JP3042527B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP3042527B2
JP3042527B2 JP11070537A JP7053799A JP3042527B2 JP 3042527 B2 JP3042527 B2 JP 3042527B2 JP 11070537 A JP11070537 A JP 11070537A JP 7053799 A JP7053799 A JP 7053799A JP 3042527 B2 JP3042527 B2 JP 3042527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
big hit
display
symbol
state
symbols
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11070537A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11313937A (ja
Inventor
征一郎 福島
旬太郎 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13434393&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3042527(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP11070537A priority Critical patent/JP3042527B2/ja
Publication of JPH11313937A publication Critical patent/JPH11313937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3042527B2 publication Critical patent/JP3042527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄の変動
表示が順次停止され、その停止時の図柄が大当り図柄の
組合せとなったときに大当り状態となって変動入賞装置
を所定の態様で開放駆動するパチンコ機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、複数(例えば、3つ)の図柄の
動表示が順次停止され、その停止時の図柄が大当り図柄
の組合せとなったときに大当り状態となって変動入賞装
置を所定の態様で開放駆動するパチンコ機が多数市場に
提供されていた。このようなパチンコ機にあっては、複
数の図柄の変動表示が順次停止される様子をすべて遊技
者が視認できるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のパ
チンコ機においては、遊技者が大きな利益を得るために
は、複数の図柄の停止時に表示される図柄の組合せが予
め定められた大当り図柄の組合せ、例えば、すべて同一
の図柄となることである。この場合、最後の1つを除く
柄が停止した状態で大当りとなる可能性があるか否か
が判断でき、大当りとなる可能性がない場合には、最後
に変動停止する図柄の変動表示が視認できても遊技者の
興味は、図柄に向くことがなく、大当りとなる可能性が
ある場合だけに最後に変動停止する図柄の変動表示に遊
技者の興味が向けられるだけである。本発明は、上記し
た実情に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、例えば、大当りとなる可能性がある場合に最後に変
動停止する図柄の変動表示に対して遊技者の注意を向け
ることが可能なパチンコ機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数の図柄の変動表示が順
次停止され、その停止時の図柄が大当り図柄の組合せと
なったときに大当り状態となって変動入賞装置を所定の
態様で開放駆動するパチンコ機において、前記複数の図
柄のうち、最後に変動停止する図柄を遊技者が視認し難
い状態に液晶を駆動制御し、最後に変動停止する図柄以
外の図柄の組合せが前記大当り図柄の組合せであるリー
チ状態になったときに、最後に変動停止する図柄を遊技
者が視認できるように液晶を駆動制御し得ることを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】複数の図柄の一部、例えば最後に変動停止され
る図柄が液晶によって視認し難い状態にすることができ
るので、視認し難い図柄以外の視認できる図柄に対する
変動表示に対しても遊技者の興趣が向くと共に、視認し
難い図柄がどのように変動表示されているかが分から
ず、遊技者の期待感を盛り上げることができる。特に、
大当りとなる可能性がある場合に、それまで視認され難
かった図柄を視認できるように変化させることにより、
遊技者に新鮮な期待感を持たせることができるものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1を参照して実施
形態に係る図柄表示装置20が設けられるパチンコ機の
遊技盤1の構成について説明する。
【0007】図1において、正方形状に構成された遊技
盤1の前面には、ほぼ円状に設けられる誘導レール2に
よって区画された遊技領域3が形成されている。遊技領
域3のほぼ中央には、本実施形態の要部を構成する図柄
表示装置20が配置され、該図柄表示装置20の下方に
変動入賞装置4が配置されている。
【0008】変動入賞装置4は、開閉板5を有してお
り、その開閉板5が図示しない開閉ソレノイド6(ただ
し、図3のブロック図に表示)によって開閉駆動される
ようになっている。また、変動入賞装置4には、図示し
ないが開閉板5が開放した状態で受け入れた入賞玉を検
出する10カウント検出スイッチ14と開閉板5内に形
成されるV入賞口に入賞した入賞玉を検出するV入賞検
出スイッチ15(ただし、共に図3のブロック図に表
示)とが設けられている。
【0009】上記のように構成される変動入賞装置4
は、後述する大当り状態となったときに開閉板5が一定
時間(例えば、30秒)経過するまで、あるいは所定個
数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで開放し、
そのような開放状態をV入賞口に入賞玉が入賞すること
を条件として所定回数(例えば、16回)繰り返すよう
になっている。しかして、10カウント検出スイッチ1
4は、開閉板5の1回の開放中に受け入れられる入賞玉
数を計数するために使用され、V入賞検出スイッチ15
は、開閉板5が繰り返して開放される条件を検出するた
めに使用されるものである。
【0010】また、遊技領域3には、始動入賞口7a〜
7cが設けられている。この始動入賞口7a〜7cは、
図柄表示装置20の後述する図柄表示器25a〜25c
の変動表示を許容するものであり、このため、始動入賞
口7a〜7cは、打球の入賞を検出する始動入賞検出ス
イッチ13a〜13c(図示しない;ただし、図3のブ
ロック図に表示)を内蔵している。また、始動入賞口7
aは、図柄表示装置20と変動入賞装置4との間に、始
動入賞口7b,7cは、変動入賞装置4の開閉板5の左
右にそれぞれ配置されている。
【0011】更に、遊技領域3には、図柄表示装置20
の両側にチューリップ式入賞口8a,8bが設けられ、
変動入賞装置4の斜め上方左右に入賞口9a,9bが配
置されている。これらの入賞口8a,8b、9a,9b
には、図示しないが各種の遊技状態に応じて点灯したり
点滅したりする動作ランプ10(ただし、図3のブロッ
ク図に表示)が内蔵されている。また、遊技領域3の左
右両側には、大当り状態となったときに点滅してその旨
を遊技者に報知する大当りランプ11a,11bも配置
されている。
【0012】また、遊技領域3の最下方には、上記した
入賞口等に入賞しない打球が回収されるアウト口12も
設けられている。
【0013】ところで、遊技領域3のほぼ中央に設けら
れる図柄表示装置20は、図1及び図2に示すように、
遊技盤1の表面に取付けられる取付基板21に集約して
形成されている。すなわち、取付基板21の上部には、
入賞口22が形成され、該入賞口22の下方に前記10
カウント検出スイッチ14で検出された入賞玉数を表示
する入賞個数表示LED23が前面に臨むように設けら
れている。また、入賞個数表示LED23の下方に前記
始動入賞口7a〜7cに入賞した入賞玉数を記憶した旨
を報知する始動記憶表示LED24も取付基板21の前
面に臨むように設けられている。この始動記憶表示LE
D24は、図柄表示器25a〜25cの変動表示中又は
大当り状態中のときに打球が始動入賞口7a〜7cに入
賞したときに記憶保留され、その保留された数だけ始動
記憶表示LED24が点灯し、図柄表示器25a〜25
cの変動開始毎に1つづつ消灯するようになっている。
ただし、その記憶数は、最高4個までとされ、それ以上
の始動入賞は、無効とされる。
【0014】更に、取付基板21には、そのほぼ中央に
3つの図柄表示器25a〜25cが設けられている。本
実施形態における図柄表示器25a〜25cは、7セグ
メントLEDで構成されているため、それによって表示
される図柄は、数字の「1」〜「0」までの十種類であ
る。そして、この図柄表示器25a〜25cは、打球が
始動入賞口7a〜7cに入賞したことに基づいて上記し
た数字を遊技者に識別できない程の速さで変動表示し、
一定時間(例えば、5秒)経過したときに、まず左の図
柄表示器25aの変動表示が停止され、次いで所定時間
経過後に右の図柄表示器25cの変動表示が停止され、
更に所定時間経過後に中央の図柄表示器25bが停止す
るように制御される。停止時に3つの図柄表示器25a
〜25cに表示される図柄が全て同一の数字となったと
きには、大当り状態となり、前記したように変動入賞装
置4を駆動制御して短時間に多数の入賞玉が発生するよ
うになっている。
【0015】また、図柄表示器25a〜25cの前面に
は、図2に示すように透明な前面被覆ガラス26が設け
られ、その前方であって中央の図柄表示器25bに対応
する位置にシャッター部材27が出没する出没穴28が
設けられている。しかして、通常の状態で図柄表示器2
5bを隠すようにシャッター部材27が出没穴28から
突出して遊技者に視認できないようにしており、左右の
図柄表示器25a,25cに表示される停止図柄が大当
りとなる可能性がある図柄の組合せ、即ち、同じ数字で
あるとき(以下、リーチ状態という)にシャッター部材
27が没入して中央の図柄表示器25bを遊技者が視認
できるようになっている。そして、シャッター部材27
を駆動する機構として、図2に示すように、シャッター
部材27の下端に後方に向って係合片29が突設され、
該係合片29に開設される係合長穴30に梃杆31の先
端に突設された係合ピン32が係合している。梃杆31
は、その後方部を支軸33で回動自在に軸支される。ま
た、梃杆31の後端部は、シャッターソレノイド34の
プランジャ35の先端に固着される押圧片36と対面す
るようになっている。しかして、シャッターソレノイド
34が励磁されない通常の状態では、プランジャ35に
周設されるスプリング37の付勢力によりプランジャ3
5が下降した位置となって押圧片36によって梃杆31
の後端部が下方に向って押し上げられ、このため梃杆3
1の先端部が上昇してシャッター部材27を上昇させた
位置となっている。すなわち、中央の図柄表示器25b
が遊技者から視認できないようになっている(図2実
線)。一方、シャッターソレノイド34が励磁される
と、プランジャ35が吸引されて上昇するので、押圧片
36による梃杆31の後端部への押圧力が除かれるた
め、梃杆31の先端部がシャッター部材27と共にその
自重により下降することになる。このため、中央の図柄
表示器25bを遊技者は、視認することができる(図2
一点鎖線)。
【0016】以上、パチンコ機の遊技盤1に設けられる
各種の構成について説明したが、上記した図柄表示装置
20や変動入賞装置4等は、図3に示す制御回路によっ
て制御される。制御回路は、制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ40を含み、マイクロコンピュータ40に
は、外部ROM41、外部RAM42が接続されてい
る。外部ROM41には、処理手順を示したプログラム
データが格納され、外部RAM42は、必要なデータの
書き込み、呼出しが行われるようになっている。
【0017】前記始動入賞検出スイッチ13a〜13
c、10カウント検出スイッチ14、V入賞検出スイッ
チ15は、チャタリングを防止するためのフリップフロ
ップからなる波形整形回路43を介してマイクロコンピ
ュータ40に接続されている。
【0018】クロック発生回路45は、分周回路44を
介して外部割込み信号をマイクロコンピュータ40のIN
T 端子に出力している。そして、その外部割込み信号に
同期してマイクロコンピュータ40は、外部ROM41
に格納されているメインプログラムを実行する。
【0019】また、電源回路46に電源が給電されると
リセット信号発生回路47からリセット信号がマイクロ
コンピュータ40に出力され、そのリセット信号により
初期プログラムが起動される。
【0020】マイクロコンピュータ40の各出力ポート
には、表示器駆動回路48、表示器選択回路49、ドラ
イバ50が接続されている。表示器駆動回路48、表示
器選択回路49には、図柄表示器25a〜25cが接続
されている。また、表示器駆動回路48、表示器選択回
路49には、図柄表示器25a〜25c以外にも図示し
ないが入賞個数表示LED23や始動記憶表示LED2
4も接続されている。それらの表示器は、マイクロコン
ピュータ40から選択データと、表示データとを定周期
で出力することにより、ダイナミック駆動される。ドラ
イバ50は、マイクロコンピュータ40からの信号に応
じて、開閉ソレノイド6、シャッターソレノイド34を
駆動し、大当りランプ11a,11b、動作ランプ10
の点灯、あるいは点滅動作を制御する。
【0021】上記した制御回路によって制御される動作
のうち、図柄表示器25a〜25cの変動表示の処理手
順を示した変動表示サブルーチンと、該変動表示サブル
ーチンによってリーチ状態と判断されたときに駆動され
るシャッターソレノイド34の駆動の処理手順を示した
シャッターソレノイド駆動サブルーチンとを図4及び図
5を参照して説明する。
【0022】まず、変動表示サブルーチンについて図4
を参照して説明すると、大当り状態時には、図柄表示器
25a〜25cは、通常大当りとなった図柄を表示した
ままの状態で保持されるので、ステップS10で大当り
フラグがセットされていると判断された場合には、以下
の変動表示サブルーチン処理が実行されることはない。
一方、大当りフラグがセットされていないと判断された
場合には、図柄表示装置25a〜25cの状態をステッ
プS20〜ステップS50で判断する。具体的には、ス
テップS20ですべての図柄表示器25a〜25cが変
動中である状態(状態フラグ=1)であるか否かが判断
され、ステップS30で左の図柄表示器25aだけが変
動停止した状態(状態フラグ=2)であるか否かが判断
され、ステップS40で左右の図柄表示器25a,25
cが変動停止した状態(状態フラグ=3)であるか否か
が判断され、ステップS50で左右の図柄表示器25
a,25cで表示される図柄の組合せがリーチ状態(状
態フラグ=4)であるか否かが判断される。
【0023】上記したいずれの状態でもないとき(変動
中でないとき)には、状態フラグ=0であり、このとき
には、ステップS60で始動入賞口7a〜7cへの打球
の入賞を記憶する始動記憶カウンタCの値が1以上であ
るか否かが判断され、始動記憶カウンタCに記憶値がな
いときには、変動表示サブルーチンの以下の処理が実行
されることがなく終了する。
【0024】始動記憶カウンタCの値が1以上のときに
は、ステップS70でタイマt1,t2,t3がセット
され、ステップS80ですべての図柄表示器25a〜2
5cの変動が開始され、状態フラグFの値に「1」がセ
ットされる。タイマt1,t2,t3は、それぞれの図
柄表示器25a〜25cの変動時間を規制するものであ
り、 t1<t2<t3;t2−t1≒t3−t2 の関係にある。そして、ステップS90でタイマt1の
タイムアップが判断されるが、タイムアップしてないと
きには、タイムアップするまでステップS90→変動表
示サブルーチン終了・・・変動表示サブルーチン開始→
ステップS20→ステップS90→・・・を繰り返す。
【0025】しかして、タイマt1がタイムアップした
と判別されたときには、ステップS100で左の図柄表
示器25aの変動表示が停止されると共に状態フラグF
の値に「2」がセットされる。以下同様にステップS1
10でタイマt2がタイムアップしたか否かが判断さ
れ、タイムアップしたと判断された場合には、ステップ
S120で右の図柄表示器25cの変動表示が停止され
ると共に状態フラグFの値に「3」がセットされる。そ
して、左右の図柄表示器25a,25cの変動表示が停
止したときには、ステップS130でその表示がリーチ
表示であるか否かが判断され、リーチ表示でない場合に
は、ステップS140でタイマt3がタイムアップした
か否かが判断され、タイマt3がタイムアップするまで
ステップS140→変動表示サブルーチン終了・・・変
動表示サブルーチン開始→ステップS40→ステップS
130→ステップS140→・・・を繰り返し、タイム
アップしたときには、ステップS180に進む。
【0026】一方、リーチ表示であると判別された場合
には、ステップS150で既にリーチフラグがセットさ
れているか否かが判断され、セットされていなければス
テップS160でリーチフラグをセットすると共にタイ
マt4を新たにセットし、且つ状態フラグFの値に
「4」をセットする。ここで、タイマt4は、リーチ状
態のときに最後に変動停止する中央の図柄表示器25b
の変動時間を延長するものであり、t4>(t3−t
2)の関係となる値に選ばれる。しかして、ステップS
170でタイマt4がタイムアップしたか否かが判断さ
れ、タイマt4がタイムアップするまでステップS17
0→変動表示サブルーチン終了・・・変動表示サブルー
チン開始→ステップS50→ステップS170→・・・
を繰り返し、タイムアップしたときには、ステップS1
80に進む。
【0027】リーチ表示でないときのタイマt3がタイ
ムアップしたとき、リーチ表示であるときのタイマt4
がタイムアップしたときには、ステップS180で中央
の図柄表示器25bの変動表示が停止され、その後、ス
テップS190で大当り図柄の組合せであるか否かが判
断され、大当りでないと判断されたときには、ステップ
S200でリーチフラグをリセットすると共に状態フラ
グもリセットして変動表示サブルーチンを終了する。一
方、大当りであると判断された場合には、ステップS2
10でリーチフラグをリセットすると共に状態フラグも
リセットし、且つ大当りフラグをセットして変動表示サ
ブルーチンを終了する。
【0028】なお、ステップS140でタイマt3がタ
イムアップしたときには、大当りを判定する必要がない
ため、中央の図柄表示器25bの変動表示を停止させる
と共に状態フラグだけをリセットして変動表示サブルー
チンを終了するようにしてもよい。
【0029】次に、上記した変動表示サブルーチンでリ
ーチ表示であると判断されたときに駆動されるシャッタ
ーソレノイド34の駆動サブルーチンについて図5を参
照して説明する。
【0030】まず、ステップS300で大当りフラグが
セットされているか否かが判断され、セットされていな
い場合には、ステップS310でリーチフラグがセット
されているか否かが判断される。大当りフラグ及びリー
チフラグのいずれもセットされていないときには、ステ
ップS320でシャッターソレノイド34がOFFの状
態とされ、大当りフラグ又はリーチフラグのいずれかが
セットされている場合には、ステップS330でシャッ
ターソレノイド34がON状態とされる。すなわち、本
実施形態においては、大当り状態中とリーチ状態中に
は、シャッターソレノイド34が励磁されてシャッター
部材27を出没穴28から没入させて中央の図柄表示器
25bを遊技者に視認させ、大当り状態中とリーチ状態
中以外の状態には、シャッターソレノイド34を非励磁
状態としてシャッター部材27を出没穴28から突出さ
せて中央の図柄表示器25bを遊技者に視認させないよ
うにしている。なお、上記動作説明では、リーチ状態時
だけでなく大当り状態時にも中央の図柄表示器25bを
遊技者が視認できるようにシャッター部材27を没入さ
せるようにしたが、これは、大当り状態の期間中、当該
大当り状態がいずれの種類の大当り図柄によって発生し
たかを遊技者に知らせるためであり、この報知の必要が
ない場合には、大当り状態時においてシャッター部材2
7を突出させて中央の図柄表示器25bを遊技者に視認
できないようにしてもよい。
【0031】以上、実施形態について説明したが、上記
実施形態では、シャッター手段として機械的に駆動され
るシャッター部材27を示したが、このシャッター部材
27を人物等のキャラクタが付与された可動装飾部材に
よって如何にも開放又は閉じるように動作させることが
望ましい。また、シャッター手段として電気的な手段で
あってもよい。例えば、前面被覆ガラス26を電圧をか
けたときに透明となり、電圧をかけないときに不透明と
なる調光液晶シートを貼付しても良いし、あるいは図柄
表示器25b自体をリーチ状態となるまで駆動表示しな
いか又は低輝度で駆動表示するようにしてもよい。
【0032】また、上記実施形態では、シャッター部材
27によって中央の図柄表示器25bを遊技者が全く視
認できないものを示したが、シャッター部材27を半透
明にしたり、あるいは図柄表示器25bの寸法よりも小
さくして視認し難いようにしてもよい。
【0033】また、図柄表示器25a〜25cとして、
7セグメントLEDを示したが、他の表示器、例えば、
LCD、EL、ドット・マトリックス・ディスプレイ、
回転ドラム等であってもよい。また、図柄表示器の数も
3つではなく、それ以上であってもよい。この場合に
は、3番目以降に変動停止する図柄表示器に対してそれ
ぞれシャッター部材を設け、大当り図柄の組合せとなる
可能性があるときに、順次シャッター部材を駆動して図
柄表示器を順次遊技者に視認できるようにしてもよい。
また、図柄表示器の変動停止信号は、時間だけで制御す
るのではなく、遊技者の操作し得る停止スイッチによっ
ても発せられるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、複数の図柄の一部、例えば最後
に変動停止される図柄が液晶によって視認し難い状態に
することができるので、視認し難い図柄以外の視認でき
る図柄に対する変動表示に対しても遊技者の興趣が向く
と共に、視認し難い図柄がどのように変動表示されてい
るかが分からず、遊技者の期待感を盛り上げることがで
きる。特に、大当りとなる可能性がある場合に、それま
で視認され難かった図柄を視認できるように変化させる
ことにより、遊技者に新鮮な期待感を持たせることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るパチンコ機の遊技盤の正面図で
ある。
【図2】遊技盤に設けられる図柄表示装置の垂直断面図
である。
【図3】遊技動作を制御する制御回路のブロック図であ
る。
【図4】図3に示す制御回路によって制御される動作の
うち図柄変動動作を示すフロー図である。
【図5】図3に示す制御回路によって制御される動作の
うちシャッターソレノイドの動作を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
4 変動入賞装置 25a〜25c 図柄表示器 27 シャッター部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄の変動表示が順次停止され、
    その停止時の図柄が大当り図柄の組合せとなったときに
    大当り状態となって変動入賞装置を所定の態様で開放駆
    動するパチンコ機において、 前記複数の図柄のうち、最後に変動停止する図柄を遊技
    者が視認し難い状態に液晶を駆動制御し、最後に変動停
    止する図柄以外の図柄の組合せが前記大当り図柄の組合
    せであるリーチ状態になったときに、最後に変動停止す
    る図柄を遊技者が視認できるように液晶を駆動制御し
    ることを特徴とするパチンコ機。
JP11070537A 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ機 Expired - Lifetime JP3042527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070537A JP3042527B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070537A JP3042527B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11035463A Division JP3055685B2 (ja) 1999-02-15 1999-02-15 パチンコ機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11106370A Division JPH11319250A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 パチンコ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11313937A JPH11313937A (ja) 1999-11-16
JP3042527B2 true JP3042527B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=13434393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11070537A Expired - Lifetime JP3042527B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3042527B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4790302B2 (ja) * 2005-04-22 2011-10-12 株式会社藤商事 弾球遊技機
JP5259651B2 (ja) * 2010-07-09 2013-08-07 株式会社藤商事 弾球遊技機
JP4837125B2 (ja) * 2010-10-26 2011-12-14 株式会社藤商事 弾球遊技機
JP4790862B2 (ja) * 2010-10-26 2011-10-12 株式会社藤商事 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11313937A (ja) 1999-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5458347B2 (ja) 遊技機
JP2012090650A (ja) 遊技機
JP2912434B2 (ja) パチンコ機
JP3042527B2 (ja) パチンコ機
JP3003697B2 (ja) パチンコ機
JP3055685B2 (ja) パチンコ機
JP2004159845A (ja) 遊技機
JP3690235B2 (ja) 球払出遊技機
JP3690265B2 (ja) 球払出遊技機
JP2001096008A (ja) 遊技機
JP3714456B2 (ja) 球払出遊技機
JP2014018547A (ja) パチンコ遊技機
JP2000135340A (ja) 遊技機
JPH11319250A (ja) パチンコ機
JP2000140243A (ja) 遊技機
JP6160900B2 (ja) パチンコ機
JP2989637B2 (ja) パチンコ機
JP2004195263A (ja) 遊技機
JP3692948B2 (ja) パチンコ機
JP3736364B2 (ja) パチンコ機
JPH0910401A (ja) パチンコ機
JP3669215B2 (ja) 弾球遊技機
JP2009131546A (ja) 遊技機
JP2004230183A (ja) 遊技機
JP2000024230A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 11