JP2006073146A - 半導体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 センスアンプの動作開始タイミングを、半導体メモリの製造条件の変動等に拘わらず最適に設定する。
【解決手段】 第1論理を記憶する第1ダミーメモリセルDMC1と、第1論理と反対の第2論理を記憶する第2ダミーメモリセルDMC2とが、ダミーワード線DWLに接続されている。第1および第2ダミーメモリセルDMC1、DMC2は、ダミービット線XDBLに接続されている。ダミーセンスアンプDSAは、ダミービット線XDBLの電圧変化に応じて、リアルセンスアンプ用のセンスアンプ起動信号SAENを活性化する。リアルメモリセルの読み出し動作時に、第1ダミーメモリセルDMC1によるダミービット線XDBLの第1論理レベルへの変化速度は、第2ダミーメモリセルDMC2に保持された第2論理レベルにより遅くなる。この傾向は、トランジスタの閾値電圧が低い方が顕著になる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スタティックメモリ等の半導体メモリに関し、特に、センスアンプの駆動タイミングを最適に設定する技術に関する。
一般に、スタティックメモリ等の半導体メモリでは、ワード線信号によりメモリセルが選択され、選択されたメモリセルからビット線にデータが読み出される。そして、ビット線上の読み出し電圧をセンスアンプにより増幅することで、メモリセルに保持されているデータが読み出される。センスアンプが増幅動作を開始するタイミングを設定するセンスアンプ起動信号は、ビット線上の読み出し電圧がセンスアンプで増幅可能な値になったときに活性化されることが望ましい。センスアンプ起動信号の活性化タイミングが早い場合、正しいデータを読み出すことができない。一方、センスアンプ起動信号の活性化タイミングが遅い場合、アクセス時間が長くなってしまう。
センスアンプ起動信号を最適なタイミングで活性化するために、タイミング調整用の複数個のダミーメモリセルとビット線の負荷用の複数個のダミーメモリセルとを有するスタティックメモリが提案されている(例えば、特許文献1)。このスタティックメモリでは、タイミング調整用のダミーメモリセルは、ダミーワード線に接続されている。負荷用のダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートは、接地線に接続されている。タイミング調整用のダミーメモリセルと負荷用のダミーメモリセルとは、互いに逆の論理を保持し、共通の相補のビット線に接続されている。タイミング調整用のダミーメモリセルがダミーワード線により駆動されるときに、ビット線の電圧は、負荷用ダミーメモリセルからビット線へのリーク電流に影響されることなく変化する。したがって、センスアンプ起動信号は、タイミング調整用のダミーメモリセルの接続数に応じた所望のタイミングで活性化される。一方、半導体メモリの製造条件の変動によりトランジスタの閾値電圧が低くなるとき、タイミング調整用のダミーメモリセルの駆動能力が上がる。このため、センスアンプ起動信号の活性化タイミングは、早くなる。反対に、トランジスタの閾値電圧が高くなるとき、センスアンプ起動信号の活性化タイミングは、遅くなる。
特開2000−36678号公報
本発明は、次の課題を解決するためになされた。半導体メモリの製造条件の変動によりトランジスタの閾値電圧が低くなるとき、あるいは、半導体メモリの動作温度が高いとき、書き込みデータを保持するメモリセル(リアルメモリセル)からビット線(リアルビット線)へのリーク電流は増加する。このリーク電流により、ビット線対の電圧差が開き難くなる。したがって、メモリセルからビット線へのリーク電流が大きいときには、センスアンプ起動信号の生成タイミングを遅くし、ビット線対の電圧差が十分に開いてからセンスアンプの動作を開始する必要がある。
本発明の目的は、半導体メモリの製造条件の変動等により、メモリセルからビット線へのリーク電流が変化する場合にも、センスアンプの動作開始タイミングを最適に設定することにある。
本発明の半導体メモリの第1の形態では、複数のリアルメモリセルは、リアルビット線に接続されている。各リアルメモリセルは、書き込みデータを保持するリアルラッチと、
リアルラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する。各第1ダミーメモリセルは、第1論理を記憶する第1ラッチと、第1ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する。各第2ダミーメモリセルは、第1論理と反対の論理である第2論理を記憶する第2ラッチと、第2ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する。ダミービット線は、トランスファトランジスタを介して第1および第2ダミーメモリセルの記憶ノードに接続されている。ダミーワード線は、第1および第2ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートに接続されている。ダミーワード線の活性化により、第1ダミーメモリセルからダミービット線に第1論理に対応する第1レベルが出力される。この際、第2ダミーメモリセルからダミービット線に第2論理に対応する第2レベルが出力される。
半導体メモリの製造条件が変動し、トランスファトランジスタの閾値電圧(絶対値)が下がった場合、アクセスしないリアルメモリセルからリアルビット線へのリーク電流は増える。このとき、アクセスするリアルメモリセルによるリアルビット線の電圧は、変化し難くなるため、リアルセンスアンプの活性化タイミングを遅くする必要がある。本発明では、トランスファトランジスタの閾値電圧が下がるとき、第2ダミーメモリセルからダミービット線への第2レベルの供給が増える。第1レベルと第2レベルは逆レベルのため、ダミーワード線の活性化によるダミービット線の第1レベルへの変化速度は、閾値電圧が下がるほど遅くなる。したがって、ダミービット線の電圧が所定値に達するまでの時間を長くでき、ダミーセンスアンプから出力されるセンスアンプ起動信号の活性化タイミングを遅らせることができる。半導体メモリの動作温度が高くメモリセルからビット線へのリーク電流が増える場合にも、上述と同様にセンスアンプ起動信号の活性化タイミングを遅らせることができる。すなわち、リアルセンスアンプの動作タイミングを製造条件の変動および温度変化に追従して最適に設定でき、半導体メモリの誤動作を防止できる。リアルセンスアンプのタイミングマージンが増えるため、回路設計を容易にできる。タイミングマージンを従来と同程度にする場合には、アクセス時間を短縮できる。すなわち、高速で動作する半導体メモリを設計できる。
本発明の半導体メモリの第1の形態における好ましい例では、ダミープリチャージ回路は、ダミービット線を高レベルにプリチャージする。第1ダミーメモリセルの記憶ノードは、低レベルに保持されている。第2ダミーメモリセルの記憶ノードは、高レベルに保持されている。この例では、ダミービット線は、リアルメモリセルのアクセス時に高レベルから低レベルに変化する。トランスファトランジスタの閾値電圧が低いときに、第2ダミーメモリセルから出力される高レベルにより、ダミービット線の低レベルへの変化時間が長くなる。一般に、リアルビット線およびダミービット線のプリチャージ電圧は、高レベルである。このため、従来のプリチャージ回路を流用でき、半導体メモリの設計時間を短縮できる。
本発明の半導体メモリの第2の形態では、ダミーワード線は、第1ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートのみに接続され、第2ダミーメモリセルには接続されていない。第2ダミーメモリセルのトランスファトランジスタは常時オンしている。その他の構成は、第1の形態と同じである。第2ダミーメモリセルの第2ラッチに記憶される第2論理に対応する電圧がプリチャージ電圧と同じ場合、第2ラッチの記憶ノードは、ダミービット線に常時接続されていても上述した第1の形態と同じ動作を実行できる。第2ダミーメモリセルにダミービット線をプリチャージする機能があるため、従来のプリチャージ回路を簡易にできる。さらに、ダミーワード線の接続先の数が減るため、ダミーワード線の電圧変化を急峻にできる。したがって、回路のタイミング設計を容易にできる。
本発明の半導体メモリの第2の形態における好ましい例では、第1ダミーメモリセルの記憶ノードは、低レベルに保持されている。第2ダミーメモリセルの記憶ノードは、高レ
ベルに保持されている。一般に、リアルビット線およびダミービット線のプリチャージ電圧は、高レベルである。このため、本発明を、従来のプリチャージ動作の基本論理を変更せずに半導体メモリに適用でき、その設計時間を短縮できる。
本発明の半導体メモリの第1および第2の形態における好ましい例では、各第3ダミーメモリセルは、第2論理を記憶する第3ラッチと、第3ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する。記憶ノードは、常時オフされたトランスファトランジスタを介してダミービット線に接続されている。センスアンプ起動信号の生成に関与しない第3ダミーメモリセルが、第1ダミーメモリセルと逆の第2論理を記憶することで、センスアンプ起動信号の活性化タイミングが、第3ダミーメモリセルからダミービット線へのリーク電流により早くなることを防止できる。
本発明の半導体メモリの第3の形態では、各リアルメモリセルは、相補のリアルビット線に接続されている。第1論理を記憶する第1ダミーメモリセルの相補の記憶ノードは、トランスファトランジスタを介して相補のダミービット線それぞれ接続されている。第2論理を記憶する第2ダミーメモリセルの相補の記憶ノードの一方は、トランスファトランジスタの一方を介して相補のダミービット線の一方に接続されている。第2ダミーメモリセルの相補の記憶ノードの他方は、相補のダミービット線の他方に非接続である。ダミーワード線は、第1および第2ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートに接続されている。ダミーセンスアンプは、ダミーワード線の活性化により相補のダミービット線の電圧差が所定値に達したときにセンスアンプ起動信号を活性化する。第1ダミーメモリセルと逆の論理を記憶する第2ダミーメモリセルの相補の記憶ノードを、相補のダミービット線にそれぞれ接続する場合、第1ダミーメモリセルによりダミービット線対に生じる電圧差は、小さくなりすぎ、センスアンプ起動信号を所望のタイミングで生成できない。差動型のダミーセンスアンプを用いる場合、第2ダミーメモリセルの相補の記憶ノードの他方を、ダミービット線の他方に非接続にすることで、ダミービット線の他方が、第2ダミーメモリセルの記憶値の影響を受けることを防止できる。この結果、センスアンプ起動信号を所望のタイミングで生成できる。
本発明の半導体メモリの第3の形態における好ましい例では、ダミープリチャージ回路は、相補のダミービット線を高レベルにプリチャージする。第1ダミーメモリセルにおいて相補のダミービット線の一方および他方に対応する記憶ノードの一方および他方は、低レベルおよび高レベルにそれぞれ保持されている。第2ダミーメモリセルにおいて相補のダミービット線の一方および他方に対応する記憶ノードの一方および他方は、高レベルおよび低レベルにそれぞれ保持されている。この例においても、上述した第1の形態と同様に、従来のプリチャージ回路を流用でき、半導体メモリの設計時間を短縮できる。
本発明の半導体メモリの第4の形態では、ダミーワード線は、第1ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートのみに接続され、第2ダミーメモリセルには接続されていない。第2ダミーメモリセルのトランスファトランジスタは常時オンしている。その他の構成は、第3の形態と同じである。この形態においても、上述した第3の形態と同様に、ダミービット線の他方が、第2ダミーメモリセルの記憶値の影響を受けることを防止できる。この結果、センスアンプ起動信号を所望のタイミングで生成できる。
本発明の半導体メモリの第4の形態における好ましい例では、第1ダミーメモリセルにおいて相補のダミービット線の一方および他方に対応する記憶ノードの一方および他方は、低レベルおよび高レベルにそれぞれ保持されている。第2ダミーメモリセルにおいて相補のダミービット線の一方および他方に対応する記憶ノードの一方および他方は、高レベルおよび低レベルにそれぞれ保持されている。この例においても、上述した第2の形態と同様に、本発明を、従来のプリチャージ動作の基本論理を変更せずに半導体メモリに適用
でき、半導体メモリの設計時間を短縮できる。
本発明の半導体メモリの第3および第4の形態における好ましい例では、各第3ダミーメモリセルは、第2論理を記憶する第3ラッチと、第3ラッチの相補の記憶ノードにそれぞれ接続された一対のトランスファトランジスタとを有する。相補の記憶ノードは、常時オフされたトランスファトランジスタを介して相補のダミービット線にそれぞれ接続されている。この例においても、上述した第1および第2の形態と同様に、センスアンプ起動信号の活性化タイミングが、第3ダミーメモリセルからダミービット線へのリーク電流により早くなることを防止できる。
本発明では、リアルセンスアンプの動作タイミングを製造条件の変動および温度変化に追従して最適に設定でき、半導体メモリの誤動作を防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中の二重丸は、外部端子を示している。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。外部端子を介して供給される信号には、端子名と同じ符号を使用する。また、信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。
図1は、本発明の半導体メモリの第1の実施形態を示している。この半導体メモリは、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用してクロック同期式のスタティックランダムアクセスメモリ(以下、SRAMと称する)として形成されている。SRAMは、例えば、システムLSI等に搭載するためにマクロとして設計されている。SRAMは、タイミング制御回路12、アドレス入力回路14、ワードデコーダ16、コラムデコーダ18、データ入力回路20、データ出力回路22、ワードドライバWD、メモリセルアレイARY、ダミー領域DMY、コラムスイッチCSW、ライトアンプWA、センスアンプSAおよびダミーセンスアンプDSAを有している。クロック端子CKで受けるクロック信号は、SRAM内の各回路に供給される。
タイミング制御回路12は、コマンド端子CMDを介して受信するコマンド信号CMDを解読する。例えば、コマンド信号CMDとして、チップセレクト信号、ライトイネーブル信号、アウトプットイネーブル信号等がある。タイミング制御回路12は、解読したコマンドに応じて、SRAMを動作させるための複数のタイミング信号を生成する。タイミング信号は、ワードドライバWD、コラムスイッチCSWの他、動作タイミングを必要とする回路にそれぞれ出力される。
アドレス入力回路14は、アドレス端子ADを介してアドレス信号ADを受信し、受信した信号をロウアドレス信号RADおよびコラムアドレス信号CADとしてワードデコーダ16およびコラムデコーダ18にそれぞれ出力する。ロウアドレス信号RADは、後述するワード線WLを選択するために使用される。コラムアドレス信号CADは、後述するコラムスイッチCSWを選択するために使用される。ワードデコーダ16は、ロウアドレス信号RADをデコードしたデコード信号をワードドライバWDに出力する。コラムデコーダ18は、コラムアドレス信号CADをデコードしたデコード信号をコラムスイッチCSWに出力する。
データ入力回路20は、書き込みデータをデータ端子DQを介して受信し、受信したデータを書き込みデータバスWDBに出力する。データ出力回路22は、メモリセルMCからの読み出しデータを読み出しデータバスRDBを介して受信し、受信したデータをデー
タ端子DQに出力する。データ端子DQは、例えば、16ビットで構成されている。
ワードドライバWDは、タイミング信号に同期して動作し、ワードデコーダ16から受けるデコード信号に応じて、ワード線WLのいずれかを所定の期間高レベルに活性化する。また、ワードドライバWDは、タイミング信号に同期してダミーワード線DWLを所定の期間高レベルに活性化する。この例では、ダミーワード線DWLの活性化タイミングは、ワード線WLの活性化タイミングと同じである。
メモリセルアレイARYは、マトリックス状に配置される複数のスタティックメモリセルMC(リアルメモリセル)とプリチャージ回路PREとを有している。各メモリセルMCは、一対のインバータからなり書き込みデータを保持するラッチ(リアルラッチ)と、ラッチの相補の記憶ノード(各インバータの出力ノード)にそれぞれ一端が接続された一対のトランスファトランジスタ(nMOSトランジスタ)とを有している。トランスファトランジスタの他端は、相補のビット線BL、XBL(リアルビット線)のいずれかに接続されている。図の横方向に配列されるメモリセルMCの列は、共通のワード線WLに接続されている。図の縦方向に配列されるメモリセルMCの列は、共通のビット線BL、XBLに接続されており、プリチャージ回路とともに図の横方向に配列されている。プリチャージ回路PREは、メモリセルMCの非アクセス中に、相補のビット線BL、XBLを高レベル(例えば、電源電圧VDD)にプリチャージする。
ダミー領域DMYは、メモリセルアレイARYに隣接して形成されている。ダミー領域DMYは、ダミーメモリセルDMCおよびダミープリチャージ回路DPREを有している。ダミーメモリセルDMCは、図の縦方向に一列に配置されており、共通の相補のダミービット線DBL、XDBLに接続されている。ダミーメモリセルDMCは、メモリセルMCと同じ構造を有している。ダミーメモリセルDMCおよびダミービット線DBL、XDBLは、メモリセルMCおよびビット線BL、XBLのレイアウトピッチと同じピッチで配置されている。このため、ダミーメモリセルDMCおよびダミービット線DBL、XDBLは、SRAMの製造時にメモリセルアレイARYの端に位置するメモリセルMCを正しい形状に形成するための形状ダミーとしても機能する。ダミープリチャージ回路DPREは、メモリセルMCの非アクセス中に、相補のダミービット線DBL、XDBLを高レベル(例えば、電源電圧VDD)にプリチャージする。ダミー領域DMYの詳細は、後述する図2で説明する。
コラムスイッチCSWは、各ビット線BL、XBL毎に形成されている。コラムスイッチCSWは、例えば、nMOSトランジスタおよびpMOSトランジスタを使用して構成されており、ゲートで受けるコラムデコーダ18からのデコード信号に応じて、ビット線BL、XBLのいずれか16本(DQのビット数に対応)を相補のデータバス線DB、XDBに接続する。ライトアンプWAは、書き込み動作時に書き込みデータバスWDB上の書き込みデータの信号量を増幅し、データバスDB、XDBに出力する。センスアンプSA(リアルセンスアンプ)は、読み出し動作時において、センスアンプイネーブル信号SAENの活性化中に動作し、相補のデータバス線DB、XDBに接続されたビット線BL、XBL上の電圧を増幅する。より詳細には、センスアンプSAは、ビット線対BL、XBLの電圧差を増幅し、増幅した信号を読み出しデータバスRDBに出力する。ダミーセンスアンプDSAは、ダミービット線XDBL上の電圧に応じてセンスアンプイネーブル信号SAEN(センスアンプ起動信号)を生成する。ダミー領域DMYの詳細は、後述する図2で説明する。なお、センスアンプイネーブル信号SAENをタイミング制御回路12に供給し、タイミング制御回路12内で、センスアンプSAを増幅動作するためのタイミング信号を生成してもよい。
図2は、第1の実施形態のダミー領域DMYの詳細を示している。ダミー領域DMYは
、低レベル(第1論理)を保持する4つのダミーメモリセルDMC1(第1ダミーメモリセル)、高レベル(第2論理)を保持する2つのダミーメモリセルDMC2(第2ダミーメモリセル)、および高レベル(第2論理)を保持する複数のダミーメモリセルDMC2(第3ダミーメモリセル)を有している。この例では、ダミービット線XDBL側の記憶ノードSNの論理レベルを、ダミーメモリセルDMC1−3が保持する論理レベルとしている。ダミーメモリセルDMC1−3の数は、この例に限定されるもでなく、センスアンプイネーブル信号SAENを最適なタイミングで活性化できる数に設定される。
各ダミーメモリセルDMC1−3は、一対のインバータからなるラッチと、ラッチの相補の記憶ノードSN、XSN(各インバータの出力ノード)にそれぞれ一端が接続された一対のトランスファトランジスタ(nMOSトランジスタ)とを有している。ダミーメモリセルDMC1−3のラッチは、第1ラッチ、第2ラッチ、第3ラッチにそれぞれ対応する。各ダミーメモリセルDMC1−3において、トランスファトランジスタの一端は、ラッチの記憶ノードSNまたはXSNに接続され、トランスファトランジスタの他端は、相補のダミービット線DBL、XDBLのいずれかに接続されている。ダミーメモリセルDMC1−3の総数は、一対のビット線BL、XBLに接続されたメモリセルMCの数に等しい。
ダミーメモリセルDMC1は、ダミービット線DBL側の記憶ノードXSNが電源線VDDに接続されている。ダミーメモリセルDMC2、3は、ダミービット線XDBL側の記憶ノードSNが電源線VDDに接続されている。ダミーメモリセルDMC1、2のトランスファトランジスタのゲートは、ダミーワード線DWLに接続されている。したがって、ダミーメモリセルDMC1、2の記憶ノードSN、XSNは、ダミーワード線DWLが活性化されている期間に相補のダミービット線DBL、XDBLのいずれかに接続される。ダミーメモリセルDMC3のトランスファトランジスタのゲートは、接地線VSSに接続されている。したがって、ダミーメモリセルDMC3の記憶ノードSN、XSNは、常にダミービット線DBL、XDBLと非接続である。
ダミーセンスアンプDSAは、入力がダミービット線XDBLに接続されたCMOSインバータを有している。ダミーセンスアンプDSAは、ダミーワード線DWLの活性化に応答して所定時間後にセンスアンプイネーブル信号SAENを高レベルに活性化する。より詳細には、ダミーワード線DWLの活性化により、ダミーメモリセルDMC1、2の記憶ノードSNが、予め高レベルにプリチャージされているダミービット線XDBLに接続される。ダミービット線XDBL上の電荷は、ダミーメモリセルDMC1により引き抜かれる。同時にダミーメモリセルDMC2によりダミービット線XDBLに電荷が供給される。ダミービット線XDBLの電圧は徐々に低下し、ダミーセンスアンプDSAのインバータの閾値電圧より低くなったときに、センスアンプイネーブル信号SAENが活性化する。ダミーメモリセルDMC1、2の個数は、標準状態(トランスファトランジスタの閾値電圧が標準、動作温度が標準)において、センスアンプイネーブル信号SAENが所望のタイミングで活性化される数に設計されている。ここで、所望のタイミングは、ビット線対BL、XBLの電圧差が、メモリセルMCに保持されたデータを正しく読める値まで開いたときのタイミングである。
SRAMの製造条件が変動し、nMOSトランジスタの閾値電圧が低くなった場合、アクセスするメモリセルMC(リアルメモリセル)のトランスファトランジスタのオン電流は増え、同時に、アクセスしないメモリセルMCのトランスファトランジスタのリーク電流も増える。ビット線BL、XBL(リアルビット線)の電圧は、両方の影響を受けて変化する。製造条件とは、イオンの打ち込み量、露光条件、膜厚等である。本発明では、オン電流の増加をダミーメモリセルDMC1で補償し、リーク電流の増加をダミーメモリセルDMC2で補償できる。したがって、センスアンプSAの増幅を開始するタイミングを
、トランジスタの閾値電圧の変化に追従して自動的に最適に設定できる。SRAMの動作温度が高い場合も同様である。この結果、製造条件の変動および動作温度の変動によるセンスアンプSAの誤操作を防止できる。換言すれば、SRAMの製造歩留まりを向上できる。
図3は、第1の実施形態の動作を示している。この例では、SRAMの読み出し動作においてセンスアンプSAが増幅動作を開始するまでを示している。まず、読み出し動作前に、ビット線BL、XBLおよびダミービット線DBL、XDBLは、電源電圧VDDにプリチャージされている。次に、コマンド端子CMDに読み出しコマンドが供給され、アドレス信号ADに応じてワード線WLが活性化され、同時にダミーワード線DWLが活性化される。ダミーワード線DWLの活性化により、ダミーメモリセルDMC1、2がダミービット線XDBLに接続され、ダミービット線XDBLの電圧は、低下する。そして、ダミービット線XDBLの電圧が所定値になったとき、センスアンプイネーブル信号SAENが活性化される。センスアンプイネーブル信号SAENの活性化によりセンスアンプSAが増幅動作を開始し、ビット線BL、XBLの電圧差を増幅する。すなわち、読み出し動作が実行される。
この際、上述したように、nMOSトランジスタの閾値電圧が低い場合、あるいは動作温度が高い場合、ダミービット線XDBLの電圧の低下速度は遅くなる。図中の実線は、閾値電圧が低いとき、あるいは動作温度が高いときを示している。図中の破線は、閾値電圧が標準のとき、あるいは動作温度が標準のときを示している。閾値電圧が低い場合、あるいは動作温度が高い場合、アクセスしないメモリセルMCからビット線BL、XBLへのリーク量が増えるため、電源電圧VDDにプリチャージされているビット線(例えば、BL)の電圧が低下し、ビット線BL、XBLの電圧が所定の電圧差に変化するまでの時間が掛かる。本発明の適用により、ビット線BL、XBLの電圧差が所定値まで開いてから、センスアンプイネーブル信号SAENを活性化できる。これに対して、従来のSRAMでは、閾値電圧が低くてもダミービット線XDBLの低下速度は遅くならず、センスアンプイネーブル信号SAENの活性化タイミングも遅くならない。
以上、第1の実施形態では、センスアンプイネーブル信号SAENの活性化タイミングを、トランジスタの閾値電圧の変動および動作温度の変動に合わせて常に最適に設定できる。したがって、センスアンプSAの誤動作を防止でき、SRAMの誤動作を防止できる。センスアンプSAのタイミングマージンが増えるため、回路設計を容易にできる。タイミングマージンを従来と同程度にする場合には、アクセス時間を短縮できる。すなわち、高速で動作する半導体メモリを設計できる。
ダミーメモリセルDMC1は、低レベルを保持する。このため、ダミービット線XDBLは、ダミーワード線DWLの活性化時に、高レベル(=VDD)から低レベルに変化する。したがって、読み出し動作前にダミービット線XDBLを電源電圧VDDにプリチャージする従来のダミープリチャージ回路DPREを流用でき、SRAMの設計時間を短縮できる。
センスアンプイネーブル信号SAENの生成に関与しないダミーメモリセルDMC3は、ダミーメモリセルDMC1に保持するレベルと逆のレベルを保持する。換言すれば、ダミーメモリセルDMC3は、プリチャージ電圧と同じ高レベル電圧(=VDD)を保持する。このため、ダミービット線XDBLからダミーメモリセルDMC3へのリーク電流を防止でき、センスアンプイネーブル信号SAENの活性化タイミングが、リーク電流により早くなることを防止できる。
図4は、本発明の半導体メモリの第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明
した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、ダミー領域DMYが、第1の実施形態と相違している。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。すなわち、この半導体メモリは、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用してSRAMとして形成されている。SRAMは、例えば、システムLSI等に搭載するためにマクロとして設計されている。
図5は、第2の実施形態のダミー領域DMYの詳細を示している。ダミー領域DMYは、ダミーメモリセルDMC2のトランスファトランジスタのゲートが電源線VDDに接続されていることを除き、第1の実施形態と同じである。ダミーメモリセルDMC2の記憶ノードSNは、電源電圧VDDに保持されている。ダミービット線XDBLのプリチャージ電圧は電源電圧VDDである。このため、ダミーメモリセルDMC2をダミービット線XDBLに常時接続してもSRAMの動作に影響しない。ダミービット線DBLは、センスアンプイネーブル信号SAENの生成に使用していない。このため、ダミーメモリセルDMC2をダミービット線DBLに常時接続しても問題ない。ダミーメモリセルDMC2により、ダミービット線XDBLを電源電圧VDDにプリチャージできるため、第1の実施形態のダミープリチャージ回路DPREを簡易にできる。具体的には、ダミープリチャージ回路DPREを構成するトランジスタを小さくできる。SRAMの読み出し動作は、第1の実施形態(図3)と同じである。
以上、第2の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、ダミーメモリセルDMC2のトランスファトランジスタのゲートを電源線VDDに接続することで、ダミーメモリセルDMC2をダミービット線XDBLのプリチャージ回路として機能させることができる。したがって、第1の実施形態のダミープリチャージ回路DPREを簡易にできる。さらに、ダミーワード線DWLの接続先の数が減るため、ダミーワード線DWLの電圧変化を急峻にできる。したがって、回路のタイミング設計を容易にできる。ダミーメモリセルDMC2は、高レベルを記憶する。このため、本発明を、従来のプリチャージ動作の基本論理を変更せずに適用でき、SRAMの設計時間を短縮できる。
図6は、本発明の半導体メモリの第3の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、ダミー領域DMYが、第1の実施形態と相違している。また、ダミーセンスアンプDSAは、差動増幅型であり、相補のダミービット線DBL、XDBLの電圧差を増幅することで、センスアンプイネーブル信号SAENを生成する。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。すなわち、この半導体メモリは、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用してSRAMとして形成されている。SRAMは、例えば、システムLSI等に搭載するためにマクロとして設計されている。
図7は、第3の実施形態のダミー領域DMYの詳細を示している。ダミー領域DMYは、ダミーメモリセルDMC2において、記憶ノードXSNに接続されているトランスファトランジスタの他端が、ダミービット線DBLに接続されることなくオープンになっている(図の破線の円)。ダミー領域DMYのその他の構成は、相補のダミービット線DBL、XDBLがダミーセンスアンプDSAに接続されていることを除き、第1の実施形態(図2)と同じである。ダミーメモリセルDMC2をダミービット線DBLと切り離すことで、電源電圧VDDにプリチャージされているダミービット線DBLの電圧が、ダミーワード線DWLの活性化によって下がることを防止できる。
図8は、第3の実施形態の動作を示している。この例では、SRAMの読み出し動作においてセンスアンプSAが増幅動作を開始するまでを示している。この実施形態では、ダミーセンスアンプDSAは、相補のダミービット線DBL、XDBLの電圧差DIFが所
定値を超えたときにセンスアンプイネーブル信号SAENを活性化する。その他の動作は、第1の実施形態(図3)と同じである。すなわち、図中の実線は、閾値電圧が低いとき、あるいは動作温度が高いときを示している。図中の破線は、閾値電圧が標準のとき、あるいは動作温度が標準のときを示している。この実施形態では、ダミーメモリセルDMC2がダミービット線DBLと切り離されているため、ダミービット線DBLの電圧は、ダミーワード線DWLが活性化された後も電源電圧VDDに保持される。したがって、電圧差DIFを確実に発生させることができる。
以上、第3の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本発明は、相補のダミービット線DBL、XDBLの電圧差を利用してセンスアンプイネーブル信号SAENを生成するSRAMにも容易に適用できる。この際、ダミーメモリセルDMC2をダミービット線DBLと切り離すことで、ダミービット線DBLがダミーメモリセルDMC2の記憶値の影響を受けることを防止できる。この結果、センスアンプイネーブル信号SAENを正しいタイミングで活性化できる。
図9は、本発明の半導体メモリの第4の実施形態を示している。第1−第3の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、ダミー領域DMYが、第2の実施形態と相違している。また、ダミーセンスアンプDSAは、第3の実施形態と同じ差動増幅型である。その他の構成は、第2の実施形態と同じである。すなわち、この半導体メモリは、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用してSRAMとして形成されている。SRAMは、例えば、システムLSI等に搭載するためにマクロとして設計されている。
図10は、第4の実施形態のダミー領域DMYの詳細を示している。ダミー領域DMYは、ダミーメモリセルDMC2において、記憶ノードXSNに接続されているトランスファトランジスタの他端が、ダミービット線DBLに接続されることなくオープンになっている(図の破線の円)。ダミー領域DMYのその他の構成は、相補のダミービット線DBL、XDBLがダミーセンスアンプDSAに接続されていることを除き、第2の実施形態(図5)と同じである。SRAMの読み出し動作は、第3の実施形態(図8)と同じである。
以上、第4の実施形態においても、上述した第1−第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明を、クロック同期式のSRAMに適用しても同様の効果を得ることができる。また、本発明を、データを保持するラッチと、ラッチをビット線に接続するトランスファトランジスタとで構成されるメモリセルを有する他の半導体メモリに適用しても同様の効果を得ることができる。例えば、この種の半導体メモリとして、SRAMのメモリセルの記憶ノードに強誘電体キャパシタが接続された不揮発SRAMがある。
第1の実施形態を適用したSRAMマクロと第2の実施形態を適用したSRAMマクロとを両方準備しておき、製品仕様および電気的特性に応じて、いずれかのSRAMマクロを選択してもよい。あるいは、第2ダミーメモリセルDMC2をダミーワード線DWLに接続するか電源線VDDに接続するかの機能を、システムLSIの開発ツールに持たせ、製品仕様等に応じてこれらの接続仕様のいずれかを選択することで、第1または第2の実施形態のSRAMをシステムLSIに搭載してもよい。第3および第4の実施形態についても同様である。
上述した実施形態では、本発明をクロック同期式のSRAMに適用する例について述べたが、クロック非同期式のSRAMに適用しても同様の効果を得ることができる。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明の半導体メモリの第1の実施形態を示すブロック図である。 第1の実施形態のダミー領域の詳細を示す回路図である。 第1の実施形態の動作を示すタイミング図である。 本発明の半導体メモリの第2の実施形態を示すブロック図である。 第2の実施形態のダミー領域の詳細を示す回路図である。 本発明の半導体メモリの第3の実施形態を示すブロック図である。 第3の実施形態のダミー領域の詳細を示す回路図である。 第3の実施形態の動作を示すタイミング図である。 本発明の半導体メモリの第4の実施形態を示すブロック図である。 第4の実施形態のダミー領域の詳細を示す回路図である。
符号の説明
12 タイミング制御回路
14 アドレス入力回路
16 ワードデコーダ
18 コラムデコーダ
20 データ入力回路
22 データ出力回路
ARY メモリセルアレイ
BL、XBL ビット線
CSW コラムスイッチ
DBL、XDBL ダミービット線
DMY ダミー領域
DMC ダミーメモリセル
DPRE ダミープリチャージ回路
DSA ダミーセンスアンプ
DWL ダミーワード線
MC メモリセル
PRE プリチャージ回路
SA センスアンプ
SAEN センスアンプイネーブル信号
WA ライトアンプ
WD ワードドライバ
WL ワード線

Claims (10)

  1. 書き込みデータを保持するリアルラッチと、リアルラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する複数のリアルメモリセルと、
    前記リアルメモリセルに接続されたリアルビット線と、
    第1論理を記憶する第1ラッチと、第1ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する複数の第1ダミーメモリセルと、
    前記第1論理と反対の論理である第2論理を記憶する第2ラッチと、第2ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する複数の第2ダミーメモリセルと、
    前記第1および第2ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートに接続されたダミーワード線と、
    前記トランスファトランジスタを介して前記第1および第2ダミーメモリセルの前記記憶ノードに接続されたダミービット線と、
    前記ダミーワード線の活性化により前記ダミービット線の電圧が所定値に達したときにセンスアンプ起動信号を活性化するダミーセンスアンプと、
    前記リアルビット線上の電圧を、前記センスアンプ起動信号の活性化に応答して増幅するリアルセンスアンプとを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記ダミービット線を高レベルにプリチャージするダミープリチャージ回路を備え、
    前記第1ダミーメモリセルの前記記憶ノードは、低レベルに保持され、
    前記第2ダミーメモリセルの前記記憶ノードは、高レベルに保持されていることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 書き込みデータを保持するリアルラッチと、リアルラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する複数のリアルメモリセルと、
    前記リアルメモリセルに接続されたリアルビット線と、
    第1論理を記憶する第1ラッチと、第1ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有する複数の第1ダミーメモリセルと、
    前記第1論理と反対の論理である第2論理を記憶する第2ラッチと、第2ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有し、トランスファトランジスタが常時オンされた複数の第2ダミーメモリセルと、
    前記第1ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートに接続されたダミーワード線と、
    前記トランスファトランジスタを介して前記第1および第2ダミーメモリセルの前記記憶ノードに接続されたダミービット線と、
    前記ダミーワード線の活性化により前記ダミービット線の電圧が所定値に達したときにセンスアンプ起動信号を活性化するダミーセンスアンプと、
    前記リアルビット線上の電圧を、前記センスアンプ起動信号の活性化に応答して増幅するリアルセンスアンプとを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項3記載の半導体メモリにおいて、
    前記第1ダミーメモリセルの前記記憶ノードは、低レベルに保持され、
    前記第2ダミーメモリセルの前記記憶ノードは、高レベルに保持されていることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項1または請求項3記載の半導体メモリにおいて、
    前記第2論理を記憶する第3ラッチと、第3ラッチの記憶ノードに接続されたトランスファトランジスタとを有し、記憶ノードがトランスファトランジスタを介して前記ダミー
    ビット線に接続され、トランスファトランジスタが常時オフされた複数の第3ダミーメモリセルを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  6. 書き込みデータを保持するリアルラッチと、リアルラッチの相補の記憶ノードに接続された一対のトランスファトランジスタとを有する複数のリアルメモリセルと、
    前記リアルメモリセルに接続された相補のリアルビット線と、
    第1論理を記憶する第1ラッチと、第1ラッチの相補の記憶ノードに接続された一対のトランスファトランジスタとを有する複数の第1ダミーメモリセルと、
    前記第1論理と反対の論理である第2論理を記憶する第2ラッチと、第2ラッチの相補の記憶ノードに接続された一対のトランスファトランジスタとを有する複数の第2ダミーメモリセルと、
    前記第1および第2ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートに接続されたダミーワード線と、
    前記第1ダミーメモリセルの相補の記憶ノードに前記トランスファトランジスタを介してそれぞれ接続された相補のダミービット線と、
    前記ダミーワード線の活性化により前記相補のダミービット線の電圧差が所定値に達したときにセンスアンプ起動信号を活性化するダミーセンスアンプと、
    前記リアルビット線上の電圧差を、前記センスアンプ起動信号の活性化に応答して差動増幅するリアルセンスアンプとを備え、
    前記相補のダミービット線の一方は、前記第2ダミーメモリセルの相補の記憶ノードの一方にトランスファトランジスタの一方を介して接続され、
    前記相補のダミービット線の他方は、前記第2ダミーメモリセルに非接続であることを特徴とする半導体メモリ。
  7. 請求項6記載の半導体メモリにおいて、
    前記相補のダミービット線を高レベルにプリチャージするダミープリチャージ回路を備え、
    前記第1ダミーメモリセルにおいて前記相補のダミービット線の一方および他方に対応する前記記憶ノードの一方および他方は、低レベルおよび高レベルにそれぞれ保持され、
    前記第2ダミーメモリセルにおいて前記相補のダミービット線の一方および他方に対応する前記記憶ノードの一方および他方は、高レベルおよび低レベルにそれぞれ保持されていることを特徴とする半導体メモリ。
  8. 書き込みデータを保持するリアルラッチと、リアルラッチの相補の記憶ノードに接続された一対のトランスファトランジスタとを有する複数のリアルメモリセルと、
    前記リアルメモリセルに接続された相補のリアルビット線と、
    第1論理を記憶する第1ラッチと、第1ラッチの相補の記憶ノードに接続された一対のトランスファトランジスタとを有する複数の第1ダミーメモリセルと、
    前記第1論理と反対の論理である第2論理を記憶する第2ラッチと、第2ラッチの相補の記憶ノードに接続された一対のトランスファトランジスタとを有し、トランスファトランジスタが常時オンされた複数の第2ダミーメモリセルと、
    前記第1ダミーメモリセルのトランスファトランジスタのゲートに接続されたダミーワード線と、
    前記第1ダミーメモリセルの相補の記憶ノードに前記トランスファトランジスタを介してそれぞれ接続された相補のダミービット線と、
    前記ダミーワード線の活性化により前記相補のダミービット線の電圧差が所定値に達したときにセンスアンプ起動信号を活性化するダミーセンスアンプと、
    前記リアルビット線上の電圧差を、前記センスアンプ起動信号の活性化に応答して差動増幅するリアルセンスアンプとを備え、
    前記相補のダミービット線の一方は、前記第2ダミーメモリセルの相補の記憶ノードの
    一方にトランスファトランジスタの一方を介して接続され、
    前記相補のダミービット線の他方は、前記第2ダミーメモリセルに非接続であることを特徴とする半導体メモリ。
  9. 請求項8記載の半導体メモリにおいて、
    前記第1ダミーメモリセルにおいて前記相補のダミービット線の一方および他方に対応する前記記憶ノードの一方および他方は、低レベルおよび高レベルにそれぞれ保持され、
    前記第2ダミーメモリセルにおいて前記相補のダミービット線の一方および他方に対応する前記記憶ノードの一方および他方は、高レベルおよび低レベルにそれぞれ保持されていることを特徴とする半導体メモリ。
  10. 請求項6または請求項8記載の半導体メモリにおいて、
    前記相補のダミービット線に接続され、前記第2論理を記憶する第3ラッチと、第3ラッチの相補の記憶ノードにそれぞれ接続された一対のトランスファトランジスタとを有し、トランスファトランジスタが常時オフされた複数の第3ダミーメモリセルを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
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