JP2006084961A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006084961A
JP2006084961A JP2004271505A JP2004271505A JP2006084961A JP 2006084961 A JP2006084961 A JP 2006084961A JP 2004271505 A JP2004271505 A JP 2004271505A JP 2004271505 A JP2004271505 A JP 2004271505A JP 2006084961 A JP2006084961 A JP 2006084961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
heating element
image forming
toner image
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004271505A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Morita
修 森田
Hitoki Okuno
仁樹 奥野
Masaharu Kuroda
将治 黒田
Takashi Yamada
貴 山田
Masanori Murakami
正典 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2004271505A priority Critical patent/JP2006084961A/ja
Publication of JP2006084961A publication Critical patent/JP2006084961A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract


【課題】定着手段における回転体の回転開始に伴う温度低下に起因するトナー画像の記録媒体への定着不良を従来より確実に抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着手段(20)の発熱体(h)への供給電力を、該発熱体により加熱される、加熱定着用の回転体(b)の少なくとも回転初期、回転体(b)を記録媒体(s)へのトナー像加熱定着のための設定温度に維持する設定温度維持電力より大きく設定する。或いは、画像形成装置の電力使用限界値から定着手段(20)以外の部分で使用中の電力を差し引いた電力とするか、又は定着手段(20)以外の部分のための必要電力のうち使用されていない電力を加えた電力とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含み、該定着手段が発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置に関する。
従来、この種の画像形成装置の分野では、装置の消費電力が、例えば国内では、15〔A〕、1500〔W〕以内と制限されていることから、記録媒体へトナー像を定着するにあたって定着手段へ供給する電力は、一般的には、定着手段以外の部分で必要とされる電力が最大であるときの該電力を使用限界値の電力から差し引いた残りの電力に設定される。
しかし、発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させる定着手段では、例えば図2の(A)部分に示すように、回転体がトナー像定着のために回転開始すると、該回転体の回転に伴って回転体の熱の幾らかが他へ逸散し、しかも、発熱体への単位時間あたりの投入電力は一定であるため、回転体温度が定着設定温度より大幅に低下するとともにその後の定着設定温度への復帰に時間がかかり、ひいては、トナー像の記録媒体への定着に支障がでることがある。
そこで、例えば特開平5−297762号公報は、定着手段の待機中に回転体を定着設定温度より高温に定着開始直前の一定時間保持したり、複数枚画像形成を行うときのように定着手段に複数枚の記録媒体を間欠的に順次通過させる場合には、さらに、先行、後行の記録媒体通過の間に回転体を定着設定温度より高温に定着開始直前の一定時間保持することを開示している。
また、特開平6−242702号公報は、定着手段における加熱体で加熱される回転体の設定温度として第1の設定温度とそれより高温の第2の設定温度を採用し、例えば電源投入当初のウオーミングアップ直後の画像形成や、断続的に繰り返される画像形成における前後の画像形成の間の時間が長い場合等においては、回転体設定温度を第2の高温設定温度とし、回転体の回転累積時間が所定値を超えて回転体の温度低下が小さくなってくると回転体設定温度を第1の設定温度とする、というようにして、ウオーミングアップ直後や、画像形成動作休止後の画像形成における定着手段の回転体の温度低下による定着不良を抑制することを開示している。
特開平5−297762号公報 特開平6−242702号公報
しかしながら、特開平5−297762号公報や特開平6−242702号公報に開示されている定着手段の温度制御においても、回転体の回転開始直後の温度低下そのものは避けられず、しかも、該温度制御は発熱体(ヒータ)への単位時間あたりの供給電力を一定としたまま行われるから、回転体を回転開始直後の温度低下から目標温度まで昇温させるのに時間がかかっしまい、これがため定着不良が発生する恐れがある。
そこで本発明は、トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置であって、定着手段における回転体の回転開始に伴う温度低下に起因するトナー画像の記録媒体への定着不良を従来より確実に抑制できる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は次の三つのタイプの画像形成装置を提供する。
以下に記載する各画像形成装置において定着手段の発熱体への供給電力等の「電力」ははいずれも単位時間あたりの電力である。
(1)第1の画像形成装置
トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置において、前記定着手段の発熱体への供給電力を制御する発熱体供給電力制御手段を有しており、該発熱体供給電力制御手段は、該定着手段の回転体の少なくとも回転初期、該回転体温度を記録媒体へのトナー像加熱定着のための設定温度に維持する設定温度維持電力より大きい電力を該発熱体に供給する画像形成装置。
この画像形成装置によると、定着手段の発熱体(ヒータ)への供給電力が、定着手段の回転体の少なくとも回転初期、該回転体温度をトナー像の記録媒体への加熱定着のための設定温度(定着温度)に維持する設定温度維持電力より大きく設定される。
このように、定着手段の回転体の少なくとも回転初期(少なくとも回転開始からの初期)には発熱体へ設定温度維持電力より大きい電力が供給され、回転体温度は速やかに上昇しようとするから、回転体の回転開始にともなって該回転体温度が低下することがあっても、その温度低下は小さく抑制され、さらに、温度低下から設定温度への復帰も迅速である。かくして、従来のように加熱用回転体への供給電力を一定として回転体の温度を上げる場合、すなわち回転体の温度上昇に時間がかかる場合に比べると、より確実にトナー像の記録媒体への定着不良を抑制できる。
前記発熱体供給電力制御手段が前記定着手段の発熱体への供給電力を前記設定温度維持電力より大きく設定する期間は少なくとも回転体の回転初期であればよいが、代表例として次の期間を挙げることができる。
(1) 前記回転体の回転開始から回転体が前記設定温度に到達するまでの期間
(2) 回転体の回転開始から少なくとも記録媒体が該回転体を通過するまでの期間
( 例えば画像形成を1枚分単独で行うような場合である。)
(3) 回転体の回転開始から記録媒体が予め定めた枚数該回転体を通過するまでの期間
( 例えば画像形成を複数枚順次連続的に行うような場合である。)
(4) 回転体の回転開始から予め定めた時間
(例えば回転体の回転開始から回転体が設定温度へ復帰するに十分な時間等である。)
なお、いずれにしても、定着手段の発熱体へ供給する電力は、画像形成装置の他の部分での必要電力も考慮して、これら電力の総和が画像形成装置の電力使用限界値を超えないように設定することになる。
(2)第2の画像形成装置
トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置において、前記定着手段の発熱体への供給電力を制御する発熱体供給電力制御手段を有しており、該発熱体供給電力制御手段は、前記定着手段の発熱体への供給電力を、画像形成装置の電力使用限界値から該定着手段以外の部分で使用中の電力を差し引いた電力に設定する画像形成装置。
ここで「電力使用限界値から定着手段以外の部分で使用中の電力を差し引いた電力」は、該電力使用限界値内における、定着手段において使用できる電力である。定着手段の回転体がトナー像の記録媒体への定着のために回転を開始する時には、定着手段において使用できる該電力は、回転体をトナー像の記録媒体への加熱定着のための設定温度に維持する設定温度維持電力より大きく、従って、回転体温度は速やかに上昇しようとするから、回転体の回転開始にともなって該回転体温度が低下することがあっても、その温度低下は小さく抑制され、さらに、温度低下から設定温度への復帰も迅速である。かくして、従来のように加熱体への供給電力を一定として加熱体の温度を上げる場合、すなわち回転体の温度上昇に時間がかかる場合に比べると、より確実にトナー像の記録媒体への定着不良を抑制できる。
(3)第3の画像形成装置
トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置において、前記定着手段の発熱体への供給電力を制御する発熱体供給電力制御手段を有しており、該発熱体供給電力制御手段は、前記定着手段の発熱体への供給電力を、定着手段以外の部分のための必要電力のうち使用されていない電力を加えた電力に設定する画像形成装置。
ここで「定着手段以外の部分のための必要電力のうち使用されていない電力」は他に援用できる電力であり、この画像形成装置では定着手段発熱体への供給電力にこの電力が加えられている。さらに言えば、画像形成装置をその電力使用限界値内で運転するとすれば、定着手段の発熱体への供給電力は、〔(使用限界値)−(定着手段以外の部分のための必要電力のうち使用されている電力)〕の電力以下とすればよい。
そして、定着手段以外の部分のための必要電力のうち使用されていない電力を加えた、発熱体への供給電力は、定着手段の回転体がトナー像の記録媒体への定着のために回転を開始する時には、回転体温度をトナー像の記録媒体への加熱定着のための設定温度に維持する設定温度維持電力より大きく、従って、回転体温度は速やかに上昇しようとするから、回転体の回転開始にともなって該回転体温度が低下することがあっても、その温度低下は小さく抑制され、さらに、温度低下から設定温度への復帰も迅速である。かくして、従来のように加熱体への供給電力を一定として加熱体の温度を上げる場合、すなわち回転体の温度上昇に時間がかかる場合に比べると、より確実にトナー像の記録媒体への定着不良を抑制できる。
なお、前記いずれの画像形成装置においても、転写手段は、作像手段において形成されたトナー像を記録媒体へ直接転写するものでも、中間転写体を介して転写するものでもよい。
また、本発明に係る画像形成装置は複写機、プリンタ、ファクシミリ機、これらを2以上組み合わせた複合機等のいずれであってもよく、カラー画像形成装置でも、モノクロ画像形成装置でもよく、カラー画像形成装置については4サイクル型、タンデム型等のいずれのタイプのものでもよい。
以上説明したように本発明によると、トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置であって、定着手段における回転体の回転開始に伴う温度低下に起因するトナー画像の記録媒体への定着不良を従来より確実に抑制できる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
図1(A)は本発明に係る画像形成装置の1例の構成の概略を示している。
この画像形成装置は電子写真方式の画像形成装置で、トナー画像を形成する作像手段例であるエンジン部(画像形成部)を含む本体10を備えており、その上側に自動原稿搬送装置(ADF)1及び装置1から送られてくる原稿画像を読み取るスキャナー2を有し、下側に数種類のサイズの記録紙のそれぞれを選択的に供給できる給紙部3、4、5、6を有している。
さらに、記録紙の両面に画像形成すべく記録紙を搬送するデュープレックス装置7及び画像形成された記録紙のソーティング、ステープル留め等を行うフィニッシャー8も備えている。
エンジン部を含む本体10は、本例では、フルカラー画像形成が可能の4サイクル型のもので、感光体ドラム11を有しており、その周囲にはチャージャー12、画像露光部13、現像器群(Y、C、M、K)及び1次転写ローラ15がこの順序で配置されている。さらに、中間転写ベルト14及び2次転写ローラ16を備えている。
現像器群はイエロー現像器Y、シアン現像器C、マゼンタ現像器M及びブラック現像器Kからなっている。
中間転写ベルト14はローラ群に巻き掛けられており、駆動ローラr1により図中反時計方向に所定のタイミングで回転駆動される。2次転写ローラ16は後述するように中間転写ベルト14上のトナー像を記録紙sへ2次転写するときにベルト14に圧接される。
この画像形成装置はさらに定着部20備えており、定着部20は、本例では定着ローラ対201を有し、該対ローラのうち一方のものと、その背後のローラとに無端回転ベルトbが巻き掛けられ、この回転ベルトbが背後のローラに設けたヒータhにより加熱されるようになっており、対ローラ201のうち他方のものはベルトbに圧接配置され、加圧ローラとして機能する。
画像形成装置における各部は制御部Contの指示、制御のもとに動作する。図1(B)は制御部Contを含む画像形成装置の制御回路の概略を示すブロック図である。
この画像形成装置は、電源が投入されると画像形成のための各種準備動作を行ったのち、プリント待機状態に入る。その後制御部Contに接続された操作パネルP上のプリント指示キーPKが押されると、ADF1に予め搭載された原稿がスキャナー2に搬送され、ここで原稿画像を読み取る。エンジン部を含む本体10はスキャナー2で読み取った原稿画像データに基づきトナー像を形成する。
トナー像形成にあたっては、原稿画像データに応じて現像器Y、C、M、Kのうち少なくとも一つが用いられる。すべての現像器を用いてフルカラー画像形成を行う場合を例にとって説明すると、感光体ドラム1が図中時計方向に回転駆動され、その感光体ドラム表面がチャージャー12により所定電位に帯電され、その帯電域に画像露光部13からイエロー画像データに基づいて画像露光が施され、静電潜像が形成され、これがイエロー現像器Yにて現像され、イエロートナー像が形成される。このトナー像は1次転写電圧を印加された1次転写ローラ15により、回転駆動されている中間転写ベルト14に1次転写される。
さらに、同様にしてシアントナー像が感光体ドラム上に形成され、ベルト14に1次転写される。引き続きマゼンタトナー像、ブラックトナー像がこの順序で形成されベルト14に1次転写される。各色トナー像のベルト14への転写はこれらトナー像が順次重なる状態で行われる。
このようにして中間転写ベルト14上に多重トナー像が形成されると、2次転写ローラ16がベルト14に圧接配置されるとともに2次転写ローラに2次転写電圧が印加され、さらに操作パネルPで選択されたいずれかの給紙部3、4、5又は6から給紙が開始され、記録紙sが2次転写ローラ16とベルト14と間に供給され始める。この給紙の開始は給紙センサSE1により検出され、該センサの給紙検出により定着部20がオンされ、加熱用の回転ベルトb等の回転部材が回転開始する。なお、ヒータhは当初の電源投入のときから通電開始されており、既にベルトbを加熱している。
このようにして2次転写領域へ送り込まれた記録紙sに中間転写ベルト14上の多重トナー像が2次転写され、かくしてトナー像が転写された記録紙sは定着部20を通過することでトナー像が加熱定着される。次いで記録紙sの先端部が定着部20から排出されてきたことが排紙センサSE2により検出され、排紙センサSE2オンによりフィニッシャー8が動作開始するとともに給紙部による給紙動作は停止する。かくして記録紙sはフィニッシャー8へ排出されていき、そこで所定の処理を施され、プリント処理が完了する。
なお、記録紙sの両面に画像形成するときには、片面にトナー像が形成されて定着部20から出てきた記録紙sはデュープレックス装置7により表裏反転された状態で再び2次転写領域に送り込まれ、それに先立って中間転写ベルト14上に形成されていた裏面のためのトナー像が転写され、再び定着部20を通過することで加熱定着され、その後フィニッシャー8へ排出される。
以上の画像形成(プリント)において定着部20のヒータhへの電力供給は制御部Contの指示のもとに出力可変電源PW(図1(B)参照)から行われる。これを図2を参照して説明する。図2の(A)部分は従来の一般的な制御を示しており、(B)部分はこの画像形成装置における制御を示している。
すなわち、プリント待機状態においては、図2の(B)部分に示すように従来同様、ヒータhへの供給電力は加熱用ベルトbの温度を、通常通紙時におけるトナー像の加熱定着のための設定温度に維持する設定温度維持電力が供給されるが、ベルトbが回転開始すると、該設定温度維持電力より大きい電力が、しかし、そのときの画像形成装置の使用電力の総和(該設定温度維持電力より大きい電力も含めた総和)が画像形成装置の電力使用限界値超えない範囲に納まる電力が供給される。
ヒータhへの電源PWからの供給電力は、ヒータhのオンデューティ(例えば、ヒータがハロゲンランプであれば、その発光デューティ)を制御する位相制御方式により制御することができる。ここでは、電源PWを交流電源とし、デューティを100%に設定すると図3(A)に示すように1500ワット(W)を、デューティを50%に設定すると図3(B)に示すように750Wを、デューティを25%に設定すると図3(C)に示すように375Wを供給できる、というようにしてヒータhへの供給電力を制御する。
かかる位相制御方式に代えて電源からの出力電圧を制御する(換言すればヒータへの印加電圧を制御する)方式で供給電力を制御してもよい。例えば、電源PWを図4(A)に例示するようにレギュレータにより出力電圧をコントロールできる交流電源とし、レギュレータにより出力電圧を100Vに設定すれば図4(B)に示すように1500Wを、出力電圧を50Vに設定すれば図4(C)に示すように750Wを供給できる、というようにヒータhへの供給電力を制御してもよい。
なお、このようなヒータhへの供給電力の制御方式は、後述する第2、第3の実施形態の画像形成装置においても採用できる。
かかるヒータhへの設定温度維持電力より大きい電力の供給により、ベルトbの温度は速やかに上昇しようとするから、ベルトbの回転開始にともなって該ベルト温度が低下することがあっても、その温度低下は小さく抑制され、さらに、温度低下から設定温度への復帰も迅速である。かくして、従来のように回転体への供給電力を一定として回転体の温度を上げる場合、すなわち回転体の温度上昇に時間がかかる場合に比べると、ベルトbの温度は、より確実に、記録紙sが定着部20に到達するに先立って設定温度へ復帰し、かくしてトナー像の記録紙sへの定着不良を抑制でき、それだけ高品質の定着画像が得られる。
かかるヒータhへ設定温度維持電力より大きい電力を供給する期間は、図2の(B)部分に示す例では、ベルトbの回転開始からベルトbが前記設定温度に到達するまでの期間であるが、(a) ベルトbの回転開始から少なくとも記録紙sがベルトbを通過するまでの期間、(b) ベルトbの回転開始から記録紙s が予め定めた枚数該ベルトを通過するまでの期間、(c) ベルトbの回転開始から予め定めた時間、例えばベルトbの回転開始からベルトbが設定温度へ復帰するに十分な時間などとしてもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る画像形成装置は基本構成が図1(A)の画像形成装置と同じものである。しかし、第2実施形態の画像形成装置では、定着部20のヒータhへの電力供給を図5(B)に示すように制御する。図5(A)は図5(B)の制御に対する従来の一般的な制御を示している。
先ず、図5(A)に示す従来の一般的制御について説明する。図5(A)において(図1(A)、図6等も参照)、
J1はADF1の消費電力(負荷J1)で本例では60W(60ワット)、
J2はスキャナー2の消費電力(負荷J2)で50W、
J3〜J6はそれぞれ給紙部3〜6の消費電力(負荷J3〜J6)で30W、
J7はデュープレックス装置7の消費電力(負荷J7)で30W、
J8はフィニッシャー8の消費電力(負荷J8)で60W、
J10はエンジン部10等装置本体消費電力(負荷J10)で400Wであり、
J20は定着部20の消費電力(負荷J20)でこれは
定着部回転部材のための消費電力(負荷JR)と
ヒータhへの供給電力(Jh)との合計である。
また、図5等においてαはプリント待機時にエンジン部等本体が操作パネルPの表示等に消費する電力である。プリント待機時にはヒータhに定着設定温度を維持するための小さい電力が供給される。
図5(A)に示すように、従来であれば、操作パネルPA(図1(B)参照)のプリント指示キーPKによるプリントオン指示後の画像形成動作時(プリント時)には、ヒータhに供給する電力として、画像形成装置に定められた電力使用限界値からヒータh以外の部分で使用する、そのときどきの使用電力のうち最大の電力を差し引いた一定電力が設定される。図5(A)に示す例では、プリントオン指示後の、トナー像形成から中間転写ベルト14へのトナー像1次転写に至る動作の間におけるヒータh以外で消費される電力が最大である。
しかしこれによると、プリント待機時には余り電力aが、給紙開始により2次転写及びトナー像定着動作に入ると余り電力bが、その後の記録紙排出処理では余り電力cが存在する。
そこで第2実施形態の画像形成装置では、図5(B)に示すように、この余り電力をヒータhへの従来の供給電力に付加する。換言すれば、第2実施形態では、電力使用限界値からそのときどきの定着部20以外の部分で消費される電力を差し引いた電力を定着部20への供給電力(回転部材のための一定の電力JR+ヒータhへの供給電力Jh)とする。
これにより、図6に示すように、ヒータへの供給電力は、プリント待機時は(1500−α)Wに、プリントオン指示があると990Wに、給紙センサSE1(図1参照)が給紙部3〜6のいずれかからの記録紙sの供給開始を検出し、また、これにより既述のとおり定着部20においてベルトbが回転開始すると(1070−JR)Wに、次いで排紙センサSE2が記録紙sの排出を検出すると(1040−JR)Wに、プリント処理が完了すると(1500−α)Wにそれぞれ設定される。
このように、ヒータhには十分な電力が供給され、定着部20において加熱用回転体であるベルトbの回転開始から、その前の電力990W(従来の場合の電力)より高められた(1070−JR)Wがヒータhに供給される。
かくして、ベルトbの回転開始に伴ってベルトbの温度は速やかに上昇しようとするから、ベルトbの回転開始にともなってベルト温度が低下することがあっても、その温度低下は小さく抑制され、さらに、温度低下から設定温度への復帰も迅速である。かくして、従来のように回転体への供給電力を一定として回転体の温度を上げる場合、すなわち回転体の温度上昇に時間がかかる場合に比べると、より確実にトナー像の記録紙sへの定着不良を抑制でき、それだけ高品質の定着画像が得られる。
第2実施形態の画像形成装置においては、かかるヒータhへの電力供給が、制御部Contの指示のもとに出力可変電源PW(図1(B)参照)から行われるように制御部Contが構成される。
このときの制御部Contによる、ヒータhへの電力供給制御に係わる動作(定着制御ルーチン)を図7のフローチャートに示す。なお、ヒータhにより加熱されるベルトbの温度は図示省略の温度センサにより検出され、制御部Contに入力され、定着部20の温調制御に供される。この点は後述する第3実施形態の画像形成装置においても同様である。
プリントオン指示が無く、画像形成装置が待機状態にあるときは、ヒータhに(1500−α)Wの電力を供給することができ、図7のステップS9〜S14に示すように、ヒータオンの状態で(S9)、ベルトbの温度が175℃より高温になってくるとヒータをオフする(S10、S11)。また、ヒータオフの状態で(S12)、ベルトbの温度が185℃より低温になってくるとヒータをオンする(S13、S14)。このようにしてベルトbの温度を所定温度(180℃又はその近傍の温度)に維持する。
プリントオン指示があると(S1)、ヒータ供給電力を(1500−J1−J2−J10)Wに設定する(S2)。 その後記録紙の供給が開始されると(センサSE1 オン)(S3)、ヒータ供給電力を(1500−J3−J10−JR)Wに設定する(S4)。なお、給紙部3以外の給紙部から給紙するときには、J3に代えてその給紙部の消費電力(J4、J5又はJ6)を差し引けばよい。さらに排紙センサSE2がオンになると(S5)、ヒータ供給電力を(1500−J8−J10−JR)Wに設定する(S6)。プリントが終了すると(S7)、再びヒータ供給電力を(1500−α)Wに戻す(S8)。
なお、以上説明したヒータ供給電力の制御は、画像読み込みとエンジン部の駆動を同時的に開始し、画像形成を1枚分単独で行う場合の例であるが、複数枚の画像形成を順次行う場合には、ヒータ供給電力を図8に示すように制御すればよい。すなわち、プリント待機時は(1500−α)Wに、プリントオン指示があると990Wに、給紙開始のタイミングで(1070−JR)Wに、排紙センサオンのタイミング(このとき次の給紙も開始する)で(1010−JR)Wにそれぞれ設定し、所定枚数の画像形成が終了するとプリント待機時の電力に戻せばよい。
また、以上説明した第2実施形態の画像形成装置は画像読み込みとエンジン部の駆動を同時的に開始するものであるが、画像読み込み後にエンジン部を駆動する画像形成装置でもよく、その場合のヒータ供給電力は、画像形成を1枚分単独で行う場合には、図9に示すように、プリント待機時は(1500−α)Wに、プリントオン指示があると1390Wに、エンジン部の駆動開始により1100Wに、給紙センサSE1(図1(A)参照)が給紙部3〜6のいずれかからの記録紙sの供給開始を検出し、また、これにより既述のとおり定着部20においてベルトbが回転開始すると(1070−JR)Wに、次いで排紙センサSE2が記録紙sの排出を検出すると(1040−JR)Wに、プリント処理が完了すると(1500−α)Wにそれぞれ設定される。
また、画像読み込み後にエンジン部を駆動する画像形成装置において、複数枚の画像形成を順次行う場合には、ヒータ供給電力を図10に示すように制御すればよい。すなわち、プリント待機時は(1500−α)Wに、プリントオン指示があると1390Wに、給紙開始のタイミングで(1070−JR)Wに、排紙センサオンのタイミング(このとき次の給紙も開始する)で(1010−JR)Wにそれぞれ設定し、所定枚数の画像形成が終了するとプリント待機時の電力に戻せばよい。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る画像形成装置も基本構成は図1(A)の画像形成装置と同じものである。しかし、第3実施形態の画像形成装置では、定着部20のヒータhへの電力供給を図11(B)に示すように制御する。図11(A)は図11(B)の制御に対する従来の一般的な制御を示しており、ここでは図5(A)の制御と同じである。
図11における(図12も参照)J1、J2、J3(或いはJ4〜J6)、J7、J8、J10、J20(JR+Jh)は、既述の図5、図6等におけるJ1〜J8、J10、J20(JR+Jh)と同じことを意味している。
第3実施形態の画像形成装置では、図11(B)に示すように、そのときどきにおいて消費していない部分の必要消費電力をヒータ供給電力に加算する。これにより、ヒータhには十分な電力が供給され、定着部20において加熱用回転体であるベルトbの回転開始から、その前の電力990W(従来の場合の電力)より高められた1160W(990+J1+J2+J8)がヒータhに供給される。
かくして、ベルトbの回転開始に伴ってベルトbの温度は速やかに上昇しようとするから、ベルトbの回転開始にともなってベルト温度が低下することがあっても、その温度低下は小さく抑制され、さらに、温度低下から設定温度への復帰も迅速である。かくして、従来のように回転体への供給電力を一定として回転体の温度を上げる場合、すなわち回転体の温度上昇に時間がかかる場合に比べると、より確実にトナー像の記録紙sへの定着不良を抑制でき、それだけ高品質の定着画像が得られる。
第3実施形態の画像形成装置においては、かかるヒータhへの電力供給が、制御部Contの指示のもとに出力可変電源PW(図1(B)参照)から行われるように制御部Contが構成される。
このときの制御部Contによる、ヒータhへの電力供給制御に係わる動作(定着制御ルーチン)を図12のフローチャートに示す。
プリントオン指示が無く、画像形成装置が待機状態にあるときは、図11(B)に示すように、ヒータhに従来より大きい電力(本例では、300+J1+J2+J3+J8+JR+J10−α)を供給することができ、図12のステップS9〜S11に示すように、ベルトbの温度が180℃以下になるとヒータをオンし(S9、S10)、180℃より高温になるとヒータをオフする(S9、S11)。このようにしてベルトbの温度を所定温度に維持する。
プリントオン指示があると(S1)、ヒータ供給電力を990Wに設定する(S2)。 その後記録紙の供給が開始されると(センサSE1 オン)(S3)、ヒータ供給電力を(990+J1+J2+J8)Wに設定する(S4)。さらに排紙センサSE2がオンになると(S5)、ヒータ供給電力を(990+J1+J2+J3)Wに設定する(S6)。なお、給紙部3以外の給紙部から給紙するときには、J3に代えてその給紙部の消費電力(J4、J5又はJ6)を加算すればよい。プリントが終了すると(S7)、ヒータ供給電力を(300+J1+J2+J3+J8+JR+J10−α)に戻す(S8)。
なお、以上は、画像読み込みとエンジン部の駆動を同時的に開始し、画像形成を1枚分単独で行う場合の例であるが、画像読み込みとエンジン部の駆動を同時的に開始し、複数枚の画像形成を順次行う場合や、画像読み込み後にエンジン部を駆動する場合において、画像形成を1枚分単独で行う場合、複数枚の画像形成を順次行う場合についても、第2実施形態の画像形成装置の場合と同様にベルトbの回転開始に伴いヒータ供給出力を高く設定することができる。
本発明は画像形成装置においてトナー画像を記録媒体に良好に定着させることに利用でき、換言すれば、記録媒体にトナー画像を良好に定着させて、それだけ高品質の画像を形成できる画像形成装置の提供に利用できる。
図1(A)は本発明に係る画像形成装置の1例の構成の概略を示す図であり、図1(B)は該画像形成装置の制御回路の概略を示すブロック図である。 本発明に係る定着部ヒータ供給電力制御例を従来と比較して示す図である。 位相制御方式によるヒータ供給電力制御の説明図である。 出力電圧制御方式によるヒータ供給電力制御の説明図である。 本発明に係る定着部ヒータ供給電力制御の他の例を従来と比較して示す図であり、図5(A)は従来制御を、図5(B)は本発明に係る制御例を示している。 図5(B)に示すヒータ供給電力制御、換言すれば定着部供給電力制御の具体例を示す図である。 図5(B)及び図6に示す供給電力制御のための制御部の動作を示すフローチャートである。 図6に示す定着部供給電力制御において、複数枚画像形成の場合の供給電力制御を示す図である。 定着部供給電力制御の他の具体例(画像読み込み後にエンジン部を駆動する場合)を示す図である 図9に示す定着部供給電力制御において、複数枚画像形成の場合の供給電力制御を示す図である。 本発明に係る定着部ヒータ供給電力制御のさらに他の例を従来と比較して示す図であり、図11(A)は従来制御を、図11(B)は本発明に係る制御例を示している。 図11(B)に示す供給電力制御のための制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン部(画像形成部)を含む本体
11 感光体ドラム
12 チャージャー
13 画像露光部
Y、C、M、K 現像器
14 中間転写ベルト
r1 ベルト14の駆動ローラ
15 1次転写ローラ
16 2次転写ローラ
20 定着部
201 定着ローラ対
b 加熱用回転ベルト
h ヒータ
PW ヒータhの電源
1 自動原稿搬送装置(ADF)
2 スキャナー
3〜6 給紙部
7 デュープレックス装置
8 フィニッシャー
SE1 給紙センサ
SE2 排紙センサ
Cont 制御部
P 操作パネル
PK プリント指示キー
J1〜J8、J10、J20、Jh、JR 負荷(消費電力)

Claims (7)

  1. トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置において、前記定着手段の発熱体への供給電力を制御する発熱体供給電力制御手段を有しており、該発熱体供給電力制御手段は、該定着手段の回転体の少なくとも回転初期、該回転体温度を記録媒体へのトナー像加熱定着のための設定温度に維持する設定温度維持電力より大きい電力を該発熱体に供給することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記発熱体供給電力制御手段は、前記回転体の回転開始から該回転体が前記設定温度に到達するまで、前記定着手段の発熱体への供給電力を前記設定温度維持電力より大きく設定する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記発熱体供給電力制御手段は、前記回転体の回転開始から少なくとも前記記録媒体が該回転体を通過するまで、前記定着手段の発熱体への供給電力を前記設定温度維持電力より大きく設定する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記発熱体供給電力制御手段は、前記回転体の回転開始から前記記録媒体が予め定めた枚数該回転体を通過するまで、前記定着手段の発熱体への供給電力を前記設定温度維持電力より大きく設定する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記発熱体供給電力制御手段は、前記回転体の回転開始から予め定めた時間、前記定着手段の発熱体への供給電力を前記設定温度維持電力より大きく設定する請求項1記載の画像形成装置。
  6. トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置において、前記定着手段の発熱体への供給電力を制御する発熱体供給電力制御手段を有しており、該発熱体供給電力制御手段は、前記定着手段の発熱体への供給電力を、画像形成装置の電力使用限界値から該定着手段以外の部分で使用中の電力を差し引いた電力に設定することを特徴とする画像形成装置。
  7. トナー画像を形成する作像手段と、記録媒体供給手段から供給されてくる記録媒体に該作像手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、該トナー画像が転写された記録媒体に該トナー画像を加熱定着させる定着手段とを含んでおり、該定着手段は発熱体により加熱される回転体を用いてトナー像を記録媒体に加熱定着させるものである画像形成装置において、前記定着手段の発熱体への供給電力を制御する発熱体供給電力制御手段を有しており、該発熱体供給電力制御手段は、前記定着手段の発熱体への供給電力を、定着手段以外の部分のための必要電力のうち使用されていない電力を加えた電力に設定することを特徴とする画像形成装置。
JP2004271505A 2004-09-17 2004-09-17 画像形成装置 Pending JP2006084961A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004271505A JP2006084961A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004271505A JP2006084961A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006084961A true JP2006084961A (ja) 2006-03-30

Family

ID=36163507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004271505A Pending JP2006084961A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006084961A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199093A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Kyocera Mita Corp 定着器の温度制御装置
EP2131253A2 (en) 2008-06-03 2009-12-09 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0588582A (ja) * 1991-09-26 1993-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像定着方法
JPH06175535A (ja) * 1992-12-02 1994-06-24 Canon Inc 像加熱装置
JPH1010918A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2002182504A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Toshiba Tec Corp 熱定着装置
JP2002287562A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置用定着装置
JP2004062181A (ja) * 2002-06-24 2004-02-26 Samsung Electronics Co Ltd 電力制御方法
JP2004070041A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Canon Inc 定着装置および画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0588582A (ja) * 1991-09-26 1993-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像定着方法
JPH06175535A (ja) * 1992-12-02 1994-06-24 Canon Inc 像加熱装置
JPH1010918A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2002182504A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Toshiba Tec Corp 熱定着装置
JP2002287562A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置用定着装置
JP2004062181A (ja) * 2002-06-24 2004-02-26 Samsung Electronics Co Ltd 電力制御方法
JP2004070041A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Canon Inc 定着装置および画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199093A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Kyocera Mita Corp 定着器の温度制御装置
EP2131253A2 (en) 2008-06-03 2009-12-09 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus
EP2131253A3 (en) * 2008-06-03 2011-11-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US8150289B2 (en) 2008-06-03 2012-04-03 Ricoh Company Limited Fixing device for an image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5058669B2 (ja) 画像形成装置
JP4308562B2 (ja) 画像形成装置
US9316967B2 (en) Image forming apparatus with pressure contact separation section to separate fixing side member and backside supporting member from each other
JP2007035606A (ja) 加熱装置、定着装置及び画像形成装置
US8649698B2 (en) Image forming apparatus controlling power to a heating unit forming a fixing nip portion with a pressure roller through which a recording sheet is conveyed to fix a toner image thereon
US6603936B2 (en) Fixing apparatus and fixing method
JP2008203880A (ja) 画像形成装置
US20110188875A1 (en) Auto document feeding device and image scanning device
JP2006209142A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2006084961A (ja) 画像形成装置
JP2006178027A (ja) 画像形成装置
JP2000267518A (ja) 電子写真装置
JP3492082B2 (ja) 画像形成装置
JP2002357977A (ja) 定着装置、画像形成装置および両面画像形成装置
JP2006163016A (ja) 画像形成装置
JP2004145086A (ja) 画像形成装置
JP2005257942A (ja) 画像形成装置
JP2009223147A (ja) 画像形成装置
JP4476587B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置における加熱源制御方法
JP2018189718A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2004145085A (ja) 画像形成装置
JP2007317035A (ja) 温度制御装置,定着装置,画像形成装置および複写装置
JP2009080362A (ja) 画像形成装置
JP6344341B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び加熱量制御方法
JP2006259365A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060922

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090401

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090602

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20090721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Effective date: 20100113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100810

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02