JP2006080842A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送経路の途中に設けられた搬送ローラにより搬送される原稿に追随して給紙ローラが連れ回りで回転する際に生じる異音を低減する。
【解決手段】 給紙トレイ3上の原稿を給紙ローラ6で搬送経路に送り込み、搬送経路の途中に設けられた搬送ローラ7で原稿を搬送しながら読取センサ2により原稿の画像を読み取る原稿読取装置において、搬送ローラによる搬送可能位置に原稿が到達したことが原稿通過センサ67により検知された後も、給紙ローラを搬送ローラと並行して所定期間継続して駆動させるものとする。特に原稿通過センサによる原稿検知から給紙ローラの駆動停止までの期間を、仕様上の最小規格の原稿長に基づいて設定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、原稿を搬送経路に沿って搬送しながら読取センサにより原稿の画像を読み取る原稿読取装置に関するものである。
原稿の画像を読み取る原稿読取装置では、給紙トレイ上に載置された原稿を一枚ずつ分離して内部に引き込み、搬送経路に沿って原稿を搬送しながらラインセンサに原稿の画像を読み取らせる自動原稿給送装置を備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような自動原稿給送装置では、給紙トレイの近傍に給紙トレイ上の原稿を搬送経路に送り込む給紙ローラが設けられ、さらにラインセンサでの読取のために搬送経路に沿って原稿を搬送する搬送ローラ(紙送りローラ)が搬送経路の途中に設けられている。また搬送ローラの下流側には、原稿の通過を検知する原稿通過センサ(頁検出センサ)が設けられており、この原稿通過センサによって原稿の先端が検知されると、給紙ローラの駆動を停止させて、原稿を搬送ローラのみで搬送させるように制御される。
特開平6−156795号公報
しかるに、前記のように、原稿通過センサによる原稿検知に応じて給紙ローラの駆動を停止させる構成では、搬送方向の回転を許容するワンウェイクラッチを給紙ローラに設けることで、搬送ローラにより搬送される原稿に引きずられて給紙ローラが連れ回りで円滑に回転動作するようになるが、このような給紙ローラの連れ回りにより異音が生じることがあり、この異音は、原稿給紙機構装置の大容量化及び高速化を図る上での大きな障害となるため、改善することが望まれる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、搬送経路の途中に設けられた搬送ローラにより搬送される原稿に追随して給紙ローラが連れ回りで回転する際に生じる異音を低減することができるように構成された原稿読取装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明では、請求項1に示すとおり、原稿を搬送経路に沿って搬送しながら読取センサにより原稿の画像を読み取る原稿読取装置において、原稿載置部の原稿を前記搬送経路に送り込む給紙ローラと、前記搬送経路の途中に設けられた搬送ローラと、この搬送ローラの下流側に設けられてその搬送ローラによる搬送可能位置に原稿が到達したことを検知する原稿検知センサと、この原稿検知センサにより原稿が検知された後に、前記搬送ローラと並行して前記給紙ローラを所定期間継続して駆動させる駆動制御手段とを備えたものとした。
これによると、搬送ローラと並行して給紙ローラを所定期間継続駆動させて、搬送ローラにより搬送される原稿に追随して給紙ローラが連れ回りで回転する期間を短縮するようにしたため、給紙ローラの連れ回りにより発生する異音を低減することができる。給紙ローラの連れ回り時に生じる異音は、給紙ローラの駆動軸にモータの駆動力が作用していない場合に、原稿の紙面に対するローラの接触状態が不安定になることが主要因と考えられ、給紙ローラの駆動軸に対してモータの駆動力を作用させることで異音を効果的に低減することができる。
前記原稿読取装置においては、請求項2に示すとおり、前記原稿検知センサによる原稿検知から前記給紙ローラの駆動停止までの期間を、任意の値に設定可能とした構成とすることができる。これによると、給紙ローラを継続駆動させるために要する電力消費量の増大と異音の発生度合いとを勘案して、最適な状態に設定することができる。
前記原稿読取装置においては、請求項3に示すとおり、前記原稿検知センサによる原稿検知から前記給紙ローラの駆動停止までの期間を、予め用意された複数の設定値から選択設定可能とした構成とすることができる。これによると、給紙ローラを継続駆動させるために要する電力消費量の増大と異音の発生度合いとを勘案して、設定値を段階的に変更することで、適切な状態に設定することができる。
前記原稿読取装置においては、請求項4に示すとおり、前記原稿検知センサによる原稿検知から前記給紙ローラの駆動停止までの期間を、仕様上の最小規格の原稿長に基づいて設定した構成とすることができる。これによると、仕様で読取可能な最小規格と定めたサイズ以上の原稿であれば、原稿の末端がピックアップローラを通過する前に給紙ローラを停止させることができるため、原稿載置部の次の原稿を誤って引き込む誤動作を確実に防止することができる。
前記原稿読取装置においては、請求項5に示すとおり、前記給紙ローラ及び前記搬送ローラが、別々の駆動源により回転駆動されるようにした構成とすることができる。これによると、設計自由度が高くなり、省スペース化を図ることができる。給紙ローラ及び搬送ローラを同一の駆動源で駆動させる場合には、給紙ローラの駆動を適宜なタイミングで停止させるために電磁クラッチが必要になるが、この電磁クラッチによる構成に比較して、前記のように別々の駆動源による構成は、駆動系統を簡素化する上で有利である。
このように本発明によれば、原稿検知センサにより原稿が検知された後も、搬送ローラと並行して給紙ローラを所定期間継続して駆動させることにより、搬送ローラにより搬送される原稿に追随して給紙ローラが連れ回りで回転する期間を短縮するようにしたため、給紙ローラの連れ回りにより発生する異音を低減することができ、原稿読取装置の大容量化・高速化を図る上で優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の原稿読取部を示す断面図である。この原稿読取部(原稿読取装置)1は、ファクシミリ通信、複写、スキャナの各機能のために原稿の画像を読み取るものであり、画像形成装置の筐体上部に設けられている。なお、この原稿読取部は、読取画像データをPCなどの情報処理装置に送るスキャナ装置として構成することも可能である。
原稿読取部1は、原稿Aの画像を読み取る読取センサ2と、原稿Aが載置される給紙トレイ(原稿載置部)3と、給紙トレイ3上の原稿を内部に引き込むピックアップローラ4と、これにより引き込まれた原稿Aを、ガイド部材5で規定される搬送経路に送り込む給紙ローラ6と、これにより搬送経路に送り込まれた原稿を搬送経路に沿って搬送する搬送ローラ7とを有しており、搬送経路に沿って原稿Aを搬送しながら読取センサ2で原稿Aの画像を読み取るようになっている。読取センサ2による読取を終えた原稿Aは、必要に応じて済みスタンプ17による押印の後、排出ローラ8により排紙トレイ9上に排出される。
ピックアップローラ4及び給紙ローラ6は共に、原稿Aとの間に大きな摩擦力を確保可能な円筒状ゴム材からなるローラ本体を備え、ピックアップブラケット13により回転可能に連結保持されている。給紙ローラ6の支軸14には、図示しない給紙モータの駆動力が入力されて給紙ローラ6が回転動作し、ピックアップブラケット13に設けられたギア列16により、ピックアップローラ4が給紙ローラ6と同一方向に連動回転する。
ピックアップブラケット13は、給紙ローラ6の支軸14を中心に回転自在に支持されて、ピックアップローラ4が昇降自在となっており、降下したピックアップローラ4により原稿Aがガイド部材15に押し付けられ、ピックアップローラ4が回転することで最上の原稿Aが引き込まれる。
このとき、図示しない給紙モータの駆動力が入力される給紙ローラ6の支軸14からトルクリミッタ18を介してピックアップブラケット13に回転力が伝達され、これによりピックアップブラケット13には、ピックアップローラ4を原稿Aの紙面に圧接させる向きの回転力が生じ、トルクリミッタ18の限界トルクに対応する押圧力でピックアップローラ4が原稿Aを押さえ付ける。
給紙ローラ6には、支軸14に対する搬送方向の相対回転を許容するワンウェイクラッチが設けられており、ピックアップローラ4には、ギア列16に対する搬送方向の相対回転を許容するワンウェイクラッチが設けられている。搬送ローラ7は給紙ローラ6より同速度以上で原稿Aを搬送するように設定され、原稿Aがガイド部材5で規定される搬送経路に送り込まれた後に、搬送ローラ7の位置に原稿が到達すると、後述する原稿通過センサの検知レバー22のオン検知により搬送ローラへの到達を判断し、給紙ローラ6を停止し、給紙ローラ6及びピックアップローラ4は、搬送ローラ7により搬送される原稿Aに追随して連れ回りで回転する。
給紙ローラ6の下方には、原稿Aを1枚に分離するための捌きローラ11が配置されており、この捌きローラ11は、図示しないトルクリミッタにより所定の捌き動作、すなわちピックアップローラ4により引き込まれた原稿Aが2枚重なっている場合には、静止して下側の原稿Aが送り込まれることを阻止し、ピックアップローラ4により引き込まれた原稿が1枚の場合には、給紙ローラ6により送り込まれる原稿Aに追随して連れ回りで回転する。
ピックアップローラ4と給紙ローラ6との間には原稿ストッパ12が配置されており、給紙トレイ3上に載置された原稿Aの先端が突き当てられるようになっており、これにより原稿Aの先端部分が一様にピックアップローラ4で引き込み可能な位置に規定される。この原稿ストッパ12は、ピックアップローラ4を回転させて原稿Aを引き込む際には上方へ持ち上げられる。
ピックアップローラ4の近傍には、給紙トレイ3上の原稿の有無を検知する原稿有無センサの検知レバー21が配置されている。搬送ローラ7と読取センサ2との間には、原稿通過センサの検知レバー22が配置されており、この原稿通過センサがオンとなることで原稿Aの先端の進入が検知され、オフとなることで原稿Aの後端が通り抜けたことが検知される。排出ローラ8の近傍には、原稿排出センサの検知レバー23が配置されており、この原稿排出センサがオフとなることで原稿が排出されたことが検知される。
図2は、図1に示した原稿読取部を備えた画像形成装置全体の概略構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、図1に示した原稿読取部1を制御する読取制御部41と、読取センサで生成した読取画像データに基づいて画像形成を行う記録部42と、この記録部42を制御する記録制御部43と、記録部42で適切な画像形成が行われるように読取画像データを処理する画像処理部44と、画像データなどを記憶する記憶部45と、各種の処理の指示や設定を行うパネル部46と、これら各部の動作を制御する主演算処理部47とを有している。
またこの画像形成装置は、ファクシミリ通信機能を有し、所定の通信網(例えばPSTN)を介して他の装置とデータ通信を行うためのモデム48と、このモデム48を制御する通信制御部49とを備えている。さらにこの画像形成装置は、プリンタ機能及びスキャナ機能を有し、PCなどの情報処理装置との間でのデータの送受信を行う外部インタフェース51を備えている。
図3は、図2に示した読取制御部41の概略構成を示すブロック図である。読取制御部41は、図1に示した給紙ローラ6を回転動作させる給紙モータ61を駆動する給紙モータドライバ62と、搬送ローラ7及び排出ローラ8を回転動作させる搬送モータ63を駆動する搬送モータドライバ64と、原稿有無センサ(A点センサ)66、原稿通過センサ(B点センサ)67及び原稿排出センサ(C点センサ)68の検出信号に基づいてドライバ62・64の動作を制御するエンジンCPU65とを有している。
図4・図5は、図1に示した原稿読取部の動作状況を示す模式図である。図4(A)では、給紙トレイ3上に原稿Aが原稿ストッパ12により先端位置を規定された状態で載置されており、この給紙トレイ3上の原稿Aにより、原稿有無センサ66の検知レバー21がオン位置に移動し、給紙トレイ3上に原稿Aがあることが検知される。ピックアップローラ4を降下させ、かつ原稿ストッパ12を上昇させて、給紙モータ61を起動させると、給紙ローラ6及びピックアップローラ4が回転を開始し、原稿Aが搬送経路Bに送り込まれる。このとき、搬送ローラ7及び排出ローラ8も搬送モータ63の起動により回転している。これは、搬送ローラ7の回転が安定していない状態で原稿が到達したために生じるジャムを防止するためである。
図4(B)では、搬送ローラ7を通過した原稿Aの先端に押されて、原稿通過センサ67の検知レバー22がオン位置に移動し、原稿Aが搬送ローラ7による搬送可能位置に到達したことが検知される。図5では、さらに搬送ローラ7により原稿Aが搬送されて、原稿Aに押されて排出センサ68の検知レバー23がオン位置に移動し、排出ローラ8により原稿Aを機外に排出し始めることが検知される。
従来は、図4(B)で示したように、原稿通過センサ(原稿検知センサ)67により原稿Aが検知された時点で、給紙モータ61を停止させて給紙ローラ6及びピックアップローラ4を連れ回りで回転させるが、ここでは、この状態から、搬送ローラ7と並行して給紙ローラ6を所定期間継続して駆動させる。
なお、搬送ローラ7と並行して給紙ローラ6を駆動させた状態では、給紙ローラ6の支軸14に給紙モータ61の駆動力が作用して支軸14が回転動作するが、搬送ローラ7が給紙ローラ6より同速度以上で原稿Aを搬送するように回転駆動させているため、給紙ローラ6は、搬送ローラ7により搬送される原稿Aに追随して連れ回りで回転し、このとき、給紙ローラ6と支軸14との間に介装されたワンウェイクラッチにより支軸14の回転速度より高速に給紙ローラ6が回転動作する。
原稿Aが原稿通過センサ67のオン位置に到達した後に搬送ローラ7と並行して給紙ローラ6を継続駆動させる搬送距離Lは、次の式1で示される。ここで、読取原稿長L1は、仕様上の最小規格(例えばA6サイズ)の原稿長である。距離L2は、原稿Aが原稿通過センサ22をオンさせる位置とピックアップローラ4との間隔である。マージンMは、給紙ローラ6と連動するピックアップローラ4により次の原稿が誤って引き込まれることを避けるため、ピックアップローラ4の上流側に最低限確保すべき長さである。
0<L≦L1−L2−M (式1)
ここで、給紙ローラ6及び搬送ローラ7を並行駆動させる搬送距離L=0となるのは、前記図4(B)に示したように原稿通過センサ22がオンとなるのと同時に給紙ローラ6の駆動を停止する場合である。搬送距離Lの最大値Lmax=L1−L2−Mは、図5に示したようにピックアップローラ4による原稿Aの未引き込み部分をマージンMだけ残した状態になるまで給紙ローラ6を駆動させる場合である。
給紙ローラ6及び搬送ローラ7を並列駆動させる搬送距離L、すなわち原稿通過センサ(原稿検知センサ)67による原稿検知から給紙ローラ6の駆動停止までの期間は、任意の値に設定可能となっており、給紙ローラ6を継続駆動させるために要する電力消費量の増大と異音の発生度合いとを勘案して、最適な状態に設定すれば良い。また、原稿通過センサ67による原稿検知から給紙ローラ6の駆動停止までの期間を、予め用意された複数の設定値から選択設定可能とした構成も可能であり、設定値を段階的に変更することで、適切な状態に設定することができる。具体的には、式1においてL2を115mm、Mを10mmと固定し、用紙サイズが自動検知できればL1を148mm以上、297mm以下で可変とする。また、148mm、182mm、297mmの3つよりユーザが用紙サイズに応じて選択するようにしてもよい。さらに、仕様上の最小規格をA6サイズとする場合、L1を148mmと固定してもよい。
図6は、図1に示した原稿読取部での処理の手順を示すフロー図である。まず原稿を給紙トレイ3上にセットし(ステップ101)、パネル部46のスタートボタンを押下操作すると(ステップ102)、カウンタの設定が行われた上で(ステップ103)、搬送モータ63の起動処理が行われて搬送ローラ7及び排出ローラ8が回転を開始し(ステップ104)、さらに給紙モータ61の起動処理が行われて給紙ローラ6及びピックアップローラ4が回転を開始する(ステップ105)。
なお、前記のカウンタの設定処理では、給紙モータ61、搬送モータ63をそれぞれ停止させるまでの残り期間を計測する給紙モータ停止カウンタ、搬送モータ停止カウンタ及び原稿排出カウンタが初期化される。また、以下に示すセンサ及びカウンタチェックは、画像処理部44からの1ライン毎の割込み処理で行われ、給紙モータ停止カウンタ、搬送モータ停止カウンタ及び原稿排出カウンタは、給紙モータ61、搬送モータ63をそれぞれ駆動させる残りライン数を示している。ここで、画像処理部44からの1ライン毎の割込み処理は、例えば、1ラインの読取時間経過毎に、画像処理部44より電気的レベル信号を主演算処理部47を経由して読取制御部41のエンジンCPU65に送り、エンジンCPU65が、そのレベル信号の変化を検知することで割込み処理を行っている。
そして原稿の先端が原稿通過センサ67の位置に到達して原稿通過センサ67がオンとなると(ステップ106)、給紙モータ停止カウンタ値が0になるまで、画像処理部44からの1ライン毎の割込み処理の度に給紙モータ停止カウンタを1減分する処理が行われ(ステップ108)、給紙モータ停止カウンタ値が0になると(ステップ107)、給紙モータ61の停止処理が行われ(ステップ109)、以後、原稿が通り抜けるまで給紙ローラ6及びピックアップローラ4が連れ回りで回転する。
次に原稿の末端が原稿通過センサ67を通過して原稿通過センサ67がオフとなると(ステップ110)、搬送モータ停止カウンタ値が0になるまで、画像処理部44からの1ライン毎の割込み処理の度に搬送モータ停止カウンタを1減分する処理が行われ(ステップ112)、搬送モータ停止カウンタ値が0となると(ステップ111)、搬送モータ63の停止処理が行われて搬送ローラ7が回転を停止する(ステップ113)。ここで、搬送ローラ7の駆動を停止させるタイミングは、例えば原稿の後端が済みスタンプの位置に到達した時点とすれば良い。
次に原稿有無センサ66がオフか否かが判定され(ステップ114)、原稿有無センサ66がオフでない、すなわち給紙トレイ3上に次の原稿がある場合は、その原稿に関する処理が前記の手順(ステップ103以降)で繰り返される。
他方、原稿有無センサ66がオフである、すなわち給紙トレイ3上に次の原稿がない場合は、搬送モータ63の起動処理が行われて搬送ローラ7が回転を開始し(ステップ115)、ついで原稿排出センサ68がオフとなると(ステップ116)、原稿排出カウンタ値が0になるまで、画像処理部44からの1ライン毎の割込み処理の度に原稿排出カウンタを1減分する処理が行われ(ステップ118)、原稿排出カウンタ値が0になると(ステップ117)、搬送モータ63の停止処理が行われて搬送ローラ7が回転を停止する(ステップ119)。
本発明にかかる原稿読取装置は、給紙ローラの連れ回りにより生じる異音を低減することができる効果を有し、原稿を搬送経路に沿って搬送しながら読取センサにより原稿の画像を読み取る原稿読取装置、例えばファクシミリ装置、複写機、複合機、スキャナ装置などとして有用である。
本発明が適用される画像形成装置の原稿読取部を示す断面図 図1に示した原稿読取部を備えた画像形成装置全体の概略構成を示すブロック図 図2に示した読取制御部の概略構成を示すブロック図 図1に示した原稿読取部の動作状況を示す模式図 図1に示した原稿読取部の動作状況を示す模式図 図1に示した原稿読取部での処理の手順を示すフロー図
符号の説明
1 原稿読取部(原稿読取装置)
2 読取センサ
3 給紙トレイ(原稿載置部)
4 ピックアップローラ
6 給紙ローラ
7 搬送ローラ
22 原稿通過センサ
61 給紙モータ
63 搬送モータ
66 原稿有無センサ
67 原稿通過センサ(原稿検知センサ)
68 排出センサ
A 原稿
B 搬送経路

Claims (5)

  1. 原稿を搬送経路に沿って搬送しながら読取センサにより原稿の画像を読み取る原稿読取装置であって、
    原稿載置部の原稿を前記搬送経路に送り込む給紙ローラと、前記搬送経路の途中に設けられた搬送ローラと、この搬送ローラによる搬送可能位置に原稿が到達したことを検知する原稿検知センサと、この原稿検知センサにより原稿が検知された後に、前記搬送ローラと並行して前記給紙ローラを所定期間継続して駆動させる駆動制御手段とを備えたことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記原稿検知センサによる原稿検知から前記給紙ローラの駆動停止までの期間を、任意の値に設定可能としたことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記原稿検知センサによる原稿検知から前記給紙ローラの駆動停止までの期間を、予め用意された複数の設定値から選択設定可能としたことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 前記原稿検知センサによる原稿検知から前記給紙ローラの駆動停止までの期間を、仕様上の最小規格の原稿長に基づいて設定したことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  5. 前記給紙ローラ及び前記搬送ローラが、別々の駆動源により回転駆動されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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