JP2006075820A - 排水処理方法及び排水処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンから選ばれる少なくとも一種と、リン酸イオンとを含む排水からリン酸イオンを回収する排水処理方法であって、酸性を呈する状態にて、排水をアニオン交換樹脂に接触させて、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンの内、前記排水に含まれるイオンをイオン交換させた後に、再び、アニオン交換樹脂に接触させて、アニオン交換樹脂にリン酸イオンをイオン交換させて、リン酸イオンを回収することを特徴とする排水処理方法と該処理方法に用いる排水処理装置とを提供する。
【選択図】 図1
Description
この導電層のパターンを形成するのに際して、硝酸、リン酸、酢酸の混合物からなるエッチング液にてエッチングする方法が従来用いられている。
このような液晶表示板などの基板の製造において、発生するエッチング液の廃液は、濃度が高くリサイクルしやすいことから他用途に転用し易い。一方、エッチング後の液晶基板を洗浄した排水は、エッチング液の廃液に比べ、リン酸イオンが低濃度となるため、リサイクルはされず、その他の廃液と同様に生物学的処理がされている。この生物学的処理では、単位時間あたりに消費されるリン酸イオンの量は、ほぼ一定であることから、排水中に含まれるリン酸イオン濃度に応じて水面積負荷が変更されている。すなわち、排水によって単位時間あたりの処理量を変更させて処理が行われている。
ところで、近年の環境意識の高まりから、このエッチング後の液晶基板を洗浄した排水のようなイオン濃度が低濃度な排水についてもリサイクルされることが望まれている。特にリン成分は、利用価値が高いことからリン酸イオンを選択的に回収することが試みられており、特許文献1には、リン酸イオンを含む排水中に電界により鉄イオンやアルミニウムイオンを加えリン酸鉄やリン酸アルミニウムとして沈殿させることが開示されている。
しかし、特許文献1に記載の方法では排水中に含まれるイオン濃度の変化に応じて、発生させる鉄イオンやアルミニウムイオンの量を調整しなければならず処理が煩雑になる。
さらに、電界により鉄イオンやアルミニウムイオンを生じさせているため、高いエネルギーコストを要し、特に、リン酸イオン濃度をリン酸鉄やリン酸アルミニウムの溶解度以下にすることは困難であることからリン酸濃度が低濃度になるほど処理効率が低下しリン酸イオン濃度が例えば1%以下の低濃度の排水などには現実には採用するのが困難である。
また、このようにして得られる沈殿物は、リン酸塩以外の鉄塩やアルミニウム塩を含有するおそれを有し、リン酸イオンが選択的に回収されているとはいえないものである。
また、リン酸イオンを回収すべくアニオン交換樹脂などにてイオン交換させることも考え得るが、通常、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンなどのアニオンは、リン酸イオンと同じくアニオン交換樹脂にてイオン交換されやすいことが知られており、排水をアニオン交換樹脂でイオン交換させてリン酸イオン回収することは行われていない。
このように、従来の、排水処理においてはリン酸を選択的に回収することが困難であるという問題を有している。
なお、このような問題は、液晶基板を洗浄した排水のごとくリン酸イオンが低濃度に含まれる排水のみならず、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンなどのイオンとリン酸イオンとを含有する排水からリン酸イオンを選択的に回収する排水処理全般に共通する問題である。
しかし、この点について本発明者は、鋭意検討を行い排水が酸性である場合にはリン酸イオンを、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンなどのアニオンに比べ、アニオン交換樹脂にてイオン交換されにくいものとし得ることを見出し本発明の完成に到ったのである。
即ち、本発明は、前記課題を解決すべく、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンから選ばれる少なくとも一種と、リン酸イオンとを含む排水からリン酸イオンを回収する排水処理方法であって、酸性を呈する状態にて、排水をアニオン交換樹脂に接触させて、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンの内、前記排水に含まれるイオンをイオン交換させた後に、再び、アニオン交換樹脂に接触させて、アニオン交換樹脂にリン酸イオンをイオン交換させて、リン酸イオンを回収することを特徴とする排水処理方法と、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンから選ばれる少なくとも一種とリン酸イオンとを含み且つ酸性状態を呈する排水からリン酸イオンを回収する排水処理装置であって、前記排水を通過させて二回以上のアニオン交換を実施し得るように、アニオン交換樹脂を備えたアニオン交換器が二台以上直列に配されていることを特徴とする排水処理装置を提供する。
さらには、排水中のリン酸イオン濃度が変化した場合でも単位時間あたりの排水処理量を一定とし得ることから安定した排水処理を実施し得る。
また、電界による沈殿方法のごとく高いエネルギーコストも必要とせず、排水中のリン酸イオン濃度が、1%以下の低濃度、例えば、数ppmの排水にまで適応が可能である。
まず、本実施形態における排水処理方法に用いる排水処理装置について第一の実施形態として図1に基づき説明する。
また、前記排水処理装置は、前記第一アニオン交換塔1に排水を導入するための注水パイプ3と、第一アニオン交換塔1のアニオン交換樹脂と接触させた排水を、第二アニオン交換塔2へ導入するため連結パイプ4と、第二アニオン交換塔2でアニオン交換された排水を系外に排出する排出パイプ5とを備えている。
さらに、前記排水処理装置は、第一アニオン交換塔1を通過後の排水を再び、第一アニオン交換塔1に戻す第一還流パイプ14と第二アニオン交換塔2を通過後の排水を再び、第二アニオン交換塔2に戻す第二還流パイプ24とを備えている。
また、注水パイプ3、第一排水パイプ15及び第二排水パイプ25には、全有機炭素(TOC)測定器が備えられ、第一排水パイプ15と第二排水パイプ25には、電気伝導度(EC)測定器がさらに備えられ、パイプを流れる排水のTOCとECとを測定し、各パイプを流れる排水に含まれているイオンの判定に用いられている。
このようなアニオン交換器に充填される弱塩基性アニオン交換樹脂としては、イオン交換容量1.1〜1.7eq/L−resinのものを用いることができる。
また、その形態は特に限定されるものではなく、通常、直径数mm以下のビーズ状に形成されたものを用いることができる。
この酸性排水に含まれる各イオンのイオン濃度については、酸性排水の通水量からアニオン交換器のイオン交換状況を把握するために予めイオン濃度計などで測定する。その後、酸性排水を、一般的な液体搬送手段、例えばポンプ(図示せず)などによって、前記排水処理装置に導入させる。
導入した酸性排水は、前記電磁弁により、注水パイプ、第一アニオン交換塔の第一のアニオン交換器、第一貯留槽、連結パイプ、第二アニオン交換塔の第一のアニオン交換器、第二貯留槽、排出パイプの順に排水処理装置を通して処理する。
このように、第一排水パイプには元の酸性排水に含まれている酢酸イオンとアニオン交換樹脂から脱離した酢酸イオンとが排出されるため、第一排水パイプのTOCは、一旦、注水パイプのTOCより高くなりやがて時間bにおいて、アニオン交換樹脂からの酢酸イオンの脱離が完了すると両者のTOCは同じ値を示すようになる。
このとき、第一アニオン交換塔からは、リン酸イオンと酢酸イオンとが排出されるため、酢酸イオンとリン酸イオンとにより、第一排水パイプのECの値が、例えばEC=100μS/cmのように、大きく上昇する。
また、ここでも第一排水パイプには元の酸性排水に含まれているリン酸イオンとアニオン交換樹脂から脱離したリン酸イオンとが排出されるため酸性排水中のリン酸イオンよりリン酸イオン濃度の高い排水が流れることとなる。
また、この時も第一アニオン交換塔から排出させたリン酸イオンは、酢酸イオンとともに第二アニオン交換塔にてイオン交換させることができるため排出パイプからは、依然純水を排出させることができる。
このときも、第二排水パイプには元の酸性排水に含まれている酢酸イオンとアニオン交換樹脂から脱離した酢酸イオンとが排出されるため、第二排水パイプのTOCは、一旦、第一排水パイプのTOCより高くなりやがて時間dにおいて、アニオン交換樹脂からの酢酸イオンの脱離が完了すると両者のTOCは同じ値を示すようになる。
即ち、時間dにおいて第二アニオン交換塔の第一のアニオン交換器は、リン酸イオンで飽和された状態であるとみなすことができ、該アニオン交換器を回収することでリン酸イオンを選択的に回収することができる。
また、この時間c〜dにおいては、酢酸イオンとともにわずかにリン酸イオンが排出される場合があるが、要すれば、排出パイプと第二還流パイプとの電磁弁の開閉を切り替え、第二貯留槽の排水を排出パイプに流さずに第二アニオン交換塔にて再度イオン交換を行わせることで、リン酸イオンを系外に排出させることなく回収できる。また、排出させた酢酸イオンについては、生物学的処理の栄養源として用いることもできる。
即ち、図3に示したt2、t4、t6、t8の時点で第二アニオン交換塔のアニオン交換器を切り替えた場合の第二排水パイプから排出される排水のイオン濃度を示すグラフからも判るように、アニオン交換器を切り替えることで、0〜t1、t2〜t3、t4〜t5、t6〜t7において純水を回収しつつ、t2、t4、t6、t8の時点でリン酸イオンが飽和したアニオン交換器を新しいものに交換したり、アルカリ性水溶液などアニオン交換樹脂からリン酸イオンを脱離させたりしてリン酸イオンの回収を行うことができる。
ここで、t1〜t2、t3〜t4、t5〜t6、t7〜t8においては、リン酸イオンと酢酸イオンとが排出されることとなるが、この場合も第二貯留槽の排水を排出パイプに流さずに第二アニオン交換塔にて再度イオン交換を行わせることで、リン酸イオンを系外に排出させることなく回収できる。
さらに、図2での時間eとなるまでに、第一アニオン交換塔で酸性排水の処理を行うアニオン交換器を切り替えれば、上記した一連の処理(0〜t8)を反復して実施することができ、処理を中断させずに連続的な排水処理を行うことができる。
また、同様に第二アニオン交換塔でのアニオン交換器の切り替え時期も通水量を一定に保ってタイマーで定めることも可能である。
また、このようにして得られるリン酸塩の内、リン酸ナトリウム塩としては、通常、リン酸二水素ナトリウムとリン酸水素二ナトリウムとの混合物として回収することができるが、回収するリン酸ナトリウム水溶液のpHを調整することでリン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウムまたは、リン酸三ナトリウムの含有率を高めることができる。
より、具体的には、pHを4.3〜4.9とすることでリン酸二水素ナトリウムとして回収でき、pHを9.0〜9.6とすることでリン酸水素二ナトリウムとして回収でき、pHを11.5〜12.5とすることでリン酸三ナトリウムとして回収できる。
特に、回収に使用する水酸化ナトリウムの量を少なくでき、より安価に回収し得る点および、回収したリン酸を食品添加剤として利用する点においてリン酸二水素ナトリウム又はリン酸水素一ナトリウムとして回収することが好ましい。
また、リン酸水素二ナトリウムは、リン酸二水素ナトリウムよりも析出を起こし易いことから、より高濃度でリン酸を回収し得る点においてリン酸二水素ナトリウムとして回収することが好ましい。
即ち、リン酸ナトリウム水溶液の回収は、pH4.3〜4.9の範囲で実施し、リン酸二水素ナトリウム水溶液として回収することが好ましい。
なお、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウムの回収においては、水酸化ナトリウムの添加量などを調整することによりpHの調整を行うことができ、さらに、水酸化ナトリウムをリン酸ナトリウムの回収に必要な理論量より多くした場合には、アニオン交換樹脂の再生を行うことができ好適なものとなる。
また、同様に水酸化カリウムを利用した場合得られるリン酸塩の内、リン酸カリウム塩としては、通常、リン酸二水素カリウムとリン酸水素二カリウムとの混合物として回収することができるが、回収するリン酸カリウム水溶液のpHを調整することでリン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウムまたは、リン酸三カリウムの含有率を高めることができる。
より具体的には、pHを4.4〜4.9とすることでリン酸二水素カリウムとして回収でき、pHを8.7〜9.3とすることでリン酸水素二カリウムとして回収でき、pHを11.5〜12.5とすることでリン酸三カリウムとして回収できる。
このような再生においては、塩酸、硫酸またはその塩などを用いて再生液のpHを4.3〜4.9の範囲にする場合に比べて、リン酸二水素ナトリウムに塩素、イオウなどの不純物が混入することを防止できる。
この第二の実施形態と、先述の第一の実施形態とは、第二実施形態の排水処理装置には、第一の実施形態に備えられていた第一貯留槽13、第二貯留槽23が備えられておらず第一アニオン交換塔1と第二アニオン交換塔2とが直接パイプで連結され、第二アニオン交換塔2から排出される排水は直接排水パイプ5から系外に排出される点において異なっている。また、第一還流パイプ14および第二還流パイプ24といった第一、第二貯留槽から排水を還流させる手段も備えられていない。すなわち、第二の実施形態の排水処理装置は、第一排水パイプ15が連結パイプ4と直接連結され、第二排水パイプ25が排水パイプ5と直接連結されている。しかし、第一アニオン交換塔1、第二アニオン交換塔2の二塔のアニオン交換塔の各アニオン交換塔にアニオン交換器が二台ずつ備えられている点においては、この第二の実施形態と、先述の第一の実施形態とは共通している。また、一つのアニオン交換塔に備えられた二台のアニオン交換器を切り替えて使用し得るよう構成されている点においても共通している。さらに、図示していないが、注水パイプ3、第一排水パイプ15及び第二排水パイプ25には、全有機炭素(TOC)測定器が備えられ、第一排水パイプ15と第二排水パイプ25には、電気伝導度(EC)測定器がさらに備えられ、パイプを流れる排水のTOCとECとを測定し、各パイプを流れる排水に含まれているイオンの確認に用いられている点、および、各イオン交換塔におけるイオン交換器の切り替えが予め排水中の各イオン濃度を測定し、この測定値とイオン交換塔への排水の流入量により計算し、行われる点についても第一の実施形態の排水処理装置と同じである。
この第二の実施形態の排水処理装置は、さらに第一、第二アニオン交換塔のアニオン交換器を純水で逆洗浄し得るよう構成されている点において第一の実施形態と異なっている。また、さらに、第一、第二アニオン交換塔のアニオン交換器にナトリウム、カリウム、マグネシウムのいずれかの金属イオンを含有する水溶液を通過させてアニオン交換樹脂を再生し得るよう構成されている。
そして、前記逆洗水導入パイプ17a,27aは、各アニオン交換器11,12,21,22の下流側(排水口側)に連結され、前記逆洗水排出パイプ17b,27bは各アニオン交換器11,12,21,22の上流側(注水口側)に連結され、各アニオン交換器11,12,21,22に下流側から上流側に洗浄水を流して洗浄し得るよう構成されている。
そして、前記再生液導入パイプ111a,211aは、各アニオン交換器11,12,21,22の上流側(注水口側)に連結され、前記再生液排出パイプ111b,211bは各アニオン交換器11,12,21,22の下流側(排水口側)に連結され、各アニオン交換器11,12,21,22に上流側から下流側に再生液あるいは純水を流してアニオン交換器のアニオン交換樹脂を再生液で再生したり、アニオン交換器中の再生液を純粋で洗浄したりし得るよう構成されている。
このアニオン交換樹脂の再生が終了した後には、アルカリ再生液貯留槽29のポンプを停止させ、該ポンプ出口に設けられた電磁弁を閉止し、代わりに純水貯留槽210のポンプを作動させるとともに該ポンプ出口に設けられた電磁弁を開口させて、アニオン交換器21に純水を導入させる。そして、アニオン交換器21中に残留する水酸化ナトリウム水溶液を排出させ、アニオン交換器21内をリン酸イオンをイオン交換する前の状態(初期状態)に戻して、純水貯留槽210のポンプを停止させる。そして、純水貯留槽210のポンプポンプ出口に設けられた電磁弁と、再生液導入パイプ211a、再生液排出パイプ211bの各パイプに設けられた電磁弁とを閉止させる。なお、この純水でアニオン交換器21から排出させた水酸化ナトリウム水溶液も再生液排出パイプ211bを通じて、再生排水貯留槽212に貯留させる。
なお、アニオン交換器21の再生は、全てのアニオン交換樹脂が水酸化ナトリウム水溶液で再生された場合に終了させることとなるが、全てのアニオン交換樹脂が水酸化ナトリウム水溶液で再生されているか否かについては、アニオン交換樹脂のイオン交換能と再生に用いる水酸化ナトリウム水溶液の濃度ならびに量から判定することができる。
このアニオン交換器21から排出される水酸化ナトリウム水溶液の温度測定については、アニオン交換器21の排水口直後の再生液排出パイプ211bに熱電対を設けるなどすればよい。この温度測定に用いられる温度計測器としては、通常、0.1K程度の精度があればアニオン交換樹脂の再生の様子の判定に用いることができる。
さらに、アニオン交換塔についても、二塔に限定されるものではなく、二塔以上の多段に備えることも可能である。
要すれば、1塔のアニオン交換塔を用いてリン酸イオンよりもイオン選択性の高いイオンを予め除去した後に、該アニオン交換塔のアニオン交換樹脂を再生し、次いでリン酸イオンのイオン交換を行うことも可能である。
これら、アニオン交換器、アニオン交換塔の数や大きさなどは処理する排水の量に応じて適宜変更することが可能である。
なお、アニオン交換樹脂をより多段に備えた場合においては、リン酸イオンのみをより確実に回収し得るものとなる。
前記カチオン交換樹脂を用いた場合においては、アルミニウムイオン、チタンイオン、インジウムイオン、モリブデンイオンなどのカチオンを除去し得る。
なお、リン酸ナトリウム塩などの塩は沈殿反応を利用して回収することができ、回収が簡便に行えるという点において優れている。
第一、第二のアニオン交換塔それぞれにアニオン交換樹脂としてバイエルケミカルズ社の「レバチットMP62WS」空塔速度SV=(処理量/樹脂量)=10[1/h]ずつ配置し、処理する排水としてリン酸イオン300ppm、酢酸イオン25ppm、硝酸イオン8ppm含有する酸性排水を3L/minの流量で第一、第二のアニオン交換塔に連続的に通過させた後、純水洗浄を行い、さらに、10wt%の水酸化ナトリウム水溶液2倍当量にて再生処理し、リン酸ナトリウム水溶液を得た。
<結果>
上記回収により、排水中のリン酸イオンを8wt%のリン酸ナトリウム塩水溶液として80%以上回収することができた。また、前記リン酸ナトリウム塩をイオンクロマトグラフィー分析によりリンとナトリウムとのモル比を測定したところほぼ1.5となったことから、回収されたリン酸ナトリウム塩がリン酸二水素ナトリウムとリン酸水素二ナトリウムの混合物であることが確認できた。
さらに、再生液を再生槽に貯留して、循環用ポンプを用いてカチオン交換樹脂であるダウケミカルズ社「650C−H」にてイオン交換させpHが4.5となった時点で循環ポンプを停止させ、回収した前記リン酸ナトリウム塩をイオンクロマトグラフィー分析によりリンとナトリウムとのモル比を測定したところほぼ1となったことから、リン酸ナトリウム塩をリン酸二水素ナトリウムの状態で回収できることが確認できた。
再生に用いた水酸化ナトリウム水溶液を25wt%とした以外は、実施例1と同様に排水処理およびリン酸ナトリウムの回収を行った。
<結果>
上記回収により、排水中のリン酸イオンを15wt%リン酸ナトリウム塩水溶液として80%以上回収することができた。
また、前記同様再生液とカチオン交換樹脂を接触させpHを4.5としたリン酸ナトリウム塩をイオンクロマトグラフィー分析によりリンとナトリウムとのモル比を測定したところほぼ1となったことから、回収されたリン酸ナトリウム塩がリン酸二水素ナトリウムであることが確認できた。
再生に用いた水酸化ナトリウム水溶液を40wt%とした以外は、実施例1と同様に排水処理およびリン酸ナトリウムの回収を行った。
<結果>
上記回収により、排水中のリン酸イオンを17wt%リン酸ナトリウム塩水溶液として回収することができた。
しかし、水酸化ナトリウム添加時の発熱によりイオン交換樹脂が70〜80℃になる上、リン酸水素二ナトリウムが非常に析出しやくなることが観測された。
水酸化ナトリウムに代えて水酸化カリウムを用い、濃度20wt%、2.5倍当量にて再生処理を行ったこと以外は実施例1と同様に回収を行った。
<結果>
上記回収により、排水中のリン酸イオンを15wt%リン酸カリウム塩水溶液として80%程度回収することができた。
また、前記リン酸カリウム塩をイオンクロマトグラフィー分析によりリン酸とカリウムとのモル比(カリウム/リン酸)を測定したところ2以上であった。
Claims (16)
- 硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンから選ばれる少なくとも一種と、リン酸イオンとを含む排水からリン酸イオンを回収する排水処理方法であって、
酸性を呈する状態にて、排水をアニオン交換樹脂に接触させて、硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンの内、前記排水に含まれるイオンをイオン交換させた後に、再び、アニオン交換樹脂に接触させて、アニオン交換樹脂にリン酸イオンをイオン交換させて、リン酸イオンを回収することを特徴とする排水処理方法。 - 前記排水を、多段に配置されたアニオン交換樹脂を通過させることにより該アニオン交換樹脂に連続的に接触させて、二番目以降に配置されたアニオン交換樹脂にリン酸イオンをイオン交換させる請求項1記載の排水処理方法。
- 多段に配置されたアニオン交換樹脂に前記排水を接触させる前に、前記排水に含まれる各イオンのイオン濃度の測定を実施する請求項2に記載の排水処理方法。
- 前記排水は、硝酸とリン酸とを含むエッチング液によりエッチング処理された液晶基板が純水で洗浄されて生じた酸性の排水である請求項1乃至3のいずれかに記載の排水処理方法。
- 多段に配置されたアニオン交換樹脂に、硝酸とリン酸とを含むエッチング液によりエッチング処理された液晶基板が純水で洗浄されて生じた酸性の排水を通過させることにより該排水を前記アニオン交換樹脂に連続的に接触させて、二番目以降に配置されたアニオン交換樹脂に上流側から導入される排水と下流側から排出される排水との両排水の全有機炭素濃度及び電気伝導度を測定しつつリン酸イオンをイオン交換させる請求項2乃至4のいずれかに記載の排水処理方法。
- アニオン交換樹脂にリン酸イオンをイオン交換させた後に、ナトリウムイオン、カリウムイオンおよびマグネシウムイオンのいずれかの金属イオンを含有するアルカリ性水溶液を前記アニオン交換樹脂に接触させることにより、リン酸イオンを前記アニオン交換樹脂から脱離させリン酸金属塩水溶液として回収する請求項1乃至5の何れかに記載の排水処理方法。
- 前記アルカリ性水溶液としてナトリウムイオンを含有するアルカリ性水溶液を用いることにより、リン酸イオンをリン酸ナトリウム水溶液として回収する請求項6に記載の排水処理方法。
- リン酸ナトリウム水溶液のpHを調整しつつ、前記回収を行う請求項7記載の排水処理方法。
- 前記アルカリ性水溶液としてカリウムイオンを含有するアルカリ性水溶液を用いることにより、リン酸イオンをリン酸カリウム水溶液として回収する請求項6に記載の排水処理方法。
- リン酸カリウム水溶液のpHを調整しつつ、前記回収を行う請求項9記載の排水処理方法。
- アニオン交換樹脂にリン酸イオンをイオン交換させた後に、該アニオン交換樹脂にナトリウムイオン、カリウムイオンおよびマグネシウムイオンのいずれかの金属イオンを含有するアルカリ性水溶液を接触させて通過させ、該通過後の前記アルカリ性水溶液の温度を測定しつつ、前記アニオン交換樹脂からリン酸イオンを脱離させてリン酸金属塩水溶液としてリン酸イオンを回収する請求項6乃至10の何れかに記載の排水処理方法。
- 硝酸イオン、硫酸イオン、ヨウ素イオンから選ばれる少なくとも一種と、リン酸イオンとを含み且つ酸性状態を呈する排水からリン酸イオンを回収する排水処理装置であって、
前記排水を通過させて二回以上のアニオン交換を実施し得るように、アニオン交換樹脂を備えたアニオン交換器が二台以上直列に配されていることを特徴とする排水処理装置。 - 硝酸とリン酸とを含有するエッチング液によりエッチング処理された液晶基板を純水にて洗浄して生じた酸性の排水の処理に用いられる請求項12に記載の排水処理装置。
- 二回目以降のアニオン交換が実施されるアニオン交換器の内の少なくとも一台のアニオン交換器の上流側と下流側とには、前記排水の全有機炭素濃度及び電気伝導度を測定する全有機炭素濃度測定器と電気伝導度計とがさらに備えられている請求項13に記載の排水処理装置。
- 二回目以降のアニオン交換が実施されるアニオン交換器の内の少なくとも一台のアニオン交換器は、前記排水を通過させてアニオン交換した後に、ナトリウムイオン、カリウムイオンおよびマグネシウムイオンのいずれかの金属イオンを含有するアルカリ性水溶液を接触させて通過させ得るよう構成されている請求項12乃至14に記載の排水処理装置。
- 二回目以降のアニオン交換を実施するアニオン交換器の内の少なくとも一台のアニオン交換器は、前記排水を通過させてアニオン交換した後に、ナトリウムイオン、カリウムイオンおよびマグネシウムイオンのいずれかの金属イオンを含有するアルカリ性水溶液を接触させて通過させ得るよう構成され、且つ該通過させた後の前記アルカリ性水溶液の温度を測定し得るように温度計測器がさらに設けられている請求項15に記載の排水処理装置。
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