JP2006093658A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低抵抗で浅い不純物拡散領域を有する半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体基板10の表面層に設けられ、導電性に寄与する第1の不純物及びゲルマニウムを含む第1の拡散領域22と、第1の拡散領域22の表面から第1の拡散領域22より浅く設けられ、導電性に寄与しない第2の不純物を含む第2の拡散領域24とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関し、特に、イオン注入法による活性領域を有する半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置において半導体層中での不純物濃度分布の制御は極めて重要な問題である。例えば、シリコン(Si)等の半導体基板に作られた微細な金属・酸化物・半導体(MOS)トランジスタにおいては、高い駆動電流を実現し、且つ短チャネル効果を抑制するために、浅く急峻な不純物濃度分布の不純物拡散層を形成することが要求される。
例えば、MOSトランジスタのソース・ドレインのエクステンション領域においては、半導体基板の表面から20nm以下の浅いところにpn接合を形成する必要がある。浅いpn接合を形成するために、浅い不純物添加領域が必要である。浅い不純物添加領域の形成には、低加速エネルギ及び低ドーズで不純物を半導体基板にイオン注入する。半導体基板に添加された不純物は熱処理により活性化され、浅い不純物拡散領域が形成される。
例えば、イオン注入されたボロン(B)等のp型不純物、及びリン(P)や砒素(As)等のn型不純物は、半導体基板のSi結晶中での拡散係数が大きい。急速熱処理(RTA)等による高温での活性化熱処理で、不純物が半導体基板の内方及び外方へ拡散してしまう。そのため、高濃度の不純物を有する浅い不純物拡散領域を半導体基板に形成することは困難である。一方、不純物の拡散を抑制するために、活性化の熱処理温度を下げると、高濃度の不純物の活性化は望めない。
不純物の拡散を抑制するために、窒素(N)や窒素分子(N2)のイオン、及びBのイオンを共注入する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、N+やN2+の注入により生成された点欠陥を介してBの増速拡散が引き起こされる恐れがある。
このように、高濃度の不純物が活性化した低抵抗の浅い不純物拡散領域を半導体基板に形成することは困難である。
特許第3442154号公報
本発明は、低抵抗で浅い不純物拡散領域を有する半導体装置及びその製造方法を提供する。
本発明の第1の態様によれば、(イ)半導体基板の表面層に設けられ、導電性に寄与する第1の不純物及びゲルマニウムを含む第1の拡散領域と、(ロ)第1の拡散領域の表面から第1の拡散領域より浅く設けられ、導電性に寄与しない第2の不純物を含む第2の拡散領域とを備える半導体装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、(イ)半導体基板に、ゲルマニウム及びシリコンのいずれかのイオンを注入してアモルファス領域を形成し、(ロ)導電性に寄与する第1の不純物のイオンをアモルファス領域に注入し、(ハ)導電性に寄与しない第2の不純物のイオンをアモルファス領域に注入し、(ニ)半導体基板表面を加熱して第1の不純物のイオンを活性化させることを含む半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、低抵抗で浅い不純物拡散領域を有する半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
以下図面を参照して、本発明の形態について説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号が付してある。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
本発明の実施の形態に係る半導体装置は、図1に示すように、半導体基板10の表面層に設けられた第1の拡散領域22、及び第1の拡散領域22の表面から第1の拡散領域22より浅く設けられた第2の拡散領域24を備える。第1の拡散領域22には、半導体基板10とpn接合を形成するため、導電性に寄与する第1の不純物が含まれる。半導体基板10の導電型に従って、第1の不純物として、半導体結晶のバンド構造における禁止帯内で伝導帯、あるいは価電子帯に対して浅いエネルギ準位を有する不純物が用いられる。例えば、Si結晶に対して、p型不純物としてB、n型不純物としてP等が用いられる。また、第1の拡散領域22にはゲルマニウム(Ge)が含まれる。Geは、第1の拡散領域22の外側の半導体基板10内に分布してもよい。第2の拡散領域24には、更に導電性に寄与しない第2の不純物が含まれる。第2の不純物は、例えば、フッ素(F)、N等である。
第1の拡散領域22の深さは、例えば、100nm以下、好ましくは50nm以下、更に好ましくは30nm以下である。第2の拡散領域24の深さは、第1の拡散領域22の深さに対する比が、0.1以上、且つ、1未満、好ましくは0.25以上、且つ、0.5以下である。
次に、図1に示した半導体装置において、Si等のn型の半導体基板10中に第1及び第2の不純物として、B及びFを添加してpn接合を形成する不純物添加方法を説明する。半導体装置としては、pMOSトランジスタを対象としている。pMOSトランジスタのソース・ドレインのエクステンション領域形成における、不純物添加及び熱処理を主に説明する。他の、例えばフォトリソグラフィ、エッチング等の製造工程については、説明を省略する。
図2に示すように、n型の半導体基板10表面に、熱酸化法等により約1nmの厚さの酸化シリコン(SiO2)等の酸化膜11を形成する。図3に示すように、酸化膜11を通して、Geによるプレアモルファス化イオン注入(PAI)を行う。イオン注入条件は、例えば、加速エネルギが5keV、ドーズが1×1015cm-2である。Geの飛程は、約8nmである。GePAIの損傷により、酸化膜11及び半導体基板10の界面より約16nmの深さのアモルファス領域16が形成される。
図4に示すように、酸化膜11を通して、アモルファス領域16にB+を注入して第1の不純物注入領域18を形成する。イオン注入条件は、例えば、加速エネルギが0.2keV、ドーズが1×1015cm-2である。注入されたB+の飛程は、アモルファス領域16の表面から約2nmの深さである。
図5に示すように、酸化膜11を通して、アモルファス領域16に形成された第1の不純物注入領域18にF+を共注入する。F+の共注入により第2の不純物注入領域20が形成される。イオン注入条件は、例えば、加速エネルギが2.5keV、ドーズが1×1015cm-2である。注入されたF+の飛程は、アモルファス領域16の表面から約8nmの深さである。
図6に示すように、RTA等により、第1の不純物注入領域18に注入されたBが拡散しながら電気的に活性化され、p型の拡散領域122が形成される。同時に、拡散したFを含む拡散領域124が、拡散領域122より深く形成される。RTAによる活性化熱処理は、例えば800℃〜900℃、5s〜10sの条件で行われる。また、図5に示したアモルファス領域16は、活性加熱処理で再結晶化する。
図7に示すように、酸化膜11上に、化学気相成長(CVD)により、SiO2膜、窒化シリコン(Si34)膜、ボロン添加酸化膜(BSG)等の絶縁膜26を堆積する。CVD温度は、650℃〜700℃である。引き続き、スパイクRTAにより、1000℃〜1080℃の活性加熱処理が行われる。ここで、「スパイクRTA」とは、最高到達温度での保持時間をゼロとするRTAである。その後、図8に示すように、絶縁膜26、及び酸化膜11を、ウェットエッチングにより除去する。このようにして、半導体装置の活性領域として第1の拡散領域22が形成される。第1の拡散領域22の上部には、活性化したBと共にFを含む第2の拡散領域24が形成される。
近年、浅いpn接合を実現するため、フラッシュランプやレーザ等の極短パルス光を用いて、イオン注入された不純物を活性化熱処理する方法が提案されている。しかし、極短パルス光による熱処理については、未知な部分が多い。また、B+をF+やN+等と共注入すると、Bの拡散が抑制されて急峻な不純物分布が実現できることが報告されている。しかし、FやN等のイオン注入により、Si結晶中に格子間Siや空孔等の点欠陥が生成される。イオン注入に起因する点欠陥は、B等の注入不純物と対になり易い。点欠陥と対になると、Bは比較的容易にSi結晶中を動くことができるため、増速拡散が生じる。実施の形態では、GePAIにより形成されたアモルファス領域16内にB及びFが共注入されている。アモルファス領域16は、結晶構造を有していないため、イオン注入に起因する点欠陥が発生しない。その結果、Bの増速拡散を抑制して急峻な不純物分布が得ることができ、浅い不純物拡散領域を実現することが可能となる。
なお、上述のBとFの共注入では、B+を注入して第1の不純物注入領域18を形成した後に、F+を注入している。しかし、アモルファス領域16内にイオン注入されるのであれば、F+を注入して第2の不純物注入領域20を形成した後に、B+を注入してもよい。
実施の形態により形成された活性領域(第1の拡散領域)のスパイクRTA後のB濃度は、図9に示すように、表面から約10nm付近の平坦領域で約1×1020cm-3である。Bの拡散深さは、約27nmである。ここで、B濃度分布は、二次イオン質量分析法(SIMS)により測定されている。また、Bの拡散深さは、B濃度が1×1018cm-3に減少する位置としている。図9には、比較例として、GePAIを用いずにBとFの共注入で形成された活性領域のスパイクRTA後のB濃度分布を併せて示してある。実施の形態による活性領域のB濃度分布と比べ、比較例の活性領域のB拡散深さは、約28.5nmと深くなっている。比較例による活性領域のシート抵抗Rsは、図10に示すように、実施の形態による活性領域に比べて、約13%増加する。シート抵抗Rsは、活性領域の活性化率、及び活性領域の深さに反比例する。したがって、GePAI、及びBとFの共注入により、活性領域の活性化率が増加していることが判る。このように、実施の形態によれば、低抵抗の活性領域を実現することが可能となる。
また、図11に示すように、GePAIにより形成されたアモルファス領域にBと共注入されるF+の加速エネルギを変化させると、スパイクRTA後の活性領域のB濃度分布が変化する。比較例としてF+共注入無しで形成した活性領域に比べて、F+加速エネルギが2.5keV以下の共注入の活性領域で急峻なB濃度分布が実現されている。F+加速エネルギが5keV以上の共注入の活性領域では、Bの拡散距離が共注入無しの活性領域よりも増大している。なお、ドーズが1×1015cm-2のBに対するFの共注入ドーズ比(以下、F/Bドーズ比と称す。)は、1である。
2.5keVの加速エネルギでF+が共注入された実施の形態に係る活性領域では、図12に示すように、活性加熱処理後にFが活性領域表面から約6nmの深さに拡散している。注入されたF+の飛程は、活性領域表面から約8nmの深さである。したがって、活性化熱処理により、Fは活性領域の表面側に拡散していることが判る。一方、7keVの加速エネルギでF+が共注入された活性領域では、図13に示すように、活性加熱処理後のF濃度分布には、活性領域表面から約22nmの深さにシャープなピークが見られる。F+共注入直後のF濃度分布は、飛程が約13nmで、ブロードな形状である。GePAIによるアモルファス領域の深さが約16nmであるため、アモルファス領域より深い領域のSi結晶にF+共注入による点欠陥が生成される。共注入されたFは、活性加熱処理により生成された点欠陥に凝集される。また、Bも点欠陥と対になり、増速拡散等によりSi結晶の中に深く拡散する。
活性領域のシート抵抗Rsは、図14に示すように、F+加速エネルギの増加と共に減少する。F+加速エネルギが1keV、及びF/Bドーズ比が1では、共注入無しの比較例に比べてシート抵抗Rsが約2%増加している。しかし、図11に示したように、1keVのF+加速エネルギで共注入された活性領域の拡散深さは、共注入無しの比較例に対して約2〜3nm浅い。F+加速エネルギが1keVの共注入では、活性領域の拡散深さが浅くなる分、抵抗が上昇する。しかし、同じ活性領域の拡散深さで換算して比較例と比べると、1keVのF+加速エネルギで共注入された活性領域の抵抗は低くなる。このように、B+と共注入するF+加速エネルギを2.5keV以下にすることにより、Bの拡散を抑制して低抵抗の活性領域を形成することが可能となる。
+加速エネルギが7keVの場合、図15に示すように、F/Bドーズ比が1以下ではB濃度分布はほとんど変化しない。F/Bドーズ比を1.2と増加させた場合、Bの拡散深さは、共注入無しの比較例と同程度となる。シート抵抗Rsは、図16に示すように、F/Bドーズ比の増加と共に低減する。F/Bドーズ比が1.2では、シート抵抗は比較例と比べ約30%減少する。
また、F+加速エネルギが2.5keVの場合、図17に示すように、共注入無しの比較例と比べてBの拡散深さは浅くなる。F/Bドーズ比が1以下ではB濃度分布はほとんど変化しない。F/Bドーズ比を1.2と増加させた場合、Bの拡散深さはより浅くなる。シート抵抗Rsは、図18に示すように、F/Bドーズ比の増加と共に低減する。F/Bドーズ比が1.2では、シート抵抗は比較例と比べ約10%減少する。
このように、F+加速エネルギが2.5eV及び7keVのいずれでも、F/Bドーズ比を1より大きくすることにより、Bの拡散を抑制して低抵抗の活性領域を形成することが可能となる。
上述の説明では、第1の不純物であるBのイオン種としてB+を用いている。しかし、第1の不純物のイオン種としてBF2 +を用いてもよい。BF2 +の場合、飛程をB+と同様に約2nmにするため、加速エネルギを1.5keVとしている。BF2 +のドーズは、B+と同様に1×1015cm-2である。B+及びBF2 +の注入により形成された活性領域のB濃度分布は、図19、図20、及び図21に示すように、F+共注入無し、F/Bドーズ比が1、及びF/Bドーズ比が1.2のそれぞれでSIMSの測定誤差の範囲内で一致している。シート抵抗Rsは、図22に示すように、F+共注入無し、F/Bドーズ比が1、及びF/Bドーズ比が1.2のそれぞれでBF2 +に比べ、B+の方が小さい。即ち、Fを第2の不純物として共注入する場合は、第1の不純物のイオン種としては、BF2 +より、B+の方が望ましい。
また、第2の不純物としてNを用いてもよい。N+を共注入した場合、図23に示すように、N+の加速エネルギの増加により、活性領域のBの拡散深さも増加する。なお、ドーズが1×1015cm-2のBに対するNの共注入ドーズ比(以下、N/Bドーズ比と称す。)は、1である。加速エネルギが4keVでBの拡散深さは、N+共注入無しの比較例と同程度となる。加速エネルギが2keV以下で、Bの拡散が抑制されている。加速エネルギが6keV以上では、Bの拡散が深くなるばかりでなく、B濃度分布の平坦領域でB濃度が減少している。
活性領域のシート抵抗Rsは、図24に示すように、N+の加速エネルギが2keV以上では加速エネルギの増加とともに増加する傾向にある。N+共注入無しの比較例と比べて、加速エネルギが1〜2keVで形成された活性領域のシート抵抗Rsは、40〜50%大きい。図23に示したように、加速エネルギが2keV以下では加速エネルギが4keV以上の活性領域に比べ、深さが減少しているにもかかわらず、シート抵抗Rsが低減している。このように、N+を共注入する場合、N+の加速エネルギは2keV以下が望ましい。
+の加速エネルギが6keVでは、図25に示すように、N/Bドーズ比が1以上では活性領域のB濃度分布はほとんど変化しない。N/Bドーズ比が0.8でも、N+共注入無しの比較例に比べて活性領域のBの拡散深さが深い。活性領域のシート抵抗Rsは、図26に示すように、N/Bドーズ比の増加と共に増加する。このように、N+を加速エネルギが6keVで共注入する場合、いかなるN/Bドーズ比でも、効果はない。
+の加速エネルギが2keVでは、図27に示すように、N/Bドーズ比が1以下で、活性領域のBの拡散深さが抑制されている。N/Bドーズ比が0.8及び1で、Bの拡散深さに差はない。活性領域のシート抵抗Rsは、図28に示すように、N/Bドーズ比が0.8の方が低い。このように、N+を共注入する場合、加速エネルギを2keV以下で、N/Bドーズ比は、1より小さくすることが望ましい。
更に、第1の不純物のBのイオン種としてBF2 +を用いて、N+を共注入もよい。BF2 +の場合、飛程をB+と同様に約2nmにするため、加速エネルギを1.5keVとしている。BF2 +のドーズは、B+と同様に1×1015cm-2である。B+及びBF2 +と、N+との共注入により形成された活性領域のB濃度分布は、図29及び図30に示すように、N/Bドーズ比が0.8、及びN/Bドーズ比が1のそれぞれでSIMSの測定誤差の範囲内で一致している。シート抵抗Rsは、図31に示すように、N/Bドーズ比が0.8、及びN/Bドーズ比が1のそれぞれでB+に比べ、BF2 +の方が小さい。即ち、Nを第2の不純物として共注入する場合は、第1の不純物のイオン種としては、B+より、BF2 +の方が望ましい。
次に、実施の形態に係る半導体装置の製造方法を、pチャネル金属・絶縁膜・半導体(pMIS)トランジスタの製造工程を例にして説明する。なお、半導体装置は、pMISトランジスタに限定されない。例えば、nMISトランジスタやcMISトランジスタ等であってもよい。nMISトランジスタの場合、第1の不純物としてP等が用いられる。また、絶縁膜として、酸窒化シリコン(SiON)膜を用いて説明する。しかし、絶縁膜はSiON膜に限定されない。例えば、SiO2膜、Si34膜等の絶縁膜でもよい。また、SiO2膜と、SiON膜、Si34膜、及び各種の金属酸化膜等との複合絶縁膜を用いてもよいことは勿論である。
図32に示すように、n型Siの半導体基板10の表面に急速熱酸化(RTO)等により、例えば厚さ1nmのSiO2膜を形成する。その後、プラズマ窒化等により、SiO2膜の膜厚に換算した実効酸化膜厚(EOT)として、例えば1.3nmのSiON膜の絶縁膜112を形成する。図33に示すように、絶縁膜112上に、化学気相成長法(CVD)等により、多結晶Si(poly−Si)の導電膜114を堆積する。フォトリソグラフィ及び反応性イオンエッチング(RIE)等により、導電膜114及び絶縁膜112を加工し、図34に示すように、ゲート電極14及びゲート絶縁膜12を形成する。
ゲート電極14及び半導体基板10の露出面にRTO等により、例えば1〜2nmのSiO2膜を形成する。形成したSiO2膜上にテトラエトキシシラン(TEOS)等を用いたCVDにより、厚いSiO2膜を堆積する。RIE等の指向性エッチングにより、SiO2膜を選択的に除去して、図35に示すように、ゲート電極14及びゲート絶縁膜12の側壁にオフセットスペーサ32を形成する。
図36に示すように、ゲート電極14及びオフセットスペーサ32をマスクとして、Asを斜めイオン注入してハロー不純物注入領域34を形成する。斜めイオン注入条件は、例えば、Asの加速エネルギ及びドーズがそれぞれ、50keV及び2.5×1013cm-2で、チルト角は30°である。Asの飛程は、約25nm〜30nmである。
図37に示すように、ゲート電極14及びオフセットスペーサ32をマスクとして、GePAIにより、半導体基板10の表面より約16nmの深さのアモルファス領域16を形成する。イオン注入条件は、例えば、加速エネルギが5keV、ドーズが1×1015cm-2である。Geの飛程は、約8nmである。
図38に示すように、ゲート電極14及びオフセットスペーサ32をマスクとして、アモルファス領域16にB+を注入して、ゲート絶縁膜12の両側に第1の不純物注入領域18を形成する。イオン注入条件は、例えば、加速エネルギが0.2keV、ドーズが1×1015cm-2である。Bの飛程は、アモルファス領域16の表面から約2nmの深さである。
図39に示すように、ゲート電極14及びオフセットスペーサ32をマスクとして、アモルファス領域16に形成された第1の不純物注入領域18にF+を共注入する。F+の共注入により、ゲート絶縁膜12の両側に第2の不純物注入領域20が形成される。イオン注入条件は、例えば、加速エネルギが2.5keV、ドーズが1×1015cm-2である。Fの飛程は、アモルファス領域16の表面から約8nmの深さである。
RTA等により、注入されたBの活性加熱処理が行われる。活性加熱処理は、例えば、800℃〜900℃、5s〜10sの条件で行われる。活性加熱処理により、第1の不純物注入領域18に注入されたBが拡散しながら電気的に活性化され、図40に示すように、p型のエクステンション領域(第1の拡散領域)22が形成される。また、図39に示したハロー不純物注入領域34に注入されたAsが拡散しながら電気的に活性化され、n型のハロー領域44が形成される。ハロー領域44は、エクステンション領域22に接し、且つ、エクステンション領域22を囲むように形成される。また、アモルファス領域16は、活性加熱処理で再結晶化する。
エクステンション領域22の上に、CVD等により、SiO2膜、Si34膜、及びボロン添加酸化膜(BSG)等を逐次堆積して多層絶縁膜を形成する。CVD温度は、650℃〜700℃である。RIE等の指向性エッチングにより多層絶縁膜を選択的に除去して、図41に示すように、ゲート電極14及びゲート絶縁膜12の側壁に側壁スペーサ46を形成する。ゲート電極及び14及び側壁スペーサ46をマスクとして、エクステンション領域22の表面からB+を注入する。イオン注入の条件は、例えば、加速エネルギが4keV、ドーズが3×1015cm-2である。引き続き、スパイクRTAにより、1000℃〜1080℃の活性加熱処理が行われる。その結果、図41に示すように、側壁スペーサ46の両側にハロー領域44より深く、p+型のソース・ドレイン領域48が形成される。また、エクステンション領域22には、エクステンション領域22の表面側にFが拡散した第2の拡散領域24を含む。
半導体基板10上のソース・ドレイン領域48の表面に、例えばSiO2膜等の層間絶縁膜を堆積する。ゲート電極14、ソース・ドレイン領域48の上の層間絶縁膜に、コンタクトホールをそれぞれ開口する。それぞれのコンタクトホールを介してゲート電極14、ソース・ドレイン領域48に配線が接続される。このようにして、半導体装置が製造される。
実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、図37に示したように、GePAIによりアモルファス領域16が形成される。また、図38、及び図39に示したように、B及びFがアモルファス領域16に共注入されて、エクステンション領域22が形成される。その結果、Bの拡散が抑制され、浅いpn接合を有する低抵抗のエクステンション領域を形成することが可能となる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者にはさまざまな代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明の実施の形態の説明では、pn接合をn型の半導体基板10の内部に形成している。しかし、n型あるいはp型の半導体基板10に設けられたウェル領域にpn接合が形成されてもよい。例えば、As等のn型不純物をイオン注入して形成したnウェル領域に、B等のp型不純物をイオン注入してpn接合を形成してもよい。また、B等のp型不純物をイオン注入して形成したpウェル領域に、P等のn型不純物をイオン注入してpn接合を形成してもよい。
本発明の実施の形態の説明では、半導体基板10として、Si基板を用いている。しかし、半導体基板10はSi基板に限定されず、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)基板等でもよい。また、シリコンカーバイド(SiC)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、シリコンゲルマニウムカーボン(SiGeC)等のIV族混晶基板でもよい。
このように、本発明はここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施の形態に係る半導体装置の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る不純物添加方法の一例を示す工程断面図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る不純物添加方法の一例を示す工程断面図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る不純物添加方法の一例を示す工程断面図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る不純物添加方法の一例を示す工程断面図(その4)である。 本発明の実施の形態に係る不純物添加方法の一例を示す工程断面図(その5)である。 本発明の実施の形態に係る不純物添加方法の一例を示す工程断面図(その6)である。 本発明の実施の形態に係る不純物添加方法の一例を示す工程断面図(その7)である。 本発明の実施の形態に係るフッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るフッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗の一例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のF濃度分布の一例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域のF濃度分布の他の例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗のフッ素イオンの加速度エネルギ依存性の一例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布のボロンに対するフッ素のドーズ比依存性の一例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗のボロンに対するフッ素のドーズ比依存性の一例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布のボロンに対するフッ素のドーズ比依存性の他の例を示す図である。 フッ素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗のボロンに対するフッ素のドーズ比依存性の他の例を示す図である。 ボロン及び二フッ化ボロンをイオン種に用いて、フッ素の共注入無しで形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 ボロン及び二フッ化ボロンをイオン種に用いて、ボロンに対するフッ素のドーズ比を1として形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 ボロン及び二フッ化ボロンをイオン種に用いて、ボロンに対するフッ素のドーズ比を1.2として形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 ボロン及び二フッ化ボロンをイオン種に用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗のボロンに対するフッ素のドーズ比依存性の一例を示す図である。 窒素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 窒素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗の窒素イオンの加速度エネルギ依存性の一例を示す図である。 窒素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布のボロンに対する窒素のドーズ比依存性の一例を示す図である。 窒素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗のボロンに対する窒素のドーズ比依存性の一例を示す図である。 窒素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布のボロンに対する窒素のドーズ比依存性の他の例を示す図である。 窒素の共注入を用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗のボロンに対する窒素のドーズ比依存性の他の例を示す図である。 ボロン及び二フッ化ボロンをイオン種に用いて、ボロンに対する窒素のドーズ比を0.8として形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 ボロン及び二フッ化ボロンをイオン種に用いて、ボロンに対する窒素のドーズ比を1として形成された活性領域の活性化熱処理後のB濃度分布の一例を示す図である。 ボロン及び二フッ化ボロンをイオン種に用いて形成された活性領域の活性化熱処理後のシート抵抗のボロンに対する窒素のドーズ比依存性の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その4)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その5)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その6)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その7)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その8)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その9)である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図(その10)である。
符号の説明
10 半導体基板
11 酸化膜
12 ゲート絶縁膜
14 ゲート電極
16 アモルファス領域
18 第1の不純物注入領域
20 第2の不純物注入領域
22 第1の拡散領域
24 第2の拡散領域
32 オフセットスペーサ
34 ハロー不純物注入領域
44 ハロー領域
46 側壁スペーサ
48 ソース・ドレイン領域

Claims (5)

  1. 半導体基板の表面層に設けられ、導電性に寄与する第1の不純物及びゲルマニウムを含む第1の拡散領域と、
    前記第1の拡散領域の表面から前記第1の拡散領域より浅く設けられ、導電性に寄与しない第2の不純物を含む第2の拡散領域
    とを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 半導体基板に、ゲルマニウム及びシリコンのいずれかのイオン種を注入してアモルファス領域を形成し、
    導電性に寄与する第1の不純物のイオン種を前記アモルファス領域に注入し、
    導電性に寄与しない第2の不純物のイオン種を前記アモルファス領域に注入し、
    前記半導体基板表面を加熱して前記第1の不純物を活性化させる
    ことを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の不純物のイオン種がボロンであり、前記第2の不純物のイオン種がフッ素であることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1の不純物のイオン種が二フッ化ボロンであり、前記第2の不純物のイオン種が窒素であることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2の不純物のイオン種の注入深さが、前記アモルファス領域の深さより浅く、且つ、前記第1の不純物のイオン種の注入深さより深いことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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