JP2006065338A - 1/4波長リソグラフィの焦点深さを上げるためにモデルに基づき散乱バーを配置する方法、プログラム製品および装置 - Google Patents

1/4波長リソグラフィの焦点深さを上げるためにモデルに基づき散乱バーを配置する方法、プログラム製品および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006065338A
JP2006065338A JP2005272697A JP2005272697A JP2006065338A JP 2006065338 A JP2006065338 A JP 2006065338A JP 2005272697 A JP2005272697 A JP 2005272697A JP 2005272697 A JP2005272697 A JP 2005272697A JP 2006065338 A JP2006065338 A JP 2006065338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
determining
interference
imaged
focus setting
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005272697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4383400B2 (ja
Inventor
Den Broeke Douglas Van
ファン デン ブローク ダグラス
Jang Fung Chen
ファン チェン ジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASML MaskTools Netherlands BV
Original Assignee
ASML MaskTools Netherlands BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASML MaskTools Netherlands BV filed Critical ASML MaskTools Netherlands BV
Publication of JP2006065338A publication Critical patent/JP2006065338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4383400B2 publication Critical patent/JP4383400B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/70433Layout for increasing efficiency or for compensating imaging errors, e.g. layout of exposure fields for reducing focus errors; Use of mask features for increasing efficiency or for compensating imaging errors
    • G03F7/70441Optical proximity correction [OPC]
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes

Abstract

【課題】光学近接効果補正形態を有するマスクを生成する方法を提供する。
【解決手段】方法は、基板上に描像すべき形態を有する所望の目標パターンを獲得し、前記マスクを描像する場合に使用すべき第一焦点設定を決定し、前記目標パターンおよび前記第一焦点設定に基づく第一干渉マップを決定し、前記第一干渉マップに基づいて、描像すべき形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第一シーディングサイトを決定し、前記第一焦点設定に対して所定量の焦点はずれを表す第二焦点設定を選択し、前記目標パターンおよび前記第二焦点設定に基づいて第二干渉マップを決定するステップと、前記第二干渉マップに基づいて、描像すべき前記形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第二シーディングサイトを決定し、前記第一シーディングサイトと前記第二シーディングサイトの両方を含む形状を有する補助形態を生成することとを含む。
【選択図】図1

Description

本特許出願およびそこから生じる1つまたは複数の特許は、2005年8月24日に出願され、「Method of Model Based Scattering Bars For Enhanced Depth Of Focus In Quarter-Wavelength Lithography」と題した米国暫定特許出願第60/603,560号に対する優先権を主張し、これは参照により全体が本明細書に組み込まれる。
本発明の技術分野は概ね、OPCを提供し、全体的な描像性能を改良するために、目標パターン内に補助形態を生成し、配置する方法、プログラム製品および装置に関する。
リソグラフィ装置は例えば、集積回路(IC)の製造において使用可能である。このような場合、マスクは、ICの個々の層に対応する回路パターンを含むことができ、このパターンを、放射線感光性材料(レジスト)の層で被覆してある基板(例えばシリコンウェハ)上の目標部分(例えば1つあるいはそれ以上のダイを含む)に転写することができる。一般的に、1枚の基板は、投影システムを介して1つずつ順次照射される近接目標部分のネットワークを含んでいる。一タイプのリソグラフィ投影装置では、マスクパターン全体を目標部分に1回露光することによって各目標部分が照射され、このような装置を一般的にウェハステッパと呼ぶ。一般的に走査ステップ式装置と呼ばれる代替装置では、所定の基準方向(「走査」方向)にマスクパターンを投影ビームで漸進的に走査し、これと同時に基板テーブルをこの方向と平行に、あるいは反平行に走査することにより、各目標部分が照射される。一般的に、投影システムは倍率係数M(一般的に<1)を有することから、基板テーブルが走査される速度Vは、マスクテーブルが走査される速度の係数M倍となる。ここに記載を行ったリソグラフィデバイスに関しての詳細は、例えば、米国特許第US6,046,792号を参照されたい。
リソグラフィ投影装置を使用する製造プロセスでは、マスクパターンは少なくとも部分的に放射線感光性材料(レジスト)の層で覆われた基板上に描像される。この描像ステップに先立ち、基板は、プライミング、レジスト塗布、およびソフトベークといったような各種の工程を経る。露光後、基板は、露光後ベーク(PEB)、現像、ハードベーク、および描像した形態の測定/検査といったような他の工程を通る。この一連の工程は、例えばICといったようなデバイスの個々の層にパターンを形成するための基礎として使用される。このようなパターン形成された層は、次に、全て個々の層を仕上げる目的である、エッチング、イオン注入(ドーピング)、メタライゼーション、酸化、化学機械的研磨等といった種々のプロセスを経る。数枚の層が必要とされる場合には、行程全体、もしくはその変形をそれぞれの新しい層に繰り返す必要がある。最終的に、デバイスのアレイが基板(ウェハ)上に存在する。次に、これらのデバイスはダイシングやソーイングといったような技法で相互より分離される。それから個々のデバイスは、キャリアに装着されたり、ピンに接続されたりし得る。
簡潔化の目的で、これより投影システムを「レンズ」と称するものとする。しかし、この用語は、例えば屈折光学システム、反射光学システム、および反射屈折光学システムを含むさまざまなタイプの投影システムを網羅するものとして広義に解釈されるべきである。放射線システムはまた、放射線の投影ビームの誘導、成形、あるいは制御を行うために、こうした設計タイプのいずれかに応じて作動する構成要素も含むことができ、こうした構成要素もまた以降において集約的に、あるいは単独的に「レンズ」と称する。さらに、リソグラフィ装置は2つあるいはそれ以上の基板テーブル(および/あるいは2つもしくはそれ以上のマスクテーブル)を有するタイプでよい。このような「多段」デバイスにおいては、追加のテーブルが並列して使用される。もしくは、1つ以上の他のテーブルが露光に使用されている間に予備的ステップが1つ以上のテーブルにて実行される。例えば、2ステージリソグラフィ装置の詳細について、米国特許第US5,969,441号を参照されたい。
上記で言及したフォトリソグラフィマスクは、シリコンウェハ上に集積すべき回路構成要素に対応する幾何学的パターンを有する。このようなマスクの生成に使用するパターンは、CAD(コンピュータ援用設計)プログラムを使用して生成され、このプロセスはEDA(電子設計自動化)と呼ぶことが多い。大部分のCADプログラムは、機能的マスクを生成するために1組の所定の設計規則に従う。これらの規則は、処理および設計の制限によって設定される。例えば、設計規則は、回路デバイスまたは線が望ましくない方法で相互作用しないよう、回路デバイス(ゲート、コンデンサなど)または相互接続線間のスペース公差を画定する。設計規則の制限を、通常は「限界寸法」(CD)と呼ぶ。回路の限界寸法は、線または穴の最小幅または2本の線間または2つの穴間の最小スペースと定義することができる。したがって、CDは設計された回路の全体的なサイズおよび密度を決定する。
マスクの「補助形態」を使用して、レジストに投影される像および最終的には現像されたデバイスを改良することができる。補助形態とは、レジストに現像されるパターンには現れないように意図されるが、現像した像が所望の回路パターンにさらに類似するように、回折効果を利用するためにマスクに設けられる形態である。補助形態は概ね「解像度未満」または「深い解像度未満」であり、これは少なくとも1つの寸法が、ウェハ上に実際に解像されるマスクの最小形態より小さいという意味である。補助形態は、限界寸法の分数として定義される寸法を有する。つまり、マスクパターンは一般的に例えば1/4または1/5のような1未満の倍率で投影されるので、マスク上の補助形態は、ウェハ上の最小形態より大きい物理的寸法を有する。
言うまでもなく、集積回路製造の目的の一つは、(マスクを介して)ウェハ上の元の回路設計を忠実に再現することであり、これは補助形態の使用により改良される。このような補助形態の配置は、予め定義された規則の組に従う。この方法に従い、設計者は例えば線へのバイアス付与方法を決定し、補助形態の配置は、予め決定された規則の組に従って決定される。規則の組を作成する場合は、試験マスクを様々な照明設定およびNAの設定に露光し、これを繰り返す。試験マスクの組に基づいて、補助形態の配置のために規則の組を作成する。
しかし、これらの規則は、1次元解析または1.5次元解析に基づいて作成される。1次元解析を使用して作成した規則は、平行線の解析に基づく。1.5次元解析を使用して作成した規則は、2本の平行線の間隔、線幅および平行線の近傍の線を考慮に入れる。1.5次元のアプローチは、平行線間のピッチが不均一な場合に有用であることが多い。考察する要素が多いほど、規則が複雑になることは明白である。
規則に基づくアプローチは、2次元解析が好ましい複雑な設計にはうまく適合しない。2次元解析は、1次元解析および1.5次元解析で考察する要素の全てに基づくが、さらに周囲の完全な解析、つまり完全な設計のレイアウトまたはその一部の解析にも基づく。その結果、2次元解析に基づく規則は、公式化して表現することが非常に困難であり、通常は非常に複雑な多次元マトリクスになる。設計者は、1次元または1.5次元のアプローチの使用を好むことが多い。
出願中の特許、2004年1月14日出願の米国特許出願第10/756,830号では、出願人が、描像すべき形態の周囲の完全な解析を考慮に入れた補助形態作成の単純な方法を開示している。特に、マスクの設計のどこに補助形態または散乱バー(SB)を配置すべきかを同定する「シーディング」サイトを識別するために干渉マップを使用する方法が開示される。この方法によって、全チップデータ処理用のSBを確実に作成することができるが、干渉マップの作成時に使用するリソグラフィの印刷性能は、最善の焦点設定と思われる。
しかし、45nmおよび32nmの技術ノードのような照明波長λの1/3を超えるIC設計規則(半形態ピッチで表す)では、従来の光学系(開口数、つまりNA<1)は、リソグラフィの製造に十分な解像度および所望の焦点深さ(DOF)を達成することができない。ICの製造には、開口数が1.0より大きい露光ツールの超高NA光学系(つまりNA>1)またはレンズが提案されている。理論的には、超高NAは、印刷媒体が空気(屈折率nが約1.0)の下ではなく、空気中で1より大きい屈折率nを有する、つまりn>1.0である水のような媒体の下にある場合に達成することができる。
超高NAを有する浸漬リソグラフィを使用すると、下式によって照明波長の1/4で形態を印刷することができる。
解像度(または半ピッチCD)=k1[(λ/n)/NA] (1)
移相マスク(PSM)使用し、さらに光学的近接効果補正(OPC)、193nmの露光波長、水での浸漬(193nmでn=1.43)で、NA=1.2である場合に達成可能なk1≒0.3と仮定すると、半ピッチ形態CD≒33nmを印刷することが理論的に実現可能である。対応するDOFは下式のように計算することができる。
DOF=k2[(λ)*(n)/(NA)2] (2)
線およびスペースを印刷するために通常仮定されるk2≒1.0について、同じ印刷条件であると、予想される理論的DOFは約190nm、つまり0.2μm未満である。これは、前進した機械的ウェハステージでの焦点面レベリング機能の観点から、ほとんど十分ではない。
コンタクトホールマスクを印刷する場合、典型的なk2は線およびスペースの印刷で達成可能なものの半分でよい。k2≒0.5では、推定されるDOFが0.1μmを満たせず良好でない。直線偏光照明を使用すると、多分k2を改良することができる。線およびスペースのような方向性がある1次元形態の空中像のコントラストを向上できるからである。しかし、コンタクトホールのパターンは、多かれ少なかれ2次元構造のタイプである。
したがって、形態の望ましい限界寸法(CD)は減少し続けるので、実際の製造プロセスにて、このようにCDが減少した形態を印刷できるように、DOFの劣化を防止することが必要である。
以上を鑑みて、DOFを向上させ、前述した問題に対応するように、マスクの設計内でSBの配置および形状を最適化する方法を提供することが、本発明の目的である。
特に、本発明は、DOF性能を最適化するような方法で自身内に配置された光学的近接効果補正形態を有するマスクを作成する方法に関する。方法は、(a)基板上に描像すべき形態を有する所望の目標パターンを獲得するステップと、(b)マスクの描像時に使用すべき第一焦点設定を決定するステップと、(c)目標パターンおよび第一焦点設定に基づいて第一干渉マップを決定するステップと、(d)第一干渉マップに基づいて、描像すべき形態に対してマスク内の補助形態の最適な配置を表す第一シーディングサイトを決定するステップと、(e)第一焦点設定に対して予め画定した量の焦点はずれを表す第二焦点設定を選択するステップと、(f)目標パターンおよび第二焦点設定に基づいて第二干渉マップを決定するステップと、(g)第二干渉マップに基づいて、描像すべき形態に対してマスク内の補助形態の最適な配置を表す第二シーディングサイトを決定するステップと、(h)第一シーディングサイトと第二シーディングサイトとの両方を含む形状を有する補助形態を生成するステップとを含む。
本発明の方法は、先行技術に対する重要な利点を提供する。さらに重要なことは、本発明が、描像システムの波長の1/4程度の寸法を有する形態を描像する場合でも、結果としての焦点深さを向上させるOPC補助形態配置技術を提供することである。
さらに、本発明は、設計内のどこに補助形態を配置すべきか決定し、それによって経験を積んだマスク設計者がOPCを実行する必要性を解消し、許容可能なOPCの解決法を決定するために必要な時間も大幅に削減する、モデルに基づく方法を提供する。
本発明の別の利点は、補助形態の最適な(つまり最大)サイズを決定し、これによって結果のOPC性能をさらに向上させるために、モデルに基づくシステムを提供することである。
さらに別の利点では、本発明は、描像すべき目標パターンの各形態が、設計公差内で容易に印刷される「強い」形態であるか、または設計公差で印刷するにはさらにOPCの処理が必要となるような「弱い」形態であるかを同定する単純な方法を提供する。
本発明の追加の利点は、本発明の例示的実施形態に関する以下の詳細な説明から当業者には明白になる。
本文ではICの製造における本発明の使用に特に言及しているが、本発明には他にも多くの用途があることは明確に理解されるべきである。例えば、これは、集積光学装置、磁気ドメインメモリ用ガイダンスおよび検出パターン、液晶ディスプレイパネル、薄膜磁気ヘッド等の製造に使用され得る。こうした代替的な用途においては、本文にて使用した「レチクル」、「ウェハ」および「ダイ」といった用語は、それぞれ「マスク」、「基板」および「目標部分」といった、より一般的な用語に置き換えて使用され得ることが当業者には理解される。
本発明自体は、さらなる目的および利点とともに、以下の詳細な説明および添付図面を参照することによってさらによく理解することができる。
以下でさらに詳細に説明するように、本発明のOPC SB配置技術は、描像システムの波長の1/4程度の寸法を有する形態を描像する場合でも、結果としての焦点深さを向上させるように作用する。本発明を要約すると、通常は最適の焦点面である1つの焦点面に基づいて補助形態(SB)の配置を決定する代わりに、本発明のプロセスは複数の焦点面に基づいて最適な補助形態の配置を決定する(つまり複数焦点はずれ設定)。その後の各焦点はずれ設定にとって最適な補助形態の配置サイト(シーディングサイトとも呼ぶ)は、以前のサイトとはわずかに異なると判断されている。照明および隣接する形態の位置および形状または光学干渉範囲内の周囲の環境に応じて、補助形態の最適なシーディングサイトは、一連の焦点はずれ設定で決定すると「移動」する。対応する各補助形態シーディングサイトで、任意のシーディングサイトに補助形態を配置すると、特定の焦点はずれ設定について最適な印刷性能が生成される。したがって、全体的なDOFを向上させるために、全てのシーディングサイトに補助形態を配置する必要がある。これは、様々な焦点はずれ設定について決定された最適シーディングサイトの列を追跡し、次に全てのシーディングサイトを含む最終的な補助形態構造を形成するように、シーディングサイトをまとめてグループ分けすることによって達成することができる。その結果生じる1つの補助形態は、描像システムのDOF性能を最適化する機能を果たす。
図1は、本発明の第一実施形態により補助形態をマスクパターンに適用する方法を示す例示的流れ図である。プロセスの第一ステップ(ステップ10)は、パターンの描像に使用すべきマスクパターンおよび照明システムおよび設定を同定することである。コンタクトホール210を有する例示的な目標パターンが図2aに図示されている。プロセスの次のステップ(ステップ12)は、任意の描像システムを使用して目標パターンを描像するために最適な焦点設定を決定することである。知られているように、最適な焦点設定は、校正またはシミュレーションのプロセスによって決定することができる。プロセスの次のステップ(ステップ14)は、最適な焦点設定を使用して目標パターンの干渉マップ(IM)を生成することである。上述したように、干渉マップは、米国特許出願第10/756,830号で開示された方法で生成することができる。干渉マップが生成されたら、これを使用して、任意の焦点設定について、目標パターンの各形態に対して補助形態の最適なシーディングサイトを決定する(ステップ16)。図2bを参照すると、コンタクトホール「x」について、最適な焦点状態における補助形態の最適シーディングサイトが、位置「1」で示されている(上述したように、干渉マップの解析によって決定される)。図2bで図示した例は、1つのコンタクトホールに適用されている以前のプロセスを示しているのみであるが、実際に実施する場合は、補助形態を無数のコンタクトホールに隣接して配置するものとする。
引き続きプロセスの次のステップは、焦点はずれ設定を変更し、新しい焦点はずれ設定について干渉マップを再計算して、新しい焦点はずれ設定の補助形態について最適なシーディングサイトを決定することである。通常、その結果の干渉マップは、焦点はずれ設定が変化するにつれて変化し、したがって補助形態の最適な配置は、焦点はずれ設定が変化するにつれて変化する。干渉マップを計算すべき焦点はずれ設定の数は、最小で2と計算される。しかし、これより多い焦点はずれ設定を考えると、さらに最適な結果を獲得することができる。通常、3つまたは4つの焦点はずれ設定を考えると十分である。焦点はずれ設定間の変化は、例えば使用中の描像システムのNAなどに従って求める。一例として、NAを0.85と仮定すると、焦点はずれを調節するには0.2umの増分が普通である。NAを0.93と仮定すると、0.15umの増分が普通である。以上の数字は単に例示的な性質であり、限定的なものではない。
以上のプロセスは、図1のステップ18およびステップ20で示されている。特に、最善の焦点状態のために補助形態の最適シーディングサイトが決定されたら、プロセスはステップ18へと進み、別の焦点はずれ設定のために干渉マップを生成する必要があるか決定する。イエスの場合、プロセスはステップ20へと進み、焦点はずれ設定が調節され、次にプロセスがステップ14へと戻り、新しい焦点はずれ設定を使用して、干渉マップを再計算する。次に、プロセスは再びステップ16へと進み、新しい焦点はずれ設定について補助形態の最適なシーディングサイトが決定される。全ての焦点はずれ設定を処理するまで、このループを繰り返す。
再び図2bを参照すると、以上のプロセスの結果が図示されている。特に、所与の例では、上述したように位置「1」が、最善の焦点におけるコンタクト「X」の補助形態のシーディングサイトを示す(つまり焦点はずれが0umに等しい)。位置「2」は、第一焦点はずれにおけるコンタクト「X」の補助形態のシーディングサイトを表す(つまり焦点はずれが0.075umに等しい)。位置「3」は、第二焦点はずれにおけるコンタクト「X」の補助形態のシーディングサイトを表す(つまり焦点はずれが0.150umに等しい)。位置「4」は、第三焦点はずれにおけるコンタクト「X」の補助形態のシーディングサイトを表す(つまり焦点はずれが0.225umに等しい)。
考察中の焦点はずれの状態についてシーディングサイトが決定されたら、プロセスの次のステップ(ステップ22)は、各焦点はずれの状態について同定した各シーディングサイトを含む補助形態を形成することである。この結果の補助形態は、実際のマスク設計で使用すべき補助形態を表す。図2cを参照すると、所与の実施形態では、以前のプロセスで同定された各シーディングサイトの周囲に小さい正方形の補助形態220を形成することによって、補助形態を生成する。次に、小さい正方形220を一緒にグループ分けして、図2dで示すような1つの補助形態230を形成する。焦点はずれ設定を変更する場合に、増分が小さいほど、その結果の補助形態が階段状の形状を呈さなくなる。所与の実施形態は、正方形の形態のグループで形成される補助形態を例示するが、最終的な補助形態を形成するために任意のタイプの形状を使用することが可能であり、制約は、全てのシーディングサイトを補助形態で囲むことであり、補助形態が解像度未満のままであることである。
図3は、補助形態をマスクパターン内に配置するために以上のプロセスを使用した結果の実際の例を示す。図3を参照すると、要素320は、上述したような方法でシーディングサイトのグループを囲むように形成されたSB(つまり補助形態)を表し、要素340は、意図的なコンタクトホールを表し、要素360は、OPCで修正/処理された意図的なコンタクトホールを表す。
最後に、米国特許出願第10/756,830号で開示されたように、干渉を強め合う区域または干渉を弱め合う区域の一方または両方に補助形態を配置することが可能であることが分かる。補助形態を強め合う干渉の区域に配置する場合、補助形態は、描像されるコンタクトホールに対して同じ位相を有するように形成され、補助形態を弱め合う干渉の区域に配置する場合、補助形態は、描像されるコンタクトホールに対してπの移相を有するように形成される。両タイプの補助形態が図3に図示されている。
本発明の第二実施形態では、目標パターンに配置される補助形態のサイズおよび形状を最適にするプロセスが開示される。知られているように、最も強固な補助形態の性能のためには、可能な限り大きい補助形態を形成することが望ましい。さらに、補助形態の寸法が拡大すると、マスク製造プロセスが容易になる。しかし、上述したように、補助形態は、CD目標形態の通常の印刷状態で印刷可能であってはならない。既知の先行技術の方法は通常、補助形態のサイズを画定するために、従来の規則に基づくアプローチを使用し、ここではXおよびYのサイズ限界が予め画定されていた。このようなアプローチは効果的であったが、図3で示すような非常に不規則な形状を有する補助形態を生成することができる上述の補助形態生成方法を使用する場合は特に、光学的に隣接する補助形態に従って補助形態のXおよびY寸法を調整できることがさらに望ましい。実際、本発明の補助形態生成方法を使用すると、補助形態のXおよびYのサイズ限界を画定する所定の規則を使用することは非常に困難である。
本発明の第二実施形態によると、目標パターン内の補助形態のサイズおよび形状を最大にするために、モデルに基づく方法が開示される。特に、空中像の解析を使用して、使用している所与の描像システムおよびプロセスの印刷閾値より多少のパーセンテージだけ小さい所定の閾値に補助形態が到達するまで、各補助形態を成長させる。
図4は、本発明の第二実施形態により補助形態を成長させる方法を示す例示的流れ図を示す。プロセスの第一ステップ(ステップ410)は、使用すべき目標パターンおよび照明システムを画定することである。プロセスの次のステップ(ステップ420)は、描像すべき形態に対する補助形態の最適なシーディングサイトを決定することである。ステップ420は、上記で検討した本発明の第一実施形態にて開示したプロセスを使用して実行することができる。しかし、ステップ420は、米国特許出願第10/756,830号で開示されたシーディングサイト同定プロセスを使用しても実行できることが分かる。シーディングサイトが同定されたら、次のステップ(ステップ430)は、補助形態が所定の閾値より小さいサイズを有するように、シーディングサイトの周囲に補助形態を形成することである。
所定の閾値は、補助形態がウェハ上に描像されないことを保証するように、任意の補助形態が有する最大強度を表すことが分かる。通常、上述したように所定の閾値は、目標形態のCDの印刷閾値より多少低いパーセンテージに設定される。例えば、CDの目標形態の通常の印刷閾値が(開放フレームの露光強度に対して)0.3である場合、補助形態の最大強度(つまり所定の閾値)は0.15に設定することができ、これは印刷閾値より非常に低い。当業者には理解されるように、このプロセスで使用する所定の閾値は、使用する描像システム、および描像される形態の寸法によって決定される。
引き続きステップ430の終了後、補助形態をシーディングサイトについて位置決めし、対応する像の強度が所定の閾値より低くなる初期寸法を有するように、補助形態のサイズを決定する。補助形態の像の強度は、ASML Mask Tools,Inc.が販売しているMaskWeaver(商標)のような既知のOPCシミュレーションシステムを使用して決定できる。
プロセスの次のステップ(ステップ440)は、第一補助形態を選択し、所与の補助形態の像の強度が所定の閾値に到達するまで、補助形態のサイズを増大させることである。所定の閾値と等しい像の強度に相当する所与の補助形態のサイズが、マスクで使用する所与の補助形態のサイズを画定する。第一補助形態の最大サイズが決定されたら、プロセスは次の補助形態へと進み、この補助形態に関連する像の強度が所定の閾値と等しくなるまで、この補助形態のサイズを増大させる。ステップ430でマスクパターンに配置された全ての補助形態が処理されるまで、このプロセスを継続する。このループは、図4でステップ440、ステップ450およびステップ460で表される。比較的敏感な(つまり印刷される可能性が高い)補助形態は、それほど敏感でない補助形態より早く所定の強度に到達し、したがって最終的マスクパターンでは感度が低い方の補助形態より小さいサイズを有することが分かる。
所与の実施形態では、以下のプロセスを使用して補助形態のサイズを増大させる。最初に、補助形態のサイズをX方向で増大させ、像の強度を監視する。上述したように、所与の補助形態の像強度は、OPCシミュレーションソフトウェアを使用して監視することができる。Xの限界に到達するまで、X方向でサイズを増大させる。Xの限界に到達したら、次にY方向で補助形態を成長させる。同様の方法で、Yの限界に到達するまで、補助形態のサイズをY方向で増大させる。解像度未満の要件に加えて、Xの限界およびYの限界は、設計における目標パターン間のスペースの量、および目標パターンと解像度未満の補助形態との間に必要な最小距離にも支配される。上述したように、目的は、X方向とY方向の成長を両方とも最大にするが、補助形態の全体的なサイズおよび形状が、所定の閾値限界を超える強度が決して生じないようにすることである。また、以上の例は、最初にX方向で成長し、次にY方向で成長する補助形態を示すが、本発明はこのプロセスに制限されない。以上の変形では、最初にY方向で補助形態を成長させてから、X方向で成長させるか、あるいは補助形態のXおよびY寸法を同時に成長させることが可能である。
図5aから図5dは、補助形態を成長させる以上のプロセスを示す。特に、図5aは、描像を改良するために補助形態を生成する例示的コンタクトホール510を示す(ステップ410に対応する)。図5bは、上記(ステップ420)の方法で干渉マップから決定された補助形態を配置するためのシーディングサイト520を示す。図5cは、シーディングサイトについて配置された初期補助形態540を示す(ステップ430)。図5dは、可能な限り最大サイズまで成長した補助形態を示す。
図6は、隣接する形態がいかに所与の補助形態の成長に影響を及ぼす(この場合は制限する)かを示す。所与の例では、第二コンタクトホール610を図5aで示したパターンに追加する。この第二コンタクトホール610の結果、第一コンタクトホール510と第二コンタクトホール610の間に配置された補助形態620の成長が制限される。
本発明の第三実施形態では、干渉マップを使用して、目標パターンの所与の形態が描像性能に関して強い形態か弱い形態かを決定する。特に、干渉マップを解析して、マスク内の形態の位置で干渉の強度を決定する。高レベルの干渉を有する位置にある形態は、容易に描像される強い形態と見なされる。あるいは、低レベルの干渉を呈する位置にある形態は、許容不可能な描像結果を呈することがある。画定されると、以下で詳細に説明するように、追加のステップを実行して、弱い形態の許容可能な印刷を確保する。
図7は、描像すべき形態を描像プロセスに対して弱い形態か強い形態かを画定する方法を説明する流れ図を示す。第一ステップ(ステップ710)は、使用すべき目標パターンおよび照明システムを画定することである。プロセスの次のステップ(ステップ720)は、使用すべき描像システムおよびプロセスに基づいて目標パターンの干渉マップを生成することである。その後、干渉マップを使用して、各形態位置で干渉の大きさを決定する(ステップ730)。次のステップ(ステップ740)では、所与の形態位置における干渉の大きさが予め画定した干渉値より上か下かどうかに基づいて、描像すべき各形態を弱い形態か強い形態か画定する。予め画定した干渉値より大きい干渉の大きさを有するこれらの形態は、強い形態と画定され(容易に印刷される形態を表し)、予め画定された干渉値より小さい干渉の大きさを有する形態は、弱い形態と画定される(印刷が困難な形態を表す)。形態が強い干渉形態か弱い干渉かどうかを画定するのに使用される予め画定された干渉値は、プロセスウィンドウシミュレーションを使用して決定できる。例えば、目標パターンの干渉マップが、ASML MaskTools,Inc.が販売するLithoCruiser(商標)などのシミュレーションプログラムを使用して(干渉の大きさを1.0に正規化してある場合に)形態位置で1.0から0.7の範囲の干渉の大きさを呈するとすると、0.8より大きい干渉の大きさを有する全ての形態は、公差内で良好に印刷され、0.8未満の干渉の大きさを有する形態は表示しうる。したがって、0.8より大きい干渉の大きさを有する形態は、強い形態と画定され、0.8未満の干渉の大きさを有する形態は、弱い形態と画定される。
形態が画定されたら、追加の測定を実行して、弱い形態がプロセス公差の要件内での印刷可能性を確保する(ステップ750)。このような追加の測定は、照明およびNAの設定の調節、目標パターン内での弱い形態の位置および/または形状の変更、または弱い形態および強い形態の2つの個別露光マスクへの分離を含むことができ、それに限定されるものでない。以上の調節のいずれかを実行した後、図7で示すプロセスを繰り返して、全ての弱い形態が削除されたか決定することができる。
図8aおよび図8bは、弱い形態および強い形態を同定する干渉マップの使用を示す。特に、図8aは、所与のNAおよび照明設定の部分的干渉マップを示す。図示のように、2つの外側の形態810および820は、容易に描像される強い形態であり、中央の形態830は、2つの外側の形態に対して弱い形態である。したがって、中央の形態は適切に描像されない。上述した調節の一つの実行することによって、図8bで示すように強い形態になるように、中央の形態の干渉の大きさを上昇させることが可能である。
図9は、本発明の補助で設計されたマスクで使用するのに適切なリソグラフィ投影装置を概略的に示したものである。この装置は、
− 放射線の投影ビームPBを供給し、この特定のケースでは放射線ソースLAも有する放射線システムEx、ILと、
− マスクMA(例えばレチクル)を保持するマスクホルダが設けられ、かつ、品目PLに対して正確にマスクの位置決めを行う第一位置決め手段に連結を行った第一オブジェクトテーブル(マスクテーブル)MTと、
− 基板W(例えばレジスト塗布したシリコンウェハ)を保持する基板ホルダが設けられ、かつ、品目PLに対して正確に基板の位置決めを行う第二位置決め手段に連結を行った第二オブジェクトテーブル(基板テーブル)WTと、
− マスクMAの照射部分を基板Wの目標部分C(例えば、1つあるいはそれ以上のダイから成る)に描像する投影システム(「レンズ」)PL(例えば屈折、反射光学または反射屈折光学システム)を有する。
ここで示しているように、本装置は透過タイプである(つまり透過マスクを有する)。しかし、概してこれは、例えば反射タイプでもよい(反射マスクを有する)。あるいは、装置は、マスクを使用する代替法として、別の種類のパターニング手段を使用してもよく、その例はプログラマブルミラーアレイまたはLCDマトリクスを含む。
ソースLA(例えば水銀灯またはエキシマレーザ)は放射線のビームを生成する。このビームは、直接的に、または例えばビーム拡大器Exのような調整手段を横断した後に、照明システム(照明装置)ILへと供給される。照明装置ILは、ビームの強度分布の外部および/または内部放射範囲(一般的にそれぞれ、σ−outerおよびσ−innerと呼ばれる)を設定する調節手段AMを有してよい。また、これは一般的に、積分器INおよびコンデンサCOのような様々な他の構成要素を有する。この方法で、マスクMAに入射するビームPBは、その断面に亘り所望する均一性と強度分布とを有する。
図9に関して、ソースLAはリソグラフィ投影装置のハウジング内にある(これは例えばソースが水銀灯である場合に多い)が、しかし、リソグラフィ投影装置から離して配置することも可能であることを注記する。これが作り出す放射線ビームは(例えば適した誘導ミラーの助けにより)装置内に導かれる。この後者のシナリオでは、ソースLAが(例えばKrF,ArFまたはF2レーザに基づく)エキシマレーザーである場合が多い。本発明はこれら両方のシナリオを網羅するものである。
ビームPBはその後、マスクテーブルMT上に保持されているマスクMAに入射する。ビームPBはマスクMAを通り抜けて、基板Wの目標部分C上にビームPBを集束するレンズPLを通過する。第二位置決め手段(および干渉計測定手段IF)の助けにより、基板テーブルWTは、例えばビームPBの経路における異なる目標部分Cに位置を合わせるために正確に運動可能である。同様に、第一位置決め手段を使用して、例えばマスクライブラリから機械的に検索した後に、あるいは走査中に、ビームPBの経路に対してマスクMAを正確に位置決めすることができる。一般的に、オブジェクトテーブルMT、WTの運動は、図9では明示的に図示されていないロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)の助けで実現される。しかし、ウェハステッパの場合(走査ステップ式ツールとは対照的に)、マスクテーブルMTはショートストロークアクチュエータに連結されるだけであるか、あるいは固定される。
ここに表したツールは2つの異なるモードで使用可能である。
− ステップモードにおいては、マスクテーブルMTは、基本的に静止状態に維持され、マスク像全体が1回で目標部分Cに投影される(すなわち1回の「フラッシュ」)。次に基板テーブルWTがX方向および/あるいはY方向にシフトされ、異なる目標部分CがビームPBで照射され得る。
− 走査モードにおいては、基本的に同じシナリオが当てはまるが、1回の「フラッシュ」で所与の目標部分Cが露光されない。代わりに、マスクテーブルMTは速度vで所与の方向(y方向などのいわゆる「走査方向」)に移動可能であり、したがって投影ビームPBがマスク像を走査し、それと同時に基板テーブルWTが速度V=Mvで同じ方向または反対方向に動作し、ここでMはレンズPLの倍率である(通常はM=1/4または1/5)。この方法で、解像度を妥協することなく、比較的大きい目標部分Cを露光することができる。
また、ソフトウェアは、開示された概念を実践するか、その実行を補助する。コンピュータシステムのソフトウェアの機能は、実行可能なコードなどのプログラミングを含み、上述した描像モデルの実践に使用することができる。ソフトウェアコードは、汎用コンピュータで実行可能である。使用時には、コードおよび場合によっては関連するデータ記録が、汎用コンピュータのプラットフォームに記憶される。しかし、他の場合はソフトウェアを他の位置に記憶したり、適切な汎用コンピュータシステムにロードするために転送したりすることができる。したがって、上記で検討した実施形態は、少なくとも1つの機械で読み取り可能な媒体によって担持されたコードの1つまたは複数のモジュールの形態で、1つまたは複数のソフトウェア製品を含む。コンピュータシステムのプロセッサでこのようなコードを実行すると、プラットフォームは、基本的に本明細書で検討し、図示した実施形態で実行する方法で、カタログおよび/またはソフトウェアのダウンロード機能を実践することができる。
本明細書では、コンピュータまたは機械で「読み取り可能な媒体」などの用語は、実行するためにプロセッサに命令を提供する動作に参加する任意の媒体を指す。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体など、任意の形態をとることができるが、これに制限されない。不揮発性媒体には、例えば光学または磁気ディスクがあり、上述したサーバプラットフォームの一つとして動作するコンピュータ内のいずれかの記憶デバイスなどがある。揮発性媒体には、このようなコンピュータプラットフォームのメインメモリなど、動的メモリがある。物理的伝送媒体には、同軸ケーブル、コンピュータシステム内のバスを含むワイヤなどの銅線および光ファイバがある。搬送波伝送媒体は、電気または電磁信号、または高周波(RF)および赤外線(IR)データ通信中に生成されるような音波または光波の形態をとることができる。したがって、コンピュータで読み取り可能な媒体の一般的形態には、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、任意の他の磁気媒体、CD−ROM、DVD、任意の他の光学媒体、パンチカードや紙テープなどのそれほど一般的に使用されていない媒体、穴のパターンを有する他の任意の物理的媒体、RAM、PROM、およびEPROM、FLASH−EPROM、他の任意のメモリチップまたはカートリッジ、搬送波伝送データまたは命令、このような搬送波を伝送するケーブルまたはリンク、コンピュータがプログラミングコードおよび/あるいはデータを読み出すことができる任意の他の媒体がある。このようなコンピュータで読み出し可能な媒体の形態の多くは、1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを、実行するためにプロセッサに搬送することに関与する。
本発明を詳細に説明し、図示してきたが、これは例示にすぎず、制限として見なされないことが明白に理解され、本発明の範囲は、請求の範囲によってのみ制限される。
本発明の第一の実施形態により補助形態をマスクパターンに適用する方法を示す例示的流れ図である。 図2aから図2dは、本発明の第一実施形態のプロセスにより補助形態をコンタクトホールに適用する例を示したものである。 補助形態をマスクパターン内に配置する以前のプロセスを使用した結果の例を示したものである。 本発明の第二実施形態により補助形態を成長させる方法を示す例示的流れ図を示したものである。 図5aから図5dは、本発明の第二実施形態のプロセスにより補助形態をコンタクトホールに適用する例を示したものである。 隣接形態が任意の補助形態の成長に影響を与えられる方法の例を示したものである。 本発明の第三実施形態により、描像すべき形態が描像プロセスに対して弱い形態か強い形態かを画定する方法を記述する流れ図を示したものである。 aは任意のNAおよび照明設定の例示的部分干渉マップを示したものである。 bは描像性能を改良するために補正を適用した後の同じ部分干渉マップを示したものである。 開示された概念の補助で設計されるマスクで使用するのに適した例示的リソグラフィ投影装置を概略的に示したものである。

Claims (19)

  1. 自身内に配置された光学近接効果補正形態を有するマスクを生成する方法であって、
    (a)基板上に描像すべき形態を有する所望の目標パターンを獲得するステップと、
    (b)前記マスクを描像する場合に使用すべき第一焦点設定を決定するステップと、
    (c)前記目標パターンおよび前記第一焦点設定に基づく第一干渉マップを決定するステップと、
    (d)前記第一干渉マップに基づいて、描像すべき形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第一シーディングサイトを決定するステップと、
    (e)前記第一焦点設定に対して所定量の焦点はずれを表す第二焦点設定を選択するステップと、
    (f)前記目標パターンおよび前記第二焦点設定に基づいて第二干渉マップを決定するステップと、
    (g)前記第二干渉マップに基づいて、描像すべき前記形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第二シーディングサイトを決定するステップと、
    (h)前記第一シーディングサイトと前記第二シーディングサイトの両方を含む形状を有する補助形態を生成するステップとを含む方法。
  2. 前記第一焦点設定が、目標パターンを描像するために最適な焦点設定を表す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記補助形態は、前記補助形態が前記基板上に描像されないようなサイズを有する、請求項1に記載の方法。
  4. さらに、前記目標パターン内に追加の補助形態を配置するステップを含み、前記追加の補助形態がそれぞれ、ステップ(b)からステップ(h)を実行することによって生成される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記干渉マップが、描像すべき前記形態の少なくとも1つと前記少なくとも1つの形態に隣接する場の区域との間で強め合う干渉の区域と弱め合う干渉の区域を画定する、請求項1に記載の方法。
  6. さらに、
    前記補助形態の最高像強度レベルを決定するステップを含み、前記最高像強度が、前記基板に前記補助形態を描像しないことになる描像強度を画定し、さらに、
    前記補助形態に関連する像強度レベルが、前記最高像強度レベルと等しいか、それより低くなるように、前記補助形態のサイズを調節するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. さらに、
    前記基板に前記補助形態を描像しないことになる描像強度を画定する最高像強度レベルを決定するステップと、
    前記補助形態が、前記最高像強度レベルより低い描像強度レベルを有するように、前記各補助形態のサイズを最初に決定するステップと、
    前記各補助形態に関連する像強度レベルが、前記最高像強度レベルと等しいか、それより低くなるように、前記補助形態それぞれのサイズを調節するステップとを含む、請求項4に記載の方法。
  8. フォトリソグラフィプロセスで使用する光学近接効果補正方法であって、
    (a)基板上に描像すべき形態を有する所望の目標パターンを獲得するステップと、
    (b)前記目標パターンおよび前記第一焦点設定に基づいて干渉マップを決定するステップと、
    (c)描像すべき複数の前記形態のそれぞれで干渉の大きさを決定するために、前記干渉マップを解析するステップと、
    (d)所与の形態に対応する前記干渉の大きさが、所定の干渉値より大きいか小さいかに基づいて、描像すべき前記複数の形態のそれぞれを強い形態または弱い形態にカテゴリ化するステップとを含む方法。
  9. 所与の形態の干渉の大きさが、干渉マップ上の所与の形態の位置における干渉のレベルによって決定される、請求項8に記載の方法。
  10. コンピュータによって読み取り可能な記録媒体、リソグラフィ描像プロセスで使用するためにマスクに対応するファイルを生成するようにコンピュータに命令するために記録媒体に記録された手段を有するコンピュータを制御するコンピュータプログラム製品であって、ファイルの生成が、
    (a)基板上に描像すべき形態を有する所望の目標パターンを獲得するステップと、
    (b)前記マスクを描像する場合に使用する第一焦点設定を決定するステップと、
    (c)前記目標パターンおよび前記第一焦点設定に基づいて第一干渉マップを決定するステップと、
    (d)前記第一干渉マップに基づいて、描像すべき形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な位置を表す第一シーディングサイトを決定するステップと、
    (e)前記第一焦点設定に対する所定量の焦点はずれを表す第二焦点設定を選択するステップと、
    (f)前記目標パターンおよび前記第二焦点設定に基づいて第二干渉マップを決定するステップと、
    (g)前記第二干渉マップに基づいて、描像すべき前記形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第二シーディングサイトを決定するステップと、
    (h)前記第一シーディングサイトおよび前記第二シーディングサイトの両方を含む形状を有する補助形態を生成するステップとを含むコンピュータプログラム製品。
  11. 前記第一焦点設定が、目標パターンを描像するために最適な焦点設定を表す、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  12. 前記補助形態は、前記補助形態が前記基板上に描像されないようなサイズを有する、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  13. さらに、前記目標パターン内に追加の補助形態を配置するステップを含み、前記追加の補助形態がそれぞれ、ステップ(b)からステップ(h)を実行することによって生成される、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  14. 前記干渉マップが、描像すべき前記形態の少なくとも1つと前記少なくとも1つの形態に隣接する場の区域との間で強め合う干渉の区域と弱め合う干渉の区域を画定する、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  15. さらに、
    前記補助形態の最高像強度レベルを決定するステップを含み、前記最高像強度が、前記基板に前記補助形態を描像しないことになる描像強度を画定し、さらに、
    前記補助形態に関連する像強度レベルが、前記最高像強度レベルと等しいか、それより低くなるように、前記補助形態のサイズを調節するステップを含む、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  16. さらに、
    前記基板に前記補助形態を描像しないことになる描像強度を画定する最高像強度レベルを決定するステップと、
    前記補助形態が、前記最高像強度レベルより低い描像強度レベルを有するように、前記各補助形態のサイズを最初に決定するステップと、
    前記各補助形態に関連する像強度レベルが、前記最高像強度レベルと等しいか、それより低くなるように、前記補助形態それぞれのサイズを調節するステップとを含む、請求項13に記載のコンピュータプログラム製品。
  17. コンピュータによって読み取り可能な記録媒体、リソグラフィ描像プロセスで使用するためにマスクに対応するファイルを生成するようにコンピュータに命令するために記録媒体に記録された手段を有するコンピュータを制御するコンピュータプログラム製品であって、ファイルの生成が、
    (a)基板上に描像すべき形態を有する所望の目標パターンを獲得するステップと、
    (b)前記目標パターンおよび前記第一焦点設定に基づいて第一干渉マップを決定するステップと、
    (c)描像すべき複数の前記形態それぞれの干渉の大きさを決定するために前記干渉マップを解析するステップと、
    (d)所与の形態に対応する前記干渉の大きさが、所定の干渉値より大きいか小さいかに基づいて、描像すべき前記複数の形態のそれぞれを強い形態または弱い形態にカテゴリ化するステップとを含むコンピュータプログラム製品。
  18. 所与の形態の干渉の大きさが、干渉マップ上にある所与の形態の位置における干渉のレベルによって決定され、
    (d)前記第一干渉マップに基づいて、描像すべき形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な位置を表す第一シーディングサイトを決定するステップと、
    (e)前記第一焦点設定に対する所定量の焦点はずれを表す第二焦点設定を選択するステップと、
    (f)前記目標パターンおよび前記第二焦点設定に基づいて第二干渉マップを決定するステップと、
    (g)前記第二干渉マップに基づいて、描像すべき前記形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第二シーディングサイトを決定するステップと、
    (h)前記第一シーディングサイトおよび前記第二シーディングサイトの両方を含む形状を有する補助形態を生成するステップとを含む、請求項17に記載のコンピュータプログラム製品。
  19. デバイス製造方法であって、
    (a)少なくとも部分的に放射線感光性材料の層で覆われた基板を提供するステップと、
    (b)描像システムを使用して放射線の投影ビームを提供するステップと、
    (c)投影ビームの断面にパターンを与えるためにマスク上のパターンを使用するステップと、
    (d)放射線のパターン形成したビームを放射線感光性材料の層の目標部分に投影するステップとを含み、
    ステップ(c)において、前記マスクが、
    前記基板に描像すべき形態を有する所望の目標パターンを獲得するステップと、
    前記マスクを描像する場合に使用する第一焦点設定を決定するステップと、
    前記目標パターンおよび前記第一焦点設定に基づいて第一干渉マップを決定するステップと、
    前記第一干渉マップに基づいて、描像すべき形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第一シーディングサイトを決定するステップと、
    前記第一焦点設定に対する所定量の焦点はずれを表す第二焦点設定を選択するステップと、
    前記目標パターンおよび前記第二焦点設定に基づいて第二干渉マップを決定するステップと、
    前記第二干渉マップに基づいて、描像すべき前記形態に対する前記マスク内の補助形態の最適な配置を表す第二シーディングサイトを決定するステップと、
    前記第一シーディングサイトおよび前記第二シーディングサイトの両方を含む形状を有する補助形態を生成するステップとを含む方法によって形成されるデバイス製造方法。
JP2005272697A 2004-08-24 2005-08-23 1/4波長リソグラフィの焦点深さを上げるためにモデルに基づき散乱バーを配置する方法、プログラム製品および装置 Expired - Fee Related JP4383400B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US60356004P 2004-08-24 2004-08-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006065338A true JP2006065338A (ja) 2006-03-09
JP4383400B2 JP4383400B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=35431328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005272697A Expired - Fee Related JP4383400B2 (ja) 2004-08-24 2005-08-23 1/4波長リソグラフィの焦点深さを上げるためにモデルに基づき散乱バーを配置する方法、プログラム製品および装置

Country Status (7)

Country Link
US (2) US7620930B2 (ja)
EP (1) EP1630601A3 (ja)
JP (1) JP4383400B2 (ja)
KR (1) KR100860328B1 (ja)
CN (1) CN100543588C (ja)
SG (1) SG120284A1 (ja)
TW (1) TWI370955B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179056A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Interuniv Micro Electronica Centrum Vzw 減衰型の位相シフトマスクの製造方法およびこれにより得られるデバイス
JP2009093138A (ja) * 2007-09-19 2009-04-30 Canon Inc 原版データの生成方法、原版作成方法、露光方法、デバイス製造方法及び原版データを作成するためのプログラム
JP2010531463A (ja) * 2007-06-04 2010-09-24 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. モデルベースのリソグラフィ誘導レイアウト設計を実行するための方法
JP2010539544A (ja) * 2007-09-14 2010-12-16 ルミネセント テクノロジーズ インコーポレイテッド マスクパターン及び書込パターンを判断するための技術
US8336006B2 (en) 2010-02-24 2012-12-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Mask-layout creating method, apparatus therefor, and computer program product
US9779186B2 (en) 2007-08-28 2017-10-03 Asml Netherlands B.V. Methods for performing model-based lithography guided layout design

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7620930B2 (en) * 2004-08-24 2009-11-17 Asml Masktools B.V. Method, program product and apparatus for model based scattering bar placement for enhanced depth of focus in quarter-wavelength lithography
US7509621B2 (en) * 2005-01-03 2009-03-24 Synopsys, Inc. Method and apparatus for placing assist features by identifying locations of constructive and destructive interference
US7424699B2 (en) * 2005-06-10 2008-09-09 Texas Instruments Incorporated Modifying sub-resolution assist features according to rule-based and model-based techniques
US8132130B2 (en) * 2005-06-22 2012-03-06 Asml Masktools B.V. Method, program product and apparatus for performing mask feature pitch decomposition for use in a multiple exposure process
US20070226674A1 (en) * 2006-03-27 2007-09-27 Henning Haffner System and method for semiconductor device fabrication using modeling
US7548315B2 (en) * 2006-07-27 2009-06-16 Asml Netherlands B.V. System and method to compensate for critical dimension non-uniformity in a lithography system
KR100881184B1 (ko) * 2006-12-12 2009-02-05 삼성전자주식회사 마스크 패턴을 배치하는 방법 및 이를 이용한 장치
US8341561B2 (en) * 2006-12-12 2012-12-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of arranging mask patterns and associated apparatus
KR100874913B1 (ko) * 2006-12-12 2008-12-19 삼성전자주식회사 마스크 패턴을 배치하는 방법 및 이를 이용한 장치
US20080169510A1 (en) * 2007-01-17 2008-07-17 International Business Machines Corporation Performance enhancement on both nmosfet and pmosfet using self-aligned dual stressed films
KR101317844B1 (ko) * 2007-07-06 2013-10-11 삼성전자주식회사 마스크 패턴을 배치하는 방법 및 이를 이용한 장치
CN101359178B (zh) * 2007-08-03 2011-06-01 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 光学邻近校正的方法
EP2040120B1 (en) 2007-09-19 2011-03-02 Canon Kabushiki Kaisha Mask data generation method, mask fabrication method, exposure method, device fabrication method, and program
KR101113326B1 (ko) * 2009-07-01 2012-03-13 주식회사 하이닉스반도체 포토마스크의 보조패턴 형성방법
US8250498B2 (en) * 2010-01-28 2012-08-21 Synopsys, Inc. Method and apparatus for calibrating a photolithography process model by using a process window parameter
KR101991380B1 (ko) 2012-07-26 2019-06-20 삼성전자주식회사 반도체 소자의 레이아웃 생성 방법
CN104423172A (zh) * 2013-08-27 2015-03-18 中芯国际集成电路制造(北京)有限公司 一种散射条模拟成像的检测方法
US9310674B2 (en) 2014-02-20 2016-04-12 International Business Machines Corporation Mask that provides improved focus control using orthogonal edges
US9805154B2 (en) 2015-05-15 2017-10-31 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method of lithography process with inserting scattering bars
JP2017090817A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 キヤノン株式会社 露光装置、及び物品の製造方法
US10522322B2 (en) 2017-04-13 2019-12-31 Fractilia, Llc System and method for generating and analyzing roughness measurements
US10176966B1 (en) 2017-04-13 2019-01-08 Fractilia, Llc Edge detection system
US10262100B2 (en) * 2017-05-24 2019-04-16 Synopsys, Inc. Rule based assist feature placement using skeletons
KR20210133364A (ko) 2020-04-28 2021-11-08 삼성전자주식회사 반도체 장치의 제조를 위한 방법 및 컴퓨팅 장치
CN113589644A (zh) * 2021-07-15 2021-11-02 中国科学院上海光学精密机械研究所 基于亚分辨率辅助图形种子插入的曲线型逆向光刻方法

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216548A (ja) * 1990-12-18 1992-08-06 Mitsubishi Electric Corp フォトマスク
US5242770A (en) * 1992-01-16 1993-09-07 Microunity Systems Engineering, Inc. Mask for photolithography
US5447810A (en) * 1994-02-09 1995-09-05 Microunity Systems Engineering, Inc. Masks for improved lithographic patterning for off-axis illumination lithography
KR960002536A (ja) * 1994-06-29 1996-01-26
US5682323A (en) * 1995-03-06 1997-10-28 Lsi Logic Corporation System and method for performing optical proximity correction on macrocell libraries
US5705301A (en) * 1996-02-27 1998-01-06 Lsi Logic Corporation Performing optical proximity correction with the aid of design rule checkers
EP0824722B1 (en) * 1996-03-06 2001-07-25 Asm Lithography B.V. Differential interferometer system and lithographic step-and-scan apparatus provided with such a system
DE69735016T2 (de) * 1996-12-24 2006-08-17 Asml Netherlands B.V. Lithographisches Gerät mit zwei Objekthaltern
US6223139B1 (en) * 1998-09-15 2001-04-24 International Business Machines Corporation Kernel-based fast aerial image computation for a large scale design of integrated circuit patterns
JP3275863B2 (ja) * 1999-01-08 2002-04-22 日本電気株式会社 フォトマスク
US6214497B1 (en) * 1999-06-29 2001-04-10 Micron Technology, Inc. Method to eliminate side lobe printing of attenuated phase shift masks
US6303253B1 (en) * 2000-03-16 2001-10-16 International Business Machines Corporation Hierarchy and domain-balancing method and algorithm for serif mask design in microlithography
US6787271B2 (en) * 2000-07-05 2004-09-07 Numerical Technologies, Inc. Design and layout of phase shifting photolithographic masks
US6777141B2 (en) * 2000-07-05 2004-08-17 Numerical Technologies, Inc. Phase shift mask including sub-resolution assist features for isolated spaces
US6503666B1 (en) 2000-07-05 2003-01-07 Numerical Technologies, Inc. Phase shift masking for complex patterns
TW552561B (en) 2000-09-12 2003-09-11 Asml Masktools Bv Method and apparatus for fast aerial image simulation
US6901575B2 (en) * 2000-10-25 2005-05-31 Numerical Technologies, Inc. Resolving phase-shift conflicts in layouts using weighted links between phase shifters
TWI285295B (en) * 2001-02-23 2007-08-11 Asml Netherlands Bv Illumination optimization in lithography
US6792591B2 (en) * 2001-02-28 2004-09-14 Asml Masktools B.V. Method of identifying an extreme interaction pitch region, methods of designing mask patterns and manufacturing masks, device manufacturing methods and computer programs
US6519760B2 (en) 2001-02-28 2003-02-11 Asml Masktools, B.V. Method and apparatus for minimizing optical proximity effects
US6703167B2 (en) * 2001-04-18 2004-03-09 Lacour Patrick Joseph Prioritizing the application of resolution enhancement techniques
US6749970B2 (en) 2001-12-11 2004-06-15 Advanced Micro Devices, Inc. Method of enhancing clear field phase shift masks with border regions around phase 0 and phase 180 regions
US7023528B2 (en) * 2002-06-10 2006-04-04 International Business Machines Corporation Hybrid electronic mask
US6807662B2 (en) * 2002-07-09 2004-10-19 Mentor Graphics Corporation Performance of integrated circuit components via a multiple exposure technique
EP1523696B1 (en) 2002-07-15 2016-12-21 KLA-Tencor Corporation Defect inspection methods that include acquiring aerial images of a reticle for different lithographic process variables
US7266480B2 (en) * 2002-10-01 2007-09-04 The Regents Of The University Of California Rapid scattering simulation of objects in imaging using edge domain decomposition
JP4101770B2 (ja) 2003-01-14 2008-06-18 エーエスエムエル マスクツールズ ビー.ブイ. ディープ・サブ波長の光リソグラフィのためのレチクル・パターンに光近接フィーチャを提供する方法および装置
SG139530A1 (en) 2003-01-14 2008-02-29 Asml Masktools Bv Method of optical proximity correction design for contact hole mask
KR101115477B1 (ko) * 2003-06-30 2012-03-06 에이에스엠엘 마스크툴즈 비.브이. 이미지 필드 맵을 이용하여 어시스트 피처를 생성하는방법, 프로그램물 및 장치
DE602004011860T2 (de) * 2003-09-05 2009-02-12 Asml Masktools B.V. Methode und Vorrichtung für modellgestützte Plazierung phasenbalancierter Hilfsstrukturen für optische Lithographie mit Auflösungsgrenzen unterhalb der Belichtungswellenlänge
US7232630B2 (en) * 2003-12-11 2007-06-19 Synopsys, Inc Method for printability enhancement of complementary masks
US7620930B2 (en) * 2004-08-24 2009-11-17 Asml Masktools B.V. Method, program product and apparatus for model based scattering bar placement for enhanced depth of focus in quarter-wavelength lithography

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179056A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Interuniv Micro Electronica Centrum Vzw 減衰型の位相シフトマスクの製造方法およびこれにより得られるデバイス
JP2010531463A (ja) * 2007-06-04 2010-09-24 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. モデルベースのリソグラフィ誘導レイアウト設計を実行するための方法
CN102566254A (zh) * 2007-06-04 2012-07-11 Asml荷兰有限公司 用于实施基于模型的光刻引导的布局设计的方法
JP2013190828A (ja) * 2007-06-04 2013-09-26 Asml Netherlands Bv モデルベースのリソグラフィ誘導レイアウト設計を実行するための方法
CN102566254B (zh) * 2007-06-04 2014-02-26 Asml荷兰有限公司 用于在掩模布局中布置亚分辨辅助特征的方法以及确定一个或更多个特征的位置的方法
US8732625B2 (en) 2007-06-04 2014-05-20 Asml Netherlands B.V. Methods for performing model-based lithography guided layout design
US9779186B2 (en) 2007-08-28 2017-10-03 Asml Netherlands B.V. Methods for performing model-based lithography guided layout design
JP2010539544A (ja) * 2007-09-14 2010-12-16 ルミネセント テクノロジーズ インコーポレイテッド マスクパターン及び書込パターンを判断するための技術
JP2014206748A (ja) * 2007-09-14 2014-10-30 ディーノ テクノロジー アクイジション リミテッド ライアビリティ カンパニー マスクパターン及び書込パターンを判断するための技術
JP2009093138A (ja) * 2007-09-19 2009-04-30 Canon Inc 原版データの生成方法、原版作成方法、露光方法、デバイス製造方法及び原版データを作成するためのプログラム
JP2013011898A (ja) * 2007-09-19 2013-01-17 Canon Inc 原版データの生成方法、原版作成方法、原版データを作成するためのプログラム及び処理装置
US8336006B2 (en) 2010-02-24 2012-12-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Mask-layout creating method, apparatus therefor, and computer program product

Also Published As

Publication number Publication date
US20060075377A1 (en) 2006-04-06
TWI370955B (en) 2012-08-21
TW200619863A (en) 2006-06-16
CN100543588C (zh) 2009-09-23
EP1630601A3 (en) 2008-07-02
US7620930B2 (en) 2009-11-17
JP4383400B2 (ja) 2009-12-16
US8495529B2 (en) 2013-07-23
KR100860328B1 (ko) 2008-09-25
CN1800987A (zh) 2006-07-12
SG120284A1 (en) 2006-03-28
EP1630601A2 (en) 2006-03-01
US20100047699A1 (en) 2010-02-25
KR20060050603A (ko) 2006-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4383400B2 (ja) 1/4波長リソグラフィの焦点深さを上げるためにモデルに基づき散乱バーを配置する方法、プログラム製品および装置
KR100899359B1 (ko) 이중 노광 리소그래피를 수행하는 장치, 프로그램물 및방법
JP5588853B2 (ja) ダークフィールド二重双極子イメージングプロセスで使用する相補マスクを作成する方法、デバイス製造方法、および相補マスクセット
US7512928B2 (en) Sub-resolution assist feature to improve symmetry for contact hole lithography
KR100825454B1 (ko) 리소그래피 장치 및 디바이스 제조 방법
KR100592580B1 (ko) 쌍극조명에 사용하기 위한 모델-기반 레이아웃 변환을수행하는 방법 및 장치
JP4464365B2 (ja) 近傍の影響を考慮した光学的近接効果補正を実行する装置、方法およびコンピュータ・プログラム
KR100583697B1 (ko) 자동 광근접성보정(opc) 규칙 생성방법
JP5121117B2 (ja) 強度プロフィールを最適化する方法及びプログラム
JP2005026701A (ja) デバイスレイアウトを用いるna−シグマ露光設定および散乱バーopcの同時最適化の方法、プログラム製品、および装置
JP2003215780A (ja) 2次元フィーチャ・モデルの較正および最適化方法
JP2003162042A (ja) ダイポール式照明技術に関連して使用されるマスクの生成方法と生成装置
JP2008166777A (ja) リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
JP2006085188A (ja) フルチップ製造信頼性チェックおよび補正を行うための方法
US7376930B2 (en) Method, program product and apparatus for generating assist features utilizing an image field map
JP2005316486A (ja) フォトリソグラフィ・システムを使用して印刷されるフィーチャのうねりを抑制するための、装置、方法、及びプログラム製品

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060904

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090918

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4383400

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees