JP2006091407A - 光学部品の組み込み姿勢調節方法、及び光学部品の姿勢調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズを保持枠に組み付ける際の組付け精度を向上させる。
【解決手段】 第3群レンズ68を受け部140に保持した状態で、上部保持枠65の開口65fから治具131の受け部140を挿入させる。光源132からレーザ光を照射して、治具131に設けられた開口142bを通過させる。ミラー145に到達したレーザ光は、ミラー145にて反射するか、ミラー145に設けられた開口144を通過してプリズム71の内部に入射する。プリズム71の内部に入射したレーザ光は光出射面71cで反射し、戻り光として開口144,142bを通過する。ミラー145にて反射した反射光とプリズム71からの戻り光とを、CCDイメージセンサ134上に結像させ、それら2つのスポット像が一致しない場合は、プリズム71からの戻り光によるスポット像が反射光によるスポット像に一致させるように、治具152を移動させる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、電子スチルカメラ、ビデオカメラや銀塩カメラに内蔵されるレンズ鏡筒や保持枠に対してレンズやプリズム等の光学部品を固定する際の組み込み姿勢調節方法、及び組み込み姿勢調節装置に関する。
一般に、普及しているカメラの中には、撮像光学系によって結像された被写体像を例えばCCDイメージセンサ等の撮像手段で撮像するカメラ、所謂デジタルカメラがある。最近では、小型化されたデザインやスリム化されたデザインのデジタルカメラが主流になってきている。このようなデジタルカメラは、プリズムやミラーを用いて、取り込まれた第1の光軸に沿った被写体光を、第1の光軸に直交する第2の光軸方向に屈曲させて、第2の光軸上に配置されたCCDイメージセンサの結像面上に上記被写体光を結像させる、所謂屈曲光学系を備えている。また、屈曲光学系を備えたデジタルカメラの中には、ズームに寄与する光学系を駆動源により移動させてズーム倍率を変更する、光学ズーム機能を備えたデジタルカメラも開発されている(特許文献1、2)。
このようなデジタルカメラを製造する場合、屈曲光学系を構成する光学レンズやプリズムの精度と、レンズを保持する保持枠の精度とを厳密にする他に、光学レンズやプリズムを保持枠へ組み付ける際の組付け精度を厳密にすることによって屈曲光学系自体の光学性能を向上させることが一般的に行われている。
例えば保持枠に対する第1レンズの位置調整を行う前に、組み込まれる光学系の性能が所定の性能となるように治具を調整することが考案されている(特許文献2)。この場合の位置調整とは、光軸方向に垂直となる面上の位置ずれ調整の他に、光軸に対する角度調整である。この場合、一回調整を行えば、保持枠に対する第1レンズの位置調整を容易に行うことができ便利であり、有効な手段ということができる。
特許第3340093号公報 特開2003−107310号公報
しかしながら、この上述した位置調整の場合、各構成部品が高精度に製造されていれば、一回治具を調整するだけで、第1レンズ群と保持枠との位置調整が高精度で行われることになるが、各構成部品が必ずしも高精度に製造されていないため、治具の調整を行っても、必ずしも第1レンズ群の組み付け性能が向上するとは限らないという問題がある。例えば保持枠に対する第1レンズ群の位置調整を行った後に、例えば性能検査機や、偏心測定機等を用いた検査を行うことで上記問題は解決することになるが、検査において所定性能が出ていない場合には、再度位置調整を行う必要があり、製造上面倒である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、撮像光学系を構成する光学レンズを保持枠に精度良く組み付けることで、撮像光学系の光学性能を向上させることができるようにした光学部品の組み込み姿勢調節方法、及び光学部品の姿勢調節装置を提供することを目的とする。
本発明の光学部品の組み込み姿勢調節方法は、平坦な基準反射面を有する筐体に光学部品を組み込む際の位置調節装置において、コリメータレンズからの測定光を垂直に反射させるとともに測定光の一部を通過させる開口を形成したミラーが固定された治具で、前記光学部品を一定の姿勢で保持し、前記測定光を前記ミラーに照射してミラーからの反射光、及び前記開口を通過して筐体の基準反射面で反射して再び開口を通って戻ってきた反射光とをコリメータレンズに逆向きに入射させ、このコリメータレンズの焦点面上に結像される各々の反射光によるスポット像が互いに重なり合うように筐体と治具との少なくともいずれかを相対的に変位させることによって、筐体に対する光学部品の組み込み位置を調節することを特徴とする。
また、前記基準反射面は、筐体に予め組み込まれた直角プリズムの光入射面、又は光出射面であることが好ましい。また、前記光学部品は、直角プリズムの光出射面よりも光軸上の後方に組み込まれるレンズであることが好ましい。また、前記開口を通過した測定光は、直角プリズムの光入射面から入射して、全反射面を経て光出射面で反射され、再び全反射面及び光入射面を経て開口に戻るとともに、前記レンズはその光軸が測定光の光軸と垂直になるように治具で保持されていることが好ましい。
また、本発明の光学部品の組み込み姿勢調節装置は、平坦な基準反射面を保持する筐体に光学部品を組み込む際に該光学部品の姿勢を調節して決定する姿勢調節装置において、コリメータレンズからの測定光を垂直に反射させるとともに、該測定光の一部を通過させる開口を形成したミラーと前記ミラーを備えるとともに、前記光学部品を一定の姿勢で保持する治具と、前記ミラーからの反射光と、前記開口を通過して筐体が保持する基準反射面で反射して再び開口を通って戻ってきた反射光とを前記コリメータレンズに逆向きに入射させた際に得られる焦点面と、前記焦点面上に結像される各々の反射光によるスポット像が互いに重なり合うように筐体と治具との少なくともいずれかを相対的に変位させる変位手段とを備え、前記変位手段により前記焦点面上のスポット像を互いに重なり合わせることによって、前記筐体に対する光学部品の組み込み姿勢と位置とを調節することを特徴とする。
また、前記基準反射面は、筐体に予め組み込まれた直角プリズムの光入射面、又は光出射面であることが好ましい。また、前記光学部品は、直角プリズムの光出射面よりも光軸上の後方に組み込まれるレンズであることが好ましい。また、前記開口を通過した測定光は、直角プリズムの光入射面から入射して、全反射面を経て光出射面で反射され、再び全反射面及び光入射面を経て開口に戻るとともに、前記レンズはその光軸が測定光の光軸と垂直になるように治具で保持されていることが好ましい。
本発明の光学部品の組み込み姿勢調節方法によれば、平坦な基準反射面を有する筐体に光学部品を組み込む際の位置調節装置において、コリメータレンズからの測定光を垂直に反射させるとともに測定光の一部を通過させる開口を形成したミラーが固定された治具で、前記光学部品を一定の姿勢で保持し、前記測定光を前記ミラーに照射してミラーからの反射光、及び前記開口を通過して筐体の基準反射面で反射して再び開口を通って戻ってきた反射光とをコリメータレンズに逆向きに入射させ、このコリメータレンズの焦点面上に結像される各々の反射光によるスポット像が互いに重なり合うように筐体と治具との少なくともいずれかを相対的に変位させることによって、筐体に対する光学部品の組み込み位置を調節するから、筐体に組み込まれる光学部品を高精度に組み込むことが可能となる。
また、前記基準反射面は、筐体に予め組み込まれた直角プリズムの光入射面又は、光出射面であるから、直角プリズムが高精度で筐体に組み込まれることで他の光学部品も精度良く筐体に組み込むことができる上に、光学性能を低下させることがない。また、前記光学部品は、直角プリズムの光出射面よりも光軸上の後方に組み込まれるレンズであるから、レンズ自体を直角プリズムに対して高精度に組み込むことができる。
また、前記開口を通過した測定光は、直角プリズムの光入射面から入射して、全反射面を経て光出射面で反射され、再び全反射面及び光入射面を経て開口に戻るとともに、前記レンズはその光軸が測定光の光軸と垂直になるように治具で保持されているから、レンズを筐体に組み込む際の位置決めを容易に行うことができる。
さらに、本実施形態の光学部品の組み込み姿勢調節装置によれば、平坦な基準反射面を保持する筐体に光学部品を組み込む際に該光学部品の姿勢を調節して決定する姿勢調節装置において、コリメータレンズからの測定光を垂直に反射させるとともに、該測定光の一部を通過させる開口を形成したミラーと前記ミラーを備えるとともに、前記光学部品を一定の姿勢で保持する治具と、前記ミラーからの反射光と、前記開口を通過して筐体が保持する基準反射面で反射して再び開口を通って戻ってきた反射光とを前記コリメータレンズに逆向きに入射させた際に得られる焦点面と、前記焦点面上に結像される各々の反射光によるスポット像が互いに重なり合うように筐体と治具との少なくともいずれかを相対的に変位させる変位手段とを備え、前記変位手段により前記焦点面上のスポット像を互いに重なり合わせることによって、前記筐体に対する光学部品の組み込み姿勢と位置とを調節するから、筐体に組み込まれる光学部品を高精度に組み込むことが可能となる。
また、前記基準反射面は、筐体に予め組み込まれた直角プリズムの光入射面又は、光出射面であるから、直角プリズムが高精度で筐体に組み込まれることで他の光学部品も精度良く筐体に組み込むことができる上に、光学性能を低下させることがない。また、前記光学部品は、直角プリズムの光出射面よりも光軸上の後方に組み込まれるレンズであるから、レンズ自体を直角プリズムに対して高精度に組み込むことができる。
また、前記開口を通過した測定光は、直角プリズムの光入射面から入射して、全反射面を経て光出射面で反射され、再び全反射面及び光入射面を経て開口に戻るとともに、前記レンズはその光軸が測定光の光軸と垂直になるように治具で保持されているから、レンズを筐体に組み込む際の位置決めを容易に行うことができる。
図1は、本発明を実施したデジタルカメラの前面を示す斜視図、図2は、図1に示すデジタルカメラの後面を示す斜視図である。デジタルカメラ2の前面には、撮像窓3、ストロボ発光部4が設けられる。撮像窓3と、ストロボ発光部4との間には、セルフタイマー用のランプ5が設けられている。この撮像窓3の後面には、後述する第1レンズ群66の第1レンズ70が配置される。このデジタルカメラ2の上面には、電源ボタン8及びシャッタボタン9が設けられている。
デジタルカメラ2の後面には、LCD(Liquid Crystal Display)パネル11が設けられている。このLCDパネル11は撮影モードでは電子ビューファインダとして機能し、CCDイメージセンサ92(図8参照)で撮像されたスルー画像がLCDパネル11に表示される。このLCDパネル11の図2中右側上方には、ズームボタン12が設けられる。このズームボタン12は、拡大(ワイド)ボタン12a、縮小(テレ)ボタン12bから構成される。このズームボタン12の下方には、モード選択ボタン13、4つのボタンが十字配列された設定変更キー14が設けられる。なお、モード選択ボタン13は、撮影を行う撮影モード、撮影画像を再生する再生モード、各種設定を行うセットアップモードなどの各種モードを選択するために設けられる。
設定変更キー14は、モード選択ボタン13の操作によって、セットアップモードが選択されたときに、LCDパネル11に表示されたメニュー画面のカーソルの移動や、項目の選択を行う場合に操作される。また、再生モードが選択されると、図示しないメモリに記憶された画像が再生され、この状態で設定変更キー14が操作されると、メモリに記憶された異なる画像がLCDパネル11に表示される。この再生モードの際に、ズームボタン12が操作されると、LCDパネル11に表示された画像が拡大表示、或いは縮小表示される。また、撮影モードが選択された場合、設定変更キー14を操作することによって、例えばストロボ発光の有無の切換や、近接撮影、風景撮影等の撮影時のモード切換等を行うことができる。
図3は、デジタルカメラ2に内蔵される撮像ユニットの前面を分割して示す斜視図、図4は撮像ユニットの後面を示す斜視図である。この撮像ユニット20に組み込まれる撮像光学系は、プリズム71を用いた屈曲光学系から構成される。この屈曲光学系が用いられることによって、デジタルカメラ2の厚みを薄くすることができる。この撮像ユニット20は、上部ユニット21と、下部ユニット22とから構成され、これら2つのユニットがネジ23等によって一体に組み付けられる。なお、符号24はシャッタユニットであり、本実施形態では、便宜上シャッタユニット24は下部ユニット22に含まれるものとして説明する。なお、図4中符号30は第1駆動ユニット、符号31は第2駆動ユニットであり、第1駆動ユニット30は上部保持枠65に、第2駆動ユニット31は下部保持枠90に、ネジ33、34等によりそれぞれ組み付けられる。
図5は、第1駆動ユニット30の構成を分解して示す斜視図である。第1駆動ユニット30は、ブラケット40、移動部材41、駆動モータ42、ガイドシャフト43から構成されている。ブラケット40は、略コの字状から構成されている。この上面40a及び下面40bには、ガイドシャフト43が挿通される開口44の他に、駆動モータ42の駆動ネジ軸42aが挿通される開口45がそれぞれ設けられる。なお、符号46(図4参照)及び符号47は第1駆動ユニット30を上部保持枠65に設けられたピン65aが挿入される位置決め孔であり、符号48は、ネジ33が挿通される開口である。
移動部材41は、円柱形状からなる基部41aに、ガイドシャフト43が挿通される開口41b、41cが設けられている。この基部41aから突出するように、当接片41d及び押圧片41e、41fが設けられている。この当接片41dと、挟持片41e,41fとの間には駆動モータ42の駆動ネジ軸42aが挿入され、当接片41dと挟持片41e,41fとによって駆動ネジ軸が挟持される。なお、当接片41dにはラッチ41gが設けられており、駆動モータ42の駆動ネジ軸42aと噛み合うことで、駆動ネジ軸42aの回転を移動部材41の移動に変換している。また、移動部材41には、連結片41hを備えており、この連結片41hにコイルバネ82(図7参照)の一端が取り付けられる。なお、ガイドシャフト43は、移動部材41の移動方向を規制するために設けられる。
図6は、第2駆動ユニット31の構成を分解して示す斜視図である。第2駆動ユニット31は、第1駆動ユニット30と同様に、ブラケット50、移動部材51、駆動モータ52、ガイドシャフト53から構成されている。ブラケット50は、略コの字状から構成されている。この上面50a及び下面50bには、ガイドシャフト53が挿通される開口55の他に、駆動モータ52の駆動ネジ軸52aが挿通される開口56がそれぞれ設けられる。なお、符号57(図4参照),符号58は第2駆動ユニット31を下部保持枠90に設けられたピン90aが挿入される位置決め孔であり、符号59は、ネジ34が挿通される開口である。
移動部材51は、円柱形状からなる基部51aに、ガイドシャフト53が挿通される開口51b、51cが設けられている。この基部51aから突出するように、当接片51d及び押圧片51e,51fが設けられている。この当接片51dと、挟持片51e,51fの間に駆動モータ52の駆動ネジ軸52aが挿入されることによって、駆動ネジ軸52aが当接片51dと、挟持片51e,51fとに挟持される。なお、当接片51dにはラッチ51gが設けられており、駆動モータ52の駆動ネジ軸52aと噛み合うことで、駆動ネジ軸52aの回転を移動部材51の移動に変換している。また、移動部材51は、連結片51hを備えており、この連結片51hにコイルバネ97(図8参照)の一端が取り付けられる。なお、ガイドシャフト53は、移動部材51の移動方向を規制するために設けられる。
図7に示すように、上部ユニット21は、上部保持枠65、第1レンズ群66、第2レンズ群67、第3レンズ群68等から構成される。第1レンズ群66は、第1レンズ70、プリズム71、第2レンズ72から構成される。第1レンズ70は、レンズホルダ73の後面側から挿入された後に、上部保持枠65に組み付けられる。上部保持枠65の前面にはピンが2カ所設けられており、これらピンによって、レンズホルダ73が上部保持枠65の前面の所定位置に位置決めされる。このレンズホルダ73は、第1レンズ73の背面が上部保持枠65のレンズ受け面65gに当接された状態で保持されることになる。なお、符号74,75は、レンズホルダ73を上部保持枠65に固定するときに用いられる留め具である。
プリズム71には、光入射面71aと光出射面71cとが直交する直交プリズムが用いられる。プリズム71は、第1レンズ70により取り込まれた第1方向(図7中符号L1)の被写体光束を光入射面71aから入射させ、全反射面70bにて90度折り曲げて第2方向(図7中符号L2)に反射させ、光出射面71cから出射させる。なお、詳細は後述するが、このプリズム71は、後述する治具110を用いて上部保持枠65に設けられたプリズム収納部65bに挿入された後に、プリズム収納部65bの外壁面に設けられた注入孔65c,65dから例えばUV接着材等が注入されることによって上部保持枠65に固着される。なお、符号76は、調光用のマスクシートである。
第2レンズ72は、例えば2枚のレンズから構成され、これらレンズが例えば金属からなるレンズホルダ77に組み込まれる。このレンズホルダ77は、上部保持枠65の下方からその内部に組み付けられる。図示はしないが、第2レンズ72と組み付けると、マスクシート76が第2レンズ72とプリズム71とによって挟持され、第2レンズ72が位置決めされる。
第2レンズ群67は、ズーム倍率の調整を行うためのレンズ群である。この第2レンズ群67は、例えば3枚のレンズから構成され、レンズキャリア78に組み込まれる。レンズキャリア78は、第2レンズ群67を収納する収納部78a、ガイドシャフト79,80が挿通されるガイド受け部78b,78cを備えている。ガイド受け部78bは円柱形状から構成され、トーションバネ81が収納される収納部78dを備えている。このトーションバネ81の一端はガイド受け部78bに設けられた凹部78eに、その他端は凹部78fに入り込む。これにより、トーションバネ81の両端の付勢により、ガイド受け部78bに設けられた開口78g,78hの内壁面がガイドシャフト79に当接する。これにより、例えばズーム倍率の変更時において、レンズホルダ78が移動したときのレンズホルダ78のがたつきを防止することができるとともに、撮影時に振動が生じてもレンズキャリア78のがたつきを防止することができる。
また、ガイド受け部78bには、連結片78iが設けられており、この連結片78iにコイルバネ82の他端側が組み付けられる。これにより、第1駆動ユニット30の移動部材41と、レンズキャリア78とが連結される。
レンズホルダ85は、ネジ86等によって上部保持枠65の底面に組み付け固定される。このレンズホルダ85の上面には、上述したガイドシャフト79,80の一端をそれぞれ保持する軸受け部85a,85bを備える他に、第3レンズ群68が固定される取付け孔85cを備えている。
第3レンズ群68は、第2レンズ群67からの被写体光束を第4レンズ群91にリレーするためのレンズ群である。なお、第3レンズ群68は、単一レンズでも、複数のレンズから構成されて良いものとする。なお、符号65fは、第3レンズ群68をレンズホルダ85に組付け固定する際に、専用の治具131を挿通させるための開口であり、この開口65fは、第3レンズ群68をレンズホルダ85に組付け固定された後、前面蓋87によって遮蔽される。
図8に示すように、下部ユニット22は、シャッタユニット24、下部保持枠90、第4レンズ群91及びCCDイメージセンサ92等から構成され、下部保持枠90に第4レンズ群91及びCCDイメージセンサ92等が組み付けられる。第4レンズ群91は、例えば3枚のレンズから構成され、ズーム倍率の調整を行う。また、第4レンズ群91は、ズーム倍率の調整時のフォーカス調整の他に、撮像時のフォーカス調整を行う。この第4レンズ群91は、レンズキャリア93に組み付けられる。
レンズキャリア93は、第4レンズ群91を上述した収納部93aの他に、ガイドシャフト94,95が挿通されるガイド受け部93b,93cを備えている。ガイド受け部93bは円柱形状から構成されており、トーションバネ96が収納される収納部93dを備えている。このトーションバネ96の一端はガイド受け部93bに設けられた凹部93eに、その他端は凹部93fに入り込む。このトーションバネ96の両端による付勢により、ガイド受け部93bの開口93g、93hがガイドシャフト94に当接することになる。これにより、例えばレンズキャリア93が移動した場合に、レンズキャリア93のがたつきを防止することができるとともに、撮影時に振動が生じてもレンズキャリア93のがたつきを防止することができる。
また、ガイド受け部93bには、連結片93iが設けられており、この連結片93iに、コイルバネ97の他端側が組み付けられる。これにより、第2駆動ユニット31の移動部材51とレンズキャリア93とが連結される。また、このレンズキャリア93はインデックス93jを備え、下部保持枠90の側部開口90aに組み付けられるフォトインタラプタ100によって検出される。
下部保持枠90の底面側から、ローパスフィルタ98、CCDイメージセンサ92が組み付けられる。ローパスフィルタ98はモアレや擬色を防止するために用いられる。CCDイメージセンサ92は、第4レンズ群91を透過した被写体光が、その結像面にて結像され、被写体像の撮像信号に変換する。なお、ローパスフィルタ98は、CCDイメージセンサ92の結像面に対して充分な距離を置くことで、例えばローパスフィルタ98に塵等のゴミが存在する場合に、ローパスフィルタ98上のゴミの影響を低減させることが可能となる。なお、ローパスフィルタ98と、CCDイメージセンサ92の結像面との距離は5mm以上であることが好ましい。
次に、プリズム71を上部保持枠65に組み付ける方法について、図9〜11を用いて説明する。図9に示すように、治具110は、レンズ受け面65gに当接される基準面110aと、プリズム71の光入射面71aを基準面110aと水平となるように保持するプリズム保持部110bとを備えている。また、治具110は、吸引ノズル110cを備えており、この吸引ノズル110cによって、プリズム71の光入射面71aが基準面110aと水平となる状態でプリズム71を吸着保持する。
このような治具110を用いて、プリズム71を上部保持枠65に位置決めする手順を以下に示す。まず、プリズム71の光入射面71aを治具110のプリズム保持部110bに当接させた状態で吸着保持する。この状態で治具110を移動させ、所定位置に保持された上部保持枠65のプリズム収納部65bにプリズム71を挿入する。この際、治具110の基準面110aが上部保持枠65のレンズ受け面65gに当接するまで、治具110を移動させる。上部保持枠65のレンズ受け面65gは、第1レンズ70の背面を受けて第1レンズ70を位置決めする面であり、また、プリズム71はその光入射面71aがプリズム保持部110bによって治具110の基準面110aと平行となるように吸着保持されているから、レンズ受け面65gとプリズム71の光入射面71aとが平行な面となる。これにより、第1レンズ70が上部保持枠65に保持された場合に、第1レンズ70の光軸L1に対するプリズム71の光入射面71aが垂直な面となり、光入射面71aの法線方向が光軸L1に対して傾斜した状態で、プリズム71が上部保持枠65に組み付けられることを防止できる。
また、プリズム71のレンズ収納部65bへの挿入時には、プリズム71の上面71dをレンズ収納部65bに設けられたプリズム規制部65hに当接させる。このプリズム規制部65hにプリズム71の上面71dを当接させることで、プリズム71の光出射面71cの法線方向が光軸L2に対して傾斜した状態で、プリズム71が上部保持枠65に組み付けられることを防止できる。これにより、レンズ受け部65gに治具110の基準面110aを当接させ、かつ、その時に、プリズム71の上面71dをプリズム収納部65bのプリズム規制部65hに当接させることで、上部保持枠65に対するプリズム71の位置決めが容易に、かつ高精度に行われることになる。この状態で治具110を固定し、注入口65c,65dから、例えばUV接着剤等を注入することによって、プリズム71を上部保持枠65のプリズム収納部65bに固着させる。これにより、プリズム71がプリズム71の光入射面71a、全反射面71b、光出射面71c以外の2面でプリズム71が上部保持枠65に接着保持されることになる。なお、プリズム71を上部保持枠65に固着させた後には、プリズム収納部65bに生じる隙間にマスクシート76を挿入する。
マスクシート76を挿入した後に、上部保持枠65の下方から、その内部に第2レンズ72が組み付けられたレンズホルダ77を挿入し、マスクシート76をプリズム71と第2レンズ72とによって挟持される位置で固定する。マスクシート76をプリズム71と第2レンズ72によって挟持することによって、光軸L2に対して第2レンズ72の光入射面を直交する面として位置決めすることができる。その後、上部保持枠65の下方から、レンズキャリア78、ガイドシャフト79、80及びレンズホルダ85を組み付けた後に、第3レンズ群68を組み付ける。
以下に、第3レンズ群68をレンズホルダ85に組み付ける際の姿勢調整装置130について説明する。図12に示すように、姿勢調整装置130は、治具131、光源132、ビームスプリッタ133、CCDイメージセンサ134、コリメータレンズ135及び調整機構151から構成される。
治具131は、レンズ受け部140、アーム部141及び治具本体142から構成される。レンズ受け部140は、その上面に、第3レンズ群68を受けるレンズ受け面140aが設けられている。なお、図示はしないが、このレンズ受け面140aに、第3レンズ群68を載置すると、第3レンズ群68が吸着保持されるようになっている。アーム部141は、レンズ受け部140と、治具本体142とを一体にするためのものである。なお、治具本体142の基準面142aと、レンズ受け面140aとは直交するように設けられる。治具本体142には、その中心軸が基準面142aに直交する開口142bが形成されている。また、治具本体142の基準面142aには、開口142bに連通する開口144が形成されたミラー145が、前記開口142bの中心軸と、ミラー145に形成された開口144の中心軸とが一致するように取り付けられている。なお、このミラー145は、光源132からの照射光を垂直に反射させる。
光源132は、照射光の光軸が治具131の開口142bの中心軸と一致するように配置される。以下では、光源132として、レーザ光を発するレーザ光源を例として説明する。ビームスプリッタ133は、光源132からのレーザ光を透過させ、コリメータレンズ135へと出射させる。また、ミラー145からの反射光、及び上部保持枠65に固着されたプリズム71の光出射面71cで反射されたレーザ光がビームスプリッタ133に入射すると、内部に設けられた反射面133aでその光軸が折り曲げられて、レーザ光がCCDイメージセンサ134に向けて出射される。コリメータレンズ135は、ビームスプリッタ133から出射した光の光束を、所定幅の平行線光束にして、ミラー145に垂直に出射する。なお、CCDイメージセンサ134の結像面が、コリメータレンズ135の焦点面となる。
このような調整装置130を用いて、上部保持枠65に組み付けられたレンズホルダ85に第3レンズ群68を組み付ける際には、まず、レンズ受け部140に第3レンズ群68を吸着保持させる。上部保持枠65を保持した治具152を移動させて、上部保持枠65に設けられた開口65fに治具131のレンズ受け部140を挿入する。さらに、上部保持枠65を移動させ、レンズホルダ85のレンズ組付け部85cに位置させる。この状態で、光源132からレーザ光をミラー145及びプリズム71に向けて照射する。光源132から照射されたレーザ光はビームスプリッタ133を透過した後に、コリメータレンズ135で所定の平行線光束に変換されて、治具本体142の開口142bへと照射される。治具本体142の基準面142aには、開口142bを遮蔽するようにミラー145が設けられており、ミラー145に到達した光はミラー145で反射されるか、ミラー145に設けられた開口144を通過する。
開口144を通過した光はプリズム71の光入射面71aから内部に入射する。そして、プリズム71の内部に入射した光は、反射面71bにて90度屈曲され、プリズム71の光出射面71cに到達する。なお、プリズム71と第2レンズ72との間には、マスクシート76によって形成されたエアギャップがある。このため、プリズム71の光出射面に到達したレーザ光の約3〜4%がプリズム71の光出射面71cで反射することになる。なお、以下では、プリズム71の光出射面71cで反射した光を戻り光として説明する。この戻り光は、プリズム71の内部を透過した後に、ミラー145の開口144、治具本体142の開口142bを通過する。
プリズム71からの戻り光は、ミラー145で反射した光と共に、コリメータレンズ135を透過する。この透過した光は、ビームスプリッタ133の反射面133aで反射した後に、CCDイメージセンサ134の結像面上で結像される。なお、CCDイメージセンサ134で受光された光量は制御装置150によって2次元解析することによって、スポット像の位置が判明する。図13に示すように、例えばミラー145で反射した光によるスポット像S1は、xy座標系の原点に位置する。例えば上部保持枠65の位置が適している場合には、プリズム71からの戻り光によるスポット像S2が、ミラー145で反射した光によるスポット像S1と一致する。この場合には、その状態でUV接着剤を用いて、或いは熱カシメ等により、第3レンズ群68をレンズホルダ85に固着する。
図13に示すように、ミラー145で反射した光によるスポット像S1と、プリズム71からの戻り光によるスポット像S2とが一致しない場合には、制御装置150は、調整機構151を作動させて、上部保持枠65を保持している治具152を3軸方向の少なくとも1方向に移動させる。治具152を移動させることによって、プリズム71からの戻り光によるスポット像S2を、ミラー145で反射した光によるスポット像S1に一致させる。その後、第3レンズ群68をUV接着剤を用いて、或いは熱カシメ等によりレンズホルダ85に固着する。その後、上部保持枠65に、前面蓋87を組み付けるとともに、第1レンズ70をレンズホルダ73を介して上部保持枠65に組み付ける。最後に、第1駆動ユニット30を上部保持枠65に組み付ける。これにより、上部ユニット21が完成する。完成した上部ユニット21は、他の製造工程で製造された下部ユニット22と組み付けられることによって、撮像ユニット20が完成し、他のユニットとともに、デジタルカメラ2の内部に組み込まれる。
本実施形態では、ミラーからの反射光におけるスポット光S1と、プリズムからの戻り光におけるスポット光S2との位置がずれているときに、制御装置によって移動装置を作動させ、自動的に上部保持枠の位置を調整して、スポット光S1と、スポット光S2とを一致させたが、これに限定する必要はなく、手動で上部保持枠を保持する治具を移動させるようにしても良い。この場合、移動装置に例えばダイヤル等を設け、このダイヤルを作業者が操作することによって、治具を移動させることによってスポット光S1と、スポット光S2とを一致させるようにしてもよい。なお、この場合は、上記スポット光S1と、スポット光S2とを表示する、例えばモニター等の表示手段を設ける必要がある。
本実施形態では、上部保持枠を保持する治具を移動させることによって、第3レンズ群の組み付け位置の調節を行ったが、これに限定する必要はなく、第3レンズ群を保持する治具を移動させることも可能である。この場合、位置調整装置を治具に組み込んでもよいし、位置調整装置を治具とは別個に設け、治具の移動とともに位置調整装置を移動させるようにする。
本実施形態では、ミラーの反射率については、その詳細を省略したが、例えば、プリズムからの戻り光と、ミラーにおける反射光とを同一レベルにする程度の反射率とすることが好ましい。例えばプリズムの光出射面まで到達したレーザ光は、光出射面で約3〜4%の反射を行うので、プリズムからの戻り光は非常に弱い光量の光となる。このため、ミラーにおける反射光をプリズムからの戻り光と同一レベルの光量となる光にすることで、例えば結像面をグリット座標から構成し、作業者の目視による位置調節の場合には、スポット像S1とスポット像S2とが非常に近くてもズレ量を判断しやすくなる。また、ミラーを、その反射によって光の分光特性を変化させる特性を持たせれば、上記グリット座標を結像面にした場合には、ミラーからの反射光によるスポット像と、プリズムからの戻り光によるスポット像を容易に区別することができる。
本実施形態では、基準反射面として、プリズムの光出射面の例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば上部保持枠のプリズム収納部の内壁面に測定用の平坦面を形成して、この平坦面を利用して組み付け位置を調節することも可能である。
デジタルカメラの前面の外観を示す斜視図である。 デジタルカメラの後面の外観を示す斜視図である。 撮像ユニットの前面側の構成を示す斜視図である。 撮像ユニットの後面側の構成を示す斜視図である。 第1駆動ユニットの構成を分解して示す斜視図である。 第2駆動ユニットの構成を分解して示す斜視図である。 上部ユニットの構成を分解して示す斜視図である。 下部ユニットの構成を分解して示す斜視図である。 上部保持枠にプリズムを位置決めする際の断面図である。 上部保持枠にプリズムを位置決めする際の断面図である。 上部保持枠に位置決めされたプリズムを固定する方法を示す斜視図である。 位置調整装置の構成を示す断面図である。 結像面上に結像されるミラーからの反射光の結像点、及びプリズムからの戻り光の結像点の一例を示す説明図である。
符号の説明
2 デジタルカメラ
20 撮像ユニット
21 上部ユニット
22 下部ユニット
65 上部保持枠(筐体)
65f 開口
68 第3レンズ群
71 プリズム
71a 光入射面
71c 光出射面
85 レンズホルダ
130 姿勢調整装置
131 治具
132 光源
135 コリメータレンズ

Claims (8)

  1. 平坦な基準反射面を保持する筐体に光学部品を組み込む際に該光学部品の姿勢を調節して決定する姿勢調節方法において、
    コリメータレンズからの測定光を垂直に反射させるとともに測定光の一部を通過させる開口を形成したミラーが固定された治具で、前記光学部品を一定の姿勢で保持し、前記測定光を前記ミラーに照射してミラーからの反射光、及び前記開口を通過して筐体が保持する基準反射面で反射して再び開口を通って戻ってきた反射光をコリメータレンズに逆向きに入射させ、このコリメータレンズの焦点面上に結像される各々の反射光によるスポット像が互いに重なり合うように筐体と治具との少なくともいずれかを相対的に変位させることによって、筐体に対する光学部品の組み込み姿勢と位置とを調節することを特徴とする光学部品の組み込み姿勢調節方法。
  2. 前記基準反射面は、筐体に予め組み込まれた直角プリズムの光入射面、又は光出射面であることを特徴とする請求項1記載の光学部品の組み込み姿勢調節方法。
  3. 前記光学部品は、直角プリズムの光出射面よりも光軸上の後方に組み込まれるレンズであることを特徴とする請求項2記載の光学部品の組み込み姿勢調節方法。
  4. 前記開口を通過した測定光は、直角プリズムの光入射面から入射して、全反射面を経て光出射面で反射され、再び全反射面及び光入射面を経て開口に戻るとともに、前記レンズはその光軸が測定光の光軸と垂直になるように治具で保持されていることを特徴とする請求項3記載の光学部品の組み込み姿勢調節方法。
  5. 平坦な基準反射面を保持する筐体に光学部品を組み込む際に該光学部品の姿勢を調節して決定する姿勢調節装置において、
    コリメータレンズからの測定光を垂直に反射させるとともに、該測定光の一部を通過させる開口を形成したミラーと
    前記ミラーを備えるとともに、前記光学部品を一定の姿勢で保持する治具と、
    前記ミラーからの反射光と、前記開口を通過して筐体が保持する基準反射面で反射して再び開口を通って戻ってきた反射光とを前記コリメータレンズに逆向きに入射させた際に得られる焦点面と、
    前記焦点面上に結像される各々の反射光によるスポット像が互いに重なり合うように筐体と治具との少なくともいずれかを相対的に変位させる変位手段とを備え、
    前記変位手段により前記焦点面上のスポット像を互いに重なり合わせることによって、前記筐体に対する光学部品の組み込み姿勢と位置とを調節することを特徴とする光学部品の組み込み姿勢調節装置。
  6. 前記基準反射面は、筐体に予め組み込まれた直角プリズムの光入射面、又は光出射面であることを特徴とする請求項5記載の光学部品の組み込み姿勢調節装置。
  7. 前記光学部品は、直角プリズムの光出射面よりも光軸上の後方に組み込まれるレンズであることを特徴とする請求項6記載の光学部品の組み込み姿勢調節装置。
  8. 前記開口を通過した測定光は、直角プリズムの光入射面から入射して、全反射面を経て光出射面で反射され、再び全反射面及び光入射面を経て開口に戻るとともに、前記レンズはその光軸が測定光の光軸と垂直になるように治具で保持されていることを特徴とする請求項7記載の光学部品の組み込み姿勢調節装置。
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