JP2008051803A - 分析用マイクロ流路デバイス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】。マイクロ流路と、マイクロ流路内に固定された、目的物質と反応する反応物質と、反応量を測定する電気化学的検出用電極と、を備えた分析用マイクロ流路デバイスにおいて、流路構造を工夫し、流路内に設けられた反応物質保持部及び/又は電気化学的検出用電極に流体が略垂直に当る構造とした。
【選択図】 図12
Description
(1)流路内に反応微粒子を充填するマイクロ流路デバイスは、微粒子表面に反応物質が固定されているために反応可能面積を増大させることができるが、この利点を生かすためには、被検液が微粒子相互の間隙に流れる必要がある。被検液が微粒子相互の間隙を流れることにより被検液に含まれる抗原と微粒子表面に固定された抗体との接触機会が増大し、これにより初めて抗原抗体反応の効率が可能になるからである。
一群の本発明のうち、反応部分にかかわるものを第1の発明群、検出部分にかかわるものを第2の発明群、両者を組み合わせたものを第3の発明群、及び電気化学的検出用電極の表面に、被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質を設けた構成のものを第4の実施の形態群と称することとし、順次その内容を説明する。
上記課題を解決するための第1の発明群の第1の態様は、被検液が流れる第1の流路と、前記第1の流路と略平行な第2の流路と、前記第1の流路と前記第2の流路とを略垂直に繋ぐ第3の流路と、を備え、前記第3の流路入口近傍であって前記第1の流路内に、前記被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が固定された微粒子が流去しない状態で保持された反応物質保持部が設けられていることを特徴とする分析用マイクロ流路デバイスである。
上記課題を解決するための第2の発明群の第1の態様は、被検液が流れる流路A(第1の流路に相当)と、前記流路Aと略平行な流路B(第2の流路に相当)と、前記流路Aと前記流路Bとを略垂直に繋ぐ流路C(第3の流路に相当)と、を備え、前記流路Cの直下であって前記流路Cと略直交する前記流路Bの床面に、電気化学検出用電極が設けられていることを特徴とする分析用マイクロ流路デバイスである。
上記課題を解決するための第3の発明群の第1の態様は、上記第1の発明群の第1〜3の態様において、前記第3の流路の直下であって前記第3の流路と略直交する前記第2の流路の床面に、電気化学検出用電極が設けられていることを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の発明群は、上記第2の発明群の構成における電気化学的検出用電極の表面に、被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が設けられた構成の分析用マイクロ流路デバイスである。
[実施の形態1−1]
図1は、本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスの概要を示す平面図であり、図2は、本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスの断面模式図である。なお、以下では断面模式図を単に断面図とする。
本実施の形態は、図4(a)に示すように、検体を認識する反応物質が、第1の流路の床面部分であって複数の第3の流路の入口相互間領域に、物理的または化学反応的に直接固定された反応物質保持部が設けられた構造である。固定する反応物質は、上記実施の形態1−1と同様でよい。また、流路構成、基板材料も上記実施の形態1−1と同様でよい。
本実施の形態では、第3の基板3に一つの大きな穴があけられており、この穴にフィルターが配置され、前記フィルターの前記第1の流路側の面に、検体を認識する反応物質が固定された反応物質保持部16が形成された構造である。これ以外の事項については、上記実施の形態1−2と同様の構成である。この構成によっても、上記実施の形態1−2と同様の効果が得られる。
本実施の形態は、図5に示すように、第3の基板に代えて、第1の基板と第2の基板の間にフィルター5が配置され、前記フィルターの第1の流路側の面に、検体を認識する反応物質が固定された反応物質保持部16が形成された構造である。これ以外の事項については、上記実施の形態1−2と同様である。この構造によっても、上記実施の形態1−2と同様の効果が得られる。
第2の実施の形態群は、検体の量を電気化学的に検出する分析用マイクロ流路デバイスに関する。
図6(a)は、本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスは、流路Aと、流路Aと平行な流路Bと、両流路を垂直に繋ぐ流路Cとを備えている。また、流路Cの直下(流れ方向における直下)であって流路Cと略直交する流路Bの床面に、電気化学検出用電極13が設けられている。なお、流路Aは上記第1の実施例群における第1の流路に相当し、流路Bは第2の流路に相当し、流路Cは第3の流路に相当する。
図7は、実施の形態2−2にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態では、流路Cを複数の微細な流路とした。これ以外の事項については、上記実施の形態2−1と同様である。この構成を採用することにより、液体中の電気的活性物質の電極への接触を高めることができる。
図8は、実施の形態2−3にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態は、流路Aの床面部分であって複数の流路Cの入口相互間領域に、電気化学検出用電極を設けた。これ以外の事項については、上記実施の形態2−2と同様である。この実施の形態では、流路Bの床面に電極を形成しないため、上記実施の形態2−1のように基板を2つに分ける必要性は無い。
図9は、実施の形態2−4にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態では、流路Cを設ける代わりに、流路Aの下流側末端に流路Aの流れを直角に変化させる壁面Xを設けた。これ以外の事項については、上記実施の形態2−1と同様である。
第3の実施の形態群は、上記第1の実施の形態群と上記第2の実施の形態群とを組み合わせた構造に関する。
図10は、実施の形態3−1にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスは、第1の流路8(流路Aに相当)と、第1の流路と平行な第2の流路(流路Bに相当)と、両流路を垂直に繋ぐ第3の流路15(流路Cに相当)とを備えている。また、被検液やバッファー液(例えば、リン酸緩衝液)をデバイス内に送り込む注入孔4が第1の流路の上流側端部に形成され、被検液やバッファー液をデバイス外に送り出す排出孔7が第2の下流側端部に形成されている。さらに、第3の流路入口近傍であって第1の流路内に、被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が固定された微粒子14が流去しない状態で保持された反応物質保持部16が形成されている。加えて、第3の流路の直下であって第3の流路と略直交する第2の流路の床面に、電気化学検出用電極13(検出部に相当)が設けられている。
図11は、実施の形態3−2にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスは、固体微粒子に反応物質を固定することに代えて、第1の流路の床面部分であって複数の第3の流路の入口相互間領域に、物理的または化学反応的に直接固定された反応物質保持部16が形成されている。これ以外の事項については、上記実施の形態3−1と同様である。
図12は、実施の形態3−3にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスは、第1の流路8(流路Aに相当)と、第1の流路8と平行な第2の流路10(流路Bに相当)と、第1の流路と第2の流路とを垂直に繋ぐ第3の流路15(流路Cに相当)と、第2の流路10と平行な第4の流路9と、第2の流路と第4の流路9とを垂直に繋ぐ第5の流路17と、を備えている。また、被検液やバッファー液(例えば、リン酸緩衝液)をデバイス内に送り込む注入孔4が第1の流路の上流側端部に形成され、被検液やバッファー液をデバイス外に送り出す排出孔7が第4の下流側端部に形成されている。さらに、第3の流路入口近傍であって第1の流路内に、被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が固定された微粒子14が流去しない状態で保持された反応物質保持部16が形成されている。加えて、第2の流路10と略直交する第5の流路の入口相互間領域路に、電気化学検出用電極13(検出部に相当)が設けられている。
図13は、実施の形態3−4にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態は、反応物質を固定した微粒子14を第1の流路8内に配置することなく、第1の流路8の床面部分であって、第3の流路15の入口部分に反応物質を固定し、これを反応物質保持部16とした点に特徴を有する。これ以外の事項については上記実施の形態3−3と同様である。
図14は、実施の形態3−5にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。第5の流路17を一つの穴とし、第5の流路17の入口に電気化学検出用電極13を設けなかった点、及び第5の流路17の流れ方向における直上であって第4の流路9の床面に電気化学検出用電極13を設けた点に特徴を有する。これ以外の事項については、上記実施の形態3−3と同様である。
図15は、実施の形態3−6にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。第5の流路17を複数の微細な流路群としたが、この入口部分に電気化学検出用電極13を設けることなく、第5の流路17の流れ方向における直上であって第4の流路9の床面に電気化学検出用電極13を設けた点に特徴を有する。これ以外の事項については、上記実施の形態3−3と同様である。
上記実施の形態では、第1の流路8の壁面と第2の流路10の壁面、第2の流路10の壁面と第4の流路の壁面9とを、それぞれ平行としたものを示したが、図16(a)〜(c)、図17(a)〜(c)のように傾斜した構造、または流路端部を曲面にした構造を採用してもよい。この構造を採用することにより、液をよりスムーズに流すことができる。ただし、第2の流路10や第4の流路9床面に電極を形成する場合には、当該流路に傾斜構造を採用しないことが好ましい。
第4の実施の形態群は、被検液の流れを曲げ、被検液が電気化学的検出用電極に略垂直に当るようにした上記第2の実施の形態群において、電気化学的検出用電極の表面に、被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質を配置したマイクロ流体デバイスに関する。
図20(a)(b)は、実施の形態4−1にかかるマイクロ流路デバイスの断面図である。本実施の形態にかかるマイクロ流路デバイスは、流路A(第1の流路に相当)と、流路Aと平行な流路B(第2の流路に相当)と、両流路を垂直に繋ぐ流路C(第3の流路に相当)とを備えており、流路Cの流れ方向における直下であって流路Cと略直交する流路Bの床面に電気化学検出用電極13が設けらた構造である。この電気化学検出用電極13は、前記したと同様、対向電極、作用電極、参照電極からなり、作用電極の表面に検体を認識する反応物質51が設けられている。
図21(a)(b)に、実施の形態4-2にかかるマイクロ流路デバイスの断面図を示す。本実施の形態は、流路Cを複数の微細な流路としたこと以外は上記実施の形態4−1と同様である。流路Cを複数の微細な流路としたこの構造であると、デバイス内の流れを一層確実に略垂直方向に変えられる。よって、一層、被検液中の抗原、酵素付抗体や基質物質の電気化学的検出用電極13への衝突確率が高まるので、更に効率よく各反応が進む。
効率が高まる。
図22(a)(b)に、実施の形態4-3にかかるマイクロ流路デバイスの断面図を示す。本実施の形態は、流路Bの床面ではなく、流路Aの床面部分であって複数の微小な流路Cの入口相互間領域(入口と入口の間の部分)に、電気化学検出用電極13及び検体と特異的に反応する反応物質51とを設けた点に特徴を有する。これ以外については、上記実施の形態4−2と同様な構造である。
図23(a)(b)に、実施の形態4-4にかかるマイクロ流路デバイスの断面図を示す。本実施の形態は、流路Cを設ける代わりに、流路Aの下流側末端に流路Aの流れを直角に変化させる壁面Xを設けた点に特徴を有する。これ以外は、上記実施の形態4−1と同様である。
実施例1は上記実施の形態3-3に対応するものである。実施例1にかかる分析用マイクロ流路デバイスは以下のようにして作製された。
比較例1として、図33に示す従来構成のマイクロ流路デバイスを用意し、微粒子充填量等の条件を全て同じとして、上記実施例と同様の検出を行った。この結果、実施例1の電流値は、比較例1のマイクロ流路デバイスの電流値の約10倍であった。
図28に実施例2にかかる分析用マイクロ流路デバイス装置を示した。この実施例2は、上記実施の形態3-4に対応するものであり、実施例2にかかる分析用マイクロ流路デバイスでは、第1の流路118内に微粒子を配置せず、この代わりに第1の流路118の床面であって第3の流路132の入口部分(第3の流路の入口相互間領域)に、抗Cry J-1抗体を物理的に固定化した反応物質保持部190を形成した構造である。入口相互間領域への抗Cry J-1抗体の固定化は、公知の方法を用いて行い、これ以外については、上記実施例1と同様にして、図24に示す実施例2にかかる分析用マイクロ流路デバイス180を作製した。このマイクロ流路デバイス180を用いた装置(図28)を用い、実施例1と同様にして、スギ花粉アレルゲンであるCry J-1の測定を行った。
比較例2として、図35に示すマイクロ流路デバイス装置を作製した。比較例2では、図35に示すように、公知の方法で基板201の一部に抗Cry J-1抗体材料206を形成し、別の部分に電極213を設けた。電極形状及び形成方法は実施例1と同様である。実施例1と同様に、幅0.2mm、深さ0.05mmの流路と注入孔及び排出孔を形成したPDMS基板202を基板201に貼り合わせ、比較例2の分析用マイクロ流路デバイス161を作製した。
図29に実施例3の全体構造を表す断面図を示す。実施例3は、上記実施の形態4-4(図23)の変形例にかかるマイクロ流路デバイス装置である。図29に示すように、実施例3にかかるマイクロ流路デバイス装置の主要部分は、第1の基板210と第2の基板220と第3の基板230の三枚の基板を重ねあわせて構成されている。
比較例3として、図36に示す構造のマイクロ流路デバイスを作製した。比較例3にかかるデバイスは、流路308の床面に、対向電極311、作用電極312、参照電極313が順次配置されており、各電極面が流れ方向に平行になっている点で、上記実施例3と構造が異なる。なお、作用電極312への抗Cry J-1抗体を固定化等の条件はすべて実施例3と同様に行った。
2、120,220 第2の基板
3、130,230 第3の基板
4、114、214、603、604 注入孔
5 フィルター
6 検出部
7、117、207、217、607 排出孔
8、118、212 第1の流路
10、221 第2の流路
15、132 第3の流路
9、119 第4の流路
17、133 第5の流路
11 入口相互間領域の周囲
14、170、605 微粒子
16、190 反応物質保持部
51、245:反応物質(抗体)
20 液体の流れ方向
25 熱レンズ
111 レジスト
121、211 ポジ型フォトレジスト
112、213 フォトマスク
113 型
13 電気化学的検出用電極
135、232、312 作用電極
136、233、313 参照電極
235、236、237 接続用パッド
140、141、142 配線
150、161,180、261 分析用マイクロ流路デバイス
151、251 シリンジポンプ
152、252 レオダインバルブ
620 堰き止め部
Claims (44)
- 被検液が流れる第1の流路と、
前記第1の流路と略平行な第2の流路と、
前記第1の流路と前記第2の流路とを略垂直に繋ぐ第3の流路と、を備え、
前記第3の流路入口近傍でかつ前記第1の流路内に、前記被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が固定された微粒子が流去しない状態で保持された反応物質保持部が設けられている、
ことを特徴とする分析用マイクロ流路デバイス。 - 被検液が流れる第1の流路と、
前記第1の流路と略平行な第2の流路と、
前記第1の流路と前記第2の流路とを略垂直に繋ぐ複数の第3の流路と、を備え、
前記第1の流路の床面であって前記複数の第3の流路の入口相互間領域に、前記被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が固定されてなる反応物質保持部が設けられている、
ことを特徴とする分析用マイクロ流路デバイス。 - 被検液が流れる第1の流路と、
前記第1の流路と略平行な第2の流路と、
前記第1の流路と前記第2の流路とを略垂直に繋ぐ第3の流路と、を備え、
前記第3の流路内には、前記第1の流路と略平行にフィルターが配置され、
前記フィルターの前記第1の流路側の面に、前記被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が固定されてなる反応物質保持部が設けられている、
ことを特徴とする分析用マイクロ流路デバイス。 - 被検液が流れる第1の流路と、
前記第1の流路と略平行な第2の流路と、
前記第1の流路における被検液の流れを前記第2の流路側に略垂直に曲げる流向変更手段と、を備え、
前記流向変更手段の近傍であって、前記第1の流路と前記第2の流路との間の領域に、前記第1の流路と略平行にフィルターが配置され、
前記フィルターの前記第1の流路側の面に、前記被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が固定されてなる反応物質保持部が設けられている、
ことを特徴とする分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記流向変更手段は、前記第1の流路の下流側末端に設けられた、前記第1の流路と略垂直な壁面からなる、
ことを特徴とする請求項4に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第3の流路は、前記微粒子の直径よりも流路径が小さい複数の微細な流路群からなり、かつこれにより微粒子の流去が堰き止められる構造である、
ことを特徴とする請求項1に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第3の流路の直上に位置する前記第1の流路の壁面が、前記第3の流路側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記フィルターの直上に位置する前記第1の流路の壁面が、前記フィルター側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項4に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第3の流路の直下に位置する前記第2の流路の壁面が、前記第3の流路側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記フィルターの直下に位置する前記第2の流路の壁面が、前記フィルター側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項4に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2の基板と、
前記第3の流路用の貫通孔が形成された第3の基板とが、前記第1の基板、前記第3の基板、前記第2の基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝及び前記第3の流路用の貫通孔が形成された第1aの基板と、
前記第1の流路用の溝を蓋する第1bの基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2の基板とが、前記第1bの基板、前記第1aの基板、前記第2の基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2の基板と、
前記フィルターとが、前記第1の基板、前記フィルター、前記第2の基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項4に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第1の基板には、前記被検液を注入する注入孔と、前記被検液を排出する排出孔とが、設けられ、
前記第3の基板には、前記第2の流路用の溝と前記排出孔とを繋ぐ穴が形成されている、
ことを特徴とする請求項11に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第1bの基板には、前記被検液を注入する注入孔と、前記被検液を排出する排出孔とが、設けられている、
ことを特徴とする請求項12に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第1の基板には、前記被検液を注入する注入孔と、前記被検液を排出する排出孔とが、設けられている、
ことを特徴とする請求項14に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 被検液が流れる流路Aと、
前記流路Aと略平行な流路Bと、
前記流路Aと前記流路Bとを略垂直に繋ぐ流路Cと、を備え、
前記流路Cの直下であって前記流路Cと略直交する前記流路Bの床面に、電気化学検出用電極が設けられている、
ことを特徴とする分析用マイクロ流路デバイス。 - 被検液が流れる流路Aと、
前記流路Aと略平行な流路Bと、
前記流路Aと前記流路Bとを略垂直に繋ぐ複数の流路Cと、を備え、
前記流路Aの床面部分であって前記複数の流路Cの入口相互間領域に、電気化学検出用電極が設けられている、
ことを特徴とする分析用マイクロ流路デバイス。 - 被検液が流れる流路Aと、
前記流路Aと略平行な流路Bと、
前記流路Aにおける前記被検液の流れを前記流路B側に略垂直に曲げる流向変更手段と、を備え、
前記流向変更手段の直下であって前記流路Bの床面に、電気化学検出用電極が設けられている、
ことを特徴とする分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記流向変更手手段は、前記流路Aの下流側末端に設けられた、前記流路Aと略垂直な壁面からなる、
ことを特徴とする請求項19に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記流路Cは、複数の流路群からなる、
ことを特徴とする請求項17に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記流路Cの直上に位置する前記流路Aの壁面が、前記流路C側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項17又は18に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記流路Aの壁面であって前記流向変更手段の近傍部分が、前記フィルター側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項20に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記流路Cの直下に位置する前記流路Bの壁面が、前記流路C側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項18に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記流向変更手段の直下近傍部分であって、前記フィルターと対向位置する前記流路Bの壁面が、前記フィルター側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項20に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記流路A用の溝が形成された基板aと、
前記流路B用の溝及び前記電気化学的検出用電極が形成された基板bと、
前記流路C用の貫通孔が形成された基板cとが、前記基板a、前記基板c、前記基板bの順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項17に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記流路A用の溝が形成された基板aと、
前記流路B用の溝が形成された基板b1と、
前記電気化学的検出用電極が形成された基板b2と、
前記流路C用の貫通孔が形成された基板cとが、前記基板a、前記基板c、前記基板b1、前記基板b2の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項17に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記流路A用の溝が形成された基板aと、
前記流路B用の溝が形成された基板bと、
前記流路C用の貫通孔及び前記電気化学的検出用電極が形成された基板cとが、前記基板a、前記基板c、前記基板bの順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項18に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記流路A用の溝が形成された基板aと、
前記流路B用の溝及び前記電気化学的検出用電極が形成された基板bとが、重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項20に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第3の流路の直下であって前記第3の流路と略直交する前記第2の流路の床面に、電気化学検出用電極が設けられている、
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記フィルターの直下に位置する前記第2の流路の床面に、電気化学検出用電極が設けられている、
ことを特徴とする請求項4に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第2の流路と略平行な第4の流路と、
前記第2の流路と前記第4の流路とを略垂直に繋ぐ第5の流路と、を更に備え、
前記第5の流路の直下であって前記第5の流路と直交する前記第4の流路の床面に、電気化学検出用電極が設けられている、
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第2の流路と略平行な第4の流路と、
前記第2の流路と前記第4の流路とを略垂直に繋ぐ複数の第5の流路と、を更に備え、
前記第2の流路の床面部分であって前記複数の第5の流路の入口相互間領域に、電気化学検出用電極が設けられている、
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝及び前記電気化学的検出用電極が形成された第2の基板と、
前記第3の流路用の貫通孔が形成された第3の基板とが、前記第1の基板、前記第3の基板、前記第2の基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項30に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2aの基板と、
前記電気化学的検出用電極が形成された第2bの基板と、
前記第3の流路用の貫通孔が形成された第3の基板とが、前記第1の基板、前記第3の基板、前記第2aの基板、前記第2bの基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項30に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝及び前記電気化学的検出用電極が形成された第2の基板と、
前記フィルターとが、前記第1の基板、前記フィルター、前記第2の基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項31に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2aの基板と、
前記電気化学的検出用電極が形成された第2bの基板と、
前記フィルターとが、前記第1の基板、前記フィルター、前記第2aの基板、前記第2bの基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項31に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝、前記第4の流路用の溝及び電気化学的検出用電極が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2の基板と、
前記第3の流路用の貫通孔及び第5の流路用の貫通孔が形成された第3の基板とが、前記第1の基板、前記第3の基板、前記第2の基板の順に重ね合わされてなるものである、
ことを特徴とする請求項32に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝及び前記第4の流路用の溝が形成された第1aの基板と、
前記電気化学的検出用電極が形成された第1bの基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2の基板と、
前記第3の流路用の貫通孔及び前記第5の流路用の貫通孔が形成された第3の基板とが、前記第1bの基板、前記第1aの基板、前記第3の基板、前記第2の基板の順に重ね合わされてなる、
ことを特徴とする請求項32に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記分析用マイクロ流路デバイスは、
前記第1の流路用の溝及び第4の流路用の溝が形成された第1の基板と、
前記第2の流路用の溝が形成された第2の基板と、
前記第3の流路用の貫通孔、第5の流路用の貫通孔及び前記電気化学的検出用電極が形成された第3の基板とが、前記第1の基板、前記第3の基板、前記第2の基板に重ね合わされてなる、
ことを特徴とする請求項33に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第1の基板には、被検液を注入する注入孔と、被検液を排出する排出孔とが、設けられ、
前記第3の基板には、前記第2の流路用の溝と前記排出孔とを繋ぐ穴が設けられている、
ことを特徴とする請求項34ないし37いずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第1の基板には、前記第1の流路の上流側に設けられた被検液を注入する注入孔と、前記第4の流路の下流側に設けられた被検液を排出する排出孔と、が設けられている、
ことを特徴とする請求項38又は40に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記第1bの基板には、前記第1の流路の上流側に設けられた被検液を注入する注入孔と、前記第4の流路の下流側に設けられた被検液を排出する排出孔と、が設けられている、
ことを特徴とする請求項39に記載の分析用マイクロ流路デバイス。 - 前記電気化学的検出用電極の表面には、前記被検液に含まれる検体と特異的に反応する反応物質が設けられている、
ことを特徴とする請求項17から29のいずれかに記載の分析用マイクロ流路デバイス。
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