JP2014018547A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出ボタンの押圧操作を促す操作有効期間を除く非操作期間で、該演出ボタンの無意味な押圧操作を抑制し得るパチンコ遊技機を提案する。
【解決手段】非操作期間で演出ボタンが押圧操作された回数をカウントして、その回数の増加に伴って画像表示器14の光量を常態レベルから段階的に順次低くなるようにし、該回数の増加が停止すると、該光量を常態レベルに復帰するようにしたものであるから、非操作期間での演出ボタンの押圧操作により画像表示器14の画面が視認し難くなること及び該押圧操作の停止により該画像表示器の画面が視認し易くなることによって、非操作期間で遊技者による演出ボタンの押圧操作を抑制することができ、該押圧操作による故障の発生を抑制できる。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技者によって操作される演出ボタンを機台の前部に備えたパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には、その遊技盤に、液晶表示器等からなる画像表示器が配設されている。この画像表示器には、遊技の進行状況に応じて、興趣性を向上するために様々な演出画像が表示される。近年、この演出画像による演出に遊技者を参加させるようにしたパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。これは、遊技者により操作可能な演出ボタンが機台の前部に配設され、遊技者による演出ボタンの操作によって、演出画像を変化させるようにしたものであり、遊技者自らの操作により参加意識を高めることができる。そして、演出画像の変化によって遊技者に利益獲得への期待感を高める効果を生じさせ、遊技の興趣性を向上させている。
特開2007−307163号公報
上述した演出ボタンを備えた従来のパチンコ遊技機では、該演出ボタンの操作に伴って演出画像を変化させる期間が設定されており、当該期間では遊技者に演出ボタンの操作を促すようにしている。これにより、前記期間となると、遊技者が利益獲得を期待して演出ボタンを連打する。一方、こうした期間以外でも、遊技者により演出ボタンが連打されることがよくある。これは、前記期間以外であっても何らかの利益を獲得できるかもしれないという願いを込めて、遊技者が演出ボタンを連打するためである。しかし、こうした行為は、利益獲得に何ら影響しないばかりか、演出ボタンの故障の一因になるという問題が生じていた。
本発明は、上記した問題点の解決を試みたものであり、演出ボタンの無意味な連打を抑制し得るパチンコ遊技機を提案するものである。
本発明は、演出画像を表示する画像表示器と、機台の前部に配設され、遊技者が操作可能な演出ボタンと、該演出ボタンの押圧操作を遊技者に促す操作有効期間で、該押圧操作に伴って発生する操作信号に従って、画像表示器で所定の操作演出画像を変動表示するボタン遊技制御手段とを備えたパチンコ遊技機において、前記画像表示器の光量を、所定の常態レベルを含む相互に異なる複数段階の光量レベルに調整可能な光量調整手段を備え、前記ボタン遊技制御手段は、前記操作有効期間を除く非操作期間で、操作信号の発生回数をカウントし、発生回数が所定の閾値を越えると、画像表示器の光量が該発生回数の増加に伴って前記常態レベルから段階的に順次低くなるように、光量調整手段を介して制御する溶暗処理と、画像表示器の光量が常態レベルよりも低い状態で、操作信号の発生回数の増加が停止すると、光量を常態レベルに復帰する復帰処理とを備えていることを特徴とするパチンコ遊技機である。
かかる構成にあっては、非操作期間で演出ボタンが操作されると、その操作信号の発生回数の増加に伴って画像表示器の光量を低下するようにしていることから、該画像表示器の画面が段々と暗くなって視認し難くなっていく。これに伴って、該画面上で表示されている演出画像を遊技者が見難くなっていく。ここで、演出画像としては、一般的に、当りやハズレを期待させる演出画像やリーチの演出画像等のように、遊技者が最も注目する画像が設定されている。そのため、こうした演出画像が演出ボタンの押圧操作に従って段々と見難くなっていくことにより、非操作期間での演出ボタンの押圧操作が不要な行為であることを遊技者に知らせることができる。さらに、非操作期間での演出ボタンの押圧操作を止めれば、画像表示器の画面が明るくなって視認し易くなることから、これによっても非操作期間での押圧操作が不要な行為であることを遊技者に知らせることができる。したがって、本構成によれば、遊技者による非操作期間での演出ボタンの押圧操作を抑制することができ、該演出ボタンの不要な連打による故障の発生を抑制することができ得る。
尚、本構成では、非操作期間で操作信号の発生回数が増加するにつれて、画像表示器の光量を段階的に低下するようにしていることから、演出ボタンの操作を続けていることが光量低下の原因であることを遊技者に知らせる効果も奏し得る。さらに、演出画像が瞬時に見えなくなるわけでなく、徐々に見難くなっていくことから、演出画像を楽しむという興趣性は保たれる。すなわち、本構成では、演出画像による興趣性を保ちつつ、非操作期間での操作ボタンの操作を抑制することができる。
本発明のパチンコ遊技機にあって、ボタン遊技制御手段の復帰処理は、操作信号の発生回数の増加が停止すると、画像表示器の光量が常態レベルまで段階的に順次高くなるように、光量調整手段を介して制御する処理内容を備えている構成が提案される。
かかる構成にあっては、非操作期間での演出ボタンの操作により低下した光量が該操作の停止によって常態レベルまで段階的に高くなって、画像表示器の画面が段々と明るくなっていくことから、演出ボタンの操作を止めたことによる効果を遊技者に実感させ易くできる。これにより、非操作期間で演出ボタンの操作を抑制するという本発明の作用効果が一層向上する。
ここで、画像表示器の光量を常態レベルまで段階的に復帰させる処理としては、予め定められた時間を費やして徐々に常態レベルまで復帰させたり、常態レベルまでに要する段階数を設定して所定時間毎に一段づつ高くなるようにして復帰させたりする等、様々な処理方法を適用できる。また、常態レベルからの段階的な低下と逆順序で段階的に高くしていくこともできる。
本発明のパチンコ遊技機にあって、ボタン遊技制御手段は、所定開始条件の成立に伴って操作有効期間を開始し、所定満了条件の成立に伴って該操作有効期間を満了する期間処理を備えたものであって、前記期間処理は、画像表示器の光量が常態レベルよりも低い状態で、前記開始条件が成立すると、操作有効期間を開始せずに非操作期間を継続し、前記満了条件が成立する前までに光量が常態レベルに復帰すると、操作有効期間を開始する処理内容を備えている構成が提案される。
かかる構成は、画像表示器の光量が常態レベルでない状態では操作有効期間とならないようにしたものであり、遊技者が非操作期間に演出ボタンを操作することによって光量が常態レベルよりも低い状態では、操作有効期間が開始されずに、該操作有効期間が短縮または省略される。すなわち、非操作期間での演出ボタンの操作に対して、操作有効期間の短縮または省略という、所謂罰則が発生する。これにより、遊技者に非操作期間での演出ボタンの操作を抑制させるという上述した本発明の作用効果が一層向上する。
本発明は、上述したように、非操作期間で遊技者により演出ボタンが押圧操作される回数が増加するに伴って、画像表示器の光量を常態レベルから段階的に順次低くなるようにし、演出ボタンを操作する回数の増加が停止すると、光量レベルを常態レベルに復帰するようにしたものであるから、演出ボタンの押圧操作により画像表示器の画面が視認し難くなること及び該押圧操作の停止により画像表示器の画面が視認し易くなることによって、非操作期間での演出ボタンの押圧操作が不要な行為であることを遊技者に知らせることができる。したがって、遊技者による非操作期間での演出ボタンの押圧操作を抑制することができ、該演出ボタンの不要な連打による故障の発生を抑制することができ得る。
本実施例のパチンコ遊技機1の斜視図である。 パチンコ遊技機1の遊技盤10の正面図である。 パチンコ遊技機1の制御回路のブロック回路図である。 操作演出処理を示すフロー図である。 溶暗処理を示すフロー図である。 復帰処理を示すフロー図である。 待機処理を示すフロー図である。 画像表示器14で表示する操作演出画像Gの一例を示す説明図である。 溶暗処理により画像表示器14の光量レベルを低下した一例を示す説明図である。
本発明にかかる実施例のパチンコ遊技機1を添付図面に従って説明する。
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技島設備(図示省略)に固定される外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。遊技機本体3は、中央上部の略円形の開口部に遊技盤10(図2参照)が取り付けられた前枠5を備え、この前枠5の一側縁がヒンジ部材4を介して外枠2に開閉可能に枢着されている。さらに前枠5には、遊技盤10を覆うガラス板6が設けられている。また、前枠5の下部には、上受皿7と下受皿8とが上下に列設されており、下受皿8の右側方に発射ハンドル9が突設される。ここで、遊技機本体3により本発明の機台が構成されている。
図2は、遊技盤10の正面図である。遊技盤10の前面には、ガイドレール11によって略円形の遊技領域12が区画形成されている。遊技領域12の中央には、画像表示器14等の各種遊技部材を組み込んだセンターケース13が配設される。画像表示器14は、液晶表示器又はCRT表示器等からなり、その画面には各種演出画像等が表示される。本実施例にあっては、画像表示器14で三個の特別演出図柄A,B,Cを表示する(図8,9参照)。この特別演出図柄A,B,Cは、後述する特別図柄表示装置15で表示する特別図柄に従って変動および停止表示するように制御処理される。
この画像表示器14の下部右側には、特別図柄の始動記憶を記憶保持している個数を表す未消化数(特別図柄始動記憶数)を報知するための特別始動記憶数表示装置17が配設されている。また、下部左側には、普通図柄の始動記憶の未消化数を報知するための普通始動記憶数表示装置18が配設されている。
さらにまた、画像表示器14の上部右側には、六個のLED(発光ダイオード)から構成される特別図柄表示装置15が配設されており、下部右側には、二個のLEDから構成される普通図柄表示装置16が配設されている。
特別図柄表示装置15は、その六個のLEDの点灯態様によって特別図柄を表示するものである。後述するように、特別図柄表示装置15は、所定契機によって、各LEDを点滅させることにより夫々の特別図柄を変動させ、その後にいずれかのLEDが点灯した特別図柄の態様(停止図柄態様)で停止する。本実施例では、右端下側のLEDのみが点灯した停止図柄態様がハズレ停止図柄態様、それ以外の点灯による停止図柄態様が当り停止図柄態様として設定されており、特別図柄の当り停止図柄態様で停止表示された場合に、いわゆる「大当り」となって後述の特別遊技作動を実行する。
一方、普通図柄表示装置16は、二個のLEDの点灯態様によって普通図柄を表示するものである。後述する普通始動ゲート19を遊技球が通過すると、このLEDが順次点滅することで普通図柄を変動させ、その後に点灯したLEDによって普通図柄の当り又はハズレを確定し、当りの場合に後述の普通電動役物20を拡開作動する。
図2に示すように、センターケース13の左側には普通始動ゲート19が設けられている。この普通始動ゲート19を遊技球が通過すると、普通始動ゲート19に具備された普通始動スイッチS2(図3参照)が遊技球を検知し、これに伴って上記の普通図柄表示装置16のLEDが点滅開始する。
また、センターケース13の下方には、遊技球を流入可能とする始動口21を備えた普通電動役物20が配設されている。この始動口21の内部には、遊技球を検知する特別始動スイッチS1(図3参照)が配設されており、該始動口21への遊技球流入に伴って特別始動スイッチS1が遊技球を検知することによって特別図柄表示装置15のLEDが点滅開始する。この普通電動役物20は左右一対の開閉翼片を備えており、前記普通図柄(図示せず)が所定の当り図柄態様で確定した場合に開閉翼片を所定時間(約0.2秒間)拡開作動する。
さらに普通電動役物20の直下かつアウト口30の直上方位置には、大入賞口25を有する特別電動役物26が配設されている。この特別電動役物26は横長矩形状の開閉片27を具備している。開閉片27は内蔵する特別電動役物ソレノイドにより開閉制御され、これによって大入賞口25が開放状態と閉鎖状態に変換される。また、特別電動役物26の内部には入賞した遊技球を検知するカウントスイッチS3(図3参照)が設けられている。
また、普通電動役物23の両側には一般入賞装置29が配設されており、遊技球が一般入賞装置29に入賞すると、一般入賞装置29に内蔵された一般入賞スイッチS4(図3参照)が球検知信号を出力し、かかる球検知信号に基づいて所定数の賞球が払い出される。
次に、本実施例のパチンコ遊技機1の遊技作動を制御する制御回路を、図3を参照して説明する。
マイクロコンピュータを構成する主制御基板60には、パチンコ遊技機1の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられている。この主制御基板60は、遊技の統括的な制御を実行するものである。この基板回路上には主制御用中央制御装置CPUが配設される。この主制御用中央制御装置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書きできる記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示省略)と、データのやり取りを行うデータバス(図示省略)とを介して接続され、主制御基板60の基板回路を構成している。記憶装置ROMには、制御プログラムや、抽選データを参照して特別図柄の当落判定や該特別図柄の変動・停止態様、演出態様等を決定するための各種テーブルが格納されている。一方、記憶装置RAMには、各種球検知スイッチからの球検知信号等が一時的に記憶される記憶エリア、各種のタイマや乱数カウンタ、計数カウンタ等を構成するレジスタ領域、及びワークエリア等が設けられている。
さらに、この主制御基板60の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置(図示省略)が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されている。そして主制御用中央制御装置CPUは、一定間隔のクロックパルスによって時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装置により出力されたクロックパルスをカウントして、時間を計測するタイマTMも接続されている。
ここで主制御用中央制御装置CPU、及び後述する各制御基板62〜68に設置される各中央制御装置CPUは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(ALU)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成されている。そして、この主制御用中央制御装置CPUは、所定の形式で生成したデータ又はコマンドを四つの制御基板62,63,64,68へ出力し、これらの制御基板62,63,64,68の中央制御装置CPUがこのデータ等に従って所定の制御を処理実行することとなる。
また、この主制御基板60の基板回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)が設けられており、この出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令信号が、演出制御基板62、図柄制御基板63、払出制御基板64、及び発射制御基板68の各入力ポートに向け、一方向に出力される。また、主制御基板60の入力ポートには、盤面中継基板61を介して、特別始動スイッチS1等の各種スイッチやセンサ等が接続されている。そして、主制御基板60が2msごとに、これらに内蔵された各スイッチの遊技球検出状態を調べ、遊技球検出があると、その球検出信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力され、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して普通電動役物ソレノイドや特別電動役物ソレノイド等が接続されており、主制御用中央制御装置CPUが所定の条件を選出した場合に、これらに内蔵されたソレノイドやモータを作動させる。
上記の演出制御基板62には、パチンコ遊技機1で実行される演出全般を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、演出を制御処理する演出制御用中央制御装置CPUに、多岐にわたる演出態様に関する固定データが格納された記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。演出制御基板62の出力ポートには、画像表示器14を制御する画像制御基板65、音声演出を制御する音源制御基板66、及びLEDランプによる演出を制御する光源制御基板67が接続されている。そして、演出制御基板62は、主制御基板60からの演出コマンドが入力ポートに入力されると、演出制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、該演出コマンドで指示に従って、画像制御基板65、音源制御基板66、及び光源制御基板67へ向けて制御コマンドを送信する。
上記の画像制御基板65には、画像表示器14の表示態様を制御するための基板回路が設けられる。画像制御基板65は、演出制御基板62から入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の演出画像(後述する通常演出画像F、特別演出図柄A,B,C、操作演出画像G)を表示するためのデータにしたがって表示用ドライバにより画像表示器14で演出画像を表出させる(図8参照)。
上記の音源制御基板66には、図示しないスピーカから発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられる。この音源制御基板66は、演出制御基板62から入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の音データにしたがってサウンドジェネレータによりスピーカで効果音を出力させる。
上記の光源制御基板67には、遊技機本体3に配設された演出用ランプを制御するための基板回路が設けられている。この光源制御基板67は、演出制御基板62から入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データにしたがって光源作動基板により各種の演出用ランプを点灯、点滅させる。
上記の図柄制御基板63には、特別図柄表示装置15、普通図柄表示装置16、特別始動記憶数表示装置17、普通始動記憶数表示装置18を制御するための基板回路が設けられている。この図柄制御基板63は、上記の主制御基板60から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データに従って各装置のLEDを点灯、点滅させる。
上記の払出制御基板64には、遊技球の貸球や賞球等の払出しを制御するための基板回路が設けられている。この払出制御基板64は、主制御基板60から入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定のデータにしたがって貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の払出しを実行する。また、払出制御基板64は、プリペイドカードの読込みや書込みを行うプリペイドカードユニットがCR接続基板を介して接続され、遊技球の残球データ等をやり取りする。
上記の発射制御基板68には、球発射装置41を制御するための基板回路が設けられている。この発射制御基板68は、発射ハンドル9からの入力信号に応じた電圧強度で球発射装置41を駆動することにより、発射ハンドル9の回動角度に応じた強さで遊技球を打圧発射する。
次に、本実施例のパチンコ遊技機1の基本的な作動について説明する。なお、本実施例のパチンコ遊技機1の基本的な作動は、既存のパチンコ遊技機と同様であるため詳細な説明は省略する。
遊技盤10の遊技領域12へ発射された遊技球が上記の普通電動役物23の始動口21へ流入すると、各種テーブルから乱数抽選が行われて特別図柄用の特別始動記憶が発生する。そして、図示しない特別図柄処理により特別始動記憶を消化することにより、特別図柄表示装置15でLEDが点滅して特別図柄が変動開始し、変動開始から所定時間経過すると、いずれかのLEDを点灯して特別図柄が変動停止して停止図柄態様を停止表示して確定する。このように、特別始動記憶の消化によって特別図柄の変動開始から確定停止までの一連の図柄生成行程を実行する。そして、特別図柄の停止図柄態様が当り停止図柄態様であると大当りとなり、後述の特別遊技作動を実行する。
また、通常、図柄生成行程を実行している状態では、スピーカや演出用ランプが所定態様で作動すると共に、画像表示器14の画面で演出用の画像が変動表示する。ここで、画像表示器14の画面では、特別図柄表示装置15による特別図柄の図柄生成行程に伴って、上記した特別図柄に対応する三個の特別演出図柄A,B,Cが変動表示されると共に、該特別演出図柄A,B,Cの変動を盛り上げるための様々な通常演出画像Fが変動表示される(図8,9参照)。尚、この通常演出画像Fは、後述する操作演出画像Gと異なり、演出ボタン72の押圧操作と無関係に表示されるものである。
特別図柄表示装置15で特別図柄が当り停止図柄態様で確定停止すると、大入賞口25を開閉する特別遊技作動を実行する。特別遊技作動は、大入賞口25が開閉する開閉ラウンドを所定回数実行する作動である。ここで、一回の開閉ラウンドは、大入賞口25の30秒間開放または9個の入賞のいずれか一方を満足することにより満了する。特別遊技作動では、この開閉ラウンドを16回繰り返し実行する。このような特別遊技作動の実行により、大入賞口25へ100個以上の入賞が期待でき、遊技者は多量の賞球を獲得できる。
次に本発明の要部について説明する。
遊技機本体3の前枠5には、図1のように、演出ボタン72を備えた演出ボタン装置71が下受皿8の左側に配設されている。この演出ボタン装置71は、演出ボタン72を囲むように枠部73を備え、該枠部73内に嵌挿された演出ボタン72が上下方向に移動可能となっている(図示せず)。さらに、演出ボタン72を上方へ付勢する付勢バネを備え、演出ボタン72は常態で枠部73の上側に僅かに突出する位置に位置決めされる。この演出ボタン72は、遊技者が押圧操作することにより、付勢バネの付勢力に抗して降動し、押圧解除することにより、付勢バネの付勢力に従って昇動して前記常態の位置に復帰する。
さらに、演出ボタン装置71には、演出ボタン72の押圧操作を検知する押圧検知センサ74(図3参照)が配設されており、該押圧検知センサ74が上記した主制御基板60に接続されている。ここで、押圧検知センサ74は、フォトセンサにより構成されており、その発光部と受光部間を、押圧操作により降動した演出ボタン72によって遮断すると、操作信号を発生する。演出ボタン72が遊技者により押圧操作される毎に、押圧検知センサ74により発生した操作信号が主制御基板60に出力される。すなわち、一回の押圧操作毎に、操作信号が一回発生し、連続して複数回押圧操作すると、同数の操作信号が発生する。
本実施例にあっては、演出ボタン72が透明性材料から形成されており、該演出ボタン72の上面に押圧操作を促す図柄が表示されている。演出ボタン装置71には、演出ボタン72の上面にその下方から光を照射するボタン用LED77(図3参照)が配設されている。このボタン用LED77から照射された光が演出ボタン72に当たることにより、該演出ボタン72の上面を光輝させて、遊技者に演出ボタン72の押圧操作を促す。このボタン用LED77は、光源制御基板67に接続されており、演出制御基板62および光源制御基板67により発光制御される。後述する操作有効期間で、このボタン用LED77を発光制御する。
上述した演出ボタン72を備えた演出ボタン装置71は、一般的な押圧操作用のボタン構造のものを適用することができるため、その詳細については省略する。
上記した操作有効期間としては、上記した特別図柄の図柄生成行程の実行中に、画像表示器14で操作演出画像Gを表示する期間が設定されている。この操作演出画像Gは、演出ボタン72の押圧操作に従って表示変化するようにした操作演出画像パターンに従って表示制御されるものであり(図8参照)、図示しない特別図柄処理により操作演出画像Gの表示実行を選定した場合に、予め定められた複数の操作演出画像パターンから選択されたパターンに従って表示制御される(図4中の操作演出表示処理)。操作演出画像パターンによる操作演出画像Gとして、例えば、図8(C)〜(E)のように、演出ボタン72の押圧操作により発生した操作信号の発生回数が増加するについて増加表示するゲージ画像g1と、該発生回数の増加に伴って変動表示するキャラクタ画像g2とが表示され、さらには、該ゲージ画像g1が満杯表示された場合に、当該図柄生成行程で「当り」発生に至る可能性が高くなることを示す操作到達画像g3が表示される。この操作演出画像Gは、操作信号の発生回数が増加するにつれて表示変化していくことから、「当り」発生を求める遊技者に、演出ボタン72の押圧操作を促す効果が強く、遊技性を高めることができる。ここで、本実施例にあっては、図4の操作演出処理により、操作有効期間中に演出ボタン72の押圧操作により発生した操作信号を主制御基板60に入力する毎に、操作信号の発生した回数としてカウントする。そして、この発生回数が所定の到達回数に達すると、図8(E)のように前記ゲージ画像g1を満杯表示して前記操作到達画像g3を表示する。この操作信号の到達回数としては、上記した乱数抽選により決定するようにしており、当り確定する場合やハズレ確定する場合等で異なる複数の回数が設定されている。例えば、当り確定する場合には、ハズレ確定する場合に比して少ない到達回数を選択し易く、ハズレ確定する場合であっても、リーチ実行する場合にはリーチ実行しない場合に比して多い到達回数を選択し易くなるようにしている。尚、操作有効期間中でカウントした発生回数は、操作有効期間の満了によりリセットしている。
このような操作演出画像Gを表示する操作有効期間としては、特別図柄処理により選定された操作演出画像パターンに従って決まるようになっており、図柄生成工程の実行中の所定タイミングで開始され、その後の所定時間経過したタイミングで満了する。すなわち、図柄生成工程の実行中に所定タイミングとなることにより、本発明にかかる開始条件が成立して操作有効期間を開始し、その後に所定時間経過することにより、本発明にかかる満了条件が成立して操作有効期間を満了する(図4参照)。具体例としては、特別演出図柄A,B,Cによるリーチの発生が、開始条件に設定され、特別演出図柄A,B,C(および特別図柄)による確定停止が、満了条件に設定される。
また、本実施例では、操作有効期間を除く非操作期間で、上記の演出ボタン72が押圧操作された場合にあっても、後述する溶暗処理(図5参照)により操作信号の発生した回数をカウントし、累積した発生回数が所定の回数に達したか否かを判定する。ここで、判定する所定の回数としては、互いに異なる複数の回数が設定されており、最も小さい回数の閾値から、第一判定値、第二判定値、第三判定値、第四判定値まで順に大きい回数となるように設定されている。本実施例では、例えば、閾値が20回に設定され、第一判定値が30回、第二判定値が40回、第三判定値が50回、第四判定値が60回というように夫々設定されている。さらに、非操作期間では、累積した発生回数が閾値より小さい場合に、操作信号を入力した後に、新たな操作信号の入力が無い状態が所定時間経過すると、累積した発生回数をリセットするようにしている。尚、発生回数が閾値以上の場合については後述する。
一方、本実施例の画像表示器14は、液晶表示装置により構成されており、該液晶表示装置が画像制御基板65により駆動制御されて、演出画像を表示制御する。画像表示器14を構成する液晶表示装置は、液晶表示パネルを後方より照らすためのバックライトを備えており(図示せず)、このバックライトの光量を画像制御基板65により調整可能となっている。この画像制御基板65は、図示しない電源回路から画像表示器14のバックライトに供給する電力供給量を制御することにより、該バックライトの光量を調整制御するようにしており、電力供給量として複数段階の設定供給量が予め設定されている。本実施例では、例えば六段階の設定供給量が設定されており、電力供給量の最も多い供給レベル5から最も少ない供給レベル1までと、電力供給しない供給レベル0との六段階としている。すなわち、供給レベル1の設定供給量でバックライトへ電力供給している状態では、画像表示器14の光量が低いために暗く、供給レベル5の設定供給量で電力供給している状態では、画像表示器14の光量が高いために明るい。さらに、供給レベル0の設定供給量の場合ではバックライトが消えている状態のため、画像表示器14の画面はほとんど真暗である。画像制御基板65は、設定供給量を供給レベル0〜供給レベル5のいずれかを選択して、選択した供給レベルの設定供給量に従って電源回路からバックライトへの電力供給を制御する(図5参照)。こうして画像表示器14の光量を調整することができ、各供給レベルの設定供給量に応じて画像表示器14の光量レベルが定まる。そして、本実施例では、供給レベル5の設定供給量に従って電力供給することによる画像表示器14の光量レベルを、通常選定される常態レベルとして設定しており、通常、遊技者がパチンコ遊技をしている状態ではこの常態レベルとするように制御している。
上記の電力供給量の制御にあって、設定供給量の供給レベル0〜供給レベル5によって画像表示器14の光量レベルが夫々決まることから、各供給レベルがそれぞれ本発明の光量レベルに相当するものと換言できる。尚、各供給レベルとして設定した設定供給量としては、供給レベル5による電力供給量が最も高いが、供給レベル5よりも大きい電力をバックライトへ供給することが可能であっても良い。
上記した操作有効期間での演出ボタン72の押圧操作により実行する処理と、該操作有効期間を除く非操作期間での演出ボタン72の押圧操作により実行する処理とを、それぞれの処理態様に従って以下に説明する。
図示しない特別図柄処理により、特別図柄表示装置15の特別図柄が変動開始して図柄生成工程が実行されると、これに伴って画像表示器14でも特別演出図柄A,B,Cが変動表示すると共に、所定の通常演出画像Fが変動表示する(図8(A)参照)。ここで、操作演出画像Gの表示実行を選定した場合には、当該図柄生成工程で特別演出図柄A,B,Cによりリーチとなる所定のタイミングとなると、図4の操作演出処理により、開始条件が成立して、操作期間フラグ=1とし、操作有効期間を開始して操作演出表示処理により操作演出画像Gを表示する(図8(C)参照)。操作期間フラグ=1となると、光源制御基板67を介して演出ボタン装置71のボタン用LED77を発行させて、遊技者に演出ボタン72の押圧操作を促す。さらには、前記の操作演出表示処理により、操作演出画像Gと共に、演出ボタン72を操作することを促すメッセージ画像hを画像表示器14で表示するようにしても良い。
操作期間フラグ=1では、演出ボタン72が遊技者により押圧操作される毎に演出ボタン装置71から主制御基板60へ操作信号が出力される。一般的には遊技者が演出ボタン72を連打することから、その操作回数に応じた数の操作信号が連続して出力される。この操作信号を入力する毎に、その入力した回数をカウントし、操作有効期間における発生回数として累積加算する。この操作有効期間(操作期間フラグ=1)での発生回数の増加に従って、上記の操作演出表示処理により、演出制御基板62から画像制御基板65を介して操作演出画像Gを表示制御し、画像表示器14でゲージ画像g1が徐々に増加する演出とキャラクタ画像g2が変化する演出とを表示する(図8(C)、(D)参照)。その後に、発生回数が上記した到達回数に達すると、これに伴って当りを強く期待させるような操作到達画像g3を表示する(図8(E)参照)。そして、特別図柄が変動停止して確定すると、満了条件が成立して、操作期間フラグ=0とし、操作有効期間を満了する。これに伴って、操作有効期間における発生回数をリセットする。
一方、例えば、図示しない特別図柄処理により図柄生成工程が開始され、操作演出画像Gを表示実行しないことを選定した場合には、画像表示器14で特別演出図柄A,B,Cの変動表示と共に通常演出画像Fが変動表示される(図9(A),(B)参照)。この場合には操作演出画像Gが表示されないことから、当該図柄生成行程を通じて操作期間フラグ=0が維持されており、非操作期間が継続する。こうした非操作期間の図柄生成工程中に、遊技者により演出ボタン72が押圧操作されると、演出ボタン装置71は操作信号を発して、該操作信号が主制御基板60へ入力する。ここで、操作信号が主制御基板60へ出力されると、操作期間フラグ=0であることから図5の溶暗処理を実行する。そして、この溶暗処理により、操作信号を入力する毎に、その入力した回数をカウントし、非操作期間における発生回数として累積加算する。この発生回数が閾値(例えば20回)に達すると、上記した画像制御基板65を介して、画像表示器14のバックライトへ電力供給する設定供給量を供給レベル5から供給レベル4へ低下するように制御する。これに伴って、画像表示器14の光量レベルが常態レベルから一段階低下して暗くなり、該常態レベルの場合に比して、特別演出図柄A,B,Cの変動表示や通常演出画像Fが視認しづらくなる(図9(C)参照)。ここで、画像表示器14の光量レベルが常態レベルより低下すると(設定供給量を供給レベル5より低くすると)、低下フラグ=1とする。さらに、本実施例にあっては、画像表示器14で、演出ボタン72の押圧操作を止めるように呼びかけるメッセージ画像jを表示して、該押圧操作の停止を促す。これ以降も連続的に操作信号を入力すると、これに伴って発生回数が増加し、該発生回数が第一判定値(30回)となると、前記設定供給量を供給レベル4から供給レベル3へ一段階低下するように制御し、画像表示器14の光量レベルを低下させる。これにより、さらに視認し難くなる。同様に、操作信号の継続した入力により発生回数が第二判定値(40回)となると、設定供給量を供給レベル2へさらに一段階低下するように制御して光量レベルを低下させる。このように非操作期間における発生回数が増加するに従って、画像表示器14のバックライトへの電力供給量を低下制御して、該画像表示器14の光量レベルを順次低下することにより、画像表示器14で表示している特別演出図柄A,B,Cや通常演出画像Fを徐々に視認し難くしていく(図9(C),(D)参照)。
上述したように特別演出図柄A,B,Cや通常演出画像Fが視認し難くなることにより、遊技者が演出ボタン72の押圧操作を止めた場合には、操作信号の入力が停止する。この入力停止から新たな入力が無いまま、所定の入力時間が経過すると、低下フラグ=1により復帰フラグ=1として、画像表示器14の光量レベルを常態レベルへ復帰させる図6の復帰処理を実行する。復帰処理では、先ず、画像表示器14のバックライトへ電力供給する設定供給量の供給レベルを一段階高くするように制御して、画像表示器14の光量レベルを高くする。ここで、一段階高くすることにより光量レベルが常態レベルとなると、非操作期間における発生回数をリセットして、低下フラグ=0かつ復帰フラグ=0として復帰処理を満了する。一方、一段階高くした設定供給量が供給レベル4以下であれば、予め設定したインターバル時間の時間消化を開始し、該インターバル時間が経過すると、設定供給量の供給レベルをさらに一段階高くする。さらに、常態レベルに復帰する前では、設定供給量の供給レベルを一段階高くする毎に、非操作期間における発生回数から10回づつ減算する。
例えば、画像表示器14のバックライトへ電力供給する設定供給量が供給レベル2の状態(発生回数=42回)で図6の復帰処理(復帰フラグ=1)が開始されたとすると、設定供給量を供給レベル3に一段階高くするように制御して画像表示器14の光量レベルを一段階高くすると共に、発生回数から10回を減算する(発生回数=32回)。そして、インターバル時間の時間消化を開始する。その後、インターバル時間が経過すると、設定供給量を供給レベル3から供給レベル4に一段階高くする制御を行って、画像表示器14の光量レベルを一段階高くすると共に、発生回数から10回減算する(発生回数=22回)。そして、再びインターバル時間の時間消化を開始し、時間経過すると、設定供給量を供給レベル4から供給レベル5に一段階高くする制御を行って、画像表示器14の光量レベルを常態レベルとする。これに伴って低下フラグ=0かつ復帰フラグ=0として、非操作期間における発生回数をリセットする。
尚、図6の復帰処理により画像表示器14の光量レベルを高くしている際に、遊技者が演出ボタン72を押圧操作することによって新たな操作信号が入力すると、復帰フラグ=0として、図5の溶暗処理により操作信号の入力した回数をカウントして発生回数に累積加算する。ここで、非操作期間における発生回数は、復帰処理により高くした光量レベルに応じて減算していることから、新たな操作信号の入力に従って発生回数を累積加算していくことにより、上述と同様に図5の溶暗処理で設定供給量の供給レベルを段階的に低下する処理が実行される。例えば、図6の復帰処理により設定供給量が供給レベル4に高くした状態で(発生回数=22回)、新たな操作信号の入力があると、その回数を溶暗処理により発生回数に累積加算していき、該発生回数が第一判定値(=30回)に達すると、設定供給量を供給レベル3に低下するように制御する。このように、復帰処理を実行している途中でも演出ボタン72が押圧操作されれば、それに応じて画像表示器14の光量レベルを低下するようにし、溶暗処理と復帰処理とを演出ボタン72の押圧操作に応じて適宜実行するように制御している。
また、上記した操作演出画像Gを表示実行する図柄生成行程の実行中であっても、該操作演出画像Gの表示する前は非操作期間である(操作期間フラグ=0)。そのため、操作演出画像Gの表示前の非操作期間で遊技者による演出ボタン72の押圧操作があると、図5の溶暗処理により、非操作期間における発生回数が累積加算され、該発生回数の増加に伴って上記設定供給量の供給レベルを低下する処理を実行する。そして、画像表示器14の光量レベルが常態レベルよりも低い状態では(低下フラグ=1)、図7の待機処理により待機フラグ=1とする。この待機フラグ=1の状態で、図柄生成行程が進行して上記した開始条件が成立するタイミングとなっても、操作演出画像Gを表示実行せずに操作期間フラグ=0を維持する(図4参照)。これは、復帰処理により画像表示器14の光量レベルを復帰している途中であっても、常態レベルよりも光量レベルが低ければ(低下フラグ=1)、図7の待機処理により待機フラグ=1であることから、操作期間フラグ=0を維持する。この待機フラグ=1の状態で、復帰処理により画像表示器14の光量レベルが常態レベルとなると、低下フラグ=0により待機フラグ=0とし(図7参照)、開始条件の成立により操作期間フラグ=1として操作演出画像Gを表示実行する(図4参照)。この場合には、待機フラグ=1である間も図柄生成行程は継続して進行することから、操作有効期間が短縮されることとなる。一方、待機フラグ=1の状態で図柄生成行程が進行して、上記した満了条件が成立するタイミングとなると、待機フラグ=0とする。これにより、当該図柄生成行程では操作有効期間が発生せずに操作演出画像Gも表示しない。このように、遊技者により非操作期間で演出ボタン72が押圧操作されて画像表示器14の光量レベルが低下した状態では、本来ならば操作有効期間が開始される場合にも非操作期間が継続し、操作有効期間が短縮または発生しない。これは、遊技者が本来得られるはずの遊技参加という利益が低減または未発生となることであり、換言すれば、非操作期間で演出ボタン72を押圧操作したことによる罰則である。
上述したように、本実施例の構成は、遊技者により演出ボタン72を操作させる操作有効期間以外の非操作期間で、遊技者により演出ボタン72が押圧操作されると、その操作した回数が増加するにつれて、画像表示器14の光量を段階的に低下させるようにしていることから、該画像表示器14の光量低下によって特別演出図柄A,B,Cや通常演出画像Fを遊技者が視認し難くなるため、非操作期間での遊技者による演出ボタン72の押圧操作を抑制することができる。これにより、演出ボタン72の故障が発生することを抑制でき、演出ボタン装置71の安定した作動が比較的長期に亘って維持できる。さらに、画像表示器14の光量が低下した状態で演出ボタン72の押圧操作が停止すると、該光量を段階的に高めるようにしていることから、画像表示器14の光量低下が演出ボタン72の操作が原因であることを、遊技者に知らせる効果が一層向上する。これにより、次回以降に非操作期間で演出ボタン72が操作されることを抑制する効果も一層向上し、前記した故障の発生を抑制する効果がさらに高まる。
尚、本実施例にあって、主制御基板60、演出制御基板62、および画像制御基板65により、本発明にかかるボタン遊技制御手段が実現される。また、画像制御基板65により、本発明にかかる光量調整手段が実現される。また、上記した操作演出処理と待機処理とにより、本発明にかかる期間処理を実現している。また、上記した通常演出画像F、操作演出画像G、特別演出図柄A,B,Cにより、本発明にかかる演出画像が実現される。
本発明にあっては、上述した実施例に限定されるものではなく、上述の実施例以外の構成についても本発明の趣旨の範囲内で適宜変更して実施可能である。
1 パチンコ遊技機
14 画像表示器
72 演出ボタン
F 通常演出画像(演出画像)
G 操作演出画像(演出画像)

Claims (3)

  1. 演出画像を表示する画像表示器と、
    機台の前部に配設され、遊技者が操作可能な演出ボタンと、
    該演出ボタンの押圧操作を遊技者に促す操作有効期間で、該押圧操作に伴って発生する操作信号に従って、画像表示器で所定の操作演出画像を変動表示するボタン遊技制御手段と
    を備えたパチンコ遊技機において、
    前記画像表示器の光量を、所定の常態レベルを含む相互に異なる複数段階の光量レベルに調整可能な光量調整手段を備え、
    前記ボタン遊技制御手段は、
    前記操作有効期間を除く非操作期間で、操作信号の発生回数をカウントし、発生回数が所定の閾値を越えると、画像表示器の光量が該発生回数の増加に伴って前記常態レベルから段階的に順次低くなるように、光量調整手段を介して制御する溶暗処理と、
    画像表示器の光量が常態レベルよりも低い状態で、操作信号の発生回数の増加が停止すると、光量を常態レベルに復帰する復帰処理と
    を備えていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. ボタン遊技制御手段の復帰処理は、操作信号の発生回数の増加が停止すると、画像表示器の光量が常態レベルまで段階的に順次高くなるように、光量調整手段を介して制御する処理内容を備えていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. ボタン遊技制御手段は、所定開始条件の成立に伴って操作有効期間を開始し、所定満了条件の成立に伴って該操作有効期間を満了する期間処理を備えたものであって、
    前記期間処理は、画像表示器の光量が常態レベルよりも低い状態で、前記開始条件が成立すると、操作有効期間を開始せずに非操作期間を継続し、前記満了条件が成立する前までに光量が常態レベルに復帰すると、操作有効期間を開始する処理内容を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパチンコ遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016059388A (ja) * 2014-09-12 2016-04-25 株式会社三共 遊技機
JP2017000297A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2020121050A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 山佐株式会社 遊技機

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