JP2006088573A - 画像形成装置および方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】
視覚障害者の障害状況に応じた最適な画像形成を行うことによって画像や文字をより見やすくするようにした画像形成装置および方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
視覚障害者の障害状況を認識するために[主たる視覚障害]項目303で視覚障害内容を選択し、選択された内容に基づいて予め設定された設定内容を画面を構成する他の設定項目に対して適用する。障害状況に応じて適時設定項目の設定内容を変更し、OKボタン323を押下することにより視覚障害者の障害状態に応じた適切なインデックスプリントを行う。
【選択図】図3
視覚障害者の障害状況に応じた最適な画像形成を行うことによって画像や文字をより見やすくするようにした画像形成装置および方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
視覚障害者の障害状況を認識するために[主たる視覚障害]項目303で視覚障害内容を選択し、選択された内容に基づいて予め設定された設定内容を画面を構成する他の設定項目に対して適用する。障害状況に応じて適時設定項目の設定内容を変更し、OKボタン323を押下することにより視覚障害者の障害状態に応じた適切なインデックスプリントを行う。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置および方法およびプログラムに関し、特に、視覚障害者の視覚能力に応じて最適な画像形成を行えるようにした画像形成装置および方法およびプログラムに関する。
一般に、デジタルカメラで撮影した写真やアプリケーションを用いて作成した図面などの画像を管理しておき、印刷出力する場合や画面を用いて確認する場合にサムネイル表示することにより管理されている画像を一覧表示する。これによって所望の画像を複数の画像の中から容易に特定することができる。もちろん、管理された画像を一つずつ表示して確認することにより所望の画像を選択するようなことも可能であるが、あくまでも画像を識別できればよいためサムネイル表示を行う場合が多い。例えば、デジタルカメラで撮影した写真のうち焼き増しを行う画像を選択する場合などはサムネイル表示を行ったほうが使いやすい。
しかしながら、複数の画像を同時に表示して比較する場合などにおいては、限られた画面スペースに表示するため画像自体が小さくなってしまう。
このため、サムネイル表示された画像や複数の画像を比較するために小さく表示された画像は、遠視の人や視覚障害者、弱視者、色覚障害の人にとって見づらく使い勝手が悪いものである。
特に、色覚障害の人のレベルによっては識別できる色が人によって異なり、例えば、第一色覚障害の人は、赤の視感度がないか弱く、第二色覚障害の人は、緑の視感度がないか弱く、第三色覚障害の人は、青の視感度がないか弱い。第一、第二色覚障害の人にとってはレベルの違いはあれど、赤と緑の見分けが困難である。
特許文献1に開示された従来技術では、コンピュータを取り付ける必要なしに、インターネットのウェブページに関連するデジタル画像をプレビューし、選択し、印刷することができる。
特開2003−162383
しかしながら、特許文献1に示された従来技術においては、デジタル画像や文字情報を同時に一覧表示するため見づらい画像、読みにくい文字、見えない画像、読めない文字が存在する場合がある。特に、視覚に障害を持つ人や老人などにとってはかえって見づらくなり、読みにくくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、視覚障害者の障害状況に応じた最適な画像形成を行うことによって画像や文字をより見やすくするようにした画像形成装置および方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、弱視者の状態に応じて画像データの画像形成を行う画像形成装置において、前記弱視者の状態を判断する視覚状態判断手段と、前記視覚情報判断手段により判断された視覚状態に応じて予め設定されている色矯正情報に基づいて画像の色変換を行う画像色変換手段と、前記画像色変換手段により色変換された前記画像を前記視覚状態判断手段により判断された前記弱視者の視覚状態に基づいて配置する画像レイアウト手段と、前記画像レイアウト手段により配置された画像の画像形成を行う画像形成手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記視覚情報判断手段により判断された視覚状態に応じて予め設定されている文字矯正情報に基づいて文字の文字変換を行う文字変換手段とを更に具備し、前記画像レイアウト手段は、前記文字変換手段により変換された文字情報を前記視覚状態判断手段により判断された前記弱視者の視覚状態に基づいて配置することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記画像色変換手段により変換された色にカーソルを合わせた場合に色名を表示する色名表示手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記変換手段は、変換対象が画像で該画像が固有情報を保持する場合に該固有情報に基づいて色の変換を行うことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、弱視者の状態に応じて画像形成を行う画像形成方法において、前記弱視者の状態を視覚状態判断手段で判断し、前記視覚情報判断手段により判断された視覚状態に応じて予め設定されている色矯正情報に基づいて画像の色変換を画像色変換手段で行い、前記画像色変換手段により色変換された前記画像を前記視覚状態判断手段により判断された前記弱視者の視覚状態に基づいて画像レイアウト手段で配置し、前記画像レイアウト手段により配置された画像形成を画像形成手段で行うことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、弱視者の状態に応じた画像処理をコンピュータにより実行させる画像形成プログラムであって、前記弱視者の状態を判断する第1のステップと、前記第1のステップにより判断された視覚状態に応じて予め設定されている色矯正情報に基づいて画像の色変換を行う第2のステップと、前記第2のステップにより色変換された前記画像を前記第1のステップにより判断された前記弱視者の視覚状態に基づいて配置する第3のステップと、前記第3のステップにより配置された画像の画像形成を行う第4のステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの視覚障害状況を把握し、該視覚障害状況に基づいて画像データと文字情報を補正するように構成したので、ユーザの障害状況に応じた画像形成を行うことができ、ユーザにとって画像や文字が見やすくなるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる画像形成装置および方法およびプログラムの一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、本願発明では画像形成装置を複合機として以下の実施例に示すが、複合機に限られることなく、プリンタやプリントサーバなどを用いて画像形成を行うような構成にしてもよい。
図1は、この発明に係わる画像形成装置の構成を示す構成図である。
図1において、この複合機100は、大型のタッチパネル101と、Smart Media(登録商標)カード、CFカード(Compact Flash)、SDカード(Secure Digital)などの画像データの格納された記録メディア102から画像データを読み取るMediaリーダーを備え、その記録メディア102から読み出した複数の画像をサムネイル表示したりインデックスプリントを行ったりすることができる。
図2は、図1に示した複合機100の構成を示すブロック図である。
図2において、複合機100はCPU(Central Processing Unit:中央演算装置)201、ROM(Read Only Memory:書込不可な記憶領域)202、RAM(Random Access Memory:書込可能な記憶領域)203、NVRAM(Non Volatile RAM:不揮発性メモリ)204、ハードディスク205、画像処理部206、操作装置インターフェース207、操作装置208、表示部209、操作部210、通信インターフェース211、LAN(Local Area Network:閉域通信ネットワーク)212、USB(Universal Serial Bus:シリアル通信規格)213、シリアルインターフェース214、モデム215、デバイスインターフェース216、読取装置部217、印刷装置部218を具備して構成される。
CPU201は、複合機100が有する機能を制御する。各処理部(202〜218)はCPUによる指示に基づいて処理を行い、その処理結果を指定された処理部に対して通知する。
ROM202は、画像処理を行うための各種プログラムや複合機100が固有に持つ固有情報を格納し、CPU101からのプログラム実行命令などによってNVRAM204などに格納された情報を参照しながら実行する。固有情報とは、複合機100を物理的に識別するMACアドレス(Media Access Control:物理アドレス)、製造番号、製造年月日、製造工場名などの書き換える必要のない、書き換えることができないようにする情報を示す。
RAM203は、ROM202に格納されたプログラムを動作させるための環境変数などのシステム変数や画像処理を行うために一時的にデータを格納したり、画像処理された画像データを記憶したりする。
NVRAM204は、電源を切っても記憶内容を保持することができる不揮発性メモリであってROM202に格納されたプログラムを動作させるための各種パラメータを保持するほか、履歴情報などをも保持する。
ハードディスク205は、画像処理を行う画像データを保持する。
画像処理部206は、図1に示すクライアント102からの画像処理要求に基づくCPU201の画像処理命令に従ってハードディスク205に格納された画像データの画像処理を行う。
クライアント102からの画像処理要求に画像表示の設定情報が含まれ、例えば、画像の表示倍率や白黒反転設定やユーザの見づらい色情報などであって、これらの情報に基づいて画像データを処理する。画像の表示倍率が「250%」である場合には元画像を2.5倍にして表示し、白黒反転設定が設定されている場合には白黒を反転させて表示させる。また、これら複数の設定情報は同時に設定可能であるためユーザの障害状況に応じて最適な画像処理を行い、画像を表示させることができる。
操作装置インターフェース207は、ユーザによる値の入力、処理内容の指定などを装置に伝えることができる。
操作装置208はユーザとのインターフェース郡を示し、表示部209、操作部210を具備して構成される。
表示部209は、複合機100に設けられたLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)などを示し、画像処理の設定情報を確認したり画像処理の状態を認識したりする。
操作部210は、ユーザによって値の入力を行うボタンなどを示す。
なお、タッチパネルを用いる場合には表示部209、操作部210を一つにすることも可能である。
通信インターフェース211は、外部装置との通信を実現するためのインターフェース郡を示し、LAN212、USB213、シリアルインターフェース214、モデム215を具備して構成される。
LAN212は、イーサネット(登録商標)ケーブルを接続するLANポートなどを示し、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子技術者協会)が定めた通信方式に従って通信を実現するためのポートである。
USB213は、シリアル通信を実現するためのポートなどを示し、本実施例では、このUSB213を介して、Mediaリーダー219と接続し、Media220に格納された画像ファイルを読み出すことができる。
シリアルインターフェース214は、RS−232規格に準拠したポートなどを示し、各種外部周辺装置への接続を実現する。
モデム215は、アナログ電話回線を通じてコンピュータ同士を接続するためのアダプタである。
デバイスインターフェース216は、複合機を構成する各種機器との通信を実現する。
読取装置部217は、OCR(Optical Character Reader:光学式文字読取装置)やスキャナなどを示し、画像や文字を読み取ることができる。
印刷装置部218は、印刷出力を行うプリントエンジンを示す。
これにより、さまざまな装置との通信を実現し、クライアント102からの画像処理要求に応じて最適な画像処理を行うことができる。
図3は、文字と画像を変更する設定画面を示す図である。
図3では、文字や画像の表示内容を変更する各種設定を行うことができ、弱視者の状態に合わせて設定することができる。
図3に示す画面には、設定項目表示部301、プレビュー表示部302、インデックスプレビューボタン321、保存ボタン322、OKボタン323、キャンセルボタン324から構成されている。
設定項目表示部301に示された設定項目の設定情報に基づいてプレビュー表示部302に設定情報を適用する前の画像と文字を表示するほか、設定情報を適用した後の画像と文字を表示する。表示された画像や文字が所望のイメージである場合にOKボタン323を押下することによりインデックスプリントが行われる。
さらに保存ボタン322を押下することにより、本画面を用いて設定した設定情報を保存することができる。インデックスプレビューボタン321を押下することにより複数の文字と画像を拡大縮小して一覧表示することができる。
設定項目表示部301は、画像に対する設定として視覚障害状況選択項目303、輪郭抽出強調項目304−A、画像拡大縮小項目305−A、色覚障害項目306−A、グレイスケール項目307、画像白黒反転項目308、コントラスト項目309−A、自動画像補正項目310、自動拡大項目311、印刷サイズ変更項目312を設定することができ、文字に対する設定として文字拡大縮小項目313−A、文字白黒反転項目314、周辺光カット項目315、太字項目316をそれぞれ具備して構成されている。
視覚障害状況選択項目303は、画像を参照するユーザの視覚障害状況を選択することができる項目である。選択できる項目として、例えば、「弱視(一般)」、「色覚障害」、「ぼやけ」、「薄い(まぶしい/薄くて見え難い)」、「視野狭窄」などがあり、選択した障害状況に合わせて設定項目表示部301の他の項目を自動的に設定する。
視覚障害状況に対して自動的に設定する項目は下記の図4または図5のようなテーブルに設定されている。
輪郭抽出強調項目304−Aは、画像の輪郭のみを抽出して強調することができる項目である。強調の度合いはアナログ強調設定項目304−B、デジタル強調設定項目304−Cのいずれかを用いて設定することができる。
画像拡大縮小項目305−Aは、画像を拡大または縮小して表示することができ、極度の近視の人に対しては拡大して表示し、視野狭窄の人に対しては縮小して表示することができる。また、拡大縮小の度合いは画像拡縮設定項目(アナログ)305−B、画像拡縮設定項目(デジタル)305−Cのいずれかを用いて設定することができる。
色覚障害項目306−Aは、色覚障害のレベルを選択することができ、視覚障害状況選択項目303で「色覚障害」を選択した場合に自動的に項目が選択され、色覚障害レベル選択項目306−Bで色覚障害レベル「第一色覚障害」「第二色覚障害」「第三色覚障害」のいずれかを選択することができる。
また、色覚障害項目306−Bはグレイスケール項目307が選択された場合にはカラー配色を行わないため選択することができなくなる。
グレイスケール項目307は、表示される画面を白黒の二値の階調で表現する。
画像白黒反転項目308は、画像の白黒を反転させる。白色で表示された画像を黒で表示し、黒色で表示された画像を白で表示する。
コントラスト項目309−Aは、絵画、テレビ、写真などの画像における明暗の差を設定できる項目である。コントラストはアナログコントラスト設定項目309−B、デジタルコントラスト設定項目309−Cのいずれかを用いて設定することができる。
自動画像補正項目310は、上記設定内容で画像変換を行うか否かを選択できる項目であり、自動画像補正を行わない場合にはチェックを外す。チェックを外した状態でOKボタン323を押下すると、画像変換は行われず、文字の変換のみを行ってインデックスプリントを実行する。
自動拡大項目311は、グレイスケール項目307を選択することにより作成される画像の階調が単調な場合(乏しい場合)には画像の補正のみでは見づらいため画像を拡大する。また、色覚障害の場合において見分けられる色のヒストグラムの階調が乏しい場合にも拡大表示する。これによりグレイスケール項目307を選択した場合に表示される画像がより鮮明に表示されることになる。
印刷サイズ変更項目312は、自動拡大項目311の項目が選択されており、自動拡大処理が行われた場合であって、さらに、自動拡大を行った際に画像が指定された用紙サイズからはみ出してしまう場合、自動的に用紙サイズを変更して画像全体を表示できるようにする。
文字拡大縮小項目313−Aは、文字を拡大または縮小することができ、極度の近視の人に対しては拡大して表示し、視野狭窄の人に対しては縮小して表示することができる。また、拡大縮小の割合は文字拡縮設定項目(アナログ)313−B、文字拡縮設定項目(デジタル)313−Cのいずれかを用いて設定することができる。
文字白黒反転項目314は、文字の白黒を反転させる。白色で表示された文字を黒色で表示し、黒色で表示された文字を白色で表示する。また白っぽい色は黒っぽい色で表示し、黒っぽい色は白っぽい色で表示する。
周辺光カット項目315は、文字の周りの光を遮断する。文字を囲う線を太線にするなどの処理を行う。
太字項目316は、小さくて見づらい文字を太くすることによってより見やすいようにする。極度の近視の人や文字がぼやけて見えてしまう人などの場合に適用する。
上記する輪郭抽出強調項目304−A、画像拡大縮小項目305−A、色覚障害項目306−A、グレイスケール項目307、画像白黒反転項目308、コントラスト項目309−A、自動画像補正項目310、自動拡大項目311、印刷サイズ変更項目312、文字拡大縮小項目313−A、文字白黒反転項目314、周辺光カット項目315、太字項目316の各項目については、視覚障害状況選択項目303によって自動的に設定される項目であってユーザの視覚障害状況に合わせて自由にカスタマイズすることが可能である。
プレビュー表示部302は、オリジナル画像317、オリジナル文字318、補正画像319、補正文字320を具備して構成される。
オリジナル画像317とオリジナル文字318は、変換を行う前の画像と文字であり、補正画像319と補正文字320は、変換を行った後の画像と文字である。
設定項目表示部301に表示された設定項目の設定に従ってプレビューされ、インデックスプリントされる画像を確認することができる。
本画面を用いて設定した設定項目に基づいて画像処理が行われ、インデックスプリントされる。
図4は、図3の視覚障害状況選択項目303で選択した項目ごとに自動選択される画像の設定項目の一覧を示す図である。
図4において、[主たる障害内容]401の列に記載された「弱視(一般)」、「色覚障害」、「ぼやけ」、「薄い(まぶしい/薄くて見え難い)」、「視野狭窄」は視覚障害状況選択項目303で選択可能な項目であり、[選択項目]402に示された項目が設定項目表示部301の画像に対する設定項目であることを示している。つまり、[主たる障害内容]401の項目ごとに自動的に選択される[選択項目]402の一覧が表示されている。
例えば、[主たる障害内容]401として「薄い(まぶしい/薄くて見え難い)」が選択された場合には、自動的に選択される項目が[選択項目]402の「輪郭抽出強調」「グレイスケール」「画像白黒反転」であることを示しているため、図3に示す画面の輪郭抽出強調項目304−A、グレイスケール項目307、画像白黒反転項目308が自動的に選択される。
また、[主たる障害内容]401が「視野狭窄」であり、[選択項目]402が「拡大縮小」に示された「縮小」は予め指定された倍率で縮小することを示しており、同時に[選択項目]402が「コントラスト」に示された「高」はコントラストを高めにすることを示している。
図5は、図3の視覚障害状況選択項目303で選択した項目ごとに自動選択される文字の設定項目の一覧を示す図である。
図5において、[主たる障害内容]501の列に記載された「弱視(一般)」、「色覚障害」、「ぼやけ」、「薄い(まぶしい/薄くて見え難い)」、「視野狭窄」は視覚障害状況選択項目303で選択可能な項目であり、[選択項目]502に示された項目が設定項目表示部301の文字に対する設定項目であることを示している。
例えば、[主たる障害内容]501が「薄い(まぶしい/薄くて見え難い)」が選択された場合には、自動的に選択される項目が[選択項目]502として「拡大縮小」「文字白黒反転」「周辺光カット」「太字」であることを示しているため、図3に示す画面の文字拡大縮小項目313−A、文字白黒反転項目314、周辺光カット項目315、太字項目316が自動的に選択される。
以上、図4、図5に示された内容が図3に示す画面に反映される。
図6は、インデックスプリントの処理の流れを示すフローチャートである。
図6において、ユーザのユーザIDの認証処理を行い(S601)、認証したユーザに対するプロファイルに設定された視覚障害内容の情報を読み込む(S602)。そして、ユーザがMediaをセットして、Mediaプリントの指示を行うと、Mediaに格納された画像ファイル情報を読み出す。
そして、読み込んだ情報に基づいてサムネイル表示処理を行う(S603)。インデックスプリントを行うファイルの指定を受け付け(S604)、インデックスプリントの指示を行う(S605)。サムネイル表示処理(S603)によって変換されたサムネイル画像を元にインデックスを作成する(S606)。このとき画像の拡大を伴う変換を行った場合には、最大画像サイズとページサイズを元に1ページあたりに配置できる画像の枚数を計算し、その計算結果に基づいてインデックスを生成する。
生成されたインデックスの印刷出力であるインデックスプリントを行う(S607)。
図7は、図6のサムネイル表示処理(S603)の詳細な流れを示すフローチャートである。
図7では、サムネイル表示処理を開始すると、サムネイル情報の有無を判断し(S701)、サムネイル情報がある場合(S701でYES)には全てのサムネイル情報を読み出す(S702)。またサムネイル情報がない場合(S702でNO)には全てのサムネイル情報を生成する(S703)。
作成したまたは読み出した全てのサムネイル情報を保存し(S704)、1つ1つのサムネイル画像を読み出す(S705)。読み出したサムネイル画像に対して画像変換処理を行い(S706)、視覚障害者の状態に合わせて変換した画像を保存する(S707)。保存したサムネイル画像を読み出し(S708)、該サムネイル画像に付与されているテキスト情報を読み出す(S709)。変換されたサムネイル画像を表示し(S710)、同時に読み出したテキスト情報を変換して表示する(S711)。
全てのサムネイル画像に対して処理が行われたか判断し(S712)、全ての画像に対して行われた場合(S712でYES)には処理を終了する。まだ処理を終えていない画像が存在する場合(S712でNO)には、その処理を終えていないサムネイル画像の読み出し(S705)から処理を繰り返す。
図8は、図7の画像変換処理(S706)の詳細な流れを示すフローチャートである。
図8では、サムネイル画像からRGB(Red,Green,Blue)、輝度などのヒストグラムを作成する処理である頻度分布を生成する(S801)。以降のフローは、図3に示す画面を用いて設定した設定項目ごとの処理を示す。
まず、輪郭抽出処理が設定されているか判断し(S802)、設定されている場合(S802でYES)には輪郭抽出強調処理を行う(S803)。設定されていない場合(S802でNO)には次の処理に移る。
次に、拡大縮小処理が設定されているか判断し(S804)、設定されている場合(S804でYES)には拡大縮小処理を行う(S805)。設定されていない場合(S804でNO)には次の処理に移る。
次に、グレイスケール変換処理が設定されているか判断し(S806)、設定されている場合(S806でYES)にはグレイスケール変換処理を行う(S807)。設定されていない場合(S806でNO)には次の処理に移る。
次に、白黒反転処理が設定されているか判断し(S808)、設定されている場合(S808でYES)には白黒反転処理を行う(S809)。設定されていない場合(S808でNO)には次の処理に移る。
次に、コントラスト補正処理が設定されているか判断し(S810)、設定されている場合(S810でYES)にはコントラスト補正処理を行う(S811)。設定されていない場合(S810でNO)には次の処理に移る。
次に、自動拡大処理が設定されているか判断し(S812)、設定されている場合(S812でYES)には自動拡大処理を行う(S813)。設定されていない場合(S812でNO)には次の処理に移る。
次に、色変換処理が設定されているか判断し(S814)、設定されている場合(S814でYES)には自動拡大処理を行う(S815)。設定されていない場合(S814でNO)には次の処理に移る。
次に、自動画像補正処理が設定されているか判断し(S816)、設定されている場合(S816でYES)には自動拡大処理を行い(S817)、処理を終了する。設定されていない場合(S816でNO)にも処理を終了する。
図9は、図8の自動拡大処理(S815)の詳細な流れを示すフローチャートである。
図9では、R(Red:赤),G(Green:緑),B(Blue:青),輝度の各階調の変化量の絶対値の総和を算出する処理を行い(S901)、その変化量の総和が予め指定した閾値未満であるか判断し(S902)、閾値未満である場合(S902でYES)には、設定した所定の拡大率に拡大する処理を行う(S903)。閾値以上である場合(S902でNO)には拡大処理を行わず処理を終了する。この処理は、変化量の総和を算出し閾値と比較することで、色や輝度の変化が豊富にあるか否かを判断し、変化が少ない場合は、見やすくなるように拡大処理を行うものである。グレイスケール変換済みの画像は、輝度のみを判断基準とする。
また、所定以上の拡大処理、例えば、150%以上の拡大処理を行う場合などは、サムネイル画像から拡大処理を行うと、画像がつぶれてしまうので、元の画像を再び読み出し、この画像のサムネイルを150%拡大したサイズに縮小処理してもよい。
図10は、図8の色変換処理(S817)の詳細な流れを示すフローチャートである。
図10では、カラー画像に対して色の変換処理が行われる。まず、色変換を行う画像のRGBデータの積算を行い(S1001)、積算した値が予めした閾値未満であるか判断する(S1002)。
判断する処理において、第一色覚障害、第二色覚障害の場合は、青色の中、低、高の各階調領域のピクセル数を積算し、それぞれが所定の閾値を超えているか判断する。いずれか一つでも閾値を超えない場合は、色を区別する必要がないと判断して色変換を行うことにする。これは、階調領域ごとに、第一、第二色覚障害の方が見ることができる青系の色が、色の区別がつく程度に含まれているか否かを版出している。
判断した結果、閾値未満である場合(S1002でYES)には、RGB変換を行う。それに対して閾値以上である場合(S1002でNO)には、処理を終了する。
RGB変換としては、単にR→G、G→B、B→Rと変換する。これにより、青みの色の量が変わるため、認識しやすくなる。更に、S603に示したサムネイル画像表示時は、RGB変換した画像を所定時間で切り替えて表示することで、認識しやすくするように出来る(元画像→1秒後RGB変換した画像→1秒後更にRGB変換した画像、以上を表示中は繰り返す)。
R,G,Bの複数の色の階調が豊富で無い場合、上記変換をしても、認識し易い画像にならないことがある。このような場合への対応としては、上記RGB変換を更に2回繰り返し、変換ごとに上記積算値の判断を行い、最も閾値を越えた量の多い変換画像を採用する。もし、どの色も閾値を越えない場合は、グレイスケールに変換するといった処理を行う。このRGB変換方法以外にも、「1.単色化を行う」「2.輪郭の追加」「3.RGBの度合い調節と混同色への輪郭追加」の処理がある。
単色化とは、例えば、第一、第二色覚障害の人の場合には青色の単色にするといった見やすい色のみに変換することである。
輪郭の追加とは、画像の輪郭をなぞる線を追加することである。
RGBの度合い調節とは、例えば、第一、第二色覚障害の人の場合には青色を強くするといった見やすい色を濃くすることで、以下のような内容になる。
(1)「第一色覚障害」「第二色覚障害」では赤、緑の見分けが困難であるためこれらの色を次のように変換する。
(変換前)赤 → (変換後)朱赤
(変換前)黄−緑間の黄緑色 → (変換後)黄色+青輪郭線
(変換前)緑、赤 → (変換後)青みを強める
(2)「第三色覚障害」では緑、青の見分けが困難であるためこれらの色を次のように変換する。
(変換前)黄−緑間の黄緑色 → (変換後)黄色+青輪郭線
(変換前)緑、赤 → (変換後)青みを強める
(2)「第三色覚障害」では緑、青の見分けが困難であるためこれらの色を次のように変換する。
(変換前)黒 → (変換後)茶
(変換前)緑、青 → (変換後)赤みを強める
混同色への輪郭追加とは、例えば、黄緑色などは黄色に変換して輪郭をなぞる線を追加することである。
(変換前)緑、青 → (変換後)赤みを強める
混同色への輪郭追加とは、例えば、黄緑色などは黄色に変換して輪郭をなぞる線を追加することである。
以上の図6〜図10に示すフローチャートのような処理の流れにより視覚障害者の障害状況に応じたインデックスプリントを行うことができる。
図11は、ユーザごとに設定された視覚障害内容を示す図である。
図11は、図6に示すフローチャートのプロファイルを読み込む処理において読み込まれるユーザプロファイル情報である。
ユーザごとに視覚障害内容とその度合いが示されており、ユーザID「001」のユーザAは、色覚異常色覚障害であって第一色覚障害であることを示しており、ユーザID「002」のユーザBは、弱視であってその度合いが強い弱視であり、かつ、第二色覚障害であることを示している。また、ユーザID「003」のユーザCは、中程度の弱視であり、強い視野狭窄であることを示している。
図12は、視覚障害内容に対する文字の補正内容規則を示す図である。
図12は、[主たる障害内容]1201と[文字表示と印字補正内容]1202から構成されており、[主たる障害内容]1201は[障害名]と[障害程度]から構成され、[文字表示と印字補正内容]1202は[拡大縮小][白黒反転][周辺光カット][太字]から構成される。
[障害名]として「弱視(一般)」、「色覚異常色覚障害」、「ぼやけ」、「薄い」、「視野狭窄」があり、「色覚異常色覚障害」以外の項目には[障害程度]として「弱」「中」「強」の三段階がある。「色覚異常色覚障害」の[障害程度]として「第一色覚障害」「第二色覚障害」「第三色覚障害」がある。
例えば、[障害名]が「弱視(一般)」であって[障害程度]が「弱」の[主たる障害内容]では、[拡大縮小]として「120%」が指定され、[白黒反転]と[太字]を適用するという規則が設定されている。
これにより図3に示す画面を起動したユーザのユーザプロファイルを図11に示すテーブルから取得し、取得した視覚障害内容の情報から図12の補正項目を図3の視覚障害状況選択項目303で選択した項目ごとに設定項目表示部301に自動設定する。
図13は、画像処理を行った画像の第一の例を示す図である。
図13において、図13(a)は、画像処理を行う元の画像の例を示す図であり、図13(b)は、元の画像に対して輪郭抽出強調処理を行った画像の例を示す図であり、図13(c)は、図13(b)に示す図に対して白黒反転処理を行った例を示す図であり、図13(d)は、図13(a)に示す図に対してグレイスケールで色変換を行った例を示す図である。
図14は、画像処理を行った画像の第二の例を示す図である。
図14において、図14(a)は、画像処理を行う元の画像の例を示す図であり、図14(b)は、図14(a)に示す元の画像に対して色変換を行った図である。
図14(a)は、赤色1401と緑色1402に配色された図である。これを第一色覚障害、第二色覚障害の人の設定を適用して色変換を行った場合の例を図14(b)に示している。図14(b)は、図14(a)で赤色1401の配色が青色1403に変換され、緑色1402の配色が橙色1404に変換されている。
これによって第一色覚障害、第二色覚障害の人が見分けるのが困難である赤、緑をより識別しやすい色に変換している。
図15は、画像処理を行った画像の第三の例を示す図である。
図15において、図15(a)は、画像処理を行う元の画像の例を示す図であり、図15(b)は、図15(a)に示す元の画像に対して自動拡大処理を行い、かつ、コントラスト処理を行った例を示す図である。
図15(b)では、画像全体が図15(a)に示す画像に対して拡大され、かつよりコントラストが鮮明になっている。
図16は、健常者に対するインデックスプリントの例を示す図である。
図16は、通常の配色と文字をそのまま表示している。
図17、図18は、本発明を適用してインデックスプリントを行った例を示す図である。
図17、図18は、図3によって設定した設定項目に従って画像処理を行っている。
図17または図18に示す例は、画像に対しては輪郭抽出強調処理と白黒反転処理を行い、文字に対しては周辺光カット処理と太字処理を行った後にレイアウトの変更を行ってインデックスプリントした場合の例である。
図17は、図16(a)と図16(c)とを視覚障害者向けに画像処理した例を示しており、図18は、図16(b)と図16(d)とを画像処理した例を示している。つまり、図16に示す画像に対して画像処理を行うと図17、図18に示した2ページに渡る画像が形成される。
以上の処理によって、本発明の画像形成装置では、視覚に障害をもつユーザに対しても障害状況に応じた最適な画像形成を行うことができる。
これによって、視覚障害者でも画像の認識ができるようになり、要求を十分に満たすことができる。更に、画像の性質を基に自動拡大処理、色変換処理を行うので、様々な性質を持つ複数の画像の集まりでも、見やすい適切な画像に変換できる。
なお、上記フローチャートに示す処理は、コンピュータにより実行可能な画像処理プログラムによっても実現できる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記実施例では、色の変換処理においてRGBデータの積算値と予め設定した閾値とを比較してRGB変換を行うか判断しているが、色覚障害シミュレーション画像を利用することにより判断するような構成にしてもよい。
色覚障害シミュレーション画像とは、色覚障害の見ているような色合いに画像を変化させた画像である。該シミュレーションによりサムネイル画像をプロファイルにある色覚障害で見える画像に変換する。この変換画像の色相ヒストグラムを作成し、分布を調べる。このヒストグラムが特定の領域にのみピークを持たない場合には色変換が必要と判断する。
例えば、緑の花壇に赤い花が咲いているような画像の場合、シミュレーションを施した画像は混同色である「オレンジ−黄色」付近にピークが存在する。つまりこれは、混同色という特定の領域のみにピークを持つ画像であるので、第一、第二色覚障害の方には、見え難い画像と判断できる。
これをRGB変換すると青領域にもピークが生じることになり、上記色覚障害者の方でも見る頃が出来る青みの増えた画像になり、画像の見分けがつきやすくなる。
本実施例の他の例としては、ネットワークを介してプリント機能を持つ複合機とクライアントPCとを接続した画像形成システムがある。この場合、クライアントPC側で、上記S606に示すインデックス生成までの処理を行い、そのインデックスプリントを複合機に指示してプリントするよう構成する。
更にサムネイル画像のレイアウトは、上記、複数画像のレイアウトだけでなく、視覚障害者用に変換した画像と健常者用に変換しない画像を対に並べて表示、プリントしてもよい。これにより、視覚障害者の方、健常者の両者が共に見ることに出来る表示、プリントを提供できる。
更に、本発明は、インデックスプリントのように、複数の性質の異なる画像ファイルを画面若しくはプリント面に配するサービスに適用可能である。
例えば、電子書籍による雑誌の提供、画像ファイルを含む文書情報のサムネイル表示、Web上の画像一覧表示&ダウンロード(壁紙のダウンロードサイトなど)、デジカメつき携帯電話などのサムネイル表示などである。
本発明は、配色された画像や文字などを変換して画像形成する画像形成装置および方法およびプログラムに適用可能であり、特に、視覚障害者の障害状況に応じた画像形成を行うのに有用である。
100 複合機
101 タッチパネル
102 記録メディア
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 NVRAM
205 ハードディスク
206 画像処理部
207 操作装置インターフェース
208 操作装置
209 表示部
210 操作部
211 通信インターフェース
212 LAN
213 USB
214 シリアルインターフェース
215 モデム
216 デバイスインターフェース
217 読取装置部
218 印刷装置部
219 Mediaリーダー
220 Media
101 タッチパネル
102 記録メディア
201 CPU
202 ROM
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204 NVRAM
205 ハードディスク
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212 LAN
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214 シリアルインターフェース
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216 デバイスインターフェース
217 読取装置部
218 印刷装置部
219 Mediaリーダー
220 Media
Claims (6)
- 弱視者の視覚能力に応じて画像データの画像形成を行う画像形成装置において、
前記弱視者の視覚能力を判断する視覚能力判断手段と、
前記視覚能力判断手段により判断された視覚能力に応じて予め設定されている色矯正情報に基づいて画像の色変換を行う画像色変換手段と、
前記画像色変換手段により色変換された前記画像を前記視覚能力判断手段により判断された前記弱視者の視覚能力に基づいて配置する画像レイアウト手段と、
前記画像レイアウト手段により配置された画像の画像形成を行う画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記視覚能力判断手段により判断された視覚能力に応じて予め設定されている文字矯正情報に基づいて文字の文字変換を行う文字変換手段と、
を更に具備し、
前記画像レイアウト手段は、
前記文字変換手段により変換された文字情報を前記視覚能力判断手段により判断された前記弱視者の視覚能力に基づいて配置する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記画像色変換手段により変換された色にカーソルを合わせた場合に色名を表示する色名表示手段
を更に具備することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記画像色変換手段は、
変換対象が画像で該画像が固有情報を保持する場合に該固有情報に基づいて色の変換を行う
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 弱視者の視覚能力に応じて画像形成を行う画像形成方法において、
前記弱視者の視覚能力を視覚能力判断手段で判断し、
前記視覚能力判断手段により判断された視覚能力に応じて予め設定されている色矯正情報に基づいて画像の色変換を画像色変換手段で行い、
前記画像色変換手段により色変換された前記画像を前記視覚能力判断手段により判断された前記弱視者の視覚能力に基づいて画像レイアウト手段で配置し、
前記画像レイアウト手段により配置された画像形成を画像形成手段で行う
ことを特徴とする画像形成方法。 - 弱視者の視覚能力に応じた画像処理をコンピュータにより実行させる画像形成プログラムであって、
前記弱視者の視覚能力を判断する第1のステップと、
前記第1のステップにより判断された視覚能力に応じて予め設定されている色矯正情報に基づいて画像の色変換を行う第2のステップと、
前記第2のステップにより色変換された前記画像を前記第1のステップにより判断された前記弱視者の視覚能力に基づいて配置する第3のステップと、
前記第3のステップにより配置された画像の画像形成を行う第4のステップと
を含むことを特徴とする画像処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004278111A JP2006088573A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 画像形成装置および方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006088573A true JP2006088573A (ja) | 2006-04-06 |
Family
ID=36229991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
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- 2004-09-24 JP JP2004278111A patent/JP2006088573A/ja active Pending
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