JP2006091409A - 画像支持体、その製造方法及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報が付加されているという事実を隠蔽しつつ、画像支持体に情報を付加できるようにする。
【解決手段】 画像形成装置によって形成される画像を支持する画像支持体10であり、この画像支持体10は、基材12と、その片面に設けられ、白色顔料を含有する光散乱層14と、その上層に設けられたゼラチン層15と、更にその上層に設けられ、画像形成装置によって転写されたトナーを受容することで画像を支持するトナー受容層13とを備え、光散乱層14の内部にICタグ11を保持するように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリンタ、複写機等の画像形成装置によって形成された画像を支持する画像支持体及びその製造方法並びにその画像支持体に画像形成を行う画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機等の画像形成装置によって形成される画像を支持する記録紙等の画像支持体に対し、何らかの情報を付加しておきたい場合がある。例えば、画像に関する情報(著作者、撮影条件、出力条件等)や、画像支持体の種類に関する情報等である。従来、このような情報を画像支持体に記録しておくには、画像支持体の裏面にテキストやバーコード等を印字する方法が採られていた。
しかしながら、このような方法では、画像支持体にどのような情報が付加されているかが外見上すぐに分かってしまうので、情報を秘匿することは不可能であった。
一方、近年、ICタグが注目を浴びている。ICタグとは、超小型のICチップに情報を記憶し、無線電波でその情報を読む出すことを可能にした次世代の荷札のことである。製造時にICタグを組み込むことができないとされる製品については、ICタグを埋め込んだICシールを貼り付けることにより情報を付加することが提案されている(特許文献1参照。)。従って、画像支持体に対しても、このようなICシールを貼り付ければ、秘匿性を保った状態で情報を付加することは一応可能となる。
特開2000−293648号公報(第3−4頁、第1−2図)
しかしながら、特許文献1のようなICシールを画像支持体に貼り付けた場合、情報の秘匿性は保てても、そこに何らかの情報が付加されているという事実は一目瞭然である。従って、価値の高い情報が付加されている場合には、その情報を不正に取得するきっかけを与えてしまうことにもなりかねない。即ち、従来においては、情報が付加されているという事実を隠蔽しつつ、画像支持体に情報を付加することはできないという問題点があった。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、情報が付加されているという事実を隠蔽しつつ、画像支持体に情報を付加できるようにすることにある。
かかる目的のもと、本発明では、基材の表面に形成されたトナー受容層の内部にICタグを保持するようにした。即ち、本発明の第1の画像支持体は、画像形成装置によって形成される画像を支持するためのものであり、基材と、この基材の少なくとも片面に設けられ、画像形成装置によって転写されたトナーを受容することで画像を支持するトナー受容層と、このトナー受容層の内部に保持されたICタグとを備えている。
また、本発明では、基材とトナー受容層との間に形成された層の内部にICタグを保持するようにした。即ち、本発明の第2の画像支持体は、画像形成装置によって形成される画像を支持するためのものであり、基材と、この基材の少なくとも片側に設けられ、画像形成装置によって転写されたトナーを受容することで画像を支持する第1の層と、基材と第1の層の間に設けられた第2の層と、この第2の層の内部に保持されたICタグとを備えている。ここで、第2の層としては、白色顔料を含有する光散乱層や、トナーを定着する際の温度において5×10Pa・s以上の粘度を有する熱可塑性樹脂からなる層が考えられる。また、ICタグの表面に白色の塗料を塗布する形態も考えられる。
更に、本発明は、このような画像支持体の製造方法として捉えることもできる。その場合、本発明の画像支持体の製造方法は、銀塩写真用印画紙の表面を掘削する工程と、掘削により生じた孔にICタグを埋め込む工程と、画像形成装置によって転写されたトナーを受容することで画像を支持するトナー受容層を、ICタグを隠蔽するように形成する工程とを含んでいる。
更にまた、本発明は、このような画像支持体を用いる画像形成装置として捉えることもできる。その場合、本発明の画像形成装置は、基材の片面に設けられた層にICタグが埋め込まれた画像支持体を供給する画像支持体供給部と、トナー像を担持するトナー像担持体と、このトナー像担持体によって担持されたトナー像を画像支持体に転写する転写部と、この転写部によりトナー像が画像支持体に転写された後、その画像支持体を、所定の定着部材と密着させて加熱加圧し、更に冷却し、その定着部材から剥離する冷却剥離部とを備えている。この構成において、冷却剥離部が、画像支持体における層の粘度を5×10Pa・s以上に保つことが可能な温度で加熱することとすれば、画像支持体で発生した気泡によってICタグが浮き上がる等の現象を回避することができる。
本発明によれば、情報が付加されているという事実を隠蔽しつつ、画像支持体に情報を付加することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、画像支持体10は、図1に示すような構造を有している。即ち、画像支持体10の製造時に、まず、ICタグ11が基材12上に置かれ、それを覆うようにトナー受容層13が製膜されている。
ここで、ICタグ11としては、例えば、ミューチップ(登録商標)を用いることができる。このチップは、(株)日立製作所が開発した超小型のICチップであり、縦横400μm、厚さ60μmのチップの中に、128ビット分の情報を記憶可能にしたものである。かつては、情報を読み取るために外部アンテナが必要であったが、最近では、チップの中にアンテナが内蔵されたものも開発されている。尚、将来的には、ますます小型化されたICチップも登場してくるであろう。本実施の形態では、そのような将来的に登場し得るICチップを用いることも可能である。
基材12としては、電子写真方式で画像を形成するのに支障がない限り、いかなる素材を用いてもよい。例えば、針葉樹や広葉樹から得られたパルプに対し、サイズ剤、紙力増強剤、硫酸バンド、填料等を必要に応じて添加することにより製造された紙(普通紙、印刷用コート紙、アート紙、キャストコート紙等)が考えられる。但し、これに限定されるものではなく、プラスチック、金属、セラミックス等を用いることも可能である。
また、基材12の坪量は、100〜250gsmが好ましい。100gsmよりも軽い場合は、写真として手にしたときに違和感があり、250gsmよりも重い場合は、画像支持体10の厚みにより定着が困難になったり、機種にもよるが紙詰まりを起こしたりする虞があるからである。
トナー受容層13は、透明樹脂からなるが、トナーを埋め込むことが可能な粘度の樹脂であれば、いかなるものを用いてもよい。例えば、ポリエステル樹脂を用いることができる。具体的には、ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキシド付加物、テレフタル酸、及びグリセリンをモノマーとするポリエステル樹脂や、ビスフェノールAのプロピレン付加物及びフマル酸をモノマーとするポリエステル樹脂や、ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物、ドデセニルこはく酸、及びテレフタル酸をモノマーとするポリエステル樹脂や、ビスフェノールAのエチレングリコール付加物、フマル酸、及びプロピレングリコールをモノマーとするポリエステル樹脂等が考えられるが、これらに限定されるものではない。
また、トナー受容層13は、定着後の固化を早めるという観点から、無機微粒子及び/又は有機微粒子を含有するものであることが好ましい。
無機微粒子としては、白色に見せるのに支障がない限り、様々な微粒子を用いることが可能である。例えば、シリカ、二酸化チタン、酸化すず、酸化モリブデン等である。また、樹脂への分散性を考慮し、これらの無機微粒子に対して、シランカップリング剤、チタンンカップリング剤等を用いて疎水化処理したものも使用できる。
有機微粒子としても、白色に見せるのに支障がない限り、様々な微粒子を用いることが可能である。例えば、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレア系樹脂、フッ素系樹脂等である。
尚、無機微粒子及び有機微粒子の平均粒径は0.005〜1μmが好ましい。0.005μmよりも小さい場合は、樹脂と混合した際に凝集が生じ、所望の効果が得られないことがあるからであり、1μmより大きい場合は、高光沢な画像を得ることが困難になるからである。
更に、トナー受容層13にトナーが埋め込まれることによって鮮明な画像を形成できるように、定着温度におけるトナー受容層13の粘度ηとトナー粘度ηとの間に、「η×10−1[Pa・s]<η[Pa・s]<η[Pa・s]」なる関係があることが望ましい。
もし、トナー受容層13の粘度ηがη×10−1[Pa・s]以下だとすると、トナー受容層13がトナーに比べて非常に軟らかく、定着した際にトナーが潰れないまま埋め込まれてしまうため、トナーの混じりが悪く、所望の色にならない虞があるからである。また、トナー受容層13の粘度ηがη[Pa・s]以上だとすると、トナー受容層13がトナーに比べて硬く、定着した際にトナーがトナー受容層13に埋め込まれず、段差感が生じてしまったり、トナーが潰れて粒状性が悪化したりするからである。
尚、トナー受容層13の厚さは、ICタグ11の厚さよりも厚ければ、20〜30μmが好ましい。20μmよりも薄い場合は、トナー粒子の大きさが5μm程度あることから、2〜3層のトナー粒子を重ねて埋め込んだ場合に、トナー受容層13に埋まりきらずに段差感が生じてしまうからである。また、30μmよりも厚い場合は、画像支持体10としての厚さが均一な画像形成のための許容値を超えてしまうからである。
尚、ICタグ11の上層に絶縁体等を必要に応じて設けてもよい。
また、図1では、ICタグ11を基材12に貼り付けた場合の構造を示しているが、ICタグ11をトナー受容層13によって保持するような構成としてもよい。
更に、図1では、トナー受容層13を基材12の片面に設けた構造を示しているが、トナー受容層13を基材12の両面に設けた構成としてもよい。
以上述べたように、本実施の形態では、基材12の表面に形成されたトナー受容層13の内部にICタグ11を保持するようにしたことにより、情報が付加されているという事実を隠蔽しつつ、画像支持体10に情報を付加することが可能となる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、画像支持体10は、図2に示すような構造を有している。即ち、画像支持体10の製造時に、まず、ICタグ11が基材12上に置かれ、それを覆うように光散乱層14が形成され、更にその上にゼラチン層15が、更にその上にトナー受容層13が製膜されている。
ここで、ICタグ11、基材12、トナー受容層13としては、第1の実施の形態で述べたのと同様のものを用いればよいので、詳しい説明を省略する。
光散乱層14としては、例えば、ポリオレフィン系やポリオレフィン系共重合体からなる熱可塑性樹脂を含有するものを用いる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/アクリル酸共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体等である。
本実施の形態では、光散乱層14を、ICタグ11の存在を隠蔽することを1つの目的として設けている。その目的のために、光散乱層14は、白色顔料を含有する。白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、硝酸バリウム等を用いることができる。この中でも、ICタグ11を隠蔽させる必要性を考えると、酸化チタンを用いることが効果的である。
尚、白色顔料の含有量は、20〜40重量%が好ましい。20重量%よりも少ない場合は、白色に見せる効果が十分得られないからであり、40重量%よりも多い場合は、白色顔料が樹脂にうまく混ざらないからである。
また、ICタグ11の表面も、白色にしておくことにより、ICタグ11を一層目立たないようにすることができる。ここで、表面を白色にするには、いかなる白色の塗料を用いてもよい。白色染料を塗布してもよいし、白色顔料を塗布してもよい。また、ICタグ11の表面に塗布する顔料として、光散乱層14が含有する顔料と同一のものを用いれば、ICタグ11の存在を隠蔽するためにはより効果的である。
一方、基材12に含まれていた水蒸気が定着時に気泡となって発生することにより、画像支持体10に形成された画像の表面が乱され、粒状性、表面性が悪化する懸念がある。また、本実施の形態のように光散乱層14にICタグ11を埋め込んだ場合は、それだけに留まらず、気泡の発生によりICタグ11が浮き上がったり、移動したりする虞もある。この現象は、高光沢を得ようと定着温度を上げた場合に起こり易い。
そこで、本実施の形態では、光散乱層14を、粘度が5×10Pa・sとなる温度Tが100℃以上である熱可塑性樹脂から構成することとする。本実施の形態で想定している冷却剥離装置(詳細は後述する)では、光散乱層14の温度は高くて100℃程度であるので、100℃以下において粘度が5×10Pa・s以上であることが保証される熱可塑性樹脂であれば、気泡の発生による上記の問題点を防げるからである。
このことを図3のグラフを用いて説明する。
図3は、熱可塑性樹脂Aと熱可塑性樹脂Bについて、温度変化に伴う粘度の変化を示したものである。熱可塑性樹脂Aは、温度を上昇させていくと、90℃で粘度が5×10Pa・s以下となってしまう。従って、定着温度において気泡の発生による画像劣化やICタグ11浮き上がりを生じてしまい、光散乱層14に用いるには適さない樹脂である。一方、熱可塑性樹脂Bは、温度を上昇させていくと、100℃において粘度は5×10Pa・s以上を保っている。更に高温になり110℃程度になれば、粘度は5×10Pa・sとなり、気泡の発生による問題も生ずるであろうが、本実施の形態で想定している冷却剥離装置では、光散乱層14の温度は100℃程度までしか上昇しないので、そのような問題は生じないと考えられる。従って、この樹脂は、光散乱層14に用いるのに適した樹脂と言える。
尚、光散乱層14の厚さは、ICタグ11の厚さよりも厚ければ、40〜50μmが好ましい。40μmよりも薄い場合は、光散乱層14を設けることによる効果が十分得られないからであり、50μmよりも厚い場合は、画像支持体10としての厚さが均一な画像形成のための許容値を超えてしまうからである。
ゼラチン層15は、トナー受容層13と光散乱層14との間の光学的マッチングやこれらの層の間の接着性を高めるために設けられる。また、ゼラチン層15を設けること自体、それほど手間を要するものでもない。従って、画像の光沢度を高めるという観点や透明性を高めるという観点からすれば、ゼラチン層15を設けることは有効である。
ところで、本実施の形態の画像支持体10は、銀塩写真用印画紙を用いて製造することが可能である。銀塩写真用印画紙は、上述したのと同様の基材12、光散乱層14、ゼラチン層15がこの順に層構造をなして構成されている。
そこで、第一工程として、この銀塩写真用印画紙の表面を掘削する。これは、ICタグ11を埋め込むためであるので、掘削する穴はICタグ11とほぼ同じサイズとなる。使用するICタグ11としては、ICタグ11の秘匿性の観点から、製造可能であり、かつ、ICタグ11を用いる目的に沿うもののうち極力小さいものを選択することが好ましいので、掘削する穴もこの選択されたICタグ11に適した小さなものとすることが好ましい。また、穴は、ゼラチン層15、光散乱層14に掘り、使用するICタグ11の厚みから必要があれば基材12も切削することになるが、ICタグ11の秘匿性を保つ目的で、少なくともICタグ11が透けて見えないだけの厚みを基材12に残しておくことが好ましい。ICタグ11が十分に薄く、光散乱層14と同じかそれ以下の厚みであれば、掘削するのは光散乱層14だけとなり、この構成が基材12を傷つけないので、最も好ましい。
次に、第二工程として、第一工程の掘削により生じた穴にICタグ11を埋め込む。
そして、第三工程として、その上層をトナー受容層13で覆い、ICタグ11を隠蔽する。
このような製造方法であれば、既存の銀塩写真用印画紙を用いることができるので、新たに画像支持体10を作成する場合に比べ、コストダウンを図ることができる。
尚、ICタグ11の上層に絶縁体等を必要に応じて設けてもよい。
また、図2では、ICタグ11を基材12に貼り付けた場合の構造を示しているが、ICタグ11を光散乱層14によって保持するような構成としてもよい。
更に、図2では、光散乱層14、ゼラチン層15、トナー受容層13を基材12の片側に設けた構造を示しているが、これらの層を基材12の両側に設けた構成としてもよい。
また、本実施の形態では、光散乱層14が白色顔料を含有することとしたが、顔料の色は画像支持体10の使用目的に応じて適宜選択することが可能である。
以上述べたように、本実施の形態では、基材12とトナー受容層13との間に形成された光散乱層14の内部にICタグ11を保持し、光散乱層14に白色顔料を含有させたり、光散乱層14の素材として基材12から発生する気泡による問題が生じないようなものを選択したりするようにした。これにより、情報が付加されているという事実を一層分からなくした上で、画像支持体10に情報を付加することが可能となる。
尚、本実施の形態では、ICタグ11を光散乱層14によって保持する構成としたが、基材12とトナー受容層13の間に光散乱層14に加えて別の層を形成し、ICタグ11をその層によって保持するような構成であってもよい。
(第1及び第2の実施の形態で述べた画像支持体の利用例)
次に、このような画像支持体10に対して画像形成を行う画像形成装置100について説明する。
図4は、画像形成装置100を示した概略構成図である。この画像形成装置100は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置であって、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1K、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写体9に順次転写(一次転写)させる一次転写部、中間転写体9上に転写された重畳トナー画像を画像支持体10に一括転写(二次転写)させる二次転写部、二次転写された画像を画像支持体10上に定着させる定着装置23を備えている。
本実施の形態において、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ、反時計回りに回転する静電潜像担持体2Y,2M,2C,2Kの周囲に、これらを帯電する一様帯電器3Y,3M,3C,3K、これらの上に静電潜像を書込む露光器4Y,4M,4C,4K、各色成分トナーが収容されてこの静電潜像をトナーにより可視像化する現像装置5Y,5M,5C,5K、この各色成分トナー像を中間転写体9に転写する一次転写ロール6Y,6M,6C,6K、静電潜像担持体2Y,2M,2C,2K上の残留トナーを除去する静電潜像担持体クリーニング装置7Y,7M,7C,7K、静電潜像担持体2Y,2M,2C,2Kの表面を除電する除電装置8Y,8M,8C,8Kが順次配設されている。これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写体9の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に、略直線状に配置されている。
中間転写体9としての中間転写ベルトは、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させたフィルム状の無端ベルトで構成されている。そして、その体積抵抗率は10〜1014Ωcmとなるように形成されており、その厚みは例えば0.1mm程度に構成されている。中間転写体9は、各種ロールによって図4における左方向に所定の速度で循環駆動(回動)されている。
一次転写部は、中間転写体9を挟んで静電潜像担持体2Y,2M,2C,2Kにそれぞれ対向して配置される一次転写ロール6Y,6M,6C,6Kで構成されている。一次転写ロール6Y,6M,6C,6Kは、シャフトと、シャフトの周囲に固着された弾性層としてのスポンジ層とで構成されている。シャフトは鉄、SUS等の金属で構成された円柱棒である。スポンジ層はカーボンブラック等の導電剤を配合したNBRとSBRとEPDMとのブレンドゴムで形成され、体積抵抗率が107.5〜108.5Ωcmのスポンジ状の円筒ロールである。そして、一次転写ロール6Y,6M,6C,6Kは中間転写体9を挟んでそれぞれ静電潜像担持体2Y,2M,2C,2Kに圧接配置され、更に一次転写ロール6Y,6M,6C,6Kにはトナーの帯電極性(マイナス極性とする。以下同様。)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)が印加されるようになっている。これにより、静電潜像担持体2Y,2M,2C,2K上のトナー像が中間転写体9に順次、静電吸引され、中間転写体9上において重畳されたトナー像が形成されるようになっている。
二次転写部は、中間転写体9のトナー像担持面側に配置される二次転写ロール21と、バックアップロール20とによって構成される。
バックアップロール20は、表面がカーボンを分散したEPDMとNBRとのブレンドゴムのチューブ、内部がEPDMゴムで構成されている。そして、その表面抵抗率が10〜1010Ω/□となるように形成され、硬度は例えば70°(アスカーC:高分子計器社製、以下同様。)に設定される。
二次転写ロール21は、シャフトと、シャフトの周囲に固着された弾性層としてのスポンジ層とで構成されている。シャフトは鉄、SUS等の金属で構成された円柱棒である。スポンジ層はカーボンブラック等の導電剤を配合したNBRとSBRとEPDMとのブレンドゴムで形成され、体積抵抗率が107.5〜108.5Ωcmのスポンジ状の円筒ロールである。そして、二次転写ロール21は中間転写体9を挟んでバックアップロール20に圧接配置され、更に二次転写ロール21は接地されてバックアップロール20との間に二次転写バイアスが形成され、二次転写部に搬送される画像支持体10上にトナー像を二次転写する。
また、中間転写体9の二次転写部の下流側には、二次転写後の中間転写体9上の残留トナーや紙粉を除去し、中間転写体9の表面をクリーニングする中間転写体クリーニング装置22が接離自在に設けられている。
更に、この画像形成装置100では、用紙搬送系として、画像支持体10を収容する給紙カセット16a及び16b、これらの給紙カセット16a及び16bに集積された画像支持体10を所定のタイミングでそれぞれ取り出して搬送する給紙ロール17a及び17b、給紙ロール17a及び17bにより繰り出された画像支持体10を搬送する搬送ロール18、画像支持体10の位置とトナー像の位置との位置合わせを行うためのレジストロール19、二次転写ロール21により二次転写がなされ、定着装置23により定着がなされた画像支持体10の搬送方向を切り替える搬送方向切替ゲート24を備えている。
また、搬送方向切替ゲート24によって図4における左方向に搬送方向が切り替えられた場合に画像支持体10を第1の記録紙排出口25に導く搬送ロール26、第1の記録紙排出口25から排出された画像支持体10を集積する第1の排紙トレイ27を備える。
更に、本実施の形態では、詳しくは後述するが、特徴的な構成として、画像支持体10に光沢を付与するための定着を行う冷却剥離装置101を備えている。即ち、搬送方向切替ゲート24によって図4における右方向に搬送方向が切り替えられた場合に画像支持体10には冷却剥離装置101によって光沢が付与される。従って、画像形成装置100は、光沢が付与された画像支持体10を第2の記録紙排出口28に導く搬送ロール110、第2の記録紙排出口28から排出された画像支持体10を集積する第2の排紙トレイ29を更に備えている。
次に、この画像形成装置100の基本的な作像プロセスについて説明する。
この画像形成装置100は、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくるカラー画像データや、画像読み取り装置102によって読み取られたカラー原稿のカラー画像データ等を入力し、入力した画像データに対して画像処理を行う。
ここで、中間転写体9への画像形成の動作を、イエロートナー画像を形成する画像形成ユニット1Yを例として説明する。
まず、静電潜像担持体2Yは、一様帯電器3Yによりその表面を一様に帯電される。次に、図示しない画像処理部から入力されたデジタル画像信号に基づいて、露光器4Yによりイエロー画像に対応する像露光がなされ、静電潜像担持体2Yの表面にはイエロー画像に対応する静電潜像が形成される。
このイエロー画像に対応する静電潜像は現像装置5Yによってイエロートナー像となり、一次転写部の一部を構成する一次転写ロール6Yの圧接力及び静電吸引によって中間転写体9上に転写される。転写後の静電潜像担持体2Y上に残留したイエロートナーは、静電潜像担持体クリーニング装置7Yによって掻き取られる。静電潜像担持体2Yの表面は、除電装置8Yによって除電された後、次の画像形成サイクルのために一様帯電器3Yにより再び帯電される。
多色のカラー画像形成を行う画像形成装置100では、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの相対的な位置の違いを考慮したタイミングで、上記と同様の画像形成工程が画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにおいても行われ、中間転写体9上にフルカラートナー像が形成される。
一方、本実施の形態では、画像形成装置100内の下部に設けられた給紙カセット16a及び16bのいずれかに、第1又は第2の実施の形態で述べたような、ICタグ11が埋め込まれた画像支持体10が収容されている。ここでは、給紙カセット16aに画像支持体10が収容されているものとする。
このような状態で、画像出力の指示において指定されたモードに従い、給紙カセット16aから画像支持体10が給紙ロール17aによって給紙される。そして、給紙された画像支持体10は、複数の搬送ロール18及びレジストロール19によって、所定のタイミングで中間転写体9の二次転写位置まで搬送される。そして、画像支持体10には、バックアップロール20と二次転写ロール21とによって、中間転写体9上からフルカラートナー像が一括して転写される。
尚、その際、二次転写部により画像支持体10上に転写できなかった中間転写体9上の残トナーは、そのまま中間転写体9上に付着した状態で搬送され、中間転写体クリーニング装置22により、中間転写体9上から除去され、次の画像形成に備える。
また、中間転写体9上からフルカラートナー像が転写された画像支持体10は、中間転写体9から分離された後、二次転写部の下流側に配設された定着装置23に搬送され、この定着装置23によって熱及び圧力でトナー像が画像支持体10上に定着される。
その後、高光沢な画像が必要でなければ、画像支持体10は、搬送方向切替ゲート24に案内されて搬送ロール26の間を挿通し、第1の記録紙排出口25から第1の排紙トレイ27に排出される。一方、高光沢な画像が必要であれば、画像支持体10は、搬送方向切替ゲート24に案内されて冷却剥離装置101へと搬送される。冷却剥離装置101は、画像支持体10をベルト面に密着させ加熱及び加圧し、その後、冷却して画像支持体10を剥離する装置である。これにより、銀塩写真調の均一な高光沢面を有するプリントを得ることができる。画像支持体10は、この冷却剥離装置101で再度定着されることにより、光沢が付与された後、搬送ロール110によって搬送され、第2の記録紙排出口28から第2の排紙トレイ29に排出される。
尚、上記の搬送方向切替ゲート24の切り替えは、いずれの給紙カセットからの画像支持体10の給紙が指示されたかを把握しておくこと等により実現可能である。
次に、冷却剥離装置101について詳細に説明する。
図5に示すように、冷却剥離装置101は、熱源を有する加熱定着ロール40、剥離ロール44、ステアリングロール45、これらに掛け渡され加熱定着ロール40に従動回転する定着ベルト47、定着ベルト47を介して加熱定着ロール40に押圧してニップを形成する加圧ロール42、定着ベルト47の回転方向のニップ下流側にて定着ベルト47を冷却する冷却器46を有する。このような構成により、トナーを担持した画像支持体10は、トナー画像が定着ベルト47と接するようにニップ部に搬送されて加熱定着ロール40及び加圧ロール42によって加熱加圧定着され、冷却器46で定着ベルト47及び画像支持体10が冷却された後に、剥離ロール44によって定着ベルト47と画像支持体10が剥離される。そして、剥離された画像支持体10は、排出ロール48の間を挿通して排出される。
加熱定着ロール40は、熱伝導性の高い金属製のコア40aの表面に、PFAチューブ等のフッ素樹脂層からなる離型層40bを形成し、コア40a中にハロゲンランプ等の加熱源41を備えている。そして、加熱源41が、加熱定着ロール40の表面温度が所定の温度になるように加熱し、定着ベルト47とトナー像が転写された画像支持体10とを加熱する。
本実施の形態では、ここでの加熱温度を、定着の効果に支障がない限り、画像支持体10の基材12から気泡が発生して画像を乱したり、ICタグ11を浮き上がらせたりする現象を生じさせない程度のものとすることが望ましい。例えば、第2の実施の形態で述べたように、画像支持体10の光散乱層14として、粘度が5×10Pa・sとなる温度Tが100℃以上である熱可塑性樹脂を用いる場合であれば、加熱温度を120℃に設定する等である。
加圧ロール42は、熱伝導性の高い金属製のコア42aの周囲に、ゴム硬度(JIS-A)が40°程度のシリコーンゴム等からなる弾性体層42bを形成し、更にその表面にPFAチューブ等のフッ素樹脂層からなる離型層42cを形成し、コア42a中にハロゲンランプ等の加熱源43を備えている。そして、加熱源43が、加圧ロール42の表面温度が所定の温度になるように加熱し、定着時の画像支持体10に圧力を印加させると同時に、画像支持体10を裏面から加熱させる。
尚、加熱定着ロール40及び加圧ロール42の構成はこれに限定されるものではなく、画像支持体10上に形成されたトナー画像を、定着ベルト47を介して画像支持体10上に定着できる構成であればいかなる構成であってもよい。
剥離ロール44は、画像支持体10の剛性により、定着ベルト47から画像支持体10を剥離させるものであり、その外径形状(寸法)は、定着ベルト47と画像支持体10の付着力及び定着ベルト47の剥離ロール44への巻き付け角度によって決定される。
ステアリングロール45は、定着ベルト47を回転させることにより発生する片寄りによるベルト端部の破損を防止するためのものであり、一方の軸が固定され、他方の軸を図示しない駆動装置により加熱定着ロール40に対して傾かせることで、定着ベルト47が片寄った場合、ベルトの進行方向を逆方向に変更する役割を果たす。
冷却器46は、定着ベルト47と密着している画像支持体10を冷却するためのものであり、定着ベルト47の内周面で、かつ、加熱定着ロール40の下流側、剥離ロール44の上流側に配設される。これにより、定着ベルト47の内周面に接触し、その熱を吸収する。また、冷却器46は、加熱定着ロール40と加圧ロール42により溶融させられた画像支持体10の表面のトナー受容層13とトナー像を冷却させ、画像表面全体を定着ベルト47表面にならった平滑な状態で固化させることで高光沢なプリントを可能にする。
ここで、定着ベルト47としては、熱硬化型ポリイミド製の無端状フィルムを、表面が平滑な厚さ35μmのシリコーンゴム層等で被覆したものが用いられる。消費電力の面からはベルトは薄いものが望ましいが、強度の観点からポリイミド基材は75μm以上、画像支持体10上のトナー画像に密着して定着させる観点からシリコーンゴム層は30μm以上が必要である。
尚、以上の説明では、銀塩写真調の光沢を付与するための装置を定着装置23とは独立した冷却剥離装置101として捉えたが、定着装置23と一体化した装置として捉えることもできる。
次に、このように定着装置23と一体化した冷却剥離装置101を想定し、その作用について図6を参照して説明する。尚、図5では、画像支持体10はその下側の面にトナーを担持した状態で冷却剥離装置101へと搬送されるようになっているが、図6では、冷却剥離装置101の作用が理解し易くなるよう、画像支持体10の上側の面にトナーが担持されていることを前提として図示している。即ち、図5の冷却剥離装置101と図6の冷却剥離装置101とは上下が逆転しているが、基本的な動作としては何ら変わらない。
図6において、画像支持体10aは、カラートナーが転写されているが、まだ定着されていない状態を示している。この画像支持体10aが冷却剥離装置101に搬送されると、画像支持体10aは、トナー画像が定着ベルト47と接した状態で加熱定着ロール40及び加圧ロール42によって加熱加圧定着され、冷却器46で定着ベルト47及び画像支持体10が冷却された後に、剥離ロール44によって定着ベルト47と画像支持体10が剥離される。そして、カラートナーを画像支持体10のトナー受容層13に埋め込むと共に、画像支持体10の表面に定着ベルト47の表面性をそのまま転写し、均一の光沢面を有する画像支持体10bが得られる。
以上述べたように、本実施の形態では、画像支持体10に埋め込まれたICタグ11が基材12から発生した気泡により浮き上がったりすることのないような定着温度を選択して画像の定着を行うようにしたことにより、情報が付加されているという事実を隠蔽しつつ、均一な光沢面を有するプリントを得ることができるようになる。
本発明の第1の実施の形態における画像支持体の構造を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における画像支持体の構造を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における光散乱層の素材選択について説明するための図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態における画像支持体に対し画像形成を行う画像形成装置の全体構成を示した図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態における画像支持体に対し画像形成を行う画像形成装置に含まれる冷却剥離装置の構成を示した図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態における画像支持体に光沢面を付与する様子を示した図である。
符号の説明
10…画像支持体、11…ICタグ、12…基材、13…トナー受容層、14…光散乱層、15…ゼラチン層、40…加熱定着ロール、42…加圧ロール、44…剥離ロール、46…冷却器、47…定着ベルト、100…画像形成装置、101…冷却剥離装置

Claims (12)

  1. 画像形成装置によって形成される画像を支持する画像支持体であって、
    基材と、
    前記基材の少なくとも片面に設けられ、前記画像形成装置によって転写されたトナーを受容することで画像を支持するトナー受容層と、
    前記トナー受容層の内部に保持されたICタグと
    を備えたことを特徴とする画像支持体。
  2. 前記トナー受容層は、20〜30μmの厚さを有することを特徴とする請求項1記載の画像支持体。
  3. 画像形成装置によって形成される画像を支持する画像支持体であって、
    基材と、
    前記基材の少なくとも片側に設けられ、前記画像形成装置によって転写されたトナーを受容することで画像を支持する第1の層と、
    前記基材と前記第1の層の間に設けられた第2の層と、
    前記第2の層の内部に保持されたICタグと
    を備えたことを特徴とする画像支持体。
  4. 前記第2の層は、白色顔料を含有する光散乱層であることを特徴とする請求項3記載の画像支持体。
  5. 前記第2の層は、20〜40重量%の白色顔料を含有することを特徴とする請求項4記載の画像支持体。
  6. 前記第2の層は、40〜50μmの厚さを有することを特徴とする請求項4記載の画像支持体。
  7. 前記ICタグは、その表面に白色の塗料が塗布されたものであることを特徴とする請求項4記載の画像支持体。
  8. 前記ICタグは、その表面に前記白色顔料と同一の白色顔料が塗布されたものであることを特徴とする請求項4記載の画像支持体。
  9. 前記第2の層は、前記トナーを定着する際の温度において5×10Pa・s以上の粘度を有する熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項3記載の画像支持体。
  10. 画像形成装置によって形成される画像を支持する画像支持体の製造方法であって、
    銀塩写真用印画紙の表面を掘削する工程と、
    掘削により生じた孔にICタグを埋め込む工程と、
    前記画像形成装置によって転写されたトナーを受容することで画像を支持するトナー受容層を、前記ICタグを隠蔽するように形成する工程と
    を含むことを特徴とする画像支持体の製造方法。
  11. 基材の片面に設けられた層にICタグが埋め込まれた画像支持体を供給する画像支持体供給部と、
    トナー像を担持するトナー像担持体と、
    前記トナー像担持体によって担持されたトナー像を前記画像支持体に転写する転写部と、
    前記転写部によりトナー像が前記画像支持体に転写された後、当該画像支持体を、所定の定着部材と密着させて加熱加圧し、更に冷却し、当該定着部材から剥離する冷却剥離部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記冷却剥離部は、前記画像支持体における前記層の粘度を5×10Pa・s以上に保つことが可能な温度で加熱することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013006704A (ja) * 2012-09-03 2013-01-10 Tenryu Composite Co Ltd 繊維強化樹脂製コアへの非接触icタグの取付方法

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