JP2006069637A - 包装物品 - Google Patents

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Sachiko Nakazawa
幸子 中澤
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New Oji Paper Co Ltd
Oji Nepia Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

【課題】 店頭に陳列した場合に消費者の目を引き易い、商品のアピール効果の優れたティシュペーパーを収納したカートンや使い捨ておむつ等を包装した包装物品を提供する。
【解決手段】 包装袋3で複数の被包装物2を包装してなり、持ち手4が取付けられた天面5と、天面5とは反対側の底面6と、天面5と底面6の間に位置する4つの側面7とを有し、少なくとも1つの前記側面7には絵柄、文字、図形等の表示要素8が形成されている包装物品1において、前記表示要素8は、表示要素8の一部が形成されている被包装物2を複数配置することにより全体として一つに形成されていることを特徴とする包装物品。
【選択図】図1

Description

本発明は、ティシュペーパーを収納したカートン(以下、ボックスティシュと言う場合がある)や使い捨ておむつ等を包装袋で包装した包装物品に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、店頭に陳列した場合に消費者の目を引き易い、商品のアピール効果の優れた包装物品に関するものである。
従来から、ボックスティシュや使い捨ておむつ等を包装した包装物品は、複数の被包装物が重ね合わされて包装袋で包装された状態で店頭に陳列されており、この場合、被包装物あるいは包装袋に、商品をアピールするための絵柄、文字、図形等の表示要素を印刷したものが陳列されている。
例えば、使い捨ておむつの場合、複数枚のおむつを重ね合せて包装袋で包装し、包装袋の表面におむつの内容を表示したもの(特許文献1)、絵柄等のグラフィックを形成した複数枚の使い捨ておむつを包装袋に包装し、包装袋に窓を形成しておむつに形成したグラフィックが見えるようにしたもの(特許文献2)等が開示されている。また、ボックスティシュの場合、個々のカートンに商品をアピールするための表示要素を印刷したものを5個程度、透明な包装袋で包装し、カートンの表示要素が見えるようにしたものが一般に知られている。
特開2002−278491 特表2000−513306
しかしながら、従来の包装物品は、個々の包装物品に形成された商品をアピールするための表示要素の大きさが小さく、店頭で消費者に十分アピールできないという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の包装物品の有する問題点を解消し、店頭に陳列した場合に消費者の目を引き易く、商品のアピール効果の優れた包装物品を提供するものである。
上記従来の包装物品の有する問題点を解決するための本発明は、以下の各発明を包含する。
(1)包装袋で複数の被包装物を一体包装してなり、持ち手が取付けられた天面と、天面とは反対側の底面と、天面と底面の間に位置する4つの側面とを有し、少なくとも1つの前記側面に絵柄、文字、図形等から選ばれる表示要素が形成されている包装物品において、
前記表示要素は分割され、分割された各表示要素部分が複数の被包装物の同一側面に別々に配置されており、該複数の被包装物を一体包装して形成されている包装物品の一側面において完成された表示要素を形成していることを特徴とする包装物品。
(2)前記表示要素が形成されている包装物品は、該包装物品を複数並べて配置した場合に、隣接する包装物品の同一側面における表示要素と共に連続した表示要素を形成することができる表示要素を少なくとも一側面に有することを特徴とする(1)項記載の包装物品。
(3)包装袋で複数の被包装物を一体包装してなり、持ち手が取付けられた天面と、天面とは反対側の底面と、天面と底面の間に位置する4つの側面とを有し、少なくとも1つの前記側面には絵柄、文字、図形等から選ばれる表示要素が形成されている包装物品において、
該包装物品を複数並べて配置した場合に、隣接する包装物品の同一側面に形成されている表示要素と共に連続した表示要素を形成することができる表示要素が包装物品の少なくとも一側面の前記包装袋に形成されていることを特徴とする包装物品。
(4)前記被包装物が使い捨ておむつであることを特徴とする(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載の包装物品。
(5)前記被包装物がティシュペーパーを収納したカートンであることを特徴とする(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載の包装物品。
本発明の包装物品は、その少なくとも一側面に絵柄、文字、図形等から選ばれる表示要素が形成されており、該表示要素は、表示要素の一部が形成されている被包装物を複数配置することにより全体として一つに形成されており、さらに、表示要素が形成された包装物品を複数並べて配置することにより、隣接する包装物品の表示要素との間で連続した表示要素が形成される。
このような構成を有する本発明の包装物品は、これを店頭に陳列した場合に、隣接する被包装物や包装物品によって、連続した大きな表示要素が形成されるため、消費者の目を引き易い、商品のアピール効果の優れたものである。
以下、図面を参照して、本発明の包装物品を詳細に説明するが、勿論、本発明はこれらによって何等制限されるものではない。
図1は、本発明の包装物品の一例を示す斜視図である。図1において、包装物品1は、被包装物2であるティシュペーパーを収納したカートン(ボックスティシュ)を5個重ね合せたものを包装袋3で包装して形成されており、持ち手4が取付けられた天面5と、天面5とは反対側の底面6と、天面5と底面6の間に位置する側面7とを有し、側面7には表示要素8である絵柄が形成されている。
本実施例の場合、表示要素8である絵柄は、分割された絵柄の一部が形成されている被包装物2のボックスティシュを複数個重ね合わせて配置することにより全体として一つの絵柄8が完成するように形成されており、これを透明なプラスチックフィルムからなる包装袋3で包装することにより、包装袋3を通して絵柄8が視認できるようになっている。
このように、被包装物2を複数配置して全体として一つの表示要素8を形成することにより、被包装物各々に一つの表示要素を形成した場合よりも、商品を店頭に陳列した場合に消費者の目を引き易く、アピール効果を向上させることができる。
図2は、図1とは異なる例を示す、本発明の包装物品の斜視図である。図2において、表示要素8である絵柄は、プラスチックフィルムからなる包装袋3に形成されており、個々の包装物品1の側面に一つの表示要素8が形成されると共に、さらに、複数の包装物品1を並べて配置することにより、隣接する包装物品1の表示要素8との間で連続した表示要素が形成されている。
図3は、被包装物2であるボックスティシュに表示要素8である絵柄が形成されている状態を示す斜視図である。図3において、絵柄は、分割されている絵柄の一部が形成されているボックスティシュを複数個重ね合わせて配置することにより全体として一つの絵柄が形成されると共に、個々のボックスティシュにも一つの絵柄が形成されている。
図4は、図3とは異なる例を示す、被包装物2であるボックスティシュに表示要素8である絵柄が形成されている状態を示す斜視図である。図4において、絵柄は、絵柄の一部が形成されているボックスティシュを複数個重ね合わせて配置することにより全体として一つの絵柄が完成するように形成されており、さらに、一つの絵柄が形成された重ね合わされたボックスティシュの包装物品を複数並べて配置することにより、隣接する包装物品の絵柄との間で連続した絵柄が形成されている。
本発明において、表示要素は、絵柄の他に、文字、図形等であっても良く、あるいは、これらの組合わせであっても良い。また、表示要素は、被包装物に形成しても良く、包装袋に形成しても良く、あるいは、両方に形成しても良い。
本発明の包装物品は、絵柄、文字、図形等の表示要素が、表示要素の一部が形成されている被包装物を複数重ね合わせて配置することにより全体として一つに形成されており、さらに、表示要素が形成された包装物品を複数並べて配置することにより、隣接する包装物品の表示要素との間で連続した表示要素が形成されている。
このような構成を有する本発明の包装物品は、これを店頭に陳列した場合に消費者の目を引き易く、商品のアピール効果に優れており、ティシュペーパーを収納したカートンや使い捨ておむつ等を包装した包装物品として有用である。
本発明の包装物品の一例を示す斜視図である。 本発明の包装物品の他の例を示す斜視図である。 被包装物に表示要素が形成されている状態の一例を示す斜視図である。 被包装物に表示要素が形成されている状態の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1:包装物品
2:被包装物
3:包装袋
4:持ち手
5:天面
6:底面
7:側面
8:表示要素

Claims (5)

  1. 包装袋で複数の被包装物を一体包装してなり、持ち手が取付けられた天面と、天面とは反対側の底面と、天面と底面の間に位置する4つの側面とを有し、少なくとも1つの前記側面に絵柄、文字、図形等から選ばれる表示要素が形成されている包装物品において、
    前記表示要素は分割され、分割された各表示要素部分が複数の被包装物の同一側面に別々に配置されており、該複数の被包装物を一体包装して形成されている包装物品の一側面において完成された表示要素を形成していることを特徴とする包装物品。
  2. 前記表示要素が形成されている包装物品は、該包装物品を複数並べて配置した場合に、隣接する包装物品の同一側面における表示要素と共に連続した表示要素を形成することができる表示要素を少なくとも一側面に有することを特徴とする請求項1記載の包装物品。
  3. 包装袋で複数の被包装物を一体包装してなり、持ち手が取付けられた天面と、天面とは反対側の底面と、天面と底面の間に位置する4つの側面とを有し、少なくとも1つの前記側面には絵柄、文字、図形等から選ばれる表示要素が形成されている包装物品において、
    該包装物品を複数並べて配置した場合に、隣接する包装物品の同一側面に形成されている表示要素と共に連続した表示要素を形成することができる表示要素が包装物品の少なくとも一側面の前記包装袋に形成されていることを特徴とする包装物品。
  4. 前記被包装物が使い捨ておむつであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の包装物品。
  5. 前記被包装物がティシュペーパーを収納したカートンであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の包装物品。

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