JP2009096474A - 包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明な包装フィルム4により、被包装体2であるカートン入り衛生用紙6が包装され、カートン入り衛生用紙6のカートン側面に、光学読み取り可能な情報がコードされた二次元バーコード8が表示されている包装体1。
【選択図】図1
Description
本発明の第1の実施形態(第1の包装体)は、図1に示す包装体1のように、透明な包装フィルム4により、被包装体2であるカートン入り衛生用紙6が包装され、カートン入り衛生用紙6のカートン側面に、光学読み取り可能な情報がコードされた二次元バーコード8が表示された包装体である。
一般に、衛生用紙収納用のカートンは、上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する箱状を呈していることが多い。
次いで、第1の実施形態に係る包装体(第1の包装体)の構成要素について説明する。
「包装フィルム」とは、フィルム状の包装材料であり、通常、樹脂製のものが用いられる。包装フィルムを構成する樹脂について特に制限はないが、リサイクルに適した熱可塑性樹脂(いわゆるプラスチック)であることが好ましい。具体的には、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)、ポリエステル(PET等)、ポリアミド(ナイロン等)、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等、従来公知の熱可塑性樹脂を挙げることができる。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが好ましく、延伸性や強度の面で、ポリエチレンが更に好ましい。
第1の実施形態における被包装体は、カートン入り衛生用紙である。「カートン入り衛生用紙」とは、包装箱に収納された形態の衛生用紙であり、例えば、カートン入りティシュ、カートン入りキッチンペーパー、カートン入りタオルペーパー、カートン入りクッキングシート等を挙げることができる。
包装形態は、特に限定されるものではなく、従来公知の包装形態により、包装体を形成すればよい。カートン入り衛生用紙の場合、キャラメル包装等の包装形態が好適に用いられる。
本発明の第2の実施形態(第2の包装体)は、図5に示す包装体100のように、透明な包装フィルム104により、被包装体である使い捨て紙製品が包装され、包装フィルム104に、光学読み取り可能な情報がコードされた二次元バーコード108が表示され、二次元バーコード108は、包装フィルム104の裏面に印刷され、かつ、包装フィルム104の表面側から情報が読み取り可能なように表示されている包装体である。
第2の実施形態においては、二次元バーコードを包装フィルムの表面側ではなく、裏面に印刷することにした。この形態では、二次元バーコードが、梱包時や搬送時に他の部材や購買者の手等と接触し難い包装フィルムの裏面に印刷されているため、包装フィルムの表面に印刷されている場合と比較して、摩擦や接触による二次元バーコードの消失を有効に防止することができる。
次いで、第2の実施形態に係る包装体(第2の包装体)の構成要素について説明する。
「包装フィルム」の定義、使用し得る樹脂の種類、好ましい樹脂の種類等は、第1の実施形態と同様である。但し、トイレットペーパーのようなロール状衛生用紙の包装にはガセットチューブが利用されることが多い。この場合には、フィルムの厚さを50〜110μmとすることが好ましく、65〜90μmとすることが更に好ましい。
第2の実施形態における被包装体は、使い捨て紙製品である。「使い捨て紙製品」とは、ロール状衛生用紙(トイレットペーパー、キッチンペーパー、タオルペーパー、クッキングシート等)、袋入り衛生用紙(ポケットティシュ等)等の衛生用紙の他、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等を挙げることができる。
包装形態は、特に限定されるものではなく、従来公知の包装形態により、包装体を形成すればよい。ロール状衛生用紙の場合、ガセットチューブを用いたガセット包装等の包装形態が好適に用いられる。
図1は、本発明の包装体の一の実施形態を示す斜視図であり、図2は、図1に示す包装体の被包装体であるカートン入り衛生用紙の部分を抜き出して示す一部正面図である。また、図3は、図1に示す包装体の最も上部に位置するカートン入り衛生用紙を抜き出して示す斜視図であり、図4は、図3に示すカートン入り衛生用紙の中間体であるカートンブランクを示す展開図である。
図5は、本発明の包装体の別の実施形態を示す斜視図であり、図6は、図5に示す包装体の正面図である。また、図7は、図5に示す包装体を構成する包装フィルムの断面の一部を拡大して示す模式図である。
Claims (10)
- 透明な包装フィルムにより、被包装体であるカートン入り衛生用紙が包装され、
前記カートン入り衛生用紙のカートン側面に、光学読み取り可能な情報がコードされた二次元バーコードが表示されている包装体。 - 前記カートン入り衛生用紙の前記カートン側面に、白色を呈する白色領域を有し、
前記白色領域の内部に、前記二次元バーコードが配置されている請求項1に記載の包装体。 - 前記カートン入り衛生用紙の前記カートン側面には、ロゴが表示されており、
前記二次元バーコードは、前記ロゴを構成する複数の文字と同サイズに構成されるとともに、前記複数の文字と連続するように配置されている請求項1又は2に記載の包装体。 - 前記カートン入り衛生用紙が複数個積重された状態で一体的に包装されており、最上位のカートン入り衛生用紙のカートン側面にのみ前記二次元バーコードが表示されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装体。
- 前記二次元バーコードには、前記カートン入り衛生用紙に関するキャンペーンサイトのインターネットアドレスがコードされている請求項1〜4のいずれか一項に記載の包装体。
- 透明な包装フィルムにより、被包装体である使い捨て紙製品が包装され、
前記包装フィルムに、光学読み取り可能な情報がコードされた二次元バーコードが表示され、
前記二次元バーコードは、前記包装フィルムの裏面に印刷され、かつ、前記包装フィルムの表面側から前記情報が読み取り可能なように表示されている包装体。 - 前記二次元バーコードの背景に、白色を呈する白色領域が形成され、
前記白色領域は、前記二次元バーコードの印刷層を被覆するように印刷された印刷層によって形成されている請求項6に記載の包装体。 - 前記白色領域は、花をモチーフとする形状に構成されるとともに、
前記二次元バーコードは、前記白色領域の中央に配置されている請求項7に記載の包装体。 - 前記二次元バーコードは、包装体に対して傾斜するように表示されている請求項8に記載の包装体。
- 前記二次元バーコードには、前記使い捨て紙製品に関するキャンペーンサイトのインターネットアドレスがコードされている請求項6〜9のいずれか一項に記載の包装体。
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