JP2006066485A - 磁気メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 大容量化および高速書き込みを可能にする。
【解決手段】 磁化の向きが外部磁界に応じて変化する磁気記録層4、磁化の向きが固着された磁化固着層8、および磁気記録層と磁化固着層との間に設けられた非磁性中間層6を有する記憶素子2と、磁気記録層の非磁性中間層と反対側に設けられ書き込み電流が流れる書き込み配線20と、書き込み配線の磁気記録層と反対側の面に接するように設けられたヨーク25と、を備えたメモリセルを含み、記憶素子の対向する一組の側面が書き込み配線およびヨークのそれぞれの対向する一組の側面とそれぞれ同一平面となるように構成され、磁気記録層の非透磁率が5以上であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気メモリに関する。
磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(以下、MRAM(MagnetoResistive Random Access Memory)ともいう)は、不揮発性、高速性、大容量化、低電圧駆動を併せ持つ究極のメモリとして期待され開発されている。しかしこのMRAMは、書き込み電流値が大きいこと、書き込みのバラツキが大きいことなどから、大容量・高速・低電圧駆動を実現することが困難であることがわかってきている。
例えば32Mbit級のMRAMを構成するためには、周辺回路の占める面積の割合を小さくしてメモリアレイの占有率を高める必要がある。このためには、単位となるアレイブロックサイズは1Mbitアレイとすることが必要となる。しかし、現状では書き込み電流値が数mA−10mAと大きいため、書き込み配線抵抗両端に2Vオーダーの電圧が発生し、1Vオーダーの低電圧化が不可能となっているだけではなく、書き込み電流波形を高速に立ち上げることが困難となっており、高速メモリを実現することができない。
また、大容量化(高集積化)のために、MRAMの各セルに含まれる記憶素子であるトンネル接合素子(以下、MTJ(Magnetic Tunneling Junction)ともいう))の幅を微細にすると熱擾乱耐性が著しく低下し、不揮発性の確保も困難となっている。
さらに、通常のようにビット線とワード線両方に書き込み電流を流し、その交点に位置するMTJのみ書き込む方式では、交点以外の励起される半選択状態のMTJセルの誤書き込みが発生したり、その不揮発性の確保が困難となっている。すなわち、書き込みのマージンが狭いため、誤書き込みが発生したり、不揮発性の確保が困難となっている。
MTJを構成する記録層の磁化情報を書きかえるために必要な反転磁界Hswは、概略下記で与えられる。
Hsw〜4πMs×t/F (Oe) (1)
このときの磁気異方性エネルギー密度Kuは概略
Ku=Hsw・Ms/2 (2)
となる。ここで、Msは記録層の飽和磁化、tは記録層の厚さ、Fは記録層の幅を示す。
一方、記録層の熱擾乱耐性は、記録層の体積をVとすると、磁気エネルギーKu×Vで表される。したがって、記録層のアスペクト比(長さ/幅)が2のMTJにおいては、熱擾乱耐性は、
Ku×V=(Hsw・Ms/2)×V
=(4πMs×t/F)×(Ms/2)×F×2F×t=4πMs×t×F
=Hsw×F/(4π)
となる。したがって、MTJを微細化、すなわち記録層の幅Fを小さくした場合に、熱擾乱耐性を確保するためには反転磁界Hswを大きくしていく必要がある。
記録層の幅Fが0.4μm程度で8mA程度の書きこみ電流が必要なので、微細化に伴いさらに書きこみ電流が増大する。また、大容量化に際して10nsec程度の高速に書きこむためには、1.5mA程度以下に書き込み電流値を低減する必要があり、周辺回路を小型化するためには0.5mA程度以下とすることが好ましい。
一つの書きこみ電流低減対策として、書きこみ配線(Cu)にNiFe等の軟磁性材料を被覆したヨーク付き配線が提案され、2倍の高効率化効果(書きこみ電流値1/2)が報告されている(例えば、非特許文献1参照)。しかし、1/2(4mA程度)が限界といわれており、目標の1mA以下には程遠い。
Magnetoresistive RAM, Saied Tehrani,2001 IEDM short course
以上説明したように、従来のMRAMにおいては、書きこみ電流値を大幅に低減して高速書き込みを実現すること、大容量化すなわちMTJの幅を微細化しても不揮発性を確保すること、および書き込みのマージンを拡大することが必要である。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、大容量化および高速書き込みが可能である磁気メモリを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による磁気メモリは、磁化の向きが外部磁界に応じて変化する磁気記録層、磁化の向きが固着された磁化固着層、および前記磁気記録層と前記磁化固着層との間に設けられた非磁性中間層を有する記憶素子と、前記磁気記録層の前記非磁性中間層と反対側に設けられ書き込み電流が流れる書き込み配線と、前記書き込み配線の前記磁気記録層と反対側に設けられたヨークと、を備えたメモリセルを含み、前記記憶素子の対向する一組の側面が前記書き込み配線および前記ヨークのそれぞれの対向する一組の側面とそれぞれ同一平面となるように構成され、前記磁気記録層の非透磁率が5以上であることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様による磁気メモリは、磁化の向きが外部磁界に応じて変化する磁気記録層、磁化の向きが固着された磁化固着層、および前記磁気記録層と前記磁化固着層との間に設けられた非磁性中間層を有する記憶素子と、前記磁気記録層の前記非磁性中間層と反対側に設けられ書き込み電流が流れる書き込み配線と、前記書き込み配線の前記磁気記録層と反対側に設けられたヨークと、を備えたメモリセルを含み、前記磁気記録層の長軸が前記書き込み配線の延びる向きと直交する方向に対して0度より大きく90度より小さい角度で傾いており、前記磁気記録層の非透磁率が5以上であることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様による磁気メモリは、磁化の向きが外部磁界に応じて変化する磁気記録層、磁化の向きが固着された磁化固着層、および前記磁気記録層と前記磁化固着層との間に設けられた非磁性中間層を有する記憶素子と、前記磁気記録層の前記非磁性中間層と反対側に設けられ書き込み電流が流れる書き込み配線と、前記書き込み配線の前記磁気記録層と反対側に設けられたヨークと、を備えたメモリセルを含み、前記磁気記録層の長軸が前記書き込み配線の延びる向きと直交する方向に対して0度より大きく90度より小さい角度で傾いており、前記記憶素子の対向する一組の側面が前記書き込み配線および前記ヨークのそれぞれの対向する一組の側面とそれぞれ同一平面となるように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、大容量化および高速書き込みが可能となる。
本発明の実施形態を以下、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による磁気メモリ(以下、MRAM(MagnetoResistive Random Access Memory)ともいう)を図1(a)を参照して説明する。この実施形態による磁気メモリは、複数のメモリセルを備えている。図1(a)は、本実施形態の磁気メモリのメモリセルの構成を示す断面図である。各メモリセルは、記憶素子としてトンネル接合素子2(以下、MTJ(Magnetic Tunneling Junction)ともいう)を備えている。このMTJ2は、磁化の向きが外部磁場に応じて可変する磁気記録層4と、トンネルバリア層6と、磁化の向きが固着された磁化固着層8と、磁化固着層8の磁化の向きを固着する反強磁性層10とを備えている。そして、このMTJ2の磁気記録層4は、書き込み配線20上に設けられている。書き込み配線20は書き込み配線20を流れる電流によって発生する磁束を増大する軟磁性材料からなるヨーク25上に設けられている。
すなわち、本実施形態においては、ヨーク25、書き込み配線20、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10が積層された構造となっている。そして、書き込み配線20を流れる電流と直交する方向の、書き込み配線20およびヨーク25の端面(図1(a)上においては、左右の端面)と、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10の端面(図1(a)上においては、左右の端面)とは、同一の平面上に配置されるように構成されている。すなわち、ヨーク25、書き込み配線20、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10は、同じ幅Wを有している。なお、本実施形態においては、ヨーク25、書き込み配線20、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10の順に積層したが、積層順序を逆にした構造を用いてもよい。
また、本実施形態においては、ヨーク25の比透磁率が100程度の大きさとし、書き込み電流に対して、ヨーク25の磁化方向が概ね平行もしくは反平行となるようにヨーク25の材料を選択する。なお、本実施形態においては、磁気記録層4の磁化方向は、書き込み配線20に流れる書き込み電流とほぼ直交している。
本実施形態において、メモリセルにデータを書き込む場合は、書き込み配線25と、この書き込み配線25にほぼ直交する図示しない書き込みビット線に書き込み電流を流し、この電流によって発生する磁界でMTJの磁気記録層4の磁化を反転させることにより行う。また、メモリセルからデータを読み出す場合は、反強磁性層10に電気的に接続する図示しない読み出し配線と書き込み配線20との間に電圧を印加し、MTJ2に流れる電流を測定することにより行うか、または上記読み出し配線と書き込み配線20との間に一定の電流を流し、上記読み出し配線と書き込み配線20との間の電圧を測定することにより行う。
通常、書き込み配線にヨークを形成することにより、電流・磁界変換効率は二倍となり、書き込み電流値は半減するといわれているが、これが限界とされている。書き込み配線にヨークを形成しMTJの幅Wが240nmである場合の書き込み電流値は、おおよそ6mA程度となると予想される。
以下、本実施形態の書き込み電流の大きさについて説明する。上述したように本実施形態においては、ヨーク25および書き込み配線20の端面と、MTJ2の端面が同一平面上に配置されるように構成されている。磁気記録層4、書き込み配線20、およびヨーク25の膜厚をそれぞれT、T、およびTとし、磁気記録層4、書き込み配線20、およびヨーク25の比透磁率をそれぞれ、μ、μ(=1)、およびμとすると、図1において波線で示す磁気閉回路30の磁路の実効長Leffは、
Leff = 2×T2 + W/μ + W/μ
となる。ここで、W=240nm、T2=20nmとし、μ=5およびμ=100とすると、ヨーク側の磁路長(W/μ)はほぼ無視できるので、本実施形態においては、磁気閉回路30の実効磁路長Leffは88nm程度となる。
これに対して、通常のヨーク付き書き込み配線では、本実施形態と異なり、ヨークおよび書き込み配線の端面と、MTJの端面が同一平面上に配置されてはいないので、50nmアライメント誤差を許容するためのマージンが両側面に必要となる。また、書き込み配線とMTJの磁気記録層とは絶縁層などで50nm以上隔離されているので、実効磁路長はおおよそ360nm以上となる。
これに対して、本実施形態では上記アライメントマージンが必要でなく、またヨーク側の磁路長を無視できるので、磁気閉回路30の実効磁路長Leffは88nm程度である。そして、本実施形態のメモリセルと、通常のヨーク付き書き込み配線を有するメモリセルに、それぞれ同じ電流を流した場合、この書き込み電流によってそれぞれのメモリセルに発生する磁界は磁路長に反比例する。
このため、本実施形態のメモリセルに発生する磁界の大きさは、通常のヨーク付き書き込み配線を有するメモリセルに発生する磁界の大きさに比べて、4.09(=360/88)倍となる。すなわち、電流・磁界変換効率は4.09倍に増加することになる。このことは、書き込み電流値を1/4.09=0.24に低減できることを意味する。この結果、通常のヨーク付き書き込み配線を有するメモリセルに比べて本実施形態のメモリセルの書き込み電流値は、6mA→1.5mAと低減することができる。
さらに、書き込み配線6の膜厚Tを10nmとすると、実効磁路長LeffはW/5+2×T〜68nmとなり、低減することができる。通常のヨーク付き書き込み配線を有するメモリセルに比べると、電流・磁界変換効率は360/68倍に増加し、書き込み電流値を68/360=0.19倍に低減できる。すなわち、書き込み電流値は1.1mAとなる。
さらに、MTJ2の磁気記録層4の比透磁率μを10とすると、実効磁路長をおおよそW/10+2×T〜44nmと低減でき、書き込み電流値は0.73mAとなる。この値は、磁気メモリの周辺回路を小型するために望ましい書き込み電流の目標値0.5mAに肉薄する。
W=240nm、T=10nm、μ=10、μ=100となるように本実施形態に係るメモリセルを実際に試作して、検証したところ、書き込み電流値は約1mA程度であった。この値は、磁気メモリを大容量化した場合に10nsec程度の高速な書き込み速度を実現するのに望ましい目標値(1mA)にほぼ近かった。
また、試作したメモリセルの不揮発性について実験したところ、予想を超えて不揮発性が大きいことがわかった。これは、MTJ2の磁気記録層4と、積層されたヨーク25との磁化が直交していてもカップリングしているためであると推測している。この結果、従来のMRAMに比べて遙かに熱擾乱耐性が向上していることがわかった。このことは、これまでまったく知られていないことであり、本実験にて初めて明確となった。
上記熱擾乱耐性の向上を考慮すると、MTJ2の磁気記録層4の反転磁界を1/5に低減しても不揮発性が確保できることが判明した。この結果、本実施形態に係るメモリセルの書き込み電流値は、実効磁路長がおおよそ44nmの場合に計算された書き込み電流値0.73mAの1/5程度、すなわち0.14mAとなる。したがって、通常のヨーク付き書き込み配線を有するメモリセルの書き込み電流6mAから0.14mAと大幅に低減することができた。磁気メモリの周辺回路を小型化するために望ましい目標値0.5mA以下とすることができた。
慎重に解析した結果、書き込み電流が大幅に低減できるという効果は積層ヨークに固有のものではなく、書き込み電流に対してヨーク25の磁化方向を概ね平行もしくは反平行(ヨーク25の比透磁率を100程度の値)とし、MTJ2の磁気記録層4の比透磁率μを5以上とすることにより、実現できることがわかった。
本実施形態に係るメモリセルにおいて、MTJ2の磁気記録層4の比透磁率μが1、5、10となる3種類のメモリセルを用意し、それぞれのメモリセルに対してヨーク25の非透磁率μを変えたときの、図1(a)に示す磁気閉回路30に発生する平均発生磁界Heff(Oe)を図2に示す。グラフgは磁気記録層4の比透磁率μが10、グラフgは磁気記録層4の比透磁率μが5、グラフgは磁気記録層4の比透磁率μが1である場合の特性図である。
この特性図からわかるように、ヨークの比透磁率μが100の付近、例えばμが80〜120の範囲では、平均発生磁界Heffはほぼ一定であり、この場合に磁気記録層4の比透磁率μが5以上とすれば、平均発生磁界Heffは35Oe以上となる。
一般に、磁気記録層4の不揮発性を保つために平均発生磁界Heffは30Oe以上であることが好ましい。図2からわかるように、磁気記録層4の比透磁率μが5以上の場合にヨーク25の比透磁率μが30以上であれば、平均発生磁界Heffは30Oe以上となり、磁気記録層4の不揮発性を保つことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、書き込み電流を小さくすることが可能となるので高速書き込みを実現することができ、また熱擾乱耐性が高いので微細化しても不揮発性を確保することができる。これにより、大容量化および高速書き込みが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による磁気メモリを説明する。この実施形態の磁気メモリは、第1実施形態の磁気メモリにおいて、書き込み配線20のエレクトロマイグレーション耐性を向上させた構成となっている。
磁気メモリにおいては、書き込み配線20のエレクトロマイグレーションが懸案事項である。書き込み電流が1mAの場合、書き込み配線20の幅を240nm、厚さを20nmとした場合、電流密度は2×10A/cmとなる。この値は、書き込み配線20の材料にCuを用いた場合の許容値の4〜10倍と大きい。仮に、書き込み電流値を0.14mAとできたとしても電流密度は0.3×10A/cmとなり、懸案はぬぐいきれない。実験を行って調べたところ、これも予想に反して、2×10A/cmでもエレクトロマイグレーションが発生しない場合があることがわかった。これは、Cuからなる書き込み配線20を30nm程度以下に薄くしたとき、書き込み配線20の下地となるヨーク25に高融点材料であるヨーク材(NiFe、CoFe、CoZrNb)を用いた場合や、図1(b)に示すように、書き込み配線20とヨーク25との間の界面にTa、Tiなどの金属層23を配置している場合、さらにCuからなる書き込み配線20の上面にMTJ層を直接配置した場合に特有であることがわかった。
したがって、本実施形態においては、書き込み配線20の膜厚は30nm以下に薄くし、かつヨーク25の材料に高融点材料を用いることによって、エレクトロマイグレーションが発生するのを防止することができる。この場合、図1(b)に示すように書き込み配線20とヨーク25との界面にはTa、Tiなどの金属層23を設けることが好ましい。
また、本実施形態も第1実施形態と同様に、大容量化および高速書き込みが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による磁気メモリを説明する。この実施形態の磁気メモリは、第1または第2実施形態の磁気メモリにおいて、メモリセル毎に書き込み選択トランジスタを配置した構成となっている。この書き込み選択トランジスタはソースおよびドレインの一方が図1(a)に示す書き込み配線20に電気的に接続され、ゲートがメモリセルを選択するためのワード線となっている。
本実施形態のように、メモリセル毎に書き込み選択トランジスタを設けることにより、選択されないメモリセルが半選択状態となるのを防止することができる。このため、反転磁界を、熱擾乱耐性の向上を考慮したときの反転磁界の1/2以下に低減することが可能となる。これにより、書き込み電流値は、熱擾乱耐性の向上を考慮したときの書き込み電流値0.14mAの1/2、すなわち0.1mA程度とすることができる。また、書き込みの誤動作がなくなり、書き込み回路設計にとって、非常に広いマージンを確保できる。
また、本実施形態も第1実施形態と同様に、大容量化および高速書き込みが可能となる。
第1乃至第3実施形態の構成をすべて組み合わせることで、書き込み回路のマージンが大きくなり、周辺回路を簡素化かつ小型化でき、メモリアレイの占有率を65%と通常のメモリなみにすることができた。また、MTJの幅をさらに100nm程度に微細化しても書き込み電流値を0.5mAにすることができ、書き込みトランジスタを追加してもセル面積を0.5μm以下とすることが可能となった。これにより、64Mbitを超える高速、大容量MRAMが提供できるようになった。
なお、試作したMRAMのなかには書き込み電流値が若干大きめになるメモリセルが発生することがわかった。そのメモリセルの磁気記録層の磁化過程を実験により、推測した結果を図3に示す。書き込み電流値が小さい良好なメモリセルはどの印加磁界Hでも磁化が単調に増加するが(グラフg参照)、不良となるメモリセルは磁気記録層の磁化Mが反応せず、停滞している領域がある(グラフg参照)ことが判明した。
印加磁界Hに対して磁気記録層の磁化Mが停滞するのを回避するには、図4に示すように、MTJの磁気記録層4の磁化方向(磁化容易軸)5が印加磁界Hに対して直角ではなく傾いていれば、効果があることがわかった。具体的には、図5に示すように、磁気記録層4の長辺方向(磁化容易軸5)を、書き込み配線20を流れる書き込み電流の方向(すなわち、書き込み配線20の延びる方向)に対して垂直ではなく傾けるように配置することが効果がある。この傾き角θは約45度であることが好ましい。なお、図5は、磁気記録層4および書き込み配線20の平面図である。
また、MTJ2の形状を図6(a)に示すように略十字にするか、あるいは図6(b)に示すように、書き込み配線の幅方向の軸に対して非対称形状(例えば、凸部が両端に設けられた逆S字形状やS字形状)としても同様の効果があった。また、図6(c)、(d)に示すように、磁気記録層4の長手方向の中央部部分が最も幅広い形状であっても同様の効果があった。なお、図6(c)は、ラグビーボールや楕円等の両端をカットした形状であり、図6(d)は8角形形状である。
(第1実施例)
次に、本発明の第1実施例による磁気メモリを、図7を参照して説明する。図7は、本実施例による磁気メモリのメモリセルの構成を示す図である。この実施例の磁気メモリは、複数のメモリセルを有し、各メモリセルはMTJ2と、書き込み配線20と、ヨーク25と、書き込み選択トランジスタ60とを備えている。
MTJ2は、書き込み配線20上に設けられた磁気記録層4と、磁気記録層4上に設けられたトンネルバリア層6と、トンネルバリア層6上に設けられた磁化固着層8と、磁化固着層8上に設けられた反強磁性層10とを備えている。ヨーク25は、書き込み配線20の磁気記録層4と反対側の面に接するように設けられている。書き込み選択トランジスタ60は、ワード線を兼ねたゲート62と、ソース64と、ドレイン66とを備えている。書き込み配線20はヨーク25および接続部50を介して書き込み選択トランジスタ60のソース64に電気的に接続される。
また、ヨーク25の書き込み配線20と反対側には、書き込み配線20とほぼ直交するように書き込みビット線40が図示しない絶縁膜を介して設けられている。なお、この書き込みビット線40はMTJ2の直下に設けられる。また、MTJ2の反強磁性層10は接続部42を介して読み出しビット線45に電気的に接続される。
なお、本実施例においては、第1実施形態と同様に、書き込み配線20を流れる電流と直交する方向の、書き込み配線20およびヨーク25の端面と、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10の端面とは、同一の平面上に配置されるように構成されている。また、MTJ2の磁気記録層4の平面形状は、図5で説明したと同様に、磁気記録層4の長辺方向が、書き込み配線20を流れる書き込み電流の方向に対して垂直ではなく傾けるように配置されている。
このように構成された本実施例の磁気メモリにおいて、メモリセルにデータを書き込む場合は、まず書き込み選択トランジスタ60をONし、その後、書き込み配線20および書き込みビット線40に書き込み電流を流すことにより、書き込み磁界を発生させ、この書き込み磁界によって磁気記録層4の磁界を反転させることにより行う。
またメモリセルからデータを読み出す場合は、まず書き込み選択トランジスタ60をONし、その後、読み出しビット線45と書き込み選択トランジスタ60のドレイン66との間に電圧を印加し、MTJ2に流れる電流を測定することにより行うか、または読み出しビット線45および書き込み選択トランジスタ60のドレイン66の一方からMTJ2に一定の電流を供給し、読み出しビット線45と書き込み選択トランジスタ60のドレイン66との間の電圧を測定することにより行う。
本実施例による磁気メモリも、大容量化および高速書き込みが可能となることは云うまでもない。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例を図8(a)、(b)、(c)を参照して説明する。この実施例は図7に示す第1実施例の磁気メモリに係るメモリセルの製造方法であって、図8(a)、(b)、(c)にその製造工程を示す。
まず、図8(a)に示すように、ヨーク25、書き込み配線20、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10を図示しない基板上に順次積層する。ヨーク25はNiFeまたはアモルファス状態のCoZrNbからなっており、書き込み配線20はRu、Cu、またはCuNxからなっており、磁気記録層4はNiFeからなっており、トンネルバリア層6はAlOxからなっており、磁化固着層8はCoFeからなっており、反強磁性層10はPtMnからなっている。
次に、ヨーク25、書き込み配線20、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10からなる積層膜を書き込み配線の形状となるように、リソグラフィ技術を用いてパターニングする(図8(b)参照)。
次に、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10をリソグラフィ技術を用いてパターニングすることにより、書き込み配線20上にMTJ2を形成する(図8(c)参照)。
本実施例の製造方法によって製造される磁気メモリは、第1実施形態と同様に、書き込み配線20を流れる電流と直交する方向の、書き込み配線20およびヨーク25の端面と、磁気記録層4、トンネルバリア層6、磁化固着層8、および反強磁性層10の端面とは、同一の平面上に配置されるように構成されている。また、MTJ2の磁気記録層4の平面形状は、図5で説明したと同様に、磁気記録層4の長辺方向が、書き込み配線20を流れる書き込み電流の方向に対して垂直ではなく傾けるように配置される。
このため、本実施例の製造方法によって製造される磁気メモリも、大容量化および高速書き込みが可能となる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、大容量化および高速書き込みが可能となる。
本発明の第1および第2実施形態による磁気メモリに係るメモリセルの構成を示す断面図。 第1実施形態において、磁気記録層の比透磁率をパラメータとした場合の、ヨークの非透磁率に対する磁気閉回路に発生される平均発生磁界を示す特性図。 印加磁界に対する磁気記録層の磁化の変化を示す図。 本発明の一実施形態に係る磁気記録層の磁化容易軸と印加磁界との関係を示す図。 本発明の一実施形態に係る磁気記録層と書き込み配線との配置を示す平面図。 本発明の一実施形態に係る磁気記録層の平面形状を示す図。 本発明の第1実施例による磁気メモリの構成を示す図。 本発明の第2実施例による磁気メモリの製造方法の製造工程を示す斜視図。
符号の説明
2 MTJ
4 磁気記録層
6 トンネルバリア層
8 磁化固着層
10 反強磁性層
20 書き込み配線
25 ヨーク
30 磁気閉回路

Claims (10)

  1. 磁化の向きが外部磁界に応じて変化する磁気記録層、磁化の向きが固着された磁化固着層、および前記磁気記録層と前記磁化固着層との間に設けられた非磁性中間層を有する記憶素子と、
    前記磁気記録層の前記非磁性中間層と反対側に設けられ書き込み電流が流れる書き込み配線と、
    前記書き込み配線の前記磁気記録層と反対側に設けられたヨークと、
    を備えたメモリセルを含み、
    前記記憶素子の対向する一組の側面が前記書き込み配線および前記ヨークのそれぞれの対向する一組の側面とそれぞれ同一平面となるように構成され、
    前記磁気記録層の非透磁率が5以上であることを特徴とする磁気メモリ。
  2. 磁化の向きが外部磁界に応じて変化する磁気記録層、磁化の向きが固着された磁化固着層、および前記磁気記録層と前記磁化固着層との間に設けられた非磁性中間層を有する記憶素子と、
    前記磁気記録層の前記非磁性中間層と反対側に設けられ書き込み電流が流れる書き込み配線と、
    前記書き込み配線の前記磁気記録層と反対側に設けられたヨークと、
    を備えたメモリセルを含み、
    前記磁気記録層の長軸が前記書き込み配線の延びる向きと直交する方向に対して0度より大きく90度より小さい角度で傾いており、
    前記磁気記録層の非透磁率が5以上であることを特徴とする磁気メモリ。
  3. 前記磁気記録層の長軸は前記書き込み配線の延びる向きと直交する方向に対して45度傾いていることを特徴とする請求項1または2記載の磁気メモリ。
  4. 前記記憶素子の対向する一組の側面が前記書き込み配線および前記ヨークのそれぞれの対向する一組の側面とそれぞれ同一平面となるように構成されたことを特徴とする請求項2または3記載の磁気メモリ。
  5. 前記磁気記録層の平面形状が、前記書き込み配線の延びる向きと直交する方向に対して非対称であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の磁気メモリ。
  6. 前記磁気記録層の平面形状が、前記書き込み配線の延びる向きと直交する方向の中央部分で最大幅となっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の磁気メモリ。
  7. 前記ヨークの比透磁率が80以上120以下の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の磁気メモリ。
  8. 前記ヨークは高融点材料からなっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の磁気メモリ。
  9. 磁化の向きが外部磁界に応じて変化する磁気記録層、磁化の向きが固着された磁化固着層、および前記磁気記録層と前記磁化固着層との間に設けられた非磁性中間層を有する記憶素子と、
    前記磁気記録層の前記非磁性中間層と反対側に設けられ書き込み電流が流れる書き込み配線と、
    前記書き込み配線の前記磁気記録層と反対側に設けられたヨークと、
    を備えたメモリセルを含み、
    前記磁気記録層の長軸が前記書き込み配線の延びる向きと直交する方向に対して0度より大きく90度より小さい角度で傾いており、
    前記記憶素子の対向する一組の側面が前記書き込み配線および前記ヨークのそれぞれの対向する一組の側面とそれぞれ同一平面となるように構成されたことを特徴とする磁気メモリ。
  10. 前記メモリセルは、前記メモリセルを選択する選択トランジスタを備えていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の磁気メモリ。
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