JP2006076471A - 自動車用ブロワユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 内気導入口付近で生じる騒音の低減を図ることにある。
【解決手段】 内気導入口10と外気導入口11とを有し、これらから内気又は外気を選択的に導入する内外気切換ドア15を有する内外気切換ボックス8をブロワ3の上流に設けられた自動車用ブロワユニットにおいて、前記内気導入口10にベルマウス状の導入案内13を設けたこと。
【選択図】 図1
【解決手段】 内気導入口10と外気導入口11とを有し、これらから内気又は外気を選択的に導入する内外気切換ドア15を有する内外気切換ボックス8をブロワ3の上流に設けられた自動車用ブロワユニットにおいて、前記内気導入口10にベルマウス状の導入案内13を設けたこと。
【選択図】 図1
Description
この発明は、内気と外気を選択的に導入する内外気切換ボックスをブロワの上流に有する自動車用ブロワユニットにおいて、内気導入口に発生する騒音を低減させるための改良に関する。
自動車用空調装置内へ内気又は外気を導入するため、ブロワユニットがその上流側に設けられている。このブロワユニットは、ブロワとその上流に設けられた切換ボックスにより構成され、古くから特許文献1のような構造であった。即ち、内外気切換ボックス(名称及び符号なし)は、外気吸入口6と内気吸入口7を持ち、しかも両口を選択するインテーク切替ドア9を有していた。前記内気吸入口7は図示のように、その平面的なインテークケース上に開口され、四角形状のものが主流であった。
実開平5−68705
インテーク切替ドア(内外気切換ドア)を動かし、外気吸入口から内気吸入口に切換えると、騒音を遮断するものがなく、その騒音が車室内に伝えられ、乗員に不快感を与えていた。しかも、古くはインストルメントパネルの内側に吸音材が貼着されていて、吸音が行われていたが、近年インストルメントパネルの内側に吸音材の貼着が皆無となってきている。
そこで、ブロワユニットからもれる騒音を防止するために、特許文献2に示すような構成が提案されている。即ち、内気吸入口8の先(上流側)に内側に吸音材を取付けた筒体を取付けて、車室内に騒音が漏れるのを防いでいた。
特開昭61−220911
ブロワユニットの騒音源は、ブロワの回転による空気の圧縮時に引き起こされるものばかりでなく、内気導入口における風切音の発生も大きな原因であることが判明している。その原因は、内気導入口付近には、いろいろな車両の部品があり、吸込まれる空気が乱流を起こしているからであった。
そこで、この発明は、内気導入口に至る空気の乱流を防ぐことにより、該内気導入口付近での騒音の発生を防ぐことにある。
この発明に係るブロワユニットは、内気導入口と外気導入口とを持ち、これらから内気又は外気を選択的に導入を制御する内外気切換ドアを有する内外気切換ボックスをブロワの上流に有する自動車用ブロワユニットにおいて、前記内気導入口にベルマウス状の導入案内を設けたことにある(請求項1)。
これにより、内気導入口に入る際に、外方にゆるやかに広がるベルマウス状の導入案内により導かれ、内気が整流されて内気導入口に至り、内気の整流作用から乱流による騒音の低減が図れるようになった。
これにより、内気導入口に入る際に、外方にゆるやかに広がるベルマウス状の導入案内により導かれ、内気が整流されて内気導入口に至り、内気の整流作用から乱流による騒音の低減が図れるようになった。
前記導入案内は、内外気切換ボックスと一体化して形成されていたが、別体部品としても良い(請求項2)。前記内気導入口が前記ブロワのモータ軸の延長上にあるようにすれば(請求項3)、内気導入口より導入の内気の整流作用をさらに促進させ、騒音の低減効果に再に寄与させることができる。
以上のように、この発明によれば、ベルマウス状の導入案内により内気が整流されて内気導入口に入るために、乱流による騒音が抑えられるものである。また、ブロワを回転させるモータのモータ軸の延長上に内気導入口を設ければ、より確実に整流させることができ、さらに騒音を低減させることができる。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1及び図2において、自動車用ブロワユニット1が示され、ブロワケース2内に遠心形のブロワ3が配され、前記ブロワケース2の下面に固着されたモータ4の回転力がモータ軸5を介して前記ブロワ3に伝えられる。前記モータ4の駆動によりブロワ3は回転され、ベルマウス7を介して導入の内気又は外気を圧縮して下流側の図示しない空調装置に送っている。
内外気切換ボックス8は、内気と外気を選択的に導入するためのもので、前記したケース2の上方にそのボックス本体9が立設され、内気(車室内空気)を導入するための内気導入口10を上面に、外気を導入するための外気導入口11がその側面に形成されている。前記内気導入口10は、前記したブロワ3に回転力を伝えるモータ軸5の延長した上方位置に設けられることが好ましい。また、内気導入口10は、その内気流入側にベルマウス状の導入案内13が設けられている。
導入案内13は断面が円弧状を成し、内気の導入時に内気が図2に示す矢印のように整流される。即ち、内気導入口10に対峙する側に自動車の種々の機器があり、内気はそれらにより影響を受けて乱流となって導入されるが、前述の導入案内13により矢印のように流され、導入時の騒音が低減される。
15は、前記内外気切換ボックス8内に配されている内外気切換ドアで、支軸16を支点として、図示しない回転駆動体からの出力により適宜動かされ、図示のような位置では、内気導入口10が閉じられ、外気導入口11が開かれて、外気が吸い込まれている。17は外気導入口11に連通の外気導入管である。
この発明の第2の実施例が示され、前記した第1の実施例を相違する所は、導入案内13が前記内外気切換ボックス8に形成の内気導入口10に着脱自在としたことにある。即ち、導入案内13の一端に嵌合用段部14を設けて、この嵌合用段部14により、内気導入口10に嵌め込んでいる。この第2の実施例の内気導入口10によっても内気を整流することができ、内気導入口10にて起こる騒音を低減することができる。その他の部分は、前記した第1の実施例と同一のため、同一部分に同一の符号を付して説明を省略する。
1 自動車用ブロワユニット
2 ブロワケース
3 ブロワ
4 モータ
5 モータ軸
7 ベルマウス
8 内外気切換ボックス
9 ボックス本体
10 内気導入口
11 外気導入口
13 導入案内
14 嵌合用段部
15 内外気切換ドア
2 ブロワケース
3 ブロワ
4 モータ
5 モータ軸
7 ベルマウス
8 内外気切換ボックス
9 ボックス本体
10 内気導入口
11 外気導入口
13 導入案内
14 嵌合用段部
15 内外気切換ドア
Claims (3)
- 内気導入口と外気導入口とを持ち、これらから内気又は外気を選択的に導入を制御する内外気切換ドアを有する内外気切換ボックスをブロワの上流に有する自動車用ブロワユニットにおいて、
前記内気導入口にベルマウス状の導入案内を設けたことを特徴とする自動車用ブロワユニット。 - 前記導入案内を別体部品としたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ブロワユニット。
- 前記内気導入口が前記ブロワのモータ軸の延長上にあることを特徴とする請求項1記載の自動車用ブロワユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004263641A JP2006076471A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 自動車用ブロワユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004263641A JP2006076471A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 自動車用ブロワユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006076471A true JP2006076471A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36156288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004263641A Pending JP2006076471A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 自動車用ブロワユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006076471A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013204866A1 (de) * | 2013-03-20 | 2014-09-25 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einer Lüftungs- bzw. Klimaanlage und einer Ansaugeinrichtung für Frischluft |
DE102013204865A1 (de) * | 2013-03-20 | 2014-09-25 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einer Lüftungs- bzw. Klimaanlage mit einer Ansaugeinrichtung für Frischluft und Umluft |
-
2004
- 2004-09-10 JP JP2004263641A patent/JP2006076471A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102013204866A1 (de) * | 2013-03-20 | 2014-09-25 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einer Lüftungs- bzw. Klimaanlage und einer Ansaugeinrichtung für Frischluft |
DE102013204865A1 (de) * | 2013-03-20 | 2014-09-25 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einer Lüftungs- bzw. Klimaanlage mit einer Ansaugeinrichtung für Frischluft und Umluft |
DE102013204866B4 (de) * | 2013-03-20 | 2020-04-16 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einer Lüftungs- bzw. Klimaanlage und einer Ansaugeinrichtung für Frischluft |
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