JP2005123961A - 情報機器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 配線に応じて、信号線の機能を切り替える。
【解決手段】 CPU12は、情報機器100で実行可能な各種処理を実行する。通信モジュール16は、EV−DO方式やcdma2000 1x方式に準拠した通信処理を実行する。接続端子10は、非同期シリアル通信信号線の結合コネクタであり、加入者情報書き込みが行われる。切替部14とモジュール内切替部60は、CPU12と通信モジュール16、あるいは接続端子10と通信モジュール16を切替可能である。スイッチ18は、ユーザが切替部14とモジュール内切替部60の接続対象を切替えるために操作する機能を有する。表示部22は、主にCPU12の処理結果を表示する。通知部26は、通信モジュール16によって制御されるLED等である。
【選択図】 図1
【解決手段】 CPU12は、情報機器100で実行可能な各種処理を実行する。通信モジュール16は、EV−DO方式やcdma2000 1x方式に準拠した通信処理を実行する。接続端子10は、非同期シリアル通信信号線の結合コネクタであり、加入者情報書き込みが行われる。切替部14とモジュール内切替部60は、CPU12と通信モジュール16、あるいは接続端子10と通信モジュール16を切替可能である。スイッチ18は、ユーザが切替部14とモジュール内切替部60の接続対象を切替えるために操作する機能を有する。表示部22は、主にCPU12の処理結果を表示する。通知部26は、通信モジュール16によって制御されるLED等である。
【選択図】 図1
Description
本発明は情報機器装置に関する。特に、通信機能を有した情報機器装置に関する。
近年、次世代の高速無線通信方式としてcdma2000 1x−EV DO(以下、「EV−DO」という)方式が開発されている。EV−DO方式とは、cdmaOne方式を拡張し第3世代方式に対応させたcdma2000 1x方式を、さらにデータ通信に特化して伝送レートを高速化させた方式である。ここで、「EV」はEvolution、「DO」はData Onlyを意味する。
EV−DO方式において、無線通信端末から基地局への上り回線の無線インターフェースの構成はcdma2000 1x方式とほぼ同様である。基地局から無線通信端末への下り回線の無線インターフェース構成については、1.23MHzに規定された帯域幅がcdma2000 1x方式と同一である一方、変調方式、多重化方法等がcdma2000 1x方式と大きく異なる。変調方式は、cdma2000 1x方式において使用されているQPSK、HPSKに対し、EV−DO方式において、QPSK、8−PSK、16QAMが無線通信端末における下り回線の受信状態に応じて切り替えられる。その結果、受信状態が良好な場合は、誤り耐性が低くかつ高速な伝送レートを使用し、受信状態が悪い場合は、低速であるが誤り耐性の高い伝送レートを使用する。
また、ひとつの基地局から複数の無線通信端末への通信を同時に行うための多重化方法には、cdmaOne方式やcdma2000 1x方式で使用される符号分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)ではなく、時間を1/600秒単位で分割し、その時間内ではひとつの無線通信端末だけと通信を行い、さらに通信対象となる無線通信端末を単位時間ごとに切り替えて複数の無線通信端末と通信を行う時分割多重アクセス(TDMA:Time Division Multiple Access)を使用する。
無線通信端末は、通信対象となる基地局からの下り回線の受信状態としてパイロット信号の搬送波対干渉波比(以下、「CIR:Carrier to Interference power Ratio」という)を測定し、その変動から次の受信タイミングの受信状態を予測し、それから期待される「所定の誤り率以下で受信可能な最高伝送速度」をデータレートコントロールビット(以下、「DRC:Data Rate Control bit」という)として基地局に通知する。ここで、所定の誤り率は、システム設計に依存するが通常1%程度とされる。基地局は複数の無線通信端末からのDRCを受信し、基地局内のスケジューラ機能が各時分割単位にどの無線通信端末と通信するかを決定するが、各無線通信端末との通信には、基本的に無線通信端末からのDRCをもとに可能な限り高い伝送レートを使用する。
EV−DO方式は上記のような構成により下り回線において、セクタあたり最大2.4Mbps(Mega−bit per second)の伝送レートを可能にする。ただし、この伝送レートは、ひとつの周波数帯域と、通常複数有するセクタのうちのひとつにおいて、ひとつの基地局が接続している複数の無線通信端末とのデータ通信量の合計であり、複数の周波数帯域を使用すれば伝送レートも増加する。
特開2002−300644号公報
cdma2000 1x方式等の携帯電話は、一般的に無線電話網への正当な接続や課金管理等を目的として、通信事業者等によって割り当てられた1台ごとの端末装置固有の加入者情報等の識別情報を有している。このような加入者情報は、通常携帯電話の販売時に店頭で端末装置に書き込まれる。加入者情報の書き込みに先立って、例えばPDCの端末装置に設けられた16芯のコネクタや、cdmaOne、cdma2000 1x方式の端末装置に設けられた18芯のコネクタには、加入者情報の入力のためのシリアル通信線の一方が接続され、当該シリアル通信線の他方がPC等に接続される。さらに、所定の手順でPC等と端末装置間で通信を行い、通信事業者のオペレータ等がPC等から端末装置に加入者情報を書き込む。
EV−DO方式は、主としてデータ通信を目的としているため、ユーザが使用する端末装置の形態は、携帯電話のような形態よりも、PCやPDAのような形態である方が、操作性に優れている。特に、PDAは一般的に小型であり、操作性に加えて、可搬性においても優れている。そのような形態の実現のために、例えば、一辺数センチメートル程度の長方形で、厚さが数ミリメートルから十数ミリメートル程度の大きさを有し、かつEV−DO方式の通信機能を有した通信モジュールをPDAに内蔵する。
加入者情報の書き込みのための結合コネクタを通信モジュールに設ける場合、サイズ的な制約のため、通信モジュール上の結合コネクタの設置は困難である。加入者情報を書き込む際においても、通信モジュールの動作にはモジュールが搭載される情報機器からの電源供給が必要であり、通信モジュール単独では加入者情報を書き込めない。電源供給及び通信モジュールのインターフェースを結合コネクタに変換する装置を使用する場合、通信モジュールを内蔵したPDAから通信モジュールを取り出し、加入者情報の書き込み装置に装着し、加入者情報を書き込んだ後に加入者情報の書き込み装置から通信モジュールを取り外し、再度PDAに搭載しなおすという手順が必要である。煩雑であると同時にPDAと通信モジュールの脱着により情報機器と通信モジュールの接続の信頼性が低下する恐れがある。
結合コネクタの接続端子をPDA本体に設け、接続端子から通信モジュールまでを信号線で接続してもよいが、PDAのサイズが小さいため、PDA内部で信号線が占める面積が、少ないほど好ましい。また、信号線が、PDAのCPUにも接続された場合、加入者情報がCPUに入力される可能性があり、かかる場合に加入者情報が悪用されるおそれもあるので、セキュリティや通信事業者の管理上の点から、信号線がCPUに入力されないような構造を必要とする。
本発明者はこうした状況を認識して、本発明をなしたものであり、その目的は、外部から加入者情報等の情報を入力する端子を設けて、安全に当該情報を通信モジュールに入力可能な情報機器装置を提供することにある。
本発明のある態様は、情報機器装置である。この装置は、外部の処理装置を着脱し、かつ第1の信号線が結線された接続端子と、各種処理を実行し、かつ前記第1の信号線と異なった伝送速度の信号を伝送する第2の信号線が結線された制御手段と、制御手段での処理対象のデータに対して、予め記憶した加入者情報にもとづいて、通信処理を実行し、かつ第1の信号線と第2の信号線に対応可能な第3の信号線が結線された通信モジュールと、第3の信号線との接続対象として、第1の信号線と第2の信号線を排他的に切替える切替手段とを含む。この装置において、切替手段は、接続端子を介して外部の処理装置から加入者情報が入力される状態を検出した場合に、第1の信号線と第3の信号線を接続し、制御手段が通信処理を実行させる状態を検出した場合に、第2の信号線と第3の信号線を接続し、通信モジュールは、切替手段での第3の信号線の接続対象に応じて、第3の信号線の伝送速度を接続対象に適応するように変更してもよい。
「切替える」には、物理的なスイッチによって切替える場合や、論理的あるいは電子的なスイッチによって切替える場合も含んでよいものとし、入力された所定の信号がいずれか一方に出力されればよいものとする。
以上の装置により、通信モジュールに加入者情報を記憶させる場合には、切替手段が、通信モジュールと接続端子を接続するため、通信モジュールのみに加入者情報を入力でき、一方、通信モジュールで通信する場合には、制御手段と通信モジュールを高速な伝送速度の信号線で接続させるため、高速な信号伝送を実現できる。
制御手段に結線された第2の信号線は、第1の信号線より高速な伝送速度の信号を伝送してもよい。制御手段は、第3の信号線との接続対象の切替を切替手段に指示する信号を出力し、切替手段は、第3の信号線との接続対象の切替を指示した信号に応じて、第1の信号線あるいは第2の信号線のいずれかと第3の信号線を接続してもよい。外部の処理装置と接続端子との接続を検出する接続検出手段をさらに含み、切替手段は、接続検出手段が外部の処理装置と接続端子との接続を検出した場合に、加入者情報が入力される状態を検出したとして、第1の信号線と第3の信号線を接続してもよい。
制御手段の電源のオンおよびオフを管理する電源管理部をさらに含み、電源管理部は、切替手段が第1の信号線と第3の信号線を接続した場合に、制御手段の電源をオフにしてもよい。制御手段の電源オンを検出する電源オン検出手段をさらに含み、切替手段は、電源オン検出手段が電源オンを検出した場合に、第2の信号線と第3の信号線を接続し、電源オン検出手段が電源オンを検出しなかった場合に、加入者情報が入力される状態を検出したとして、第1の信号線と第3の信号線を接続してもよい。切替手段での第3の信号線との接続対象に応じて、その旨をユーザに通知するための通知手段をさらに含んでもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、外部から加入者情報等の情報を入力する端子を設けて、安全に当該情報を通信モジュールに入力可能な情報機器装置を提供できる。
(実施例1)
実施例1は、通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。情報機器には、通信処理以外の各種処理を実行するためのCPUが内蔵されており、通常ユーザが情報機器内の記憶領域に格納されたソフトウエアプログラムを実行した場合、当該CPUによって処理される。一方、ユーザが通信処理を実行する場合には、通信モジュールが単独で通信するため、CPUと通信モジュール間の信号線を介して、CPUが通信対象とする情報を通信モジュールに伝送する。当該通信モジュールは、内部に加入者情報を記憶しており、通信の際には記憶した加入者情報を使用する。
実施例1は、通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。情報機器には、通信処理以外の各種処理を実行するためのCPUが内蔵されており、通常ユーザが情報機器内の記憶領域に格納されたソフトウエアプログラムを実行した場合、当該CPUによって処理される。一方、ユーザが通信処理を実行する場合には、通信モジュールが単独で通信するため、CPUと通信モジュール間の信号線を介して、CPUが通信対象とする情報を通信モジュールに伝送する。当該通信モジュールは、内部に加入者情報を記憶しており、通信の際には記憶した加入者情報を使用する。
そのため、通信処理に先立って通信モジュールに加入者情報を記憶する必要があるが、本実施例に係る情報機器は、CPUと通信モジュールの間に位置する形で切替部を設けている。切替部は、3端子で構成されており、そのうちのふたつがCPUと通信モジュールにそれぞれ接続されており、残りのひとつが情報機器の筐体に設けられた接続端子に接続されている。通常の通信処理において切替部は、CPUと通信モジュールを接続し、加入者情報を書き込みする場合に切替部は、接続端子と通信モジュールを接続する。その結果、加入者情報がCPUに伝送されることがなくなる。
通信モジュールと接続端子間は、加入者情報を伝送する程度なので、高速な伝送速度を要求しない。一方、通信モジュールとCPU間は、通信対象のデータを伝送するため、伝送速度が高速な方が望ましい。そのため、これらに対応して別の信号線を設けた場合、信号線の本数が増加すると共に、通信モジュールに設ける信号線の端子数が増加する。本実施例ではこれらの信号線を共用し、前述の切替部の動作にあわせて、通信モジュール内で信号線の機能を切り換える。
図1は、実施例1に係る情報機器100の構成を示す。情報機器100は、接続端子10、CPU12、切替部14、通信モジュール16、スイッチ18、メモリ20、表示部22、操作部24、通知部26を含み、また通信モジュール16は、通信用CPU28、通信用メモリ30、処理部32、RF部34、モジュール内切替部60を含む。切替部14は、接点AからFを含み、モジュール内切替部60は、接点GからLを含む。また信号線として、モジュール信号線200を含む。外部に、外部機器110、外部機器用端子36が存在する。
CPU12は、情報機器100で実行可能な各種処理を実行する。特にCPU12は、メモリ20と連携して、メモリ20に記憶されたソフトウエアプログラムを実行する。そのようなプログラムの一例は、文書作成、スケジュール管理、メールクライアントなどである。また、メモリ20は、前述のソフトウエアプログラムを一時的に記憶するものであってもよいし、所定の指示によって削除されるまで記憶するものであってもよく、さらにそれらの組合せであってもよい。
通信モジュール16は、EV−DO方式やcdma2000 1x方式に準拠した通信処理を実行する。RF部34は、無線信号の送受信処理を実行し、処理部32は、ベースバンド信号の変復調処理、拡散処理や逆拡散処理、誤り訂正処理、再送処理等を実行し、通信用CPU28は、RF部34や処理部32における制御処理を実行する。さらに、通信用メモリ30には、予め通信事業者から提供された電話番号等の加入者情報が記憶されており、必要に応じて、特に通信用CPU28によって、読み出される。モジュール内切替部60は、スイッチ18からの指示にもとづいて、切替部14と連動して動作する。
接続端子10は、EV−DO方式やcdma2000 1x方式携帯電話用に規定された18芯の結合コネクタであり、非同期シリアル通信信号線を含む。cdmaOne、cdma2000 1x方式の携帯電話型通信端末で、18芯結合コネクタ中に2系統の非同期シリアル通信信号線が定義され、このうちの1系統で加入者情報書き込みが行われる。PDCの場合でも、16芯結合コネクタ中に非同期シリアル信号線が定義され、加入者情報書き込みに使用される。なお、非同期シリアル通信信号線の代わりに、USB信号線よりも高速な信号線であってもよい。
切替部14は、接続端子10、CPU12、通信モジュール16からの信号線を切替える。切替部14は、CPU12と通信モジュール16、あるいは接続端子10と通信モジュール16を切替可能である。ここで、切替部14とモジュール内切替部60によるCPU12、通信モジュール16、接続端子10間の信号線の接続を説明する。CPU12は4本の信号線と結線され、通信用CPU28は6本の信号線と結線される。そのうちの2本である第1モジュール信号線200aと第4モジュール信号線200dが、CPU12と通信用CPU28を直結するVBUS(電源)とGND(接地)にそれぞれ対応する。
切替部14は、端子AからFを含んでおり、CPU12と結線される端子BとEはそれぞれ双方向信号線のD+とD−に対応する。その結果、端子AとB、端子DとEが接続された場合は、モジュール信号線200がUSB信号線に相当する。一方、端子CとFは接続端子10に結線されており、それぞれTxD(送信データ線)とRxD(受信データ線)に対応する。その結果、端子AとC、端子DとFが接続された場合は、モジュール信号線200が非同期シリアル信号線に相当する。モジュール内切替部60は、端子GからLを含んでおり、端子HとKはそれぞれ双方向信号線のD+とD−に対応する。また端子IとLは、それぞれTxD(送信データ線)とRxD(受信データ線)に対応する。
以上の構成による切替部14とモジュール内切替部60の動作は以下の通りである。CPU12と通信用CPU28の間で信号を伝送する場合、切替部14の端子AとB、端子DとEが接続され、モジュール内切替部60の端子GとH、端子JとKが接続されて、モジュール信号線200はUSB信号線の役割を担う。また、接続端子10と通信用CPU28の間で信号を伝送する場合、切替部14の端子AとC、端子DとFが接続され、モジュール内切替部60の端子GとI、端子JとLが接続されて、モジュール信号線200は非同期シリアル信号線の役割を担う。なお、どちらの場合においても、通信モジュール16は4本の信号線であるモジュール信号線200をインタフェースとしている。また、モジュール信号線200は、USB信号線あるいは非同期シリアル信号線に応じて、伝送速度も変化させられるものとする。以下の説明でCPU12と通信モジュール16との接続、あるいは接続端子10と通信モジュール16との接続という場合は、切替部14とモジュール内切替部60が前述のごとく動作しているが、それらの説明は省略するものとする。
スイッチ18は、ユーザが切替部14とモジュール内切替部60の接続対象を切替えるために操作する機能を有する。CPU12から通信モジュール16を使用する場合は、通信モジュール16とCPU12を接続するようにスイッチ18を操作し、接続端子10に外部機器用端子36を介して外部機器110を接続し、外部機器110から通信モジュール16を使用するときは通信モジュール16と接続端子10を接続するようスイッチ18を操作する。
表示部22は、主にCPU12の処理結果を表示する。一例には液晶ディスプレイ部等であるが、いわゆるメインディスプレイでもよいし、情報機器100が折り畳み型等の場合でサブディスプレイを有するときはサブディスプレイであってもよい。一方、切替部14とモジュール内切替部60によって、接続端子10と通信モジュール16が接続された場合、CPU12は切替部14の状態を判定し、CPU12からは通信モジュール16の機能が使用できない旨を表示部22に表示する。
操作部24は、ユーザが情報機器100に所定の要求を入力するための部分であり、キーボードやボタン等で構成される。ハードウエアである必要はなく、表示部22内に表示されるソフトウエアキーボード等であってもよい。
通知部26は、通信モジュール16によって制御されるLED等である。通知部26によって、CPU12が非動作状態でも、通信モジュール16の動作をユーザに通知できる。通知内容は、通信モジュール16の動作・非動作や通信中や待ち受け中等の動作状態、圏外や受信強度等であって、色や点灯/消灯、点滅/非点滅、点滅周期等を利用して通知する。従来のPCMCIAカードタイプ等では例えば、カード上にLEDがあるが、内蔵してしまう通信モジュール16では通信モジュール16上にLEDを設けてもユーザには見えないので情報機器100の筐体にLEDを用意し、通信モジュール16から制御する。情報機器100がオフでもLEDが使用可能である。
さらに、cdmaOne、cdma2000 1x方式の携帯電話型通信端末では接続端子10に接続される制御線は18芯結合コネクタ中に音声入出力(アナログ、シングルエンド)信号線を含んでいる。通信モジュール16の音声入出力端子と接続端子10の音声入出力信号端子を接続することにより、接続端子10が加入者情報書き込み等非同期シリアル信号を用いる用途以外に、ハンズフリー装置等音声入出力を使用する用途にも用いることができる。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリのロードされた予約管理機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここでは接続端子10、CPU12、切替部14、通信モジュール16等による構成を描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図2(a)−(b)は、情報機器100の外観の裏側と表側を示す。図2(a)は、情報機器100の裏側であり、接続端子10を覆うように、蓋38、第1取付ネジ40、第2取付ネジ42が設けられている。情報機器100において、接続端子10の用途が加入者情報書き込み等の通信事業者による端末保守のみを目的とし、ユーザによる電話帳編集やPC等との接続を不要とする場合は、図示のごとく情報機器100の裏面や側面等に接続端子10を設け、さらに蓋38で覆い、第1取付ネジ40、第2取付ネジ42で固定する。ここで、第1取付ネジ40と第2取付ネジ42は、一般的なプラスネジ、マイナスネジ以外の三ツ矢型や星型等、携帯電話等でユーザによる分解を禁止するために使用している特殊ネジと同様のものとする。図2(b)は、情報機器100の表側であり、表示部22、操作部24、通知部26が設けられている。接続端子10がユーザにとって不必要なものであれば、上記構造によってユーザが不用意に接続端子10にPC等を接続することを防げる。なお、上記構造以外であっても、ユーザが不用意に接続端子10にPC等を接続することを防ぐ構造であればよい。
図3は、表示部22の表示の一例を示す。表示部22の表示内容はユーザが、操作部24から、情報機器100に内蔵された通信モジュール16を使用できないことを認識できるもので、例えば「通信機能は外部に切り替えられています」等の文字表示であってもよいし、任意のアイコン表示等でもよい。
本実例によれば、加入者情報を入力するための信号線が、情報機器内部で通信のために使用される信号線の一部と共用されるため、信号線が占有する面積を削減できる。また、信号線の接続形態に応じて、伝送速度を変えるため、高速な伝送速度による通信を可能にする。また、通信モジュールの端子数を削減できるため、回路構成を簡易にできる。また、接続端子から入力された加入者情報が、CPUに入力されないため、セキュリティの面からも安全である。また、加入者情報の書き込みを実行している際に、その旨が表示部に表示されるため、ユーザが動作を容易に認識できる。また、加入者情報の書き込みを実行している際に、その旨が通知部から通知されるため、例え情報機器のCPUが停止していても、ユーザに動作を容易に認識させることができる。
(実施例2)
実施例2は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例2では、切替部とモジュール内切替部の切替方法が実施例1と異なっており、外部機器の接続端子が、本情報機器の接続端子に接続された場合に、それを検出して切替部とモジュール内切替部は、通信モジュールと本情報機器の接続端子を接続する。一方、外部機器の接続端子と、本情報機器の接続端子の接続が検出されなかった場合には、切替部とモジュール内切替部は、通信モジュールとCPUを接続する。
実施例2は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例2では、切替部とモジュール内切替部の切替方法が実施例1と異なっており、外部機器の接続端子が、本情報機器の接続端子に接続された場合に、それを検出して切替部とモジュール内切替部は、通信モジュールと本情報機器の接続端子を接続する。一方、外部機器の接続端子と、本情報機器の接続端子の接続が検出されなかった場合には、切替部とモジュール内切替部は、通信モジュールとCPUを接続する。
図4は、実施例2に係る情報機器100の構成を示す。図4の情報機器100は、図1の情報機器100と比較して、接続検出部44が追加されている。なお、図4の情報機器100では、図1の情報機器100における通知部26など、本実施例の説明に関係のない部分は図示していない。現実的には、存在してもかまわない。
接続検出部44は、図示しない外部機器110の外部機器用端子36が接続端子10に挿入されたことを検出する。切替部14は接続検出部44の検出結果に基づき、外部機器110の外部機器用端子36が挿入された場合は通信モジュール16と接続端子10を接続し、外部機器110の外部機器用端子36が挿入されていない場合は、通信モジュール16とCPU12を接続する。また、切替部14での接続に連動して、通信モジュール16内の図示しないモジュール内切替部60を前述のごとく接続する。
本実施例によれば、切替部の切替を外部機器の接続に連動して行うため、加入者情報の書き込み処理の作業工程数が減少し、作業の容易化が可能になる。
本実施例によれば、切替部の切替を外部機器の接続に連動して行うため、加入者情報の書き込み処理の作業工程数が減少し、作業の容易化が可能になる。
(実施例3)
実施例3は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例3では、切替部とモジュール内切替部の切替方法が実施例1と異なっており、接続端子の中に、外部機器からの加入者情報の入力の指示を受け付けるための指示端子が設けられている。本情報機器に加入者情報を書き込む場合、ユーザは外部機器を操作して、加入者情報の入力の指示を指示端子に伝送する。当該指示が受け付けられると、切替部とモジュール内切替部は通信モジュールと接続端子を接続する。一方、通常の状態において切替部とモジュール内切替部は、通信モジュールとCPUを接続する。
図5は、実施例3に係る情報機器100の構成を示す。図5の情報機器100は、図1の情報機器100に比較して、制御信号線46が追加されている。
実施例3は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例3では、切替部とモジュール内切替部の切替方法が実施例1と異なっており、接続端子の中に、外部機器からの加入者情報の入力の指示を受け付けるための指示端子が設けられている。本情報機器に加入者情報を書き込む場合、ユーザは外部機器を操作して、加入者情報の入力の指示を指示端子に伝送する。当該指示が受け付けられると、切替部とモジュール内切替部は通信モジュールと接続端子を接続する。一方、通常の状態において切替部とモジュール内切替部は、通信モジュールとCPUを接続する。
図5は、実施例3に係る情報機器100の構成を示す。図5の情報機器100は、図1の情報機器100に比較して、制御信号線46が追加されている。
制御信号線46は、接続端子10に接続される信号線の一部であり、通信モジュール16に加入者情報を書き込む際の指示を伝送する制御線である。制御信号線46は、接続端子10から通信モジュール16へ接続される。EV−DO方式やcdma2000 1x方式の携帯電話型通信端末の通信モジュール16は18芯結合コネクタ中2本の移動機操作部制御信号1,2として規定され、2本の状態により電源強制オン、強制オフ、非制御等の通信端末の動作が定義されている。通信モジュール16は制御信号線46の状態に応じて電源オン、電源オフするため、図示しない外部機器110は、情報機器100本体の動作・非動作に関わらず、図示しない外部機器110から制御信号線46を介して、通信モジュール16の動作を制御できる。
本実施例によれば、切替部とモジュール内切替部の切替を外部機器から実行できるため、切替処理を容易にできる。
本実施例によれば、切替部とモジュール内切替部の切替を外部機器から実行できるため、切替処理を容易にできる。
(実施例4)
実施例4は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例4では、これまでの実施例で示した方法で、切替部とモジュール内切替部が通信モジュールと接続端子を接続した場合に、それを検出してCPUの電源をオフにする。すなわち、外部機器による加入者情報の書き込み処理の実行中は、通信モジュールを中心とした書き込み処理に必要な部分のみの電源がオンされている。
実施例4は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例4では、これまでの実施例で示した方法で、切替部とモジュール内切替部が通信モジュールと接続端子を接続した場合に、それを検出してCPUの電源をオフにする。すなわち、外部機器による加入者情報の書き込み処理の実行中は、通信モジュールを中心とした書き込み処理に必要な部分のみの電源がオンされている。
図6は、実施例4に係る情報機器100の構成を示す。図6の情報機器100は、図1の情報機器100に比較して、接続検出部44、通信用電源制御部48、情報機器用電源制御部50、電池52が追加されている。
通信用電源制御部48と情報機器用電源制御部50は、電池52から電源の供給を受け、それぞれ通信モジュール16とCPU12とともに電源を制御する。情報機器100に内蔵された通信モジュール16は、情報機器100に内蔵された電池52から電源の供給を受け、通信モジュール16内の通信用電源制御部48と通信用CPU28が、通信モジュール16の電源を制御する。一方、情報機器100本体側は同じく電池52から電源の供給を受け、情報機器100内の情報機器用電源制御部50及びCPU12が、電源及び動作を制御する。情報機器用電源制御部50はCPU12により制御され、CPU12や表示部22に電源を供給する。
情報機器100が通信モジュール16を使用して通信を行う場合は通信モジュール16の通信用電源制御部48は通信用CPU28を含む通信モジュール16内各部に電源を供給し、また情報機器用電源制御部50はCPU12や表示部22に電源を供給し、情報機器100本体及び通信モジュール16とも電源が供給された動作状態となる。一方、電池52の消費節減のため、通信モジュール16及び情報機器100本体においてそれぞれ動作が不要の時は通信モジュール16内の通信用CPU28及びCPU12の判断により電源供給が個別に制御され、不要な部分あるいは全体の電源供給を停止することなどにより動作を停止あるいは消費電流を低減する。
より具体的に説明すれば、接続検出部44の出力は、切替部14と図示しないモジュール内切替部60の切り替えを制御すると同時にCPU12に入力され、CPU12は接続検出部44の出力にもとづいて接続端子10の状態を判定する。図示しない外部機器110からの外部機器用端子36が挿入されているとき、すなわち通信モジュール16と接続端子10が接続され、通信モジュール16が外部機器110から直接制御されるときは、情報機器100本体の機能は不要のため、情報機器用電源制御部50を制御して情報機器100本体を電源オフ、休止状態または節電モードのような消費電流を低減するモードに切り替える。これにより、外部機器110が通信モジュール16を使用しているときに、情報機器100本体による無用な電力消費を削減することが出来る。
なお、通信モジュール16における消費電力低減のための動作状態には、通信用CPU28への電源供給を停止した完全な機能停止状態や、数秒に1回程度タイマで起動して無線受信状態を監視し、自局あての呼び出しが無ければタイマ以外を休止状態にして平均的な消費電流を低減するような間欠待ち受け状態があってもよい。また、情報機器100本体における消費電力低減のための動作状態には、各部への電源供給を停止した完全な機能停止状態、表示部22のみに電源を供給している休止状態や各部に電源は供給しているがCPU12等の動作クロックを低下させ、消費電力を少なくした節電モード等があってもよい。
本実施例によれば、加入者情報の書き込み処理を行う場合に、CPUの電源をオフにできるため、低消費電力化が可能になる。
本実施例によれば、加入者情報の書き込み処理を行う場合に、CPUの電源をオフにできるため、低消費電力化が可能になる。
(実施例5)
実施例5は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例3では、切替部とモジュール内切替部の切替方法が実施例1と異なっており、CPUの電源がオフにされた場合、これを検出して、切替部とモジュール内切替部が通信モジュールと接続端子を接続する。一方、通常の状態において切替部は、通信モジュールとCPUを接続する。実施例4と比較すると、CPUの電源のオンまたはオフと、切替部とモジュール内切替部の切替のタイミングの関係が、反対になっている。
図7は、実施例5に係る情報機器100の構成を示す。図7の情報機器100は、図1の情報機器100に比較して、電源スイッチ54が追加されている。
実施例5は、実施例1と同様に通信モジュールを内蔵した情報機器に関する。実施例3では、切替部とモジュール内切替部の切替方法が実施例1と異なっており、CPUの電源がオフにされた場合、これを検出して、切替部とモジュール内切替部が通信モジュールと接続端子を接続する。一方、通常の状態において切替部は、通信モジュールとCPUを接続する。実施例4と比較すると、CPUの電源のオンまたはオフと、切替部とモジュール内切替部の切替のタイミングの関係が、反対になっている。
図7は、実施例5に係る情報機器100の構成を示す。図7の情報機器100は、図1の情報機器100に比較して、電源スイッチ54が追加されている。
電源スイッチ54は、情報機器100本体のスイッチであり、ここでは、電源スイッチ54と連動して切替部14と図示しないモジュール内切替部60を切り替える。情報機器100が電源オンの場合は、通信モジュール16とCPU12を接続し、情報機器100あるいはCPU12が電源オフの場合は、通信モジュール16と接続端子10を接続するよう構成する。これにより、情報機器100が非動作状態のときすなわち通信モジュール16とCPU12が通信を行う必要が無く、かつ図示しない外部機器110が通信モジュール16を使用する場合、なんら切り替え操作等を行うことなく接続端子10経由で使用できる。
本実施例によれば、加入者情報の書き込み処理を行う場合に、CPUの電源をオフにできるため、低消費電力化が可能になる。
本実施例によれば、加入者情報の書き込み処理を行う場合に、CPUの電源をオフにできるため、低消費電力化が可能になる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例1において、切替部14とモジュール内切替部60の切替は、スイッチ18の切替によってなされている。しかしこれに限らず例えば、CPU12に対する操作部24を介したユーザの操作、あるいはCPU12における条件判断にもとづいてなされてもよい。例えば、CPU12が通信モジュール16を使用しないように操作部24を介して操作された場合は、通信モジュール16と接続端子10を接続、CPU12が通信モジュール16を使用するように操作部24を介して操作された場合は、通信モジュール16とCPU12を接続することがある。本変形例によれば、スイッチ18が不要になり、情報機器100をさらに小型化できる。
実施例5において、切替部14とモジュール内切替部60の切替は、電源スイッチ54の切替によってなされている。しかしこれに限らず例えば、図1の操作部24によって情報機器100本体の電源オン・オフ等の制御を行う構成において、CPU12は操作部24経由でのユーザによる情報機器100のオフ操作、またはCPU12による自立的な情報機器100の非動作状態への移行の際、切替部14とモジュール内切替部60が、接続端子10と通信モジュール16を接続してから電源オフしてもよい。本変形例によれば、電源スイッチ54が不要になり、情報機器100をさらに小型化できる。
実施例1から5において、情報機器100をPDAとしているが、これはPDA以外でもよく、PCであってもよい。本変形例によれば、様々な情報機器装置に本発明を適用可能である。つまり、デジタル化された情報が処理できればよい。
実施例1を実施例2から実施例5に組み合わせた実施例もそれぞれ有効である。この組合せによって、実施例2から実施例5において、切替部14とモジュール内切替部60の切替に応じて、表示部22に所定のメッセージが表示され、通知部26を介して所定の情報が通知される。
実施例4を実施例2に組み合わせた実施例もそれぞれ有効である。この組合せによって、制御信号線46の内容に応じて、CPU12の電源がオフにされる。
10 接続端子、 12 CPU、 14 切替部、 16 通信モジュール、 18 スイッチ、 20 メモリ、 22 表示部、 24 操作部、 26 通知部、 28 通信用CPU、 30 通信用メモリ、 32 処理部、 34 RF部、 36 外部機器用端子、 38 蓋、 40 第1取付ネジ、 42 第2取付ネジ、 44 接続検出部、 46 制御信号線、 48 通信用電源制御部、 50 情報機器用電源制御部、 52 電池、 54 電源スイッチ、 60 モジュール内切替部、 100 情報機器、 110 外部機器、 200 モジュール信号線。
Claims (7)
- 外部の処理装置を着脱し、かつ第1の信号線が結線された接続端子と、
各種処理を実行し、かつ前記第1の信号線と異なった伝送速度の信号を伝送する第2の信号線が結線された制御手段と、
前記制御手段での処理対象のデータに対して、予め記憶した加入者情報にもとづいて、通信処理を実行し、かつ前記第1の信号線と前記第2の信号線に対応可能な第3の信号線が結線された通信モジュールと、
前記第3の信号線との接続対象として、前記第1の信号線と前記第2の信号線を排他的に切替える切替手段とを含み、
前記切替手段は、前記接続端子を介して前記外部の処理装置から前記加入者情報が入力される状態を検出した場合に、前記第1の信号線と前記第3の信号線を接続し、前記制御手段が通信処理を実行させる状態を検出した場合に、前記第2の信号線と前記第3の信号線を接続し、
前記通信モジュールは、前記切替手段での前記第3の信号線の接続対象に応じて、前記第3の信号線の伝送速度を前記接続対象に適応するように変更することを特徴とする情報機器装置。 - 前記制御手段に結線された前記第2の信号線は、前記第1の信号線より高速な伝送速度の信号を伝送することを特徴とする請求項1に記載の情報機器装置。
- 前記制御手段は、前記第3の信号線との接続対象の切替を前記切替手段に指示する信号を出力し、
前記切替手段は、前記第3の信号線との接続対象の切替を指示した信号に応じて、前記第1の信号線あるいは前記第2の信号線のいずれかと前記第3の信号線を接続することを特徴とする請求項1または2に記載の情報機器装置。 - 前記外部の処理装置と前記接続端子との接続を検出する接続検出手段をさらに含み、
前記切替手段は、前記接続検出手段が前記外部の処理装置と前記接続端子との接続を検出した場合に、前記加入者情報が入力される状態を検出したとして、前記第1の信号線と前記第3の信号線を接続することを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報機器装置。 - 前記制御手段の電源のオンおよびオフを管理する電源管理部をさらに含み、
前記電源管理部は、前記切替手段が前記第1の信号線と前記第3の信号線を接続した場合に、前記制御手段の電源をオフにすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報機器装置。 - 前記制御手段の電源オンを検出する電源オン検出手段をさらに含み、
前記切替手段は、前記電源オン検出手段が電源オンを検出した場合に、前記第2の信号線と前記第3の信号線を接続し、前記電源オン検出手段が電源オンを検出しなかった場合に、前記加入者情報が入力される状態を検出したとして、前記第1の信号線と前記第3の信号線を接続することを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報機器装置。 - 前記切替手段での前記第3の信号線との接続対象に応じて、その旨をユーザに通知するための通知手段をさらに含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の情報機器装置。
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