JP2006070317A - ランスパイプ - Google Patents

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Hiromiki Tsubota
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Abstract

【課題】耐溶損性を確保しつつ定形耐火物の割れを抑制できるランスパイプを提供する。
【解決手段】ランスパイプ1は、供給通路4となる孔をもつ棒状をなす芯金2と、芯金2の外周面を覆う耐火物3とを有する。耐火物3は、芯金2の外周側において芯金2の周方向において間隔を隔てて配置された複数個の定形耐火物5と、各定形耐火物5の間を埋めるキャスタブル層6とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明はガス及び溶湯処理剤のうちの少なくとも一方を金属溶湯に供給するランスパイプに関する。
特許文献1には、軸長方向の一部であるスラグライン付近の全域を覆うように定形耐火物を設けたランスパイプが開示されている。この定形耐火物は溶湯に直接接触するように外表面に露出している。このものによれば、耐溶損性を高めることができ、ランスパイプの耐久性を向上させることができる。また、特許文献2には、芯金の先端のガス吐出口の外周に、耐食性に富む円筒形状の耐火れんがが配置されたランスパイプが開示されている。
特開平8−232011号公報 特開平5−39522号公報
上記した特許文献1に係る技術によれば、定形耐火物により耐溶損性を高めることができ、ランスパイプの耐久性を向上させることができる。しかしながらスラグラインの全域を定形耐火物が覆っている。定形耐火物は緻密で耐溶損性及び強度に優れているものの、使用条件が過酷であると、定形耐火物に割れが生じるおそれがある。更に、ランスパイプは(長さ寸法/径寸法)の比が大きいため、ランスパイプを水平方向に保持する保管時や搬送時においては、ランスパイプが重力等による弓形に反るように撓むおそれがある。この場合、ランスパイプに設けた定形耐火物は緻密であるが故に、応力が作用すると、定形耐火物に割れが生じるおそれがある。また、特許文献2に係る技術によれば、芯金の先端の円筒形状の耐火れんがが配置されているものの、耐火れんがは芯金の外周側に配置されているものではない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、耐溶損性を確保しつつ、定形耐火物の割れを抑制するのに有利なランスパイプを提供することを課題とする。
第1発明に係るランスパイプは、ガス及び溶湯処理剤のうちの少なくとも一方を金属溶湯に供給する供給通路となる孔をもつ棒状をなす芯金と、芯金の外周面を覆う耐火物とを有するランスパイプにおいて、耐火物は、芯金の外周側において芯金の周方向において間隔を隔てて配置された複数個の定形耐火物と、隣設する各定形耐火物の間を埋めるキャスタブル層とを備えていることを特徴とするものである。この場合、万一、定形耐火物に亀裂が生成されたとしても、芯金の周方向において定形耐火物は連続していないため、亀裂の成長が抑制される。
第2発明に係るランスパイプは、ガス及び溶湯処理剤のうちの少なくとも一方を金属溶湯に供給する供給通路となる孔をもつ棒状をなす芯金と、芯金の外周面を覆う耐火物とを有するランスパイプにおいて、耐火物は、芯金の外周側において芯金の周方向において間隔を隔てて配置された複数個の第1定形耐火物と、第1定形耐火物に対して芯金の軸長方向における位相をずらして配置された複数個の第2定形耐火物と、隣設する各第1定形耐火物の間、隣設する各第2定形耐火物の間を埋めるキャスタブル層とを備えていることを特徴とするものである。この場合、万一、第1定形耐火物または第2定形耐火物に亀裂が生成されたとしても、第1定形耐火物及び第2定形耐火物は芯金の周方向及び軸長方向において連続していないため、亀裂の成長が抑制される。
本発明によれば、定形耐火物に亀裂が生成されたとしても、定形耐火物は芯金の周方向あるいは芯金の軸長方向において連続していないため、亀裂の成長が抑制される。更に本発明によれば、定形耐火物は芯金の周方向において連続していないため、ランスパイプを水平方向に沿って保持する保管時、搬送時等において、ランスパイプに設けた定形耐火物の割れが抑制され、ランスパイプの信頼性の更なる向上が図られる。
以下、本発明の実施形態1について図1〜図5を参照しつつ具体的に説明する。図1はランスパイプ1を示す。ランスパイプ1は、酸素ガスを金属溶湯(例えば、ステンレス溶鋼等の合金鋼、溶鋼)に供給する金属を基材とする棒状をなす芯金2と、芯金2の外周面20を覆う耐火物3とを有する。芯金2はパイプ状をなしており、鋼や合金鋼等の耐熱性を有する金属で形成されている。供給通路4は、芯金2の内部において芯金2の軸長方向に長くのびる孔4Xで形成された第1供給通路4fと、芯金2の径方向にのびるように後述の第2キャスタブル層6sに形成された複数の第2供給通路4sとで形成されている。耐火物3のうち、スラグラインの高さに相当する部位の外径D1は、溶損を抑えるべく、耐火物3の他の部位の外径よりも大きく設定されている。スラグラインLは溶鋼等の金属溶湯の湯面に浮遊するスラグ付近の高さ位置をいう。
耐火物3は、芯金2の外周側において芯金2の軸長方向(矢印P方向)のうちのスラグラインLの高さ位置において配置されたブロック状の複数個の第1定形耐火物5と、第1定形耐火物5に対して芯金2の軸長方向(矢印P方向)における位相をずらして配置されたブロック状の複数個の第2定形耐火物7と、第1定形耐火物5の間、第2定形耐火物7の間を埋める不定形耐火物であるキャスタブル層6とを備えている。キャスタブル層6は、耐火物と水とを主要成分とする流し込み成形材料を空間に流し込んで固化させて形成され、空間形状に相応する不定形の形状を有する耐火物をいう。『軸長方向において位相をずらして』とは、第1定形耐火物5の中心の位相と第2定形耐火物7の中心の位相とが芯金2の軸長方向においてずれているという意味である。
キャスタブル層6は、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7を覆う第1キャスタブル層6fと、芯金2の先端部を覆う第2キャスタブル層6sとで形成されている。第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7と芯金2の外周面20との間には、第1キャスタブル層6fが配置されている。なお、第1キャスタブル層6f及び第2キャスタブル層6sは異なる材質で形成されていても良いし、同系材質とされていても良い。本実施形態では、第1キャスタブル層6fは、耐溶損性、耐スポーリング性を考慮し、アルミナ−マグネシア質材で形成されているが、これに限定されるものではない。第2キャスタブル層6sは、熱衝撃性、耐スポーリング性を考慮し、ハイアルミナ質材で形成されているが、これに限定されるものではない。
第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7は、展開図である図4に示すように、千鳥配列とされており、芯金2の軸長方向(矢印P方向)においても、芯金2の周方向(矢印R方向)においても間隔を隔てて配置されている。換言すると、図4に示すように、芯金2の軸長方向(矢印P方向)においても、芯金2の周方向(矢印R方向)においても実質的に重複していない。但し少し重複させる形態でも良い。
本実施形態によれば、図1から理解できるように、芯金2の軸長方向(矢印P方向)において、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7のうちのいずれか一方、キャスタブル層6、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7のうちのいずれか他方、キャスタブル層6の順に配置されている。また、図2から理解できるように、スラグラインLでは、芯金2の周方向(矢印R方向)において第1定形耐火物5、キャスタブル層6、第1定形耐火物5、キャスタブル層6の順に配置されている。また、図3から理解できるようにスラグラインLでは、芯金2の周方向(矢印R方向)において第2定形耐火物7、キャスタブル層6、第2定形耐火物7、キャスタブル層6の順に配置されている。このようにスラグラインLでは、矢印P方向及び矢印R方向の双方において、定形耐火物とキャスタブル層とが交互に繰り返されている。なお、図2及び図3では複雑化を避けるためハッチングは省略されている。
第1定形耐火物5は、図1に示すように芯金2の中心軸芯P1に沿って延設された内壁面50及び外壁面51を有すると共に第1軸端面52及び第2軸端面53を有する。更に第1定形耐火物5は、芯金2の軸直角方向に沿った断面(図2)に示すように、ほぼ台形状をなしており、径方向外側に抜け出ることを抑制する傾斜面で形成された係合面57を有する。外壁面51は平坦状でも良いし、芯金2の軸芯を中心とする凸状の円弧の一部でも良い。図2に示すように、芯金2の周方向(矢印R方向)において、複数個の第1定形耐火物5は間隔を隔てて配置されている。具体的には、複数個の第1定形耐火物5は、芯金の周方向(矢印R方向)において約90度位相をずらして間隔を隔てて配置されている。
第2定形耐火物7は、図1に示すように、芯金2の中心軸芯P1に沿って延設された内壁面70及び外壁面71を有すると共に第1軸端面72及び第2軸端面73を有する。更に第2定形耐火物7は、芯金2の軸直角方向に沿った断面(図3)において、ほぼ台形状をなしており、径方向外側に抜け出ることを抑制する傾斜面で形成された係合面77を有する。図3に示すように、芯金2の周方向(矢印R方向)において、複数個の第2定形耐火物7は間隔を隔てて配置されている。具体的には、複数個の第2定形耐火物7は芯金2の周方向において約90度位相をずらして間隔を隔てて配置されている。『周方向において位相をずらして』とは、周方向における第1定形耐火物5の中心の位相と、周方向における第2定形耐火物7の中心の位相とが芯金2の周方向においてずれているという意味である。
第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7は、例えば、液圧を加圧して成形する液圧成形品、または、機械的圧力を加圧して成形した成形品で形成できる。具体的には、冷間静水圧加工成形品(CIP成形品,cold isostatic pressing)、熱間静水圧加工成形品(HIP成形品,hot isostatic pressing)及び定形れんがのうちの少なくとも一種で形成されている。故に、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7は、加圧工程を経ているためキャスタブル層6よりも緻密であり、高い強度及び高い耐溶損性をもつ。
図5に示すように、第1定形耐火物5の傾斜面で形成された係合面57には、金属製(例えば鉄系)の固定部材25が被着されている。固定部材25は、第1定形耐火物5の内壁面50を覆う被着部27と、第1定形耐火物5の係合面57の一部を覆うように径方向外方に突出することにより定形耐火物5の保持性を高める突出部28と、被着部27を芯金2の外周面20に固定するために断面(図5)で芯金2の半径方向に沿って延設された連結腕として機能する連結部29とを有する。固定部材25の連結部29は溶接または取付具等により芯金2の外周面20に固定されている。これにより固定部材25は定形耐火物5をランスパイプ1に固定する固定要素として機能できる。
第1定形耐火物5、第2定形耐火物7は同種、同サイズのものとされており、キャスタブル層6よりも耐溶損性が優れている耐火材料を主要成分としている。具体的には、第1キャスタブル層6fの材質にもよるが、第1定形耐火物5、第2定形耐火物7は、アルミナ−マグネシア質材、マグネシア−カーボン質材、アルミナ−マグネシア−カーボン質材、アルミナ−スピネル質材、アルミナ−スピネル−カーボン質材、アルミナ−マグネシア質材、アルミナ−カーボン質材、炭化珪素質材、マグネシア−クロム質材のうちのいずれか1種で形成されていることが好ましい。具体的には定形耐火物5,7はマグネシア−カーボン質材を主要成分として形成されている。
図2、図3示すように、スラグラインLにおいて、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7の内側には第1キャスタブル層6fが配置されている。
ランスパイプ1の製造時には、定形耐火物5,7を固定部材25により芯金2の外周面20の側に保持した状態で、耐火物材料と水と調整剤等を混合したスラリー状の流し込み成形材料を型枠内に流し込んで各第1定形耐火物5の間、各第2定形耐火物7の間を満たすように固化させ、キャスタブル層6が形成されている。固定部材25はキャスタブル層6に埋設される。なお、第1定形耐火物5,第2定形耐火物7については、耐水性塗料が塗布されて耐水被膜が形成されている。これによりキャスタブル層6が成形される際、流し込み成形材料の水分が第1定形耐火物5に浸透することが抑制され、定形耐火物5,7の更なる長寿命化を図り得る。
さて、ランスパイプ1の使用時には、スラグを湯面に浮遊させた高温の溶鋼等の金属溶湯に縦方向に配置したランスパイプ1をこれの先端部1eから進入させる。定形耐火物5,7の高さ位置はほぼスラグラインLに相当する。この状態で酸素ガスやアルゴンガス、または粉末状の溶湯処理剤が芯金2の供給通路4の第1供給通路4fを介して第2供給通路4sから溶鋼に吹き込まれ、溶鋼等の金属溶湯の温度調整、成分調整が行われる。ここで、定形耐火物5,7は加圧工程を経て形成されているため、気孔率がキャスタブル層6よりも少なく、第1キャスタブル層6fよりも緻密性、耐溶損性及び強度が高く、ランスパイプ1の寿命を延長させるのに有利となる。殊に、定形耐火物5,7が第1キャスタブル層6fよりも耐溶損性が優れている材料(例えばマグネシア−カーボン質材等)を主要成分としているときには、ランスパイプ1の寿命を効果的に延長させるのに有利となる。
また、傾斜面で形成された係合面57を有する定形耐火物5の幅寸法S(図5参照)については、内壁面50から外壁面51に向かうにつれて増加している。このため、第1定形耐火物5の外壁面51、第1キャスタブル層6fの外壁面が消耗して径寸法が小さくなるとき、芯金2の周長において、耐溶損性が高い第1定形耐火物5が占める割合が増加するため、消耗対策に有利である。第2定形耐火物7についても同様である。
また、ランスパイプ1を水平方向に沿って配置する保管時、搬送時等において、ランスパイプ1が重力等により反るように撓んだときであっても、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7が軸長方向及び周方向に間隔を隔てて配置され、分散されているため、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7に発生する歪み応力が緩和される。これにより亀裂の発生が防止され、仮に亀裂が発生したとしても、亀裂は他の定形耐火物には伝搬できず、亀裂の成長が抑制される。故にランスパイプ1の信頼性の更なる向上が図られる。
(他の実施形態)
他の実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。図6に示す実施形態2によれば、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7は千鳥状に配置され、且つ、ランスパイプ1の周方向(矢印R方向)において一部重複する。更に、図7に示す実施形態3によれば、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7は千鳥状に配置され、且つ、ランスパイプ1の軸長方向(矢印P方向)において一部重複する。
上記した実施形態1では、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7は、芯金2の周方向(矢印R方向)において約90度位相をずらして配置されているが、90度に限定されるものではなく、60度でも、45度でも、30度でも、120度でも良い。上記した実施形態1では、第1定形耐火物5及び第2定形耐火物7が芯金2の軸長方向(矢印P方向)において並べられているが、これに限らず、第1定形耐火物5、第2定形耐火物7、第3定形耐火物が芯金2の軸長方向(矢印P方向)において並べられていても良い。第1定形耐火物5、第2定形耐火物7、第3定形耐火物は、芯金2の周方向(矢印R方向)において位相が異なるものである。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
本発明は製鋼工場等のように溶鋼等の金属溶湯を取り扱う場所で使用されるランスパイプに利用することができる。
ランスパイプの断面図である。 ランスパイプの断面図(図1のII-II線に沿った断面図)である。 ランスパイプの断面図(図1のIII-III線に沿った断面図)である。 第1定形耐火物及び第2定形耐火物付近の展開図である。 定形耐火物を固定している構造を示す断面図である。 実施形態2に係り、第1定形耐火物及び第2定形耐火物付近の展開図である。 実施形態3に係り、第1定形耐火物及び第2定形耐火物付近の展開図である。
符号の説明
1はランスパイプ、2は芯金、3は耐火物、4は供給通路、5は第1定形耐火物、6はキャスタブル層、7は第2定形耐火物を示す。

Claims (5)

  1. ガス及び溶湯処理剤のうちの少なくとも一方を金属溶湯に供給する供給通路となる孔をもつ棒状をなす芯金と、芯金の外周面を覆う耐火物とを有するランスパイプにおいて、耐火物は、芯金の外周側において芯金の周方向において間隔を隔てて配置された複数個の定形耐火物と、隣設する各定形耐火物の間を埋めるキャスタブル層とを備えていることを特徴とするランスパイプ。
  2. ガス及び溶湯処理剤のうちの少なくとも一方を金属溶湯に供給する供給通路となる孔をもつ棒状をなす芯金と、芯金の外周面を覆う耐火物とを有するランスパイプにおいて、耐火物は、芯金の外周側において芯金の周方向において間隔を隔てて配置された複数個の第1定形耐火物と、第1定形耐火物に対して芯金の軸長方向における位相をずらして配置された複数個の第2定形耐火物と、隣設する各第1定形耐火物の間、隣設する各第2定形耐火物の間を埋めるキャスタブル層とを備えていることを特徴とするランスパイプ。
  3. 請求項2において、第2定形耐火物は第1定形耐火物に対して芯金の周方向における位相をずらして配置されていることを特徴とするランスパイプ。
  4. 請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項において、定形耐火物は、芯金の軸直角方向に沿った断面で、径方向外側に抜け出ることを抑制する係合面を有することを特徴とすることを特徴とするランスパイプ。
  5. 請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項において、定形耐火物を芯金に保持する固定部材を有することを特徴とすることを特徴とするランスパイプ。
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JP2011144406A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Tokyo Yogyo Co Ltd ガス吹き込みランス
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