JP2006073971A - 半導体素子及び半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子及び半導体素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006073971A
JP2006073971A JP2004282697A JP2004282697A JP2006073971A JP 2006073971 A JP2006073971 A JP 2006073971A JP 2004282697 A JP2004282697 A JP 2004282697A JP 2004282697 A JP2004282697 A JP 2004282697A JP 2006073971 A JP2006073971 A JP 2006073971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
semiconductor
impurity
semiconductor substrate
trench groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004282697A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Shiomi
新 塩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Electric Co Ltd filed Critical Sanken Electric Co Ltd
Priority to JP2004282697A priority Critical patent/JP2006073971A/ja
Publication of JP2006073971A publication Critical patent/JP2006073971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 半導体素子の微細化を容易に実現可能にする。
【解決手段】 半導体基板10の上面に、半導体基板10の上面から下面に向かって延伸するトレンチ溝10aを形成する。そして、トレンチ溝10aの開口部分を残すようにゲート電極30をトレンチ溝10a内に埋め込み、残った開口部分に不純物の拡散源となるPSG(リンシリケートガラス)膜40を形成する。そして、PSG膜40内の不純物をP型ベース領域13内に拡散させることにより、トレンチ溝10aの開口に沿ってN型エミッタ領域14を形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、半導体素子及び半導体素子の製造方法に関する。
トレンチゲート構造を有する半導体素子として、MOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)やIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)などが知られている。
トレンチゲート構造を有するIGBTは、例えば図7に示すように、P型エミッタ領域111、N型ベース領域112、及び、P型ベース領域113が下面から上面に向かってこの順番で形成された半導体基板110を備える。
半導体基板110の上面には、半導体基板110の上面から下面に向かって延伸するトレンチ溝110aが形成されている。トレンチ溝110aの内壁上にはゲート絶縁膜120が形成されており、ゲート絶縁膜120上には、トレンチ溝110aの全体を埋めるようにゲート電極130が形成されている。また、P型ベース領域113の表面領域には、N型エミッタ領域(N型ソース領域)114がトレンチ溝110aの開口に沿って形成されている。
半導体基板110の上面には、トレンチ溝110a内に形成されたゲート絶縁膜120とゲート電極130、及び、P型ベース領域113の表面領域に形成されたN型エミッタ領域114の一部を被覆するように層間絶縁膜(絶縁酸化膜)140が形成されている。
また、半導体基板110の上面には、層間絶縁膜140を被覆し、層間絶縁膜140間に露出しているP型ベース領域113及びN型エミッタ領域114に電気的に接続されたエミッタ電極150が形成されている。また、半導体基板110の下面には、P型エミッタ領域111に電気的に接続されたコレクタ電極160が形成されている。
以上のような構成を有するIGBTは、コレクタ電極160に正の電圧を印加した状態で、ゲート電極130に所定の大きさを有する正のゲート電圧を印加すると、P型ベース領域113内に、トレンチ溝110aの側壁に沿った縦方向のチャネルが形成される。これにより、コレクタ電極160とエミッタ電極150との間に電流が流れる。
上記した構成を有するIGBTの製造方法としては、例えば図8(a)から図8(d)に示すものがある(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、N型ベース領域112となる高抵抗を有するN型の半導体ウエハの下面にP型エミッタ領域111を、上面にP型ベース領域113及びN型エミッタ領域114を、写真蝕刻法、インプラ、熱拡散法等を用いて形成する。なお、この時点では、図8(a)に示すように、N型エミッタ領域114は、トレンチ溝110aの形成領域を含んでいる。
そして、リアクティブエッチング法により、図8(b)に示すように、N型エミッタ領域114の中央部分にトレンチ溝110aを形成し、トレンチ溝110a内の側壁及び底面を含む半導体基板110上にゲート絶縁膜120を形成する。
その後、トレンチ溝110aを埋め込むように、P型ベース領域113上の全面にポリシリコンを堆積させる。そして、ゲート配線やボンディングパッド等の形成領域を写真蝕刻法により保護した後、所定部分のポリシリコンをリアクティブエッチング法により除去する。これにより、図8(c)に示すように、トレンチ溝110a内にゲート電極130が形成され、トレンチ溝110aは、その上部までポリシリコンで埋まった状態となる。
次に、化学気相成長法により、シリコン酸化膜をP型ベース領域113上の全面に形成する。そして、エミッタ電極150がP型ベース領域113の表面と接触する部分のシリコン酸化膜を選択的にエッチングし、図8(d)に示すように、層間絶縁膜140を形成する。なお、このエッチングにより、層間絶縁膜140下以外のゲート絶縁膜120も除去される。
そして、半導体基板110の上面にエミッタ電極150を、下面にコレクタ電極160をそれぞれ形成し、図7に示した構成のIGBTを完成する。
また、上記以外にも、例えば図9(a)から図9(d)に示す方法がある。
具体的には、N型ベース領域112となる高抵抗を有するN型の半導体ウエハの下面にP型エミッタ領域111を、上面にP型ベース領域113を、それぞれ熱拡散法等により形成する。
次に、リアクティブエッチング法により、図9(a)に示すように、半導体基板110の上面に、半導体基板110の上面から下面に向かって延伸するトレンチ溝110aを形成する。トレンチ溝110aの形成後、図9(a)に示すように、トレンチ溝110a内の側壁及び底面を含む半導体基板110上にゲート絶縁膜120を形成する。
続いて、トレンチ溝110aの内部を埋め込むように、P型ベース領域113上の全面にポリシリコンを堆積させ、所定部分のポリシリコンをエッチバックにより除去する。これにより、図9(b)に示すように、トレンチ溝110a内にゲート電極130が形成され、トレンチ溝110aは、その上部までポリシリコンで埋まった状態となる。
次に、P型ベース領域113の表面上に形成されたゲート絶縁膜120を除去した後、層間絶縁膜となるシリコン酸化膜を化学気相成長法によってP型ベース領域113上の全面に形成する。なお、層間絶縁膜となるシリコン酸化膜には、N型不純物(例えばリン)が予め導入されている。そして、エミッタ電極150がP型ベース領域113の表面と接触する部分のシリコン酸化膜を写真蝕刻法等を用いて選択的にエッチングする。これにより、図9(c)に示すように、層間絶縁膜140が形成される。
その後、層間絶縁膜140内のN型不純物をP型ベース領域113の表面領域に拡散させる。これにより、図9(d)に示すように、トレンチ溝110aの開口に沿ってN型エミッタ領域114が形成される。
そして、半導体基板110の上面にエミッタ電極150を、下面にコレクタ電極160をそれぞれ形成し、図7に示した構成のIGBTを完成する。
特開平8−255902号公報
上記したように、図8に示した製造方法では、リアクティブエッチング法により、N型エミッタ領域114の中央部分にトレンチ溝110aを形成している。リアクティブエッチング法によりトレンチ溝110aを形成する場合、エッチング領域を限定するためのフォトマスクが形成される。しかし、フォトマスクの位置合わせ精度等には限界があり、このため、フォトマスクの位置合わせ精度以上にN型エミッタ領域114を小さく形成することはできず、IGBTを微細化するのは困難であった。
また、図9に示した製造方法では、N型不純物の拡散源として機能する層間絶縁膜140を形成する際、写真蝕刻法が用いられている。しかし、写真蝕刻の精度等には限界があり、このため、写真蝕刻の精度等以上に層間絶縁膜140を小さく形成することはできず、IGBTを微細化するのは困難であった。
従って、本発明は、半導体素子の微細化を容易に実現可能な半導体素子及び半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点にかかる半導体素子の製造方法は、第1導電型の第1半導体領域を有する半導体基板の上面に、該半導体基板の上面から下面に向かって延伸するトレンチ溝を形成する溝形成工程と、第2導電型の不純物を含有し、不純物の拡散源となる不純物膜を前記トレンチ溝内に形成する拡散源形成工程と、前記不純物膜に含有されている前記不純物を前記第1半導体領域内に拡散させることにより、前記第1半導体領域内に第2導電型の第2半導体領域を形成する不純物拡散工程と、を備えることを特徴とする。
前記トレンチ溝の開口から所定深さまでの開口部分を前記不純物膜の形成領域として残すように、前記トレンチ溝内に導体膜を形成する導体膜形成工程をさらに備え、前記拡散源形成工程は、前記導体膜上の開口部分に前記不純物膜を形成する工程を備えてもよい。
前記拡散源形成工程は、前記トレンチ溝の開口部分を埋め込むように、前記半導体基板の上面に前記不純物膜を形成する成膜工程と、前記半導体基板の上面に形成された前記不純物膜を除去することにより、前記開口部分内に前記不純物膜を残す除去工程と、を備えてもよい。
前記第1半導体領域の表面を所定の厚さだけエッチングすることにより、前記第2半導体領域の形成領域を越えて拡散した、前記第1半導体領域表面の不純物を除去するエッチング工程をさらに備えてもよい。
本発明の第2の観点にかかる半導体素子の製造方法は、第1導電型の第1半導体領域を有する半導体基板の上面に、該半導体基板の上面から下面に向かって延伸するトレンチ溝を形成する溝形成工程と、第2導電型の不純物を含有し、不純物の拡散源となる不純物膜を前記トレンチ溝内を含む半導体基板の上面に形成する拡散源形成工程と、前記不純物膜に含有されている前記不純物を前記第1半導体領域内に拡散させることにより、前記第1半導体領域内に第2導電型の第2半導体領域を形成する不純物拡散工程と、前記半導体基板の上面に形成された不純物膜及び前記第1半導体領域をエッチングすることにより、前記第2半導体領域の形成領域を越えて拡散した、前記第1半導体領域表面の不純物を除去するとともに、前記不純物膜を前記トレンチ溝内に形成するエッチング工程と、を備えることを特徴とする。
前記トレンチ溝の開口から所定深さまでの開口部分を前記不純物膜の形成領域として残すように、前記トレンチ溝内に導体膜を形成する導体膜形成工程をさらに備え、前記エッチング工程は、前記導体膜上の開口部分に前記不純物膜を形成する工程を備えてもよい。
前記開口部分の底面は、前記第2半導体領域の底面よりも浅い位置にあってもよい。
前記半導体素子は、トランジスタであり、前記導体膜形成工程は、ゲート電極として前記導体膜を形成する工程を備え、前記拡散源形成工程は、前記ゲート電極と前記半導体基板上に形成される電極との間を電気的に絶縁する層間絶縁膜として機能する膜を前記不純物膜として形成する工程を備えてもよい。
本発明の第3の観点にかかる半導体素子は、第1導電型の第1半導体領域を有する半導体基板と、前記半導体基板の上面に、該半導体基板の上面から下面に向かって延伸するように形成されたトレンチ溝と、前記第1半導体領域内に、前記トレンチ溝に沿って形成された第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域と同一種類の不純物を含有し、前記トレンチ溝内に形成された不純物膜と、から構成されていることを特徴とする。
前記トレンチ溝内の、前記トレンチ溝の開口から所定深さまでの開口部分よりも深い部分に形成された導体膜をさらに備え、前記不純物膜は、前記導体膜上の開口部分に形成されていてもよい。
前記開口部分の底面は、前記第2半導体領域の底面よりも浅い位置にあってもよい。
前記不純物膜は、その下部が前記トレンチ溝内に形成されており、その上部が前記半導体基板の上面から突出していてもよい。
前記不純物膜の、前記半導体基板の上面から突出した部分は、前記トレンチ溝の幅と等しいか、又は、前記トレンチ溝の幅よりも小さい幅を有してもよい。
本発明によれば、半導体素子の微細化を容易に実現可能な半導体素子及び半導体素子の製造方法を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態にかかる半導体素子の製造方法について図面を参照して説明する。なお、以下では、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)の製造方法を例にとって説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる製造方法により製造されるIGBT1の構成を示す断面図である。
図1に示すように、IGBT1は、半導体基板10と、ゲート絶縁膜20と、ゲート電極30と、PSG(リンシリケートガラス)膜40と、エミッタ電極50と、コレクタ電極60と、から構成されている。
半導体基板10は、例えばシリコン半導体基板から構成され、P型エミッタ領域11と、N型ベース領域12と、P型ベース領域13と、N型エミッタ領域14と、を有する。
P型エミッタ領域11は、P型の半導体領域から構成され、半導体基板10の下面を構成する。P型エミッタ領域11は、例えば熱拡散法によってN型の半導体ウエハにP型不純物(例えばボロン)を拡散させることにより形成される。
N型ベース領域12は、P型エミッタ領域11上に形成されたN型の半導体領域から構成されている。
P型ベース領域13は、N型ベース領域12上に形成されたP型の半導体領域から構成され、半導体基板10の上面を構成する。P型ベース領域13は、例えば熱拡散法によってN型の半導体ウエハにP型不純物(例えばボロン)を拡散させることにより形成される。
半導体基板10の上面には、P型ベース領域13を貫通してN型ベース領域12に至る複数のトレンチ溝10aが、所定間隔で形成されている。各トレンチ溝10aは、P型ベース領域13の厚さよりも大きく、P型ベース領域13とN型ベース領域12とを合わせた厚さよりも小さい深さを有する。
N型エミッタ領域14は、N型の半導体領域から構成されている。N型エミッタ領域14は、例えばP型ベース領域13の表面領域にN型不純物(例えばリン)を拡散させることにより、トレンチ溝10aの開口に沿って形成されている。
ゲート絶縁膜20は、例えば熱酸化法により、トレンチ溝10aの内壁上に形成されている。
ゲート電極30は、例えば化学気相成長法により、トレンチ溝10a内を埋めるように、ゲート絶縁膜20上に形成されている。
なお、ゲート絶縁膜20及びゲート電極30は、トレンチ溝10a内の開口部分を除いた部分、即ち、開口部分よりも深い部分に形成されている。ゲート絶縁膜20及びゲート電極30が形成されていない、トレンチ溝10aの開口部分は、図2に示すように、N型エミッタ領域14の底面の位置BよりもN型エミッタ領域14を形成する際のN型不純物の、トレンチ溝10aの延伸方向に沿った拡散距離Lだけ浅い位置Aよりも浅い部分を指す。即ち、ゲート絶縁膜20及びゲート電極30の上面は、N型エミッタ領域14の底面と半導体基板10の上面との間に位置している。
PSG膜40は、P型不純物(例えばリン)が導入されたシリコン酸化膜である。PSG膜40は、例えば化学気相成長法等によって、その下部がトレンチ溝10aの開口部分内に充填され、その上部が半導体基板10の上面から突出するように形成されている。また、PSG膜40は、ゲート電極30とエミッタ電極50との間を電気的に絶縁する層間絶縁膜としての機能を有する。
エミッタ電極50は、例えばアルミニウム膜から構成されている。エミッタ電極50は、例えばPVD(Physical Vapor Deposition)法等によって、PSG膜40を被覆するように、半導体基板10の上面全体に形成されている。そして、エミッタ電極50は、半導体基板10の上面において、P型ベース領域13及びN型エミッタ領域14に電気的に接続されている。
コレクタ電極60は、例えばアルミニウム膜から構成されている。コレクタ電60は、例えばPVD法等によって、半導体基板10の下面全体を覆うように形成されている。そして、コレクタ電極60は、半導体基板10の下面において、P型エミッタ領域11に電気的に接続されている。
以上のような構成を有するIGBT1では、エミッタ電極50に正の電圧を印加した状態でゲート電極30に所定の大きさを有する正のゲート電圧を印加すると、P型ベース領域13内に、トレンチ溝10aの側壁に沿った縦方向のチャネルが形成される。これにより、エミッタ電極50とコレクタ電極60との間に電流が流れる。
次に、以上のような構成を有するIGBT1の製造方法について説明する。図3(a)から図5(c)は、IGBT1の製造工程を示す断面図である。
まず初めに、高抵抗を有するN型の半導体ウエハを用意する。そして、熱拡散法により、半導体ウエハの上面及び下面のそれぞれにP型不純物(例えばボロン)を導入する。これにより、図3(a)に示すように、下面から上面に向かってP型エミッタ領域11、N型ベース領域12、P型ベース領域13がこの順番で形成された半導体基板10が形成される。
次に、リアクティブイオンエッチング法により、半導体基板10上面の所定部分をエッチングする。これにより、図3(b)に示すように、半導体基板10の上面に複数のトレンチ溝10aが所定間隔で形成される。なお、エッチング処理は、トレンチ溝10aの底にN型ベース領域12が露出するまで行われる。これにより、P型ベース領域13の厚さよりも大きく、P型ベース領域13とN型ベース領域12とを合わせた厚さよりも小さい深さを有するトレンチ溝10aが形成される。
トレンチ溝10aを形成した後、例えば熱酸化法によって、図3(c)に示すように、半導体基板10の上面、及び、トレンチ溝10aの内壁上に熱酸化膜20aを形成する。
続いて、化学気相成長法等によって、図3(c)に示すように、トレンチ溝10aの内部を完全に埋め込み、半導体基板10の上面全体を被覆するポリシリコン膜30aを形成する。
そして、半導体基板10の上面に形成されるゲート配線やボンディングパッド等(図示せず)の形成領域を写真蝕刻法により保護する。その後、ポリシリコン膜30aにエッチング処理を施すことにより、図4(a)に示すように、半導体基板10の上面、及び、トレンチ溝10aの開口部分に形成されたポリシリコン膜30aを除去する。これにより、トレンチ溝10a内の開口部分よりも深い部分、即ち、N型エミッタ領域14の底面の位置BよりもN型エミッタ領域14を形成する際のN型不純物の拡散距離Lだけ浅い位置Aよりも深い部分に、ゲート電極30が形成される。また、このエッチングにより、半導体基板10の上面、及び、トレンチ溝10aの開口部分の内壁には、熱酸化膜20aが露出する。
続いて、熱酸化膜20aにウエットエッチング処理を施すことにより、図4(b)に示すように、半導体基板10の上面、及び、トレンチ溝10aの開口部分に露出した熱酸化膜20aを除去する。これにより、トレンチ溝10a内の開口部分よりも深い部分、即ち、N型エミッタ領域14の底面の位置BよりもN型エミッタ領域14を形成する際のN型不純物の拡散距離Lだけ浅い位置Aよりも深い部分に、ゲート酸化膜20が形成される。また、このエッチングにより、半導体基板10の上面、及び、トレンチ溝10aの開口部分の内壁には、P型ベース領域13が露出する。
次に、化学気相成長法等によって、図4(c)に示すように、トレンチ溝10aの開口部分内を完全に埋めるように、リン等のN型不純物(ドナー不純物)を含むPSG膜(リンシリケートガラス膜)40を半導体基板10の上面に形成する。
そして、PSG膜40にエッチング処理を施すことにより、図5(a)に示すように、トレンチ溝10aの内部にのみPSG膜40が残存するように、半導体基板10の上面に形成されたPSG膜40を除去する。これにより、トレンチ溝10aは、下部がゲート電極30によって充填され、上部がPSG膜40によって充填された状態となる。なお、このエッチング処理では、半導体基板10の上面に形成されたPSG膜40を一様に除去するため、マスク等を用いる必要がない。
その後、半導体基板10に、所定温度の熱処理を所定時間施す。この際、トレンチ溝10a内に残存しているPSG膜40は不純物の拡散源として機能する。これにより、PSG膜40からP型ベース領域13内へN型不純物が拡散し、図5(b)に示すように、P型ベース領域13の表面領域に、トレンチ溝10aの開口に沿ってN型エミッタ領域14が形成される。このようにして形成されたN型エミッタ領域14の底面は、トレンチ溝10aの開口部分よりも、半導体基板10の厚み方向におけるN型不純物の拡散距離Lだけ深い位置にある。即ち、N型エミッタ領域14の底面は、ゲート絶縁膜20及びゲート電極30の上面よりも深い位置にある。
なお、P型ベース領域13の表面では、上記熱処理によって、N型エミッタ領域14の形成領域を越えてN型不純物が拡散してしまう場合がある。このため、熱処理を行った後に、P型ベース領域13の表面を所定の厚さだけエッチングして除去する。この際、PSG膜40のエッチング速度が半導体基板10のエッチング速度に比べて十分小さくなる条件でエッチング処理が行われる。
これにより、図5(c)に示すように、下部がトレンチ溝10aの開口部分内に充填され、上部が半導体基板10の上面から突出するPSG膜40が形成される。また、上記した条件下であってもPSG膜40は僅かにエッチングされるため、半導体基板10の上面から突出した部分のPSG膜40は、トレンチ溝10aの幅と等しいか、又は、トレンチ溝10aの幅よりも小さい幅を有する。また、上記エッチング処理を行うことにより、P型ベース領域13の表面に不必要なN型半導体領域が残存することを防止できる。また、このエッチング処理では、P型ベース領域13の表面を所定の厚さだけ一様にエッチングするので、マスク等を用いる必要がない。
その後、例えばPVD等によって、PSG膜40を被覆するように、アルミニウム膜等から構成されるエミッタ電極50を半導体基板10の上面に形成し、半導体基板10の下面に、アルミニウム膜等から構成されるコレクタ電極60を形成する。これにより、図1に示したIGBT1が完成する。
以上に示した製造方法では、トレンチ溝10aの開口部分内に、不純物の拡散源として機能するPSG膜40を形成し、トレンチ溝10a内からP型ベース領域13に不純物を拡散させている。このような方法によれば、フォトマスクを使用せずに、トレンチ溝10aの開口に沿ってN型エミッタ領域14を形成することができる。即ち、上記した製造方法によれば、フォトマスクを用いる必要がないので、フォトマスクの位置合わせ精度等によってIGBT1の微細化が制限されることはない。その結果、微細な半導体素子を容易に実現することが可能となる。また、マスクを使用しない分だけIGBT1の製造工程を削減することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。例えば、IGBT1の製造方法は、同様の結果物が得られるのであれば他の製造方法であってもよい。以下、他の実施の形態のIGBT1の製造方法について説明する。
まず、前述の製造方法と同様に、図3(a)から図4(c)の工程に従って、図4(c)に示すように、半導体基板10の上面及びトレンチ溝10aの開口部分内に、リン等のN型不純物を含むPSG膜40を半導体基板10の上面に形成する。
次に、PSG膜40にエッチングを施さずに、半導体基板10に所定温度の熱処理を所定時間施す。即ち、半導体基板10の上面及びトレンチ溝10aの開口部分内にPSG膜40を形成した状態で、半導体基板10に、所定温度の熱処理を所定時間施す。これにより、PSG膜40が不純物の拡散源として機能し、PSG膜40から半導体基板10(P型ベース領域13)の表面とトレンチ溝10aの開口に沿ってN型不純物が拡散され、図6(a)に示すように、N(N)型不純物領域14aが形成される。
続いて、エッチング処理を施し、図6(b)に示すように、半導体基板10(P型ベース領域13)の表面に形成されたPSG膜40及びN型不純物領域14aを除去する。この際、PSG膜40のエッチング速度が、半導体基板10(N型不純物領域14a)のエッチング速度に比べて十分に小さくなる条件でエッチング処理を施す。これによって、トレンチ溝10aの開口に沿ってN型エミッタ領域14が形成される。このようにして形成されたN型エミッタ領域14の底面は、トレンチ溝10aの開口部分よりも、半導体基板10の厚み方向におけるN型不純物の拡散距離Lだけ深い位置にある。また、トレンチ溝10aの開口部分にPSG膜40が形成される。このようにして形成されたPSG膜40は、下部がトレンチ溝10aの開口部分内に充填され、上部が半導体基板10の上面から突出する。
このように、半導体基板10の上面の上面にPSG膜40を形成した状態でP型ベース領域13にN型不純物を拡散させた後、エッチング処理を施してN型エミッタ領域14及びPSG膜40を形成しているので、前述の製造方法に比べてエッチング工程を削減することができる。このため、IGBT1の製造工程を削減することができる。
その後、前述の製造方法と同様に、PSG膜40を被覆するように、アルミニウム膜等から構成されるエミッタ電極50を半導体基板10の上面に形成し、半導体基板10の下面に、アルミニウム膜等から構成されるコレクタ電極60を形成することにより、図1に示したIGBT1が完成する。
上記実施の形態では、PSG膜40の上部が半導体基板10の上面から突出している場合を例として示した。しかし、N型エミッタ領域14の形成時に行われる熱処理によってN型不純物がN型エミッタ領域14を形成領域を越えて拡散しないのであれば、PSG膜40を半導体基板10の上面から突出させなくてもよい。
また、IGBT1は、上記実施の形態とは逆の導電型を有してもよい。
また、本発明は、第1導電型の半導体領域内に形成され、第1導電型の半導体領域に形成されたトレンチ溝やコンタクトホール等に接している第2導電型の半導体領域を有する半導体素子であれば、IGBT1以外の半導体素子にも適用することができる。
本発明の実施の形態にかかるIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)の構成を示す断面図である。 図1に示すIGBTが有するトレンチ溝の開口部分を示す拡大図である。 図1に示すIGBTの製造工程を示す断面図である。 図1に示すIGBTの製造工程を示す断面図である。 図1に示すIGBTの製造工程を示す断面図である。 図1に示すIGBTの他の製造工程を示す断面図である。 従来のIGBTの構成を示す断面図である。 従来のIGBTの製造工程を示す断面図である。 従来のIGBTの製造工程を示す断面図である。
符号の説明
10 半導体基板
10a トレンチ溝
11 P型エミッタ領域
12 N型ベース領域
13 P型ベース領域
14 N型エミッタ領域
20 ゲート絶縁膜
30 ゲート電極
40 PSG(リンシリケートガラス)膜
50 エミッタ電極
60 コレクタ電極

Claims (13)

  1. 第1導電型の第1半導体領域を有する半導体基板の上面に、該半導体基板の上面から下面に向かって延伸するトレンチ溝を形成する溝形成工程と、
    第2導電型の不純物を含有し、不純物の拡散源となる不純物膜を前記トレンチ溝内に形成する拡散源形成工程と、
    前記不純物膜に含有されている前記不純物を前記第1半導体領域内に拡散させることにより、前記第1半導体領域内に第2導電型の第2半導体領域を形成する不純物拡散工程と、
    を備えることを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 前記トレンチ溝の開口から所定深さまでの開口部分を前記不純物膜の形成領域として残すように、前記トレンチ溝内に導体膜を形成する導体膜形成工程をさらに備え、
    前記拡散源形成工程は、前記導体膜上の開口部分に前記不純物膜を形成する工程を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造方法。
  3. 前記拡散源形成工程は、
    前記トレンチ溝の開口部分を埋め込むように、前記半導体基板の上面に前記不純物膜を形成する成膜工程と、
    前記半導体基板の上面に形成された前記不純物膜を除去することにより、前記開口部分内に前記不純物膜を残す除去工程と、
    を備える、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  4. 前記第1半導体領域の表面を所定の厚さだけエッチングすることにより、前記第2半導体領域の形成領域を越えて拡散した、前記第1半導体領域表面の不純物を除去するエッチング工程をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体素子の製造方法。
  5. 第1導電型の第1半導体領域を有する半導体基板の上面に、該半導体基板の上面から下面に向かって延伸するトレンチ溝を形成する溝形成工程と、
    第2導電型の不純物を含有し、不純物の拡散源となる不純物膜を前記トレンチ溝内を含む半導体基板の上面に形成する拡散源形成工程と、
    前記不純物膜に含有されている前記不純物を前記第1半導体領域内に拡散させることにより、前記第1半導体領域内に第2導電型の第2半導体領域を形成する不純物拡散工程と、
    前記半導体基板の上面に形成された不純物膜及び前記第1半導体領域をエッチングすることにより、前記第2半導体領域の形成領域を越えて拡散した、前記第1半導体領域表面の不純物を除去するとともに、前記不純物膜を前記トレンチ溝内に形成するエッチング工程と、
    を備えることを特徴とする半導体素子の製造方法。
  6. 前記トレンチ溝の開口から所定深さまでの開口部分を前記不純物膜の形成領域として残すように、前記トレンチ溝内に導体膜を形成する導体膜形成工程をさらに備え、
    前記エッチング工程は、前記導体膜上の開口部分に前記不純物膜を形成する工程を備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体素子の製造方法。
  7. 前記開口部分の底面は、前記第2半導体領域の底面よりも浅い位置にある、ことを特徴とする請求項2乃至4、6の何れか1項に記載の半導体素子の製造方法。
  8. 前記半導体素子は、トランジスタであり、
    前記導体膜形成工程は、ゲート電極として前記導体膜を形成する工程を備え、
    前記拡散源形成工程は、前記ゲート電極と前記半導体基板上に形成される電極との間を電気的に絶縁する層間絶縁膜として機能する膜を前記不純物膜として形成する工程を備える、
    ことを特徴とする請求項2乃至4、6、7の何れか1項に記載の半導体素子の製造方法。
  9. 第1導電型の第1半導体領域を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の上面に、該半導体基板の上面から下面に向かって延伸するように形成されたトレンチ溝と、
    前記第1半導体領域内に、前記トレンチ溝に沿って形成された第2導電型の第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域と同一種類の不純物を含有し、前記トレンチ溝内に形成された不純物膜と、
    から構成されていることを特徴とする半導体素子。
  10. 前記トレンチ溝内の、前記トレンチ溝の開口から所定深さまでの開口部分よりも深い部分に形成された導体膜をさらに備え、
    前記不純物膜は、前記導体膜上の開口部分に形成されている、
    ことを特徴とする請求項9に記載の半導体素子。
  11. 前記開口部分の底面は、前記第2半導体領域の底面よりも浅い位置にある、ことを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体素子。
  12. 前記不純物膜は、その下部が前記トレンチ溝内に形成されており、その上部が前記半導体基板の上面から突出している、ことを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載の半導体素子。
  13. 前記不純物膜の、前記半導体基板の上面から突出した部分は、前記トレンチ溝の幅と等しいか、又は、前記トレンチ溝の幅よりも小さい幅を有する、ことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子。
JP2004282697A 2004-08-04 2004-09-28 半導体素子及び半導体素子の製造方法 Pending JP2006073971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282697A JP2006073971A (ja) 2004-08-04 2004-09-28 半導体素子及び半導体素子の製造方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004227671 2004-08-04
JP2004282697A JP2006073971A (ja) 2004-08-04 2004-09-28 半導体素子及び半導体素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006073971A true JP2006073971A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36154218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004282697A Pending JP2006073971A (ja) 2004-08-04 2004-09-28 半導体素子及び半導体素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006073971A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012144147A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 パナソニック株式会社 縦型ゲート半導体装置およびその製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02309678A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Fuji Electric Co Ltd 絶縁ゲート電界効果型トランジスタの製造方法
JPH05226661A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
JPH05267674A (ja) * 1992-03-23 1993-10-15 Nissan Motor Co Ltd 半導体装置
JPH11251585A (ja) * 1998-03-03 1999-09-17 Toshiba Corp 半導体装置
JP2002246596A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Hitachi Ltd 絶縁ゲート型半導体装置及びその製造方法
WO2003043091A1 (en) * 2001-11-16 2003-05-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Trench-gate semiconductor devices and the manufacture thereof

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02309678A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Fuji Electric Co Ltd 絶縁ゲート電界効果型トランジスタの製造方法
JPH05226661A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
JPH05267674A (ja) * 1992-03-23 1993-10-15 Nissan Motor Co Ltd 半導体装置
JPH11251585A (ja) * 1998-03-03 1999-09-17 Toshiba Corp 半導体装置
JP2002246596A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Hitachi Ltd 絶縁ゲート型半導体装置及びその製造方法
WO2003043091A1 (en) * 2001-11-16 2003-05-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Trench-gate semiconductor devices and the manufacture thereof
JP2005510061A (ja) * 2001-11-16 2005-04-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ トレンチ・ゲート半導体装置とその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012144147A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 パナソニック株式会社 縦型ゲート半導体装置およびその製造方法
US9324837B2 (en) 2011-04-20 2016-04-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Semiconductor device with vertical gate and method of manufacturing the same
US9853126B2 (en) 2011-04-20 2017-12-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Semiconductor device with vertical gate and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6666671B2 (ja) 半導体装置
JP4109565B2 (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JP2006210368A (ja) 縦型半導体装置及びその製造方法
JP4183620B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2012138600A (ja) Mosゲート半導体デバイス製造方法
JP2007281515A (ja) 比較的少ない数のマスキング工程で製造され、末端領域に厚い酸化層を有するトレンチ型dmosトランジスタとその製造方法
JP2002280553A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2002368221A (ja) 縦型mosfetを備えた半導体装置およびその製造方法
JP2006013487A (ja) 半導体装置におけるセルフアラインドコンタクトを形成する製造方法
JPH10189969A (ja) 自己整合セルを有するmosゲート型デバイスの製造方法
JP2010103314A (ja) 半導体装置
JP2008153685A (ja) 半導体装置の製造方法
JP5994938B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008160039A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2013182935A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2010062477A (ja) トレンチ型半導体装置及びその製造方法
JP2019046834A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3965027B2 (ja) トレンチ底部に厚いポリシリコン絶縁層を有するトレンチゲート型misデバイスの製造方法
CN110574153A (zh) 半导体装置及半导体装置的制造方法
JP2013182934A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4992211B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP2003243655A (ja) 絶縁ゲート型トランジスタ及びその製造方法
TWI230441B (en) Method for manufacturing semiconductor device
WO2006135861A2 (en) Power semiconductor device
JP2012199468A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111025