JP2006079337A - ボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システム - Google Patents

ボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ボンティアの実績管理を行うことができるボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システムを提供する。
【解決手段】メイン管理用データ処理装置2に、ボランティア要員Bのイベントへの参加申し込みを示す申込みデータDAを入力するインタフェースとしての通信回路や入力部、ボランティア要員Bの過去のボランティアの実績を示す実績データDBを記憶する記憶装置やメモリと、インタフェースから入力された申込みデータDA、および記憶装置やメモリが記憶する実績データDBに基づいて、ボランティア要員Bの当該イベントへの受け入れの可否を決定する受入決定処理、および実績データDBに基づいてボランティア要員Bのイベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う処理回路を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、スポーツイベント等におけるボランティア要員の管理を行うボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システムに関し、特にボランティア要員の実績管理を行うボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システムに関するものである。
例えば、ボランティア要員の配置を管理するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−342537号公報
ところで、一般的なシステムではボランティア要員の過去の実績管理を行っておらず、例えばイベント等におけるボランティアの参加希望者を募る場合には、イベント毎に一から募集を行う。また、上述したシステムでは、例えばボランティア要員の参加形態を管理する場合に、参加募集時のデータを基に管理を行う。
このため例えばイベントへの参加募集時やイベント開催中に、ボランティア要員の過去の実績を考慮して、より効率的に参加募集やイベント運営を行うことができるシステムが望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ボンティアの実績管理を行うことができるボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の第1の観点のボランティア管理用データ処理装置は、ボランティア要員のイベントへの参加申し込みを示す申込みデータを入力するインタフェースと、前記ボランティア要員の過去のボランティアの実績を示す実績データを記憶するメモリと、前記インタフェースから入力された申込みデータ、および前記メモリが記憶する実績データに基づいて、前記ボランティア要員の当該イベントへの受け入れの可否を決定する受入決定処理、および前記実績データに基づいて前記ボランティア要員の前記イベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う処理回路とを有する。
好適には、前記処理回路は、前記受入決定処理の結果、前記ボランティア要員のイベントへの受け入れを決定した場合に、前記実績データに基づいて前記ボランティア要員の前記イベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う。
さらに、前記目的を達成するために、本発明の第2の観点おボランティア管理システムは、イベント毎に割り当てられたイベント管理用データ処理装置と、メイン管理用データ処理装置とを含み、イベントに参加するボランティア要員の実績を管理するボランティア管理システムであって、前記イベント管理用データ処理装置は、前記メイン管理用データ処理装置とデータ通信を行う第1の通信回路と、ボランティア要員のイベントでの実績を示す実績データを入力するインタフェースと、前記インタフェースから入力された実績データを第1の通信回路を介して前記メイン管理用データ処理装置に送信する第1の処理回路と、を含み、前記メイン管理用データ処理装置は、前記イベント管理用データ処理装置とデータ通信を行う第2の通信回路と、前記ボランティア要員の過去のボランティアの実績を示す実績データを記憶するメモリと、前記第2の通信回路を介して受信した実績データを基に前記メモリが記憶する実績データを更新する第2の処理回路と、を含み、前記第2の処理回路は、前記第2の通信回路により、前記イベント管理用データ処理装置からの要求指示を受信した場合に、前記メモリが記憶する実績データのうち、前記イベント管理用データ処理装置に割り当てられたイベントに必要な情報のみを、前記第2の通信回路を介して前記要求指示元の前記イベント管理用データ処理装置に送信する。
本発明によれば、ボンティアの実績管理を行うことができるボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るボランティア管理システムを説明するための全体図である。
ボランティア管理システム1は、例えば図1に示すように、メイン管理用データ処理装置2、およびイベント管理用データ処理装置3を有する。
ボランティア管理システム1は本発明に係るボランティア管理システムの一例に相当する。また、メイン管理用データ処理装置2(およびイベント管理用データ処理装置3)は、本発明に係るボランティア管理用データ処理装置の一例に相当する。
ボランティア管理システム1は、例えば、スポーツイベントやお祭り等のイベントでのボランティア運営業務全般に関して、ボランティア要員の実績データや、個人情報、所属団体情報等を管理する。
詳細には、例えばボランティア管理システム1は、ボランティア要員の実績データをデータベース等の記憶装置(メモリ)に蓄積し、その蓄積した実績データを再利用することにより、効率的なボランティア募集業務、大会ボランティア運営業務、それらの蓄積した実績データの再利用、ボランティア実績管理等を行う。
また、ボランティア管理システム1では、参加データや、蓄積した実績データを基に、例えばイベント運営時にボランティア要員それぞれが携帯する許可証(AD証:Accreditation card)等の発行処理を行う。
また、ボランティア管理システム1では、例えば各イベントでの参加データ、詳細には氏名、参加希望日時、参加役割、ゾーニング(入場許可領域や、不許可領域を示すデータ)等の管理を行う。
本実施形態に係るボランティア管理システム1において、メイン管理用データ処理装置2や、イベント管理用データ処理装置3は、例えばイベント開催時にスタンドアロンにより動作可能である。
また、ボランティア管理システム1において、イベント管理用データ処理装置3は、例えばイベント会場に設置され、各ボランティア要員の実績データを記憶し、その実績データを通信ネットワークを介してメイン管理用データ処理装置2に送信する。
メイン管理用データ処理装置2は、イベント管理用データ処理装置3から送信された実績データを受信し、受信した実績データをデータベース等の記憶装置(メモリ)に記憶する。
また、イベント開催時やイベント開催前に、メイン管理用データ処理装置2は、イベント管理用データ処理装置3から送信された、そのイベントに関する情報の要求を示す信号を受信すると、その信号に基づいて、データベース等の記憶装置(メモリ)に記憶している実績データのうち、そのイベントに必要な情報のみを、要求元のイベント管理用データ処理装置3に送信する。
イベント管理用データ処理装置3は、メイン管理用データ処理装置2から送信された、その信号を受信して、その信号に含まれる、イベントに必要な情報に基づいて、実績管理やイベント運営に関する処理を行う。
メイン管理用データ処理装置2と、イベント管理用データ処理装置3間は、例えば通信ネットワーク4により接続されている。通信ネットワーク4は、例えば専用回線であってもよいし、いわゆるインターネット等のデータ通信網であってもよい。
以下、各データ処理装置の機能を詳細に説明する。
メイン管理用データ処理装置2は、例えば全ボランティアに関するデータを一元管理する。このメイン管理用データ処理装置2は、メイン管理システム200としての機能を有する。
メイン管理用データ処理装置2は、例えばボランティア管理団体等により管理され、その団体の管理者により操作される。また、メイン管理用データ処理装置2は、例えばその団体の建物内に設けられる。また必要に応じて各イベント会場に設けることも可能である。
イベント管理用データ処理装置3は、例えばイベント会場や事務局に設けられて、そのイベントの主催団体や事務局員等により管理され、その管理者により操作される。
本実施形態では、例えば異なるイベント会場毎にイベント管理用データ処理装置3a,3b,3cが設けられている。
イベント管理用データ処理装置3は、メイン管理用データ処理装置2と略同一の機能を有するが、例えば各イベントで必要なデータのみを管理する。詳細には、イベント管理用データ処理装置3は、各イベントに必要なボランティア情報を管理し、ボランティア要員の実績を示す実績データを生成する。イベント管理用データ処理装置3は、メイン管理システム200の下位層に相当するサブ管理システム300(300a,300b,300c)としての機能を有する。
つまりメイン管理システム200は、サブ管理システム300(300a〜300c)の上位機能を有する。
また、例えばイベント管理用データ処理装置3は、イベント開催中、スタンドアロンにより、そのイベントに必要なデータを処理して実績データを生成することも可能である。
また、イベント管理用データ処理装置3は、必要に応じて通信ネットワーク4を介してメイン管理用データ処理装置2とデータ通信を行い、実績データをメイン管理用データ処理装置2に送信する。
メイン管理用データ処理装置2は、その実績データを受信して、受信した実績データに基づいて、例えばデータベース等の記憶装置(メモリ)に蓄積している実績データを更新する。
図2は、図1に示したボランティア管理システム1の具体的な機能ブロック図である。図2を参照しながら、ボランティア管理システム1の各装置の具体的なハードウェア構成を説明する。
メイン管理用データ処理装置2は、例えば図2に示すように、通信回路21、入力部22、出力部23、記憶装置24、メモリ25、および処理回路(CPU:central processing unit)26を有する。
通信回路21、入力部22、出力部23、記憶装置24、メモリ25、および処理回路26はバスBSにより接続されている。
通信回路21は、本発明に係る第2の通信回路の一例に相当し、通信回路21や入力部22は本発明に係るインタフェースの一例に相当する。
メモリ25は本発明に係るメモリの一例に相当し、処理回路26は本発明に係る処理回路や第2の処理回路の一例に相当する。
通信回路21は、例えば処理回路26の制御により、通信ネットワーク4を介してイベント管理用データ処理装置3とデータ通信を行う。
本実施形態では、ボランティア要員やその所属団体の管理者等に操作される、ボランティア要員用データ処理装置5が通信ネットワーク4に接続されている場合に、通信回路21はボランティア要員用データ処理装置5と通信ネットワーク4を介してデータ通信を行う。
入力部22は、例えば管理者等による操作に応じた信号を処理回路26に入力する。また、入力部22は、ボランティア要員のイベントへの参加申し込みを示す申込みデータや、実績データ等のボランティア要員に係るデータ入力を行う。
入力部22は、例えばキーボードやスキャナ、マウス等のポインティングデバイス等により構成される。
出力部23は、例えばディスプレイやプリンタ等により構成され、処理回路26の制御により、本発明に係る表示や出力を行う。
記憶装置24は、例えば処理回路26の制御により、ボランティア要員の申込みデータDA、ボランティア要員の過去のボランティアの実績を示す実績データDBや、ボランティア要員の個人情報や、そのボランティア要員の所属する団体情報等の本発明に係るデータを記憶する。
また、記憶装置24が記憶するデータは、必要に応じて処理回路26により読み出される。
記憶装置24は、具体的には光ディスク,光磁気ディスク,磁気ディスク,ハードディスクドライブ等の記憶装置等により構成される。
メモリ25は、例えば、処理回路26の制御により、処理回路26による処理のワークスペースとして用いられる。
メモリ25は、例えば、RAM(Random Access Memory)や、ROM(Read only memory)等の記憶装置により構成される。
また、メモリ25は、例えば本発明に係る機能を有するプログラムPRGを記憶する。このプログラムPRGは処理回路26により実行されることにより、本発明に係る機能を実現する。
メモリ25は、詳細には例えばボランティア要員の過去のボランティアの実績を示す実績データDBや申込みデータDAを記憶する。また、必要に応じてそれらのデータは記憶装置24に記憶される。
処理回路26は、例えばメイン管理用データ処理装置2の各構成要素を統括的に制御する。
処理回路26は、例えば入力部22から入力された申込みデータDA、およびメモリ25が記憶する実績データDBに基づいて、ボランティア要員の当該イベントへの受け入れの可否を決定する受入決定処理、および実績データDBに基づいてボランティア要員のイベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う。
この申込みデータDAは、例えば通信ネットワーク4を介してイベント管理用データ処理装置3やボランティア要員用データ処理装置5から入力されてもよい。
処理回路26は、詳細には受入決定処理の結果、ボランティア要員のイベントへの受け入れを決定した場合に、実績データDBに基づいてボランティア要員のイベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う。
例えば、処理回路26は、実績データDBに含まれるボランティア要員の過去のボランティアの受け入れ拒否の回数を示す拒否回数情報に基づいて、前記受入決定処理を行う。
詳細には、処理回路26は、イベントへの参加人数のうち、ボランティア要員の拒否回数情報に基づいて拒否回数の多い順にイベント参加人数分のボランティア要員の参加可否を決定する。こうすることで、処理回路26は、過去に拒否回数の多いボランティア要員を優先的に、そのイベントにボランティアとして受け入れる処理を行うことができる。
また、処理回路26は、例えば入力部22や通信回路21を介して入力された実績データDBに含まれる希望日時情報に基づいて受入決定処理を行う。
詳細には、処理回路26は、実績データDBに含まれる希望日時情報が、予め規定されたイベントの開催日時と一致するか否かを判断し、その判断の結果、一致していない場合にボランティア要員Bのイベントへのボランティアとしての受け入れを拒否し、一致している場合にボランティア要員Bのイベントへのボランティアとしての受け入れを許可する処理を行う。
また、処理回路26は、例えばメモリ25が記憶する実績データDBおよび申込みデータDAに基づいて、ボランティア要員毎に、少なくともイベントへの参加形態情報を示す表示を行う表示部を含む許可証ADを発行するための発行処理を行う。
また、処理回路26は、ボランティア要員の申込みデータDAおよび実績データDBに基づいて、イベント会場内の入場許可領域を決定し、当該決定した入場許可領域を示す表示を行う表示部を含む許可証ADを発行するための発行処理を行う。
また、本実施形態では、この許可証ADの表示部に、後述するように、識別番号(ID)、氏名、イベントへ会場の入場許可領域や入場不許可領域を示す情報や、イベントへのボランティアとしての参加形態を示す情報、参加日時情報等の情報が表示される。
この際、処理回路26は、申込みデータDAおよび実績データDBに基づいて、ボランティア要員のイベント会場内での入場許可および不許可領域を決定する許可領域決定処理を行う。
また、詳細には、処理回路26は、入場許可領域および入場不許可領域を示す情報、参加日時情報、および参加形態情報のいずれかを表示する表示部を含む許可証ADを発行するための発行処理を行う。
また、処理回路26は、ボランティア要員の申込みデータDA、および実績データDBに基づいてイベントでの参加情報を生成し、当該生成した参加情報に基づいて、メモリ25に記憶する実績データDBを更新する更新処理を行う。
また、処理回路26は、例えば実績データDBとして、ボランティア要員毎に、ボランティア参加回数情報、参加形態情報、および作業評価情報のいずれかを関連付けてメモリ25に記憶し、イベント開催前にメモリ25が記憶する実績データDBに基づいてボランティア要員宛にボランティア募集を促す旨を送信するための募集処理を行う。
処理回路26は、この募集処理として、例えば通信回路21により通信ネットワーク4を介して、ボランティア要員やそのボランティア要員が所属する団体の管理者が操作するボランティア要員用データ処理装置5に送信する。送信形態は例えば電子メール等により行う。
この際、処理回路26は、メモリ25が記憶する実績データDBに含まれる作業評価情報に基づいて作業評価の高い順にボランティア要員へ募集を促す旨をボランティア要員宛、詳細にはそのボランティア要員やそのボランティア要員が所属する団体の管理者が操作するボランティア要員用データ処理装置5に送信するための処理を行う。
図2に示すように、イベント管理用データ処理装置3は、メイン管理用データ処理装置2とほぼ同様の構成要素であり、相違点を中心に説明する。
イベント管理用データ処理装置3は、例えば図2に示すように、通信回路31、入力部32、出力部33、記憶装置34、メモリ35、および処理回路36を有する。
通信回路31は、本発明に係る第1の通信回路の一例に相当し、入力部32は本発明に係るインタフェースの一例に相当する。
処理回路36は、本発明に係る第1の処理回路の一例に相当する。
通信回路31は、例えば処理回路36の制御により、通信ネットワーク4を介してメイン管理用データ処理装置2とデータ通信を行う。
入力部32は、例えばイベント管理者等による操作に応じた信号を処理回路36に入力する。また、入力部32は、ボランティア要員のイベントへの参加申し込みを示す申込みデータDAや、実績データDB等のボランティア要員に係るデータ入力を行う。
入力部32は、例えばキーボードやスキャナ、マウス等のポインティングデバイス等により構成される。
出力部33は、例えばディスプレイやプリンタ等により構成され、処理回路36の制御により、本発明に係る表示や出力を行う。
また、出力部33は、プリンタ等により本発明に係る許可証ADを発行する。
記憶装置34は、例えば処理回路36の制御により、ボランティア要員の本イベントでのボランティアの実績を示す実績データDBや、申込みデータDA、ボランティア要員の個人情報や、そのボランティア要員の所属する団体情報等の本発明に係るデータを記憶する。
また、記憶装置34が記憶するデータは、必要に応じて処理回路36により読み出される。
記憶装置34は、具体的には光ディスク,光磁気ディスク,磁気ディスク,ハードディスクドライブ等の記憶装置等により構成される。
メモリ35は、例えば、処理回路36の制御により、処理回路36による処理のワークスペースとして用いられる。
メモリ35は、例えば、RAMやROM等の記憶装置により構成される。
また、メモリ35は、例えば本発明に係る機能を有するプログラムPRGを記憶する。このプログラムPRGは処理回路36により実行されることにより、本発明に係る機能を実現する。
メモリ35は、詳細には例えばボランティア要員の本イベントでのボランティアの実績を示す実績データDBを記憶する。また、必要に応じてそれらのデータは記憶装置34に記憶される。
処理回路36は、例えばイベント管理用データ処理装置3の各構成要素を統括的に制御する。
例えば処理回路36は、入力部32から入力された実績データDBを通信回路31を介してメイン管理用データ処理装置2に送信する。
本実施形態では、ボランティア要員用データ処理装置5が通信ネットワーク4を介して各データ処理装置と接続されている。ボランティア要員用データ処理装置5は、例えばボランティア要員や、ボランティア要員の所属する団体により管理されるデータ処理装置である。
ボランティア要員用データ処理装置5は、例えば図2に示すように、通信回路51、入力部52、出力部53、記憶装置54、メモリ55、および処理回路56を有する。各構成要素は、メイン管理用データ処理装置2の通信回路21、入力部22、出力部23、記憶装置24、メモリ25、および処理回路26等と略同様の機能および動作を行うので説明を省略する。
例えばボランティア要員用データ処理装置5において、入力部52から、例えばボランティア要員や所属団体の管理者等により、参加希望を示す申込みデータDA、詳細には氏名、参加希望日時情報、希望参加形態等を含む申込みデータDAが入力されると、処理回路56は、通信回路51により通信ネットワーク4を介してメイン管理用データ処理装置2やイベント管理用データ処理装置3に出力する。
こうすることで、ボランティア要員は、ボランティアとしてイベントへの参加申し込みを行う。
また、処理回路56は、例えばメイン管理用データ処理装置2から送信された募集を促す信号を通信回路51が受信すると、その信号を基に出力部53に表示や、印刷を行い、ボランティア要員に募集を促す。
図3は、図1に示したボランティア管理システム1の全体の動作を説明するための図である。図4は、図1に示したボランティア管理システム1の動作を説明するためのフローチャートである。
図3,図4を参照しながら、ボランティア管理システム1の動作を、メイン管理用データ処理装置2の処理回路26や、イベント管理用データ処理装置3の処理回路36の動作を中心に説明する。
〔募集処理〕
ステップST1において、メイン管理用データ処理装置2は、募集処理を行う。
例えば、メイン管理用データ処理装置2において、メモリ25に、ボランティア要員B毎に、例えば過去のイベント開催時のボランティア参加回数情報、参加形態情報、および作業評価情報が関連付けられて記憶されている。
メイン管理用データ処理装置2の処理回路26は、イベント開催前にメモリ25が記憶する実績データDBに基づいてボランティア要員B宛にボランティア募集を促す旨を送信するための処理を行う。
この際、処理回路26は、メモリ25が記憶する実績データDBに含まれる作業評価情報に基づいて作業評価の高い順にボランティア要員Bへ募集を促す旨を、ボランティア要員B宛に送信するための募集処理を行う。
具体的には、上述したように処理回路26は、通信回路21により、通信ネットワーク4を介して、ボランティア要員Bや所属する団体により管理されるボランティア要員用データ処理装置5に、その募集を促す旨を示す信号、例えば電子メールEM等を送信する。
メイン管理用データ処理装置2は、この他に募集処理として、例えば図3に示すように、ボランティア募集を示すチラシの発行や、その募集を促すウェブページ(HP)を通信ネットワーク4を介して公開するなどして、ボランティア希望者を募る。
〔参加申請処理〕
ステップST2において、メイン管理用データ処理装置2は、参加申請処理を行う。
詳細には、例えば上述したボランティア募集により、参加申し込み希望者、例えば新規ボランティア要員Bや既存のボランティア要員Bやその所属団体の管理者等により、ボランティア要員用データ処理装置5から、申込みデータDAが通信ネットワーク4を介して、メイン管理用データ処理装置2に出力される。
具体的には、例えばボランティア要員用データ処理装置5の処理回路56は、ボランティア要員Bの入力部52の操作により、電子メールやウェブブラウザ等のアプリケーションプログラムを実行して、申込みデータDAを通信回路51を介して送信する。
メイン管理用データ処理装置2の処理回路26は、通信回路21により申込みデータDAを受信して、メモリ25に受信した申込みデータDAをメモリ25に記憶することで、申込み受信処理を行う。
具体的には、処理回路26は、申込みデータDAをCSV(Comma separated value format)等の予め規定された形式により、各項目を関連付けてメモリ25に記憶する。
また、ボランティア要員Bが郵送等により申請書を送付した場合には、例えばメイン管理用データ処理装置2の管理者により、申請書に応じた申込みデータDAが入力部22から入力され、メモリ25に記憶される。
〔申請受理処理〕
ステップST3において、メイン管理用データ処理装置2は、申請受理処理(受入決定処理)を行う。
詳細には、メイン管理用データ処理装置2の処理回路26は、メモリ25に記憶する申込みデータDA、および実績データDBに基づいて、ボランティア要員Bの当該イベントへの受け入れの可否を決定する受入決定処理を行う。
図5は、図1に示したボランティア管理システム1の実績データの一具体例を説明するための図である。
処理回路26は、例えば図5に示すように、メモリ25に実績データDBを各項目ごとに関連付けて記憶する。
また処理回路26は、例えば図5に示すように、入力部22から入力された表示指示に応じて、メモリ25に記憶する実績データDBを出力部23に表示する。
実績データDBは、上述したようにボランティア要員Bの過去のボランティアの実績を示すデータである。
実績データDBは、例えば図5に示すように、ボランティア要員Bの識別番号情報DB1、氏名情報DB2、団体名DB3、参加イベント情報DB4、参加回数情報DB5、拒否回数情報DB6、参加形態情報DB7、および作業評価情報DB8が関連付けて記憶されている。
識別番号情報DB1は、処理回路26による管理処理の簡単化のため、ボランティア要員B毎に設定された識別情報である。
氏名情報DB2は、ボランティア要員Bの氏名を示すデータである。
団体名DB3は、例えば、そのボランティア要員Bが団体に所属している場合に、その所属する団体の名称を示すデータである。
参加イベント情報DB4は、ボランティア要員Bの過去の参加イベントの名称を示すデータである。
参加回数情報DB5は、ボランティア要員Bの過去にイベントに参加した回数を示すデータである。
拒否回数情報DB6は、ボランティア要員Bの過去のボランティアの受け入れ拒否の回数を示す情報である。
参加形態情報DB7は、例えば、ボランティア要員Bのイベントへの参加形態を示すデータである。この参加形態情報DB7は、具体的には、マネージメント、受付、案内、お茶くみ、企画等のイベントへの参加形態を示すデータである。
作業評価情報DB8は、ボランティア要員Bのボランティアの評価を示すデータである。具体的には、作業評価情報DB8は、優秀、普通等のデータである。
この作業評価情報DB8、例えば参加回数を基に参加率を演算処理により推測し、その結果が、設定された参加率よりも大きい場合に優秀、それ以外の場合に普通と決定される。
また、作業評価情報DB8は、この形態に限られるものではなく、例えばイベント主催者や事務局の評価者により判断された、そのボランティア要員Bによる実際の作業評価を示すデータであってもよい。
処理回路26は、これら情報を、例えば図5に示すように、参加形態順、参加回数順、拒否回数順、および作業評価順等、指示された順にソートした結果を出力部23に表示するようにしてもよい。
図6は、図1に示したボランティア管理システム1の設定画面の一具体例を説明するための図である。
処理回路26は、例えば、図6に示すように、申込みデータDAや実績データDBに基づいて、イベント参加情報DCを設定し、設定処理を示す画面表示を出力部23に表示する。
処理回路26は、例えば図5に示すように出力部23の設定画面に、イベント名情報D1、イベント申込者識別番号情報(No)D2、氏名情報D3、参加希望日時情報D4、参加日時情報D5、参加形態情報D6、ゾーニングD7、および参加可否情報D8を関連付けて表示する。
イベント名情報D1は、本イベントの名称を示すデータである。
イベント申込者識別番号情報(No)D2は、処理回路26が管理上の簡単化のために設定する識別番号である。
氏名情報D3は、ボランティア要員Bの氏名を示すデータである。
参加希望日時情報D4は、ボランティア要員Bの希望日時を示すデータである。
参加日時情報D5は、実際に決定された、ボランティア要員Bの参加日時を示すデータである。
参加形態情報D6は、ボランティア要員Bの、本イベントにおける参加形態を示すデータである。
ゾーニングD7は、ボランティア要員Bの申込みデータDAおよび実績データDBに基づいて決定された、イベント会場内の入場許可領域および入場不可領域を示すデータである。
参加可否情報D8は、ボランティア要員Bの実際の参加可否を示す情報である。
上述したように処理回路26は、例えば実績データDBに含まれる前記ボランティア要員Bの過去のボランティアの受け入れ拒否の回数を示す拒否回数情報DB6の多い順に受け入れ決定処理を行う。
また、処理回路26は、入力部22から入力された実績データDBに含まれる参加日時情報D5に基づいて、イベント開催日時や希望参加形態の空き情報等に基づいて受入決定処理を行う。
〔登録処理(参加形態決定処理)〕
ステップST4において、メイン管理用データ処理装置2は、登録処理(参加形態決定処理)を行う。
例えば、処理回路26は、申込みデータDAや、実績データDBに基づいて、ボランティア要員Bの本イベントへの登録処理を行う。
具体的には、上述した図5に示すように、処理回路26は、メモリ25が記憶する実績データDBに含まれる、ボランティア要員Bの参加形態情報DB7に基づいて、イベントへの参加形態情報D6を決定する。
また、処理回路26は、その他、ボランティア要員Bのゾーニングや参加日時を、実績データDBを基に決定する。
上述したように処理回路26が、参加日時情報D5、参加形態情報D6、ゾーニングD7、および参加可否情報D8等を決定したが、この形態に限られるものではない。例えばメイン管理用データ処理装置2の管理者の操作により、例えば図6に示す設定画面を出力部23に表示させ、入力部22により参加日時情報D5、参加形態情報D6、ゾーニングD7、および参加可否情報D8等を設定してもよい。
〔発行処理〕
ステップST5において、メイン管理用データ処理装置2は、ボランティア要員B毎に、許可証ADを発行する発行処理を行う。
図7は、図1に示したメイン管理用データ処理装置2の発行処理を説明するための図である。
処理回路26は、メモリ25に記憶している許可証ADの雛形(テンプレート)、および申込みデータDAや実績データDBを基に決定された参加情報DCに応じて、例えば出力部23のプリンタから許可証ADを発行するための発行処理を行う。
具体的には、処理回路26は、メモリ25が記憶する実績データDBおよび申込みデータDAに基づいて、ボランティア要員B毎に、少なくともイベントへの参加形態情報を示す表示を行う表示部を含む許可証ADを発行するための発行処理を行う。
また、処理回路26は、ボランティア要員Bの申込みデータDAおよび実績データDB基づいて、イベント会場内の入場許可領域を決定し、当該決定した入場許可領域を示す表示を行う表示部を含む許可証ADを発行するための発行処理を行う。
また、処理回路26は、入場許可領域および入場不許可領域を示す情報(ゾーニングD7)、参加日時情報D5、および参加形態情報D6のいずれかを表示する表示部を含む許可証ADを発行するための発行処理を行う。
図8(A)〜(C)は、図1に示したボランティア管理システム1の許可証ADの一具体例を示す図である。
許可証ADは、例えば図8(A)〜(C)に示すように、イベント名情報D1、識別番号情報D2、氏名情報D3、参加日時情報D5、ゾーニングD7、顔写真PCT、参加形態マークMA1(参加形態情報D6)、ボランティア要員Bのランク情報MA2、読取り用バーコードMA3等を表示する表示部ADVを有する。
上述した内容と同じ要素については、同じ符号を付して説明を省略する。
ゾーニングD7は、例えば入場許可領域や入場不許可領域を示す情報を文字情報や、例えば図8(A)〜(C)に示すように、図形やマーク等により表示する。
処理回路26は、例えば、イベント会場全体を9つのブロック(領域)に区分けした場合に、図8(A)〜(C)に示すように、許可領域には数字表示を行い、入場不許可の領域には、数字表示を行わないように発行処理を行う。
顔写真PCTは、ボランティア要員Bを示す顔写真である。この顔写真PCTは、例えばイベント申込み時の申込みデータDAに含まれる。
参加形態マークMA1は、参加形態情報D6を示す記号やマークである。具体的には、参加形態マークMA1は、参加形態に応じて、図8(A)〜(C)に示すように、星型マークの数や色等を差別化して表示される。
ボランティア要員Bのランク情報MA2は、例えば過去の作業評価情報DB8を示す情報データである。具体的には、ランク情報MA2は、例えばAAA,AA,A,B等、作業評価情報DB8に応じて差別化して表示される。
読取り用バーコードMA3は、許可証ADのデータを記号やマークにより示す表示部である。バーコードMA3は、例えばメイン管理用データ処理装置2の入力部22や、イベント管理用データ処理装置3の入力部32のバーコード読み取り装置により読み取られる。
〔実績登録処理〕
ステップST6において、イベント開催時に、例えばイベント毎に割り当てられ、イベント会場に設けられたイベント管理用データ処理装置3は、実績登録処理を行う。
具体的には、例えば、イベント管理用データ処理装置3の処理回路36は、ボランティア要員Bのイベントでの実績を示すデータが入力部32から入力されると、メモリ35に記憶する。
〔データ蓄積処理〕
ステップST7において、例えばイベント会期後、メイン管理用データ処理装置2は、データ蓄積処理を行う。
詳細には、イベント管理用データ処理装置3の処理回路36は、所定タイミングや転送指示に応じて、メモリ35に記憶する実績データDBを、通信回路31から通信ネットワーク4を介してメイン管理用データ処理装置2に出力する。
メイン管理用データ処理装置2の処理回路26は、通信回路21でその実績データDBを受信すると、その受信した実績データDBを基に、メモリ35が記憶する実績データDBを更新する。
〔データ管理処理〕
ステップST8において、メイン管理用データ処理装置2は、データ管理処理を行う。
具体的には、処理回路26は、複数のイベント管理用データ処理装置3から送信された実績データDBや申込みデータDAを統括的に管理して、例えばそれぞれを関連付けてデータベースとして、記憶装置24に記憶し、ステップST1の処理に戻る。
〔ボランティア表彰処理〕
また、ステップST9において、メイン管理用データ処理装置2は、必要に応じてボランティア表彰処理を行う。
具体的には、処理回路26は、記憶装置24やメモリ25が記憶するボランティア要員B毎のボランティア情報、詳細には参加回数情報DB5や、作業評価情報DB8等に基づいて、ボランティア要員Bの功労者や優秀者を決定して、そのボランティア要員Bに表彰を行うための処理を行う。
詳細には、処理回路26は、その表彰を行うための開催日時や場所を示す電子メール等を、そのボランティア要員Bや所属団体により操作されるボランティア要員用データ処理装置5宛に送信する。
以上、説明したように、ボランティア要員Bのイベントへの参加申し込みを示す申込みデータDAを入力するインタフェースとしての通信回路21や入力部22と、ボランティア要員Bの過去のボランティアの実績を示す実績データDBを記憶する記憶装置24やメモリ25と、インタフェースから入力された申込みデータDA、および記憶装置24やメモリ25が記憶する実績データDBに基づいて、ボランティア要員Bの当該イベントへの受け入れの可否を決定する受入決定処理、および実績データDBに基づいてボランティア要員Bのイベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う処理回路26とを設けたので、簡単な処理によりボンティアの実績管理を行うことができる。
つまり、実績データDBによりイベントへのボランティア要員Bの処理を行うので、過去の実績を考慮して効率よくボランティア管理を行うことができる。
また、処理回路26は、受入決定処理の結果、ボランティア要員Bのイベントへの受け入れを決定した場合に、実績データDBに基づいてボランティア要員Bのイベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行うので、より高速に処理を行うことができる。
また、処理回路26は、実績データDB含まれるボランティア要員Bの過去のボランティアの受け入れ拒否の回数を示す拒否回数情報DB6が多い順にイベント参加人数分のボランティア要員Bの参加可否を決定するので、過去に拒否回数の多いボランティア要員Bを優先的に受け入れることができる。
また、インタフェースから入力された実績データDBに含まれる希望日時情報に基づいて、例えばイベントの参加日時や参加形態の空き情報等と一致しているか否かにより受入決定処理を行うので、より効率的に受入れ処理を行うことができる。
また、処理回路26は、メモリ25が記憶する実績データDBおよび申込みデータDAに基づいて、ボランティア要員B毎に、少なくともイベントへの参加形態情報DB7を示す表示MA1を行う表示部ADVを含む許可証ADを発行するための発行処理を行うので、実績データDBを反映した許可証ADを発行することができる。
処理回路26は、ボランティア要員Bの申込みデータDAおよび実績データDBに基づいて、イベント会場内の入場許可領域を決定し、当該決定した入場許可領域(ゾーニングD7)を示す表示を行う表示部ADVを含む許可証ADを発行するための発行処理を行うので、実績データDBを反映した許可証ADを発行することができる。
また、処理回路26は、実績データDBに基づいて、入場許可領域および入場不許可領域を示す情報(ゾーニングD7)、参加日時情報D5、および参加形態情報MA1のいずれかを表示する表示部ADVを含む許可証ADを発行するための発行処理を行うので、実績データDBを反映した許可証ADを発行することができる。
また、処理回路26は、ボランティア要員Bの申込みデータDA、および実績データDBに基づいてイベントでの参加情報DCを生成し、当該生成した参加情報DCに基づいて、メモリ25に記憶する実績データDBを更新する更新処理を行うので、煩雑な処理を行うことなく簡単な処理により、ボランティア要員Bの実績データDBを管理することができる。
また、処理回路26は、実績データDBとして、ボランティア要員B毎に、ボランティア参加回数情報DB5、参加形態情報DB7、および作業評価情報DB8のいずれかを関連付けてメモリ25に記憶し、イベント開催前にメモリ25が記憶する実績データDBに基づいてボランティア募集を促す旨をボランティア要員Bやその所属団体が管理するボランティア要員用データ処理装置5あてに送信するための募集処理を行うので、イベント毎に一から募集を行うことなく、効率的に募集処理を行うことができる。
また、この際、処理回路26はメモリ25が記憶する実績データDBに含まれる作業評価情報DB8に基づいて作業評価の高い順にボランティア要員Bへ募集を促す旨を送信するので、優秀な人材に募集を促すことができる。
また、イベント管理用データ処理装置3は、メイン管理用データ処理装置2とデータ通信を行う通信回路31と、ボランティア要員Bのイベントでの実績を示す実績データを入力する入力部32と、入力部32から入力された実績データDBを通信回路31を介してメイン管理用データ処理装置2に送信する処理回路36とを有し、メイン管理用データ処理装置2は、イベント管理用データ処理装置3とデータ通信を行う通信回路21と、ボランティア要員Bの過去のボランティアの実績を示す実績データDBを記憶するメモリ25と、通信回路21を介して受信した実績データDBを基にメモリ25が記憶する実績データDBを更新し、通信回路21により、イベント管理用データ処理装置3からの要求指示を受信した場合に、メモリ25が記憶する実績データDBのうち、イベント管理用データ処理装置3に割り当てられたイベントに必要な情報のみを、通信回路21を介して要求指示元のイベント管理用データ処理装置3に送信する処理回路26を有するので、イベント管理用データ処理装置3は、メモリ25に蓄積された実績データDBのうち、イベントに必要なデータにより、本発明に係る処理を行うので、全データの情報の漏洩等のリスクが低減する。
また、ボランティア管理システム1は、蓄積された実績データDBや、個人情報、団体情報等のデータに基づいて、能動的にイベントへのボランティアとしての参加募集を行うことができ、例えば次回イベントのボランティアへの申し込み処理や、受付処理を簡素化することができる。
また、参加申し込み時に参加可否を設定することも可能である。また、参加日時、ゾーニング(入場が許可領域や不許可領域)、カテゴリ、参加形態などの情報を一括して登録可能である。
また、ボランティア要員Bの参加実績を、ボランティアとしての参加回数、参加形態、作業評価として実績データDBとして、データベース(メモリ25や記憶装置24)に管理することができる。
また、蓄積されたボランティアの参加回数を基に、参加率を演算し、その演算した参加率の高い人材に募集を促すことで、イベント参加募集の効率化を向上することができる。
また、蓄積されたボランティアとしての参加形態、具体的にはマネージメントボランティア、企画ボランティア、一般ボランティア等を基に、好適なボランティア参加形態を配置決定することができ、イベント運営上、ボランティア要員Bの人員配置を効率的に行うことができる。
また、イベント募集時に、過去のボランティアの実績データDBに基づいて、例えば優秀な人材に再度イベントへのボランティアでの参加募集を行うための処理を行うことができる。
また、蓄積された実績データDBや申し込みデータDAを基に、より効率的にAD証を生成することができる。また、蓄積された個人情報・イベント参加形態を基にAD証を作成し、またAD証を作成するシステムとのデータ連携をも可能となる。
また、イベント毎の登録内容を基に、ゾーニング、参加日程、カテゴリなどの情報を基にAD証を生成することもできる。
また、参加実績や、登録内容に応じたAD証を発行することで、ボランティアAD証の差別化を図ることができる。
また、客観的に実績評価を行い、例えば予め設定されたチェック項目毎に点数が割り当てられた対応表データを記憶しており、その対応表データを基に、客観的に実績評価を行い、それらの実績評価を基に、そのイベント以降でのイベント開催時にそれらの実績評価を基に、より効率的にイベント運営を行うことができる。
例えばイベント会場に設定され、イベント毎に割り当てられるイベント管理用データ処理装置3は、メイン管理用データ処理装置2が蓄積する実績データDBや個人情報、団体情報等のデータのうち、そのイベント運営に必要なデータのみを受信して、その必要なデータに基づいて、スタンドアロンで、本発明に係るボランティアの管理処理を行うことができる。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な改変が可能である。
上述した本実施形態ではイベントとして、スポーツイベントやお祭りを例示したがこの形態に限られるものではない。例えば本発明は清掃、介護等のボランティアにも適用することができる。
また、上述した実施形態では、メイン管理システム200とサブ管理システム300(300a〜300c)との連携方法として、通信ネットワークによりデータ通信を行う形態を記載したが、この形態に限られるものではない。
例えば、メイン管理システム200とサブ管理システム300(300a〜300c)間で、本発明に係るデータを例えば磁気ディスク、光磁気ディスク等の可搬性の記録媒体に記録し、その記録媒体を介してデータの送受信を行ってもよい。
また、本実施形態では、メイン管理用データ処理装置2が許可証ADの発行処理を行ったがこの形態に限られるものではない。
例えば、イベント管理用データ処理装置3や他の発行装置により許可証ADを発行する処理を行ってもよい。
本発明は、例えばスポーツイベント等におけるボランティア要員の管理を行うボランティア管理用データ処理装置、およびボランティア管理システムに適用できる。
本発明の一実施形態に係るボランティア管理システムを説明するための全体図である。 図1に示したボランティア管理システム1の具体的な機能ブロック図である。 図1に示したボランティア管理システム1の全体の動作を説明するための図である。 図1に示したボランティア管理システム1の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したボランティア管理システム1の実績データの一具体例を説明するための図である。 図1に示したボランティア管理システム1の設定画面の一具体例を説明するための図である。 図1に示したメイン管理用データ処理装置2の発行処理を説明するための図である。 (A)〜(C)は、図1に示したボランティア管理システム1の許可証の一具体例を示す図である。
符号の説明
1…ボランティア管理システム、2…メイン管理用データ処理装置、3…イベント管理用データ処理装置、4…通信ネットワーク、5…ボランティア要員用データ処理装置、21…通信回路、22…入力部、23…出力部、24…記憶装置、25…メモリ、26…処理回路(CPU)、31…通信回路、32…入力部、33…出力部、34…記憶装置、35…メモリ、36…処理回路(CPU)。

Claims (12)

  1. ボランティア要員のイベントへの参加申し込みを示す申込みデータを入力するインタフェースと、
    前記ボランティア要員の過去のボランティアの実績を示す実績データを記憶するメモリと、
    前記インタフェースから入力された申込みデータ、および前記メモリが記憶する実績データに基づいて、前記ボランティア要員の当該イベントへの受け入れの可否を決定する受入決定処理、および前記実績データに基づいて前記ボランティア要員の前記イベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う処理回路と
    を有するボランティア管理用データ処理装置。
  2. 前記処理回路は、前記受入決定処理の結果、前記ボランティア要員のイベントへの受け入れを決定した場合に、前記実績データに基づいて前記ボランティア要員の前記イベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う
    請求項1に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  3. 前記処理回路は、前記実績データに含まれる前記ボランティア要員の過去のボランティアの受け入れ拒否の回数を示す拒否回数情報、または前記インタフェースから入力された実績データに含まれる希望日時情報に基づいて前記受入決定処理を行う
    請求項2に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  4. 前記処理回路は、前記イベントへの参加人数のうち、前記ボランティア要員の前記拒否回数情報に基づいて拒否回数の多い順にイベント参加人数分のボランティア要員の参加可否を決定する
    請求項3に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  5. 前記処理回路は、前記メモリが記憶する実績データおよび前記申込みデータに基づいて、前記ボランティア要員毎に、少なくとも前記イベントへの参加形態情報を示す表示を行う表示部を含む許可証を発行するための発行処理を行う
    請求項1に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  6. 前記処理回路は、前記ボランティア要員の前記申込みデータおよび実績データに基づいて、前記イベント会場内の入場許可領域を決定し、当該決定した入場許可領域を示す表示を行う表示部を含む許可証を発行するための発行処理を行う
    請求項5に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  7. 前記処理回路は、実績データに基づいて入場許可領域および入場不許可領域を示す情報、参加日時情報、および参加形態情報のいずれかを表示する表示部を含む許可証を発行するための発行処理を行う
    請求項5に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  8. 前記処理回路は、前記ボランティア要員の申込みデータ、および実績データに基づいて前記イベントでの参加情報を生成し、当該生成した参加情報に基づいて、前記メモリに記憶する実績データを更新する更新処理を行う
    請求項1に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  9. 前記処理回路は、前記実績データとして、前記ボランティア要員毎に、ボランティア参加回数情報、参加形態情報、および作業評価情報のいずれかを関連付けて前記メモリに記憶し、イベント開催前に前記メモリが記憶する実績データに基づいてボランティア募集を促す旨を前記ボランティア要員宛に送信するための募集処理を行う
    請求項1に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  10. 前記処理回路は、前記メモリが記憶する実績データに含まれる前記作業評価情報に基づいて作業評価の高い順に前記ボランティア要員へ募集を促す旨を、前記ボランティア要員宛に送信するための募集処理を行う
    請求項9に記載のボランティア管理用データ処理装置。
  11. イベント毎に割り当てられたイベント管理用データ処理装置と、メイン管理用データ処理装置とを含み、イベントに参加するボランティア要員の実績を管理するボランティア管理システムであって、
    前記イベント管理用データ処理装置は、
    前記メイン管理用データ処理装置とデータ通信を行う第1の通信回路と、
    ボランティア要員のイベントでの実績を示す実績データを入力するインタフェースと、
    前記インタフェースから入力された実績データを第1の通信回路を介して前記メイン管理用データ処理装置に送信する第1の処理回路と、
    を含み、
    前記メイン管理用データ処理装置は、
    前記イベント管理用データ処理装置とデータ通信を行う第2の通信回路と、
    前記ボランティア要員の過去のボランティアの実績を示す実績データを記憶するメモリと、
    前記第2の通信回路を介して受信した実績データを基に前記メモリが記憶する実績データを更新する第2の処理回路と、
    を含み、
    前記第2の処理回路は、前記第2の通信回路により、前記イベント管理用データ処理装置からの要求指示を受信した場合に、前記メモリが記憶する実績データのうち、前記イベント管理用データ処理装置に割り当てられたイベントに必要な情報のみを、前記第2の通信回路を介して前記要求指示元の前記イベント管理用データ処理装置に送信する
    ボランティア管理システム。
  12. 前記第2の処理回路は、ボランティア要員のイベントへの参加申し込みを示す申込みデータ、および前記メモリが記憶する実績データに基づいて、前記ボランティア要員の当該イベントへの受け入れの可否を決定する受入決定処理、および前記実績データに基づいて前記ボランティア要員の前記イベントへの参加形態を決定する参加形態決定処理を行う
    請求項11に記載のボランティア管理システム。
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