JPH0571682A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0571682A
JPH0571682A JP3237773A JP23777391A JPH0571682A JP H0571682 A JPH0571682 A JP H0571682A JP 3237773 A JP3237773 A JP 3237773A JP 23777391 A JP23777391 A JP 23777391A JP H0571682 A JPH0571682 A JP H0571682A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
male member
shaft
valve seat
push rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP3237773A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Izumi
敦 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Moore Co
Original Assignee
Nitta Moore Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸状の弁体を押し込んで雄部材を開弁させる
形式の管継手において、雄部材の寿命の短縮や閉弁機能
の減退を生じないようにするため、弁体が雌部材側の押
し棒により押し込まれた際に、弁体の軸線が雄部材の軸
線と同芯上に位置するようにすること。 【構成】 雄部材が、内周面に弁座部を有する筒状の主
体と、軸体の一端部を弁部とし、且つ、前記主体内にこ
れと同芯上に進退可能に収容されていると共に主体の一
部構成壁により軸体部分が支持された弁体と、前記弁体
と弁座部とが閉弁状態となるように付勢するバネとを有
するものであって、この雄部材を雌部材と接続したとき
に、雌部材に具備させた押し棒の先端部により上記弁体
がバネの付勢力に抗して押し込まれ、弁体が弁座部と離
反して開弁状態となる形式の管継手に於いて、押し棒の
先端部における上記弁体との同芯部分に、軸体端部の半
径方向への移動を阻止する支持部を具備させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管継手に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題の改善指向に伴い、従来
のフロンガスの使用が規制されるようになってきてお
り、自動車における冷房装置のフロンガスについても使
用規制されるに到っている。そして、前記冷房装置のフ
ロンガスには、環境破壊の可能性の少ないR134aタ
イプのフロンガスが使用されるようになった。
【0003】ところが、従来とは種類の異なるフロンガ
スを使用することから、特定の自動車において使用され
ているガスが、従来のフロンガス(以下、従来ガスとい
う)かR134aタイプのフロンガス(以下、改善用ガ
スという)かを視覚的に区別できるようにする必要が生
じ、このため、冷房装置へのガス充填用の管継手を従来
とは別構造の雄部材を使用(規格化されている)するよ
うになった。
【0004】この新しいタイプの管継手の雄部材は、図
4に示すように、筒状の主体1内に弁装置2を螺着した
構成としてあり、前記弁装置2は、同図に示す如く、軸
体20の一端部を弁部21とした弁体2aと、一端部に
弁座部23を有し且つ他端部に前記弁体2aの軸体20
を進退可能に支持する弁座体2bと、前記弁座部23に
弁部21を圧接すべく弁体2aを付勢するバネ24とか
ら構成されている。そして、この管継手では、雌部材と
の接続状態において、雌部材側に設けられた押し棒にお
ける平端面により上記した弁体2aにおける軸体20の
端部がバネ24の付勢力に抗して押し込まれ、弁座部2
3から弁部21が離反して開弁状態となるようにしてあ
る。
【0005】しかしながら、この雄継手では、弁体2a
が雌部材側の押し棒により押し込まれた際に、図4の二
点鎖線に示す如く、弁部21を有した軸体20の軸線が
弁座部23を有する弁座体2bのそれと偏芯状態となっ
てしまうという問題が生じてしまう。このような状態の
発生は、雄部材の閉弁機能の短命化を招来する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、上記形式の管継手において、雄部材の閉弁機能の短
命化を生じないようにするため、弁体が雌部材側の押し
棒により押し込まれた際においても、弁体の軸線が雄部
材の軸線と偏芯状態とならないようにすることを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この請求項1記
載の発明では、雄部材が、内周面に弁座部を有する筒状
の主体と、軸体の一端部を弁部とし、且つ、前記主体内
にこれと同芯上に進退可能に収容されていると共に主体
の一部構成壁により軸体部分が支持された弁体と、前記
弁体と弁座部とが閉弁状態となるように付勢するバネと
を有するものであって、この雄部材を雌部材と接続した
ときに、雌部材に具備させた押し棒の先端部により上記
弁体がバネの付勢力に抗して押し込まれ、弁体が弁座部
と離反して開弁状態となる形式の管継手に於いて、押し
棒の先端部における上記弁体との同芯部分に、軸体端部
の半径方向への移動を阻止する支持部を具備させてい
る。
【0008】又、請求項2記載の発明では、雄部材が、
筒状の主体と、前記主体内に取付けられ且つ内周面に弁
座部を有する弁座体と、軸体の一端部を弁部とし、且
つ、前記弁座体内にこれと同芯上に進退可能に収容され
ていると共に弁座体の一部構成壁により軸体部分が支持
された弁体と、前記弁体と弁座部とが閉弁状態となるよ
うに付勢するバネとを有するものであって、この雄部材
を雌部材と接続したときに、雌部材に具備させた押し棒
の先端部により上記弁体がバネの付勢力に抗して押し込
まれ、弁体が弁座部と離反して開弁状態となる形式の管
継手に於いて、押し棒の先端部における上記弁体との同
芯部分に、軸体端部の半径方向への移動を阻止する支持
部を具備させている。
【0009】請求項3記載の発明では、上記請求項1又
は2記載の発明の支持部を、凹み部で構成すると共にこ
の凹み部を軸体端部の大きさと略一致するものとしてい
る。請求項4記載の発明では、上記請求項1又は2記載
の発明の支持部を、凹み部で構成すると共にこの凹み部
を円錐形状としている。
【0010】
【作用】この発明は次のように作用する。 (請求項1又は2記載の発明の作用)押し棒の先端面に
おける上記弁体との同芯部分に、軸体端部の半径方向へ
の移動を阻止する支持部を具備させているから、弁体が
雌部材側の押し棒により押し込まれた(雄部材と雌部材
の接続された)際においても、弁体の軸線が雄部材の軸
線からほとんど偏芯しないものとなる。 (請求項3記載の発明の作用)雄部材と雌部材との接続
状態では軸体の端部は凹み部に挿入された状態となって
おり、前記凹み部は軸体の端部の大きさと略一致するも
のとしてあるから、軸体は凹み部に支持されて弁体の軸
線が雄部材の軸線からほとんど偏芯しないものとなる。 (請求項4記載の発明の作用)凹み部を円錐形状として
あるから、凹み部に挿入状態にある軸体の端部には弁体
の正規な軸線位置に近づくように力が作用することとな
り、その結果、弁体の軸線が雄部材の軸線からほとんど
偏芯しないものとなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面に従って説明する。この実施例の管継手は、図1〜
図3に示すように、雄部材Aと雌部材Bとから構成され
ており、前記雌部材Bに設けた鋼球5と雄部材Bとの係
合により、前記雄部材Aと雌部材Bとの接続状態が維持
される形式のものである。
【0012】雄部材Aは、図2に示すように、筒状の主
体1内に弁装置2を螺着した構成としてあり、これら相
互間には流体密性を確保するためのOリング25を介在
させてある。主体1は、図2及び図3に示すように、そ
の外周面の中程部分に周溝26が形成してあり、雌部材
Bとの接続状態においてこの周溝26内に上記した鋼球
5が収容せしめられるようになっている。
【0013】前記弁装置2は、同図に示す如く、軸体2
0の一端部を弁部21(細軸部に断面角形のゴムリング
を装着して成る)とした弁体2aと、一端部に弁座部2
3を有し且つ他端部に前記弁体2aの軸体20を進退可
能に支持する弁座体2bと、前記弁座部23に弁部21
を圧接すべく弁体2aを付勢するバネ24とから構成さ
れている。そして、雌部材Bとの接続状態において、雌
部材B側に設けられた押し棒6(図1参照)における平
端面により上記した弁体2aにおける軸体20の端部が
バネ24の付勢力に抗して押し込まれ、弁座部23から
弁部21が離反して開弁状態となるようにしてある。
【0014】雌部材Bは、図1に示すように、配管接続
部を有する部材3aとこれに螺着された筒部材3bとか
ら成る主体3と、前記主体3の先端部に一定範囲進退可
能に外挿され且つ接続端側にバネ付勢された操作筒4
と、前記部材3aの先端構成壁部分に内・外周両面に出
没可能に設けられた鋼球5と、流体通過孔61を有した
支持部62により主体1内に立設固定せしめられた押し
棒6と、前記主体3と押し棒6との間に一定範囲進退可
能に収容され且つ接続端側にバネ付勢された内筒7とか
ら構成されている。そして、前記押し棒6の先端面に、
図1に示すような、凹み部60(手段の欄に記載の支持
部と対応している)を設けると共にこの凹み部60を円
錐形状としている。
【0015】尚、上記した内筒7には、図1に示すよう
に、その外周面に主体3の内周面との流体密性を確保す
るためのOリング70を、内周面に押し棒6の拡大径部
との流体密性を確保するためのOリング71を、接続端
側拡大径の内周面に、雄部材Aとの接続状態おいて主体
1の外周面との流体密性を確保するためのOリング72
を、それぞれ配設してあり、前記Oリング70,71の
存在により非接続状態における流体漏れを阻止してい
る。そして、雄部材Aを雌部材Bに挿入接続した状態で
は、上記した主体1の押し込みによる内筒7の後退及
び、押し棒6の押圧力による弁体2aの後退により、図
3に示す如く、Oリング71及び弁部21と弁座部23
によるシール効果はなくなり、流体経路は矢印で示す如
く「開」状態なる。
【0016】この実施例の基本的構成は上記の如くであ
るから、接続状態では、図3に示すように、凹み部60
に軸体20端が挿入された状態となっており、凹み部6
0に挿入状態にある軸体20の端部には弁体2aの正規
な軸線位置に近づくような力が作用することとなる。し
たがって、前記弁体2aの軸線が雄部材Aの軸線からほ
とんど偏芯しないものとなり、雄部材の閉弁機能の短命
化を生じないこととなる。
【0017】尚、この実施例では、凹み部60を円錐状
に形成したものとしたが、これに限定されることなく、
前記凹み部60を軸体20端面の大きさと略一致するも
のとする構成を採用してもよい。又、上記実施例では、
手段の欄に記載した支持部を凹み部60としたが、これ
に限定されることなく、軸体端部の半径方向への移動を
阻止するものであれば、例えば、複数の突起等の構成を
採用してもよい。
【0018】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。従来の技術の欄に記載した雄部
材を有する管継手において、弁体が雌部材側の押し棒に
より押し込まれた際においても、弁体の軸線が雄部材の
軸線と偏芯状態とならないものとなるから、雄部材の閉
弁機能の短命化を生じないこととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の管継手の実施例における雌部材の断
面図。
【図2】この発明の管継手の実施例における雄部材の断
面図。
【図3】前記雌部材と雄部材を接続状態にしたとき図。
【図4】規格化された雄部材の説明図。
【符号の説明】 A 雄部材 B 雌部材 1 主体 2a 弁体 2b 弁座体 6 押し棒 20 軸体 21 弁部 23 弁座部 24 バネ 60 凹み部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄部材が、内周面に弁座部を有する筒状
    の主体と、軸体の一端部を弁部とし、且つ、前記主体内
    にこれと同芯上に進退可能に収容されていると共に主体
    の一部構成壁により軸体部分が支持された弁体と、前記
    弁体と弁座部とが閉弁状態となるように付勢するバネと
    を有するものであって、この雄部材を雌部材と接続した
    ときに、雌部材に具備させた押し棒の先端部により上記
    弁体がバネの付勢力に抗して押し込まれ、弁体が弁座部
    と離反して開弁状態となる形式の管継手に於いて、押し
    棒の先端部における上記弁体との同芯部分に、軸体端部
    の半径方向への移動を阻止する支持部を具備させたこと
    を特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 雄部材が、筒状の主体と、前記主体内に
    取付けられ且つ内周面に弁座部を有する弁座体と、軸体
    の一端部を弁部とし、且つ、前記弁座体内にこれと同芯
    上に進退可能に収容されていると共に弁座体の一部構成
    壁により軸体部分が支持された弁体と、前記弁体と弁座
    部とが閉弁状態となるように付勢するバネとを有するも
    のであって、この雄部材を雌部材と接続したときに、雌
    部材に具備させた押し棒の先端部により上記弁体がバネ
    の付勢力に抗して押し込まれ、弁体が弁座部と離反して
    開弁状態となる形式の管継手に於いて、押し棒の先端部
    における上記弁体との同芯部分に、軸体端部の半径方向
    への移動を阻止する支持部を具備させたことを特徴とす
    る管継手。
  3. 【請求項3】 支持部を、凹み部で構成すると共にこの
    凹み部を軸体端部の大きさと略一致するものとしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の管継手。
  4. 【請求項4】 支持部を、凹み部で構成すると共にこの
    凹み部を円錐形状としたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の管継手。
JP3237773A 1991-09-18 1991-09-18 管継手 Pending JPH0571682A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100376836C (zh) * 2004-09-27 2008-03-26 株式会社东芝 耦合器
CN104633348A (zh) * 2014-12-16 2015-05-20 中航光电科技股份有限公司 快速接头公头
JP2018054124A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 シュトイブリー・ファベルゲ 継手及びこのような継手と組み合わされるサイクル車用の油圧ブレーキ回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0319671U (ja) * 1989-06-30 1991-02-26

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