JP2006092775A - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
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    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/24Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted

Abstract

【課題】メモリカードのコネクタへの装脱を確実に行う。
【解決手段】ケース本体54のスライダ収容室56にスライダ58が組み込まれ、スライダ58は前端位置と中間位置と後端位置との間で移動する。メモリカード10は、前端位置に位置するスライダ58に挿入され、そのまま押し込まれてスライダ58が後端位置となり手を離すとスライダ58は中間位置となり、この中間位置でメモリカード10の複数の接片20とコネクタ50の複数の接続端子52が電気的に接続される。メモリカード10を押し込むと、スライダ58は中間位置から後端位置に移動し、手を離すとスライダ58は前端位置となり、スライダ58からメモリカード10が取り出せる状態となる。
【選択図】 図6

Description

本発明はメモリカード用のコネクタに関する。
メモリを構成する部品が収容されたケースと、前記ケースのコネクタへの挿入方向の先部に前記挿入方向と直交する方向に延在するように設けられた接片領域と、前記接片領域に前記挿入方向と直交する方向に並べられそれぞれ前記挿入方向に延在する複数の接片とを有するメモリカードが挿入されるコネクタが提供されている。
このようなコネクタとして、メモリカードをコネクタに装着する際には、メモリカードを挿入方向に沿ってコネクタに押し込む(プッシュイン)ことでメモリカードの接片とコネクタの接続端子を接続させた状態でメモリカードをロックし、メモリカードをコネクタから抜去する際には、コネクタに接続されているメモリカードを挿入方向に押し込むことで前記ロックを解除してメモリカードを取り外し可能にする(プッシュアウト)、いわゆるプッシュインプッシュアウトによるメモリカードの装脱を行うための機構を有したものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
すなわち、メモリカードがコネクタに接続された状態におけるメモリカードの挿入方向の位置を通常使用位置とすると、メモリカードをコネクタに装着する際(プッシュイン時)、および、メモリカードをコネクタから取り外す際(プッシュアウト時)には、いったんメモリカードが前記通常使用位置よりも挿入方向に所定寸法(例えば1mm〜2mm程度)移動され、この所定寸法は前記機構が動作するために必要となる。
特開2002‐124343号公報
ところで、図12(A)に示すように、メモリカード10の接片20の前記挿入方向の長さを変えずに、この接片20を前記挿入方向と直交する方向に切り離して前記挿入方向に2つの接片部22を並べて設けることでメモリカード10とコネクタ50との間で伝達する信号線の数を増やすことが考えられる。この場合、図12(B)に示すように、コネクタ50の接続端子52も各接片部に対応してそれら接片部が設けられた箇所に応じて挿入方向の長さが長いものと短いものとが用いられる。
このような構成では、各接片部22の長さは接片20の長さよりも短縮されることになることから、メモリカード10をコネクタ50に挿入して前記挿入方向に移動することができる距離は、各接片部22の長さが短縮された分に応じて短縮せざるを得ない。
このため、前記機構を機能させるために必要な前記所定寸法、すなわちプッシュイン、プッシュアウトの動作を行うための必要なストロークを確保することが困難となる場合が生じる。
例えば、図13(A)、(B)に示すように、前記機構を機能させるために必要な前記所定寸法分だけメモリカード10を移動させると、コネクタ50の接続端子52がメモリカード10の各接片部22から逸脱してメモリカード10のケース部分に乗り上げてしまうといった不都合が生じる。
したがって、例えば、メモリカード10の接片20を分割して2つの接片部22を設け伝達可能な信号線の数を増やす構成を採った場合、コネクタ50においては、前記装脱機構を機能させるために必要な前記所定寸法を確保することが困難となりやすく、プッシュイン、プッシュアウトによるメモリカード10のコネクタ50への装脱を確実に行う上で不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、メモリカードの複数の接片が均一に設けられていない場合であっても、プッシュイン、プッシュアウトによるメモリカードのコネクタへの装脱を確実に行う上で有利なメモリカードを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のコネクタは、メモリカードの接片領域の複数の接片に接触可能な複数の接続端子を有するコネクタであって、ケース本体と、前記ケース本体に設けられたスライダ収容室と、前記ケース本体に設けられたスライダ収容室の開口と、前記スライダ収容室内で前記開口と前記開口に対向する奥部との間に移動可能に配設されたスライダと、前記スライダ収容室内で前記スライダが前記開口に臨む前端位置を規制する規制手段と、前記スライダ収容室内で前記スライダが前記奥部寄りの箇所に臨む後端位置を規制する規制手段と、前記スライダを前記前端位置方向に付勢する付勢手段と、前記ケース本体とスライダとの間に設けられ前記スライダが前記前端位置から前記後端位置に押し込まれた際に前記スライダを前記後端位置から前進させて前記前端位置と前記後端位置との間の中間位置に係止させ、前記中間位置から再度押し込まれた際に前記係止を解除する係止機構と、前記スライダに設けられ前記メモリカードの接片領域が挿入されるメモリカード収容室と、前記スライダが前記前端位置に位置した際に前記開口の内側に臨むように設けられた前記メモリカード収容室へのメモリカードの挿入口と、前記スライダに設けられ前記メモリカード収容室に前記メモリカードの接片領域が挿入された際にそのメモリカードの接片領域の挿入状態を保持する保持機構と、前記メモリカード収容室に設けられ前記メモリカード収容室に前記メモリカードの接片領域が挿入された際に前記複数の接片にそれぞれ接触するスライダ側接片と、前記スライダ収容室に設けられ前記複数の接続端子と前記複数のスライダ側接片とを電気的に接続する接続機構とを有することを特徴とする。
本発明のコネクタによれば、メモリカードをスライダのメモリカード収容室に装着した状態でメモリカードの接片とメモリカード収容室のスライダ側接片が電気的に確実に接続される。そして、スライダとメモリカードとが相対的に動かずに、スライダがプッシュイン、プッシュアウトの動作を行い、このプッシュイン、プッシュアウトの動作の際に、メモリカード収容室のスライダ側接片とコネクタの接続端子とは接続機構を介して常に電気的に接続されている。
したがって、複数の接片が均一に配置されていないメモリカードが使用される場合であっても、メモリカードの複数の接片とコネクタの複数の接続端子との電気的な接続を確実に維持しつつ、プッシュイン、プッシュアウトによるメモリカードのコネクタへの装脱を確実に行う上で有利となる。
メモリカードの複数の接片が均一に設けられていない場合であっても、プッシュイン、プッシュアウトによるメモリカードのコネクタへの装脱を確実に行うという目的を、メモリカードが挿入されるスライダをコネクタに設けることによって実現した。
次に本発明の実施例1について図面を参照して説明する。
まず、本発明のコネクタに装着されるメモリカードについて説明する。
図1はメモリカード10を下方から見た底面図、図2は図1の要部拡大図、図3(A)はメモリカード10の接片20とコネクタ50の接触部7202の関係を示す平面図、(B)は(A)の側面図、図4はメモリカード10の各接片に割り当てられる各信号の説明図である。
図1に示すように、メモリカード10は、ケース12と、ケース12で形成される内部空間に収容されるプリント基板14とを備えている。
メモリカード10は、厚さと、この厚さよりも大きな寸法の幅と、この幅よりも大きな寸法の長さとを有しており、この長さ方向がコネクタへ挿入される方向、すなわち挿入方向となる。
プリント基板14はメモリを構成する部品であって、何れも不図示の絶縁基板、絶縁基板に実装されたメモリチップ、メモリチップに対するデータの入出力動作の制御などを司る制御回路を構成する電子部品、書き込み禁止用の不図示のスイッチなどを備えている。
プリント基板14の長さ方向の一端(コネクタへの挿入方向の先部)には長さ方向と直交する方向に延在するように接片領域18が形成され、接片領域18には後述する複数の接片20が設けられている。
図2に示すように、ケース12の挿入方向の先部寄りで幅方向の一方の端部の下面1202箇所には、幅方向外方に開放状の係合凹部1220が形成されている。
また、ケース12の下面1202で係合凹部1220よりも挿入方向の先部寄りの箇所には、幅方向外方に開放状の基準面用凹部1222が形成されている。凹部1222の側部の一箇所は、ケース12の幅方向に沿って延在し挿入方向に臨む基準面1224で形成されており、この基準面1224は、ケース12の挿入方向の各種寸法の基準となる面である。
ケース12の下面1202の挿入方向の先部には、長さ方向に延在する複数の仕切り壁1210が幅方向に間隔をおいて配置され、隣り合う仕切り壁1210の間は長さ方向(挿入方向)に延在する開口1214となっている。
より詳細には、前記仕切り壁1210は、接片領域18の基部1802から先部1804に延在し前記長さ方向(挿入方向)と直交する方向に間隔をおいて複数設けられている。
図2、図3(A),(B)に示すように、複数の仕切り壁1210の基端は幅方向に延在する傾斜面1208により連結されており、この傾斜面1208は下面1202に接続されている。
また、複数の仕切り壁1210の前端上面は薄肉の連結壁1212により連結されている。
したがって、メモリカード10の長さ方向の先部(挿入方向の先部)に、コネクタへの挿入方向と直交する方向に間隔をおいて並べられた複数の仕切り壁1210の間の開口1214に接片領域18が配置されることになる。
図2に示すように、接片領域18には、前記長さ方向と直交する方向に並べられそれぞれ前記長手方向に延在する複数の接片20が設けられている。
すなわち、図2に示すように、複数の接片20は第1接片201〜第10接片210で構成されている。
複数の接片は図4に示す通りである。
第1接片201と第10接片210はグランドレベル(Vss)に接続されるGround接片である。
第2接片202はデータ信号SIDO0〜SIDO7で通信されるデータの区切りを示すバスステート信号BSが入力される接片である。
第8接片208はクロック信号SCLKが入力されるクロック入力接片であり、前記バスステート信号BSおよびデータ信号SDIO〜SID7はこのクロック信号SCLKに同期して通信される。
第9接片209は電源Vccが入力される電源入力接片である。
第6接片206は挿抜検出接片であり、前記外部装置がメモリカードの挿抜検出のために使用するINS信号を授受するものであり、データ通信には使われない。
第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207は8ビットのパラレル形式のデータ信号SIDO0〜SIDO7の入出力を行うデータ信号入出力接片であり、これら第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207は前記長さ方向(コネクタへの挿入方向)と直交する方向に切り離された第1の接片部203A、204A、205A,207Aと、第2の接片部203B、204B,205B,207Bとで構成され、これら第1の接片部203A、204A、205A,207Aと、第2の接片部203B、204B,205B,207Bとは前記長さ方向と直交する方向に延在する隙間21によって切り離されている。
具体的に説明すると、第3接片203はデータ信号SIDO1の入出力を行う第1の接片部203Aとデータ信号SIDO5の入出力を行う第2の接片部203Bとで構成されている。
第4接片204はデータ信号SIDO0の入出力を行う第1の接片部204Aとデータ信号SIDO4の入出力を行う第2の接片部204Bとで構成されている。
第5接片205はデータ信号SIDO2の入出力を行う第1の接片部205Aとデータ信号SIDO6の入出力を行う第2の接片部205Bとで構成されている。
第7接片207はデータ信号SIDO3の入出力を行う第1の接片部207Aとデータ信号SIDO7の入出力を行う第2の接片部207Bとで構成されている。
しがって、複数の仕切り壁1210の間の開口1214にそれぞれ接片20が臨んでおり、各開口1214内において、第1接片201、第2接片202、第6接片206、第8接片208乃至第10接片210はそれぞれ単一の接片20が臨み、第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207の4つの接片20は、それぞれ前記挿入方向に直交する方向に切り離された第1の接片部203A、204A、205A,207Aと、第2の接片部203B、204B,205B,207Bとの2つの接片が臨んでいる。
次に本実施例のコネクタ50について説明する。
図5(A)はコネクタ50の平面図、(B)は(A)のB矢視図である。
図6(A)はコネクタ50にメモリカードを装着する際の説明図、(B)は(A)のB矢視図である。
図7(A)はコネクタ50にメモリカードを装着する際の説明図、(B)は(A)のB矢視図である。
図8(A)はコネクタ50にメモリカードを装着する際の説明図、(B)は(A)のB矢視図である。
図9(A)〜(D)、図10(E)はコネクタ50にメモリカード10を装着する際の説明図、図10(F)〜(H)はコネクタ50からメモリカード10を取り外す際の説明図である。
図5に示すように、コネクタ50は、ケース本体54、スライダ収容室56、スライダ58、メモリカード収容室60、保持機構62、付勢手段64(図9、図10)、係止機構66(図9、図10)、複数の接続端子74などを備えている。
概略説明すると、ケース本体54のスライダ収容室56にスライダ58が組み込まれ、スライダ58は前端位置と後端位置との間で移動する。メモリカード10は、前端位置に位置するスライダ58のスライダ収容室56に挿入され、そのまま押し込まれてスライダ58が後端位置となりユーザーが手を離すとスライダ58は、係止機構66により前端位置と後端位置の間の中間位置に係止し、この中間位置でメモリカード10の複数の接片20とコネクタ50の複数の接続端子52が電気的に接続される。さらに、ユーザーがメモリカード10を押し込むと、前記係止が解除され、ユーザーが手を離すとスライダ58は前端位置となり、スライダ58からメモリカード10が取り出せる状態となる。
以下、詳細に説明すると、ケース本体54は、矩形板状の底壁5402と、底壁5402の対向する2辺から起立された左右2つの側壁5404と、前記2辺で挟まれた底壁5402の一方の辺から起立された後壁5406とを有している。
ケース本体54の2つの側壁5404はメモリカード10の挿入方向に沿って延在し、後壁5406は前記挿入方向の奥側に位置している。
スライダ収容室56は、ケース本体54の底壁5402、2つの側壁5404、後壁5406によって構成されている。
スライダ収容室56の後壁5406と反対側寄りの部分は、すなわちスライダ収容室56の前端は、スライダ収容室56を開放する開口5602となっており、スライダ収容室56の後壁5406寄りの箇所がスライダ収容室56の奥部5604となっている。
また、図9(D)、図10(F)に示すように、ケース本体54の後壁5406の延在方向の両端寄りの2箇所にストッパ70が設けられており、言い換えると、スライダ収容室56内にストッパ70が設けられており、このストッパ70にスライダ58が当接することでスライダ58が奥部5604寄りの箇所に臨む後端位置に位置するように構成されている。
スライダ58には、メモリカード10の接片領域18が挿入されるメモリカード収容室60が設けられ、また、メモリカード収容室60へのメモリカード10の挿入口6002が設けられている。
より詳細に説明すると、スライダ58は、底壁5802と、底壁5802の対向する2辺から起立された左右2つの側壁5804と、前記2辺で挟まれた底壁5802の辺から起立された後壁5806と、2つの側壁5804と後壁5806の上部を接続し底壁5802と平行して延在する上壁5808とを有し、これら底壁5802、左右2つの側壁5804、後壁5806、上壁5808によりメモリカード収容室60が形成され、前記後壁5806に対向するメモリカード収容室60の箇所が挿入口6002として形成されている。
スライダ58の側壁5804には、すなわちメモリカード収容室60には、メモリカード収容室60に挿入されたメモリカード10の前記基準面1224に当接する基準面6004が形成されている。
スライダ58は、その底壁5802がケース本体54の底壁5402の上面に載置された状態で2つの側壁5804がケース本体54の2つの側壁5404によって前記挿入方向に移動可能に支持されている。
スライダ58には、メモリカード収容室60にメモリカード10の接片領域18が挿入された際にそのメモリカード10の接片領域18の挿入状態を保持する保持機構62が設けられている。
保持機構62は、ばね部材6202を含んで構成されている。
ばね部材6202は、その基端がスライダ58の側壁5804の外面に固定され、他端に設けられた係止部6204が側壁5804に設けられた開口を介してメモリカード収容室60内に突出するように設けられている。係止部6204は、メモリカード10の幅方向に弾性変形可能に配設され、メモリカード収容室60にメモリカード10の接片領域18が挿入された際に(より詳細には、メモリカード10の基準面1224がメモリカード収容室60内で基準面6004に当接した際に)係止部6204がメモリカード10の係合凹部1220に係止するように構成されている。
また、ばね部材6202に臨むコネクタ本体54の側壁5404箇所に、すなわちスライダ収容室60を形成する側面に当接壁6204が設けられている。この当接壁6206は、スライダ58が中間位置に位置した際にばね部材6202に当接しばね部材6202の幅方向への弾性変形を阻止し係合凹部1220へのばね部材6202の係止部6204の係止を保持するように構成されている。
付勢手段64は、図9に示すように、例えばコイルスプリングで構成され、ケース本体54の後壁5406とスライダ58の一方の側壁5804との間に介装されることで、スライダ58を開口5602方向に付勢している。
係止機構66は、上述したように、スライダ58を中間位置に係止させ、あるいは、スライダ58の中間位置での係止を解除するもので、係止アーム6602とガイド溝6610を有している。
係止アーム6602は、スライダ58の一方の側壁5804に設けられている。
ガイド溝6610は、ケース本体54の一方の側壁5404に設けられている。
係止アーム6602は、図9、図10に示すように、その基端6604がスライダー58の側壁5804の箇所に前記挿入方向と直交する方向に延在する軸線を中心に回転可能に支持され、先端6606がガイド溝6610に収容されガイド溝6610に沿って案内されるように配設されている。
係止アーム6602は、先端6606が前記軸線を中心として回転する方向の一方向に向けて常時付勢されている。
ガイド溝6610は、ケース本体54の側壁5404の箇所に設けられており、ガイド溝6604には、係止アーム6602の先端6606が係止する第1係止部6612と第2係止部6614とが設けられている。
図9(A)に示すように、付勢手段64の付勢力によって係止アーム6602の先端6606が第1係止部6612に係止した状態でスライダ58は、スライダ収容室56内でスライダ58が開口5602に臨む前端位置に位置するように構成されている。
また、図10(E)に示すように、付勢手段64の付勢力によって係止アーム66の先端6606が第2係止部6614に係止した状態でスライダ58は、前端位置と後端位置との間の中間位置に位置するように構成されている。
より詳細に説明すると、スライダ58のメモリカード収容室60にメモリカード10が挿入され、スライダ58が前端位置から後端位置に押し込まれ、ユーザーが手を離すと、付勢手段64の付勢力によってスライダ58が前方に移動され、係止アーム66の先端6606が第2係止部6614に係止した状態でスライダ58は中間位置に位置し、この状態が維持される。そして、この中間位置では、当接壁6206により、係合凹部1220へのばね部材6202の係止部6204の係止が保持されており、メモリカード10の抜落が阻止されている。
また、スライダ58が中間位置に位置した状態から後端位置に押し込まれ、ユーザーが手を離すと、付勢手段64の付勢力によってスライダ58が前方に移動され、係止アーム6602の先端6606が第1係止部6612に係止した状態でスライダ58は前端位置に位置し、この状態が維持される。そして、この前端位置では、当接壁6206が係止部6204から離れるため、係止部6204はメモリカード10の幅方向に弾性変形可能な状態となり、メモリカード10の取り出しが可能となる。
コネクタ50には、メモリカード10の接片領域18の複数の接片20に接触可能な複数の接続端子74が設けられている。
本実施例では、複数の接片20に接触する複数の接触部7202がメモリカード収容室60に設けられ、複数の接触部7202に接続された複数の撓み部7204がスライダ収容室56に設けられ、複数の撓み部7204が接続端子74に接続されている。
接触部7202は、導電性および弾性を有する薄板で形成され、メモリカード収容室60にメモリカード10の接片領域18が装着された際に複数の接片20に接触するように構成されている。
詳細に説明すると、図7、図9(C)に示すように、メモリカード10の基準面1224がスライダ58の基準面6004に当て付けられると、メモリカード10の係合凹部1220にスライダ58の係止部6204が係止され、メモリカード10の複数の接片20は、スライダ58の複数の接触部7202に電気的に接続されるように構成されている。
複数の接触部7202について説明すると、メモリカード10の接片10のうち第1接片201、第2接片202、第6接片206、第8接片208、第9接片209に対してそれぞれ1つずつの接触部7202が設けられている。また、メモリカード10の第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207に対しては、前記挿入方向と直交する方向に切り離された第1接片と第2接片に対してそれぞれ1つずつの接触部7202が設けられている。そして、第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207に対する接触部7202は、それら接片が設けられた箇所に応じて挿入方向の長さが長いものと短いものとが設けられている。
撓み部7204は、接触部7202につながりスライダ58の外部に延在しスライダ収容室56の奥部5404に撓ませた状態で配置され可撓可能に構成されている。すなわち、撓み部7204は、スライダ58の移動に追従して変形し、スライダ58がスライダ収容室56の奥部5404に近接した後端位置で、撓みの山の高さが大きくなり、スライダ58が開口5602方に位置した前端位置で、撓みの山の高さが小さくなるように形成されている。
本実施例では、撓み部7204は可撓性を有する単一のフレキシブル基板の上に形成された導電パターンによって構成され、前記接触部7202に対応する導電パターン箇所に電気的に接続されている。撓み部7204の接触部7202と反対側の部分はコネクタ本体54の後壁5406に設けられた開口を介してコネクタ本体54の外部に導出される接続端子74として構成され、接続端子74は不図示のプリント基板などに電気的に接続されている。
なお、本実施例では、メモリカード収容室60にメモリカード10の接片領域18が挿入された際に複数の接片20にそれぞれ接触するスライダ側接片を接触部7202が構成しており、複数の接続端子74と前記複数のスライダ側接片とを電気的に接続する接続機構を撓み部7204が構成している。
また、本実施例では、ストッパ70によって特許請求の範囲の前記スライダ収容室内で前記スライダが前記奥部寄りの箇所に臨む後端位置を規制する規制手段が構成され、第1係止部6612によって特許請求の範囲の前記スライダ収容室内で前記スライダが前記開口に臨む前端位置を規制する規制手段が構成されている。
次に作用について説明する。
まず、メモリカード10をコネクタ50に装着する動作について説明する。
図5、図9(A)に示すように、スライダ58が前端位置に位置した状態で、スライダ58のメモリカード収容室60にメモリカード10が挿入されると、図6、図9(B)に示すように、メモリカード10の基準面1224がスライダ58の基準面6004に近接する方向に移動される。
そして、メモリカード10の基準面1224がスライダ58の基準面6004に当て付けられ、メモリカード10の係合凹部1220にスライダ58の係止部6204が係止され、メモリカード10の複数の接片20は、スライダ58の複数の接触部7202に電気的に接続された状態となる。すなわち、メモリカード10の接片10のうち第1接片201、第2接片202、第6接片206、第8接片208、第9接片209に対してそれぞれ1つずつの接触部7202が電気的に確実に接続されとともに、メモリカード10の第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207を構成する第1接片と第2接片に対してそれぞれ1つずつ設けられた接触部7202(挿入方向の長さが長いものと短いものの双方)が電気的に確実に接続される。
そして、メモリカード10とスライダ58とは以後相対的に動かないのでこの電気的に接続された状態が確実に維持される。
この状態で、メモリカード10をさらに押し込むと、図8、図9(D)に示すように、スライダ58がストッパ70に当接して後端位置まで押し込まれる。
そして、ユーザーが手を離すと、図8、図10(E)に示すように、付勢手段64の付勢力によってスライダ58が前方に移動され、係止アーム66の先端6606が第2係止部6614に係止した状態でスライダ58は中間位置に位置しこの状態が維持される。
スライダ58が中間位置に位置した状態においても上述したようにメモリカード10の複数の接片20は、スライダ58の複数の接触部7202に電気的に接続された状態が維持されている。
このようにしてメモリカード10がコネクタ50に装着される。
次に、メモリカード10をコネクタ50から取り外す動作について説明する。
図7、図10(F)に示すように、スライダ58が中間位置に位置した状態で、スライダ58が中間位置から後端位置に押し込まれ、ユーザーが手を離すと、図10(G)に示すように、付勢手段64の付勢力によってスライダ58が前方に移動され、係止アーム6602の先端6606が第1係止部6612に係止した状態でスライダ58は前端位置に位置し、この状態が維持される。
前端位置では、当接壁6206が係止部6204から離れ、係止部6204はメモリカード10の幅方向に弾性変形可能な状態となっているため、図6、図10(H)に示すように、メモリカード10をスライダ58のスライダ収容室60から引き出すことにより、メモリカード10の係合凹部1220に対するスライダ58の係止部6204の係止が解除され、メモリカード10が取り出される。メモリカード10がスライダ収容室60から引き出される過程でメモリカード10の複数の接片20とスライダ58の複数の接触部7202との電気的な接続が解除される。
このようにしてメモリカードがコネクタ50から取り外される。
本実施例によれば、メモリカード10をスライダ58のメモリカード収容室60に装着した状態でメモリカード10の接片20とメモリカード収容室60の接触部7202(スライダ側接片)が電気的に確実に接続される。そして、その電気的に接続された状態が維持されつつ、スライダ58がメモリカード10と一体に(スライダ58とメモリカード10が相対的に移動せずに)プッシュイン、プッシュアウトの動作を行い、このプッシュイン、プッシュアウトの動作の際に、スライダ58とコネクタ50の接続端子74とは撓み部7204を介して常に電気的に接続されている。
したがって、挿入方向において異なる箇所に接片20が設けられた実施例のメモリカード10であっても、スライダ58に対してメモリカード10はプッシュイン、プッシュアウトの動作を行わないため、スライダ58内において接触部7202と接片20とを電気的に確実に接続することができる。
したがって、複数の接片20が均一に配置されていないメモリカード10が使用される場合であっても、メモリカード10の複数の接片20とコネクタ50の複数の接続端子74との電気的な接続を確実に維持しつつ、プッシュイン、プッシュアウトによるメモリカード10のコネクタ50への装脱を確実に行う上で有利となる。
次に実施例2について説明する。
実施例2が実施例1と異なる点は、コネクタ50の接続端子74とスライダ側接片を接続する接続機構の構成である。
図11(A)は実施例2におけるコネクタ50の平面図、(B)は(A)のB矢視図である。なお、以下の実施例では実施例1と同様の部分および部材には同一の符号を付して説明する。
実施例1では、メモリカード収容室60にメモリカード10の接片領域18が挿入された際に複数の接片20にそれぞれ接触するスライダ側接片が接触部7202で構成され、複数の接続端子74と前記複数のスライダ側接片とを電気的に接続する接続機構が撓み部7204で構成されていたのに対し、実施例2ではスライダ側接片が内部接触部7602で構成され、接続機構が外部接触部7604とコネクタ側接触部7606とで構成されている。
図11に示すように、内部接触部7602は、メモリカード収容室60に設けられている。内部接触部7602は、導電性および弾性を有する薄板で形成され、メモリカード収容室60にメモリカード10の接片領域18が装着された際に複数の接片20に接触するように構成されている。
より詳細には、スライダ58が前端位置に位置した状態で、スライダ58のメモリカード収容室60にメモリカード10が挿入され、メモリカード10の基準面1224がスライダ58の基準面6004に当て付けられると、メモリカード10の係合凹部1220にスライダ58の係止部6204が係止され、メモリカード10の複数の接片20は、スライダ58の複数の内部接触部7602に電気的に接続された状態となる。
複数の内部接触部7602について説明すると、実施例1の接触部7202と同様に構成されており、メモリカード10の接片10のうち第1接片201、第2接片202、第6接片206、第8接片208、第9接片209に対してそれぞれ1つずつの内部接触部7602が設けられている。また、メモリカード10の第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207に対しては、前記挿入方向と直交する方向に切り離された第1接片と第2接片に対してそれぞれ1つずつの内部接触部7602が設けられている。そして、第3接片203、第4接片204、第5接片205、第7接片207に対する接触部7202は、それら接片が設けられた箇所に応じて挿入方向の長さが長いものと短いものとが設けられている。
外部接触部7604は、スライダ58の後壁5806の下部に設けられている。外部接触部7604は、導電性および弾性を有する薄板で形成され、内部接触部7602に電気的に接続されスライダ58の下面からスライダ58の移動方向(メモリカード10の装脱方向)における同一の箇所に露出するように設けられている。
コネクタ側接触部7606は、スライダ収容室56の底壁5402が外部接触部7604に臨む箇所に設けられている。コネクタ側接触部7606は、底壁5402上に形成された導電パターン(あるいは導電性の複数の薄板)によって構成され、スライダ58の中間位置で外部接触部7604に接触するように構成されるとともに、複数の接続端子74と電気的に接続されている。
実施例2では、スライダ58が前端位置と後端位置とにわたって移動される過程において外部接触部7604とコネクタ側接触部7606とが常に摺接し電気的接続が維持されるように構成されている。
このような構成によれば、実施例1と同様に、メモリカード10をスライダ58のメモリカード収容室60に装着した状態でメモリカード10の接片20とメモリカード収容室60の内部接触部7602(スライダ側接片)が電気的に確実に接続され、スライダ58がメモリカード10と一体に(スライダ58とメモリカード10が相対的に移動せずに)プッシュイン、プッシュアウトの動作を行い、このプッシュイン、プッシュアウトの動作の際に、スライダ58の内部接触部7602とコネクタ50の接続端子74とは外部接触部7604とコネクタ側接触部7606を介して常に電気的に接続されている。
したがって、挿入方向において異なる箇所に接片20が設けられた場合のように複数の接片20が均一に配置されていないメモリカード10が使用される場合であっても、スライダ58に対してメモリカード10はプッシュイン、プッシュアウトの動作を行わないため、メモリカード10の複数の接片20とコネクタ50の複数の接続端子74との電気的な接続を確実に維持しつつ、プッシュイン、プッシュアウトによるメモリカード10のコネクタ50への装脱を確実に行う上で有利となる。
なお、実施例では、スライダ58が前端位置から後端位置に押し込まれた際にスライダ58を後端位置から前進させて前端位置と後端位置との間の中間位置に係止させ、中間位置から再度押し込まれた際に係止を解除する係止機構66が係止アーム6602とガイド溝6610で構成されている場合について説明したが、プッシュイン、プッシュアウトの動作を行わせる係止機構としては、実施例に限定されるものではなく、従来公知の様々な機構を採用可能である。
また、複数の接続端子と複数のスライダ側接片を接続する接続機構の構成は、実施例1、実施例2に限定されず、従来公知の様々な機構を採用可能である。
メモリカード10を下方から見た底面図である。 図1の要部拡大図である。 (A)はメモリカード10の接片20とコネクタ50の接触部7202の関係を示す平面図、(B)は(A)のB矢視図である。 メモリカード10の各接片に割り当てられる各信号の説明図である。 (A)はコネクタ50の平面図、(B)は(A)のB矢視図である。 (A)はコネクタ50にメモリカードを装着する際の説明図、(B)は(A)のB矢視図である。 (A)はコネクタ50にメモリカードを装着する際の説明図、(B)は(A)のB矢視図である。 (A)はコネクタ50にメモリカードを装着する際の説明図、(B)は(A)のB矢視図である。 (A)〜(D)はコネクタ50にメモリカード10を装着する際の説明図である。 (E)はコネクタ50にメモリカード10を装着する際の説明図、(F)〜(H)はコネクタ50からメモリカード10を取り外す際の説明図である。 (A)は実施例2におけるコネクタ50の平面図、(B)は(A)のB矢視図である。 (A)は従来のコネクタを用いた場合の構成を示す説明図、(B)は(A)のB矢視図である。 (A)は従来のコネクタを用いた場合に生じる不都合を説明する説明図、(B)は(A)のB矢視図である。
符号の説明
10……メモリカード、18……接片領域、20……接片、74……接続端子、50……コネクタ、54……ケース本体、56……スライダ収容室、5602……開口、5604……奥部、58……スライダ、60……メモリカード収容室、6002……挿入口、62……保持機構、64……付勢手段、66……係止機構、6612……第1係止部、6614……第2係止部、70……ストッパ、7202……接触部、7204……撓み部。

Claims (6)

  1. メモリカードの接片領域の複数の接片に接触可能な複数の接続端子を有するコネクタであって、
    ケース本体と、
    前記ケース本体に設けられたスライダ収容室と、
    前記ケース本体に設けられたスライダ収容室の開口と、
    前記スライダ収容室内で前記開口と前記開口に対向する奥部との間に移動可能に配設されたスライダと、
    前記スライダ収容室内で前記スライダが前記開口に臨む前端位置を規制する規制手段と、
    前記スライダ収容室内で前記スライダが前記奥部寄りの箇所に臨む後端位置を規制する規制手段と、
    前記スライダを前記前端位置方向に付勢する付勢手段と、
    前記ケース本体とスライダとの間に設けられ前記スライダが前記前端位置から前記後端位置に押し込まれた際に前記スライダを前記後端位置から前進させて前記前端位置と前記後端位置との間の中間位置に係止させ、前記中間位置から再度押し込まれた際に前記係止を解除する係止機構と、
    前記スライダに設けられ前記メモリカードの接片領域が挿入されるメモリカード収容室と、
    前記スライダが前記前端位置に位置した際に前記開口の内側に臨むように設けられた前記メモリカード収容室へのメモリカードの挿入口と、
    前記スライダに設けられ前記メモリカード収容室に前記メモリカードの接片領域が挿入された際にそのメモリカードの接片領域の挿入状態を保持する保持機構と、
    前記メモリカード収容室に設けられ前記メモリカード収容室に前記メモリカードの接片領域が挿入された際に前記複数の接片にそれぞれ接触するスライダ側接片と、
    前記スライダ収容室に設けられ前記複数の接続端子と前記複数のスライダ側接片とを電気的に接続する接続機構とを有する、
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記メモリカード収容室にメモリカードの接片領域が装着された際に前記複数の接片に電気的にそれぞれ接触する複数の接触部が設けられ、前記各接触部にそれぞれ電気的に接続され前記スライダの外部に延在し前記スライダ収容室の奥部に撓ませた状態で配置された可撓可能な複数の撓み部が設けられ、前記複数の接続端子と前記複数の撓み部はそれぞれ電気的に接続されており、前記スライダ側接片は前記接触部で構成され、前記接続機構は前記撓み部で構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記複数の接触部はそれぞれ導電性及び弾性を有する薄板により構成され、前記複数の撓み部は、フレキシブル基板の上に形成された導電パターンにより構成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記メモリカード収容室にメモリカードの接片領域が装着された際に前記複数の接片に電気的に接触する内部接触部が設けられ、前記内部接触部に電気的に接続され前記スライダの外部で該スライダの移動方向における同一の箇所に露出する外部接触部が設けられ、前記スライダ収容室に前記スライダの中間位置で前記外部接触部に接触するコネクタ側接触部が設けられ、前記複数の接続端子と前記コネクタ側接触部は電気的に接続されており、前記スライダ側接片は前記内部接触部で構成され、前記接続機構は前記外部接触部とコネクタ側接触部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  5. 前記保持機構は、前記メモリカード収容室に前記メモリカードの接片領域が挿入された際に前記メモリカードの凹部に係止するばね部材を含んで構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  6. 前記メモリカードは厚さと幅と長さを有し、前記保持機構は、前記メモリカード収容室に前記メモリカードの接片領域が挿入された際に前記メモリカードの幅方向の端部の凹部に係止するばね部材を含んで構成され、前記ばね部材は前記スライダに前記メモリカードの幅方向に弾性変形可能に配設され、前記スライダが前記中間位置に位置した際に前記ばね部材に当接し前記ばね部材の前記幅方向への弾性変形を阻止し前記凹部へのばね部材の係止を保持する当接壁が前記スライダ収容室の設けられている請求項1記載のコネクタ。
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