JP2006096094A - 非乗員保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグにより、自動車の前部のフードを迅速に移動させる。
【解決手段】フード3の後端の下方に、折り畳んだエアバッグ21を収納する。エアバッグ21には、フード3を押し上げるフード押動部43を設けた第1の気室41と、Aピラーを覆うピラー被覆部46を設けた第2の気室42とを設ける。車体1と歩行者とが衝突すると、インフレータ22が起動し、エアバッグ21の第1の気室41にガスを供給する。展開の初期には、エアバッグ21の第1の気室41は前方Fに所定の角度θ1だけ傾斜した方向を中心方向Oとして膨出する。前側上方に向かって回動するフード3にエアバッグ21が効率良く力を加え、この展開の圧力により、フード3の後端部を迅速に押し上げ、フード3が変形する空間を確保できる。この後、ガスが第2の気室42に供給され、第2の気室42のピラー被覆部46が展開する。
【選択図】図1

Description

本発明は、万が一歩行者などの非乗員と車両との衝突が避けられない場合に、衝突した非乗員の保護を図るエアバッグを用いた非乗員保護装置に関する。
従来、万が一車両と歩行者との衝突が避けられない場合に、歩行者への衝撃の緩和を図るいわゆる歩行者保護エアバッグを備えた歩行者保護装置が知られている。この歩行者保護装置は、車体前部のフードの後端部を上昇可能に支持するとともに、このフードの後端下方に袋状のエアバッグを折り畳んで収納している。そして、この歩行者保護装置は、車両と歩行者との衝突を検出した際に、ガスを供給してエアバッグを展開させ、このエアバッグでフードの後端部を持ち上げて、はね上げられた歩行者がフードにいわゆる二次衝突した際のフードが変形する空間を確保して衝撃吸収特性を向上するとともに、このエアバッグでフロントガラスの両側のピラー部を覆い、歩行者の頭部などがピラー部に衝突する際の衝撃の緩和を図っている(例えば、特許文献1参照。)。そして、エアバッグは、略U字状の袋状に形成され、まず、上方に向かって展開し、フードの後端部を押し上げるとともに、このフードを押し上げた部分の両端部が傾斜したフードの下面に案内されて後方に向かい、ピラー部に沿って展開するようになっている。
特開2000−264146号公報 (第1頁、図3−4)
フードの下面は、通常の状態でも、後方に向かい上側に傾斜しており、上方に向かって展開するエアバッグが傾斜面で後方に案内され、フードを上昇させる力が作用しにくく、フードを迅速に移動させることが容易ではない問題を有している。さらに、フードの後端部が上昇すると、フードの下面はさらにエアバッグを後方に案内するように傾斜し、フードを上昇させる力が小さくなる問題を有している。一方、フードは種々の機能及び意匠上の要求に基づき形状が決定され、エアバッグの展開を考慮した形状に形成すること容易ではない場合がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エアバッグにより車体部材を迅速に移動できる非乗員保護装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の非乗員保護装置は、車両の前部に設けられた変形可能なフードと、このフードの後部に対向する車体部材と、これらフード及び車体部材のいずれか一方に配置され、ガスが供給されて展開し、前記フードの後部を押圧して前記車体部材から離反する方向に移動させるエアバッグと、このエアバッグにガスを供給するインフレータと、非乗員との衝突を検出して前記インフレータを動作させる制御手段とを具備し、これらフード及び車体部材のいずれか他方には、前記エアバッグに対向して対向面が設けられ、かつ、この対向面は、前記エアバッグの膨出方向の中心方向に対し、膨出した前記エアバッグを前方に案内する方向に傾斜したものである。
そして、この構成では、制御手段が非乗員と車両との衝突を検出すると、すなわち、車両に非乗員が実際に衝突した衝撃を検出しあるいは車両と非乗員との不可避の衝突を予測すると、インフレータからエアバッグにガスが供給され、このエアバッグが展開して、フードを押圧して車体部材から離反する方向に移動させる。車両の前部に衝突しはね上げられた非乗員がさらにフードに衝突した際に、フードの変形に要する空間が確保され、衝撃吸収特性が向上する。そして、エアバッグに対向してフード及び車体部材のいずれかに設けた対向面は、エアバッグの膨出方向の中心方向に対し、膨出したエアバッグを前方に案内する方向に傾斜したため、展開初期にエアバッグがフードの後端部から逃げることが抑制され、エアバッグが膨出する力が効率良くフードに伝えられ、フードを迅速に所定の位置に移動させて、フードの変形による衝撃吸収特性を容易に向上し、非乗員が効果的に保護される。
請求項2記載の非乗員保護装置は、車両の前部に設けられた変形可能なフードと、このフードに後部下方に折り畳んで配置され、ガスが供給されて展開し、前記フードの後部を押圧して上方に移動させるエアバッグと、このエアバッグにガスを供給するインフレータと、非乗員との衝突を検出して前記インフレータを動作させる制御手段とを具備し、前記エアバッグは、膨出方向の中心方向が前記車両の前方に向かって傾斜するように配置されたものである。
そして、この構成では、車両に非乗員が衝突すると、インフレータからエアバッグにガスが供給され、このエアバッグが展開して、フードを押圧して上方に移動させる。車両の前部に衝突しはね上げられた非乗員がさらにフードに衝突した際に、フードの変形に要する空間が確保され、衝撃吸収特性が向上する。そして、エアバッグは、膨出方向の中心方向が前方に傾斜するように配置されたため、前側上方に回動するようにして移動するフードにエアバッグが膨出する力が効率良く伝えられるとともに、展開初期にエアバッグがフードの後端部から逃げることが抑制され、フードを迅速に所定の位置に移動させて、フードの変形による衝撃吸収特性を容易に向上し、非乗員が効果的に保護される。また、非乗員から加わる力は、通常前側上方からフードに加わるが、展開初期にもこの力に略正面から対向する力でフードの位置を維持し、フードの変形に要する空間が確保される。
請求項3記載の非乗員保護装置は、請求項1または2記載の非乗員保護装置において、エアバッグは、フードを押圧して上方に移動させる第1の気室と、この第1の気室を介してガスが供給されて展開し、前記フードの後方に位置するウインドシールドの両側部を支持する一対のピラー部の少なくとも一部を覆う第2の気室とを備えたものである。
そして、この構成では、展開初期に第1の気室によりフードを迅速に所定の位置に移動させて、フードの変形による衝撃吸収特性を容易に向上し、非乗員が効果的に保護される。次いで、第1の気室から第2の気室にガスが供給され、第2の気室が展開してピラー部の少なくとも一部を覆い、非乗員がピラー部に衝突する際の衝撃が緩和される。
本発明によれば、車両と非乗員との衝突を検出した際に、フードを迅速に所定の位置に移動させ、車両に衝突した非乗員をフードの変形により効果的に保護できる。
以下、本発明の非乗員保護装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、1は車両である自動車の車体で、この車体1には、前部のエンジンルーム2を覆うフード3と、エンジンルーム2の後方に位置する車室4を覆うウインドシールドとしてのフロントガラス5と、これらエンジンルーム2と車室4との間のカウル部7を覆う車体部材としてのカウルトップカバー8となどが取り付けられているとともに、フード3の後端下方などに位置して、非乗員保護装置である歩行者保護装置10が備えられている。なお、以下、前方(矢印F方向)、上方(矢印U方向)、及び両側方向(矢印W方向)などの方向は、車体1の直進方向を基準として説明する。
そして、フード3は、ボンネットフードあるいはフロントフードなどとも呼ばれるもので、車体1の前部に設けられ、1枚あるいは複数枚の金属板などから形成されているとともに、いわゆる歩行者傷害軽減ボディを構成し、非乗員としての歩行者が衝突した際に、容易に変形して衝撃を吸収するようになっている。そして、このフード3の下面の後端部近傍には、対向面11が形成されている。そして、この対向面11は、曲面状をなし、全体としては、フード3の形状に沿って、前側下方に向かう傾斜面として形成されている。また、このフード3は、後端部近傍の両側部に設けたヒンジ機構である一対の支持部12を支点すなわち回転軸として開閉可能に設けられているとともに、歩行者保護装置10の動作時には、各支持部12がフード3の後端部を所定の距離だけ上昇可能に支持するようになっている。
また、フロントガラス5は、両側部がピラー部としてのAピラー14により支持されているとともに、前端部近傍の下面が、シール部15を介してカウルトップパネル16により支持されている。
さらに、カウル部7は、エアボックスなどとも呼ばれるもので、図示しない複数の車体パネル間に上側を開口した樋状に設けられ、この開口を覆ってカウルトップカバー8が取り付けられている。そして、このカウル部7に、ワイパーを駆動するモータなどが配置されているとともに、空調装置の空気取入部などが接続されている。また、カウルトップカバー8は、後端部がフロントガラス5に嵌合して支持されているとともに、前側部は車体パネルに設けられた支持台部上に支持されている。
また、歩行者保護装置10は、いわゆる歩行者保護エアバッグ装置であり、車体1の前側であるフード3の後端部の下方のカウル部7に折り畳んで収納した袋状のエアバッグ21を備えている。そして、このエアバッグ21にガスを供給して展開させることにより、フード3の後端部を持ち上げてフード3の下方に変形領域を確保し、フード3の衝撃吸収特性を向上するとともに、展開したエアバッグ21でカウル部7の上面とAピラー14の前面の少なくとも一部を覆うようになっている。すなわち、この歩行者保護装置10は、エアバッグ21と、このエアバッグ21にガスを供給するインフレータ22と、これらエアバッグ21及びインフレータ22を固定するリテーナ24と、これら部材を収納するケース25と、図示しない制御装置とを備えている。
そして、エアバッグ21は、図2などに示すように、2枚の基布の外周部同士を外周縫合線31で縫い合わせて外殻とした袋状に形成され、全体として、両側方向に延びる基部33と、この基部33の両側方向の端部から突設された突設部34とで略U字状をなしている。さらに、この外殻の内側には、基部33の長手方向に沿って、基布にて形成された隔壁部36が外殻を構成する各基布に内側縫合線37で縫い合わされている。また、この隔壁部36の両端部近傍には、円孔状などをなす通気部である連通部38が形成されている。そして、この隔壁部36により、エアバッグ21の内側の、本実施の形態では基部33が、連通部38を除いて、第1の気室41と、第2の気室42とに略気密に区画されている。言い換えれば、第1の気室41と、第2の気室42とは、連通部38のみで互いに連通するように形成されている。
そして、第1の気室41は、展開時に少なくとも一部がフード3の下側に位置する前側の気室であり、フード3を押し上げるフード押動部43と、このフード押動部43の後側に連通するカウル被覆部44とを備え、この第1の気室41には、インフレータ22とリテーナ24とが両側に対をなして収納されている。また、第1の気室41は、全体としては、前後方向の寸法が略一定で両側方向を長手方向として形成されているが、両側の端部は、連通部38すなわち第2の気室42に向かって拡開する傾斜面45として形成されている。すなわち、フード押動部43からカウル被覆部44に向けて両側方向の寸法が拡開し、フード押動部43よりも第1の気室41のカウル被覆部44の幅寸法が大きく形成されている。さらに、この傾斜面45は、第2の気室42の両側部に滑らかに連続し、第1の気室41のカウル被覆部44よりも、第2の気室42の幅寸法が大きくなるように形成されている。そして、第2の気室42は、第1の気室41の後側に位置する後側の気室であり、各突設部34で構成されるピラー被覆部46と、基部33の上側部であるカウル被覆部47とで構成されている。また、図示しないが、これらの基布には、必要に応じて、防炎布などとも呼ばれる補強布が重ねて縫い合わされている。
また、各インフレータ22は、ガス発生器であり、略円柱状の本体部22aを備えるとともに、この本体部22aの一端側にガス噴射部22bが設けられている。そして、このインフレータ22は、図示しないコネクタに点火信号が供給されることにより、内部に充填した推進薬を反応させ、あるいは、内部のボンベに貯留したガスを開放などして、ガス噴射部22bの周面に設けた複数の孔部からガスを噴射する。なお、この実施の形態では、2本のインフレータ22は、ガス噴射部22bが互いに反対側を向くように配置されている。
また、リテーナ24は、金属板を折曲などして形成したリテーナ本体部49と、このリテーナ本体部49に固定されたボルト50とを備えたインフレータ固定具である。そして、リテーナ本体部49は、インフレータ22を固定するとともに、ガス噴射部22bから噴射されたガスを案内するようになっている。また、図1に示すように、ボルト50には、ナット51が螺合するようになっている。
さらに、ケース25は、所定方向を開口54aとした溝状をなすケース本体部54と、この開口25aを覆う蓋部55とを備えている。そして、ケース本体部54は、開口54aの反対側に位置する底板部54bと、この底板部54bの前後の端部から所定方向に沿って延びる前板部54c及び後板部54dとがカウルトップカバー8と一体に形成されている。ここで、所定方向は、エアバッグ21の膨出の中心方向Oに沿った方向であり、この中心方向Oは、上方Uに向かう垂直線Vより前方Fに所定の角度θ1(0<θ1<90)だけ傾斜した方向であり、さらに、この中心方向Oがフード3の対向面11と交わる部分で、この中心方向Oの上側すなわち後側とこの対向面11の接線11aとのなす角度θ2は、90度より小さく(0<θ2<90)なるように設定され、すなわち、この中心方向Oの下側すなわち前側とこの対向面11の接線11aとのなす角度θ3は、角度θ2より大きく(θ3>θ2)、90度より大きく(90<θ2<180)なるように設定されている。また、この中心方向Oの上側すなわち後側と、フード3の上面とのなす角度θ4は、90度より小さく(0<θ2<90)なるように設定されている。さらに、ケース本体部54の後板部54dの下端部近傍には、この後板部54dを屈曲可能とするヒンジ部54eが形成されている。また、蓋部55は、長手方向に沿って弱部である破断可能な破断部としてのテアラインが形成されている。
また、各インフレータ22のコネクタは、ハーネスを介して、図示しない制御装置に接続されている。この制御装置は、CPUなどを備えるとともに、検出手段である複数のセンサを備え、歩行者などの非乗員と車体1との衝突を検出し、すなわち、実際の衝突の衝撃を検出し、あるいは、不可避の衝突を判別して、各インフレータ22を作動させる。
また、図2に示すように、支持部12は、ケース25の両側すなわち折り畳んで収納されたエアバッグ21の両側に位置して、車体1の車体パネル側とフード3の後端部近傍とを接続している。そして、各支持部12は、例えば、細長い2枚の金属板のリンク軸の一端同士を軸部で回動可能に接続するとともに、一方のリンク軸の他端を車体1の車体パネル側に接続し、他方のリンク軸の他端をフード3側に接続して構成されている。そして、通常のフード3の開閉時には、支持部12の軸部が回転軸となってフード3の前端部が上方に回動する。一方、歩行者保護装置10が作動してフード3の後端部に上方に向かう力が加わった際は、軸部が回転するとともに各リンク軸の他端が回転軸となって回動し、フード3の後端部を所定の寸法、例えば5cm程度上方に移動し、前端側を支点として回動できるようになっている。
そして、この歩行者保護装置10の組立工程は、インフレータ22とリテーナ24とを組み合わせた組立体をエアバッグ21の第1の気室41に挿入するとともに、リテーナ24のボルト50をエアバッグ21の外側に引き出した上、エアバッグ21を所定の形状に折り畳む。そして、折り畳んだエアバッグ21をケース本体部54に挿入するとともに、ボルト50をカウルトップカバー8及び車体1の車体パネルに形成した支持台部に貫通させ、支持台部の下側からボルト50にナット51を螺合して締め付ける。すると、リテーナ24により、車体パネルの支持台部に、カウルトップカバー8とともに、エアバッグ21の前側の端部及びインフレータ22が固定される。そして、ケース本体部54の上側の開口54aを覆い、蓋部55を取り付けるとともに、インフレータ22と制御装置をハーネスで電気的に接続することにより、図1(a)に示すように、歩行者保護装置10が構成される。
次に、このエアバッグ21の折畳状態及び折畳工程を説明する。
このエアバッグ21は、折り畳まれた状態では、図1(a)に示すように、基本的には第1の気室41と第2の気室42とが別個に折り畳まれ、第1の気室41が展開した後に、第2の気室42が展開するようになっている。そして、第2の気室42は、先端側からロール状に巻回して折り畳まれ、第1の気室41は、巻回された第2の気室42を沿わせて包むように折り畳む。すなわち、第2の気室42に対して、第1の気室41は、展開抵抗の小さい折り方とされ、第2の気室42より第1の気室41が迅速に展開可能に折り畳まれている。また、第2の気室42を巻回する向きは、上端部である先端部をAピラー14側すなわち下側に巻き付けた方向であり、この集積部57が展開時に巻き戻される際に、Aピラー14をこするように回転する向きとなっている。そして、このように折り畳んだ状態で、図示しない破断可能なラップ部材などで形状を保持し、折畳工程が終了する。
次に、この歩行者保護装置10の動作を説明する。
まず、図1(a)に示すように、折り畳んだエアバッグ21をケース25に収納した状態で、制御装置が車体1の前部と歩行者との衝突を検出すると、すなわち、実際の衝突の衝撃を検出し、あるいは、車両の進行速度と歩行者との距離から演算して衝突が避けられない状態であることを判別すると、制御装置は、信号すなわち電力を供給して、インフレータ22を起動させる。すると、このインフレータ22は、ガス噴射部22bから第1の気室41にガスGを供給する。この時、エアバッグ21は、第2の気室42より第1の気室41が迅速に展開可能に折り畳まれているとともに、隔壁部36により第1の気室41と第2の気室42とに区画されており、これら第1の気室41と第2の気室42とは通気抵抗の大きい連通部38のみを介して互いに連通しているため、展開の初期の状態では、図1(b)に示すように、インフレータ22から供給されたガスGは第1の気室41に留まり、さらに、前板部54cと後板部54dとで案内され、この第1の気室41を膨出の中心方向Oに向かって迅速かつ確実に展開させる。そして、この展開の圧力により、フード3の後端部を所定の寸法だけ押し上げ、第1の気室41のフード押動部43によりフード3とエンジンルーム2内の部材との間にフード3の変形に要する隙間が確保され、衝撃吸収特性が向上する。さらに、第1の気室41が膨出する圧力により、ヒンジ部54eが屈曲して後板部54dを後方に回動させ、膨出した第1の気室41と膨出過程の第2の気室42を後方へ移動させ、第1の気室41のカウル被覆部44などによりカウル部7の一部が覆われる。
さらに、第1の気室41が十分に展開した状態で、両側方向の両端部近傍に設けた連通部38を介してガスGが第1の気室41から第2の気室42に供給され、図1(b)及び(c)に示すように、Aピラー14をこするように回転しながら第2の気室42が巻き戻され、第2の気室42のピラー被覆部46とカウル被覆部47とが展開する。そして、ピラー被覆部46によりAピラー14の一部あるいは全部が覆われるとともに、カウル被覆部47にカウル部7のワイパー及びフロントガラス5の下端部などが覆われ、歩行者がAピラー14などに衝突する際の衝撃が緩和される。
すなわち、エアバッグ21は、第1の気室41のフード押動部43が両側の支持部12同士の間に位置し、第1の気室41のカウル被覆部44及び第2の気室42は、第1の気室41の後方に位置するとともに、支持部12より側方に膨出するようにして展開する。
この状態で、はね上げられるなどした歩行者がフード3に衝突すると、フード3は十分なストロークを持って変形し、所定の衝撃吸収特性を発揮し、歩行者に対する衝撃を緩和する。さらに、第2の気室42によりAピラー14やカウル部7の凹凸のある部材などが覆われ、これら部材と歩行者との衝突を回避し、歩行者を保護するようになっている。
このように、本実施の形態によれば、自動車のカウル部7に配置されエアバッグ21によりフード3を持ち上げるいわゆる歩行者保護エアバッグ(歩行者用エアバッグ)において、フード3に効率良く力を加え、フード3を迅速に所定の位置に移動させるとともに、エアバッグ21で円滑にAピラー14を覆い、車両に衝突した歩行者をフード3の変形とAピラー14を覆うエアバッグ21とにより効果的に保護できる。すなわち、第1の気室41の膨出の際、図1(b)に示すように、エアバッグ21は上方Uより前方Fに所定の角度θ1だけ傾斜すなわち前傾した方向を中心方向Oとして膨出するため、前側上方に向かって回動するフード3に効率良く力を加え、フード3を迅速に移動させることができるとともに、この中心方向Oは、図1(b)にダミーDで示すように、はね上げられた歩行者がフード3に向かって移動する典型的な方向に正対する方向となるため、歩行者がエアバッグ21の展開初期にフード3に衝突した際にもフード3の位置を保持できる。
また、エアバッグ21の膨出の中心方向Oは、図1(a)に示すように、フード3の対向面11に対して、後側の角度θ2より前側の角度θ3が大きくなるよういわば前傾するように設定されているため、展開初期にエアバッグ21がフード3の対向面11に当接した状態で、エアバッグ21が前方Fに移動するように案内される傾向となる。そこで、展開初期にエアバッグ21がフード3の後端部から逃げるように膨出してしまうことが抑制され、いわばエアバッグ21を保持して、フード3に効率良く力を加え、フード3を迅速に移動させることができる。
この点、例えば、エアバッグ21を上方Uに展開させ、また、フード3の対向面11が後側上方に向かって傾斜する傾斜面であると仮定すると、図3に示すように、上方Uに膨出したエアバッグ21は、力F1でフード3の対向面11を押圧するとともに、この対向面11で案内されて、展開初期から後側上方に膨出する。ここで、歩行者がフード3に加える力P1に対して、力F1は、対向面11に正対する力F2と、力F3に分解されることになり、力F3がフード3の展開に有効に利用されない。さらに、展開初期から、エアバッグ21がフード3の後方に膨出するため、インフレータ22の出力を大きくするなどの必要が生じる。この点、本実施の形態によれば、展開初期には、エアバッグ21が膨出する力がほぼ全てフード3を押し上げる力として利用できるため、インフレータ22の出力を有効に利用でき、小形のインフレータ22で迅速にフード3を移動させることができる。
また、エアバッグ21の内側を単一の気室とはせずに仕切を設けて複数の気室を設け、本実施の形態では、エアバッグ21の内側に隔壁部36を設け、フード3を持ち上げる第1の気室41と、Aピラー14及びフロントガラス5の下端部を含むカウル部7を覆う第2の気室42とを区画したため、エアバッグ21が十分な圧力で迅速にフード3を持ち上げるとともに、第2の気室42から第1の気室41にガスが戻りにくくなり、圧力を保持したエアバッグ21により持ち上げたフード3の位置を安定して保持することができ、フード3の跳ね返りなどを抑制できる。
また、エアバッグ21の折畳方法について、第2の気室42のピラー被覆部46は先端側から巻回して折り畳むとともに、第1の気室41のフード押動部43はピラー被覆部46よりも展開抵抗が小さく展開しやすい折畳形状としている。そこで、インフレータ22からフード押動部43にガスを供給することにより、展開初期の後方及び外側方に向かう動きを抑制し、展開初期の圧力をフード3の幅に適合したフード押動部43に集中させ、フード押動部43を迅速に展開させ、エアバッグ21により十分な圧力で迅速にフード3を持ち上げることができる。
さらに、迅速かつ安定してフード3を持ち上げることができるため、フード3の後端部とこのフード3の下方のカウルトップカバー8との間に安定して隙間を確保でき、すなわち、十分に持ち上げられたフード3の下方の隙間から、周辺の部材に干渉することなく、迅速かつ円滑に第2の気室42のピラー被覆部46などを展開して、Aピラー14やフロントガラス5の下端部を含むカウル部7を覆うことができる。
また、第2の気室42のピラー被覆部46は、上端部である先端部をAピラー14側すなわち下側に巻き付けるように巻回したため、Aピラー14をこするようにAピラー14及びフロントガラス5に極めて近接して展開させることができる。
また、第1の気室41のフード押動部43は、両側の支持部12同士の間の比較的両側方向Wの寸法が小さい空間で展開し、第1の気室41のカウル被覆部44及び第2の気室42は、フード押動部43よりも両側方向Wの寸法が大きい空間で展開するが、第1の気室41の側部は、後方に向かって外側に拡開する傾斜面45としたため、第1の気室41内及び第1の気室41から第2の気室42にかけて円滑にガスが流れるとともに、支持部12がエアバッグ21の展開に干渉せず、支持部12より外側の部分についても円滑かつ迅速に展開させることができる。
なお、上記の実施の形態では、歩行者保護装置10のエアバッグ21及びインフレータ22を収納するケース25のケース本体部54は、カウルトップカバー8に一体に設けたが、この構成に限られず、カウルトップカバー8と別体に形成したケース本体部をカウル部7に別体に配置することもできる。また、ケース25の開口25aを覆う蓋部55は、省略することもできる。さらに、図4に示すように、エアバッグ21、インフレータ22及びこれらを収納するケース25を、フード3の下面に取り付け、このエアバッグ21に対向するカウルトップカバー8の上面を、対向面11とすることもできる。そして、この構成では、エアバッグ21の膨出の中心方向Oは、下方より若干後方に傾斜して設定され、この中心方向Oがカウルトップカバー8の対向面11と交わる部分で、この中心方向Oの上側すなわち後側とこの対向面11とのなす角度θ5は、90度より小さく(0<θ5<90)なるように設定され、すなわち、この中心方向Oの下側すなわち前側とこの対向面11とのなす角度θ6は、角度θ5より若干大きく(θ6>θ5)、90度より大きく(90<θ6<180)なるように設定されている。そこで、この図4に示す実施の形態では、フード3側から膨出したエアバッグ21は、展開初期において、カウルトップカバー8の対向面11に略正対して当接し、さらに対向面11の傾斜によりエアバッグ21が前方Fに移動するように案内される傾向となり、展開初期にエアバッグ21がフード3の後端部から逃げるように膨出してしまうことが抑制され、いわばエアバッグ21を保持して、フード3に効率良く力を加え、フード3を迅速に移動させることができる。
また、上記の実施の形態では、第1の気室41のフード押動部43は、いわゆるアリゲータ状に折り畳んだが、この構成に限られず、例えば、蛇腹状などに折り畳むこともできる。例えばフード押動部43を蛇腹状に折り畳み、このフード押動部43上に載せるようにして、ロール状に折り畳んだ第2の気室42のピラー被覆部46を配置することができる。また、第2の気室42のピラー被覆部46は、上端部である先端部をAピラー14側すなわち下側に巻き付けるように巻回したが、反対に、上端部である先端部を反Aピラー14側すなわち上側から前側に巻き付けるように巻回することもできる。この構成では、ピラー被覆部46は、Aピラー14上を転がるようにして迅速に展開させることができる。
また、上記の実施の形態では、各突設部34すなわち各ピラー被覆部46は、エアバッグ21を平面上に広げた状態で、先端側が拡開する方向に傾斜しているが、この構成に限られず、基部33に対して略垂直に配置し、あるいは、先端側が互いに若干接近する方向に傾斜させることもできる。また、本実施の形態では、連通部38は、隔壁部36に形成した複数の円孔で構成され、各円孔は、一部がピラー被覆部46に向かい、他がカウル被覆部47に向かうように形成したが、スリット状など他の形状などを採ることもできる。さらに、上記の実施の形態では、隔壁部36は、基本的には1枚の基布を基部33の前後方向の中間位置で両側方向Wに沿ってほぼ全長にわたって配置して構成したが、この構成に限られず、複数枚の基布で構成し、あるいは、基部33と複数の突設部34との境界部分にそれぞれ隔壁部36を設けることももできる。さらに、エアバッグ21内の気室にガスの流れを案内するガス案内手段を設け、所望の展開特性を実現することもできる。
本発明は、前部にフードを備えた車両に適用できる。
本発明の非乗員保護装置の一実施の形態を示す説明図であり、(a)はエアバッグの展開前、(b)はエアバッグの展開初期、(c)は(b)に続く状態である。 同上非乗員保護装置の説明図である。 非乗員保護装置の比較例を示す説明図である。 本発明の非乗員保護装置の他の実施の形態を示す説明図である。
符号の説明
3 フード
5 ウインドシールドとしてのフロントガラス
8 車体部材としてのカウルトップカバー
10 非乗員保護装置としての歩行者保護装置
11 対向面
14 ピラー部としてのAピラー
21 エアバッグ
22 インフレータ
41 第1の気室
42 第2の気室
O 中心方向

Claims (3)

  1. 車両の前部に設けられた変形可能なフードと、
    このフードの後部に対向する車体部材と、
    これらフード及び車体部材のいずれか一方に配置され、ガスが供給されて展開し、前記フードの後部を押圧して前記車体部材から離反する方向に移動させるエアバッグと、
    このエアバッグにガスを供給するインフレータと、
    非乗員との衝突を検出して前記インフレータを動作させる制御手段とを具備し、
    これらフード及び車体部材のいずれか他方には、前記エアバッグに対向して対向面が設けられ、かつ、この対向面は、前記エアバッグの膨出方向の中心方向に対し、膨出した前記エアバッグを前方に案内する方向に傾斜した
    ことを特徴とする非乗員保護装置。
  2. 車両の前部に設けられた変形可能なフードと、
    このフードに後部下方に折り畳んで配置され、ガスが供給されて展開し、前記フードの後部を押圧して上方に移動させるエアバッグと、
    このエアバッグにガスを供給するインフレータと、
    非乗員との衝突を検出して前記インフレータを動作させる制御手段とを具備し、
    前記エアバッグは、膨出方向の中心方向が前記車両の前方に向かって傾斜するように配置された
    ことを特徴とする非乗員保護装置。
  3. エアバッグは、フードを押圧して上方に移動させる第1の気室と、この第1の気室を介してガスが供給されて展開し、前記フードの後方に位置するウインドシールドの両側部を支持する一対のピラー部の少なくとも一部を覆う第2の気室とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の非乗員保護装置。
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