JP2006091454A - 走査光学装置 - Google Patents

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【課題】 省スペース・省部品で簡単な構成で反射ミラーやレンズの位置・角度調整が可能な走査光学装置を提供する。
【解決手段】 走査光学装置の筐体や反射ミラーなどの固定部材に、反射ミラーなどの傾斜角度を規制する形状が複数個構成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、レーザビームプリンタ・複写機・レーザファクシミリ等の画像記録装置等に用いられる走査光学装置に関するものである。
従来のプリンタなどに用いられる光源からの出射されるレーザ光を回転多面鏡などで偏向走査し結像レンズ・反射ミラーを介し感光体上に走査線として形成する走査光学装置において、レーザ光の照射位置や走査線の角度・位置は、レーザ光を透過や反射させる各光学素子の精度や光学素子を搭載する筐体などの取付け面の加工/成形精度および組立精度によって理想とする位置・角度からずれてしまい、画像品質に大きな影響を与える。
このようなレーザ光や走査線の照射位置・角度のばらつきを抑制する一般的な形態として、光学素子や反射手段の角度や位置の調整手段を設けているものがある。(例えば、特許文献1・2参照)。
特開平8−82736号公報 特開平9−179053号公報
しかしながら上記従来例によれば、位置や角度調整用ねじの先端が光学素子や反射手段と接触/押圧するのでねじ先端で手段を傷つけるなど損傷させる可能性がある。また、ねじによる調整では、振動や熱などの影響により経時的にねじが緩み、当接する反射手段の角度や位置が変化しレーザ光の照射位置や角度精度を変化させる。また、調整のための作業や工具のスペースが確保できる光学系の配置や走査光学装置の構成などの設計自由度を制約する。
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって本出願に係る発明の目的は、省スペースで簡単な構成で設計自由度の高く、経時的変化の少ない光学素子や反射手段の位置・角度調整手段を構成し、小型で画像性能と信頼性の高い走査光学装置を提供することである。
上述の課題を解決するための本発明は、レーザ光を出射する光源手段、レーザ光を反射させる反射手段、レーザ光を感光体上に結像させる結像手段およびレーザ光を偏向走査させる偏向手段と、各手段を搭載する支持体で構成される走査光学装置において、支持体には反射手段あるいは結像手段の位置或いは傾斜角度を規制する複数の基準面を有することを特徴とする。
また、レーザ光を出射する光源手段、レーザ光を反射させる反射手段、レーザ光を感光体上に結像させる結像手段およびレーザ光を偏向走査させる偏向手段と、各手段を搭載する支持体で構成される走査光学装置において、反射手段あるいは結像手段の支持体への固定手段によって結像手段あるいは結像手段の位置或いは傾斜角度が規制されることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、光学素子や反射手段の固定手段が直接接触して角度や位置を調整するので、調整および固定で光学素子や反射手段を傷つけることなく、また衝撃や経時による固定力の変化が少なく調整手段の信頼性を向上する。調整のための複雑なスペースや追加部品が不要で調整手段を小型化できるので、走査光学装置の設計自由度の高い構成が可能となる。特に、小型のオーバーフィルド走査光学系に構成されるような、偏向手段にレーザ光を入射する反射手段が結像レンズなどの間に配置され周辺スペースに制約がある場合など、省スペース低コストが要求される走査光学装置の反射手段の位置・角度の調整手段の構成を可能にする。
(実施例1)
本発明の特徴を最もよく表わす図画として、図1に走査光学装置の光学系概略図、図2・3に外観斜視図(一部断面)、図4・5に反射ミラーの取付けの説明図、図6に反射ミラー調整の説明図を示す。
図1〜図3にて走査光学装置L1の構成を説明する。
1は半導体レーザ、2は半導体レーザ1から出射されるレーザ光、3は半導体レーザ1の保持部材、4は半導体レーザ1の駆動用の回路基板、5はシリンドリカルレンズ、6はコリメータレンズ、7は反射ミラー、8は反射ミラー7の固定部材、9は第1の結像レンズ、10は偏向走査装置、11は偏向走査装置10に搭載されるポリゴンミラー、12は第2の結像レンズ、13は感光体20にレーザ光2を導く長尺ミラー、14は走査開始信号検出器、15は走査開始検出器14にレーザ光2を導く検出器用ミラー、16は筐体、17は筐体16に設けられる反射ミラー7のミラー支持部、18は筐体16をねじ19によって閉塞するフタ、である。
上記構成における基本的な組立を説明すると(反射ミラー7の調整・組立詳細を除く)、筐体16の壁面には半導体レーザ1と回路基板4を装着した保持部材3が取り付けられ、半導体レーザ1から出射されるレーザ光2は所定の照射位置・結像位置およびスポット形状になるように調整されたシリドンリカルレンズ5とコリメータレンズ6を透過して反射ミラー7に導かれる。反射ミラー7に反射されたレーザ光2は第1の結像レンズ9を透過して偏向走査装置10のポリゴンミラー11に入射される。レーザ光2は再度第1の結像レンズ9を透過し第2の結像レンズ12を経て長尺ミラー13によって感光体20上へ結像される。感光体20上に結像されるレーザ光2はポリゴンミラー11の回転により主走査方向に、感光ドラム20の回転により副走査方向に静電潜像を形成する。また、偏向走査されたレーザ光2の一部分は検出器用ミラー15によって走査開始信号検出器14へ導入され、走査開始信号検出器14の出力信号によって、半導体レーザ1が書き込み変調を開始する。コリメータレンズ6、第1の結像レンズ9、偏向走査装置10、第2の結像レンズ12、長尺ミラー13、走査開始信号検出器14、検出器用ミラー15は、ねじや固定部材(不図示)あるいは接着などにより筐体16に配置され、ねじ19によりフタ18が筐体16に締結され走査光学装置L1が構成される。
次に図4・5に反射ミラー8の組立詳細について説明する。17a,17b.17cはミラー支持部17に設けられた反射ミラー8の取付け面、7a,7b,7cは各取付け面17a,17b,17cに対応して取付可能な形状の反射ミラーであり、各取付け面17a,17b.17cは相対的に角度が異なる一対の傾斜面で構成される。この傾斜面に各反射ミラー7a,7b,7cの非反射面の長手方向の両端側で当接し、固定部材8により固定される。そして図5に示すように光学系の副走査平面内において反射ミラー7の傾斜角度を可変させ、レーザ光2の反射角度を変えることができる。反射ミラー7a,7b,7cによるレーザ光2の反射角度βa,βb、βcはβa>βb>βcなる寸法関係に構成される。
次に反射ミラー7の取付け面の選択について説明する。図6に示すように、治具アーム30にクランプされた反射ミラー7を図中矢印方向に回動させ、感光体20上のレーザ光2の規定位置に調整する。この時の治具アーム30の角度・姿勢から反射ミラー7の傾斜角度θ0が算出され、このθ0に最も近い角度になる取付け面17a,17b.17cおよび反射ミラー7a,7b,7cが選択され取付けられる。
このような本実施例によれば、反射ミラーに接触するのは筐体に設けられる取付け面と固定部材であり、その形状は任意に設定可能で接触による反射ミラーの傷や破損が少なく、また経時的な反射ミラーの固定力の変化が少なく、信頼性を向上する。また、角度調整のためのスペースが不要なので、反射ミラーの設置スペースが小さい光学系でも反射ミラーを複数の角度で固定可能となり、走査光学装置の小型化および設計自由度を向上する。また、角度調整手段は筐体に一体的に構成可能な取付け面と反射ミラーの固定部材で構成されるので、低コスト化を可能にする。
(実施例2)
本発明の第2の実施例の走査光学装置を図7に概観図、図8に反射ミラーの取付け部形状の詳細図、図9・10に反射ミラーの取付け状態図を示す。
100は反射ミラー、110は反射ミラー100の固定部材、120は筐体16に設けられる反射ミラー100のミラー支持部であり、その他の構成と作用は第1の実施例の形態と同一なので同一の符号を付して、その説明は省略する。
図8にて固定部材110とミラー支持部120の詳細を説明する。固定部材110には、111は突起、112a,112bは角度規制爪、113a,113bは固定爪なる形状が左右対称に各々1対構成されている。筐体16に設けられるミラー支持部120には、121a,121b,121cは基準面が各1対、122a,122b,122cは取付け面が各1対、123は固定面、124は溝が構成されている。
図9に反射ミラー100が固定部材110によりミラー支持部120に取付けられた状態を示す。
固定部材110の突起111と固定爪113aによって反射ミラー100を挟持し、固定爪113bがミラー支持部の固定面123に当接し取り付けられる。固定部材110の角度規制爪112aと112bはそれぞれミラー支持部120の基準面121と取付け面122に当接し取り付けられる。反射ミラー100は下方側を固定部材110の溝124に上方側を突起111に当接して角度が規制される状態になる。そして図10に示すように光学系の副走査平面内において反射ミラー100の傾斜角度を可変させ、レーザ光2の反射角度を変えることができる。
図10において、各基準面121a,121b,121c位置での反射ミラー100によるレーザ光2が反射角度β1,β2、β3はβ1>β2>β3なる関係に構成される。感光体20上のレーザ光2の規定照射位置に最も近くなるような基準面を選択し、固定部材110の取付け位置を変更して反射ミラー100を固定する。
このような本実施例によれば、1組の反射手段と固定手段の組み合わせで、複数の反射手段の傾斜角度の設定が可能なので、低コスト化できる。また、突起の突出量が異なる複数の固定部材を選択可能にすることにより、反射ミラーの傾斜の設定角度を増やすことができ、レーザ光の照射位置精度を向上する。
(実施例3)
本発明の第3の実施例の反射ミラーの取付け部と固定手段を図11に示す。
200は反射ミラー100の固定部材、201、203は角度規制爪、202a,202b,は角度規制爪201に設けられる突起、204a,204b,は角度規制爪203に設けられる突起であり、その他の構成と作用は第1および第2の実施例の形態と同一なので同一の符号を付して、その説明は省略する。
角度規制爪201の突起202a、202bの突出量H1と、角度規制爪203の突起204a、204bの突出量H2は異なる寸法である。そして、反射ミラー100は非反射面に固定部材200の各突起202a,202b,204a,204bが当接した状態で固定される。このとき反射ミラー100は全突起が同じ突出量の固定部材と比較して主走査平面内でαなる角度で傾斜する。
これにより、レーザ光2も主走査平面内で反射ミラーによる反射角度を可変することができる。
このような本実施例によれば、固定部材の突起の突出量を変えることにより、反射ミラーを主走査平面内と副走査平面内の2平面内での傾斜が可能となり、レーザ光の照射位置精度や走査線傾き精度を向上する。
第1の実施例の走査光学装置の光学系概略図。 第1の実施例の走査光学装置の外観斜視図。 第1の実施例の走査光学装置の外観斜視図。 第1の実施例の走査光学装置の反射ミラーの取付けの説明図。 第1の実施例の走査光学装置の反射ミラーの取付けの説明図。 第1の実施例の走査光学装置の反射ミラー調整の説明図。 第2の実施例の走査光学装置の外観斜視図。 第2の実施例の走査光学装置の反射ミラーの取付け説明図。 第2の実施例の走査光学装置の反射ミラーの取付け説明図。 第2の実施例の走査光学装置の反射ミラーの取付け説明図。 第3の実施例の走査光学装置の反射ミラーの取付け説明図。
符号の説明
7,100 反射ミラー
8,110,200 固定部材第1の当接部
17a,17b,17c 取付け面
121a,121b,121c 基準面
111,202,204 突起

Claims (5)

  1. レーザ光を出射する光源手段、前記レーザ光を反射させる反射手段、前記レーザ光を感光体上に結像させる結像手段および前記レーザ光を偏向走査させる偏向手段と、前記各手段を搭載する支持体で構成される走査光学装置において、前記支持体には前記反射手段あるいは前記結像手段の位置或いは傾斜角度を規制する複数の基準面を有することを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記反射手段は、複数の前記基準面の各形状に対応する異なる形状の複数の前記反射手段の内、前記感光体上の前記レーザ光の照射位置が最も正規位置に近くなる任意の1つの前記反射手段が選択され搭載されることを特徴とする前記請求項2記載の走査光学装置。
  3. レーザ光を出射する光源手段、前記レーザ光を反射させる反射手段、前記レーザ光を感光体上に結像させる結像手段および前記レーザ光を偏向走査させる偏向手段と、前記各手段を搭載する支持体で構成される走査光学装置において、前記反射手段あるいは前記結像手段の前記支持体への固定手段によって前記結像手段あるいは前記結像手段の位置或いは傾斜角度が規制されることを特徴とする走査光学装置。
  4. 前記反射手段および前記結像手段のは直交する2方向の角度調整が可能であることを特徴とする請求項4記載の走査光学装置。
  5. 前記走査光学装置はオーバーフィルド走査光学系で構成され、前記反射手段は前記光源手段からの前記レーザ光を前記偏向手段へ入射することを特徴とする請求項1〜4記載の走査光学装置。
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