JP2006070630A - 遠隔操作式排水栓装置 - Google Patents

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知久 笹川
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Abstract

【課題】 アウターチューブの破れやインナーワイヤの挫屈を防止し、浴槽パンの上面と浴槽の底部との高さ幅を減少させることが出来る上に、エプロン・点検口等から施工・メンテナンスを行える遠隔操作式排水栓装置を提供する。
【解決手段】 排水機器の排水口内に装着される排水栓14と、排水口内に配置され、上昇した時に排水口を開口し、且つ下降した時には排水口を閉口する弁体2と、弁体2の上昇又は下降の動作を操作する操作部6と、一部が弁体2の下方に配置され、弁体2を上昇させるためのレバー体3と、レバー体3を収納する、斜め上方向に延びる挿通筒4と、挿通筒4の上端に設けられた、レバー体3が挿通される差込口5と、操作部6の操作をレバー体3に伝達するレリースワイヤ7と、より構成されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、弁体を遠隔操作にて開閉させる水槽用遠隔操作式排水栓装置に関し、更に詳しくは、洗面槽、浴槽、台所の流しなどの排水口に設けられた排水栓を所謂「ポップアップ方式」により開栓する遠隔操作式排水栓装置の改良に関する。
従来より遠隔操作式排水栓装置は洗面・浴槽等の様々な槽体に用いられている。洗面・浴槽等に用いられる遠隔操作式排水栓装置としては、図12及び図13に示したような遠隔操作式排水栓がある。図12及び図13に示した従来例の遠隔操作式排水栓装置は、洗面又は浴槽等の槽体、排水栓、弁体、操作部、レリースワイヤ、ロック機構部、その他各部材より構成されてなる。
槽体は上方が開口した部材であって、その底面に取り付け口を備え、また槽体の開口の周縁部分に、操作部を取り付ける操作部取付孔を設けてなる。排水栓は円筒状であって、内部に排水口を形成し、エルボ部材に取り付けられる。弁体は軸部を備えてなり、前記排水口内に配置され、排水口内で上昇/下降を繰り返すことで、排水口を開口/閉口する部材である。操作部は、使用者が操作部に押し込み操作を行うことで弁体の上昇又は下降の動作を操作する部材であって、水槽などの天面側に設けられる。レリースワイヤは、筒状のアウターチューブ、該アウターチューブ内を進退するインナーワイヤから構成され、インナーワイヤの一端を操作部に、他端をロック機構部に接続されて、操作部の押し操作を弁体に伝達する部材である。ロック機構部は、ボールペン等で公知技術である軸を備えたスラストロック機構を排水栓側に採用しており、レリースワイヤを介しての押し込み操作毎に、弁体を上昇した状態に支持固定して排水口を開口、支持固定を解除して弁体を降下させ排水口を閉口、を交互に繰り返すように構成されてなる。
特公平2−55570号
上記遠隔操作式排水栓装置は、操作部から排水栓内の軸部までをレリースワイヤで連絡しているため、狭い排水栓内でレリースワイヤを90度以上彎曲させてロック機構部に連絡しなければならない。よってレリースワイヤの曲がり半径が小さくなってしまい、この曲がり半径付近のインナーワイヤとアウターチューブの摩擦が強くなることから、アウターチューブの破れやインナーワイヤの挫屈が発生しやすかった。また、前記レリースワイヤの曲がり半径分の高さが余計に必要となるため、図12に示したように、特に遠隔操作式排水栓装置を浴槽に用いる場合では、浴槽パン上面と浴槽の底部との高さ幅が必要となってしまい、その分該浴槽の跨ぎ高さが高くなってしまう。
また、従来の遠隔操作式排水栓装置は浴槽パンがない浴室構造に採用される事を前提としたものが一般的であった。しかし、近年の浴室の構成では、浴槽パンに浴槽を載置する構成がほとんどであり、特公平2−55570号公報に記載のように、浴槽と洗い場を仕切る側壁に点検口を設けることで施工・メンテナンスを行うことができるようにした構成や、エプロンを外すことで施工・メンテナンスを行うことができるようにした浴室構造が圧倒的に多くを占めている。しかしながら、エプロン・点検口等から施工・メンテナンスを行えるようにした構成に対応した遠隔操作式排水栓装置はまだ提供されていなかった。本発明は上記問題点を解決するために発明されたものであって、
1.アウターチューブの破れやインナーワイヤの挫屈を防止する。
2.浴槽の跨ぎ高さを低くする。
3.エプロン・点検口等から施工・メンテナンスを行える。
という効果を備えた浴槽用遠隔操作式排水栓装置を提供するものである。
請求項1に記載の本発明の遠隔操作式排水栓装置は、槽体の底面に設けられた排水口(1)と、排水口(1)内に配置され、上昇した時に排水口(1)を開口し、且つ下降した時には排水口(1)を閉口する弁体(2)と、一部が弁体(2)の下方に配置される、弁体(2)を上昇させるためのレバー体(3)と、レバー体(3)を収納する、斜め方向に延びる挿通筒(4)と、挿通筒(4)の上端に設けられた、レバー体(3)が挿通される差込口(5)と、弁体(2)の上昇又は下降の動作を操作する操作部(6)と、操作部(6)の操作をレバー体(3)に伝達するレリースワイヤ(7)と、より構成されることを特徴とする遠隔操作式排水栓装置である。
請求項2に記載の遠隔操作式排水栓装置は、上記段落0005に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、レバー体(3)の底面に、レバー体(3)の斜め上方向への移動に対して挿通筒(4)に係合することなく、レバー体(3)の水平方向への移動に対して挿通筒(4)に係合する突起部(8)を設けたことを特徴とする、遠隔操作式排水栓装置である。
請求項3に記載の遠隔操作式排水栓装置は、上記段落0005または段落0006に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、操作部(6)の操作毎に前記弁体(2)を排水口(1)の開口位置と閉口位置とに交互に保持させるためのロック機構部(9)を、前記操作部(6)に配置したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置である。
請求項4に記載の遠隔操作式排水栓装置は、上記段落0005乃至段落0007のいずれか一つに記載の遠隔操作式排水栓装置であって、操作部(6)の操作毎に前記弁体(2)を排水口(1)の開口位置と閉口位置とに交互に保持させるためのロック機構部(9)を、前記レバー体(3)と前記レリースワイヤ(7)の間に配置したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置である。
請求項5に記載の遠隔操作式排水栓装置は、上記段落0005乃至段落0008のいずれか一つに記載の遠隔操作式排水栓装置であって、操作部(6)または差込口(5)のいずれか一方、又は両方とレリースワイヤ(7)端部との接続を、ワンタッチ接続によって行うことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置である。なお、ここでいうワンタッチ接続とは、部材同士の接続の際、特定の部材を一方向に一回押すなどの単純な操作によって、部材同士の接続が完了する接続方法を示す表現である。
請求項6に記載の遠隔操作式排水栓装置は、上記段落0009に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、操作部(6)又は差込口(5)のいずれか一方、又は両方とレリースワイヤ(7)端部との接続の構造を、操作部(6)又は差込口(5)のいずれか一方、又は両方に設けた切欠溝(10)と、レリースワイヤ(7)の端部に、円周に沿って設けた凹部(11)と、レリースワイヤ(7)の側面方向より差し込まれ、切欠溝(10)及び凹部(11)に係合して、操作部(6)又は差込口(5)とレリースワイヤ(7)端部とを接続固定する、C字形状のリング部材(12)と、から構成したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置である。
請求項7に記載の遠隔操作式排水栓装置は、上記段落0005乃至段落0010のいずれか一つに記載の遠隔操作式排水栓装置であって、上記遠隔操作式排水栓装置を浴槽パン(P1)に浴槽(B)を載せる浴室構造に採用したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置である。
請求項8に記載の遠隔操作式排水栓装置は、上記段落0011に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、前記差込口(5)を、浴槽パン(P1)上面若しくは浴槽パン(P1)上に設けた目皿板(13)上に設けたことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置である。
本発明の排水接続管は以下の効果を奏する。
1.請求項1に記載した本発明によれば、レバー体(3)を、斜め上方向に延びる挿通筒(4)より差し込むようにして、その一部を弁体(2)の直下に配置してなる。このようにすることで、レリースワイヤ(7)の端部の接続先であるレバー体(3)は斜め上方向を向くので、レリースワイヤ(7)を極端に曲げる必要がなくなるため、レリースワイヤ(7)の曲がり半径が小さくなることによるインナーワイヤとアウターチューブの摩擦を防ぎ、アウターチューブの破れやインナーワイヤの挫屈が生じなくなる。
2.請求項2に記載した本発明によれば、レバー体(3)の底面に、レバー体(3)の斜め上方向への移動に対して挿通筒(4)に係合することなく、レバー体(3)の水平方向への移動に対して挿通筒(4)に係合する突起部(8)を設けたことによって、レバー体(3)の正常な前進/後退の動作には影響なく、且つ弁体(2)に大きな加重が作用した際に、レバー体(3)が加重によって後退することを防止し、遠隔操作式排水栓装置の信頼性を向上することができる。
3.請求項3に記載した本発明によれば、操作部(6)の操作毎に前記弁体(2)を排水口(1)の開口位置と閉口位置とに交互に保持させるためのロック機構部(9)を、操作部(6)に配置することで、排水中の水垢や排水ゴミ、毛髪などがロック機構部(9)に絡まって詰まることによる、ロック機構部(9)の故障や誤作動を無くすことができる。
4.請求項4に記載した本発明によれば、前記弁体(2)を開口位置と閉口位置とに交互に保持させるためのロック機構部(9)を、前記レバー体(3)と前記レリースワイヤ(7)の間に配置することで、操作部(6)を小型化・薄型にすることができ、操作部(6)の取付箇所が狭隘な場合にも対応することができる。
5.請求項5に記載した本発明によれば、操作部(6)または差込口(5)のいずれか一方、又は両方とレリースワイヤ(7)端部との接続を、ワンタッチ接続によって行うことによって、遠隔操作式排水栓装置の施工時に、部材の破損を生じにくくすることができる。
6.請求項6に記載した本発明によれば、上記請求項5に記載のワンタッチ接続構造を具体的に示すことができる。
7.請求項7に記載した本発明によれば、上記請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の遠隔操作式排水栓装置を、浴槽パン(P1)に浴槽(B)を載せる浴室構造に採用することで、浴槽(B)のエプロン(E)又は点検口から容易に施工・メンテナンスを行うことができる。また、レリースワイヤ(7)の曲がり半径分の高さが不要となり、浴槽パン(P1)の上面と浴槽(B)の底部との高さ幅を減少させることができるため、浴槽(B)内の深さを確保しつつ、該浴槽(B)の跨ぎ高さを低くすることができる。
8.請求項8に記載した本発明によれば、レバー体(3)及びロック機構部(9)が挿通される差込口(5)を、浴槽パン(P1)上面若しくは浴槽パン(P1)上に設けた目皿上に設けたことで、一層浴槽パン(P1)上面と浴槽(B)の底部との高さ幅を減少させることができるため、浴槽(B)内の深さを確保しつつ、該浴槽(B)の跨ぎ高さを低くすることができる。
槽体の底面に設けられた排水口(1)と、排水口(1)内で上昇した時に排水口(1)を開口し、且つ下降した時には排水口(1)を閉口する弁体(2)と、弁体(2)の上昇又は下降の動作を操作する操作部(6)と、弁体(2)の下方に配置され、一部が弁体(2)を上昇させるためのレバー体(3)と、レバー体(3)を収納する、斜め上方向に延びる挿通筒(4)と、操作部(6)の操作をレバー体(3)に伝達するレリースワイヤ(7)と、から構成される遠隔操作式排水栓において、レバー体(3)を該挿通筒(4)より差し込むようにして、その一部を弁体(2)の直下に配置する。このように構成することで、レリースワイヤ(7)の端部の接続先であるレバー体(3)は斜め上方向を向くので、レリースワイヤ(7)を極端に曲げる必要がなくなり、レリースワイヤ(7)の曲がり半径が小さくなることによるインナーワイヤとアウターチューブの摩擦を防ぎ、アウターチューブの破れやインナーワイヤの挫屈が生じない。
この場合、操作部(6)の操作毎に前記弁体(2)を排水口(1)の開口位置と閉口位置とに交互に保持させるためのロック機構部(9)を、操作部(6)に配置することで、排水中の水垢や排水ゴミ、毛髪などがロック機構部(9)に絡まって詰まることによる、ロック機構部(9)の故障や誤作動を無くすことができできるようになり、好適である。また、該ロック機構部(9)を、前記レバー体(3)と前記レリースワイヤ(7)の間に配置した場合には、操作部(6)を小型化・薄型にすることができ、操作部(6)の取付箇所が狭隘な場合にも対応することができる。
また、上記構成の遠隔操作式排水栓装置の操作部(6)又は差込口(5)のいずれか一方、又は両方とレリースワイヤ(7)端部との接続の構造を、たとえば操作部(6)又は差込口(5)のいずれか一方、又は両方に設けた切欠溝(10)と、レリースワイヤ(7)の端部に設けた凹部(11)と、C字形状のリング部材(12)と、から構成する等してワンタッチ接続によって行うように構成すれば、遠隔操作式排水栓装置の施工時に、部材の破損を生じにくくすることができる。また、上記構成の遠隔操作式排水栓装置を、浴槽パン(P1)に浴槽(B)を載せる浴室構造に採用することで、浴槽(B)のエプロン(E)又は点検口から容易に施工・メンテナンスを行うことができる。また、レリースワイヤ(7)の曲がり半径分の高さが不要となり、浴槽パン(P1)の上面と浴槽(B)の底部との高さ幅を減少させることができるため、浴槽(B)内の深さを確保しつつ、該浴槽(B)の跨ぎ高さを低くすることができる。さらに、レバー体(3)及びロック機構部(9)が挿通される差込口(5)を、浴槽パン(P1)上面若しくは浴槽パン(P1)上に設けた目皿上に設けた場合、より一層浴槽パン(P1)上面と浴槽(B)の底部との高さ幅を減少させることができるため、浴槽(B)内の深さを確保しつつ、該浴槽(B)の跨ぎ高さを低くすることができるとともに、浴槽(B)のエプロン(E)を外した箇所又は点検口から容易に施工・メンテナンスを行うことができ、好適である。
本発明の第1実施例を、図1乃至図3を参照しつつ説明する。
図1乃至図3に示した、本発明の遠隔操作式排水栓装置は、以下に記載する、槽体として洗面ボウル(W)、排水栓(14)、弁体(2)、操作部(6)、レバー体(3)、レリースワイヤ(7)、ロック機構部(9)、排水管(15)、及びその他の部材から構成されてなる。以下に、各部材の構成を記載する。
洗面ボウル(W)は上方が開口した略半球状の部材であって、その底面に排水口(1)を備え、また洗面ボウル(W)上方の開口の周縁部分に、操作部(6)を取り付ける操作部取付孔を設けてなる。
排水栓(14)は円筒状であって、内部に排水口(1)を形成し、排水管(15)に取り付けられる。
弁体(2)は、軸部(16)を構成すると共に前記排水口(1)内に配置され、排水口(1)内で上昇/下降を繰り返すことで、排水口(1)を開口/閉口する部材である。
更に弁体(2)には、軸部(16)に遊嵌して構成されてなり、排水口(1)の内面に当接して、弁体(2)の傾斜を防ぐ、ヘアキャッチャーと兼用した安定翼(17)を備えてなる。
操作部(6)は、使用者が操作部(6)を押すことで弁体(2)の上昇又は下降の動作を操作する部材であって、水槽周縁などの天面側に設けられる。
レバー体(3)は、弁体(2)を上昇させるための部材であって、側面視略三日月形状に湾曲しており、後述する挿通筒(4)に収納される。更に、レバー体(3)の底面に、レバー体(3)の斜め上方向への移動に対して挿通筒(4)に係合することなく、レバー体(3)の、後方且つ水平方向への移動に対して挿通筒(4)に係合する、半円形状の突起部(8)を設けてなる。
レリースワイヤ(7)は、軸方向に剛性を、側面方向に可撓性を有する部材であって、筒状のアウターチューブと、該アウターチューブ内を進退するインナーワイヤと、操作部(6)側にインナーワイヤを付勢する戻りスプリングとから構成され、インナーワイヤの一端は後述するロック機構部(9)と連絡し、他端を操作部(6)に連絡することで操作部(6)の押し操作をレバー体(3)に伝達する部材である。
ロック機構部(9)は、ボールペン等で公知技術である軸を備えたスラストロック機構を採用した部材であって、後述する挿通筒(4)内に、レバー体(3)とレリースワイヤ(7)の間に配置されるようにして収納され、操作部(6)の押し操作毎に進退を繰り返すインナーワイヤの動作によって軸を押されることで、軸を前進させた状態で固定/軸の固定を解除してスプリング等の付勢により軸を後退、を繰り返す部材である。
排水管(15)は、以下に記載する排出口(18)、挿通筒(4)から構成される。
排出口(18)は、排水口(1)から排水された排水を下水管へと排出するための開口である。
挿通筒(4)は、筒形状であって、上端に設けられたレバー体(3)が挿通される差込口(5)を備え、排水管(15)内部に構成されて、その内部にレバー体(3)を進退自在、且つ斜め上方からその一部が弁体(2)の下方に向けて配置されるように形成される。また、この挿通筒(4)内部には適宜な凹凸が形成されてなり、レバー体(3)が前進すると、その凹凸に乗り上げて、軸部(16)直下位置のレバー体(3)が上昇するように構成されてなる。
尚、本実施例においては上記排水管(15)内に壁面を設け、下水管側からの臭気や害虫の逆流を防止するトラップ機能を有したものを採用しているが、別途の形態として、図4に示すように、排水管(15)をトラップ機能を有さない単純なエルボ部材(19)等で構成しても良い。
第1実施例の遠隔操作式排水栓装置の施工方法としては、
まず排水栓(14)を洗面ボウル(W)に取り付け、排水栓(14)の下方から排水管(15)を、さらに排水管(15)の排出口(18)に下水管をそれぞれ接続させる。
次に、操作部(6)を操作部取付孔に取り付け、更にレリースワイヤ(7)の一端を、操作部(6)の押し操作に併せてインナーワイヤが動作するような状態に接続する。
更にレリースワイヤ(7)の他端を挿通筒(4)内のロック機構の軸にインナーワイヤが当接するように接続し、最後に弁体(2)を排水口(1)に配置して、図1に示すような、遠隔操作式排水栓装置の取付が完了する。
第1実施例の遠隔操作式排水栓装置の動作としては、操作部(6)を押すと、インナーワイヤが戻りスプリングを圧縮しつつ前進し、ロック機構部(9)に押し込み操作を行うことで、レバー体(3)が前進した状態で固定される。更にその前進が排水管(15)の挿通筒(4)内のレバー体(3)に伝達され、レバー体(3)も前進し、挿通筒(4)内の凹凸形状に沿ってレバー体(3)の先端が上昇する。このため、弁体(2)の軸部(16)がレバー体(3)の一部に押し上げられて上昇し、図3に示したように、排水口(1)が開口され、排水口(1)から排水管(15)へと排水することが出来る。このとき、操作部(6)の押し込み操作を解除すると、レリースワイヤ(7)のインナーワイヤは戻りスプリングによって操作部(6)側に後退する。
また、再度操作部(6)を押すと、再びインナーワイヤが戻りスプリングを圧縮しつつ前進し、ロック機構部(9)に押し込み操作を行うことで、レバー体(3)の固定が解除される。次いで、操作部(6)の押し込み操作を解除すると、レリースワイヤ(7)のインナーワイヤは戻りスプリングによって操作部(6)側に後退し、同時にロック機構の軸も、ロック機構のスプリングの付勢によりレバー体(3)共後退し、挿通筒(4)内に収納される。このため、弁体(2)の軸部(16)の支えが失われて弁体(2)がその自重で下降し、図2に示したように、排水口(1)は水密的に閉口される。
以降はこの操作の繰り返しで、排水口(1)の開口/閉口を排水口(1)や弁体(2)に直接触れることなく、遠隔操作的に操作することができる。
この第1実施例においては、ロック機構部(9)を、排水管(15)の内部(より正確には挿通筒(4)の内部)であって、レバー体(3)とレリースワイヤ(7)の間に配置しているため、図13の従来例と比較した場合に、操作部(6)の体積を小型化・薄型にすることができ、操作部(6)の取付箇所が狭隘な場合にも対応することができる。
また、レバー体(3)を、斜め上方向に延びる挿通筒(4)より差し込むようにして、その一部を弁体(2)の直下に配置することで、レリースワイヤ(7)の端部の接続先であるレバー体(3)は斜め上方向を向く。レリースワイヤ(7)はこの斜め上方を向いたレバー体(3)の端部に接続するため、図12や図13の従来例と比較して、レリースワイヤ(7)を極端に小さな曲がり半径で曲げる必要がない。このため、レリースワイヤ(7)の曲がり半径が小さくなることによるインナーワイヤとアウターチューブの摩擦を防ぎ、アウターチューブの破れやインナーワイヤの挫屈がない。
また、弁体(2)に、上方から大きな加重が加えられた場合、レバー体(3)は下方に向かって押しつけられつつ、レバー体(3)の湾曲に沿って後退し、挿通筒(4)内に収納されるような動きをするが、ロック機構部(9)の軸の固定と共に、突起部(8)が挿通筒(4)の端部に係合して、レバー体(3)の後退を防止し、遠隔操作式排水栓装置の誤作動を防止する。
次に本発明の第2実施例を、図5乃至図7を参照しつつ説明する。
図5乃至図7に示した、本発明の第2実施例は、以下に説明する、槽体としての浴槽(B)、浴槽パン(P1)、洗い場パン(P2)、エルボ部材(19)、排水栓(14)、弁体(2)、操作部(6)、レバー体(3)、レリースワイヤ(7)、ロック機構部(9)(図示せず)、目皿板(13)及びその他の部材から構成されてなる。以下に、各部材の構成を記載する。
浴槽(B)は上方が開口した略箱体形状の部材であって、その底面に排水口(1)を備え、また浴槽(B)上方の開口の周縁部分に、操作部(6)を取り付ける操作部取付孔を設けてなる。
浴槽パン(P1)は、浴槽(B)を載置する平板状の部材であって、後述するエルボ部材(19)が接続される開口を有している。
洗い場パン(P2)は、浴槽パン(P1)に隣接して設けられる、やはり平板状の部材であり、後述するエルボ部材(19)からの排水と洗い場パン(P2)からの排水を下水管へと排水する洗い場トラップ(図示せず)を配している。
エルボ部材(19)は、浴槽パン(P1)及び浴槽(B)からの排水を洗い場トラップへ排出する排出口(18)を設けてなる。
排水栓(14)は円筒状であって、内部に排水口(1)を形成し、後述する目皿板(13)を介してエルボ部材(19)に接続される。
弁体(2)は、軸部(16)を構成すると共に前記排水口(1)内に配置され、排水口(1)内で上昇/下降を繰り返すことで、排水口(1)を開口/閉口する部材である。
更に弁体(2)には、軸部(16)に遊嵌して構成されてなり、排水口(1)の内面に当接して、弁体(2)の傾斜を防ぐ安定翼(17)を備えてなると共に、螺子を利用して軸部(16)の全長を調節する長さ調節部を備えてなる。
操作部(6)は、使用者が操作部(6)を押すことで弁体(2)の上昇又は下降の動作を操作する部材であって、浴槽(B)開口の周縁などの天面側に設けられる。
レバー体(3)は、弁体(2)を上昇させるための部材であり、後述する挿通筒(4)に収納される。
レリースワイヤ(7)は、軸方向に剛性を、側面方向に可撓性を有する部材であって筒状のアウターチューブ、該アウターチューブ内を進退するインナーワイヤと、操作部(6)側にインナーワイヤを付勢する戻りスプリングから構成され、インナーワイヤの一端は前記レバー体(3)と連絡し、他端を後述するロック機構部(9)と接続されることで操作部(6)の押し操作をレバー体(3)に伝達する部材である。
ロック機構部(9)は、ボールペン等で公知技術である軸を備えたスラストロック機構を採用した部材であって、後述する挿通筒(4)内に、レバー体(3)とレリースワイヤ(7)の間に配置されるようにして収納され、操作部(6)の押し操作毎に進退を繰り返すインナーワイヤの動作によって軸を押されることで、軸を前進させた状態で固定/軸の固定を解除してレリースワイヤ(7)の戻りスプリング等の付勢により軸を後退、を繰り返す部材である。
目皿板(13)は、浴槽パン(P1)に備えられたエルボ部材(19)の開口に配置される部材であって、レバー体(3)を収納する挿通筒(4)を備えている。この挿通筒(4)は、筒形状であって、上端に設けられたレバー体(3)が挿通される差込口(5)を備え、エルボ部材(19)内部に構成されて、その内部にレバー体(3)を進退自在、且つ斜め上方からその一部が弁体(2)の下方に向けて配置されるように形成される。また、この挿通筒(4)内部には適宜な凹凸が形成されてなり、レバー体(3)が前進すると、その凹凸に乗り上げて、軸部(16)直下位置のレバー体(3)が上昇するように構成されてなる。更に目皿板(13)は、排水口(1)からの排水をエルボ部材(19)内に流入させる流入口(22)と、浴槽パン(P1)の上の排水をエルボ部材(19)内に排水する排水部(図示せず)を備える。
上記第2実施例の遠隔操作式排水栓装置の施工方法としては、
まず浴槽パン(P1)にエルボ部材(19)を、洗い場パン(P2)に洗い場トラップを、それぞれ取り付ける。次いでエルボ部材(19)の開口に目皿板(13)を配置する。
また、浴槽(B)に排水栓(14)を取り付けた上で、浴槽パン(P1)上に浴槽(B)を載置する。このとき、目皿板(13)の流入口(22)に排水栓(14)の下端が重なるようにして、排水栓(14)の排水口(1)と、流入口(22)とを接続させる。更に、洗い場側からの作業によって、浴槽(B)の操作部取付孔に操作部(6)を取り付けた後、レリースワイヤ(7)の一端を操作部(6)のロック機構に、他端を目皿板(13)の挿通筒(4)内のレバー体(3)に、操作部(6)がインナーワイヤに接続され、操作部(6)の押し操作に併せてインナーワイヤが動作するような状態に接続する。次に長さ調節機構を利用して、弁軸の長さを弁体(2)の動作が適正となる長さに調節した上で弁体(2)を排水口(1)に配置し、最後に浴槽(B)の側面をエプロン(E)で目隠しして、図5または図6に示すような、遠隔操作式排水栓装置の取付が完了する。
第2実施例の遠隔操作式排水栓装置の動作としては、操作部(6)を押すと、操作部(6)内のロック機構部(9)の軸が下方(排水栓(14)側)に前進した状態で固定される。これによって、インナーワイヤも前進した状態で保持され、更にその前進が目皿板(13)の挿通筒(4)内のレバー体(3)に伝達してレバー体(3)も前進し、挿通筒(4)内の凹凸の形状に沿ってレバー体(3)の先端が上昇する。このため、弁体(2)の軸部(16)がレバー体(3)に押し上げられて上昇し、図7に示したように排水口(1)が開口され、浴槽(B)内の排水を、排水口(1)からエルボ部材(19)へと排水することが出来る。
また、再度操作部(6)を押すと、ロック機構部(9)の軸の保持固定が解除されるため、スプリングの付勢によってインナーワイヤが後退する。更にその後退が目皿板(13)の挿通筒(4)内のレバー体(3)に伝達され、レバー体(3)も後退して挿通筒(4)内に収納される。このため、弁体(2)の軸部(16)の支えが失われて弁体(2)はその自重で下降し、図6に示したように、排水口(1)が水密的に閉口される。
この第2実施例においては、ロック機構部(9)を操作部(6)に設けたことで、ロック機構部(9)内に排水ゴミや毛髪がからみつくことがなく、故障の少ない遠隔操作式排水栓装置とすることが出来る。
また、レバー体(3)を、斜め上方向に延びる挿通筒(4)より差し込むようにして、その一部を弁体(2)の直下に配置することで、レリースワイヤ(7)の端部の接続先であるレバー体(3)は斜め上方向を向く。レリースワイヤ(7)はこの斜め上方を向いたレバー体(3)の端部に接続するため、図12や図13の従来例と比較して、レリースワイヤ(7)を極端に小さな曲がり半径で曲げる必要がない。このため、レリースワイヤ(7)の曲がり半径が小さくなることによるインナーワイヤとアウターチューブの摩擦を防ぎ、アウターチューブの破れやインナーワイヤの挫屈がない。
また、遠隔操作式排水栓装置の目皿板(13)、操作部(6)、レリースワイヤ(7)などの主要部分は、浴槽(B)のエプロン(E)又は点検口から露出しており、容易に施工・メンテナンスを行うことができる。
また、レバー体(3)及びロック機構部(9)が挿通される差込口(5)を、浴槽パン(P1)上面若しくは浴槽パン(P1)上に設けた目皿上に設けたことで、曲がり管などの部材のを配管する高さが不要となり、浴槽パン(P1)の上面と浴槽(B)の底部との高さ幅を減少させることができるため、浴槽(B)内の深さを確保しつつ、該浴槽(B)の跨ぎ高さを低くすることができる。
本発明の実施例は上記のようであるが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で、様々な変更が可能である。例えば、上記実施例では、差込口(5)とレリースワイヤ(7)端部との接続を、螺子による螺合によって行っているが、この差込口(5)とレリースワイヤ(7)端部との接続を、図8及び図9に示したように、差込口(5)に設けた切欠溝(10)と、レリースワイヤの端部に、円周に沿って連続して設けた凹部(11)と、挿通筒(4)の側面方向より差し込まれ、切欠溝(10)及び凹部(11)に係合して、差込口(5)とレリースワイヤ(7)端部とを接続固定する、C字形状のリング部材(12)と、から構成した接続構造などのワンタッチ接続構造によって行うようにしても良い。このようにすれば、施工が容易となる分、強い力を部材に作用させる必要が無くなり、遠隔操作式排水栓装置の施工時に、部材の破損を生じにくくすることができる。また、同様の工夫は操作部(6)とレリースワイヤ(7)端部との間の部分に採用しても良い。なお、ここでいうワンタッチ接続とは、部材同士の接続の際、特定の部材を一方向に一回押すなどの単純な操作によって、部材同士の接続が完了する接続方法を示す表現である。
また、第2実施例において、浴槽(B)上面側から操作部(6)内へ侵入した排水は、そのまま操作部(6)の下端から浴槽パン(P1)上に落下する。このとき、高い位置から落下するため水滴は大きな音を立て、また広範囲に跳ねて飛散する。これに対して、図10に示すように、操作部(6)から適宜の長さにカットしたチューブ体(20)をぶら下げるように設ければ、浴槽(B)上面側から操作部(6)内へ侵入した排水がチューブ体(20)中面を伝ってチューブ体(20)の下端まで穏やかに降下するため、チューブ体(20)の長さ分、落下距離が短くなり、水滴の騒音や水滴の飛散を抑制することができる。
また、上記実施例では、目板上に、レバー体(3)を進退自在、且つ斜め上方から排水栓(14)下方に向けて配置されるように形成されて成るが、図11に示すように、該挿通筒(4)の差込口(5)を浴槽パン(P1)とは別体にした接続部材(21)に設けても良い。このようにしても、浴室のエプロン(E)を外した箇所又は点検口から容易に施工・メンテナンスを行うことができる。
第1実施例における、施工例の一部を切欠した参考図である。 第1実施例の、閉口した遠隔操作式排水栓装置の一部を切欠した参考図である。 第1実施例の、開口した遠隔操作式排水栓装置の一部を切欠した参考図である。 第1実施例の、排水管にエルボ部材を用いた遠隔操作式排水栓装置の、一部を切欠した参考図である。 第2実施例における、施工例の一部を切欠した参考図である。 第2実施例の、閉口した遠隔操作式排水栓装置の一部を切欠した参考図である。 第2実施例の、開口した遠隔操作式排水栓装置の一部を切欠した参考図である。 ワンタッチ接続構造を採用した実施例における、一部を切欠した参考図である。 ワンタッチ接続構造を採用した遠隔操作式排水栓装置の斜視図である。 ワンタッチ接続構造を採用した遠隔操作式排水栓装置の斜視図である。 接続部材を採用した本発明の、施工例の一部を切欠した参考図である。 従来の遠隔操作式排水栓を示す断面図である。 従来の遠隔操作式排水栓を示す断面図である。
符号の説明
1 排水口 2 弁体
3 レバー体 4 挿通筒
5 差込口 6 操作部
7 レリースワイヤ 8 突起部
9 ロック機構部 10 切欠溝
11 凹部 12 リング部材
13 目皿板 14 排水栓
15 排水管 16 軸部
17 安定翼 18 排出口
19 エルボ部材 20 チューブ体
21 接続部材 22 流入口
B 浴槽 E エプロン
P1 浴槽パン P2 洗い場パン
W 洗面ボウル

Claims (8)

  1. 槽体の底面に設けられた排水口(1)と、
    排水口(1)内に配置され、上昇した時に排水口(1)を開口し、且つ下降した時には排水口(1)を閉口する弁体(2)と、
    一部が弁体(2)の下方に配置される、弁体(2)を上昇させるためのレバー体(3)と、
    レバー体(3)を収納する、斜め方向に延びる挿通筒(4)と、
    挿通筒(4)の上端に設けられた、レバー体(3)が挿通される差込口(5)と、
    弁体(2)の上昇又は下降の動作を操作する操作部(6)と、
    操作部(6)の操作をレバー体(3)に伝達するレリースワイヤ(7)と、
    より構成されることを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
  2. 上記請求項1に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、レバー体(3)の底面に、
    レバー体(3)の斜め上方向への移動に対して挿通筒(4)に係合することなく、
    レバー体(3)の水平方向への移動に対して挿通筒(4)に係合する突起部(8)を設けたことを特徴とする、遠隔操作式排水栓装置。
  3. 上記請求項1または請求項2に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、
    操作部(6)の操作毎に前記弁体(2)を排水口(1)の開口位置と閉口位置とに交互に保持させるためのロック機構部(9)を、
    前記操作部(6)に配置したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
  4. 上記請求項1または請求項2に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、
    操作部(6)の操作毎に前記弁体(2)を排水口(1)の開口位置と閉口位置とに交互に保持させるためのロック機構部(9)を、
    前記レバー体(3)と前記レリースワイヤ(7)の間に配置したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
  5. 上記請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の遠隔操作式排水栓装置であって、
    操作部(6)または差込口(5)のいずれか一方、又は両方とレリースワイヤ(7)端部との接続を、ワンタッチ接続によって行うことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
  6. 上記請求項5に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、
    操作部(6)又は差込口(5)のいずれか一方、又は両方とレリースワイヤ(7)端部との接続の構造を、
    操作部(6)又は差込口(5)のいずれか一方、又は両方に設けた切欠溝(10)と、
    レリースワイヤ(7)の端部に、円周に沿って設けた凹部(11)と、
    レリースワイヤ(7)の側面方向より差し込まれ、切欠溝(10)及び凹部(11)に係合して、操作部(6)又は差込口(5)とレリースワイヤ(7)端部とを接続固定する、C字形状のリング部材(12)と、から構成したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
  7. 上記請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の遠隔操作式排水栓装置であって、
    上記遠隔操作式排水栓装置を浴槽パン(P1)に浴槽(B)を載せる浴室構造に採用したことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
  8. 上記請求項7に記載の遠隔操作式排水栓装置であって、
    前記差込口(5)を、浴槽パン(P1)上面若しくは浴槽パン(P1)上に設けた目皿板(13)上に設けたことを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
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