JP2006092889A - 単位燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、クリップを用いることなく、セパレータと高分子電解質膜とを固定できる単位燃料電池を提供することを課題とする。
【解決手段】 セパレータ本体11の縁にシール材14を一体形成することで一対のセパレータ15を構成し、一方のセパレータ15に板状の電極膜構造体55を載せ、この電極膜構造体55に他方のセパレータ15を載せるとともにシール材14で気密性を確保するようにした、単位燃料電池23において、シール材14は、セパレータ本体11に嵌合により取付けることができるコ字断面ピース61と、射出成形で形成する樹脂材料71とで構成し、一方のコ字断面ピース61を非透光型熱可塑性樹脂材料25で構成し、他方のコ字断面ピース61を透光型熱可塑性樹脂材料24で構成し、コ字断面ピース61、61同士を重ね、他方のコ字断面ピース61を通過させたレーザ光線で、コ字断面ピース61、61同士の境界部22を溶融、凝固させて接合する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、固体高分子形燃料電池において、電極膜構造体と、この電極膜構造体を挟持する一対のセパレータとからなる単位燃料電池に関する。
従来、電極膜構造体と、この電極膜構造体を挟持する一対のセパレータとからなる単位燃料電池の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−246044公報(図5)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図12は従来の技術の基本構成を説明する図であり、予め液状シールを塗布した2枚のセパレータ101、102の間に膜電極膜構造体103を配置し、上下から押さえ治具104、105により挟み、オーブン等に入れて加熱し、液状シールを硬化させ、単位燃料電池を仮組立する。このとき、セパレータ101、102に対する膜電極膜構造体103の位置決めをするため、膜電極膜構造体103の縁部を支持するクリップ106、106が用いられる。
しかし、クリップ106、106の取付けは手作業で行っており、膜電極膜構造体103の縁部にクリップ106、106を取付けるため、工数がかかる。加えて、単位燃料電池を複数重ねスタックを組立てる際に、単位燃料電池同士がばらけるという課題もある。
そこで本発明は、クリップを用いることなく、セパレータと高分子電解質膜とを固定できる単位燃料電池を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、セパレータ本体の縁にシール材を一体形成することで一対のセパレータを構成し、一方のセパレータに板状の電極膜構造体を載せ、この電極膜構造体に他方のセパレータを載せるとともに前記シール材で気密性を確保するようにした、単位燃料電池において、セパレータ本体の縁は、セパレータ本体に嵌合により取付けることができるコ字断面ピースと、射出成形で形成する樹脂材料とで構成し、一方のコ字断面ピースを非透光型熱可塑性樹脂材料で構成し、他方のコ字断面ピースを透光型熱可塑性樹脂材料で構成し、コ字断面ピース同士を重ね、前記他方のコ字断面ピースを通過させたレーザ光線で、コ字断面ピース同士の境界部を溶融、凝固させることで接合してなることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、電極膜構造体を挟持する一対のセパレータを配置し、これらのセパレータに被覆したセパレータ本体の縁は、セパレータ本体に嵌合により取付けることができるコ字断面ピースと、射出成形で形成する樹脂材料とで構成し、一方のコ字断面ピースを非透光型熱可塑性樹脂材料で構成し、他方のコ字断面ピースを透光型熱可塑性樹脂材料で構成した。
セパレータ本体の縁にコ字断面ピースを挟んだので、単位燃料電池を成形する際、セパレータに反り、うねり及び歪みなどが生じていても、それらを矯正し、シール材皮膜不良の発生を抑えることができるという利点がある。
そして、セパレータ同士を重ね、コ字断面ピースにレーザ光線をあて、セパレータ同士の境界部を溶融、凝固させることで接合するようにした。
レーザー光は、アクリル板などの透光型部材を透過するため、シール材の上に透光型の押え部材を載せると、この押え部材の自重により簡単にコ字断面ピース同士を押え、上方からレーザ光線をあてることで容易に接合することができる。
シール材の上に押え部材を載せることで、クリップなどの保持治具を用いることなく、電極膜構造体にセパレータを密着させ、レーザ光線で容易に接合することができる。
この結果、簡便に作業を行えるため、組立工数を削減できるという利点がある。
加えて、セパレータ同士はレーザ光線により強固に接合できるので、単位燃料電池を積層する工程において、接合したセパレータ同士がばらけるという不具合もない。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1はコ字断面ピースをセパレータ本体の縁に嵌合することを説明する図であり、セパレータ本体11に高さHのコ字断面ピース61を準備する。そして、準備したコ字断面ピース61をセパレータ本体11の縁66に嵌合することを示す。
図2は本発明に係るコ字断面ピースを配置し、シール材を一体成形する前のセパレータの要部断面図であり、下型62にコ字断面ピース61を付けたセパレータ本体11をセットし、上型64を被せる。
次に、射出金型60のキャビティ63、65へ溶融シール材を注入してセパレータ本体11にシール材を一体成形する。
図3は本発明に係るセパレータの完成図であり、セパレータ15は、シール材14の上下方向総高さHに相当する高さのコ字断面ピース61をセパレータ本体11の縁66に嵌合し、コ字断面ピース61付きのセパレータ本体11を射出金型60にセットした後、射出金型60のキャビティ63、65へ溶融シール材を注入する。そして、金型を開いてシール材14とコ字断面ピースの付いたセパレータ本体11を、上型64を開き取出したものである。
セパレータ本体11の縁66に、コ字断面ピース61をセットすることで、セパレータ本体11に反り、うねり及び歪みなどが生じていても、それらを矯正し、シール材皮膜不良の発生を抑えることができる。この結果、歪みのないセパレータ15を得ることができる。
加えて、コ字断面ピース61によりセパレータ本体11の上下面12、13を同時に保持できるため、セパレータ本体11の歪みなどを矯正するため、上下面を個別に保持するという手間を省くことができる。
この結果、製造コストを削減することができる。
射出した溶融シール材14はシリコーンゴムであり、コ字断面ピース61は、けい素又はけい素化合物を含む部材である。
コ字断面ピース61にけい素又はけい素化合物を含有させたので、射出成形する液状ゴムであるシール材と同じ成分を含むことになり、シール材14とコ字断面ピース61との好ましい接合が得られる。
上記の製造方法により、セパレータ本体11の縁66の上下面12、13にシール材14を備える燃料電池用セパレータ15を製造することができる。
セパレータ本体11の縁66にコ字断面ピース61を嵌め、このコ字断面ピース61をシール材14に埋設されるように成形することで、セパレータに反り、うねり及び歪みなどが生じていても、それらを矯正し、シール材皮膜不良の発生を抑えることができる。
図4は本発明に係るセパレータと電極膜構造体を準備する図であり、シール面の断面形状のうちの寸法Gは、板状の電極膜構造体を挟持する関係上、寸法Gがゼロのセパレータと、電極膜構造体の厚さ分Gbだけ確保したセパレータと、2種類の仕様のセパレータを準備することを示す。
図5は本発明に係る電極膜構造体の上下をセパレータ本体に一体形成したシール材で挟持した状態で、コ字断面ピース同士をレーザ光線で接合することを示す単位燃料電池の要部断面図であり、セパレータ同士の境界部をレーザ光線で接合することを示す。
ベースとなるベース治具56の上に、図4において準備した一方のセパレータ15と、電極膜構造体55と、他方のセパレータ15を順に載せ、上方から、例えばアクリル板などの透光型の部材57を載せ、電極膜構造体55をセパレータの挟み面58で挟みつつ、一方のセパレータ15の下面に埋設し、非透光型熱可塑性樹脂材料25で形成した一方のコ字断面ピース61と、他方のセパレータ15の上面に埋設し、透光型熱可塑性樹脂材料24で形成した他方のコ字断面ピース61とを密着させる。そして、縁の部分にレーザ光線Lをあて、境界部22を溶融・凝固させ接合する。
すなわち、シール材14は、セパレータ本体11の縁に嵌合により取付けることができるコ字断面ピース61と、射出成形で形成する樹脂材料71とで構成し、一方のコ字断面ピース61を非透光型熱可塑性樹脂材料25で構成し、他方のコ字断面ピース61を透光型熱可塑性樹脂材料24で構成し、コ字断面ピース61、61同士を重ね、他方のコ字断面ピース61を通過させたレーザ光線で、コ字断面ピース61、61同士の境界部22を溶融、凝固させることで接合してなる。
レーザー光Lは、アクリル板などの透光型の部材57を透過するため、コ字断面ピース61の上に透光型の部材57を載せると、この透光型の部材57の自重によりシール材14同士を押え、密着させることができ、レーザ光線Lをあてて容易に固定することができる。
この結果、クリップなど保持治具を用いることなく、電極膜構造体55にセパレータ15を密着させ、レーザ光線Lで接合することができる。保持治具をセットする手間も無くなり、簡便に作業を行えるため、組立工数を削減できるという利点がある。
加えて、セパレータ15同士は強固に接合できるので、単位燃料電池23を積層する工程において、接合したセパレータ15同士がばらける虞もない。
さらに、これらのセパレータ本体11の縁66をコ字断面ピース61で挟むようにした。
セパレータ本体11の縁66にコ字断面ピース61を挟んだので、単位燃料電池23を成形する際、セパレータ15に、反り、うねり及び歪みなどが生じていても、それらを矯正し、シール材皮膜不良の発生を抑えることができる。
なお、本実施例において、レーザ光線の発生装置にはダイオードレーザを使用したが、YAGレーザでも、炭酸ガスレーザでも良くその種類に限定されない。
また、レーザ光線の波長は、相手側となる樹脂の透光度やランニングコストなどとの兼ね合いから決めるものとする。
図6は本発明に係る単位燃料電池の完成図であり、シール材14同士を重ね、シール材14に埋設したコ字断面ピース61にレーザ光線をあて、セパレータ15同士の境界部22を溶融、凝固させることにより単位燃料電池23を製造することができる。
単位燃料電池23が形成され、これらの単位燃料電池23を積層することで誤組立などのない燃料電池スタックを容易に製造することができる。
また、セパレータ15同士はレーザ光線Lにより強固に接合できるので、単位燃料電池23を積層する工程において、接合したセパレータ15同士がばらける虞もない。
図7は別実施例に係る射出成形の説明図である。
(a)は射出金型に球状の保持部材16を備えたセパレータ本体をセットすることを示す図であり、第1下型42に球状の保持部材16を付けたセパレータ本体11をセットし、上型43を載せる。なお、上型43は、溶融シール材を注入するゲート44、45を備え、各々のゲート44、45に供給経路であるランナ46、47を介して溶融シール材を供給する不図示のシリンダから射出することができる金型である。
第1下型42に上型43を合わせ、射出金型41を閉じると、セパレータ本体11に付けた球状の保持部材16は上型43のキャビティ51に当接する。
(b)において、不図示のシリンダを用い、ゲート44を介してキャビティ51へ溶融シール材を射出する。シール材が固まったら上型43から第1下型42を外す。
(c)において、上型43に第2下型54を合わせる。
このとき、セパレータ本体11に付けた保持部材16は、上型43のキャビティ51とセパレータ本体11とに当接させたので、セパレータ本体11に反り、うねり、歪みは発生しない。
この結果、シール材14を一定厚さに被覆したセパレータ15を得ることができる。
シール材14はシリコーンゴムであり、保持部材は、けい素又はけい素化合物を含むことを特徴とする。
シール材にシリコーンゴムを使うので、絶縁性、耐熱性、撥水性、耐老化性、耐薬品性の効果が得られる。
加えて、球状の保持部材16にけい素又はけい素化合物を含有させたので、射出成形するシール材であるシリコーンゴムと同じ成分を含むことになり、シール材14と保持部材16との間に好ましい接合が得られる。
また、球状の保持部材16を配置した後、球状の保持部材16の表面にけい素若しくはけい素化合物を含有したプライマーを塗布し、溶融シール材を射出成形することで、更にシール材14と球状の保持部材16との間の接合を良好にすることも可能である。
(d)において、上型43に備えるもう一つのゲート45から第2下型54のキャビティ52に溶融シール材を注入する状態を示す図であり、上型43に第2下型54を合わせ、不図示のシリンダを用いゲート45を介してキャビティ52へ溶融シール材を射出する。
キャビティ52にゲート45から溶融シール材を注入することで、反り、うねり及び歪みなどが生じていてもそれらを矯正し、シール材皮膜不良の発生を抑えることができる。
なお、シール材14を一体成形したセパレータ本体11は、1つの単位燃料電池あたり一対、2枚の部材が必要となる。
従って、シール面の断面形状のうちの寸法Gは、板状の電極膜構造体を挟持する関係上、寸法Gがゼロのセパレータ15と、電極膜構造体の厚さ分だけ確保したセパレータ15と、2種類の仕様のセパレータが必要であり、本実施例においては、電極膜構造体の厚さ分Gaだけ確保した仕様のセパレータの成形過程を示した。
図8は図3の別実施例図であり、セパレータ本体11の一部に、球状の保持部材16を付け、球状の保持部材16をシール材14に埋設されるように成形することで、反り、うねり及び歪みなどが生じていても、それらを矯正し、シール材皮膜不良の発生を抑えることができる。
図9は図4の別実施例図であり、前述のように、シール面の断面形状のうちの寸法Gは、板状の電極膜構造体を挟持する関係上、寸法Gがゼロのセパレータ14と、電極膜構造体の厚さ分Gaだけ確保したセパレータと、2種類の仕様のセパレータを準備する。
図10は図5の別実施例図であり、ベースとなるベース治具56の上に、図9において準備した一方のセパレータ15と、電極膜構造体55と、他方のセパレータ55とを載せ、上方から、例えばアクリル板などの透光型の部材57を載せ、電極膜構造体55をセパレータの挟み面58、58で挟みつつ、セパレータの下面21aとセパレータの上面21bとを密着させる。そして、縁の部分にレーザ光線Lをあて、境界部21を溶融・凝固させ接合する。
すなわち、セパレータ本体11の縁11aにシール材14を一体形成することで一対のセパレータ15を構成し、一方のセパレータ15に板状の電極膜構造体55を載せ、この電極膜構造体55に他方のセパレータ15を載せるとともにシール材14で気密性を確保するようにした、3枚1組の単位燃料電池23において、一方のセパレータ15に形成したシール材14を透光型熱可塑性樹脂材料24で構成し、他方のセパレータ15に形成したシール材14を非透光型熱可塑性樹脂材料25で構成し、セパレータ15同士を重ね、一方のセパレータ15を通過させたレーザ光線Lで、セパレータ15同士の境界部22を溶融、凝固させることにより接合する。
レーザ光Lは、アクリル板などの透光型の部材57を透過するため、シール材14の上に透光型の部材57を載せると、この透光型の部材57の自重により簡単にシール材14,14同士を押え、上方からレーザ光線Lをあてることで容易に接合することができる。
シール材14の上に透光型の部材57を載せることで、クリップなどの保持治具を用いることなく、電極膜構造体55にセパレータ15を密着させ、レーザ光線Lで容易に接合することができる。この結果、組立に係る製造コストを削減することができる。
図11は図6の別実施例図であり、シール材14同士を重ね、レーザ光線Lをあて、セパレータ15同士の境界部22を溶融、凝固させることにより単位燃料電池23を製造することができる。
単位燃料電池23が形成され、これらの単位燃料電池23を積層することで誤組立などのない燃料電池スタックを容易に製造することができる。
また、セパレータ15同士はレーザ光線により強固に接合できるので、単位燃料電池23を積層する工程において、接合したセパレータ15同士がばらける虞もない。
尚、コ字断面ピース又は球状の保持部材を構成する樹脂として、本実施例において、ポリフェニレンスルフィド(PPS樹脂)をベースとし、透光型熱可塑性樹脂材料はPPS樹脂そのままで使用し、非透光型熱可塑性樹脂材料にはPPS樹脂にカーボンを付加したものを使用したが、これに限定されない。例えば、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンオキシド、ポリブチレンテレフタレート、強化ポリエチレンテレフタレート、ポリスルホン、全芳香族ポリエステル、ポリエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルイミドなどでも差し支えないものとする。
本発明は、単位燃料電池に好適である。
コ字断面ピースをセパレータ本体の縁に嵌合することを説明する図である。 本発明に係るコ字断面ピースを配置し、シール材を一体成形する前のセパレータの要部断面図である。 本発明に係るセパレータの完成図である。 本発明に係るセパレータと電極膜構造体を準備する図である。 本発明に係る電極膜構造体の上下をセパレータ本体に一体形成したシール材で挟持した状態で、コ字断面ピース同士をレーザ光線で接合することを示す単位燃料電池の要部断面図である。 本発明に係る単位燃料電池の完成図である。 別実施例に係る射出成形の説明図である。 図3の別実施例図である。 図4の別実施例図である。 図5の別実施例図である。 図6の別実施例図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
11…セパレータ本体、11a…セパレータ本体の縁、14…シール材、15…セパレータ、22…境界部、23…単位燃料電池、24…透光型熱可塑性樹脂材料、25…非透光型熱可塑性樹脂材料、55…電極膜構造体、61…コ字断面ピース。

Claims (1)

  1. セパレータ本体の縁にシール材を一体形成することで一対のセパレータを構成し、一方のセパレータに板状の電極膜構造体を載せ、この電極膜構造体に他方のセパレータを載せるとともに前記シール材で気密性を確保するようにした、単位燃料電池において、
    前記セパレータ本体の縁は、セパレータ本体に嵌合により取付けることができるコ字断面ピースと、射出成形で形成する樹脂材料とで構成し、一方のコ字断面ピースを透光型熱可塑性樹脂材料で構成し、他方のコ字断面ピースを非透光型熱可塑性樹脂材料で構成し、コ字断面ピース同士を重ね、前記一方のコ字断面ピースを通過させたレーザ光線で、コ字断面ピース同士の境界部を溶融、凝固させることで接合してなることを特徴とする単位燃料電池。
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