JP2002331163A - サイコロの構造 - Google Patents

サイコロの構造

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JP2002331163A
JP2002331163A JP2001108800A JP2001108800A JP2002331163A JP 2002331163 A JP2002331163 A JP 2002331163A JP 2001108800 A JP2001108800 A JP 2001108800A JP 2001108800 A JP2001108800 A JP 2001108800A JP 2002331163 A JP2002331163 A JP 2002331163A
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JP
Japan
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dice
switch
light emitting
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control circuit
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JP2001108800A
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English (en)
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Nishizono Gabriele
西園 ガブリエル
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GABRIEL SAION
Original Assignee
GABRIEL SAION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイコロ自体を発光させ、更には、点滅発光
させて、サイコロが静止するまでの間も、視覚的に楽し
ませ、あるいは、賽の目の結果を視覚的に高揚させるサ
イコロの構造を提供する。 【解決手段】 各面に異なる数字・文字・図柄などのキ
ャラクタ表示がなされた正六面体または正多面体よりな
るサイコロ本体を、透明または半透明な材料で構成する
と共に、前記サイコロ本体内に、サイコロが振られた際
の振動、結果を感知して予定の時間、点滅する発光部お
よびその制御回路を装備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、遊技用
あるいは占い用などのサイコロの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、サイコロは、ゲームの進行に当た
り、その順番を決定したり、それ自体を、遊技対象とし
て、例えば、サイコロの六面に表示された数字を当てる
などのゲームに用いられ、親しまれてきた。また、最近
では、六面に、[Yes/No/Onemore]など
の文字を表示し、個人の意志決定に当たり、その行動の
可否を占うことなどにも採用されているので、個人的に
常時、携帯する場合もある。
【0003】しかしながら、旧来のサイコロの構造は、
単純そのもので、サイコロが転がる動作と、最後に静止
した際の、サイコロ本体の上面の数字、文字などを確認
する瞬間の興奮を味わう程度に留まっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
基づいてなされたもので、サイコロが振られる際の振
動、あるいは、結果を感知して、サイコロ自体を発光さ
せ、更には、点滅発光させて、サイコロが静止するまで
の間も、視覚的に楽しませ、あるいは、賽の目の結果を
視覚的に高揚させることができるサイコロの構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のサイ
コロの構造では、各面に異なる数字・文字・図柄などの
キャラクタ表示がなされた正六面体または正多面体より
なるサイコロ本体を、透明または半透明な材料で構成す
ると共に、前記サイコロ本体内に、サイコロが振られた
際の振動あるいは結果を感知して予定の時間、点滅する
発光部およびその制御回路を装備し、前記発光部の光
を、前記サイコロ本体を通して、外部に放出するように
構成したことを特徴とする。
【0006】この場合、好ましい実施の形態として、前
記発光部は、サイコロ本体の各面に向けて発光できるよ
うに、サイコロ本体内に配置された一つまたは複数の発
光ダイオードからなり、前記制御回路は、前記発光ダイ
オードを付勢するための電源部と、サイコロが振られた
際の振動でオン・オフ動作し、あるいは、一定の賽の目
が出た際に動作するスイッチと、該スイッチのオン動作
で、一定時間、前記発光ダイオードを電源部に短絡する
付勢回路をオン状態とするワンショットマルチバイブレ
ータとを具備するのがよい。
【0007】更に、前記制御回路は、前記付勢回路のオ
ン状態で、前記発光ダイオードを高速で点滅する発信回
路を装備していることにより、視覚的な趣向を高揚でき
る点で有利であり、また、電力消耗を低減できる効果も
ある。なお、前記サイコロ本体が、ストラップ紐を接続
するための貫通孔を備えていることで、利用者の携帯に
利便性を与えることができる。
【0008】前記スイッチに水平を感知してオン動作す
る水銀スイッチを用いることにより、特定の賽の目での
み点滅させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して具体的に説明する。本発明のサイコロの構
造は、各面に異なる数字・文字・図柄などのキャラクタ
表示がなされた正六面体よりなるサイコロ本体1を、透
明または半透明な材料(例えば、硬質合成樹脂、強化ガ
ラスなど)で構成すると共に、サイコロ本体1内に、サ
イコロが振られた際の振動を感知して予定の時間、点滅
する発光部2およびその制御回路3を装備し、発光部2
の光を、サイコロ本体1を通して、外部に放出するよう
に構成している。
【0010】この実施の形態では、正六面体のサイコロ
で説明するが、正十二面体などの多面体の形態にも適用
できることは言うまでもない。
【0011】特に、この実施の形態では、発光部2およ
び制御回路3は、透明なカプセル4内に収納され、サイ
コロ本体1内に埋め込まれている。カプセル4内では、
発光部2および制御回路3の構成部品が、ベースプレー
ト5に保持されており、このベースプレート5は、カプ
セル4内に、適当な手段で固定されている。
【0012】発光部2は、サイコロ本体1の各面に向け
て発光できるように、サイコロ本体1内に配置された複
数の発光ダイオード(以下、LEDと称す)からなり、
また、制御回路3は、LEDを付勢するための電源部3
1と、サイコロが振られた際の振動でオン・オフ動作す
る振動スイッチ、例えば、バネ式スイッチ32と、スイ
ッチ32のオン動作で、一定時間、LEDを電源部31
に短絡する付勢回路をオン状態とするワンショットマル
チバイブレータ33と、交互点灯マルチバイブレータ3
4を具備している。
【0013】更に、この実施の形態では、制御回路3
は、前記付勢回路のオン状態で、LEDを高速で点滅す
る発信回路35を装備している。なお、図中、符号36
は、LEDの発光を、効率よく外部に導くための反射鏡
である。また、実施の形態として、電源部31に、太陽
電池31a、二次電池31bおよびバイアスのためのダ
イオード31cの構成を採用しても良い(図4を参
照)。
【0014】また、この実施の形態では、利用者の携帯
の利便性を考慮して、サイコロ本体1には、ストラップ
紐6を接続するための貫通孔7が、例えば、そのコーナ
ーに位置して、備えられている。また、サイコロ本体1
の六面には、例えば、占い用として、互いに対向する面
で、同じ表示となる[Yes/No/Onemore]
のキャラクタが、非透明文字として設けられている。
【0015】このような構成では、サイコロ本体1をテ
ーブル上で転がした際、その振動により、バネ式スイッ
チ32が、オン・オフ動作する。これにより、ワンショ
ットマルチバイブレータ33が動作して、一定時間、電
源部31を、付勢回路を介してLEDに短絡し、これを
発光させる。なお、この実施の形態では、交互点灯マル
チバイブレータ34の働きで、複数(この実施の形態で
は、2個)のLEDを交互点灯させ、点滅に変化を与え
ている。また、発信回路35が働いて、LEDを高速で
点滅させる。
【0016】サイコロ本体1がテーブル上で転がる間、
バネ式スイッチ32は繰り返し、オン・オフ動作を行
い、これに対応するワンショットマルチバイブレータ3
3、交互点灯マルチバイブレータ34も動作するので、
サイコロ本体1が静止するまで、即ち、賽の目が出るま
での時間、LEDの発光、点滅が持続され、利用者の視
覚的趣向を満足させることができる。
【0017】これにより、例えば、この実施の形態のよ
うに、賽の目が[Yes/No/Onemore]の何
れかを示すことで、利用者は、個人の意志決定に当た
り、その行動の可否を占うことができる。
【0018】なお、この実施の形態では、振動スイッチ
として、バネ式スイッチ(一般に、片持ち梁式、コイル
スプリング式などの機械的弾性手段を備える)を採用し
たが、永久磁石、圧電素子、水銀などを用いた他の振動
スイッチを採用しても良い。
【0019】水銀スイッチを用いることによれば、水銀
スイッチの水平状態を感知してオン動作をさせることが
できる。このため、特定の賽の目に応じて点滅させるこ
とができる。また、多面体のサイコロにおいては、特定
範囲の賽の目に応じて点滅させる事ができる。
【0020】また、図5に示すように、前記振動スイッ
チに代えて、サイコロ本体1の対向面[Yes]のみ
が、テーブル面に接触した際にオン動作する常開のスイ
ッチ、例えば、接触式スイッチ(コイルバネ支持)37
を装備して、そのサイコロ本体1が静止した時に、マル
チバイブレータ33、交互点灯マルチバイブレータ34
を駆動し、発光、点滅を一定時間、持続する構成にして
もよい。この場合には、スイッチ37は、前述のカプセ
ル4より外側で、サイコロ本体1内に、その接触子37
aを、該当面に臨ませて、装備される。これは、賽の目
が決定した時の、利用者の興奮を高揚する効果がある。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、各
面に異なる数字・文字・図柄などのキャラクタ表示がな
された正六面体よりなるサイコロ本体を、透明または半
透明な材料で構成すると共に、前記サイコロ本体内に、
サイコロが振られた際の振動あるいは結果を感知して予
定の時間、点滅する発光部およびその制御回路を装備
し、前記発光部の光を、前記サイコロ本体を通して、外
部に放出するように構成している。
【0022】従って、サイコロが振られる際の振動、あ
るいは、結果を感知して、サイコロ自体を発光させ、更
には、点滅発光させて、サイコロが静止するまでの間
も、視覚的に楽しませ、あるいは、賽の目の結果を視覚
的に高揚させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、縦断側面図である。
【図3】同じく、制御回路を示すブロック図である。
【図4】同じく、電源部の構成を示す回路図である。
【図5】別のスイッチの構成を示すサイコロの縦断側面
図である。
【符号の説明】
1 サイコロ本体 2 発光部 3 制御回路 4 カプセル 5 ベースプレート 6 ストラップ紐 7 貫通孔 31 電源部 31a 太陽電池 31b 二次電池 31c ダイオード 32 バネ式スイッチ 33 ワンショットマルチバイブレータ 34 交互点灯マルチバイブレータ 35 発信回路 36 反射鏡 37 スイッチ 37a 接触子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各面に異なる数字・文字・図柄などのキ
    ャラクタ表示がなされた正六面体または正多面体よりな
    るサイコロ本体を、透明または半透明な材料で構成する
    と共に、前記サイコロ本体内に、サイコロが振られた際
    の振動あるいは結果を感知して予定の時間、点滅する発
    光部およびその制御回路を装備し、前記発光部の光を、
    前記サイコロ本体を通して、外部に放出するように構成
    したことを特徴とするサイコロの構造。
  2. 【請求項2】 前記発光部は、サイコロ本体の各面に向
    けて発光できるように、サイコロ本体内に配置された一
    つまたは複数の発光ダイオードからなり、前記制御回路
    は、前記発光ダイオードを付勢するための電源部と、サ
    イコロが振られた際の振動でオン・オフ動作し、あるい
    は、一定の賽の目が出た際に動作するスイッチと、該ス
    イッチのオン動作で、一定時間、前記発光ダイオードを
    電源部に短絡する付勢回路をオン状態とするワンショッ
    トマルチバイブレータとを具備することを特徴とする、
    請求項1に記載のサイコロの構造。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記付勢回路のオン状
    態で、前記発光ダイオードを高速で点滅する発信回路を
    装備していることを特徴とする、請求項2に記載のサイ
    コロの構造。
  4. 【請求項4】 前記スイッチは、水平を感知してオン動
    作する水銀スイッチであることを特徴とする請求項1,
    2または3記載のサイコロの構造。
  5. 【請求項5】 前記サイコロ本体は、ストラップ紐を接
    続するための貫通孔を備えていることを特徴とする、請
    求項1ないし3の何れか1項に記載のサイコロの構造。
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Cited By (5)

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