JP2006075324A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光ユニットを備えた可動物を有する弾球遊技機において、外部電源や電池以外のものを発光ユニットの電力発生源として使用する。
【解決手段】 パチンコ機PMが、収容箱61を有して遊技盤10上に設けられ収容箱61を駆動させて所定の演出動作を行う演出装置60とを有し、収容箱61が複数の発光ユニット51,51,…を内部に収容し収容箱61が駆動されるとともに発光ユニット51,51,…が収容箱61内を転動移動可能になっている。そして、発光ユニット51,51,…が、発光ユニット51,51,…を形成する外面に設けられ転動移動による収容箱61への衝突もしくは発光ユニット51同士の衝突により変形可能な圧電バイモルフ素子53と、内部に配設されて圧電バイモルフ素子53の変形により圧電バイモルフ素子53において発生する起電力の供給を受けて発光可能な発光ダイオード55とから構成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技盤と遊技盤上における遊技領域に設けられ遊技盤上を落下する遊技球を受入可能な入賞装置と、可動物を有して所定の演出動作を行う演出手段とを備えた弾球遊技機に関する。
このような弾球遊技機を代表するものとしてパチンコ機が知られている。パチンコ機は、発射装置から発射された遊技球を遊技盤面上に配設したレールに沿って移動させて遊技盤の上部に打ち出し、遊技球を遊技盤前面に沿って落下移動させ、遊技盤前面の所望位置に設けられた入賞装置へ遊技球が入賞したときに、所定数の遊技球を賞球として払い出す遊技を行うように構成されている。遊技盤の前面には、入賞具に加えて所定の配列で打ち込まれた多数の釘、風車等が設けられており、遊技球の落下移動経路を多様に変化させて遊技演出効果を持たせている。さらに、遊技盤前面の遊技領域の周囲にはレール飾り、ランプ飾りが設けられて遊技領域を設定するとともに遊技中でのランプ点灯により演出効果を高める工夫が凝らされている。
上記のようなランプ飾り等の演出手段のほか、例えば遊技盤中央の中央飾りの周辺に可動物を備えた演出手段を有するパチンコ機もある。このような可動物にはモータやソレノイドといったものが設けられ、モータやソレノイドを電気駆動させることで、遊技の状態に応じて可動物が所定の動作を行うようになっている。遊技盤上に設けられているこのような可動物として、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。また、このような可動物には発光ダイオード(LED)等を有する発光ユニットが設けられ、遊技中において所定の遊技状態になると、発光ユニットの点灯・消灯が派手に繰り返されるとともに可動物が所定の動作を行い、演出効果を高めるようになっている。
特開2003−210694号公報
ところで、従来のパチンコ機では、可動物の発光ユニットを点灯させる電力発生源として、可動物の外に設けられた外部電源や発光ユニットに取り付けられた電池等が用いられている。しかしながら、外部電源を用いた場合には外部から電力供給を受けるために発光ユニットに繋がる外部配線が必要であり、発光ユニットを可動物内の任意の位置に自由に配設しにくかった。また、電力発生源として電池を用いた場合には、電池の寿命が来る毎に発光ユニットを取り出して電池交換といった作業を行わなければならなかった。
本発明はこのような事情に鑑みたもので、遊技盤上に発光ユニットを備えた可動物を有して所定の演出動作を行う演出手段を有した弾球遊技機において、発光ユニットを可動物内の任意の位置に自由に配設したり、電力発生源として電池を使用することなく発光ユニットを発光させることのできる弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る弾球遊技機(例えば、実施形態におけるパチンコ機PM)は、遊技盤と、遊技盤の前面に取り付けられ遊技盤上を落下する遊技球を受入可能な入賞装置と、可動物を有して遊技盤上に設けられ可動物を駆動させて所定の演出動作を行う演出手段(例えば、実施形態における演出装置60)とを有し、可動物が複数の発光ユニットを内部に収容し可動物が駆動されるとともに複数の発光ユニットが可動物内を転動移動可能に構成され、発光ユニットが、発光ユニットを形成する外面に設けられ発光ユニットの転動移動による可動物への衝突もしくは発光ユニット同士の衝突により変形可能な圧電バイモルフ素子と、内部に配設されて圧電バイモルフ素子の変形により圧電バイモルフ素子において発生する起電力の供給を受けて発光可能なLED素子(例えば、実施形態における発光ダイオード55)とから構成される。
また、上記構成の弾球遊技機において、圧電バイモルフ素子が開口を有した平板状に形成されて発光ユニットの上面に配設され、開口を含む圧電バイモルフ素子の表面を覆って発光ユニットの上面に光透過性を有する光透過部(例えば、実施形態における抜き穴52a)が形成された平板状のカバーが配設され、LED素子から出射した光が開口およびカバーの光透過部を透過して発光するように構成するのが好ましい。
さらに、上記構成の弾球遊技機において、発光ユニットの形状を多面体状に形成し、多面体の各面にLED素子に繋がる圧電バイモルフ素子とカバーとを設けるようにするのが好ましい。
また、上記構成の弾球遊技機において、遊技盤の前面中央に、遊技球を内部空間内に導入可能に構成されたセンター役物が設けられ、演出手段が回転自在な可動物を有して内部空間に取り付けられ、演出手段の演出動作による可動物の回転とともに発光ユニットが可動物内を転動移動するようにしてもよい。
上記構成の本発明に係る弾球遊技機によれば、演出手段が複数の発光ユニットを収容した可動物を有しており、発光ユニットが可動物内を転動移動するときに、発光ユニットが可動物に衝突もしくは発光ユニット同士が衝突する。このため、発光ユニットに配設された圧電バイモルフ素子が衝撃を受けて変形し、圧電バイモルフ素子において発生する起電力の供給を受けることによりLEDが点灯する。この結果、演出手段の演出動作とともに複数の発光ユニットのLEDが点灯して演出効果を得ることができる。
特に、この発光ユニットは、電力発生源である圧電バイモルフ素子と発光源であるLEDとを一緒に有してユニット化されて構成されているため、外部からの電力供給が不要で外部配線が不要であり、発光ユニット単体で演出手段や演出手段以外の任意の位置に自由に配設することができるという利点を有する。また、この発光ユニットは、電力発生源として電池を使用していないため、電池交換の作業をすることなく半永久的に発光ユニットを使用することができる。さらに、この発光ユニットを密封することで液体内においても使用することができるように構成することも可能である。
なお、演出手段による演出効果を効果的に発揮させるために、発光ユニットの上面に開口を有した平板状の圧電バイモルフ素子を設けるとともに、その上に遊技球から圧電バイモルフ素子を保護する光透過性を有する光透過部が形成されて光を部分的に透過するカバーを設けて発光ユニットを構成するのが好ましく、このように構成すれば、発光ユニットが可動物に衝突するとその衝突エネルギーがカバーを通って圧電バイモルフ素子に伝達されて起電力が発生してLEDが点灯する。このように点灯したLEDからの光は圧電バイモルフ素子の開口およびカバーを透過して発光ユニットの上面が部分的に発光する。この結果、例えば、サイコロを模して構成された発光ユニットの転動移動に応じて、このサイコロの目に相当する部分のみを発光させる、といった演出効果が得られる。このとき、カバーが圧電バイモルフ素子を覆って保護しており、発光ユニットを収容する可動物に圧電バイモルフ素子が直接衝突してこれを損傷するおそれがない。
また、遊技盤の前面中央にセンター役物が設けられる構成の弾球遊技機においては、センター役物の内部空間の下面に、上述の発光ユニットを内部に有した演出手段を設けることにより、遊技者のほぼ真正面に位置する演出手段による所定の演出動作とともに発光ユニットが発光することで、遊技者に対して効果的な演出を行わせることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本発明に係る弾球遊技機の一例としてのパチンコ機PMの概要構成を図1〜図3の各図を参照して要約説明する。ここで、図1はパチンコ機PMの正面図、図2はパチンコ機PMの背面図、図3はガラス扉5および球皿6を開放して遊技盤10を取り外した状態におけるパチンコ機PMの正面図を示している。
パチンコ機PMは外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載用の前枠2が互いの正面左側上下に配設されたヒンジ機構3a,3bで横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられた施錠装置4を利用して常には外枠1と係合された閉鎖状態に保持される。
前枠2の前面側には、前枠2の前面域に合わせた方形状のガラス扉5および球皿6が正面左側に設けられたヒンジ機構7a,7b,7cを利用して横開き開閉および着脱可能に組付けられ、正面右側の施錠装置4および詳細図示省略するロック機構により前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。また、球皿6の右側下部には遊技球の発射操作を行う操作ハンドル8が取り付けられている。
遊技盤10の遊技領域PAには、図示しない遊技釘が多数配設され、遊技領域PAの中央部には、中央飾り枠30、開閉入賞機構40、液晶表示装置45、演出装置60等を有して構成されるセンター役物CYが配設される。
遊技領域PAの下部には、通過始動口11aを有する始動入賞装置11が設けられ、遊技球が通過始動口11aを通過すると、始動入賞装置11内に設けられた入賞検出センサ(図示せず)に検出されて遊技盤10の裏面側へ排出されるようになっている。この入賞検出センサによる遊技球の入賞が検出されると、所定数の遊技球が賞球として球皿6内に払い出されるとともに、所定の抽選結果に基づいて「当たり」、「ハズレ」が判断され、液晶表示装置45上にこれら当たり、ハズレに対応する演出画像が表示されて遊技者に遊技を楽しめるような演出が行われる。なお、当たり時には、下記特別遊技が行われる。
始動入賞装置11の下方には、開放始動口12aを有する普通電動役物12が設けられ、遊技球が開放始動口12aを通過すると、普通電動役物12内に設けられた入賞検出センサ(図示せず)に検出されて遊技盤10の裏面側へ排出されるようになっている。この入賞検出センサによる遊技球の入賞が検出されると、所定数の遊技球が賞球として球皿6内に払い出される。普通電動役物12は、始動入賞装置11の下方に隣接して設けられた開閉型入賞装置であり、普通電動役物12が閉鎖状態にあるときには、入口部分が始動入賞装置11に塞がれて遊技球は普通電動役物12に入賞できず、普通電動役物12が開放状態にあるときに、遊技球が普通電動役物12に入賞できるようになっている。
普通電動役物12の左方には遊技球が通過可能な普通図柄作動ゲート13が設けられ、普通電動役物12の下方には特別入賞口14aを開閉可能な特別入賞装置14が設けられる。特別入賞装置14は、特別遊技中に特別入賞口ソレノイド(図示せず)を用いて特別入賞口14aを開放し、遊技球を特別入賞口14aに対し通過容易にする。特別入賞口14aは、遊技領域PAの下部に設けられた横長方形状の入賞口であり、特別入賞口14aが閉鎖状態にあるときには、遊技球は特別入賞口14aを通過することができず、特別入賞口14aが開放状態になったときに、遊技球が特別入賞口14aを通過することができる。遊技球が特別入賞口14aを通過すると、特別入賞装置14内に設けられた入賞検出センサ(図示せず)に検出されて遊技盤10の裏面側へ排出されるようになっている。この入賞検出センサによる遊技球の入賞が検出されると、所定数の遊技球が賞球として球皿6内に払い出される。
遊技領域PAの右下部には、普通図柄作動ゲート13での遊技球の通過を契機として行われる抽選の結果に基づいて普通図柄を変動表示する普通図柄表示装置15が設けられる。さらに、遊技領域PAの左右下部には、上方に開口した普通入賞口を有する複数の普通入賞装置16が設けられ、遊技球が普通入賞口を通過すると、普通入賞装置16内に設けられた入賞検出センサ(図示せず)に検出されて遊技盤10の裏面側へ排出されるようになっている。この入賞検出センサによる遊技球の入賞が検出されると、所定数の遊技球が賞球として球皿6内に払い出される。
遊技領域PAの下端には、各入賞装置に入賞せずに落下した遊技球を遊技盤10の裏面側へ排出させるアウト口17が設けられている。
なお、球皿6に前面側が覆われた前枠2の下部領域には遊技補助盤(図示せず)と称される補助機構部が形成されており、この遊技補助盤の各部に、打球発射装置(図示せず)や、裏セット盤20側の賞球排出通路25と繋がり球皿6に排出できない遊技球を一時貯留する貯留カセット(図示せず)などが設けられている。
前枠2の裏面側には、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりもやや小型の方形枠状に形成された裏セット盤20が、前枠2の裏面に設けられた複数のレバーL,L…を利用して着脱可能にセット保持される。裏セット盤20の各部には遊技球を貯留する球貯留タンク21、タンクレール22、整列待機通路23、賞球払い出しカセット24、賞球排出通路25などの賞球装置が装備されるとともに、裏面各部に電源基板26や主基板27等の各種制御基板および電子部品等が取り付けられ、これらの各機器および遊技盤10の裏面に取り付けられた液晶表示装置45の表示制御を行うためのサブ制御基板28が図示省略するワイヤーハーネスで接続されている。
パチンコ機PMは、ガラス扉5、球皿6、裏セット盤20等がそれぞれ閉鎖され、前枠2が外枠1に閉鎖施錠された状態で遊技に供される。遊技は球皿6に遊技球を貯留させて操作ハンドル8を回動操作することにより開始され、球皿6に貯留された遊技球が1球ずつ打球発射装置21に送られ操作ハンドル8の回動操作角度に応じた強度で遊技領域PAに打ち出されてパチンコゲームが展開される。
次に、本発明に係る発光ユニット51を備えた演出装置60を有したセンター役物CYについて図3および図4を追加参照しながら説明する。ここで、図3および図4はセンター役物CYの正面図および斜視図である。
センター役物CYは、樹脂材料を用いて射出成形等により一体的に形成された中央飾り枠30を遊技盤10の中央前面側に取り付けられて構成される。中央飾り枠30は、平板状の前面板部31と、前面板部31の上側周囲を囲んで前方に突出した周壁部32と、前面壁部31の中央に矩形状に窪んだ内部空間35を形成する上下左右面35a〜35dとを有し、内部空間35の奥に液晶表示装置45が取り付けられている。なお、液晶表示装置45の下側に中央飾り枠30の一部を構成する後面壁34が一体に設けられている。また、周壁部32の上部にはワープ導入開口33a,33bを形成する左右入球ガイド32a,32bが一体に設けられている。
周壁部32の左端下端に繋がって開閉入賞機構40が設けられており、所定の入賞条件下(例えば、普通図柄作動ゲート13での遊技球の通過を契機として行われる抽選の結果に基づいて)で導入羽根41が図3において二点鎖線で示すように開放され、遊技球を内部空間35内に導入するようになっている。
また、内部空間35の下面35dに一対の入賞開口38が設けられており、遊技球が入賞開口38の中に入り込むことができるようになっている。この入賞開口38内に遊技球が入ると、内部に設けられた入賞検出センサ(図示せず)に検出され、所定数の遊技球が賞球として球皿6内に払い出される。なお、下面35dの前部は段差が設けられて左右から中央に向かって下るテーパ状の転動路35e形成されており、この転動路35eの中央部に窪み35fが形成されている。
一方、中央飾り枠30の上部に形成された左ワープ導入開口33aの内部には第1ワープ球入口36aが設けられ、中央飾り枠30の内部に遊技球が通過可能な第1ワープ通路36が図3において波線で示すように形成されている。第1ワープ通路36は一端が第1ワープ球入口36aに繋がり、他端が後面壁34に形成されたワープ球出口開口34aに繋がる。このため、左ワープ導入開口33a内に入り込んだ遊技球は第1ワープ球入口36aから第1ワープ通路36内に導かれ、第1ワープ通路36を通ってワープ球出口開口34aから下面35dに排出される。そして、下面35dの上を転動移動し、入賞開口38内に入り込んだり、転動路35e上に落下したりする。
同様に、中央飾り枠30の上部に形成された右ワープ導入開口33bの内部には2つの第2ワープ球入口37aが設けられ、中央飾り枠30の内部に遊技球が通過可能な第2ワープ通路37が図3において波線で示すように形成されている。第2ワープ通路37は一端が第2ワープ球入口37aに繋がり、他端がワープ球出口開口34aに繋がる。このため、右ワープ導入開口33b内に入り込んだ遊技球は第2ワープ球入口37aから第2ワープ通路37内に入り込むことが可能であり、第2ワープ通路37を通ってワープ球出口開口34aから下面35dの上端部に排出される。そして、下面35dの上を転動移動し、入賞開口38内に入り込んだり、転動路35e上に落下したりする。
なお、転動路35e上に落下した遊技球は転動路35e上を転動移動して前方に落下するが、このとき転動路35eの中央に形成された窪み35fから前方に落下し易くなっており、窪み35fから前方に落下した遊技球は、その下方に位置する始動入賞装置11の通過始動口11a内に入り込み易いようになっている。
また、図3および図4に示すように、内部空間35の下部には演出装置60が設けられている。この演出装置60は、直方体状に形成された収容箱61と、左面35bおよび右面35cから各々延びて、この収容箱61の両側部を軸支する回転軸62とを有して構成される。収容箱61内には、各々が発光ユニット51,51…を構成する複数のサイコロが収容されている。この収容箱61はアクリル等からなる光透過性樹脂からなり、内部の発光ユニット51,51…を外部から視認できるようになっている。また、左面35b側もしくは右面35c側の回転軸62の一端には図示しないモータが設けられ、このモータを回転駆動させることで回転軸62が回転し、収容箱61を回転させることが可能になっている。そして、収容箱61が回転すると、発光ユニット51,51…はこの収容箱61内を転動するようになっている。
次に、収容箱61内部の発光ユニット51の構成について、図5乃至図7を加えて説明する。なお、図5は収容箱61内に収まっている複数の発光ユニット51,51,…のうち、1つの発光ユニット51を例にその構成を示す分解斜視図であり、図6は圧電バイモルフ素子53の側面図と当該圧電バイモルフ素子53に電気的に接続される発光ダイオード55を示す図で、さらに、図7は発光ユニット51の構成部品である圧電バイモルフ素子53の構成を示す斜視図(A)、圧電バイモルフ素子53からの発生電流例を示すグラフ(B)および負荷抵抗に対応する発生電流および電圧特性を示すグラフ(C)である。
ここではまず、1つの発光ユニット51を例に収容箱61内部の発光ユニット51の構成について説明する。図5に示すように、発光ユニット51は、全体として立方体の形状を呈する枠56に、板状の圧電バイモルフ素子53の上下面とライン54により電気接続された発光ダイオード(LED)55を、圧電バイモルフ素子53が枠56に密着するようにして配設し、さらに、圧電バイモルフ素子53の上面に単数もしくは複数の円形の抜き穴52a,52a…を有する光を遮断できるような薄い板状のカバー52を接合して構成される。
なお、図5においては、カバー52に5箇所の抜き穴52a,52a…が施されている場合を例として挙げているが、カバー52に1箇所乃至6箇所の抜き穴52a,52a…を開けたものを6枚の圧電バイモルフ素子53の上面にそれぞれ接合して枠56に各々と取り付ければ、1箇所乃至6箇所の抜き穴を表面に有する立方体、すなわち1〜6までの目を有するサイコロが出来上がる。
圧電バイモルフ素子53の中央には円形状に開口53fが形成されているとともに、この開口53fと対向して発光ダイオード55が配設されている。このため、発光ダイオード55が発光したときにその光は開口53fおよびカバー52の抜き穴52a,52a…を通過する。したがって、発光ユニット51が発光した場合に丁度サイコロの各々の目が発光するような感じに映る。このように発光ユニット51は、電力発生源である圧電バイモルフ素子53と発光源である発光ダイオード55とを一緒に有してユニット化されて構成されているため、外部からの電力供給が不要で外部配線が不要であり、発光ユニット51単体で遊技盤10上における任意の位置に自由に配設することができる。
なお、上述した発光ユニット51の全体的な形状は、立方体状(いわゆるサイコロ状)であったが、これはあくまでも発光ユニット51の一例であって上述したものに限られない。すなわち、発光ユニット51は、収容箱61内を転動可能な立方体状以外の多面体状に形成されていてもよい。
また、カバー52における光透過手段として、上記のように必ずしも抜き穴52a,52a…を形成する必要ななく、発光ユニット51の外部に向けて光を透過させればよいから、カバー52のうち、抜き穴52a,52a…が設けられた部分を光透過性樹脂により構成してもよい。さらに、このように抜き穴52a,52a…の代わりに光透過性樹脂を使用することで、圧電バイモルフ素子53および発光ダイオード55を発光ユニット51に密封すれば、発光ユニット51を液体内においても使用することが可能である。
ここで、発光ユニット51を構成する圧電バイモルフ素子53について詳しく説明する。図6に示すように、いずれも2mm程度の厚さを有した圧電バイモルフ素子53は、ライン54,54を介して発光ダイオード55に電気的に接続されている。この圧電バイモルフ素子53は、Pb(Zr,Ti)O3系(いわゆるPZT)などの焼結体を分極処理した圧電セラミックス、もしくはフッ化ビニリデン(VDF)トリフルオロエチレン(TrFE)共重合体などの圧電高分子膜からなっている。
圧電バイモルフ素子53は、2枚の圧電膜53b、53dの間にFRP等からなる基板53cが介在され、上部圧電膜53bの上面に上部電極層53aが設けられ、下部圧電膜53dの上面に下部電極層53eが設けられたバイモルフ構造となっている。なお、圧電膜53b、53dの自発分極の方向はすべて各圧電膜の膜厚方向であって上向きとなっている。
このように構成される圧電バイモルフ素子53では、図6において圧電バイモルフ素子53が全体的に上側に突出する方向に湾曲するように外部から力が作用した場合には、電極層53aが正の電極に、電極層53eが負の電極になるような起電力が発生する。一方、図6において圧電バイモルフ素子53が全体的に下側に突出する方向に湾曲するように外部から力が作用した場合には、電極層53eが正の電極に、電極層53aが負の電極になるような逆起電力が発生する。
そして、図6において圧電バイモルフ素子53が、全体的に上側に突出する方向に湾曲するように外部から力が作用した場合には、すなわち、電極層53aが正の電極になるような起電力が発生した場合には、これに応じて発光ダイオード55に順方向の電圧が印加されて発光ダイオード55が発光する。一方、圧電バイモルフ素子53が、全体的に下側に突出する方向に湾曲するように外部から力が作用した場合には、すなわち、電極層53eが正の電極になるような起電力が発生した場合には、発光ダイオード55に逆方向の電圧が印加されるため、発光ダイオード55は発光しない。
したがって、圧電バイモルフ素子53が上側に突出する方向に湾曲するような面外変位と、圧電バイモルフ素子53が下側に突出する方向に湾曲するような面外変位とを繰り返せば、すなわち、発光ユニット51が何かの物体に衝突することにより圧電バイモルフ素子53が振動すれば、発光ダイオード55の発光と消滅とが繰り返される。
上記のような構成の発光ユニット51は、上述したように、回転可能な収容箱61内部に複数個収められている。そして、収容箱61の回転にともなって、発光ユニット51,51…が収容箱61の内壁に衝突しながら転動移動する。このため、発光ユニット51,51…の収容箱61の内壁への衝突の際もしくは発光ユニット51同士の衝突の際に、カバー52を介して圧電バイモルフ素子53が衝撃を受けることにより、圧電バイモルフ素子53が変形して起電力が発生し、発光ダイオード55を発光させる。この発光ダイオード55から発光した光は圧電バイモルフ素子53の中央の開口53fおよびその上のカバー52に設けられた抜き穴52a,52a,…を透過して発光ユニット51の上面を発光させることになる。
この結果、収容箱61を回転させる演出動作により発光ユニット51が収容箱61内を転動移動して発光ユニット51が発光することにより、演出装置60が遊技中における装飾効果を演出することができる。なお、発光ユニット51の上面において、圧電バイモルフ素子53はカバー52により覆われているため、発光ユニット51が収容箱61の内壁に衝突したとき、もしくは発光ユニット51同士が衝突したときに、圧電バイモルフ素子53に衝突力は伝達されるがカバー52により保護されて圧電バイモルフ素子53が損傷することを防止する。
このように圧電バイモルフ素子53が衝突力を受けたときに圧電バイモルフ素子53から発生する起電力について、遊技球が衝突した圧電バイモルフ素子53から発生する起電力を例に、図7を参照して説明する。なお、図7に示す説明図は「日新電機株式会社のホームページ」の記載を転載したものであり、著作権は日新電機株式会社が有する。図7(A)には圧電バイモルフ素子70の上にボールBを落下衝突させたときの起電力を測定するという実験方法を示すが、圧電バイモルフ素子70は絶縁シート72の上下面に圧電セラミックスシート71をそれぞれ貼り付けて構成される。
図7(A)に示す実験を行ったときに圧電バイモルフ素子70からの発生電流の一例を示すのが図7(B)のグラフである。また、このとき、負荷抵抗に対する発生電流および電圧の関係が図7(C)のグラフに示されている。このように板状の圧電バイモルフ素子70にボールBが衝突したときに上下の圧電セラミックシート71の間で起電力が発生することが分かる。ここで本発明に係る発光ユニット51においては、圧電バイモルフ素子53は図7(A)と同一構成であり、上下にライン54を介して発光ダイオード55が電気接続されているため、収容箱61内を発光ユニット51が転動移動するときに、発光ユニット51が収容箱61の内壁面に衝突すると圧電バイモルフ素子53から起電力が発生して発光ダイオード55を発光させる。
以上説明したように、本発明に関する弾球遊技機おいては、演出手段の演出動作とともに演出手段に設けられた複数の発光ユニットの発光ダイオードが点灯して演出効果を得ることができる。特に、この発光ユニットは、電力発生源である圧電バイモルフ素子と発光源である発光ダイオードとを一緒に有してユニット化されて構成されているため、外部からの電力供給が不要で外部配線が不要であり、発光ユニット単体で演出手段や演出手段以外の任意の位置に自由に配設することができるという利点を有する。また、上記のように、電力発生源として電池を使用していないため、電池交換の作業をすることなく半永久的に発光ユニットを使用することができる。さらに、この発光ユニットを密封することで液体内においても使用することができるように構成することも可能である。
発光ユニットの上面には、光を部分的に透過するカバーが設けられており、発光ダイオードからの光はカバーを透過して発光ユニットの上面が部分的に発光する。この結果、上記の実施例のように、サイコロを模して構成された発光ユニットの転動移動に応じて、このサイコロの目に相当する部分のみを発光させる、といった演出効果が得られる。また、センター役物の内部空間の下面に、上述の発光ユニットを内部に有した演出手段を設けることにより、遊技者のほぼ真正面に位置する演出手段による所定の演出動作とともに発光ユニットが発光することで、遊技者に対して効果的な演出を行わせることができる。
なお、これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係る発光ユニットをパチンコ機ではなく、いわゆるピンボールゲーム機に適用してもよい。遊技者の操作するレバーによってボールを弾く遊技を行うピンボールゲーム機に適用する場合には、例えば、光透過性の樹脂で覆われたボールの内部に圧電バイモルフ素子と圧電バイモルフ素子に繋がる発光ダイオードとを取り付けるようにすればよい。すなわち、遊技に使用するボール自体が発光ユニットを構成する。このような構成により、ボールがレバーに衝突する際もしくはボール同士が衝突する際にボールの内部の発光ユニットを発光させることができ、遊技者に対して、よりインパクトのあるゲーム機を提供することができる。
本発明に係る弾球遊技機の一例として示すパチンコ機の正面図である。 上記パチンコ機の背面図である。 上記パチンコ機の遊技盤に装着されるセンター役物を示す正面図である。 上記センター役物の斜視図である。 上記センター役物に設けられた発光ユニットを構成部品に分解して示す斜視図である。 上記圧電バイモルフ素子の側面図と上記圧電バイモルフ素子に電気的に接続される発光ダイオードを示す図である。 上記発光ユニットを構成する圧電バイモルフ素子の特性実験方法を示す斜視図(A)、この実験により圧電バイモルフ素子から発生する電流特性を示すグラフ(B)および負荷抵抗に対する発生電流および電圧特性を示すグラフ(C)である。
符号の説明
PM パチンコ機(弾球遊技機)
PA 遊技領域
CY センター役物
1 外枠
2 前枠
6 球皿
10 遊技盤
11 始動入賞装置(入賞装置)
14 特別入賞装置(入賞装置)
16 普通入賞装置(入賞装置)
30 中央飾り枠
35 内部空間
35a〜35d 上下左右面
45 液晶表示装置
51 発光ユニット
52 カバー
52a 抜き穴(光透過部)
53 圧電バイモルフ素子
53f 開口
54 ライン
55 発光ダイオード(LED素子)
60 演出装置(演出手段)
61 収容箱(可動物)

Claims (4)

  1. 遊技盤と、前記遊技盤の前面に取り付けられ前記遊技盤上を落下する遊技球を受入可能な入賞装置と、可動物を有して前記遊技盤上に設けられ前記可動物を駆動させて所定の演出動作を行う演出手段とを有する弾球遊技機であって、
    前記可動物が複数の発光ユニットを内部に収容し前記可動物が駆動されるとともに前記複数の発光ユニットが前記可動物内を転動移動可能に構成され、
    前記発光ユニットが、前記発光ユニットを形成する外面に設けられ前記発光ユニットの転動移動による前記可動物への衝突もしくは前記発光ユニット同士の衝突により変形可能な圧電バイモルフ素子と、内部に配設されて前記圧電バイモルフ素子の変形により前記圧電バイモルフ素子において発生する起電力の供給を受けて発光可能なLED素子とから構成されることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記圧電バイモルフ素子が開口を有した平板状に形成されて前記発光ユニットに配設され、前記開口を含む前記圧電バイモルフ素子の表面を覆って光透過性を有する光透過部が形成された平板状のカバーが前記発光ユニットの表面に配設され、前記LED素子から出射した光が前記開口および前記カバーの前記光透過部を透過して発光するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記発光ユニットの形状が多面体状に形成され、前記多面体の各面に前記LED素子に繋がる前記圧電バイモルフ素子と前記カバーとが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記遊技盤の前面中央に、遊技球を内部空間内に導入可能に構成されたセンター役物が設けられ、前記演出手段が回転自在な前記可動物を有して前記内部空間に取り付けられ、
    前記演出手段の演出動作による前記可動物の回転とともに前記発光ユニットが前記可動物内を転動移動することを特徴とする請求項1から3に記載の弾球遊技機。
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