JP2006086570A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池状態に応じて、通信速度を制御し、電池の寿命を延ばすことができる記録装置を提供すること。
【解決手段】第1のデータ通信モード若しくは第2のデータ通信モードの何れかを選択するための選択手段と、電源供給用の電池及び電池電圧についての情報を取得する手段と、該電池電圧が予め定められた電圧より低い場合には、前記第2のデータ通信モードで通信が可能な場合でも、第1のデータ通信モードに切り替えてデータ通信を行う。
【選択図】図3
【解決手段】第1のデータ通信モード若しくは第2のデータ通信モードの何れかを選択するための選択手段と、電源供給用の電池及び電池電圧についての情報を取得する手段と、該電池電圧が予め定められた電圧より低い場合には、前記第2のデータ通信モードで通信が可能な場合でも、第1のデータ通信モードに切り替えてデータ通信を行う。
【選択図】図3
Description
本発明は、ホストコンピュータと記録装置とのデータ通信制御に関するもので、特にインターフェースモードが拡張された場合の接続性の向上を目的とするものである。
例えば、ホストコンピュータと記録装置間のデータ通信に使用されるUSBを一例にした場合、USB1.0規格或はUSB1.1規格にはLSモード(1.2Mbps)及びFSモード(12Mbps)があり、記録装置が有するモードは、通信線(D+,D−)に取り付けられた抵抗器によりハード的に設定され、何れかのモードで通信が行われている。
又、近年、通信速度の向上を目指してUSB2.0規格ではLSモード、FSモードに加え、HSモード(480Mbps)が新しく設けられることにより飛躍的に通信速度の向上が図られるようになった(特許文献1)。
尚、ホストコンピュータがこのHSモードを有する場合、バスリセット中にホストコンピュータ側が特別な信号を発生し、記録装置側からの応答の有無により記録装置側でHSモード有するか否かをハード的に判断することにより行われ、記録装置側でHSモード有すると判断された場合には、以降、HSモードで通信が行われるものである。
しかしながら、従来例の説明から分かるように、ホストコンピュータ及び記録装置の双方がHSモードを有する場合に、ハード的にHSモードでの通信が選択されるため下記の課題があった。
即ち、HSモードは480Mbpsという高速であるため、FSモード/LSモードに比較し、消費電力が大きく(例えば、FSモードでは数mA以下、HSモードでは100mA〜200mA)、電池駆動時或は低消費電力モード時等の消費電力を少なくしたい場合でも消費電力が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、消費電力を低減して電池寿命を延ばすことができる記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ホスト装置とのデータ通信を行うために、第1のデータ通信モードと前記第1のデータ通信モードより通信速度が高い第2のデータ通信モードを含む複数のデータ通信モードで通信する通信手段を有する記録装置であって、前記第1のデータ通信モード若しくは前記第2のデータ通信モードの何れかを選択するための選択手段と、電源供給用の電池及び電池電圧についての情報を取得する手段と、該電池電圧が予め定められた電圧より低い場合には、前記第2のデータ通信モードで通信が可能な場合でも、第1のデータ通信モードに切替えてデータ通信を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、電池電圧のレベルに応じて通信速度を切り替ることができるため、電池寿命を延ばすことができる。装置の状態に応じて通信速度を切り替ることで、消費電力の低減が実現できる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は従来例でも説明した記録装置内部に実装されるUSB通信部の概略図であり、FSモード及びHSモードを有している。
図1は従来例でも説明した記録装置内部に実装されるUSB通信部の概略図であり、FSモード及びHSモードを有している。
FS制御部は、12Mbpsでの通信を行うための制御部でB1,B2を介してデータの通信を行う。HS制御部は、480Mbpsでの通信を行うための制御部でB3,B4を介してデータの通信を行う。RPUは、記録装置内部に実装されるUSB通信部がFSモードを有していることをホストコンピュータに認識させるためのプルアップ抵抗であり、B5によりオン/オフが可能である。
AMPは、ホストコンピュータからの差動受信データを検出するための差動アンプ、VBUSは、ホストコンピュータからの+5V入力であり、動作用電源として、或はホストコンピュータが接続されたことを検出ための信号として使用される。
図2は本USB通信部がFSモード、或はHSモードの何れかで動作すべきか判断するための手順を示す図である。
即ち、記録装置側でBUSRESET状態を確認後、図2(A)では記録装置側がD−を駆動し(図のK状態)、ホスト側がD−を駆動、D+を駆動(図のJ状態)を交互に繰り返すことにより、記録装置側及びホスト側でHSモードを有することを確認し、その後、HSモードに切り替える。
図2(B)では、記録装置側がD−を駆動し(図のK状態)しているが、ホスト側はHSモードを有していないため、何も駆動することはなくFSモードで動作する。
即ち、この手順から明らかなように、記録装置及びホストコンピュータの双方がHSモードを有しているときには必ずHSモードで動作するものである。
しかしながら、前述の従来例の課題で説明したように、電池電圧の低い状態(電池の消耗した状態)でも、常に高速通信モードであるHSモードで通信を行うため、消費電力の大きい状態で通信が行われる。
以下、通信モードとして高速モードであるHSモードと、低速であるFSモードを有する記録装置を例に、本発明によるこの課題を解決する手順を図3を用い説明する。
S1:例えば、記録装置の状態を確認するためにホストコンピュータが一定の時間間隔で確認する機能のあるものでは、これをトリガに電池電圧2の状態をAD変換部3により確認する。
S2:電池電圧が予め設定された電圧より高い場合にはS4に進み、設定された電圧以下の場合にはS3に進む。
S3:電池電圧が設定された電圧以下と判断されたため、消費電力の多い高速モードであるHSモードの禁止を設定する。
S4:電池電圧が設定された電圧より高いと判断されたため、消費電力の多い高速モードであるHSモードでの動作を許可する。
S5:現在の通信モードの確認を行い、FSモードであれば通信モードの変更は不要であるため処理を終了し、HSモードであればS7に進む。
S6:現在の通信モードの確認を行い、HSモードであれば通信モードの変更は不要であるため処理を終了し、FSモードであればS7に進む。
S7:BUSRESETを発生し、S2以降を繰り返す。
S1:例えば、記録装置の状態を確認するためにホストコンピュータが一定の時間間隔で確認する機能のあるものでは、これをトリガに電池電圧2の状態をAD変換部3により確認する。
S2:電池電圧が予め設定された電圧より高い場合にはS4に進み、設定された電圧以下の場合にはS3に進む。
S3:電池電圧が設定された電圧以下と判断されたため、消費電力の多い高速モードであるHSモードの禁止を設定する。
S4:電池電圧が設定された電圧より高いと判断されたため、消費電力の多い高速モードであるHSモードでの動作を許可する。
S5:現在の通信モードの確認を行い、FSモードであれば通信モードの変更は不要であるため処理を終了し、HSモードであればS7に進む。
S6:現在の通信モードの確認を行い、HSモードであれば通信モードの変更は不要であるため処理を終了し、FSモードであればS7に進む。
S7:BUSRESETを発生し、S2以降を繰り返す。
以上説明したように、電池電圧の低いときは低速モードで、又、電池電圧が高いときには高速モードへと転送モードを切り替えることができるため、電池寿命を延ばすことができる。
<実施の形態2>
記録装置の種類によっては電源SWをオフにした状態でも、ホストコンピュータに対しては動作可能状態(即ち、インターフェースが動作可能な状態にある)であるようにして、ホストコンピュータが一定の時間間隔で確認することができるものがある。
記録装置の種類によっては電源SWをオフにした状態でも、ホストコンピュータに対しては動作可能状態(即ち、インターフェースが動作可能な状態にある)であるようにして、ホストコンピュータが一定の時間間隔で確認することができるものがある。
本実施の形態では、電源SWをオフにすると消費電力を少なくするためには、低速動作モードであるFSモードで動作するようにしたものであり、これの手順を説明した図が図4である。
S11:電源SWがオンかオフかによって、オフであればS12へ、オンであればS13へ移行する。
S11:電源SWがオンかオフかによって、オフであればS12へ、オンであればS13へ移行する。
以下、実施の形態1と同様に処理を行う
尚、一定時間印字を行わない所謂スタンバイモード等でも同様に処理することができる。
尚、一定時間印字を行わない所謂スタンバイモード等でも同様に処理することができる。
1 USB通信部
2 駆動用電池
3 電圧モニタ用AD変換部
4 HSモード禁止設定部
2 駆動用電池
3 電圧モニタ用AD変換部
4 HSモード禁止設定部
Claims (2)
- ホスト装置とのデータ通信を行うために、第1のデータ通信モードと前記第1のデータ通信モードより通信速度が高い第2のデータ通信モードを含む複数のデータ通信モードで通信する通信手段を有する記録装置であって、
前記第1のデータ通信モード若しくは前記第2のデータ通信モードの何れかを選択するための選択手段と、
電源供給用の電池及び電池電圧についての情報を取得する手段と、
該電池電圧が予め定められた電圧より低い場合には、前記第2のデータ通信モードで通信が可能な場合でも、第1のデータ通信モードに切替えてデータ通信を行う制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。 - 消費電力について通常モードと低消費電力モードとを有し、前記低消費電力モードの場合には、前記第2のデータ通信モードで動作が可能な場合でも、前記第1のデータ通信モードに切り替えてデータ通信を行う制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004266495A JP2006086570A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004266495A JP2006086570A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006086570A true JP2006086570A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36164754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004266495A Withdrawn JP2006086570A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006086570A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007295052A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Kddi Corp | バッテリの駆動時間を延長させる無線通信装置、プログラム及び通信トラヒック制御方法 |
-
2004
- 2004-09-14 JP JP2004266495A patent/JP2006086570A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007295052A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Kddi Corp | バッテリの駆動時間を延長させる無線通信装置、プログラム及び通信トラヒック制御方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060201 |
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