JP2006075434A - ランキングシステム、ランキング表示装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びそれを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】レース終了と同時にそのレースでの順位と全国での順位とを確認できるランキングシステムを提供する。
【解決手段】複数のレース開催地におけるレース参加者の全国順位データを蓄積するサーバと、レース開催地に設置されたクライアント装置と、開催地のレース用コースに設けられた走行玩具のラップタイムを計測するラップタイム計測装置とを備え、クライアント装置は、サーバから全国順位データを取得する全国順位データ取得手段と、計測装置から走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得手段と、ラップタイムに基づいて走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出手段と、同時に走行した走行玩具の順位を決定するローカル順位決定手段と、全国順位データ及び走行玩具のコースレコードとを比較して、走行玩具の順位を決定する全国順位決定手段と、ローカル順位及び全国順位を表示部に表示する表示処理手段を備える。
【選択図】図5
【解決手段】複数のレース開催地におけるレース参加者の全国順位データを蓄積するサーバと、レース開催地に設置されたクライアント装置と、開催地のレース用コースに設けられた走行玩具のラップタイムを計測するラップタイム計測装置とを備え、クライアント装置は、サーバから全国順位データを取得する全国順位データ取得手段と、計測装置から走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得手段と、ラップタイムに基づいて走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出手段と、同時に走行した走行玩具の順位を決定するローカル順位決定手段と、全国順位データ及び走行玩具のコースレコードとを比較して、走行玩具の順位を決定する全国順位決定手段と、ローカル順位及び全国順位を表示部に表示する表示処理手段を備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えばレーシングカー等を模した走行玩具のレース大会でのレース記録を表示するランキングシステム、ランキング表示装置及びその制御方法に関し、特に、全国各地で開催されるレース結果をインターネットを介して集計し、全国順位を表示するランキングシステム、ランキング表示装置及びその制御方法に関するものである。
従来から複数の走行玩具を特定のコースで同時に走行させ、順位を競うレース大会が行われている。
また、端末ゲーム機でのゲーム結果をインターネットを介してホストコンピュータに集約し、全国ランキングを表示するネットワークゲームシステムが知られている(特許文献1)。
この特許文献1では、各端末ゲーム機におけるゲーム結果は、各営業拠点に配置される店ホスト経由で全国集計ホストに送られ、集計されて集計データが作成される。全国集計ホストは集計データを各店ホストに送信する。各店ホストでは、全国集計ホストから送られてきた集計データを記憶しておき、端末ゲーム機から集計データの要求が来たときには、記憶してある集計データにゲーム結果を反映させて表示用集計データを作成し、端末ゲーム機に送って表示させる。
特開2000−51523号公報
しかしながら、上述のようなネットワークゲームシステムでは、レース終了時に表示される順位は当該レースについて開催地における順位、または、各開催地の結果を集計して得られた全国での順位のいずれか一方のみであった。
したがって、開催地における順位しか表示されない場合に全国での順位を表示するには、何らかの操作を行い全国での順位を表示する画面に切り換えなければならず、ユーザや各地のレース開催者にとって非常に煩わしいものとなっていた。
本願発明は上記問題点を鑑みて為されたものであり、レース開催地におけるローカルなレースの順位及び全国におけるレースの順位をユーザやレース開催者に分かりやすく表示することができるランキングシステム、ランキング表示装置及びその制御方法を提供するものである。
上記の問題を解決するために、本発明によるランキングシステムは、複数の走行玩具を所定のレース用コースで同時に走行させて順位を競い、この順位を表示部に表示する走行玩具のランキングシステムであって、複数のレース開催地における参加者のレース結果に関する情報及び前記レース参加者の全国における順位に関する情報である、全国順位データを蓄積するデータベースを有するサーバと、前記複数のレース開催地のそれぞれに設置された、複数のクライアント装置と、前記複数のレース開催地の前記所定のレース用コースに設けられた複数レーンのそれぞれを走行する複数の走行玩具のラップタイムを計測する計測装置と、を備え、前記複数のクライアント装置のそれぞれは、前記サーバから前記全国順位データを所定のタイミングで取得する全国順位データ取得手段と、前記計測装置から前記複数の走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得手段と、前記ラップタイム取得手段によって取得したラップタイムに基づいて前記複数の走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出手段と、同時に走行した前記複数の走行玩具の中での順位を決定するローカル順位決定手段と、前記全国順位データ及び前記複数の走行玩具のコースレコードとを比較して、前記複数の走行玩具の全国における順位を決定する全国順位決定手段と、前記同時に走行した複数の走行玩具の中での順位及び前記全国における順位とを前記表示部に同時に表示する表示処理手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、前記クライアント装置は、前記複数の走行玩具のコースレコードと前記走行玩具のユーザとを対応付ける対応付け手段と、を備え、前記表示処理手段は、さらに前記複数の走行玩具のユーザ識別表示を前記表示部に表示する。
また、前記表示処理手段は、前記複数の走行玩具の間でレースが実行中である場合には、前記全国における順位の代わりにレース中であることを示す注意喚起表示を前記表示部に表示する。
さらに、前記クライアント装置は、前記複数の走行玩具のユーザについてベストコースレコードを前記ユーザと対応付けて格納しているベストコースレコード格納手段と、前記コースレコード算出手段によって算出されたコースレコードと、そのコースレコードを出したユーザの過去のベストコースレコードを前記ベストコースレコード格納手段から取得して比較し、ベストコースレコードの更新がなされた場合には前記コースレコードをベストコースレコードとして前記ベストコースレコード格納手段に登録するベストコースレコード更新手段と、を備える。
そして、前記クライアント装置は、さらに、前記ベストコースレコード格納手段に登録されているベストコースレコードに関するデータを前記サーバに送信するデータ送信手段と、を備え、前記サーバは、前記クライアント装置から送信されてきた前記ベストコースレコードに関するデータを受信し、これに基づいて前記データベースに蓄積されている前記全国順位データを更新する。
本発明によるランキング表示装置は、複数の走行玩具を所定のレース用コースで同時に走行させて順位を競い、この順位を表示部に表示する走行玩具のランキング表示装置であって、複数のレース開催地における参加者のレース結果に関する情報及び前記レース参加者の全国における順位に関する情報である、全国順位データを蓄積するデータベースを有するサーバから前記全国順位データを所定のタイミングで取得する全国順位データ取得手段と、前記所定のレース用コースに設けられた複数レーンのそれぞれを走行する複数の走行玩具のラップタイムを計測する計測装置と、前記計測装置から前記複数の走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得手段と、前記ラップタイム取得手段によって取得したラップタイムに基づいて前記複数の走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出手段と、同時に走行した前記複数の走行玩具の中での順位を決定するローカル順位決定手段と、前記全国順位データ及び前記複数の走行玩具のコースレコードとを比較して、前記複数の走行玩具の全国における順位を決定する全国順位決定手段と、前記同時に走行した複数の走行玩具の中での順位及び前記全国における順位とを前記表示部に同時に表示する表示処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によるランキング表示装置の制御方法は、複数の走行玩具を所定のレース用コースで同時に走行させて順位を競い、この順位を表示部に表示する走行玩具のランキング表示装置を制御する制御方法であって、複数のレース開催地における参加者のレース結果に関する情報及び前記レース参加者の全国における順位に関する情報である、全国順位データを蓄積するデータベースを有するサーバから前記全国順位データを所定のタイミングで取得する全国順位データ取得工程と、前記所定のレース用コースに設けられた複数レーンのそれぞれを走行する複数の走行玩具のラップタイムを計測する計測工程と、前記計測工程で得られた前記複数の走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得工程と、前記ラップタイム取得工程によって取得したラップタイムに基づいて前記複数の走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出工程と、同時に走行した前記複数の走行玩具の中での順位を決定するローカル順位決定工程と、前記全国順位データ及び前記複数の走行玩具のコースレコードとを比較して、前記複数の走行玩具の全国における順位を決定する全国順位決定工程と、前記同時に走行した複数の走行玩具の中での順位及び前記全国における順位とを前記表示部に同時に表示する表示処理工程と、を備える。
さらに本発明では、ランキング表示装置の制御方法を実行するためのコンピュータプログラムやそのコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をも提供されている。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明によれば、ローカルなレース結果(順位)と全国単位での順位が同時に表示されるようにできるため、ユーザは、レース終了と同時にそのレースでの順位と全国での順位とを確認でき、レース開催地におけるローカルなレースをよりいっそう盛り上げることができるようになる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
<自動車玩具の外観について>
図1は、本実施形態に係る走行玩具1の外観を示す図である。図1において、10は自動車玩具の本体部であり、本実施形態ではレーシングカーの外形を有しているが、これに限らずあらゆる形態の自動車(例えばトラック等)若しくは二輪車(安定性のためサイドカーがついていても良い)の外形を有していてもよい。11は前輪であり、12は後輪を示している。後輪12はモータ(図示せず)によって駆動されて走行玩具1を前進或いは後退させるものである。
図1は、本実施形態に係る走行玩具1の外観を示す図である。図1において、10は自動車玩具の本体部であり、本実施形態ではレーシングカーの外形を有しているが、これに限らずあらゆる形態の自動車(例えばトラック等)若しくは二輪車(安定性のためサイドカーがついていても良い)の外形を有していてもよい。11は前輪であり、12は後輪を示している。後輪12はモータ(図示せず)によって駆動されて走行玩具1を前進或いは後退させるものである。
13a乃至dはガイドローラであり、本体部10の四隅に設けられている。これらガイドローラ13a乃至dは、後述するレーシングコースのレーン壁に当たり、走行玩具1のレーン上での進行をスムーズにすると共に走行玩具1の走行の安定性を担保するために設けられたものである。
14は信号送信部であり、後述の受信部32a乃至32dを備えるラップカウンタゲートに信号を送信し、ゲートがそれを受信することによって走行玩具1のラップタイムを計測することができるようになっている。この信号送信部14は取り外し可能であり、スタート時に置かれるレーンの番号に対応して、4つの送信部14a乃至d(図示せず)のうち1つを選択して走行車両1に取り付けられる。
各信号送信部14から図2に示すような信号を発信している。図2おいて、車番#1〜#4はそれぞれ信号送信部14a〜14dに対応している。スタート時ラップカウンタゲートにおいては、信号送信部14a〜14dを取り付けられたそれぞれの走行車両はコースレーン#1〜#4に配置される。図2で示されるように、信号送信部14a〜14dはそれぞれ異なる周波数で信号を発することにより、ラップカウンタゲートに設けられた受信部がそれぞれの信号を受信しても走行車両のラップタイムを容易に計測できるようになっている。
<レーシングコース構成について>
図3は、本実施形態で用いられるレーシングコース例を示す図である。このコースには4レーン設けられており、4台の走行車両でレースをしてタイムを競うことができるようになっているが、これに限らず、設計の許す限りの台数の車両が走行できるようにしてもよい。
図3は、本実施形態で用いられるレーシングコース例を示す図である。このコースには4レーン設けられており、4台の走行車両でレースをしてタイムを競うことができるようになっているが、これに限らず、設計の許す限りの台数の車両が走行できるようにしてもよい。
図3において、21a乃至21cはコース変更ポイントであり、コース内にこれを設けることによって各走行車両1が走行する距離を均一にしている。
また、22には図4に示されるラップカウンタゲート3が配置される。ラップカウンタゲート3には、遮断板31a乃至31dと信号受信部32a乃至32dが設けられている。
遮断板31a乃至31dは、コースを空間的に4つのレーンL#1乃至L#4に分離しており、また、受信部32a乃至32dのそれぞれに対して各レーンを走行する走行車両から発せられた信号が干渉し合わないようにする作用も有している。本実施形態の場合、走行車両1の送信部14とラップカウンタ3の受信部32との間の信号送受信に用いられるのは指向性の高い信号であり、例えば赤外線が想定されている。従って、遮断板を設けるだけで、各受信部32a乃至32dは他のレーンを走行する車両の各受信部14a乃至14dからの信号を受信することはない。
<インターネットランキングシステム構成について>
図5は、本実施形態に係るインターネットランキングシステムの全体構成を示す図である。
図5は、本実施形態に係るインターネットランキングシステムの全体構成を示す図である。
図5において、2a乃至2cはそれぞれ図3で示される同一のレーシングコースであり、それぞれ全国のレース開催地に設置されている。51a乃至51cは前述のラップカウンタゲート3内に設けられたラップタイム計測装置である。ラップタイム計測装置51a乃至51dのそれぞれは、各レーン毎に走行車両1のラップタイムを計測する。より具体的には、4つのレーンを走行する走行車両は前述の通りそれぞれ異なる周波数の信号を発信する(図2参照)ので、それぞれの信号を受信したラップカウンタゲートの各受信部32a乃至32dは、ラップごとに受信した信号にどれだけの時間差があるかを判断することによって4つの走行車両のラップタイムを計測することができる。
52a乃至52cはクライアント装置であり、ラップタイム計測装置51によって計測されたラップタイムデータに対して所定の処理を行う。この処理については図7を用いて後に詳細に説明する。
各クライアント装置52a乃至52cはネットワーク53を介してサーバ54に接続されている。各クライアント装置52a乃至52cは処理したデータをネットワーク53を介してサーバ54に送信すると共に、サーバ54から送信されてきた、例えば全国のレース結果に関するデータをネットワーク53を介して受信する。なお、本実施形態では、各クライアント装置52a乃至52cは、例えば1日に一回だけ(第1レースの開始前)サーバ54からそれまでの全国のレース結果をダウンロードするようにしている。このようにすることによって、常時接続で常時新しいデータを集計することによるシステムの負荷を減らすことができる。従って、大都市のように設備が整った施設が無い全国各地の小都市においてもレースを開催することが容易になるのである。ただし、サーバ54が十分な処理能力を有するのであれば、レース終了毎に全国のレース結果をダウンロードするようにしてもよい。
なお、図5では開催地のコースとしてA乃至Cの3つのみを示してあるが、それ以上あっても良いことは当然である。また、レースの公正さを担保するため、各コースは同一のものを使用することが前提となっている。
<ラップタイム計測装置の構成について>
図6は、図5で示されるネットランキングシステムを構成する各ラップタイム計測装置51a乃至cの回路構成を示すブロック図である。
図6は、図5で示されるネットランキングシステムを構成する各ラップタイム計測装置51a乃至cの回路構成を示すブロック図である。
511a乃至dは、コース2上の各レーンに配置されるレーン計測部である。レーン計測部は、前述した受信部32と、計測制御部と、計時装置によって構成される。受信部32は前述のとおり、走行玩具1に取り付けられた送信部14から送信される信号を受信する。計測制御部は、計時装置を制御し、レース開始と同時に計時をスタートさせる。さらに、計測制御部は、送信部14a乃至14dが送信する信号に対応して、車番(本実施例では#1〜#4)を記憶している。このことにより、レース中に受信部32が信号を受信したとき、当該受信した信号が送信部14a乃至14dのうちのいずれからの信号であるかを判別し(本実施形態においては受信した信号の周波数に応じて判別)、判別された送信部14に対応する車番を出力する(例えば、送信部14aからの信号であったなら車番1を出力する)。また、計測制御部は、当該車番と同時に、受信部32が信号を受信したのに応じて計時装置を参照し、レース開始からの計時時間を出力する。以下、レーン計測装置から出力されるデータを、車番をnとし、レース開始からの経過時間をTnとして(n,Tn)と表す。なお、本実施形態ではコース2上には4つのレーンが設けられ、4台の走行玩具でレースが行われるので、4つのレーン計測部が設置されることになる。
512はデータ転送手段であり、各レーン計測部511a乃至511dから出力されるデータ(n,Tn)を受信し、クライアント装置52aにその各レーンのデータを転送する。
<クライアント装置の構成について>
図7は、図5におけるインターネットランキングシステム5のクライアント装置52aの回路構成を示すブロック図である。他のクライアント装置52bやcも同様の構成を有している。
図7は、図5におけるインターネットランキングシステム5のクライアント装置52aの回路構成を示すブロック図である。他のクライアント装置52bやcも同様の構成を有している。
図7において、71はラップタイム受信部、72はコースレコード集計部、73はユーザ名/ラップタイム対応付け部、74はレース順位判定部、75は全国順位判定部、76はレース順位・全国順位同時表示処理部、77は表示部である。
81はレーン/ユーザ名対応入力部、82はレーン/ユーザ名対応テーブルである。
91はユーザ名/ベストコースレコード更新登録部、92はユーザ名/ベストコースレコードデータベース、93はユーザ名/ベストコースレコード送信部である。
101は全国順位データベース更新部、102は全国順位データ取得部、103は全国順位データベースである。
以下、クライアント装置の主な動作について、レース(バトル)中とレース終了後に分けて説明する。
(1)レース(バトル)中
ラップタイム受信部71は、ラップタイム計測装置51aから各レーンのデータ(n,Tn)を受信する。ラップタイム受信部は、受信したデータを車番n毎に管理し、データを受信するごとに、新しく受信したデータTnと直近で受信したデータのTnとの差、すなわち、走行車両がゲートを通過してから、次にゲートを通過するまでにかかった時間であるラップタイムLTnを算出する(なお、スタート直後、1周目のラップタイムLTnの算出については、直近で受信したデータがないため、新しく受信したデータTnがLTnとなる)。さらに、ラップタイム受信部は当該ラップタイムLTnと車番nを合わせて(n,LTn)というデータを、ラップタイム計測装置51からデータを受信する毎に、コースレコード集計部72に供給する。コースレコード集計部72は、レース中においては、コースレコード集計部72はデータ(n,LTn)を受信し、図示しない一時的格納手段にそのデータを一時的に格納してレース後のコースレコード集計に用いると共に、データ(n,LTn)をユーザ名/ラップタイプ対応付け部73に供給する。なお、n=1は車番#1(送信部14aを装着された走行車両)、n=2は車番#2(送信部14bを装着された走行車両)、n=3は車番#3(送信部14cを装着された走行車両)、n=4は車番#4(送信部14dを装着された走行車両)を示している。
(1)レース(バトル)中
ラップタイム受信部71は、ラップタイム計測装置51aから各レーンのデータ(n,Tn)を受信する。ラップタイム受信部は、受信したデータを車番n毎に管理し、データを受信するごとに、新しく受信したデータTnと直近で受信したデータのTnとの差、すなわち、走行車両がゲートを通過してから、次にゲートを通過するまでにかかった時間であるラップタイムLTnを算出する(なお、スタート直後、1周目のラップタイムLTnの算出については、直近で受信したデータがないため、新しく受信したデータTnがLTnとなる)。さらに、ラップタイム受信部は当該ラップタイムLTnと車番nを合わせて(n,LTn)というデータを、ラップタイム計測装置51からデータを受信する毎に、コースレコード集計部72に供給する。コースレコード集計部72は、レース中においては、コースレコード集計部72はデータ(n,LTn)を受信し、図示しない一時的格納手段にそのデータを一時的に格納してレース後のコースレコード集計に用いると共に、データ(n,LTn)をユーザ名/ラップタイプ対応付け部73に供給する。なお、n=1は車番#1(送信部14aを装着された走行車両)、n=2は車番#2(送信部14bを装着された走行車両)、n=3は車番#3(送信部14cを装着された走行車両)、n=4は車番#4(送信部14dを装着された走行車両)を示している。
ユーザ名/ラップタイム対応付け部73は、車番/ユーザ名対応テーブル82を参照し、ラップタイム受信手段から受信されたデータの車番nから、当該車番にて走行した走行玩具のユーザ名称を検索し、検索されたユーザ名Unをデータに付加して(Un,n,LTn)の形にし、レース順位判定部74に送信する。なお、車番/ユーザ名対応テーブル82には、車番とユーザ名が対応付けられて格納されているが、それらの情報は車番/ユーザ名対応入力部81によって、各レースごとにどの車番の送信部14がどのユーザの走行玩具に取り付けられたかが入力されるものである。
レース順位判定部74は、各ユーザ名とそれに対応したラップタイム(Un,n,LTn)を受け取り、その中での各ラップにおける順位を判定する。レース中においては、全国順位判定部75におけるラップ毎の全国順位は判定されない。これらはレースが終了してから実行される。従って、当該レースが行われているコースにおける各ユーザのラップタイムのみが表示部77に表示される。
なお、ユーザ名/ベストコースレコード更新登録部91、ユーザ名/ベストコースレコードデータベース92及びユーザ名ベストコースレコード送信部93は、レース中は動作しない。
図8は、レース中における表示部77における表示の具体例を示す図である。
110は現在レース中であることを示す「バトル中」の表示(点灯又は点滅、その他の装飾的表示も含む)であり、111はユーザ名を示す表示である。112はトータルラップタイムであり、各ラップ(周回)の合計タイムが表示されている。113は第1ラップから第4ラップまでの各ラップタイムを表示している。114は当該レース実行日における当該コースのベストラップをレース中は常時表示している。レース終了後はこの表示は全国におけるベストレコード表示に変更される。
この「バトル中」の表示により、ユーザにはレース中であることの注意を喚起することができると共に、視覚的にレースを盛り上げることができる。
(2)レース終了後
前述のとおり、レース中ラップタイム受信部71は、ラップタイム計測装置51aからデータを受信する毎に、各車番のラップタイムのデータ(n,LTn)ををコースレコード集計部72に順に供給している。
(2)レース終了後
前述のとおり、レース中ラップタイム受信部71は、ラップタイム計測装置51aからデータを受信する毎に、各車番のラップタイムのデータ(n,LTn)ををコースレコード集計部72に順に供給している。
コースレコード集計部72は、ラップタイム受信部71より受信したデータ(n,LTn)を受信する度に、車番n毎にLTnを加算し、一時的に図示しないメモリに格納する。そして、レースが終了した時点での前記メモリに格納されたLTnの加算値、すなわち、今回のレースにおける各車番のコースレコードCRnを、ユーザ名/ラップタイム対応付け部73に供給する。
ユーザ名/ラップタイム対応付け部73は、車番/ユーザ名対応テーブル82を参照して、各車番と各車番と対応する送信部14が取り付けられた走行玩具の持ち主の名であるユーザ名を対応付ける。そして、ユーザ名/ラップタイム対応付け部73は各ユーザ名とそれに対応したコースレコードCRn(=LTn×周回数、例えば4周)とをレース順位判定部74に供給する。なお、ユーザ名とコースレコードCRnとの対応付けも、ラップタイムの対応付け同様、車番/ユーザ名対応入力部81から入力されたユーザ名に従って実行される。
レース順位判定部74は、ユーザ名/ラップタイム対応付け手段から受信したData_n2=(Un,n,CRn)を各車番間で比較し、レース順位Rを判定してデータに付加してData_n3=(Un,n,CRn,Rn)の形にして全国順位判定部75に供給する。
全国順位判定部75は、レース順位判定部74から受け取ったData_n3=(Un,n,CRn,Rn)をレース順位の順番で次のように処理する。つまり、まず、全国順位データベース103を参照して、当該ユーザの全国順位WRnを判定する。そして、それをData_n3に付加してData_n4=(Un,n,CRn,Rn,WRn)の形にする。そして、それをレース順位・全国順位同時表示処理手部76および全国順位データベース更新部101に供給する。
レース順位・全国順位同時表示処部76は、表示部77にレース順位・全国順位を表示する。同表示画面は順位別に表示領域が分けられており、当該順位別表示領域には、レーン番号表示領域(本実施形態においては、車番とレーン番号は一致するものとしているため、レーン番号表示領域は車番表示領域でもある)、コースレコード表示領域、ユーザ名表示領域、全国順位表示領域が設けられている。
一方、全国順位データ取得部102は、レース前の任意のタイミングで、サーバ54より全国順位データを受信し、全国順位データベース更新部101に供給する。全国順位データは各地で開催された過去のレース結果を示すデータであり、レースの公正さを担保するため、例えば全国のレース開催地で同時にレース開始前の所定の時刻に一斉に前日までの全国順位データをダウンロードするようにする。なお、この全国順位データは各クライアントからサーバに送信された(ユーザ名,ベストコースレコード)を集計してタイム順に順位付けしたものである。
全国順位データ更新部101は、全国順位データ取得部102より受け取った全国順位データ、または、全国順位判定部75から受け取ったデータに基づいて、各々のデータを受け取った時点で全国順位データベース103を更新する。
ユーザ名/ベストコースレコード更新登録部91は、ユーザ名/ラップタイム対応付け部73から受信したData_n2=(Un,n,CRn)のユーザ名をキーとしてユーザ名/ベストラップDBを検索し、同一ユーザ名のものがあれば、そのベストコースレコードと受信したコースレコードとを比較し、受信したコースレコードの方が良い場合は、そのコースレコードに更新する。同一ユーザ名がなければ、当該ユーザ名をDBに登録し、ベストコースレコードとして受信したコースレコードを登録する。
ユーザ名・ベストコースレコード送信部93は、レース後の任意のタイミングでユーザ名/ベストコースレコードデータベース92のデータをネットワーク53を介してサーバ54に送信する。
本実施形態によると、各ユーザのベストコースレコードがサーバ54に格納されているため、レース終了後に表示される全国順位は、今実行したレース結果が全国のベストコースレコードのうちで何位かを示すことになる。よって、全レース結果データのうちで全国順位で何位かを知ることはできない。このような状況に対処するためには、全てのユーザの全てのレース結果をサーバに送信するようにすればよい。つまり、全国順位データ取得部102によって取得された全国順位データも各ユーザのベストコースレコードだけではなく、今までの全てのレコードを含むようにすれば、各レースの各ユーザの記録が全国で何位かを知ることができるようになる。
図9はレース終了後の表示部77におけるレース結果表示の具体例を示す図である。なお、図9のレース結果の表示は、図8の表示に対応するレースの最終結果ではなく、単にレース中表示と最終結果表示の具体例を示すものであり、2つには連続性が無いことに注意されたい。
図9において、レース中では「バトル中」110の表示がされていたが、その表示領域110に対応する部分が全国順位表示領域121に変更され、各ユーザの全国順位が表示される。122はレーン番号L#n(#nは車番)を示している。123はレース結果であるコースレコードCRnを示し、124はユーザ名を示している。さらに、125は本日のベストレコードが表示される。ベストレコード表示125の領域には、バトル中はそのコースにおける「本日のベストラップ」が表示されており、終了後に、そのコースにおける「本日のベストレコード」又は「前日までの全国のベストレコード」が表示されるようになっている。図9で示されるように、本実施形態では、レース開催地のローカルの順位に加えて、全国順位が同時に表示されるので、ユーザとしては即座に自己の位置を客観的に把握することができる。従って、ローカル順位のみを表示し、後に全国順位を集計して表示させる場合よりも、一回一回のレースに関してレース会場は盛り上がると考えられる。
なお、図9において、レーンL#4のユーザについて、表示されているコースレコードが良いにもかかわらず、順位が4位となっているのは、第1ラップ終了後第2ラップ目でリタイヤをした(可能性がある)からである。このようにリタイヤをした場合には、順位表示領域に「リタイヤ」なる表示をするようにしても良い。
図10は、以上説明してきたクライアント装置52aの処理動作の概略をまとめたフローチャートである。ステップS201では、全国コースレコードリストの取得が実行される。つまり、サーバ54から全国順位データを取得し、クライアント側の全国順位データベースに全国順位データが格納される。
ステップS202においては、各ユーザのコースレコードを集計し、ユーザ名と対応付け、ローカルのレース順位を算出する。そして、ステップS203において、各ユーザのコースレコードとステップS201で取得した全国順位データとを比較し、各ユーザの全国での順位を算出する。
ステップS204では、算出された各ユーザ(レースを行ったユーザ)の全国順位及びそのレース参加者の中のローカルな順位を表示部77に同時に表示するようにして、処理が終了する。
<サーバ54の構成について>
図11は、図5におけるサーバ54の内部構成を示すブロック図である。図11において、541は全国順位データベース、542は全国順位データ送信部、543はユーザ名・ベストコースレコードデータ受信部、544は全国順位データベース更新部である。
図11は、図5におけるサーバ54の内部構成を示すブロック図である。図11において、541は全国順位データベース、542は全国順位データ送信部、543はユーザ名・ベストコースレコードデータ受信部、544は全国順位データベース更新部である。
全国順位データベース541は、レース開催各地から取得されたレース結果(各ユーザのベストコースレコード)に基づいて構築されるデータベースであり、全ユーザについての全国順位を格納している。全国順位データ送信部542は、各クライアント装置52からのリクエストに応じて(若しくはサーバー54から能動的に)全国順位データベース541に格納された全国順位データを各クライアント装置52に送信する。前述のように、この全国順位データは、クライアント装置52の全国順位データ取得部102によって受信され、クライアント側の全国順位データベース103に格納される。
ユーザ名ベストコースレコードデータ受信部543は、クライアント装置52のユーザ名・ベストコースレコード送信部93からネットワーク53を介して送信されてきた各ユーザのベストコースレコードを受信する。そして、全国順位データベース更新部544は、新たなユーザが参加した場合はそのユーザのレース結果をベストコースレコードして全国順位データベース541に登録し、さらに、既に参加しているユーザの中で自己ベストコースレコードを更新した者がいる場合には、そのユーザについて全国順位データベース541に登録されているデータを更新する。
このように、各地のレース開催前には最新の全国順位データが各地のクライアント装置52に送信され、各地のレースが終了し、登録又は更新すべきデータがある場合には全国順位データベース541は更新される。本実施形態のシステムでは、リアルタイムでデータの更新及び各地への送信を行う必要がないので、システムに掛かる負荷を最小限に留めることができるようになる。
<その他の実施形態>
本発明では、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は各レース開催地のパーソナルコンピュータ装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
本発明では、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は各レース開催地のパーソナルコンピュータ装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含む。
また、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されることは云うまでもない。
Claims (17)
- 複数の走行玩具を所定のレース用コースで同時に走行させて順位を競い、この順位を表示部に表示する走行玩具のランキングシステムであって、
複数のレース開催地における参加者のレース結果に関する情報及び前記レース参加者の全国における順位に関する情報である、全国順位データを蓄積するデータベースを有するサーバと、
前記複数のレース開催地のそれぞれに設置された、複数のクライアント装置と、
前記複数のレース開催地の前記所定のレース用コースに設けられた複数レーンのそれぞれを走行する複数の走行玩具のラップタイムを計測する計測装置と、を備え、
前記複数のクライアント装置のそれぞれは、
前記サーバから前記全国順位データを所定のタイミングで取得する全国順位データ取得手段と、
前記計測装置から前記複数の走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得手段と、
前記ラップタイム取得手段によって取得したラップタイムに基づいて前記複数の走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出手段と、
同時に走行した前記複数の走行玩具の中での順位を決定するローカル順位決定手段と、
前記全国順位データ及び前記複数の走行玩具のコースレコードとを比較して、前記複数の走行玩具の全国における順位を決定する全国順位決定手段と、
前記同時に走行した複数の走行玩具の中での順位及び前記全国における順位とを前記表示部に同時に表示する表示処理手段と、
を備えることを特徴とするランキングシステム。 - さらに、前記クライアント装置は、前記複数の走行玩具のコースレコードと前記走行玩具のユーザとを対応付ける対応付け手段と、を備え、
前記表示処理手段は、さらに前記複数の走行玩具のユーザ識別表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載のランキングシステム。 - 前記表示処理手段は、前記複数の走行玩具の間でレースが実行中である場合には、前記全国における順位の代わりにレース中であることを示す注意喚起表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のランキングシステム。
- 前記クライアント装置は、さらに、
前記複数の走行玩具のユーザについてベストコースレコードを前記ユーザと対応付けて格納しているベストコースレコード格納手段と、
前記コースレコード算出手段によって算出されたコースレコードと、そのコースレコードを出したユーザの過去のベストコースレコードを前記ベストコースレコード格納手段から取得して比較し、ベストコースレコードの更新がなされた場合には前記コースレコードをベストコースレコードとして前記ベストコースレコード格納手段に登録するベストコースレコード更新手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のランキングシステム。 - 前記クライアント装置は、さらに、前記ベストコースレコード格納手段に登録されているベストコースレコードに関するデータを前記サーバに送信するデータ送信手段と、を備え、
前記サーバは、前記クライアント装置から送信されてきた前記ベストコースレコードに関するデータを受信し、これに基づいて前記データベースに蓄積されている前記全国順位データを更新することを特徴とする請求項4に記載のランキングシステム。 - 複数の走行玩具を所定のレース用コースで同時に走行させて順位を競い、この順位を表示部に表示する走行玩具のランキング表示装置であって、
複数のレース開催地における参加者のレース結果に関する情報及び前記レース参加者の全国における順位に関する情報である、全国順位データを蓄積するデータベースを有するサーバから前記全国順位データを所定のタイミングで取得する全国順位データ取得手段と、
前記所定のレース用コースに設けられた複数レーンのそれぞれを走行する複数の走行玩具のラップタイムを計測する計測装置と、
前記計測装置から前記複数の走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得手段と、
前記ラップタイム取得手段によって取得したラップタイムに基づいて前記複数の走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出手段と、
同時に走行した前記複数の走行玩具の中での順位を決定するローカル順位決定手段と、
前記全国順位データ及び前記複数の走行玩具のコースレコードとを比較して、前記複数の走行玩具の全国における順位を決定する全国順位決定手段と、
前記同時に走行した複数の走行玩具の中での順位及び前記全国における順位とを前記表示部に同時に表示する表示処理手段と、
を備えることを特徴とするランキング表示装置。 - さらに、前記複数の走行玩具のコースレコードと前記走行玩具のユーザとを対応付ける対応付け手段と、を備え、
前記表示処理手段は、さらに前記複数の走行玩具のユーザ識別表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項6に記載のランキング表示装置。 - 前記表示処理手段は、前記複数の走行玩具の間でレースが実行中である場合には、前記全国における順位の代わりにレース中であることを示す注意喚起表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項6又は7に記載のランキング表示装置。
- さらに、前記複数の走行玩具のユーザについてベストコースレコードを前記ユーザと対応付けて格納しているベストコースレコード格納手段と、
前記コースレコード算出手段によって算出されたコースレコードと、そのコースレコードを出したユーザの過去のベストコースレコードを前記ベストコースレコード格納手段から取得して比較し、ベストコースレコードの更新がなされた場合には前記コースレコードをベストコースレコードとして前記ベストコースレコード格納手段に登録するベストコースレコード更新手段と、
を備えることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載のランキング表示装置。 - さらに、前記ベストコースレコード格納手段に登録されているベストコースレコードに関するデータを前記サーバに送信するデータ送信手段と、
を備えることを特徴とする請求項9に記載のランキング表示装置。 - 複数の走行玩具を所定のレース用コースで同時に走行させて順位を競い、この順位を表示部に表示する走行玩具のランキング表示装置を制御する制御方法であって、
複数のレース開催地における参加者のレース結果に関する情報及び前記レース参加者の全国における順位に関する情報である、全国順位データを蓄積するデータベースを有するサーバから前記全国順位データを所定のタイミングで取得する全国順位データ取得工程と、
前記所定のレース用コースに設けられた複数レーンのそれぞれを走行する複数の走行玩具のラップタイムを計測する計測工程と、
前記計測工程で得られた前記複数の走行玩具のラップタイムを取得するラップタイム取得工程と、
前記ラップタイム取得工程によって取得したラップタイムに基づいて前記複数の走行玩具のコースレコードを算出するコースレコード算出工程と、
同時に走行した前記複数の走行玩具の中での順位を決定するローカル順位決定工程と、
前記全国順位データ及び前記複数の走行玩具のコースレコードとを比較して、前記複数の走行玩具の全国における順位を決定する全国順位決定工程と、
前記同時に走行した複数の走行玩具の中での順位及び前記全国における順位とを前記表示部に同時に表示する表示処理工程と、
を備えることを特徴とするランキング表示装置の制御方法。 - さらに、前記複数の走行玩具のコースレコードと前記走行玩具のユーザとを対応付ける対応付け工程と、を備え、
前記表示処理工程は、さらに前記複数の走行玩具のユーザ識別表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項11に記載のランキング表示装置の制御方法。 - 前記表示処理工程は、前記複数の走行玩具の間でレースが実行中である場合には、前記全国における順位の代わりにレース中であることを示す注意喚起表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項11又は12に記載のランキング表示装置の制御方法。
- 前記ランキング表示装置は、前記複数の走行玩具のユーザについてベストコースレコードを前記ユーザと対応付けて格納しているベストコースレコード格納手段を有し、
さらに、前記コースレコード算出手段によって算出されたコースレコードと、そのコースレコードを出したユーザの過去のベストコースレコードを前記ベストコースレコード格納手段から取得して比較し、ベストコースレコードの更新がなされた場合には前記コースレコードをベストコースレコードとして前記ベストコースレコード格納手段に登録するベストコースレコード更新工程を備えることを特徴とする請求項11乃至13の何れか1項に記載のランキング表示装置の制御方法。 - さらに、前記ベストコースレコード格納手段に登録されているベストコースレコードに関するデータを前記サーバに送信するデータ送信工程と、
を備えることを特徴とする請求項14に記載のランキング表示装置の制御方法。 - 請求項11乃至15の何れか1項に記載のランキング表示装置の制御方法を実行するためのコンピュータプログラム。
- 請求項16に記載のコンピュータプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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---|---|---|---|
JP2004264544A JP2006075434A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | ランキングシステム、ランキング表示装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びそれを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108367A1 (ja) | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fujifilm Corporation | 高分子化合物およびその製造方法、顔料分散剤、顔料分散組成物、光硬化性組成物、並びにカラーフィルタおよびその製造方法 |
JP2008515564A (ja) * | 2004-10-07 | 2008-05-15 | リー,マイケル,キュー. | 車両の遠隔操作識別方法及び装置 |
-
2004
- 2004-09-10 JP JP2004264544A patent/JP2006075434A/ja active Pending
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JP2008515564A (ja) * | 2004-10-07 | 2008-05-15 | リー,マイケル,キュー. | 車両の遠隔操作識別方法及び装置 |
WO2007108367A1 (ja) | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fujifilm Corporation | 高分子化合物およびその製造方法、顔料分散剤、顔料分散組成物、光硬化性組成物、並びにカラーフィルタおよびその製造方法 |
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