JP2006068233A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーミスタの温度検出感度が弱まっている場合であっても、食器に熱的ダメージを与えることなく、効率良く食器の乾燥を行うことができる食器洗い乾燥機を提供する。
【解決手段】 周囲の温度を検出する温度センサと、該温度センサで検出した温度に基づいて、前記吸気ファンにより吸気された空気の温度を制御する送風温度制御手段とを備え、温度センサを用いて、食器の乾燥を開始してから所定の時間経過するまでの温度変化量を算出し、算出した温度変化量が所定値より大きい場合、熱源の加熱量を減少させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、食器乾燥時の洗浄槽内の温度を所定の温度内に制御することができる食器洗い乾燥機に関する。
図7は、従来の食器洗い乾燥機の右側面から見た要部構成を示す模式図である。食器洗い乾燥機は、洗浄する食器20を収納する洗浄槽2を筐体1の内部に設けており、洗浄槽2の内部には、食器20が載せられる食器受具3と、食器受具3の下側に配置され、食器受具3に載せられた食器20に向けて水を噴射する複数の回転可能な噴射ノズル4、4、・・・と、洗浄水を加熱する又は食器を乾燥するヒータ6とを備えている。
食器の洗浄が高温すすぎを含めて完了し、排出口(図示せず)から洗浄槽2内の水を外部へ排出した後、ヒータ6により洗浄槽2内の空気を加熱し、加熱した空気を循環させるべく背面に備えた吸気ファン10を起動する。吸気ファン10により、外部の空気が吸気口11から洗浄槽2内へ吸い込まれ、ダクト12を経由して洗浄槽2内へ送り込まれる。
洗浄槽2内へ送り込まれた空気は、ヒータ6により加熱され、洗浄槽2内を循環することにより、洗浄槽2内の食器20を乾燥する。食器20を乾燥することにより生じた水蒸気は、洗浄槽2の上部に設けてある排気口13から排気される。
また、温度センサとしてサーミスタ14をヒータ6の近傍に取り付けてある。サーミスタ14は、洗浄槽2内へ吸い込まれた空気がヒータ6により加熱された後の温度を検出する(特許文献1参照)。
特開平11−42197号公報
従来の食器洗い乾燥機では、吸気ファン10の風量を、温度センサであるサーミスタ14の検出値、すなわち洗浄槽2内へ循環させる温風の温度に応じて調整することにより乾燥効率を高め、食器の乾燥時間全体を短縮させている。しかし、吸気ファン10により吸い込まれ、ヒータ6により加熱された空気の温度によっては、食器に熱的ダメージを与えるおそれがあるという問題点があった。
すなわち、サーミスタ14に代表される温度センサは、必ず洗浄水に浸る位置、すなわち洗浄槽2の下部に配設してある。したがって、サーミスタ14が濡れている状態で食器の乾燥を開始した場合、サーミスタ14の表面の水滴が蒸発することによる気化熱によりサーミスタ14内部のセンサ部の温度上昇が抑制され、洗浄槽2内の温度を正確に測定することができない。
また、洗浄水排出口の目詰まり等の障害により完全に洗浄水を排出することができない、コップ等の内部に残存した水が存在する等により、サーミスタ14が水に浸っている状態である場合、熱容量が変化することにより、洗浄槽2内の温度変化に対するセンサ部の追従性が劣化するという問題点もあった。
さらに、サーミスタ14に水滴が多数付着している又はゴミ等の不純物が付着している場合、サーミスタ14の温度検出感度が減少し、例えば付着した水滴が乾燥により消失した時点で温度上昇の勾配が急増し、食器20に熱的ダメージを与えるおそれがあるという問題点もあった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、サーミスタの温度検出感度が減少している場合であっても、食器に熱的ダメージを与えることなく、効率良く食器の乾燥を行うことができる食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。
また、本発明は、熱源の発熱量又は熱源による加熱時間を制御することにより、サーミスタの温度検出感度が減少している場合であっても、食器に熱的ダメージを与えることなく、効率良く食器の乾燥を行うことができる食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る食器洗い乾燥機は、洗浄槽内に周囲の空気を吸気する吸気ファンを有し、加熱すすぎ後に前記吸気ファンを動作させ、吸気口から該吸気ファンにより吸い込まれた空気を加熱して食器の乾燥を行い、前記洗浄槽内の水蒸気を排気口から排気する食器洗い乾燥機において、周囲の温度を検出する温度センサと、該温度センサで検出した温度に基づいて、前記吸気ファンにより吸気された空気の温度を制御する送風温度制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、洗浄槽内の空気の温度を温度センサで検出し、温度センサで検出した温度に基づいて、吸気ファンにより吸い込まれた空気への加熱程度を制御する。これにより、洗浄槽内の空気の温度が所定の設定温度より低く(高く)なった場合は、吸気ファンにより吸い込まれた空気への加熱を強める(弱める)ことで、食器に直接当たる温風の温度を略一定の温度に維持することができる。
また、本発明に係る食器洗い乾燥機は、前記吸気ファンにより吸気された空気を加熱する熱源を有し、前記送風温度制御手段は、前記温度センサを用いて、食器の乾燥を開始してから所定の時間経過するまでの温度変化量を算出する温度変化量算出手段と、該温度変化量算出手段で算出した前記温度変化量が所定値より大きいか否かを判断する判断手段と、該判断手段で前記温度変化量が所定値より大きいと判断した場合、前記熱源の加熱量を減少させる加熱量減少手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、食器の乾燥を開始してから所定の時間、例えば開始後7分経過するまでの洗浄槽内の温度変化量が所定の設定値より大きい場合、吸気ファンにより吸い込まれた空気への加熱を弱めるようヒータ等の熱源の加熱量を減少させる。これにより、食器の乾燥を開始してから所定の時間経過するまでの洗浄槽内の温度変化量が所定の設定量より大きくなった場合、このまま食器の乾燥を続行すると食器に熱的ダメージを与えるおそれがあると判断し、吸気ファンにより吸い込まれた空気への加熱を弱め、洗浄槽内の温度が過度に上昇しないよう制御することができる。
また、本発明に係る食器洗い乾燥機は、前記熱源は、前記送風温度制御手段がパルス信号により導電時間を制御することで発熱量を制御することが可能に構成してあり、前記加熱量減少手段は、パルス信号のデューティ比を減少するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、熱源を、パルス信号により導電時間を長短することで発熱量を制御することが可能な熱源としておき、パルス信号のデューティ比を減少することで、熱源の温度を下げる。これにより、食器の乾燥を開始してから所定の時間経過するまでの洗浄槽内の温度変化量が所定の設定量より大きくなった場合、吸気ファンにより吸い込まれた空気を加熱する熱源の温度を確実に下げることができる。
また、本発明に係る食器洗い乾燥機は、前記加熱量減少手段は、食器を乾燥する時間を短縮するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、食器を乾燥する時間を短縮することで熱源により付与される熱量の総量を減少させる。これにより、食器の乾燥を開始してから所定の時間経過するまでの洗浄槽内の温度変化量が所定の設定量より大きくなった場合、吸気ファンにより吸い込まれた空気を加熱する時間を短縮し、熱源から空気に付与される熱量を確実に下げることができる。
本発明によれば、洗浄槽内の温度が所定の設定温度より低く(高く)なった場合は、吸気ファンにより吸い込まれた空気に対する加熱を強める(弱める)ことで、食器に直接当たる温風の温度を略一定の温度に維持することができることから、水滴が多数付着する又はゴミ等の不純物が付着することにより、サーミスタの温度検出感度が減少している場合であっても、食器に熱的ダメージを与えることなく、食器の乾燥を行うことが可能となる。
また本発明は、食器の乾燥を開始してから所定の時間が経過するまでの洗浄槽内の温度変化量が所定の設定量より大きくなった場合、このまま食器の乾燥を続行すると食器に熱的ダメージを与えるおそれがあると判断し、吸気ファンにより吸い込まれた空気への加熱を抑制すべく、熱源の温度を下げることにより、水滴が多数付着する又はゴミ等の不純物が付着して、サーミスタの温度検出感度が減少している場合であっても、食器に熱的ダメージを与えることなく、食器の乾燥を行うことが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の右側面から見た要部構成を示す模式図である。なお、従来の食器洗い乾燥機と同様の構成要素については、同一の符号を付する。
食器洗い乾燥機は、洗浄する食器20を収納する洗浄槽2を筐体1の内部に設けており、洗浄槽2の内部には、食器20が載せられる食器受具3と、食器受具3の下側に配置され、食器受具3に載せられた食器20に向けて水を噴射する複数の回転可能な噴射ノズル4、4、・・・と、洗浄水を加熱する又は食器を乾燥するヒータ6とを備えている。
食器の洗浄が高温すすぎを含めて完了し、排出口(図示せず)から洗浄槽2内の水を外部へ排出した後、ヒータ6により洗浄槽2内の空気を加熱し、加熱した空気を循環させるべく背面に備えた吸気ファン10を起動する。吸気ファン10により、外部の空気が吸気口11から洗浄槽2内へ吸い込まれ、ダクト12を経由して洗浄槽2内へ送り込まれる。
洗浄槽2内へ送り込まれた空気は、ヒータ6により加熱され、洗浄槽2内を循環することにより、洗浄槽2内の食器20を乾燥する。食器20を乾燥することにより生じた水蒸気は、洗浄槽2の上部に設けてある排気口13から排気される。
また、温度センサとしてサーミスタ14をヒータ6の近傍に取り付けてある。サーミスタ14は、洗浄槽2内へ吸い込まれた空気がヒータ6により加熱された後の温度を検出する。本実施の形態に係る食器洗い洗浄器は、サーミスタ14が検出した温度に基づいて、ヒータ6の温度、加熱した空気の供給時間等を制御する制御装置30を備えている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の制御装置30の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御装置30は、CPU(中央処理装置)31、ROM32、RAM33、時刻を計時するためのクロック34及び入出力ポート35等を備え、これらは互いに内部バス36によって接続されている。入出力ポート35には、温度センサであるサーミスタ14、洗浄水を加熱する又は洗浄槽2内の空気を加熱するヒータ6、吸気ファン10の駆動源であるファンモータ15等が接続されている。
制御装置30のCPU31は、RAM33をワーキングエリアとして、ROM32に格納されたプログラムを実行することにより、食器乾燥等のシーケンスを制御する。例えば食器乾燥を開始してから一定時間、例えば7分間経過した時点でサーミスタ14が検出した洗浄槽2内の温度を、RAM33に記憶してある排出口(図示せず)からの洗浄水の排水が完了した時点でサーミスタ14が検出した洗浄槽2内の温度(初期値)と比較し、温度の変化量を算出する。制御装置30のCPU31は、算出した温度の変化量に応じて、洗浄水を加熱する又は洗浄槽2内の空気を加熱するヒータ6、吸気ファン10の駆動源であるファンモータ15等の動作を制御する。
上述した食器洗い乾燥機の食器乾燥処理の動作について説明する。図3及び図4は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の制御装置30のCPU31の食器乾燥の制御処理手順を示すフローチャートであり、図5は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の洗浄槽2内の温度変化を時系列に示す図である。
制御装置30のCPU31は、食器20の洗浄工程、すすぎ工程を完了した後、使用した洗浄水の排出口からの排出が完了した旨を、図示しない水位センサからの水位がゼロである旨を示す出力信号により検知する(ステップS301)。そして、CPU31は、洗浄槽2内の温度T1をサーミスタ14から取得し、初期値T1としてRAM33に記憶する(ステップS302)。
CPU31は、洗浄槽2内の温度を記憶した時点から、クロック34による計時を開始し(ステップS303)、吸気ファン10のファンモータ15へ低速回転を指示する信号を送出し(ステップS304)、ヒータ6へ比較的低温である目標到達温度に対応するデューティー比であるパルス信号を送出する(ステップS305)。例えば目標到達温度が70℃である場合、デューティー比が15/60であるパルス信号を送出する。
ファンモータ15を低速回転することにより、洗浄槽2内の空気の入れ替え頻度は少なくなり、食器乾燥のための洗浄槽2内の温度を所定の温度まで短時間で上昇する。CPU31は、洗浄槽2内の温度が目標到達温度に到達したか否かを判断し(ステップS306)、CPU31が、目標到達温度に到達したと判断した場合(ステップS306:YES)、CPU31は、吸気ファン10のファンモータ15へ高速回転を指示する信号を送出し(ステップS307)、ヒータ6へ比較的高温である目標到達温度に対応するデューティー比であるパルス信号を送出する(ステップS308)。例えば目標到達温度が75℃である場合、デューティー比が20/60であるパルス信号を送出する。
CPU31が、目標到達温度に到達していないと判断した場合(ステップS306:NO)、CPU31は、クロック34による計時時間が第一の時間、例えば7分に到達したか否かを判断する(ステップS309)。CPU31が、計時時間が第一の時間に到達したと判断した場合(ステップS309:YES)、CPU31は、洗浄槽2内の温度T2をサーミスタ14から取得し(ステップS310)、RAM33に記憶してある初期値T1との温度差ΔT(=T2−T1)を算出し、RAM33に記憶する(ステップS311)。
CPU31は、クロック34による計時時間が第二の時間、例えば15分に到達したか否かを判断する(ステップS312)。CPU31が、計時時間が第二の時間に到達したと判断した場合(ステップS312:YES)、CPU31は、RAM33に記憶してある温度差ΔTが所定の温度差、例えば10℃より大きいか否かを判断する(ステップS313)。
CPU31が、記憶してある温度差ΔTが所定の温度差より大きいと判断した場合(ステップS313:YES)、CPU31は、吸気ファン10のファンモータ15へは高速回転を指示する信号の送出を維持し、ヒータ6へ比較的低温である目標到達温度に対応するデューティー比であるパルス信号を送出する(ステップS314)。例えば目標到達温度が70℃である場合、デューティー比が15/60であるパルス信号を送出する(温度変化は図5中の(a)に相当)。
CPU31が、記憶してある温度差ΔTが所定の温度差より小さいと判断した場合(ステップS313:NO)、CPU31は、送出するパルス信号を現状のまま維持する(ステップS315)(温度変化は図5中の(b)に相当)。
CPU31は、クロック34による計時時間が第三の時間、例えば22分に到達したか否かを判断する(ステップS316)。CPU31が、計時時間が第三の時間に到達したと判断した場合(ステップS316:YES)、CPU31は、ヒータ6へのパルス信号の送出を停止する(ステップS317)。
CPU31は、クロック34による計時時間が第四の時間、例えば25分に到達したか否かを判断する(ステップS318)。CPU31が、計時時間が第四の時間に到達したと判断した場合(ステップS318:YES)、CPU31は、吸気ファン10のファンモータ15への信号の送出を停止する(ステップS319)。
以上のように本実施の形態1によれば、温度差ΔTが所定の温度差より大きい場合、温度の上昇が激しいものと判断し、ヒータ6による加熱を抑制し、吸気ファンによる洗浄槽内の空気の入れ替えを促進する。これにより、洗浄槽内の温度が食器に熱的ダメージを与える温度にまで上昇することを未然に防止することが可能となる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2に係る食器洗い乾燥機について図面に基づいて詳述する。本実施の形態2に係る食器洗い乾燥機の構成は、実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の構成と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。本実施の形態2は、洗浄槽2内の温度の変化量に応じて、食器の乾燥時間を変動する点に特徴を有する。図6は、本発明の実施の形態2に係る食器洗い乾燥機の制御装置30のCPU31の食器乾燥の制御処理手順を示すフローチャートである。
制御装置30のCPU31は、食器20の洗浄工程、すすぎ工程を完了した後、クロック34による計時時間が第二の時間、例えば15分に到達するまでは、実施の形態1の図3と同様の処理を実行する。すなわち、CPU31は、クロック34による計時時間が第二の時間に到達したか否かを判断し(ステップS312)、CPU31が、計時時間が第二の時間に到達したと判断した場合(ステップS312:YES)、CPU31は、RAM33に記憶してある温度差ΔTが第一の温度差、例えば10℃より大きいか否かを判断する(ステップS601)。
CPU31が、記憶してある温度差ΔTが第一の温度差10℃より大きいと判断した場合(ステップS601:YES)、CPU31は、RAM33に記憶してある継続運転時間を所定時間減少させる(ステップS602)。ここで、継続運転時間とは、同一のヒータ6の加熱状態、同一のファンの回転状態で食器乾燥処理を続行する時間を意味する。例えばRAM33に記憶してある継続運転時間が7分である場合、継続運転時間を5分まで減少させる。
CPU31が、記憶してある温度差ΔTが第一の温度差10℃より小さいと判断した場合(ステップS601:NO)、CPU31は、RAM33に記憶してある温度差ΔTが、第一の温度差10℃よりも小さい第二の温度差、例えば5℃より小さいか否かを判断する(ステップS603)。
CPU31が、記憶してある温度差ΔTが、第一の温度差10℃よりも小さい第二の温度差5℃より小さいと判断した場合(ステップS603:YES)、CPU31は、RAM33記憶してある継続運転時間を所定時間増加させる(ステップS604)。例えばRAM33に記憶してある継続運転時間が7分である場合、継続運転時間を9分まで増加させる。
CPU31は、クロック34による計時時間が第二の時間経過してから継続運転時間経過したか、すなわち上述した温度差ΔTに応じて、20分、22分、又は24分経過したか否かを判断する(ステップS605)。CPU31が、第二の時間経過してから継続運転時間経過したと判断した場合(ステップS605:YES)、CPU31は、ヒータ6へのパルス信号の送出を停止する(ステップS606)。
CPU31は、クロック34による計時時間が第四の時間、例えば上述した温度差ΔTに応じて、23分、25分、又は27分経過したか否かを判断する(ステップS607)。CPU31が、計時時間が第四の時間に到達したと判断した場合(ステップS607:YES)、CPU31は、吸気ファン10のファンモータ15への信号の送出を停止する(ステップS608)。
以上のように本実施の形態2によれば、温度差ΔTが所定の温度差より大きい場合、温度の上昇が激しいものと判断し、ヒータ6による加熱時間を短縮することにより、洗浄槽2内の温度が食器に熱的ダメージを与える温度にまで上昇することを未然に防止することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の右側面から見た要部構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の制御装置のCPUの食器乾燥の制御処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の制御装置のCPUの食器乾燥の制御処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る食器洗い乾燥機の洗浄槽内の温度変化を時系列に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る食器洗い乾燥機の制御装置のCPUの食器乾燥の制御処理手順を示すフローチャートである。 従来の食器洗い乾燥機の右側面から見た要部構成を示す模式図である。
符号の説明
1 筐体
2 洗浄槽
4 噴射ノズル
6 ヒータ
10 吸気ファン
11 吸気口
12 ダクト
13 排気口
14 サーミスタ(温度センサ)
15 ファンモータ
30 制御装置

Claims (4)

  1. 洗浄槽内に周囲の空気を吸気する吸気ファンを有し、加熱すすぎ後に前記吸気ファンを動作させ、吸気口から該吸気ファンにより吸い込まれた空気を加熱して食器の乾燥を行い、前記洗浄槽内の水蒸気を排気口から排気する食器洗い乾燥機において、
    周囲の温度を検出する温度センサと、
    該温度センサで検出した温度に基づいて、前記吸気ファンにより吸気された空気の温度を制御する送風温度制御手段と
    を備えることを特徴とする食器洗い乾燥機。
  2. 前記吸気ファンにより吸気された空気を加熱する熱源を有し、
    前記送風温度制御手段は、
    前記温度センサを用いて、食器の乾燥を開始してから所定の時間経過するまでの温度変化量を算出する温度変化量算出手段と、
    該温度変化量算出手段で算出した前記温度変化量が所定値より大きいか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段で前記温度変化量が所定値より大きいと判断した場合、前記熱源の加熱量を減少させる加熱量減少手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の食器洗い乾燥機。
  3. 前記熱源は、前記送風温度制御手段がパルス信号により導電時間を制御することで発熱量を制御することが可能に構成してあり、
    前記加熱量減少手段は、パルス信号のデューティ比を減少するようにしてあることを特徴とする請求項2記載の食器洗い乾燥機。
  4. 前記加熱量減少手段は、食器を乾燥する時間を短縮するようにしてあることを特徴とする請求項2又は3記載の食器洗い乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009106487A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Rinnai Corp 食器洗浄機
US20180092508A1 (en) * 2016-09-30 2018-04-05 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Diswashing appliance and method of operation

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