歴YPが検出される前から領域31aで受信されている識別子XIDがあるかを判断する(S66)。
位置履歴YPと対応付けられておらず、かつ位置履歴YPが検出される前から領域31aで受信されている識別子XIDがある場合には、識別子XIDの受信開始時刻tXIDSYと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD4以内であるかどうかを判断する(S67)。ステップS67の判断の結果、識別子XIDの受信開始時刻tXIDSYと位置履歴YPの検出開始時刻tYPSXとの差が所定時間TD4以内である場合には、位置履歴YPと識別子XIDとを対応付ける(S68)。ステップS65からステップS67の判断の結果、該当するものがなかった場合には、処理を終了する。
このような構成および機能にすることによって、識別子受信領域31と位置検出領域41の関係が複雑な場合であっても、人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび連続した人物1の位置の追跡が可能となる。また、人物1の識別子受信領域でない領域から識別子受信領域31への移動を検出して、位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けを行うので、無線受信装置3および位置検出装置5の多様な設置パターンに対応することが可能となる。さらに、無線受信装置3による識別子XIDの受信および位置検出装置5による人物1の位置の検出が不安定な場合であっても、位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けおよび連続した人物1の位置の追跡が可能となる。したがって、人物1に応じたエレベータの制御を行うことができる。
実施の形態7.
図20はこの発明の実施の形態7によるエレベータ制御システムの構成図である。画像検出装置51は、カメラなどによって、人物1の画像を検出する。画像管理手段52は、人物対応付け手段10から得られる人物1の位置履歴YPと識別子XIDとの対応付けに基づいて、画像検出装置51から得られる画像を識別子XIDと対応付けて保存し、管理する。また、画像管理手段52は、識別子XIDが得られない人物1については、識別子XID無しとして画像を保存し、管理する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成にすると、人物1の識別子XIDを付与した画像を記録することができる。また、人物1の識別子XIDに基づいて、後から特定の識別子XIDに対応した映像の検索を行うことが容易になる。さらに、識別子XID無しの画像の検索も容易に行うことができるようになる。これによって、エレベータの防犯性を向上させることができる。
この実施の形態7では、画像検出装置51は位置検出装置5と別としたが、位置検出装置5として画像センサまたはステレオカメラセンサを用いて、画像検出装置51と位置検出装置5を一体としても同様の効果を得ることができる。
実施の形態8.
図21はこの発明の実施の形態8によるエレベータ制御システムの構成図である。エレベータ管理手段61は、人物対応付け手段10から得られる識別子XIDを付与した人物1の位置履歴YPを管理する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成にすることによって、識別子XIDと対応付けた人物1の位置履歴YPを管理することができ、エレベータ乗場において、誰がどのような行動をしているかを容易に把握できるようになる。これによって、エレベータの防犯性を向上させることができる。
実施の形態1に示すエレベータ制御システムの構成図である。 実施の形態1に示す人物がエレベータの戸の周辺を歩行している際の位置履歴YPを表す図である。 実施の形態1に示すエレベータに乗車する人物の距離Rの履歴および角度θの履歴の例である。 実施の形態1に示すエレベータに乗車しない人物の距離Rの履歴および角度θの履歴の例である。 実施の形態1に示すエレベータ制御システムの識別子受信領域および位置検出領域の関係を表す図である。 実施の形態1に示す位置履歴YPおよび識別子XIDの履歴である。 実施の形態1に示すエレベータ乗車客検出手段の対応付け処理方法のフローチャートである。 実施の形態2に示す位置履歴YPおよび識別子XIDの履歴である。 実施の形態2に示す位置履歴YPおよび識別子XIDの履歴である。 実施の形態2に示す人物対応付け手段の対応付け解除および再対応付け処理方法のフローチャートである。 実施の形態3に示す人物対応付け手段の対応付けおよび対応付けの保留の処理方法を示すフローチャートである。 実施の形態4に示すエレベータ制御システムの識別子受信領域および位置検出領域の関係を表す図である。 実施の形態4に示すエレベータ制御システムにおける人物対応付け手段の対応付け処理方法のフローチャートである。 実施の形態4に示すエレベータ制御システムの識別子受信領域および位置検出領域の関係を表す図である。 実施の形態5に示すエレベータ制御システムの構成図である。 実施の形態5に示すエレベータ制御システムの識別子受信領域および位置検出領域の関係を表す図である。 実施の形態5に示すエレベータ制御システムにおける人物対応付け手段の対応付け手法のフローチャートである。 実施の形態6に示すエレベータ制御システムの識別子受信領域および位置検出領域の関係を表す図である。 実施の形態6に示すエレベータ制御システムにおける人物対応付け手段の対応付け手法のフローチャートである。 実施の形態7に示すエレベータ制御システムの構成図である。 実施の形態8に示すエレベータ制御システムの構成図である。
符号の説明
1 人物、 2 携帯端末、 3、3a、3b、3c 無線受信装置、 4 識別子履歴管理手段、 5 位置検出装置、 6 位置履歴管理手段、 7 エレベータ乗車客検出手段、 8 エレベータ制御手段、 9 個人情報管理手段、 10 人物対応付け手段、 31、31a、31b、31c 識別子受信領域、 31a−1、31b−1、31c−1 識別子受信領域と位置検出領域との共通領域、 31a−2、31b−2、31c−2 識別子受信領域であり、かつ位置検出領域の外の領域、 41 位置検出領域、 41−1 識別子受信領域31と位置検出領域41の共通領域、 41−2 位置検出領域41であり、かつ識別子受信領域31の外の領域、 51 画像検出装置、 52 画像記録手段、 61 エレベータ管理手段。

Claims (8)

  1. 人物の位置を検出する位置検出手段と、
    前記人物の位置履歴を管理する位置履歴管理手段と、
    前記人物の位置とエレベータの戸との距離および前記人物の位置を基準とした前記エレベータの戸の方向と前記位置履歴から得られる前記人物の進行方向とのなす角度に基づいて前記人物がエレベータ乗車客であるかを判断するエレベータ乗車客検出手段と、
    前記エレベータ乗車客検出手段が前記人物をエレベータ乗車客と判断した場合には、乗場呼び登録を行うエレベータ制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. エレベータ乗車客検出手段は、人物の位置とエレベータの戸との距離および前記人物の位置を基準とした前記エレベータの戸の方向と前記人物の進行方向とのなす角度が所定の値以下となった場合には、前記人物をエレベータ乗車客と判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御システム。
  3. エレベータ乗車客検出手段は、過去に取得した人物の位置の履歴から得られるエレベータの乗車客評価関数に基づいてエレベータ乗車客であるかを判断する請求項1記載のエレベータ制御システム。
  4. エレベータ制御手段は、エレベータ乗車客検出手段がエレベータ乗車客ではないと判断した人物を検出している場合には、エレベータ乗車客であると判断した人物を検出しても、エレベータ乗場呼び登録を保留する請求項1ないし請求項3記載のエレベータ制御システム。
  5. 人物の位置を検出する位置検出手段と、
    前記人物の位置履歴を管理する位置履歴管理手段と、
    前記人物が保持している携帯端末から前記人物の識別子を受信する識別子受信手段と、
    前記識別子の履歴を管理する識別子履歴管理手段と、
    前記人物の位置履歴に基づいて前記人物がエレベータ乗車客であるかを判断するエレベータ乗車客検出手段と、
    前記人物の位置履歴および前記識別子の履歴に基づいて前記人物の位置履歴と前記識別子とを対応付ける人物対応付け手段と、
    前記識別子を付与した個人情報を管理する個人情報管理手段と、
    前記エレベータ乗車客検出手段が前記人物をエレベータ乗車客であると判断した場合には、前記人物の前記個人情報を用いてエレベータの制御を行うエレベータ制御手段とを備え、
    少なくとも前記位置検出手段の位置検出領域の一部と前記識別子受信手段の識別子受信領域の一部とは重なっていることを特徴とするエレベータ制御システム。
  6. 人物対応付け手段は、位置検出手段が人物の位置を検出し始めた時刻と識別子受信手段が識別子を受信し始めた時刻との差が所定時間以内である場合には、前記人物の位置履歴と前記識別子とを対応付けることを特徴とする請求項5記載のエレベータ制御システム。
  7. 人物対応付け手段は、人物が識別子受信領域に入ったことを位置検出手段が検出した時刻と識別子受信手段が識別子を受信し始めた時刻との差が所定時間以内である場合には、前記人物の位置履歴と前記識別子とを対応付けることを特徴とする請求項5記載のエレベータ制御システム。
  8. エレベータ制御手段は、エレベータの乗場呼び登録またはかご呼び登録の認証を行うことを特徴とする請求項5記載ないし請求項7記載のエレベータ制御システム。
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