JP2006071519A - 回路基板検査方法および回路基板検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検査用装置のコストを低減しつつ検査時間を短縮する。
【解決手段】検査対象の回路基板40に相互に絶縁された状態で形成されている導体パターン41および導体パターン42についての良否を検査するときに、導体パターン41における一対の部位間に交流電流I1を出力し、導体パターン42を流れる電流の電流値を測定し、この測定した測定値に基づいて導体パターン41および導体パターン42の導体パターンについての良否を検査する。
【選択図】図2
【解決手段】検査対象の回路基板40に相互に絶縁された状態で形成されている導体パターン41および導体パターン42についての良否を検査するときに、導体パターン41における一対の部位間に交流電流I1を出力し、導体パターン42を流れる電流の電流値を測定し、この測定した測定値に基づいて導体パターン41および導体パターン42の導体パターンについての良否を検査する。
【選択図】図2
Description
本発明は、導体パターンについての良否を検査する回路基板検査方法および回路基板検査装置に関するものである。
この種の回路基板検査装置として、特許第3285568号公報に開示された配線検査装置が知られている。この配線検査装置は、配線パターンを構成する複数の配線と電解メッキ用のパターンとが電気的に接続されている配線を検査対象として構成されている。この配線検査装置では、電気的に接続されるべき各配線にそれぞれ接触させた2本のプローブと電流検出部等とを接続して閉回路を構成すると共に、基板の上方位置に配置されている磁界印加部からこの配線の一部に対して磁界を印加する。この際に、磁界を変化させることで閉回路に誘導電流が流れ、その電流値が電流検出部によって検出される。次いで、制御部が、この電流値に基づいて配線の良否を検査する。
特許第3285568号公報(第9−10頁)
ところが、従来の配線検査装置には、以下の問題点がある。すなわち、この配線基板装置では、配線に電流検出部を接続して検査を実行している。したがって、この配線検査装置には、検査対象の配線のすべてについて検査を実行する必要があるため、検査回数が多いことに起因して、検査に長時間を必要とするという問題点がある。また、この配線検査装置では、磁界印加部を用いて検査を実行している。したがって、この配線検査装置には、プローブと比較して高価な磁界印加部を必要とするため、配線検査装置の製造コストを低減するのが困難であるという問題点も存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、検査用装置のコストを低減しつつ検査時間を短縮し得る回路基板検査方法および回路基板検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の回路基板検査方法は、検査対象の回路基板に相互に絶縁された状態で形成されている第1および第2の導体パターンについての良否を検査する回路基板検査方法であって、前記第1の導体パターンにおける一対の部位間に検査用信号を出力し、前記第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、当該測定した測定値に基づいて前記第1および第2の導体パターンについての良否を検査する。本明細書において、各導体パターンを流れる電流の電流値を測定する方法については、電流計や電圧計を用いて測定する方法が含まれるのは勿論のこと、電流が流れることに起因して発生する磁界を測定して電流を間接的に測定する方法などの各種方法が含まれる。また、各導体パターンにおける一対の部位とは、導体パターンの両端、分岐している導体パターンにおける一対の端点、および導体パターンの中間における任意の一対の部位が含まれる。
また、請求項2記載の回路基板検査方法は、請求項1記載の回路基板検査方法において、前記第2の導体パターンにおける一対の部位間に検査用信号を出力し、前記第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、当該測定した測定値に基づいて前記第2の導体パターンについての断線の有無を検査する。
また、請求項3記載の回路基板検査方法は、請求項1記載の回路基板検査方法において、前記第1の導体パターンにおける一対の部位間に前記検査用信号を出力したときに当該第1の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、当該測定した測定値に基づいて前記第1の導体パターンについての断線の有無を検査する。
また、請求項4記載の回路基板検査方法は、請求項3記載の回路基板検査方法において、前記第2の導体パターンを流れる前記電流の電流値を測定した前記測定値に基づいて前記第2の導体パターンについての断線の有無を検査する。
また、請求項5記載の回路基板検査装置は、検査対象の回路基板に相互に絶縁された状態で形成されている第1および第2の導体パターンについての良否を検査する回路基板検査装置であって、検査用信号を出力する第1の信号源と、当該第1の信号源から前記第1の導体パターンにおける一対の部位間に前記検査用信号が出力されたときに前記第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定する第1の測定部と、当該第1の測定部によって測定された測定値に基づいて前記第1および第2の導体パターンについての良否を検査する検査部とを備えている。
また、請求項6記載の回路基板検査装置は、請求項5記載の回路基板検査装置において、断線検査用信号を出力する第2の信号源を備え、前記第1の測定部は、前記第2の信号源から前記第2の導体パターンにおける一対の部位間に前記断線検査用信号が出力されたときに当該第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、前記検査部は、前記第2の導体パターンに前記断線検査用信号が出力されたときに前記第1の測定部によって測定された測定値に基づいて当該第2の導体パターンについての断線の有無を検査する。
また、請求項7記載の回路基板検査装置は、請求項5記載の回路基板検査装置において、前記第1の信号源から出力される前記検査用信号の電流値を測定する第2の測定部とを備え、前記第1の信号源は、断線検査用信号として前記検査用信号を出力し、前記検査部は、前記第2の導体パターンに前記断線検査用信号が出力されたときに前記第2の測定部によって測定された測定値に基づいて当該第2の導体パターンについての断線の有無を検査する。
また、請求項8記載の回路基板検査装置は、請求項7記載の回路基板検査装置において、前記検査用信号の出力先を切り換える切換部と、当該切換部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記切換部を制御して前記断線検査用信号として前記検査用信号を前記第2の導体パターンに出力させる。
また、請求項9記載の回路基板検査装置は、請求項7記載の回路基板検査装置において、導体パターンに接触可能な第1から第4のプローブと、当該第1から第4のプローブを移動させる移動機構と、当該移動機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記検査部が前記第1の測定部によって測定された前記測定値に基づいて前記第1および第2の導体パターンについての良否を検査するときに、前記移動機構を制御して、当該第1の導体パターンにおける一対の部位に前記第1および第2のプローブをそれぞれ接触させると共に当該第2の導体パターンにおける一対の部位に前記第3および第4のプローブをそれぞれ接触させ、当該第1および第2のプローブを介して前記第1の信号源から当該第1の導体パターンに前記検査用信号を出力させ、当該検査部が前記第2の測定部によって測定された前記測定値に基づいて当該第2の導体パターンについての断線の有無を検査するときに、当該移動機構を制御して、当該第1および第2のプローブを当該第1の導体パターンから当該第2の導体パターンにおける前記一対の部位にそれぞれ移動させ、当該第1および第2のプローブを介して当該第1の信号源から当該検査用信号を当該第2の導体パターンに出力させる。
また、請求項10記載の回路基板検査装置は、請求項5記載の回路基板検査装置において、前記第1の信号源から出力される前記検査用信号の電流値を測定する第2の測定部を備え、前記検査部は、前記第2の測定部によって測定された測定値に基づいて前記第1の導体パターンについての断線の有無を検査する。
また、請求項11記載の回路基板検査装置は、請求項10記載の回路基板検査装置において、前記検査部は、前記第1の測定部によって測定された前記測定値に基づいて前記第2の導体パターンについての断線の有無を検査する。
請求項1記載の回路基板検査方法および請求項5記載の回路基板検査装置によれば、第1の導体パターンの両端間に検査用信号を出力し、第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、この測定した測定値に基づいて第1および第2の導体パターンについての良否を検査することにより、一対の導体パターンについての良否検査を1回の検査で一度に実行できるため、検査対象の配線パターン毎に1つずつ検査する従来の配線検査装置と比較して、検査回数を約半分に減らすことができる結果、検査時間を十分に短縮することができる。また、この回路基板検査装置によれば、高価な磁界印加部を用いて検査する従来の配線検査装置とは異なり、第1の導体パターン自体を磁界印加部として用いて検査できるため、回路基板検査装置内の測定用装置の製造コスト、ひいては回路基板検査装置全体としての製造コストを十分に低減することができる。
また、請求項2記載の回路基板検査方法および請求項7記載の回路基板検査装置によれば、第2の導体パターンの両端間に検査用信号を出力し、第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、この測定した測定値に基づいて第2の導体パターンについての断線の有無を検査することにより、第2の導体パターンの断線という不良要因を具体的に特定することができる。
また、請求項3記載の回路基板検査方法および請求項10記載の回路基板検査装置によれば、第1の導体パターンの両端間に検査用信号を出力したときにこの第1の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、この測定した測定値に基づいて第1の導体パターンについての断線の有無を検査することにより、第1の導体パターンの断線という不良要因を具体的に特定することができる。
また、請求項4記載の回路基板検査方法および請求項11記載の回路基板検査装置によれば、第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定した測定値に基づいて第2の導体パターンについての断線の有無を検査することにより、第2の導体パターンの断線という不良要因を具体的に特定することができる。
また、請求項6記載の回路基板検査装置によれば、第1の測定部が第2の信号源から第2の導体パターンの両端間に断線検査用信号が出力されたときにこの第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、検査部が第2の導体パターンに断線検査用信号が出力されたときに第1の測定部によって測定された測定値に基づいてこの第2の導体パターンについての断線の有無を検査することにより、第2の導体パターンの断線という不良要因を具体的に特定することができる。
また、請求項8記載の回路基板検査装置によれば、検査用信号の出力先を切り換える切換部と、この切換部を制御する制御部とを備え、制御部が切換部を制御して断線検査用信号として検査用信号を第2の導体パターンに出力させることにより、第1の信号源とは別個の交流信号源を用いることなく第2の導体パターンの断線という不良要因を具体的に特定できるため、回路基板検査装置を簡易に構成できる結果、回路基板検査装置の製造コストを十分に低減することができる。
また、請求項9記載の回路基板検査装置では、制御部が、第1の測定部によって測定された測定値に基づいて検査部が第1および第2の導体パターンについての良否を検査するときに、移動機構を制御して、第1の導体パターンの一端および他端に第1および第2のプローブをそれぞれ接触させると共に第2の導体パターンの一端および他端に第3および第4のプローブをそれぞれ接触させ、第1および第2のプローブを介して第1の信号源から第1の導体パターンの両端間に検査用信号を出力させ、第2の測定部によって測定された測定値に基づいて検査部が第2の導体パターンについての断線の有無を検査するときに、移動機構を制御して、第1および第2のプローブを第1の導体パターンから第2の導体パターンの一端および他端にそれぞれ移動させ、第1および第2のプローブを介して第1の信号源から検査用信号を第2の導体パターンに出力させる。したがって、回路基板検査装置によれば、切換部を用いることなく第2の導体パターンの断線という不良要因を具体的に特定できるため、回路基板検査装置を簡易に構成できる結果、回路基板検査装置の製造コストを十分に低減することができる。
以下、本発明に回路基板検査方法および回路基板検査装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、回路基板検査装置1の構成について、図面を参照して説明する。
回路基板検査装置1は、図1に示すように、プローブ2〜5、移動機構6a〜6d、測定部7、制御部8、RAM9およびROM10を備えて構成されている。プローブ2,3,4,5は、接触型プローブであって本発明における第1,第2,第3,第4のプローブにそれぞれ相当し、プローブ固定具2a,3a,4a,5aを介して移動機構6a,6b,6c,6dに取り付けられている。移動機構6a,6b,6c,6dは、制御部8の制御下でプローブ2,3,4,5を上下左右に移動させることにより、回路基板40の表面に形成された各導体パターン上に予め設定されている任意の測定ポイントにプローブ2,3,4,5の先端部を移動可能に構成されている。
測定部7は、図2に示すように、交流信号源21、電流計22,23および切換回路24を備えて構成されている。交流信号源21は、本発明における第1の信号源および第2の信号源に相当し、本発明における検査用信号および断線検査用信号として例えば交流電流I1を出力する。電流計22は、本発明における第2の測定部に相当し、交流信号源21と切換回路24との間に接続されて、交流信号源21から出力される交流電流I1の電流値を測定して、この測定値を制御部8に出力する。電流計23は、本発明における第1の測定部に相当し、切換回路24内の切換スイッチ34,36およびプローブ4,5を介して流れる交流電流I2の電流値を測定して、この測定値を制御部8に出力する。切換回路24は、本発明における切換部に相当し、制御部8から出力される制御信号Scに従って開閉制御される複数の切換スイッチ(例えば切換スイッチ31〜36)を備えて構成されている。切換スイッチ31は、閉状態でプローブ2と電流計22とを接続し、切換スイッチ32は、閉状態でプローブ3と交流信号源21とを接続する。切換スイッチ33は、閉状態でプローブ4と電流計22とを接続し、切換スイッチ34は、閉状態でプローブ4と電流計23とを接続する。また、切換スイッチ35は、閉状態でプローブ5と交流信号源21とを接続し、切換スイッチ36は、閉状態でプローブ5と電流計23とを接続する。
制御部8は、本発明における検査部および制御部に相当し、移動機構6a〜6dに対する駆動制御や、測定部7によって測定された電流値I1,I2に基づく回路基板40に対する検査処理などを実行する。RAM8は、良品回路基板から予め吸収した検査用データ、および制御部8の演算結果などを一時的に記憶する。ROM9は、制御部8の動作プログラムを記憶する。
一方、図2に示すように、検査対象の回路基板40には、相互に絶縁された状態で隣接している導体パターン41,42を初めとして数多くの導体パターンが形成されている。この場合、各導体パターンの各端部には、プローブが接触させられる測定ポイントがそれぞれ形成されている。
次に、回路基板検査装置1による回路基板40の検査方法について、各図を参照して説明する。
まず、測定ポイントの形成面を例えば上向きにして回路基板40を回路基板検査装置1にセットする。次いで、制御部8が、移動機構6a,6b,6c,6dを制御して、図2に示すように、導体パターン41(本発明における第1の導体パターン)の一端および他端の各測定ポイント(本発明における一対の部位)にプローブ2,3をそれぞれ接触させると共に、導体パターン42(本発明における第2の導体パターン)の一端および他端の各測定ポイント(本発明における一対の部位)にプローブ4,5をそれぞれ接触させる。続いて、制御部8は、導体パターン41,42についての良否を検査する検査処理50(図3参照)を実行する。この検査処理50では、制御部8は、制御信号Scを出力して、切換スイッチ31,32,34,36を閉状態に移行させると共に切換スイッチ33,35を開状態に移行させる。この状態では、交流信号源21、電流計22、切換スイッチ31、プローブ2、導体パターン41、プローブ3および切換スイッチ32を含んで交流電流I1が流れる電流経路が構成されると共に、電流計23、切換スイッチ34、プローブ4、導体パターン42、プローブ5および切換スイッチ36を含んで交流電流I2が流れる電流経路(閉回路)が構成される。これにより、交流信号源21から導体パターン41に交流電流I1が出力される(ステップ51)。また、交流電流I1が導体パターン41を流れることに起因して、交流電流I1に対応して時間的に変化する磁界が導体パターン41から発生し、この発生した磁界が導体パターン42に印加される。この場合、導体パターン42が上記した閉回路の一部を構成しているため、導体パターン42には、印加された磁界に対応する誘導電流(交流電流I2)が流れる。続いて、電流計23が交流電流I2の電流値(本発明における第2の導体パターンを流れる電流の電流値に相当する)を測定し、制御部8が電流計23から出力される交流電流I2の電流値を入力する(ステップ52)。
次いで、制御部8は、測定された測定値(電流値)とRAM9から読み出した検査用データとを比較することにより(ステップ53)、導体パターン41,42についての良否を検査する(ステップ54)。この場合、誘導電流(交流電流I2)が導体パターン42を流れることに起因して、誘導起電力が導体パターン42に発生する。ここで、誘導起電力の電圧値Eは、導体パターン41,42間の相互インダクタンスをMとし、導体パターン41に出力する交流電流I1の電流値をI1とし、時間をtとしたときに、下記の式で表される。
E=−M・(ΔI1/Δt)
なお、上式におけるΔI1/Δtは、時間tの変化に対する電流値I1の変化を表している。また、導体パターン41,42の自己インダクタンスをそれぞれL1,L2とし、導体パターン41,42間の結合係数をkとしたときに、相互インダクタンスMは、下記の式で表される。
M=k・√(L1・L2)
このため、交流電流I2の電流値I2は、導体パターン42を含んで構成される上記の閉回路のインピーダンスをZとしたときに、下記の式で表される。
I2=E/Z
=(−M・(ΔI1/Δt))/Z
=(−(k・√(L1・L2))・(ΔI1/Δt))/Z・・・(1)式
E=−M・(ΔI1/Δt)
なお、上式におけるΔI1/Δtは、時間tの変化に対する電流値I1の変化を表している。また、導体パターン41,42の自己インダクタンスをそれぞれL1,L2とし、導体パターン41,42間の結合係数をkとしたときに、相互インダクタンスMは、下記の式で表される。
M=k・√(L1・L2)
このため、交流電流I2の電流値I2は、導体パターン42を含んで構成される上記の閉回路のインピーダンスをZとしたときに、下記の式で表される。
I2=E/Z
=(−M・(ΔI1/Δt))/Z
=(−(k・√(L1・L2))・(ΔI1/Δt))/Z・・・(1)式
したがって、この測定系による電流測定では、導体パターン41にショート等の不良があるときには、不良の導体パターン41の自己インダクタンスL1が正常の導体パターン41の自己インダクタンスとは相違する。このため、上記の(1)式によれば、不良回路基板の導体パターン42を流れる交流電流I2の電流値I2は、良品回路基板の導体パターン42を流れる電流値I2とは相違することになる。同様にして、導体パターン42にショート等の不良があるときにも、導体パターン42の自己インダクタンスL2が正常の導体パターン42の自己インダクタンスとは相違する。このため、上記の(1)式によれば、不良回路基板の導体パターン42を流れる交流電流I2の電流値I2は、良品回路基板の導体パターン42を流れる電流値I2とは相違することになる。
一方、導体パターン41に断線が発生しているときには、導体パターン41に交流電流I1が流れないため(交流電流I1の電流値がゼロのため)、導体パターン41からは磁界が発生しない。したがって、導体パターン42に誘導電流(交流電流I2)が流れないため、交流電流I2の電流値がゼロになる。また、導体パターン42に断線が発生しているときには、導体パターン41に交流電流I1が流れて磁界が発生するものの、導体パターン42の断線によって閉回路が構成されない。したがって、誘導電流が流れないため、交流電流I2の電流値がゼロになる。この結果、測定した電流値I2と良品回路基板から予め吸収した検査用データ(電流値I2)とを比較することにより、導体パターン41,42の少なくとも一方に存在する不良が1回の測定で検出(検査)される。具体的には、制御部8は、測定された電流値が導体パターン41,42に予め対応させられている検査用データとしての基準電流の下限値(一例として、良品回路基板40から予め吸収した電流値の80%の値)を下回るとき、および基準電流の上限値(一例として、良品回路基板40から予め吸収した電流値の120%の値)を上回るときには、導体パターン41,42の少なくとも一方に不良(異常)が生じていると検査し、測定された電流値が下限値から上限値の範囲内のときには、導体パターン41,42が正常であると検査する。以上により、導体パターン41,42の両者の良否についての検査処理が終了する。
次に、制御部8は、導体パターン41,42の少なくとも一方を不良と検査したときに、導体パターン41についての断線の有無を検査する断線検査処理(図4参照)60を実行する。この断線検査処理60では、最初に、電流計22が導体パターン41を流れる交流電流I1の電流値を測定し(ステップ61)、制御部8が、電流計22から出力される交流電流I1の電流値を取得(入力)する。続いて、制御部8は、交流電流I1の電流値がゼロのときには、導体パターン41が断線していると検査し、電流値がゼロを超えるときには、導体パターン41が断線していないと検査する(ステップ62)。以上により、導体パターン41についての断線検査処理60が終了する。これにより、導体パターン41についての断線の有無が検査される。
次に、制御部8は、導体パターン42についての断線の有無を検査する断線検査処理(図5参照)70を実行する。この断線検査処理70では、最初に、制御部8が、制御信号Scを出力して、切換スイッチ31,32,34,36を開状態に移行させると共に切換スイッチ33,35を閉状態に移行させる。この状態では、交流信号源21、電流計22、切換スイッチ33、プローブ4、導体パターン42、プローブ5および切換スイッチ35を含んで交流電流I1が流れる電流経路が構成される。これにより、交流信号源21から導体パターン42に交流電流I1が出力される(ステップ71)。次いで、電流計22が導体パターン42を流れる交流電流I1の電流値を測定し(ステップ72)、制御部8が電流計22から出力される交流電流I1の電流値を入力する。続いて、制御部8は、交流電流I1の電流値がゼロのときには、導体パターン42が断線していると検査し、電流値がゼロを超えるときには、導体パターン42が断線していないと検査する(ステップ73)。以上により、導体パターン42についての断線検査処理70が終了する。これにより、導体パターン42についての断線の有無が検査される。次いで、以上の検査処理をすべての検査対象の導体パターン(一組の導体パターン)に対して実行すると共に、不良と検査した導体パターンに対しては導体パターン41についての断線検査処理60および導体パターン42についての断線検査処理70を実行してこの基板検査を終了する。
このように、この回路基板検査装置1によれば、交流電流I1を出力する交流信号源21と、交流信号源21から導体パターン41の両端(本発明における一対の部位)間に交流電流I1が出力されたときに導体パターン42を流れる電流の電流値を測定する電流計23と、電流計23によって測定された測定値に基づいて導体パターン41,42についての良否を検査する制御部8とを備えたことにより、一対の導体パターンについての良否検査を1回の検査で一度に実行できるため、検査対象の配線パターン毎に1つずつ検査する従来の配線検査装置と比較して、検査回数を約半分に減らすことができる結果、検査時間を十分に短縮することができる。また、この回路基板検査装置1によれば、高価な磁界印加部を用いて検査する従来の配線検査装置とは異なり、導体パターン41自体を磁界印加部として用いて検査できるため、回路基板検査装置1内の測定用装置の製造コスト、ひいては回路基板検査装置1全体としての製造コストを十分に低減することができる。
また、この回路基板検査装置1によれば、導体パターン42の両端間に交流電流I1を出力し、導体パターン42を流れる交流電流I1の電流値を測定し、この測定した測定値に基づいて導体パターン42についての断線の有無を検査することにより、導体パターン42の断線という不良要因を具体的に特定することができる。
また、この回路基板検査装置1によれば、交流電流I1の出力先を切り換える切換回路24と、切換回路24を制御する制御部8とを備え、制御部8が切換回路24を制御して交流電流I1を導体パターン42に出力させることにより、交流信号源21とは別個の交流信号源を用いることなく導体パターン42の断線という不良要因を具体的に特定できるため、回路基板検査装置1を簡易に構成できる結果、回路基板検査装置1の製造コストを十分に低減することができる。
また、この回路基板検査装置1によれば、交流信号源21から出力される交流電流I1の電流値を測定する電流計22を備え、制御部8が、電流計22によって測定された測定値に基づいて導体パターン41についての断線の有無を検査することにより、導体パターン41の断線という不良要因を具体的に特定することができる。
なお、本発明は、上記した回路基板検査装置1の構成および検査方法に限定されない。例えば、切換スイッチ34と切換スイッチ36との間に接続されている電流計23に代えて、図6に示す回路基板検査装置1Aの測定部7Aのように、切換スイッチ34と切換スイッチ36との間に抵抗25を接続すると共に抵抗25の両端に電圧計26(抵抗と共に本発明における第1の測定部を構成する)を接続する構成を採用することができる。この電圧計26は、抵抗25を交流電流I2が流れることに起因して交流電流I2の電流値に対応して抵抗25の両端に発生する交流電圧の電圧値(本発明における電流値に相当する)を測定する。この場合、電圧計26によって測定された電圧値に基づいて検査処理50および導体パターン42についての断線検査処理70が実行される。また、検査処理50で用いる検査用データとしては、回路基板検査装置1Aによって測定されたデータを用いる。また、導体パターン42についての断線検査処理70では、制御部8は、電圧計26によって測定された電圧値がゼロのときには、導体パターン42が断線していると検査し、電圧値がゼロを超えるときには、導体パターン42が断線していないと検査する。なお、回路基板検査装置1と同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略する。
また、切換スイッチ31および切換スイッチ33の接続部と交流信号源21との間に電流計22を接続した構成について説明したが、この電流計22に代えて、切換スイッチ31および切換スイッチ33の接続部と交流信号源21との間に抵抗を接続すると共にこの抵抗の両端に電圧計(本発明における第2の測定部)を接続する構成を採用することができる。この場合、この電圧計は、抵抗を交流電流が流れることに起因して交流電流の電流値に対応して抵抗の両端に発生する交流電圧の電圧値(本発明における電流値に相当する)を測定する。
また、導体パターン41,42のいずれかを不良と検査したときに断線検査処理70を実行して導体パターン42についての断線の有無を検査する例について説明したが、これに限られない。例えば、断線検査処理60において導体パターン41が断線していないと検査した場合、電流計23によって測定された交流電流I2の電流値(または電圧計26によって測定された電圧値)がゼロのときには、導体パターン42が断線していると検査し、電流値(または電圧値)がゼロを超えるときには、導体パターン42が断線していないと検査する構成を採用することができる。この構成によれば、導体パターン42の断線という不良要因を具体的に特定することができる。
また、移動機構6a〜6dによってプローブ2〜5が任意の位置に移動する構成(いわゆるフライングプローブ方式)について説明したが、この構成に代えて、測定ポイントに対応する位置にプローブが予め固定配置されている構成(いわゆるジグ方式)を採用することができる。また、良品回路基板から検査用データを吸収する例について説明したが、CADによるシミュレーション結果を検査用データを利用することもできる。また、検査用信号として交流信号を用いた例について説明したが、例えばステップ信号やパルス信号などのように、導体パターン41を流れる電流の電流値が時間的に変化する信号を検査用信号として用いることができる。また、交流信号源21として交流電流I1を出力可能な定電流源および定電圧源のいずれか一方を用いて構成することができる。
また、交流信号源21および電流計22,23とプローブ2〜5との接続を切換回路24を用いて切り換える構成について説明したが、切換回路24を設けることなく、交流信号源21や電流計22,23に固定的に接続されたプローブを移動させて断線検査処理60,70を実行する構成を採用することもできる。例えば、制御部8が、導体パターン41,42のいずれかを不良と検査したときに、移動機構6a〜6dを駆動制御することによってプローブ2を導体パターン41から移動させて導体パターン42の一端の測定ポイント(本発明における一対の部位の一方)に接触させると共にプローブ3を導体パターン41から移動させて導体パターン42の他端の測定ポイント(本発明における一対の部位の他方)に接触させる。この際に、交流電流I1が交流信号源21から導体パターン42に出力され、電流計22が交流電流I1の電流値を測定する。また、制御部8は、電流計22によって測定された導体パターン42を流れる交流電流I1の電流値に基づいて、交流電流I1の電流値がゼロのときには、導体パターン42が断線していると検査し、電流値がゼロを超えるときには、導体パターン42が断線していないと検査する。つまり、交流信号源21が、導体パターン42に交流電流I1(断線検査用信号)を出力し、制御部8が、導体パターン42に交流電流I1が出力されたときに電流計22によって測定された測定値に基づいて導体パターン42についての断線の有無を検査する。したがって、この構成によれば、切換回路24を用いることなく導体パターン42の断線という不良要因を具体的に特定できるため、回路基板検査装置1を簡易に構成できる結果、回路基板検査装置1の製造コストを十分に低減することができる。また、切換回路24を設けることなく、導体パターン41,42に検査用の交流信号をそれぞれ別個に出力する2つの交流信号源を設けることもできる。この構成であっても、導体パターン42の断線という不良要因を具体的に特定することができる。
1,1A 回路基板検査装置
2〜5 プローブ
7,7A 測定部
8 制御部
21 交流信号源
22,23 電流計
24 切換回路
25 抵抗
26 電圧計
40 回路基板
41,42 導体パターン
I1,I2 交流電流
2〜5 プローブ
7,7A 測定部
8 制御部
21 交流信号源
22,23 電流計
24 切換回路
25 抵抗
26 電圧計
40 回路基板
41,42 導体パターン
I1,I2 交流電流
Claims (11)
- 検査対象の回路基板に相互に絶縁された状態で形成されている第1および第2の導体パターンについての良否を検査する回路基板検査方法であって、
前記第1の導体パターンにおける一対の部位間に検査用信号を出力し、前記第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、当該測定した測定値に基づいて前記第1および第2の導体パターンについての良否を検査する回路基板検査方法。 - 前記第2の導体パターンにおける一対の部位間に検査用信号を出力し、前記第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、当該測定した測定値に基づいて前記第2の導体パターンについての断線の有無を検査する請求項1記載の回路基板検査方法。
- 前記第1の導体パターンにおける一対の部位間に前記検査用信号を出力したときに当該第1の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、当該測定した測定値に基づいて前記第1の導体パターンについての断線の有無を検査する請求項1記載の回路基板検査方法。
- 前記第2の導体パターンを流れる前記電流の電流値を測定した前記測定値に基づいて前記第2の導体パターンについての断線の有無を検査する請求項3記載の回路基板検査方法。
- 検査対象の回路基板に相互に絶縁された状態で形成されている第1および第2の導体パターンについての良否を検査する回路基板検査装置であって、
検査用信号を出力する第1の信号源と、当該第1の信号源から前記第1の導体パターンにおける一対の部位間に前記検査用信号が出力されたときに前記第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定する第1の測定部と、当該第1の測定部によって測定された測定値に基づいて前記第1および第2の導体パターンについての良否を検査する検査部とを備えている回路基板検査装置。 - 断線検査用信号を出力する第2の信号源を備え、
前記第1の測定部は、前記第2の信号源から前記第2の導体パターンにおける一対の部位間に前記断線検査用信号が出力されたときに当該第2の導体パターンを流れる電流の電流値を測定し、
前記検査部は、前記第2の導体パターンに前記断線検査用信号が出力されたときに前記第1の測定部によって測定された測定値に基づいて当該第2の導体パターンについての断線の有無を検査する請求項5記載の回路基板検査装置。 - 前記第1の信号源から出力される前記検査用信号の電流値を測定する第2の測定部とを備え、
前記第1の信号源は、断線検査用信号として前記検査用信号を出力し、
前記検査部は、前記第2の導体パターンに前記断線検査用信号が出力されたときに前記第2の測定部によって測定された測定値に基づいて当該第2の導体パターンについての断線の有無を検査する請求項5記載の回路基板検査装置。 - 前記検査用信号の出力先を切り換える切換部と、当該切換部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記切換部を制御して前記断線検査用信号として前記検査用信号を前記第2の導体パターンに出力させる請求項7記載の回路基板検査装置。 - 導体パターンに接触可能な第1から第4のプローブと、当該第1から第4のプローブを移動させる移動機構と、当該移動機構を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記検査部が前記第1の測定部によって測定された前記測定値に基づいて前記第1および第2の導体パターンについての良否を検査するときに、前記移動機構を制御して、当該第1の導体パターンにおける一対の部位に前記第1および第2のプローブをそれぞれ接触させると共に当該第2の導体パターンにおける一対の部位に前記第3および第4のプローブをそれぞれ接触させ、当該第1および第2のプローブを介して前記第1の信号源から当該第1の導体パターンに前記検査用信号を出力させ、当該検査部が前記第2の測定部によって測定された前記測定値に基づいて当該第2の導体パターンについての断線の有無を検査するときに、当該移動機構を制御して、当該第1および第2のプローブを当該第1の導体パターンから当該第2の導体パターンにおける前記一対の部位にそれぞれ移動させ、当該第1および第2のプローブを介して当該第1の信号源から当該検査用信号を当該第2の導体パターンに出力させる請求項7記載の回路基板検査装置。 - 前記第1の信号源から出力される前記検査用信号の電流値を測定する第2の測定部を備え、
前記検査部は、前記第2の測定部によって測定された測定値に基づいて前記第1の導体パターンについての断線の有無を検査する請求項5記載の回路基板検査装置。 - 前記検査部は、前記第1の測定部によって測定された前記測定値に基づいて前記第2の導体パターンについての断線の有無を検査する請求項10記載の回路基板検査装置。
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JP2004256576A JP2006071519A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 回路基板検査方法および回路基板検査装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2004-09-03 JP JP2004256576A patent/JP2006071519A/ja active Pending
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