JP2006093001A - カプラ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、操作性がよく、液垂れや液漏れの全くない信頼性の向上を得られる雌形カプラと雄形カプラであるカプラを提供する。
【解決手段】雌形カプラ5は、電池容器1の注入用口体3に設けられ、通常は閉塞され、液体を補給する際には開放されるものであって、注入用口体の第1の孔部6aに収容され軸芯に沿って軸孔11が設けられる突部7bを備えたバルブ支持座7と、このバルブ支持座における突部周辺に載置され一部が注入用口体に埋設されて位置固定される筒状体からなるカプラ本体8と、このカプラ本体内に収容されバルブ支持座の軸孔に挿入される挿嵌部9cと、バルブ支持座の突部上に載置される弁座部9aとが連設されるベースバルブ9と、このベースバルブの弁座部上に突設され周面に軸方向に沿って複数条の弁溝13を備えた杆状部9bと、ベースバルブの弁座部上に載置されるとともに杆状部を収容しカプラ本体に対して一部が固定保持される弾性変形可能なパッキン体10とを具備する。
【選択図】 図2
【解決手段】雌形カプラ5は、電池容器1の注入用口体3に設けられ、通常は閉塞され、液体を補給する際には開放されるものであって、注入用口体の第1の孔部6aに収容され軸芯に沿って軸孔11が設けられる突部7bを備えたバルブ支持座7と、このバルブ支持座における突部周辺に載置され一部が注入用口体に埋設されて位置固定される筒状体からなるカプラ本体8と、このカプラ本体内に収容されバルブ支持座の軸孔に挿入される挿嵌部9cと、バルブ支持座の突部上に載置される弁座部9aとが連設されるベースバルブ9と、このベースバルブの弁座部上に突設され周面に軸方向に沿って複数条の弁溝13を備えた杆状部9bと、ベースバルブの弁座部上に載置されるとともに杆状部を収容しカプラ本体に対して一部が固定保持される弾性変形可能なパッキン体10とを具備する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、たとえば携帯電話等のモバイル機器に搭載される燃料電池の電池容器(液体タンク)と、この燃料電池にメタノールのごとき電池用溶液を補給する液体保持容器に、それぞれに取付けられる雌形カプラと雄形カプラであるカプラに関する。
たとえば携帯電話等のモバイル機器に搭載される燃料電池の電池容器(液体タンク)と、メタノールのような電池用溶液を貯溜する液体保持容器とのそれぞれに、カプラが取付けられている。液体保持容器から電池容器に電池用溶液を補給する際は、各カプラを互いに接合してから補給作業をなす。
当初は単純に、液体保持容器に広口の注入用口体である雄形カプラを備え、電池容器に広口の受け口体である雌形カプラを備えていて、雌形カプラに対して雄形カプラから電池用溶液を注ぐ方式をとっていた。
しかしながら、上述のモバイル機器に搭載する電池容器では、電池容器の受け口は微細(直径φ6mm)であり、電池用溶液を注ぐ際に溶液のこぼれや漏れに特別な注意を払う必要がある。すなわち、電池用溶液であるメタノールは、揮発性、引火性が高いために、液が漏れると人体に害を与え、あるいは火災を引き起こす虞れがある。そのため、誰でも簡易的に補給できる手段が求められている。
当初は単純に、液体保持容器に広口の注入用口体である雄形カプラを備え、電池容器に広口の受け口体である雌形カプラを備えていて、雌形カプラに対して雄形カプラから電池用溶液を注ぐ方式をとっていた。
しかしながら、上述のモバイル機器に搭載する電池容器では、電池容器の受け口は微細(直径φ6mm)であり、電池用溶液を注ぐ際に溶液のこぼれや漏れに特別な注意を払う必要がある。すなわち、電池用溶液であるメタノールは、揮発性、引火性が高いために、液が漏れると人体に害を与え、あるいは火災を引き起こす虞れがある。そのため、誰でも簡易的に補給できる手段が求められている。
そこで、燃料電池である電池容器(液体タンク)と、メタノールのごとき電池用溶液を貯溜する液体保持容器とのそれぞれに、ねじ構造としたカプラが取付けられるようになった。すなわち、電池容器の注入用口体内周面に雌ねじ加工された雌形カプラが取付けられ、液体保持容器の供給用口体外周面に雄ねじ加工された雄形カプラが取付けられる。
通常は、雄形カプラの雄ねじ部および雌形カプラの雌ねじ部それぞれにキャップが螺着されていて、電池容器の注入用口体と液体保持容器の供給用口体が閉塞状態にある。電池用溶液の補給時には、各キャップを取外して雄形カプラの雄ねじ部と雌形カプラの雌ねじ部とを互いに螺合し、雄雌互いのカプラを連通状態にして液体保持容器から電池容器へ電池用溶液を供給する。
通常は、雄形カプラの雄ねじ部および雌形カプラの雌ねじ部それぞれにキャップが螺着されていて、電池容器の注入用口体と液体保持容器の供給用口体が閉塞状態にある。電池用溶液の補給時には、各キャップを取外して雄形カプラの雄ねじ部と雌形カプラの雌ねじ部とを互いに螺合し、雄雌互いのカプラを連通状態にして液体保持容器から電池容器へ電池用溶液を供給する。
さらに別の手段として、フック構造が採用されているものもある。すなわち、電池容器の注入用口体に、たとえば120°等配位置に舌片部が一体に設けられ、液体保持容器の供給用口体端面に、同角度等配位置に爪部が一体に設けられる。
通常は、電池容器の注入用口体に栓体が挿嵌され、液体保持容器の供給用口体はキャップで塞がれていて、それぞれがシールされている。電池用溶液の補給時には、栓体とキャップを取外し、注入用口体の舌片部に対して供給用口体の爪部を120°回動して互いに掛合させる。注入用口体と供給用口体が直接連結され、互いに連通状態になるので、液体保持容器から電池容器へ電池用溶液を供給できる。
通常は、電池容器の注入用口体に栓体が挿嵌され、液体保持容器の供給用口体はキャップで塞がれていて、それぞれがシールされている。電池用溶液の補給時には、栓体とキャップを取外し、注入用口体の舌片部に対して供給用口体の爪部を120°回動して互いに掛合させる。注入用口体と供給用口体が直接連結され、互いに連通状態になるので、液体保持容器から電池容器へ電池用溶液を供給できる。
いずれの構造であっても、必要部位にはパッキンが取付けられていて、通常状態では勿論のこと、電池用溶液の補給時においても液漏れなどの事故が絶対に生じないように工夫されている。
このようにして、安全対策は充分になされているが、いずれも補給時の作業性に難点がある。すなわち、ねじ構造の場合は、液体タンクを複数回、回転操作しなければならず面倒である。その点、爪構造のものは120°回動すればよいので有利であるが、僅かな量の回動なので力が入り易く、爪部が欠ける虞れがあって耐久性に劣っている。
また、燃料電池は長時間使用すると、電気分解で発生したガスが電池容器内に充満して、電池容器内の圧力が高まる。そのため、電池容器と液体保持容器にそれぞれ取付けられる雌雄形カプラを互いに連結しても、電池容器内を脱気しない限り、電池容器の内圧に負けてしまって電池用溶液を容易には注入できなかった。
このようにして、安全対策は充分になされているが、いずれも補給時の作業性に難点がある。すなわち、ねじ構造の場合は、液体タンクを複数回、回転操作しなければならず面倒である。その点、爪構造のものは120°回動すればよいので有利であるが、僅かな量の回動なので力が入り易く、爪部が欠ける虞れがあって耐久性に劣っている。
また、燃料電池は長時間使用すると、電気分解で発生したガスが電池容器内に充満して、電池容器内の圧力が高まる。そのため、電池容器と液体保持容器にそれぞれ取付けられる雌雄形カプラを互いに連結しても、電池容器内を脱気しない限り、電池容器の内圧に負けてしまって電池用溶液を容易には注入できなかった。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、操作性がよく、液垂れや液漏れの全くない信頼性の向上を得られる雌形カプラと雄形カプラであるカプラを提供しようとするものである。
上述の目的を満足するため本発明の雌形カプラは、液体タンクの注入用口体に設けられ、通常は閉塞され、液体タンクに液体を補給する際には開放されるものであって、注入用口体の孔部に収容され軸芯に沿って軸孔が設けられる突部を備えたバルブ支持座と、このバルブ支持座における突部周辺に載置され一部が前記注入用口体に埋設されて位置固定される筒状体からなるカプラ本体と、このカプラ本体内に収容されバルブ支持座の軸孔に挿入される挿嵌部と、バルブ支持座の突部上に載置される弁座部とが連設されるベースバルブと、このベースバルブの弁座部上に突設され周面に軸方向に沿って複数条の弁溝を備えた杆状部と、ベースバルブの弁座部上に載置されるとともに杆状部を収容しカプラ本体に対して一部が固定保持される弾性変形可能なパッキン体とを具備し、
通常の状態でパッキン体の一部がベースバルブ弁座部とカプラ本体の固定保持部との間に挟持されてシール状態を保持し、ベースバルブの杆状部が押圧されることで弁座部を介してバルブ支持座突部が弾性変形をなし、弁座部とパッキン体端面とが離間してベースバルブ杆状部の弁溝から弁座部とパッキン体との隙間を介して液体タンク内へ液体の補給を可能とした。
通常の状態でパッキン体の一部がベースバルブ弁座部とカプラ本体の固定保持部との間に挟持されてシール状態を保持し、ベースバルブの杆状部が押圧されることで弁座部を介してバルブ支持座突部が弾性変形をなし、弁座部とパッキン体端面とが離間してベースバルブ杆状部の弁溝から弁座部とパッキン体との隙間を介して液体タンク内へ液体の補給を可能とした。
上述の目的を満足するため本発明の雄形カプラは、液体保持容器の供給用口体に設けられ、通常は閉塞され、液体保持容器から外部へ液体を供出する際には開放されるものであって、供給用口体に取付けられ先端部に弁座と、この弁座に連通する供給孔を備えたカートリッジホルダと、このカートリッジホルダの先端部内に挿入され弁座に当接して供給孔を閉塞する弁部を備えた弁体と、この弁体の基端に設けられ周端部のみが供給用口体とカートリッジホルダとによって挟持固定される基部を備えたカートリッジバルブと、このカートリッジバルブの基部に設けられる孔部とを具備し、通常の状態でカートリッジバルブ弁部がカートリッジホルダ先端部の弁座に当接してシール状態を保持し、供給孔を介してカートリッジバルブ弁体が押圧されることによりカートリッジバルブ基部が弾性変形をなし弁体弁部と弁座との間に隙間が形成されて液体を外部へ補給可能とする。
本発明によれば、操作性がよく、液垂れや液漏れが全くなく、信頼性の向上を得られるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態に係るカプラについて説明する。
図1は、たとえば電池用溶液Sを補給する姿勢での、燃料電池用カプラKの構成を示している。
図の下部側に示す1は、燃料電池を構成する液体タンクである電池容器であり、上部側に示す2は、電池用溶液Sを貯溜する液体保持容器である補給容器である。前記補給容器2から電池容器1へ電池用溶液Sを補給する際は図のようになるが、通常の状態では補給容器2は天地逆の姿勢で保持される。
上記電池容器1の上端部に注入用口体3が突設され、補給容器2の図における下端部に供給用口体4が突設される。電池容器1の注入用口体3には雌形カプラ5が取付けられ、補給容器2の供給用口体4には雄形カプラ20が取付けられ、これらで燃料電池用カプラKが構成される。
図1は、たとえば電池用溶液Sを補給する姿勢での、燃料電池用カプラKの構成を示している。
図の下部側に示す1は、燃料電池を構成する液体タンクである電池容器であり、上部側に示す2は、電池用溶液Sを貯溜する液体保持容器である補給容器である。前記補給容器2から電池容器1へ電池用溶液Sを補給する際は図のようになるが、通常の状態では補給容器2は天地逆の姿勢で保持される。
上記電池容器1の上端部に注入用口体3が突設され、補給容器2の図における下端部に供給用口体4が突設される。電池容器1の注入用口体3には雌形カプラ5が取付けられ、補給容器2の供給用口体4には雄形カプラ20が取付けられ、これらで燃料電池用カプラKが構成される。
図2に、燃料電池用カプラKを拡大して示す。
図2(A)は燃料電池用カプラKの拡大した断面図、図2(B)は図2(A)のB−B線に沿う断面図である。
はじめに、電池容器1の注入用口体3に取付けられる雌形カプラ5から詳述する。
前記注入用口体3には、先端面から電池容器1側へ設けられる直径の大なる第1の孔部6aと、この第1の孔部6aと連設され電池容器1内部に連通する直径の小なる第2の孔部6bを備えている。前記第1の孔部6aには、それぞれ後述するバルブ支持座7と、カプラ本体8と、ベースバルブ9およびパッキン体10が収容される。
すなわち、第1の孔部6aの底部にバルブ支持座7が収容され、このバルブ支持座の外周端部上にカプラ本体8が載る。ベースバルブ9とパッキン体10は、カプラ本体8内に挿入されるとともに、バルブ支持座7の軸芯部に沿ってベースバルブ9が載り、さらにこのベースバルブ上に前記パッキン体10が載る。
図2(A)は燃料電池用カプラKの拡大した断面図、図2(B)は図2(A)のB−B線に沿う断面図である。
はじめに、電池容器1の注入用口体3に取付けられる雌形カプラ5から詳述する。
前記注入用口体3には、先端面から電池容器1側へ設けられる直径の大なる第1の孔部6aと、この第1の孔部6aと連設され電池容器1内部に連通する直径の小なる第2の孔部6bを備えている。前記第1の孔部6aには、それぞれ後述するバルブ支持座7と、カプラ本体8と、ベースバルブ9およびパッキン体10が収容される。
すなわち、第1の孔部6aの底部にバルブ支持座7が収容され、このバルブ支持座の外周端部上にカプラ本体8が載る。ベースバルブ9とパッキン体10は、カプラ本体8内に挿入されるとともに、バルブ支持座7の軸芯部に沿ってベースバルブ9が載り、さらにこのベースバルブ上に前記パッキン体10が載る。
図3に、バルブ支持座7を拡大して示す。
図3(A)はバルブ支持座7の平面図、図3(B)はバルブ支持座7の断面図、図3(C)はバルブ支持座7の底面図である。
前記バルブ支持座7は、ゴムなどの弾性材から構成されていて、略円板状の基板部7aと、この基板部の軸心部分に上方へ一体に突出する突部7bを備えている。前記突部7bの軸芯に沿って軸孔11が設けられ、基板部7aと突部7bとに亘って複数のガイド孔12が放射状に設けられる。すなわち各ガイド孔12は、突部7b周面の軸方向に沿って半円状の溝部として刻設され、基板部7aにおいて真円状の孔部となって貫通される。
前記バルブ支持座7の基板部7a底面には、前記ガイド孔12と同心で、かつガイド孔の外径部に沿って、断面半円状の突条部7cが一体に設けられる。そして、この突条部7c外周端部から基板部7aの外周端面に亘って断面が斜めに形成される傾斜部7dとなっている。
図3(A)はバルブ支持座7の平面図、図3(B)はバルブ支持座7の断面図、図3(C)はバルブ支持座7の底面図である。
前記バルブ支持座7は、ゴムなどの弾性材から構成されていて、略円板状の基板部7aと、この基板部の軸心部分に上方へ一体に突出する突部7bを備えている。前記突部7bの軸芯に沿って軸孔11が設けられ、基板部7aと突部7bとに亘って複数のガイド孔12が放射状に設けられる。すなわち各ガイド孔12は、突部7b周面の軸方向に沿って半円状の溝部として刻設され、基板部7aにおいて真円状の孔部となって貫通される。
前記バルブ支持座7の基板部7a底面には、前記ガイド孔12と同心で、かつガイド孔の外径部に沿って、断面半円状の突条部7cが一体に設けられる。そして、この突条部7c外周端部から基板部7aの外周端面に亘って断面が斜めに形成される傾斜部7dとなっている。
再び図2(A)に示すように、電池容器注入用口体3の第1の孔部6aと第2の孔部6bとの連設部分が凹状に形成されている。この凹部6cの直径は、第1の孔部6aの直径よりも小で、第2の孔部6bの直径よりも大に形成される。前記バルブ支持座7は、その底面に形成される突条部7cが第1の孔部6aの底面上に載り、バルブ支持座のガイド孔12および軸孔11は前記凹部6cと対向する。このことにより、凹部6cは基板部7a底面に対して空間部を形成している。
また、バルブ支持座7の基板部7a周端上に載置される前記カプラ本体8は、上端面と下端面が開口する筒状体に形成される。カプラ本体8の下部側で、かつ外周面に鍔部8aが一体に突設されていて、この鍔部8aは電池容器注入用口体3の内周部に埋設される。
前記カプラ本体8における鍔部8aの上部で、かつ内周面には内方へ突出する掛止突部8bが一体に形成されている。この掛止突部8bは、後述するようにパッキン体10の外周面に設けられる掛合凹部10aに挿入される。前記ベースバルブ9はバルブ支持座7の突部7b上に載置され、さらに前記パッキン体10はベースバルブ9上に載置される。
また、バルブ支持座7の基板部7a周端上に載置される前記カプラ本体8は、上端面と下端面が開口する筒状体に形成される。カプラ本体8の下部側で、かつ外周面に鍔部8aが一体に突設されていて、この鍔部8aは電池容器注入用口体3の内周部に埋設される。
前記カプラ本体8における鍔部8aの上部で、かつ内周面には内方へ突出する掛止突部8bが一体に形成されている。この掛止突部8bは、後述するようにパッキン体10の外周面に設けられる掛合凹部10aに挿入される。前記ベースバルブ9はバルブ支持座7の突部7b上に載置され、さらに前記パッキン体10はベースバルブ9上に載置される。
図4に、ベースバルブ9を拡大して示す。
図4(A)はベースバルブ9の平面図、図4(B)はベースバルブ9の正面図、図4(C)はベースバルブ9の断面図である。
このベースバルブ9は、合成樹脂材もしくは金属材から形成されていて、円板状の弁座部9aと、この弁座部の軸芯位置に上方へ突設され、先端が尖鋭状に形成される杆状部9bと、前記弁座部9aの軸芯位置に下方へ突設される挿嵌部9cとから構成される。前記弁座部9aは、周端部に沿って断面山形状に形成され、この内側部分は凹状となっている。弁座部9aの直径は、前記カプラ本体8の内径よりも僅かに小であり、このことからベースバルブ9はカプラ本体8内に収容可能である。
図4(A)はベースバルブ9の平面図、図4(B)はベースバルブ9の正面図、図4(C)はベースバルブ9の断面図である。
このベースバルブ9は、合成樹脂材もしくは金属材から形成されていて、円板状の弁座部9aと、この弁座部の軸芯位置に上方へ突設され、先端が尖鋭状に形成される杆状部9bと、前記弁座部9aの軸芯位置に下方へ突設される挿嵌部9cとから構成される。前記弁座部9aは、周端部に沿って断面山形状に形成され、この内側部分は凹状となっている。弁座部9aの直径は、前記カプラ本体8の内径よりも僅かに小であり、このことからベースバルブ9はカプラ本体8内に収容可能である。
前記杆状部9bは、その周面に等間隔に、かつ軸方向に沿って複数の弁溝13が設けられる。これら弁溝13は、杆状部9bの先端尖鋭状部分から弁座部9aに亘って設けられていて、断面半円状の溝に形成される。前記挿嵌部9cは、直径が二段の円柱状をなしていて、直径の大なる部分は前記バルブ支持座7の軸芯に沿って設けられる軸孔11の直径よりも僅かに小に形成されている。
再び図2(A)に示すように、この挿嵌部9cがバルブ支持座7の軸孔11に挿入され、弁座部9aがバルブ支持座7の突部7b上に載って、杆状部9bが上方へ向く。なお、杆状部9bの先端は前記カプラ本体8の上端縁よりも下方にあり、ベースバルブ9全体がカプラ本体8の内部に収容されて全く露出しない。
再び図2(A)に示すように、この挿嵌部9cがバルブ支持座7の軸孔11に挿入され、弁座部9aがバルブ支持座7の突部7b上に載って、杆状部9bが上方へ向く。なお、杆状部9bの先端は前記カプラ本体8の上端縁よりも下方にあり、ベースバルブ9全体がカプラ本体8の内部に収容されて全く露出しない。
前記パッキン体10は、前記バルブ支持座7と同様、ゴムなどの弾性材から構成される。略円筒状に形成されていて、その外径はカプラ本体8の内径よりも小に形成され、内径はベースバルブ9の杆状部9b直径よりも大に形成される。
パッキン体10は、ベースバルブ9の断面山形状に形成される弁座部9a上に載る。前述したように、パッキン体10の下端外周面に沿って、カプラ本体8の掛止突部8bが掛合する掛合凹部10aが設けられ、パッキン体10はカプラ本体8に対して位置決め保持される。
このようにして、パッキン体10がベースバルブ9上に支持され、ベースバルブの弁座部9aとカプラ本体8の掛止突部8bとの間にパッキン体10下端部が挟持固定される。したがって、パッキン体10はカプラ本体8を介して第1の孔部6aを完全閉塞し、第2の孔部6bおよび電池容器1内部を密封状態にしている。
パッキン体10は、ベースバルブ9の断面山形状に形成される弁座部9a上に載る。前述したように、パッキン体10の下端外周面に沿って、カプラ本体8の掛止突部8bが掛合する掛合凹部10aが設けられ、パッキン体10はカプラ本体8に対して位置決め保持される。
このようにして、パッキン体10がベースバルブ9上に支持され、ベースバルブの弁座部9aとカプラ本体8の掛止突部8bとの間にパッキン体10下端部が挟持固定される。したがって、パッキン体10はカプラ本体8を介して第1の孔部6aを完全閉塞し、第2の孔部6bおよび電池容器1内部を密封状態にしている。
前記パッキン体10の上端面は、前記ベースバルブ9の杆状部9b尖鋭状先端と略同一位置にある。パッキン体10上端部外径は他の部分よりも径が絞られていて、後述するようにバヨネット15との接触を回避するために加工される。
前記バヨネット15は、カプラ本体8の上端部に取付けられる。このバヨネット15は、図2(B)にも示すように、たとえば金属ワイヤを略C型(図ではU型に近いが)に形成したCリングであり、C型の中央部分がカプラ本体8の外径部に設けられる取付け溝部16に掛止される。
前記バヨネット15は、カプラ本体8の上端部に取付けられる。このバヨネット15は、図2(B)にも示すように、たとえば金属ワイヤを略C型(図ではU型に近いが)に形成したCリングであり、C型の中央部分がカプラ本体8の外径部に設けられる取付け溝部16に掛止される。
さらに、カプラ本体8には、前記取付け溝部16の両側端と対向し、かつ取付け溝部と直交する方向に切欠部17が設けられる。すなわち、これら切欠部17は取付け溝部16と同一高さ位置に、カプラ本体8の外周面から内周面に亘って切欠され、カプラ本体8の一部が横溝状に孔明け加工されることになる。
前記バヨネット15の両脚部15aは、それぞれがカプラ本体8の切欠部17に掛合されていて、この位置はパッキン体10上端部およびベースバルブ9の杆状部9b尖鋭状先端と略同一高さである。切欠部17が横溝状に孔明け加工されているので、ここに掛合するバヨネット15の両脚部15a一部は、カプラ本体8内径よりも内側に露出する。また、図2(A)の正面(紙面)側、もしくは背面(裏面)側からは、切欠部17に掛合するバヨネット15の脚部15aが全て露出することになる。
前記バヨネット15の両脚部15aは、それぞれがカプラ本体8の切欠部17に掛合されていて、この位置はパッキン体10上端部およびベースバルブ9の杆状部9b尖鋭状先端と略同一高さである。切欠部17が横溝状に孔明け加工されているので、ここに掛合するバヨネット15の両脚部15a一部は、カプラ本体8内径よりも内側に露出する。また、図2(A)の正面(紙面)側、もしくは背面(裏面)側からは、切欠部17に掛合するバヨネット15の脚部15aが全て露出することになる。
このようにして構成される雌形カプラ5に対して、前記雄形カプラ20は後述するように構成される。
すなわち、補給容器2の供給用口体4外周面は雄ねじ加工されていて、このねじ部4aにカードリッジバルブ21を抱持した状態でカートリッジホルダ22が螺着され、これらカードリッジバルブ21とカートリッジホルダ22とで雄形カプラ20が構成される。
前記カードリッジホルダ22は、補給容器2と同じ合成樹脂材から形成されるが、たとえば金属材を用いても何ら支障もない。全体的に袋ナット状をなし、基端部は供給用口体4のねじ部4aに螺合するよう雌ねじ加工され、このねじ部22aから先端側は略先細り状の先端部22bが形成される。先端部22bの外径は、カプラ本体8の内径と略同一に形成されていて、先端部22bをカプラ本体8内に挿入可能である。
すなわち、補給容器2の供給用口体4外周面は雄ねじ加工されていて、このねじ部4aにカードリッジバルブ21を抱持した状態でカートリッジホルダ22が螺着され、これらカードリッジバルブ21とカートリッジホルダ22とで雄形カプラ20が構成される。
前記カードリッジホルダ22は、補給容器2と同じ合成樹脂材から形成されるが、たとえば金属材を用いても何ら支障もない。全体的に袋ナット状をなし、基端部は供給用口体4のねじ部4aに螺合するよう雌ねじ加工され、このねじ部22aから先端側は略先細り状の先端部22bが形成される。先端部22bの外径は、カプラ本体8の内径と略同一に形成されていて、先端部22bをカプラ本体8内に挿入可能である。
カートリッジホルダ22の先端部22b端面から所定距離存した外周部には掛止段部23が設けられていて、この掛止段部はバヨネット15の断面半径と略同一に形成される。先端部22b内には前記カートリッジバルブ21の後述する弁体21aを収容し、かつこの開口端周辺に沿って前記弁体21aに形成される弁部24と接触し、供給用口体4を閉塞する弁座25が形成される。この弁座25から先端側は開口され供給孔26となっている。
前記カードリッジバルブ21は、雌形カプラ20を構成するパッキン体10と同様、たとえばゴム材などの弾性材からなる。図における上端部が円板状に形成される基部21bとなっていて、この基部の軸芯部分から下方へ一体に前記弁体21aが突設される。
前記カードリッジバルブ21は、雌形カプラ20を構成するパッキン体10と同様、たとえばゴム材などの弾性材からなる。図における上端部が円板状に形成される基部21bとなっていて、この基部の軸芯部分から下方へ一体に前記弁体21aが突設される。
前記基部21bの周端部分は供給用口体4端面とカードリッジホルダ22との間に挟持固定される。さらに、基部21bには複数の孔部27が所定間隔を存して設けられる。これら孔部27の一端側は、カードリッジホルダ22の基端部と先端部22bとを連結する肩部分に押圧されて閉成状態となるが、孔部27の他端側は前記供給用口体4の内径側に位置して開放されている。
前記弁体21aは、所定の肉厚をもって断面略U字状に突設され、前記カートリッジホルダ22の先端部22b内に収容されることは上述したとおりである。弁体21aの突出端部は半球状をなす弁部24となっていて、カートリッジホルダ22の先端部22b内径に形成される弁座25に当接して供給用口体4の供給孔26を閉塞している。
前記弁体21aは、所定の肉厚をもって断面略U字状に突設され、前記カートリッジホルダ22の先端部22b内に収容されることは上述したとおりである。弁体21aの突出端部は半球状をなす弁部24となっていて、カートリッジホルダ22の先端部22b内径に形成される弁座25に当接して供給用口体4の供給孔26を閉塞している。
以上述べた構成であるので、図1および図2(A)に示すように補給容器2を上下逆に倒立させた姿勢を保持しても、あるいは斜め姿勢であっても、カートリッジバルブ21の弁部24がカードリッジホルダ22の弁座25に接触していることは変りがなく、補給容器2の内部に貯溜される電池用溶液Sが供給孔26から外部に漏出することがない。
補給容器2内にある電池用溶液Sを電池容器1に補給するには、先に図1および図2(A)に示すように、補給容器2を倒立させて、この供給用口体4に取付けられる雄形カプラ20を電池容器1の注入用口体3に取付けられる雌形カプラ5に対向する。そして、雄形カプラ20を構成するカートリッジホルダ22の先端部22bを雌形カプラ5を構成するカプラ本体8の上端開口部内に挿入する。
補給容器2内にある電池用溶液Sを電池容器1に補給するには、先に図1および図2(A)に示すように、補給容器2を倒立させて、この供給用口体4に取付けられる雄形カプラ20を電池容器1の注入用口体3に取付けられる雌形カプラ5に対向する。そして、雄形カプラ20を構成するカートリッジホルダ22の先端部22bを雌形カプラ5を構成するカプラ本体8の上端開口部内に挿入する。
図5は、雄形カプラ20のカートリッジホルダ先端部22bを雌形カプラ5のカプラ本体8内に挿入し、先端部端面がパッキン体10に当接した位置から0.5mm程度押し下げた状態での断面図である。
カートリッジホルダ22内に収容されるカートリッジバルブ21の弁体21aが、カートリッジホルダ22に設けられる弁座25に接触して供給用口体4を閉塞する状態には何らの変更もないが、カートリッジバルブ先端部22b端面がカプラ本体8内に挿入してパッキン体10に接触し、さらにこれを押し下げる。
カートリッジホルダ22内に収容されるカートリッジバルブ21の弁体21aが、カートリッジホルダ22に設けられる弁座25に接触して供給用口体4を閉塞する状態には何らの変更もないが、カートリッジバルブ先端部22b端面がカプラ本体8内に挿入してパッキン体10に接触し、さらにこれを押し下げる。
パッキン体10の下部に設けられる掛合凹部10aがカプラ本体8の掛止突部8bに掛合している状態は少しの変化もないので、パッキン本体10の掛合凹部10aよりも上部側がカートリッジバルブ先端部22bの押し下げにより弾性変形する。パッキン体10は径方向に膨出変形し、外周面がカプラ本体8の内周面に接触する。ただし、パッキン体10を支持するベースバルブ9とバルブ支持座7の姿勢位置は何らの影響も受けない。
同時に、先端部22b開口である供給孔26にベースバルブ9の杆状部9b先端が介挿して、カートリッジバルブ21の弁体21a先端面が杆状部先端に当接する。カートリッジバルブ先端部22b端面の位置は、前記バヨネット15の下辺と略同一高さにあり、かつ先端部外周面に設けられる掛止段部23がカプラ本体8の上端内部に挿入する。
同時に、先端部22b開口である供給孔26にベースバルブ9の杆状部9b先端が介挿して、カートリッジバルブ21の弁体21a先端面が杆状部先端に当接する。カートリッジバルブ先端部22b端面の位置は、前記バヨネット15の下辺と略同一高さにあり、かつ先端部外周面に設けられる掛止段部23がカプラ本体8の上端内部に挿入する。
図5の位置から、さらに0.5mm程度、補給容器2を押し下げた状態を図6に示す。
カートリッジホルダ22の先端部22bが、図5の位置から同距離(0.5mm程度)だけカプラ本体8内に挿入される。この位置では、先端部22bの最大径部分がカプラ本体8の内径部に露出するバヨネット15の両脚部15a部分に当接して、両脚部を外方に拡開変形させる。
さらに、カートリッジホルダ先端部22bがパッキン体10を押し下げて、より圧潰変形させる。カートリッジバルブ21がベースバルブ9に押圧力を付与し、この影響でベースバルブを支持するバルブ支持座7の突部7bが弾性変形して、バースバルブ9が押し下げられる。ベースバルブ9の弁座部9a上面がパッキン体10下端面と離間し、隙間が形成されるが、カートリッジバルブ弁体21aの弁部24がカートリッジホルダ22の弁座25に当接することには変りがなく、補給容器2の供給用口体4は依然として閉塞状態にある。
カートリッジホルダ22の先端部22bが、図5の位置から同距離(0.5mm程度)だけカプラ本体8内に挿入される。この位置では、先端部22bの最大径部分がカプラ本体8の内径部に露出するバヨネット15の両脚部15a部分に当接して、両脚部を外方に拡開変形させる。
さらに、カートリッジホルダ先端部22bがパッキン体10を押し下げて、より圧潰変形させる。カートリッジバルブ21がベースバルブ9に押圧力を付与し、この影響でベースバルブを支持するバルブ支持座7の突部7bが弾性変形して、バースバルブ9が押し下げられる。ベースバルブ9の弁座部9a上面がパッキン体10下端面と離間し、隙間が形成されるが、カートリッジバルブ弁体21aの弁部24がカートリッジホルダ22の弁座25に当接することには変りがなく、補給容器2の供給用口体4は依然として閉塞状態にある。
図6の位置から補給容器2を、さらに0.5mm程度押し下げた状態を図7に示す。
このとき、カートリッジホルダ先端部22bにおける最大径部分がバヨネット両脚部15aを乗り越え、これら脚部に弾性復帰力が作用して先端部22bに設けられる掛止段部23に掛合する。
すなわち、作業者は補給容器2を持って雄形カプラ20を電池容器1の雌形カプラ5に約1.5mm程度挿入することでクリック感覚を得られることになり、作業性が極めて良好である。
この状態では、カートリッジホルダ先端部22bによってパッキン体10がさらに押し下げられ、掛合凹部10aから上の部分が圧潰される。バースバルブ9はカートリッジバルブ21によってさらに押し下げられるが、このカートリッジバルブを支持するバルブ支持座7の突部7bはほとんど限界状態で圧潰変形しているので、実際に押し下げられる量はほとんどない。
このとき、カートリッジホルダ先端部22bにおける最大径部分がバヨネット両脚部15aを乗り越え、これら脚部に弾性復帰力が作用して先端部22bに設けられる掛止段部23に掛合する。
すなわち、作業者は補給容器2を持って雄形カプラ20を電池容器1の雌形カプラ5に約1.5mm程度挿入することでクリック感覚を得られることになり、作業性が極めて良好である。
この状態では、カートリッジホルダ先端部22bによってパッキン体10がさらに押し下げられ、掛合凹部10aから上の部分が圧潰される。バースバルブ9はカートリッジバルブ21によってさらに押し下げられるが、このカートリッジバルブを支持するバルブ支持座7の突部7bはほとんど限界状態で圧潰変形しているので、実際に押し下げられる量はほとんどない。
一方、カートリッジバルブ21においては、弁体21a端面がベースバルブ杆状部9b先端に当接し、これ以上の押し下げが規制されているところから、逆に、弁体21aがベースバルブ9から押上げ力を受け、その影響が基部21bに及ぶ。上述したように、前記基部21bは周端部のみカートリッジホルダ22と供給用口体4端面との間に挟持固定されてはいるが、この挟持部分から中心軸側は何ら拘束されておらず、全くの自由状態になっている。
したがって、ベースバルブ9の押上げ力が弁体21aを介して基部21bに及び、この影響を受けて基部は挟持される周端部を除いて斜め状に弾性変形するとともに、弁体21aは押上げられて先端の弁部24はカートリッジホルダ先端部22aの弁座25から離間し、弁座は開放状態になる。
補給容器2内に貯溜される電池用溶液Sは、図に矢印で示すようにカートリッジバルブ21の孔部26から弁体21a外周面とカートリッジホルダ先端部22aの内径部との間隙を存して導かれ、開放された弁座25を通過する。そして、電池用溶液Sは供給孔26とベースバルブ杆状部9bに設けられる弁溝13に沿って導かれる。
補給容器2内に貯溜される電池用溶液Sは、図に矢印で示すようにカートリッジバルブ21の孔部26から弁体21a外周面とカートリッジホルダ先端部22aの内径部との間隙を存して導かれ、開放された弁座25を通過する。そして、電池用溶液Sは供給孔26とベースバルブ杆状部9bに設けられる弁溝13に沿って導かれる。
依然として、ベースバルブ9の弁座部9aとパッキン体10下端面との間に隙間が形成されているので、前記弁溝13から導かれた電池用溶液Sがこれらの隙間を流通する。さらに電池用溶液Sは、ベースバルブ弁座部9a周面とカプラ本体8内径との隙間を介してバルブ支持座7の基板部7a上に導かれ、ここに設けられるガイド孔12を介して凹部6cに導かれ、最終的に第2の孔部6bから電池容器1内に流入する。
このようにして、作業者が補給容器2の雄形カプラ20を電池容器1の雌形カプラ5に所定深さ(略1.5mm程度)挿入するだけで、補給容器2内の電池用溶液Sが電池容器1内に補給される。所定深さを挿入するまで雄形カプラ20での弁座25の開放が規制される構造となっているから、挿入途中での液漏れの虞れが一切ない。所定深さを挿入すれば、カートリッジホルダ先端部22の掛止段部23がバヨネット15に掛合してクリック感を得られ、挿入作業終了を容易に感知できる。補給状態で電池用溶液Sは円滑に導かれて、ここでも液漏れの虞れが全くない。
このようにして、作業者が補給容器2の雄形カプラ20を電池容器1の雌形カプラ5に所定深さ(略1.5mm程度)挿入するだけで、補給容器2内の電池用溶液Sが電池容器1内に補給される。所定深さを挿入するまで雄形カプラ20での弁座25の開放が規制される構造となっているから、挿入途中での液漏れの虞れが一切ない。所定深さを挿入すれば、カートリッジホルダ先端部22の掛止段部23がバヨネット15に掛合してクリック感を得られ、挿入作業終了を容易に感知できる。補給状態で電池用溶液Sは円滑に導かれて、ここでも液漏れの虞れが全くない。
所定量の電池用溶液Sを補給し終えたら、補給容器2の雄形カプラ20を電池容器1の雌形カプラ5から抜き出す。したがって、図7の状態から逆に図6の状態と、図5の状態を経て図2(A)に示す状態に戻る。特に、図7から図6の状態に戻るには、電池容器1を一方の手で抑え付け、補給容器2を0.5mm程度持ち上げるだけで、カートリッジホルダ掛止段部23がバヨネット15から抜け出る。このとき補給容器2は、ほとんど指の力だけで持ち上げることが可能であり、特に大きな力は必要がない。
同時に、カートリッジバルブ21の弁体21aが押し戻されて弁部24が弁座25に当接し、閉塞状態に戻る。したがって、雄形カプラ20を雌形カプラ5から完全に抜取るよりも以前に、補給容器2の雄形カプラ20は閉塞状態に戻り、完全抜取り時での液漏れ、もしくは液垂れ現象の虞れが全くない。
同時に、カートリッジバルブ21の弁体21aが押し戻されて弁部24が弁座25に当接し、閉塞状態に戻る。したがって、雄形カプラ20を雌形カプラ5から完全に抜取るよりも以前に、補給容器2の雄形カプラ20は閉塞状態に戻り、完全抜取り時での液漏れ、もしくは液垂れ現象の虞れが全くない。
以上延べたように、補給容器2の電池用溶液Sを電池容器1へ補給するにあたって、補給容器2を電池容器1に接続する作業と、電池用溶液Sを補給する作業および電池容器1から補給容器2を離脱する作業の全てが、ほとんど指の力ですみ、作業性の向上を得られる。しかも、作業の開始から終了までに至る間に電池用溶液Sが外部に漏れ出すことがなく、信頼性の向上を図れる。
なお、燃料電池は長時間使用すると、電気分解で発生したガスが電池容器1内に充満してしまい内圧が高まる。先に説明したように、補給容器2の雄形カプラ20と電池容器1の雌形カプラ5とを連結して弁座25を開放しても、電池容器1側の内圧が高ければ、その内圧に負けて補給容器2から電池用溶液Sを補給することができない。
なお、燃料電池は長時間使用すると、電気分解で発生したガスが電池容器1内に充満してしまい内圧が高まる。先に説明したように、補給容器2の雄形カプラ20と電池容器1の雌形カプラ5とを連結して弁座25を開放しても、電池容器1側の内圧が高ければ、その内圧に負けて補給容器2から電池用溶液Sを補給することができない。
そこで、図8(A)もしくは(B)に示す構成を採用することにより、電池容器1側の内圧が上昇したら自然的に脱気させて、常に電池容器1内を設定圧以内に保持することができる。
図8(A)は、たとえば多気孔を有するスポンジ材から構成されるパッキン体10Aを用いている。図のように、パッキン体10Aは円滑に弾性変形するとともに、特に弾性変形した状態であっても、また弾性変形していなくても、素材を構成する粒子間をガスが流通する。したがって、電池容器1内に充満するガスは円滑に脱気され、容器内圧の上昇を抑制する。
図8(B)は、パッキン体10Bの素材を先に説明したようにゴム材とするが、特にベースバルブ9の弁座部9aに支持されるパッキン体10Bの下端部を、周端部を残して凹状に形成する。すなわち、パッキン体10Bの下端部には舌片部30が一体に設けられることになり、この舌片部30がベースバルブ弁座部9a上に載る。
図8(A)は、たとえば多気孔を有するスポンジ材から構成されるパッキン体10Aを用いている。図のように、パッキン体10Aは円滑に弾性変形するとともに、特に弾性変形した状態であっても、また弾性変形していなくても、素材を構成する粒子間をガスが流通する。したがって、電池容器1内に充満するガスは円滑に脱気され、容器内圧の上昇を抑制する。
図8(B)は、パッキン体10Bの素材を先に説明したようにゴム材とするが、特にベースバルブ9の弁座部9aに支持されるパッキン体10Bの下端部を、周端部を残して凹状に形成する。すなわち、パッキン体10Bの下端部には舌片部30が一体に設けられることになり、この舌片部30がベースバルブ弁座部9a上に載る。
電池容器1の内圧が高まれば、その影響がパッキン体10Bの舌片部30外周面にかかる。舌片部30は、薄肉状のものであるから、内圧を受けて図のように内側に折曲するよう弾性変形する。したがって、舌片部30とベースバルブ弁座部9aとの間に隙間が形成されて、ここから電池容器1内に充満するガスが円滑に流通し、電池容器内は脱気されて内圧の上昇を抑制する。
さらに、本発明は上述の構成に限定されるものではなく、本発明の特徴を超えない範囲で種々の変形例を採用することができる。
さらに、本発明は上述の構成に限定されるものではなく、本発明の特徴を超えない範囲で種々の変形例を採用することができる。
1…電池容器(液体タンク)、3…注入用口体、5…雌形カプラ、6a…第1の孔部、11…軸孔、7b…突部、7…バルブ支持座、8…カプラ本体、9c…挿嵌部、9a…弁座部、9…ベースバルブ、13…弁溝、9b…杆状部、10…パッキン体、15…バヨネット、30…舌片部、2…補給容器(液体保持容器)、4…供給用口体、20…雄形カプラ、25…弁座、26…供給孔、22…カートリッジホルダ、22a…(カートリッジホルダの)先端部、24…弁部、21a…弁体、21b…基部、21…カートリッジバルブ、27…孔部。
Claims (4)
- 液体タンクの注入用口体に設けられ、通常は閉塞され、液体タンクに液体を補給する際には開放される雌形カプラにおいて、
前記注入用口体の孔部に収容され、軸芯に沿って軸孔が設けられる突部を備えたバルブ支持座と、
このバルブ支持座における突部周辺に載置され、一部が前記注入用口体に埋設されて位置固定される筒状体からなるカプラ本体と、
このカプラ本体内に収容され、前記バルブ支持座の軸孔に挿入される挿嵌部と、バルブ支持座の突部上に載置される弁座部とが連設されるベースバルブと、
このベースバルブの弁座部上に突設され、周面に、軸方向に沿って複数条の弁溝を備えた杆状部と、
前記ベースバルブの弁座部上に載置されるとともに、前記杆状部を収容し、前記カプラ本体に対して一部が固定保持される、弾性変形可能なパッキン体とを具備し、
通常の状態でパッキン体の一部が、ベースバルブ弁座部とカプラ本体の固定保持部との間に挟持されてシール状態を保持し、ベースバルブの杆状部が押圧されることで前記弁座部を介してバルブ支持座突部が弾性変形をなし、弁座部とパッキン体端面とが離間して、ベースバルブ杆状部の弁溝から弁座部とパッキン体との隙間を介して液体タンク内へ液体の補給を可能としたことを特徴とする雌形カプラ。 - 前記カプラ本体に、ベースバルブの杆状部を押圧する押圧体の位置を保持するためのバヨネットを備えたことを特徴とする請求項1記載の雌形カプラ。
- 前記パッキン体は、液体タンク内を脱気して内圧を低下させるために、多気孔を有するスポンジ材から構成される、もしくはベースバルブ弁座部と接触する部位に舌片部が形成されることを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の雌形カプラ。
- 液体保持容器の供給用口体に設けられ、通常は閉塞され、液体保持容器から外部へ液体を供出する際には開放される雄形カプラにおいて、
前記供給用口体に取付けられ、先端部に弁座と、この弁座に連通する供給孔を備えたカートリッジホルダと、
このカートリッジホルダの先端部内に挿入され、前記弁座に当接して供給孔を閉塞する弁部を備えた弁体と、この弁体の基端に設けられ周端部のみが前記供給用口体とカートリッジホルダとによって挟持固定される基部を備えたカートリッジバルブと、
このカートリッジバルブの基部に設けられる孔部とを具備し、
通常の状態で、カートリッジバルブ弁部がカートリッジホルダ先端部の弁座に当接してシール状態を保持し、供給孔を介してカートリッジバルブ弁体が押圧されることによりカートリッジバルブ基部が弾性変形をなし、弁体弁部と弁座との間に隙間が形成されて液体を外部へ補給可能とすることを特徴とする雄形カプラ。
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