JP2006087424A - ろ過検査デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、検体溶液中の細胞、微生物、核酸等を合成高分子製多孔質ろ過膜を用いて分離し顕微鏡観察をするときに合成高分子製多孔質ろ過膜の取扱い性を改良するとともに、顕微鏡観察時の焦点都度調整を不要とすることができるろ過検査デバイスを提供すること。
【解決手段】合成高分子製多孔質ろ過膜1にろ過開口3を備えた外縁構造体2を設け、また外縁構造体7に均等な力を加え合成高分子製多孔質ろ過膜1面を平滑基準台6に押し当てることで合成高分子製多孔質ろ過膜1に対して外周方向に張力を加わえ合成高分子製多孔質ろ過膜1表面を、しわ、たるみのない平滑な面にするよう作用させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、検体溶液中の細胞、微生物、核酸等を合成高分子製のろ過フィルタを用いて分離や精製し顕微鏡観察をするときに使用するろ過検査デバイスに関する。
溶液化された検体の中に含まれる細胞、微生物、核酸等を顕微鏡観察するために、ろ過フィルタを用いて検体溶液のろ過分離を行なわれる。従来、この種のろ過フィルタにはメンブランフィルタが用いられメンブランフィルタをろ過器に取り付け、ポンプで溶液を吸引する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)以下、検体溶液中の細胞、微生物、核酸等をろ過フィルタで分離濃縮し顕微鏡観察をする流れについて図13を参照しながら説明する。図13の左側はろ過器の分解図、右側は組み図を示す。ろ過フィルタ101をベース器具102の焼結ガラスなどで作られている多孔性板103の部分に置きファンネル104とベース器具102でろ過フィルタ101を挟み込む。挟み込み部分からの液もれを防ぐためにシール構造(図示せず)挟み込み構造(図示せず)が設けてある。組み立てが終わったろ過器はマニホールド105のゴム栓106の穴に刺して組み立てが終わる。マニホールド105の先には吸引ポンプ(図示せず)が接続されている。
次に顕微鏡にて観察したい細胞、微生物、核酸等が含まれる検体溶液をファンネル104の中に入れ吸引ポンプを稼動させるとファンネル104中の溶液はろ過フィルタ101を通過し細胞、微生物、核酸等がろ過フィルタ101上にろ過分離される。すべての溶液をろ過し終えた後にろ過器を分解しろ過フィルタ101を取り出し、プレパラート等の平板ガラスに載せ顕微鏡でろ過フィルタ101の観察を実施する。これらの作業は1検体毎の観察時に都度実施する。
また、特定の核酸を検出する流れとして図14を参照しながら説明する。図14の示すようなDNAチップ107表面には、基材108上に多数の核酸を検出するDNAプローブ109がマイクロアレイ状態に配列されている。DNAチップ107は、シリコンウェーハやガラスなどからなった基板108上に数百ないし数十万個の定められた位置に、既知の塩基配列を有する単一束のDNAプローブ109をスポットした形態で固定させたチップをいう。一般的に、基材108の表面にはDNAプローブ109を固定させるためにアミン基またはアルデヒド基よりなるコーティング膜がコートされている。このようなDNAチップ107上に分析しようとする標的DNAを結合反応させた時、DNAプローブ109と標的DNA間に塩基配列の対が合えば、結合化され、2重らせん構造を形成し、塩基配列の対が合わないものと差が生じる。塩基配列の合わないものは、その後の処理として洗浄工程により、取り除かれる。その後、塩基配列の合ったDNAプローブ109と標的のDNAの結合部を検出すれば、標的DNAの塩基配列が分析できる。結合したものの検出には、主に蛍光物質や発光物質で表示された標的DNAをDNAプローブ109と結合反応させた後、蛍光物質から発散されるシグナルを検出する光学的方法によって行われる。
特開平8−257318号公報 米国特許第6117631号明細書
このような従来のろ過フィルタを膜単品で取り扱う方法では、取扱い性が極めて悪く、また顕微鏡観察時も顕微鏡の焦点がずれて、都度顕微鏡の焦点合わせを行わなくてはならず細胞、微生物、核酸等を顕微鏡観察する上での作業効率が低いという課題があり、ろ過フィルタの取扱い性を改良することが要求されている。
また、作業中ろ過フィルタはピンセット等で取扱い、ろ過フィルタ表面が検体由来物質以外に汚染されないように慎重に行わなくてはならない。
また、ろ過フィルタは厚みが通常10数μmと薄く軽く、静電気を帯びやすい。このためろ過フィルタ同士がくっついてはがれなくなり、クリーンベンチ等の風にあおられて所定の位置に置けない等と慎重を要する作業であるにかかわらず極めて作業性が悪い。
また、ろ過フィルタをプレパラート等の平板ガラスに載せ顕微鏡で観察を行う時、ろ過フィルタとプレパラート等の間に入ったろ過フィルタに含む水分の量の異なりにより、顕微鏡観察の焦点合わせを都度行う必要がある。
また、顕微鏡観察中にろ過フィルタの乾燥が進みろ過フィルタの反りかえり等の変形を起こす。
また、同様に核酸を検出するDNAチップでも、スライドガラスに核酸と反応する核酸プローブを固定化し、標的の核酸を核酸プローブと反応させた後、標的核酸についている蛍光基を検出する方法において、スライドガラスを移動にあたり蛍光基検出するため都度顕微鏡観察の焦点合わせを行う必要がある。
また、DNAなど検出する際に、DNAプローブが固定化された基材表面に検体液を滴下し、反応後の溶液以外を洗い流す方法として、表面に洗浄する液を滴下し、さらには、その液を取り除く必要があり、一度に検体液を検出できるデバイスが要望されている。
また、ろ過フィルタの孔径が異なると検体液と流れやすい部分と流れ難い部分と起り、ろ過フィルタ表面に不均一な反応が生じることがあり、ろ過フィルタ表面にDNAプローブなどの反応基との接触が行われずに、未反応状態になる部分があり、孔径が均一なろ過フィルタが要望されている。
また、検出手段として、ろ過フィルタ表面の蛍光もしくは発光体を検出する工程において、ろ過フィルタの孔径がランダムの場合、孔径部分でのバックグランド処理や核酸などの添着位置が明確にできず、検出する部分の動作ソフトや蛍光・発光の解析することに時間が必要となり、簡単に検出工程でろ過フィルタ表面の検体反応を検出するデバイスが要望されている。
また、蛍光試薬等は自家蛍光・発光を発生させる場合もあり、自家蛍光・発光が、基材に反射してさらに検出されやすくなることがあり、自家蛍光・発光を抑制するろ過フィルタの表面が要求されている。
また、ろ過フィルタ表面で外部の力例えば検査デバイスを振動させるなどの影響で核酸や微生物が移動することがあり、検出する微生物または検出するための核酸を移動しづらくすることが要求されている。
また、DNAプローブなどは、高価のため少量を用いる必要があり、少量でろ過フィルタ上に固定することが要望されている。
また、検出する際に、反応が不均一に行われることが必要であり、ろ過フィルタ上に反応物を均一もしくは同量を固定することが要望されている。
また、反応物を検出する際に、焦点が調整しやすい構造が必要であり、ろ過フィルタ表面が平滑になるようなろ過フィルタと反応物の構成が要望されている。
また、DNA配列などは、配置したDNAプローブを1つずつ観察するため、観察者が顕微鏡等の検出する際に容易に設置し、XY移動の移動も容易にできる構造が用意されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものでありろ過フィルタの取扱い性を改良することができ、また、顕微鏡観察時の焦点都度調整することを不要とすることができるろ過検査デバイスを提供することを目的としている。
本発明のろ過検査デバイスは上記目的を達成するために、ろ過フィルタに内側にろ過開口を備えた外縁の構造体を設けたものである。
この手段によりろ過フィルタに直接触れず外縁の構造体を介して取り扱うことことができる。
また、外縁構造体に力を均等に加えながらろ過フィルタ面を平滑の基準となる台に押し当てることでろ過フィルタに対して外周方向に張力を加え、ろ過フィルタ表面のしわ、そりのない平滑な面とし、かつ平滑の基準となる台の基準面プラスろ過フィルタの膜厚という高さ精度を維持した面にすることで、ろ過フィルタ表面の捕集した細胞、微生物、核酸の顕微鏡観察が光学焦点を固定してできるろ過検査デバイスが得られる。
また、核酸検出の洗い流し工程を抑え、反応物との接触効率をあげ、光学的な検出が容易にできるろ過検査デバイスが得られる。
また、顕微鏡へのセットおよび観察を短時間で行えるようなろ過検査デバイスが得られる。
本発明によれば検体溶液中の細胞、微生物、核酸等をろ過フィルタで分離し顕微鏡で観察するときにろ過フィルタの取扱いが容易になる、顕微鏡観察の都度焦点合わせが不要となり簡便に観察ができるという効果があるろ過検査デバイスを提供できる。
また、高感度で検出することができるため、使用する検体量を低下させ、環境負荷になる反応物を低減することができるろ過検査デバイスを提供できる。
また、金属等の滅菌や殺菌ができる材料を用いることで一度使用したろ過検査デバイスをリユースすることができるろ過検査デバイスを提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は多孔質ろ過膜に内側にろ過開口を備えた外縁構造体を設けたことを特徴とするろ過検査デバイスであり、ろ過時、顕微鏡観察作業時に多孔質ろ過膜の取扱いが容易になるという作用を有する。
また、外縁構造体部を均等な力で押え多孔質ろ過膜面を平滑基準台に押し当て膜面外周方向に 張力を発生させることで多孔質ろ過膜表面をしわ、そりのない平滑な面とし、かつ平滑基準台の基準面プラス合成高分子製多孔質ろ過膜の膜厚という高さ精度を維持した面にすることで、ろ過膜表面の捕集した細胞、微生物、核酸の顕微鏡観察が光学焦点を固定してできるという作用を有する。
また、平滑基準台の基準面直径を多孔質ろ過膜外縁構造体のろ過開口径より小さくすることで、顕微鏡観察時に検体溶液中の細胞、微生物、核酸などに対して光学焦点が合い安定化し、正確に計測することができるという作用を有する。
また、外縁構造体部を均等な圧力で押えるデバイス押え機構を有しデバイス押え機構を所定の位置に維持固定することで、多孔質ろ過膜は平滑基準台に所定の圧力で押し当たり多孔質ろ過膜に対して外周方向に所定の張力を加えることができるという作用を有する。
また、ろ過検査デバイスにおいて外縁構造体底部の一部を平滑基準台に当てることで多孔質ろ過膜に対して外周方向に張力を加える張力の上限を設けるようにしたものであり、多孔質ろ過膜に対して外周方向に加わる張力が過剰となり破損にいたることを防止するという作用を有する。
また、外縁構造体のろ過上流側先端において、多孔質ろ過膜に接する面にろ過開口径より大きい直径の凹溝を備え、平滑基準台の平滑基準面にもその凹溝と位置、直径が一致する凸状の突起部を外周部に沿って備え、多孔質ろ過膜をこの凹溝と凸突起で挟み込むことで膜面外周方向に張力を加えるようにしたものであり、多孔質ろ過膜表面をしわ、そりのない平滑な面とし、かつ平滑基準台の基準面プラス多孔質ろ過膜の膜厚という高さ精度を維持した面にすることでろ過膜表面の捕集した細胞、微生物、核酸の顕微鏡観察が光学焦点を固定してできるという作用を有する。
また、外縁構造体のろ過上流側先端において、多孔質ろ過膜膜厚みの30%程の低い凸突起部を円周状に形成し、多孔質ろ過膜表面を前記凸突起部で圧接しながら溶液ろ過をするようにしたものであり、溶液中の細胞、微生物、核酸が外縁構造体開口端先端部から外縁構造体内側へ流れることを防ぐという作用を有する。
また、外縁構造体のろ過上流側先端に凹溝を円周状に形成することで、溶液ろ過をするとき溶液が表面張力効果で外縁構造体ろ過開口先端部から外縁構造体内側へ浸透し、細胞、微生物、核酸も水浸透に合わせて流れることを防ぐという作用を有する。
また、外縁構造体ろ過開口より小さい内径をもち、ろ過内開口が丸形状の第2の縁部材を備え、顕微鏡観察時は第2の縁部材を取り外して行うようにしたものであり、ろ過時溶液中の細胞、微生物、核酸が外縁構造体のろ過開口先端部外周端に集まることを防ぐという作用を有する。
また、第2の縁部材のろ過内開口が、四角開口、複数開口等と丸開口以外の形状としたものであり、多孔質ろ過膜表面に溶液ろ過による溶液中の細胞、微生物、核酸が第2の縁部材の開口形状と同様な形状、位置にろ過分布させ顕微鏡観察位置の限定という作用を有する。
また、平滑基準台部に水分、空気を排出する手段を備えたものであり、多孔質ろ過膜面を平滑基準台に押し当てた時に多孔質ろ過膜面との間に水分、空気を残存させないという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の孔が均一ピッチで整列していることを特長としたものであり、ろ過膜表面に均一検体内の細胞、微生物、核酸が分布し、顕微観察などでの個数を検出する際に容易に正確に検出するという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の孔径が均一であることを特長としたものであり、検体ろ過を行う際、均一な吸引圧が生じ、検体と反応物の反応のバラツキを抑える作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の孔の形状が格子状の形状としたことを特長したものであり、顕微観察において、ろ過膜表面の長さや細胞、微生物等の寸法を簡易的に読み取り、観察者が、細胞以外の夾雑物との差異を把握することが容易に、高感度で検出することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の孔の形状が格子状で格子の辺が認識できることを特長とするもので、さらには、顕微鏡観察時のXY軸でのステージ移動において、多孔質ろ過膜上の堆積物や反応物を素早く観察することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の表面に検出時の背景とを検出物の輝度に差をつける表面処理を行ったことを特長としたものであり、観察時の反応物と蛍光や発光した輝点を容易に判断でき、高感度で検出することができるという作用を有する。
また、表面処理として金属蒸着を行ったことを特長としたものであり、顕微観察において、ろ過フィルタ自体のバックグランドを防止し反射光もしくは蛍光発光の検出感度を高めることができ、有機物成分の固定を高め、生きた細胞、微生物の固定し安定して観察することができるという作用を有する。
また、金属蒸着として特定の光を反射しない金を特長としたものであり、紫外線や赤外線の波長を吸収し、さらに観察を妨害するバックグランドの輝点を低下させ、高感度で検出することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の表面にDNAプローブを固定したものを特長としたものであり、核酸検出において洗浄工程を容易にし、簡単な作業でDNAを検出することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜表面の孔の内壁面部分にDNAプローブを固定したことを特長としたものであり、ろ過膜表面の凹凸に依存することなく焦点を合わせることができ、さらに、ろ過膜の孔へ反応しうる物質が確実に通るため、DNAプローブと確実に接触し、精度良くDNAを検出することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜表面の孔の内壁面部分にDNAプローブを均一に固定したことを特長としたものであり、ろ過膜表面の凹凸やによる乱反射を防止し、さらに精度よく高感度でDNAを検出することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の表面の孔がない部分にDNAプローブを均一な厚みになるように固定したことを特長としたものであり、ろ過膜表面の凹凸やによる乱反射を防止は勿論、検体とDNAプローブの反応を均一に促進し、反応量を高感度で検出することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の表面に凹溝があることを特長としたものであり、焦点を安定させ、検体を凹溝に流すことでDNAプローブとの接触時間を長くし、また凹溝の部分を観察するため、さらに容易に感度良く観察することができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜の表面に凹溝があり、DNAプローブを固定化したことを特長としたものであり、焦点をさらに安定させ、さらに感度良くまた高い精度を保つことができるという作用を有する。
また、多孔質ろ過膜を合成高分子製としたものであり、リユースし易く、さらにはリサイクルが容易に行えるという作用を有する。
なお、材質がガラスや金属膜などの多孔質ろ過膜でも同様な効果を得ることができ、ガラス基材、金属膜などは蒸気殺菌が可能となり、リユースし易く、さらにはリサイクルが容易に行えるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に合成高分子製多孔質ろ過膜1に外縁構造体2を備える形態を示す。外縁構造体の構成の違いにより3種類の形態を示す。図1(a)は外縁構造体2を二枚のシート状材で、好ましくは吸水性を有しない合成樹脂材で構成し合成高分子製多孔質ろ過膜1を挟むように構成したもの、図1(b)は外縁構造体2を1枚のシート状材で、好ましくは吸水性を有しない合成樹脂材で構成し合成高分子製多孔質ろ過膜1を外縁構造体2に溶着させて構成したもの、図1(c)は外縁構造体2を二個の樹脂成形材で構成し合成高分子製多孔質ろ過膜1を挟み込むように構成したものである。これらのろ過検査デバイスにはろ過開口3を備える。また検体溶液をろ過するには、図2に示すろ過器を用いればよい。多孔性台4の下にベース5が配置され、多孔性台4は外縁構造体の厚みを避け、合成高分子製多孔質ろ過膜1が多孔性台4に密着できるように凸形状を備えている点が前述のろ過器とは異なる。ベース5にろ過検査デバイスを置く、あるいはベース5よりはずすときには、ろ過検査デバイスの外縁構造体2をつまんで行えばよく、膜を汚染させたり、傷つけたりすることなく取扱いが容易となる。
なお、合成高分子製多孔質ろ過膜としては、ろ過する際に1個以上の穴持つろ過膜とするものである。
また、合成高分子製多孔質ろ過膜の種類はPP(Polypropylene)、PVC(Polyvinyl chloride) PC(Polycarbonate)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)、PVDF(Polyvinylidiene fluoride)、MCE(Mixed cellulose esters)、PES(Polyether sulfone)、NYL(Nylon)などがあり、高分子もしくは高分子と単分子を合成したものも含んでいる。例えば金属メッシュに高分子を皮膜したものも同様効果を得ることができる。
(実施の形態2)
ろ過が終わったろ過検査デバイスは顕微鏡にて観察をする。図3と図4に示すように、顕微鏡ステージ部分に平滑基準台6が備えておく。平滑基準台は上面の平滑度が好ましくは2μmほどに仕上げた錆びにくい硬質体で、好ましくはステンレス材、セラミックス材などで構成されている。図4(a)はろ過検査デバイスの断面図であり、図4(b)は同A部詳細断面図である。
また、以下に示す寸法の設定は合成高分子製多孔質ろ過膜1をメンブランフィルタとした例として、外縁構造体2ろ過開口径9mmと設定して説明する。当然ながら合成高分子製多孔質ろ過膜1の種類、寸法が変化すれば突起、溝等の寸法も関連して変化する。
平滑基準台6の基準面7直径は外縁構造体2のろ過開口径より0.4mmほど小さく8.6mmとし、また基準面7高さがろ過検査デバイスの合成高分子製多孔質ろ過膜1面より0.3mmほど高い寸法となっている。ろ過が終わったろ過検査デバイスをこの平滑基準台6に載せ、デバイス押え機構8でろ過検査デバイスの外縁構造体2を軽く押す。デバイス押え機構8の押し代はろ過検査デバイスの外縁構造体2底面が平滑基準台6に当るまでの0.3mmとなっている。この押し代を大きくしすぎると、薄い合成高分子製多孔質ろ過膜1は破れ、またこの押し代が不足すると張力が不足することになる。図4にろ過検査デバイスを平滑基準台6に載せデバイス押え機構8で押えた状態の断面図を示す。図4のA部詳細で示すように合成高分子製多孔質ろ過膜1は平滑基準台6の凸部に押されて外周方向に張力が加わっている。これにより合成高分子製多孔質ろ過膜1は平滑基準台6凸面基準面に合わされる。
なお、合成高分子製多孔質ろ過膜1の開口径よりも基準面7を小さくすることで、しわなどの発生を防止し光学焦点が合い、精度良く計測できることはいうまでもない。
また、合成高分子製多孔質ろ過膜1を外縁構造体2に組付け、ろ過検査デバイスとした場合に合成高分子製多孔質ろ過膜1に若干のうねり、しわが残っていても平滑基準台6凸面基準面に合わされ平面化するという作用もある。
顕微鏡観察を100倍と高倍率で観察する場合、光学レンズ系の被写界深度が10μmと極めて小さく被写界深度を超えた部分はボケて鮮明な観察ができなくなる。したがって、平滑基準台は上面の平滑度が好ましくは2μmほどとなり、また、合成高分子製多孔質ろ過膜面1の厚みばらつきも好ましくは2μm程度とすることが必要である。
図3に示すように平滑基準台6の基準面7に、水分、空気を排出する手段としての抜き穴である排水排気孔9を備える。基準面7直径を8.6mmとした場合、排水排気孔9の直径は1mmから2mm程度とすることで充分な排水排気の作用がある。
(実施の形態3)
図5と図6にろ過検査デバイスの合成高分子製多孔質ろ過膜に対して外周方向に張力を加える別な構成を示す。図6(a)はろ過検査デバイスの断面図であり、図6(b)は同B部詳細断面図である。図5に示すように基準面7には凸突起a10が備えてある。凸突起a10の高さ0.3mm、根元巾0.5mmとする。また、図6の断面図で示すように外縁構造体2ろ過上流側にあたる部品において合成高分子製多孔質ろ過膜1に接する面に基準面7の凸突起a10と位置、直径が一致する深さ0.5mm、溝巾1mmの凹溝a11を備える。B部詳細で示すようにこの凸突起a10と凹溝a11とで合成高分子製多孔質ろ過膜1を全周で挟むことで外周方向に張力を加わえることができる。これにより合成高分子製多孔質ろ過膜1は平滑基準台6凸面基準面に合わされる。また前述例同様、合成高分子製多孔質ろ過膜1を外縁構造体2に組付け、ろ過検査デバイスとした場合に合成高分子製多孔質ろ過膜1に若干のうねり、しわが残っていても平滑基準台6凸面基準面に合わされ平面化するという作用もある。
図5,6と同一形態のろ過検査デバイスをろ過器に組み付け溶液ろ過する場合の条件として、溶液中の細胞、微生物、核酸が外縁構造体2開口端先端部から外縁構造体2内側へ流れることを防ぐ必要がある。図7に示すが外縁構造体2ろ過上流側先端において合成高分子製多孔質ろ過膜膜に対して破損を与えずかつ十分な圧接代を有する合成高分子製多孔質ろ過膜膜厚みの30%程の高さ、5ないし7μmの凸突起b12を円周状に形成し、合成高分子製多孔質ろ過膜1表面を前記凸突起部b12でろ過器多孔性台4の面と圧接しながら溶液ろ過をすることで溶液中の細胞、微生物、核酸が外縁構造体2開口端先端部から外縁構造体2内側へ流れることを防ぐことができる。
また、凹溝c14により、さらに安定して合成高分子製多孔質ろ過膜1の漏れを防止する。
また、同様に図7に示すが、外縁構造体2ろ過上流片側開口先端部には深さ0.5mm、幅1mm程の凹溝b13を円周状に形成し、溶液ろ過をするとき溶液が表面張力効果で外縁構造体2ろ過開口先端部から外縁構造体内側へ浸透し、細胞、微生物、核酸も水浸透に合わせて流れることを防ぐ手段を備えることで、検体中のすべての細胞、微生物、核酸を漏れなく合成高分子製多孔質ろ過膜1の観察領域に分布させることができる。図7(a)はろ過検査デバイスの断面図であり、図7(b)は同C部詳細断面図である。
(実施の形態4)
図8(a)は外縁構造体2ろ過開口a16より小さい内径をもち、ろ過内開口a16が丸形状の第2の縁部材15を備えた姿を示す。
また、図8(b)は顕微鏡観察時は第2の縁部材15を取り外した断面図を示し、これによりろ過時溶液中の細胞、微生物、核酸が外縁構造体2のろ過開口a16先端部外周端に集まることを防ぐことができる。
これにより、ろ過時溶液中の細胞、微生物、核酸が外縁構造体2のろ過開口a16先端部の外周端に集まると顕微鏡観察時外縁構造体2に対物レンズが当り観察しずらいという点が解消できる。
また、図3,4の構成例において平滑基準台6の基準面直径と外縁構造体2内にあるろ過開口a径の隙間0.4mmほどの合成高分子製多孔質ろ過膜1は図4のA部詳細に示すように平面度が維持されず顕微鏡の焦点がずれて観察ができない。第2の縁部材15を使用してろ過することで、この部分にろ過時溶液中の細胞、微生物、核酸がろ過時分布しないようにすることができる。
図9は第2の縁部材15のろ過開口a16形状を丸形状以外に、図9(a)に示されて鋳いる四角形状、図9(b)に示されている複数の丸形状などとすることで合成高分子製多孔質ろ過膜1表面に溶液ろ過による溶液中の細胞、微生物、核酸を第2の縁部材15の開口形状と同様な形状、位置にろ過分布させることができる。顕微鏡観察時には合成高分子製多孔質ろ過膜1表面をくまなく観察する代わりに第2の縁部材15の開口形状で規定される特定の場所のみの観察ですべての面を観察したことと同一の効果をあげることができる。特に顕微鏡にCCDカメラを取り付け、顕微鏡のステージを電動化して自動観察する場合は観察時間が短くなる等、有用となる。
(実施の形態5)
図10は、DNAプローブ109を合成高分子製多孔質ろ過膜1の孔以外の部分に固定化したものを示す。DNAを含んだ検体は、ろ過開口a16に注がれ、合成高分子製多孔質ろ過膜1に固定してあるDNAプローブ109と反応し結合する。結合後、図には示していないが、合成高分子多孔質ろ過膜1の下に設けた多孔性台4にDNAプローブ109と反応しない液体が吸引除去され、反応したDNAのみを合成高分子多孔質ろ過膜1上に残存することができる。残存したDNAは事前に染色もしくは蛍光基や発光基が標識されており、標識を検出することで、反応部が容易に検出することができる。
また、このとき通常の検出方法とは異なり、洗浄せずにも検出することができる。特に蛍光基を検出する方法としては、合成高分子多孔質ろ過膜1表面に金属を表面処理したものを用いることで顕微での高感度に検出する。蛍光波長によって検出しやすい表面処理が必要であり、標識されたDNA検出等は、数種蛍光基を検出するため、表面処理としては、白金、金もしくは銀のような金属が望ましく、酸化などの影響を考えると白金や金の処理が最も良いとされる。さらにDNAプローブや抗体などを固定化して1種類の検体より、様々な反応を検出ことも可能となる。例えば、検体が食品であれば、黄色ブドウ球菌のエンテロトキシンや微生物等を一度に存在を判定したい場合があり、個々のDNAプローブや抗体の位置が特定できる構成が望まれており、合成高分子多孔質ろ過膜1での位置が確認できる方法が要望されている。格子状に孔のない部分に上記個々のDNAプローブや抗体を固定化することで、顕微観察におけるXYの移動において、位置が明確になり、抗体で反応した部分やDNAで反応した部分を短時間で検出することが可能となる。さらに、格子状の孔内に抗体やDNAプローブを固定化することで、焦点での調整作業の容易にすることができる。
なお、表面処理として金を用いることを示したが、金表面はタンパク質中の硫黄などと結合しやすく、DNAプローブや抗体の結合し、容易に固定化することができる。
なお、金属は薄膜の上に固定化するプローブをつけるため、アミノ酸処理等を実施しても検出する波長に吸収もしくは反射しなければ、検出する際の感度は同様に得ることができる。
なお、図には示していないが、核酸プローブや抗体や反応基と受容体などは、合成高分子製多孔質ろ過膜1に事前に添着や付着する方法を用いる。
なお、洗浄工程を除く内容で記載したが、結合後、洗浄液を合成高分子多孔質ろ過膜1に通過させ、洗浄してもその差異は生じない。さらには洗浄も検体吸引後に同時に実施できるため、作業時間が短時間にできることは言うまでもない。
なお、合成高分子製多孔質ろ過膜1の孔の壁面にDNAプローブを固定化することで、
合成高分子製多孔質ろ過膜表面での焦点とほぼ同じ位置となり、容易に観察することができる。さらに、孔の壁面に反応するDNAプローブを固定化することで、検体接触を確実に行える構成になることは、言うまでもない。
なお、合成高分子製多孔質ろ過膜1表面に凹形の溝を形成しDNAプローブ等を固定化することで、検体液を接触後、検体液は凹形の溝を通り、合成高分子製多孔質ろ過膜に形成した孔より、排出されるため、凹形の溝を滞留する時間が長くなり、検体との反応時間が長くさらには検体液が乱流状態となるため、凹形の溝の壁面に付いたDNAプローブと反応性が高くなることは、言うまでもない。
なお、多孔質ろ過膜に合成高分子製を用いてこれまで説明しているが、材質がガラスや金属膜などの多孔質ろ過膜でも同様な効果を得ることができ、リユースが容易に行われ、さらには、使用後のリサイクルも容易に実施できることは言うまでもない。
(実施の形態6)
図11に格子状の孔を持つ格子状多孔質ろ過膜17と顕微鏡観察時のXYステージを利用する概要を示すが、観察者はXYステージを移動させると同時に格子状多孔質ろ過膜17の孔の格子に従うように観察することができ、格子の辺の位置を明確にするため、 格子位置決めマーカ18を外縁構造体2に設置してある。格子位置決めマーカ18によりXYステージ移動時、X軸に対し0℃、90℃の位置に合わせることでXY移動とともに格子状多孔質ろ過膜17が移動し、格子状多孔質ろ過膜17の孔内で反応した現象を容易に観察できる。図12には、格子状多孔質ろ過膜17の詳細を示す。格子部分の孔内部にDNAプローブ109を固定化することで、焦点の合わせは勿論容易になる。
また、図11には、マーカ位置を格子状多孔質ろ過膜17の上下に設置したが、左右や上部と左等、格子の辺が認識できる方法で有ればよい。
また、格子位置決めマーカ18は、外縁構造体2の表面に位置したが、外縁構造体2を変形させ、格子状多孔質ろ過膜17の辺が認識できる構造であれば、同様な効果を得る。
また、同時に格子状多孔質ろ過膜17のステージを鏡面にすることで、反応後の蛍光や発光を集光し、輝度を高めることも容易にでき、さらには、格子内に水分等の屈性率の異なる液体や固体をはめ込むことで、反応した輝度を高めることも容易にできることは言うまでもない。
本発明は、検体溶液中の細胞、微生物、核酸等を合成高分子製多孔質ろ過膜を用いて分離し顕微鏡観察をするときに合成高分子製多孔質ろ過膜の取扱いが容易になり、顕微鏡観察の都度焦点合わせが不要となり簡便に観察ができるようになる。この構成を用い検体溶液のろ過、顕微鏡観察の一連の流れを自動化、装置化へと展開応用へと適用できる。
本発明の実施の形態1のろ過検査デバイスの図 同ろ過検査デバイスのろ過器組み付け図 本発明の実施の形態2のろ過検査デバイス顕微鏡観察構成の図 同ろ過検査デバイスの断面図 本発明の実施の形態3のろ過検査デバイス顕微鏡観察の図 同ろ過検査デバイスの断面図 同ろ過検査デバイスの断面図 本発明の実施の形態4の第2の縁部材を持つろ過検査デバイスの図 同円形状以外の第2の縁部材を持つろ過検査デバイスの図 本発明の実施の形態5のDNA検査デバイスの図 本発明の実施の形態6の格子状の孔を持ち、格子の辺が認識できるDNA検査デバイスの図 同DNAプローブ固定化した格子状合成高分子製多孔質ろ過膜の断面詳細図 従来のろ過器の図 同既存DNAチップの図
符号の説明
1 合成高分子製多孔質ろ過膜
2 外縁構造体
3 ろ過開口
4 多孔性台
5 ベース
6 平滑基準台
7 基準面
8 デバイス押え機構
9 排水排気孔
10 凸突起a
11 凹溝a
12 凸突起b
13 凹溝b
14 凹溝c
15 第2の縁部材
16 ろ過開口a
17 格子状多孔質ろ過膜

Claims (29)

  1. 多孔質ろ過膜の内側にろ過開口を備えた外縁構造体を設けたことを特徴とするろ過検査デバイス。
  2. 外縁構造体部を均等な力で押え多孔質ろ過膜面を平滑基準台に押し当てることで膜面外周方向に張力を発生させることを特徴とする請求項1記載のろ過検査デバイス。
  3. 平滑基準台の基準面直径を多孔質ろ過膜外縁構造体のろ過開口径より小さくしたことを特徴とする請求項2記載のろ過検査デバイス。
  4. 外縁構造体部を均等な圧力で押えるデバイス押え機構を有しデバイス押え機構を所定の位置に維持固定し、多孔質ろ過膜面を平滑基準台に押し当てて膜面外周方向に張力を発生させることを特徴とする請求項2記載のろ過検査デバイス。
  5. 外縁構造体底部の一部を平滑基準台に当てることで多孔質ろ過膜に対して外周方向に加える張力の上限を設けることを特徴とする請求項2記載のろ過検査デバイス。
  6. 外縁構造体のろ過上流側先端において、多孔質ろ過膜に接する面にろ過開口径より大きい直径の凹溝を備え、平滑基準台の平滑基準面にもその凹溝と位置、直径が一致する凸状の突起部を外周部に沿って備え、多孔質ろ過膜をこの凹溝と凸突起で挟み込むことで膜面外周方向に張力を発生させることを特徴とする請求項2記載のろ過検査デバイス。
  7. 外縁構造体のろ過上流側先端において、多孔質ろ過膜膜厚みの30%程の低い凸突起部を円周状に形成し、多孔質ろ過膜表面を前記凸突起部で圧接しながら溶液ろ過をすることを特徴とする請求項1記載のろ過検査デバイス。
  8. 外縁構造体のろ過上流側先端に凹溝を円周状に形成することを特徴とする請求項1記載のろ過検査デバイス。
  9. 外縁構造体のろ過開口より小さい内径をもち、ろ過内開口が丸形状の第2の縁部材を備え、顕微鏡観察時は第2の縁部材を取り外して行うことを特徴とする請求項1記載のろ過検査デバイス。
  10. 第2の縁部材のろ過内開口が、四角開口、複数開口等と丸開口以外の形状とすることを特徴とする請求項9記載のろ過検査デバイス。
  11. 平滑基準台部に水分、空気を排出する手段を備えことを特徴とする請求項2記載のろ過検査デバイス。
  12. 平滑基準台部の水分、空気を排出する手段として平滑基準台に抜き穴を有することを特徴とする請求項11記載のろ過検査デバイス。
  13. 外縁構造体を二枚のシート状材で構成し多孔質ろ過膜を挟むことを特徴とする請求項1記載のろ過検査デバイス。
  14. 外縁構造体を1枚のシート状材で構成し多孔質ろ過膜を溶着させることを特徴とする請求項1記載のろ過検査デバイス。
  15. 外縁構造体を二個の樹脂成形材で構成し多孔質ろ過膜を挟み込むことを特徴とする請求項1記載のろ過検査デバイス。
  16. 多孔質ろ過膜の孔が均一なピッチで整列していることを特長とする請求項1乃至7または13乃至15のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
  17. 多孔質ろ過膜の孔径が均一であることを特長とする請求項1乃至7または13乃至16のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
  18. 多孔質ろ過膜の孔の形状が格子状の形状としたことを特長とする請求項1乃至7または13乃至17のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
  19. 多孔質ろ過膜の孔の形状が格子状で格子の辺が認識できることを特長とする請求項18記載のろ過検査デバイス。
  20. 多孔質ろ過膜の表面に検出時の背景とを検出物の輝度に差をつける表面処理を行ったことを特長とする請求項1乃至7または13乃至19のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
  21. 表面処理として金属蒸着を行ったことを特長とする請求項20記載のろ過検査デバイス。
  22. 金属蒸着として金を特長とする請求項21記載のろ過検査デバイス。
  23. 多孔質ろ過膜の表面にDNAプローブを固定したものを特長とする請求項1乃至7または13乃至20のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
  24. 多孔質ろ過膜表面の孔の内壁面部分にDNAプローブを固定したことを特長とする請求項1乃至7または13乃至23のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
  25. 多孔質ろ過膜表面の孔の内壁面部分にDNAプローブを均一にを固定したことを特長とする請求項24記載のろ過検査デバイス。
  26. 多孔質ろ過膜表面の孔の内壁面部分にDNAプローブを均一な厚みになるように固定したことを特長とする請求項25記載のろ過検査デバイス。
  27. 多孔質ろ過膜の表面に凹溝があることを特長とする請求項1乃至7または13乃至20または23乃至26のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
  28. 多孔質ろ過膜の表面に凹溝があり、DNAプローブを固定化したことを特長とする請求項27記載のろ過検査デバイス。
  29. 多孔質ろ過膜を合成高分子製としたことを特長とする請求項1乃至28のいずれかに記載のろ過検査デバイス。
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