JP2006065209A - カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】煩雑な操作を必要とせず、カメラヘッドをカメラ本体に簡単に装着することができ、しかも接点の磨耗が抑制されたマウント構造を持つカメラシステムを提供する。
【解決手段】カメラ本体1bのマウント部10b内の本体側接点100bがヘッド側接点100aを受け入れた状態で回動するようにしておく。カメラヘッドの回動によってもヘッド側接点100aと本体側接点100bと供に相対回転しないので、接点同士が擦れて接点が磨耗するとことがない。さらにカメラヘッドの持ち替えなどを行なわずにカメラヘッドを回動するという操作のみでカメラヘッド1aをカメラ本体1bに簡単に装着することができる。
【選択図】 図5
【解決手段】カメラ本体1bのマウント部10b内の本体側接点100bがヘッド側接点100aを受け入れた状態で回動するようにしておく。カメラヘッドの回動によってもヘッド側接点100aと本体側接点100bと供に相対回転しないので、接点同士が擦れて接点が磨耗するとことがない。さらにカメラヘッドの持ち替えなどを行なわずにカメラヘッドを回動するという操作のみでカメラヘッド1aをカメラ本体1bに簡単に装着することができる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、そのカメラヘッドが着脱自在に装着されるマウント部を有しそのマウント部に装着されたカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムに関する。
撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、そのカメラヘッドが着脱自在に装着されるマウント部を有しそのマウント部に装着されたカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムがある。このようなカメラシステムにおいては、カメラヘッドがカメラ本体に装着されるときに、カメラヘッドの装着部がカメラ本体のマウント部に挿入された後、光軸まわりにカメラヘッドが回動されてカメラヘッドがカメラ本体に装着されるものが多い(例えば特許文献1、2参照)。
このようなカメラシステムにおいては、上記カメラヘッドの装着部とカメラ本体のマウント部との双方に対になるように電気接点を配しておいてカメラヘッドが光軸まわりに回動されカメラヘッドがカメラ本体に装着されたときに対になっている双方の電気接点同士が相互に接続されるものが多い。このような電気接点の中には電力供給用の接点もあり、カメラヘッドがカメラ本体に装着されない状態にあるときには、電力供給用の接点が露出して剥き出しになってしまうこともあるため、電力供給用の接点については表面から奥深くなるように段差を設けて配置しておいて、金属片などが接点部に入り込んで短絡事故が起きないようにする技術が提案されている(例えば特許文献3参照)。またカメラヘッド側の多数の接点とカメラ本体側の多数の接点との双方の接点同士が正しく接続されるようにカメラヘッド側の接点の配置間隔およびカメラ本体側の接点の配置間隔それぞれを所定の位置に達したときにだけ接するように配置することで装着時の短絡を防止する技術も提案されている(特許文献4参照)。
しかしながら、これらの技術を駆使しようとも、カメラヘッドがカメラ本体に装着されようとしてカメラヘッドが回動されている間にカメラヘッド側の接点とカメラ本体側の接点とが擦れて磨耗してしまうという問題は残る。
この問題を解決するため、カメラヘッドを回動操作することなくカメラヘッドの進退操作のみでカメラ本体にカメラヘッドを装着することができるようにしようとしたものもある(例えば特許文献5参照)。しかし、このように進退操作のみでカメラ本体にカメラヘッドを装着することができるようにしてはみても、今度はカメラヘッドを回動するという操作の代わりに回転リングを回すという操作および、その回転リングを回そうとするときにカメラヘッドを持ち変えるという操作が必要になってしまう。これでは、以前にも増してカメラヘッドをカメラ本体に装着するときの操作が煩雑になってしまう。
特開平8−172561号公報
特開2000−175089号公報
特公平7−34094号公報
特公平4−11850号公報
特開平8−262546号公報
本発明は、上記事情に鑑み、煩雑な操作を必要とせず、カメラヘッドをカメラ本体に簡単に装着することができ、しかも接点の磨耗が抑制されたマウント構造を持つカメラシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のカメラシステムは、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、そのカメラヘッドが着脱自在に装着されるマウント部を有しそのマウント部に装着されたカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
上記マウント部が、上記カメラヘッドの、そのマウント部に装着された装着部を受け入れそのカメラヘッドの光軸まわりの所定の装着方向への回動によりそのカメラヘッドを保持するとともに、装着されたカメラヘッドの、その装着方向とは反対向きの離脱方向への回動によりそのカメラヘッドの保持を解除するものであって、
上記マウント部と上記装着部が、そのマウント部が装着部を受け入れた段階で相互に接し、上記カメラヘッドの回動によっても相対回転が禁止された、それぞれ本体側接点とヘッド側接点を有するものであること特徴とする。
上記マウント部が、上記カメラヘッドの、そのマウント部に装着された装着部を受け入れそのカメラヘッドの光軸まわりの所定の装着方向への回動によりそのカメラヘッドを保持するとともに、装着されたカメラヘッドの、その装着方向とは反対向きの離脱方向への回動によりそのカメラヘッドの保持を解除するものであって、
上記マウント部と上記装着部が、そのマウント部が装着部を受け入れた段階で相互に接し、上記カメラヘッドの回動によっても相対回転が禁止された、それぞれ本体側接点とヘッド側接点を有するものであること特徴とする。
上記カメラシステムによれば、上記マウント部が、上記カメラヘッドの、そのマウント部に装着された装着部を受け入れそのカメラヘッドの光軸まわりの所定の装着方向への回動によりそのカメラヘッドを保持するとともに、装着されたカメラヘッドの保持を解除するものであるため、上記カメラヘッドを上記カメラ本体に装着するためにわざわざカメラヘッドを持ち変えるというような煩雑な操作が必要なくなる。
また上記マウント部が上記装着部を受け入れた状態で上記本体側接点と上記ヘッド側接点との間の相対回転が禁止されたまま、上記カメラヘッドが回動されることになるので、ヘッド側接点と本体側接点とが擦れて磨耗するといったこともなくなる。
ここで、上記カメラヘッドの上記装着方向への回動終了位置で上記カメラ本体に装着が完了したことを検出するセンサを備えた態様であることが好ましい。
このように上記カメラヘッドが上記カメラ本体に所定の位置まで回動されて装着されたことが上記カメラ本体側に認識されるようになる。そうすると、例えばカメラ本体側に電池を装填してある場合には、カメラヘッドが回動終了位置まで回動された後になってから上記カメラ本体側から上記本体側接点、さらにヘッド側接点を通してカメラヘッド側の各部へ電力が確実に供給されるようになる。また、このようにしておくとカメラヘッドがカメラ本体に装着され電源が投入されたままの状態にあるときに、もしもカメラヘッドがカメラ本体から抜去されそうになったとしてもその抜去されようとする瞬間を上記センサで検知し、上記本体側接点と上記ヘッド側接点がまだ接続状態にあるときに電源を遮断する構成に拡張することもできる。そうすると電源が投入された状態のままでのカメラヘッドのカメラ本体からの離脱が防止され、電源が投入された状態のままでのカメラヘッドの離脱により各接点からカメラヘッド内部やカメラ本体内部の電気回路などに異常信号がそれぞれ混入してカメラヘッドの電気系統やカメラ本体の電気系統が故障するといったことが防止される。
また、上記カメラヘッドの回動に伴って上記本体側接点が回動するものであることが好ましく、上記本体側接点に接続されたハーネスあるいはフレキシブル基板を備えた態様であることが望ましい。
そうすると、カメラヘッドの回動に伴って本体側接点が回動することで本体側接点とヘッド側接点との間の相対回転が禁止された構造が達成される。また、その回動する本体側接点と例えば制御基板との間の電気的な接続が上記ハーネスあるいはフレキシブル基板の柔軟性により保証される。
また、上記カメラヘッドの回動に伴って上記ヘッド側接点が回動するものであっても良く、さらに上記ヘッド側接点に接続されたハーネスあるいはフレキシブル基板を備えたものであっても良い。
以上、説明したように、煩雑な操作を必要とせず、カメラヘッドをカメラ本体に簡単に装着することができ、しかも接点の磨耗が抑制されたマウント構造を持つカメラシステムが実現される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるカメラシステムを示す図である。
図1(a)には、カメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着される前の状態が示されており、図1(b)には、カメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着された後の状態が示されている。
図1(a)に示すようにカメラ本体1bの中央にはカメラヘッド1aの装着部を受け入れるマウント部10bが設けられている。このマウント部10bは、カメラヘッド1aの、そのマウント部10bに装着される装着部10aを受け入れそのカメラヘッドの光軸まわりの所定の装着方向への回動(図中矢印A方向で示される方向)によりそのカメラヘッド1aを保持するものであり、そのカメラヘッドの、装着方向とは反対向きの離脱方向(図中矢印B方向で示される方向)への回動によりカメラヘッド1aの保持を解除するものである。
つまり、カメラヘッド1aをカメラ本体1bに装着して図1(b)に示すようなカメラシステムを構成しようとするときには、カメラ本体1bのマウント部10bにカメラヘッド1aの装着部10aを挿入してカメラヘッドを回動するという操作をユーザが行なうことによりカメラヘッドをカメラ本体に装着することができ、その装着方向とは逆の方向に回動するという操作をユーザが行なうことによりマウント部に保持させていたカメラヘッドを装着部とともにカメラ本体のマウント部から離脱させることができる。
このカメラ本体1bのマウント部10bとカメラヘッド1aの装着部10aにはそれぞれ本体側接点100bとヘッド側接点(図示せず)とが設けられていて、図中の一点鎖線に沿ってカメラヘッド1aの装着部10aがカメラ本体1bのマウント部10bに装着され図1(b)に示すようになってカメラヘッド1aがカメラ本体1bのマウント部に保持されると、それらの接点同士が各々接続されてカメラヘッド1aとカメラ本体1bとの電気的な接続も保たれるようになっている。
本実施形態では、これらの接点それぞれが通信用、電力供給用にそれぞれ割り当てられていてカメラ本体1b側からカメラヘッド1a側への通信が行なわれたり、またカメラヘッド1a側からカメラ本体1b側への通信が行なわれたり、さらにカメラ本体1b側からカメラヘッド1a側への電力の供給が行なわれたりする。
このようにしてカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されると、カメラヘッド1aの機能が最大限に活用され撮影が行なわれるカメラシステム1が構成される。
図1(a)、(b)に示すカメラヘッド1aには撮影光学系と撮像素子とが、またカメラ本体1bにはそのカメラヘッド1aから画像信号を受け取って信号処理を行なう信号処理部が配備され、図1(b)に示すようにカメラシステムが構成された後、レリーズ釦19aが押されたら、カメラヘッド1a内の撮像素子で生成された画像信号がカメラ本体1bへと受け渡されてカメラ本体1b内の信号処理部で信号処理が行なわれるようになっている。
ここで図2を参照してカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときの撮影処理を行なう部分の構成を簡単に説明しておく。
図2はカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときのカメラシステムの内部構成のうち、主に撮影処理に係わる系統を抜き出して示した図である。
図2の左側にはカメラヘッド1aの構成が、また図2の右側にはカメラ本体1bの構成がそれぞれ示されている。
まず、カメラヘッド1a側の構成を簡単に説明する。
図2に示すようにこのカメラシステム1を構成するカメラヘッド1aには、撮影光学系であるレンズ11aと撮像素子(ここではCCD固体撮像素子が用いられているので以下CCDという)12aとが備えられている。ここではレンズ11aでCCD12aに被写体を結像させてCCD12aで被写体を表す画像信号の生成を行なうときに、カメラ本体側のCPU11bがカメラヘッド側に設けられているタイミングジェネレータ(以下TGという)14aに指示を出してそのTG14aから露光開始および露光終了のタイミング信号をCCD12aに供給させCCD12aからCDS/AD部13aに被写体を表す画像信号を出力させている。そのCDS/AD部13aによってCCD12aから画像信号を出力させたときにその画像信号に乗ったノイズが低減され、さらにアナログ信号の画像信号がデジタル信号の画像信号に変換されデジタル信号になった画像信号がマウント部10bの本体側接点100bおよび装着部10aのヘッド側接点100aを通してカメラ本体1bへ供給される。図3には、装着部10aおよびマウント部10bに配備されている多数の本体側接点100aおよびヘッド側接点100bのうち、電力供給用の本体側接点1001bおよびヘッド側接点1001a、画像信号転送用の本体側接点1002bおよびヘッド側接点1002a、カメラ本体1bからカメラヘッド1aへ供給する制御信号用の本体側接点1003bおよびヘッド側接点1003aが示されている。
このようにしてカメラヘッド1aからの画像信号の供給をそれらの接点を通して受け取るカメラ本体1bには、信号処理部15bが配備され、その信号処理部15bで画像信号の信号処理が行われる。
その信号処理部15bで信号処理が行なわれた画像信号がLCD表示部16bに供給されて表示画面上にスルー画の表示が行なわれたり、そのスルー画の表示中にレリーズ釦19b(図1参照)が押されたら記録媒体17bに画像信号が記録されたりする。
なお図3には、このカメラシステム1の動作を統括的に制御する、ROM12b、EEPROM13b、RAM14b、CPU11bで構成されるマイクロコンピュータが図示されている。このマイクロコンピュータによりカメラヘッド各部およびカメラ本体各部の動作が制御されている。
このような内部構成を持つカメラヘッド1aおよびカメラ本体1bそれぞれが備えるマウント部10bと装着部10aの構成を図3から図5を参照して詳細に説明する。
図3は、カメラヘッド1a側の装着部10aとカメラ本体1b側のマウント部10bを光軸に沿って切断して横から見た断面を模式的に示した図である。この図3には、カメラ本体1b側が備える基板1100bとマウント部10bにある接点との間の配線がフレキシブル基板1101bにより行なわれていることも示されている。
また図4は、カメラヘッドの装着部とカメラ本体のマウント部とを抜き出して正面から見た図であり、図5は、カメラ本体側のマウント側接点がカメラヘッドの回動に伴って回動したことを説明する図である。
図3〜図5に示すように、マウント部10bが、カメラヘッド1aの、マウント部10bに装着された装着部10aを受け入れカメラヘッドの光軸まわり(図中矢印で示してある)の所定の装着方向への回動によりカメラヘッド1aを保持するとともに、装着されたカメラヘッド1aの、その装着方向とは反対向きの離脱方向への回動によりそのカメラヘッド1aの保持を解除するものであって、マウント部10bが装着部10aを受け入れた状態で相互に接し、そのカメラヘッド1aを回動によっても相対回転が禁止された、それぞれ本体側接点100bとヘッド側接点100aを有するものである。
図3、図4、図5を順に参照しながらマウント部10bおよび装着部10aの構成を説明していく。
図3に示すようにマウント部10bは凹構造になっていて装着部10aは凸構造になっている。その凸構造の装着部10aには、カメラ本体1b側へ突き出すようにしてヘッド側接点部100aが設けられており、カメラ本体1b側のマウント部10bにはそのヘッド側接点100aを受け入れることができるように凹み構造のマウント部をさらに凹ませるようにして本体側接点部100bが設けられている。
本実施形態では、図3に示すように、ヘッド側接点部100aと本体側接点部100bを、嵌合する2つの基台101a,101bそれぞれが対向する面それぞれに設けて、双方の基台のうちの本体側の基台101bの方を、カメラヘッド1aの回動に伴って回動するように、またヘッド側の基台101aの方を、カメラヘッド1aの回動によっても回動しないように構成している。このような構成にしておくと、カメラヘッド1aの回動によっても本体側接点100bが回動することによりヘッド側接点100aと本体側接点100bの相対回転が禁止される。また、この例においては、その回動自在に構成した本体1b側の基台101bの本体側接点100bと制御基板1100bとを接続するための配線がカメラヘッド1aの回動によって暴れることがないようにフレキシブル基板(もしくはワイヤーハーネス)1101bにより行なわれた例が示されている。
また、図4にはカメラヘッド1a側の基台101aの形状がカメラ本体1b側の本体ボディを抜き取ったような形状になっていて、それらの形が合わされるようにしてカメラヘッドがカメラ本体に挿入されると、カメラヘッド1aの装着部10aの凸端部に設けられたヘッド側接点部100aが本体側接点部100bに接した状態になる位置まで奥深く挿入されるということが示されている。このような構造にしておくと、マウント部10bが装着部10aを受け入れた段階で図5(a)に示すように双方の接点が相互に接するようになる。なお、図3には図示していないが、カメラヘッド1aの装着部10aをカメラ本体1bのマウント部10bに装着したときに本体側接点部100bとヘッド側接点部100aとが相互に接した状態が保持されるようにヘッド1a側には装着部10aをカメラ本体1b側に付勢するようなバネが設けられている。これにより、装着されたときに本体側接点とヘッド側接点とが密に接した状態が保たれるようになっている。
さらに、図5(a)に示すヘッド側の接点100aおよび本体側の接点100bが、マウント部10bが装着部10aを受け入れた段階で相互に接し、さらに図5(b)に示すようにマウント部の本体側接点100bがカメラヘッドの回動に応じて回動されている。このようにカメラヘッドの回動に応じてカメラ本体側の基台101bもともに回動すると、本体側接点100bとヘッド側接点100aとの相対回転が禁止されることになって双方の接点が擦れて磨耗するといったことがない。
また、本実施形態では、マウント部10に装着部10aをしっかりと保持させるため、図5に示すように本体側の基台101aをカメラヘッド側の基台101bの回動に伴って回動させたときにその基台101bの4隅をカメラ本体1aのボディに設けられている爪部103bに差し込むことによってカメラヘッド1aの装着部10aをカメラ本体1bのマウント部10bに保持させている。このようにしておくとカメラヘッド1aを回動操作するという操作だけでカメラヘッド1aをカメラ本体1bに簡単に装着することができるようになる。
さらに、本実施形態では、カメラヘッド1aの装着方向への回動終了位置でカメラ本体1bに装着が完了したことを検出するセンサ120bを配備して、そのセンサ120bによりカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されたことをマイコンで検知するようにもしてある。
このようにしておくとユーザがカメラヘッド1aをカメラ本体1bから抜去しようとしているときにそのセンサ120bによりカメラヘッド1aがまさに抜去されようとしている瞬間をマイコンで検知することができる。このようにマイコンでカメラヘッド1aが抜去されようとしている瞬間を検知することができるようにすると、その検知を受けたと同時にマイコンで電源を遮断する処理を行なうことができる。このように電源の遮断する処理を行なうことができると、電源が投入されたままカメラヘッドが抜去されようとしているときに異常信号が接点からカメラヘッド内部、カメラ本体内部に混入して双方の電気系統が故障することいったことがなくなる。
以上説明したようにカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されたときに本体側接点100bとヘッド側接点100aとが相互に接し、カメラヘッドの回動によっても双方の接点間の相対回転が禁止されるので、接点同士が擦れることなく双方の接点が磨耗することのないカメラシステムが実現される。また、カメラヘッド1aをカメラ本体1bに装着するときにカメラヘッドの回動操作を行なうだけで済むので、回転リングを回すであるとか、その回転リングを回すためにカメラヘッドを持ちかえるであるとかのような煩雑な操作が必要なくなる。
上記実施形態のように本体側接点がカメラヘッドの回動に伴って回動して本体側接点とヘッド側接点との間の相対回転を禁止する構造にしても良いが、ヘッド側接点をカメラヘッドの回動に伴って回動させる構造にして本体側接点とヘッド側接点の間の相対回転を禁止する構造にしても良い。
図6〜図8は、図3〜図5に示したように本体側接点を回動自在な構成にする代わりにヘッド側接点を回動自在にした場合の構成例を説明する図である。
図6は、カメラヘッド1a側の装着部10aとカメラ本体1b側のマウント部10bの構成を模式的に示した図であり、また図7は、図6のカメラヘッドの装着部とカメラ本体のマウント部とを抜き出して正面から見た図であり、図8は、カメラヘッド側のヘッド側接点がカメラヘッドの回動に伴って回動したことを説明する図である。
さらに図9は、ヘッド側接点とカメラヘッド内の電気部品であるCCDなどとの配線材料にフレキシブル基板1101aを用いたことを示す図である。
図6〜図8に示すようにヘッド側接点100aがカメラヘッド1aの回動に伴ってヘッド側の基台101aとともに回動する構成にして本体側接点100bとヘッド側接点100aの間の相対回転を禁止した場合の例を示してある。図9には、カメラヘッド1aの回動とともに基台101aが回動し、そのカメラヘッドおよび基台の回動方向とは逆の方向にヘッド側接点100aが回動することによって、ヘッド側の基台101aの接点と本体側接点との間の相対回転を禁止した場合の例が示されている。
このようにヘッド側接点100aが設けられている基台101aを回動自在にした場合には、ヘッド側接点とカメラヘッド1a内の固体撮像素子などの電気部品との間の配線をフレキシブル基板1101aやワイヤハーネスを用いて行なってカメラヘッド1aの回動によって配線が暴れて切断されることがないようにしておくとヘッド側接点とそれら電気部品との間の接続が保証される。
また図3の例では図示しなかったが、図6に示すようにヘッド側接点100aと本体側接点100bとが密に接した状態を保つためにバネ130bが基台101bと制御基板1101bとの間に設けられている。これにより、本体側の基台101bがヘッド1a側に付勢され、本体側接点100bとヘッド側接点100aとが緊密に接っした状態がしっかりと保たれるようにもなっている。
1 カメラシステム
1a カメラヘッド
10a 装着部
100a ヘッド側接点部
1001a 電力供給用のヘッド側接点
1002a 画像信号供給用のヘッド側接点
1003a 制御信号供給用のヘッド側接点
101a 基台
1b カメラ本体
10b マウント部
100b 本体側接点
1001b 電力供給用の本体側接点
1002b 画像信号供給用の本体側接点
1003b 制御信号供給用の本体側接点
101b 基台
103b 爪部
1a カメラヘッド
10a 装着部
100a ヘッド側接点部
1001a 電力供給用のヘッド側接点
1002a 画像信号供給用のヘッド側接点
1003a 制御信号供給用のヘッド側接点
101a 基台
1b カメラ本体
10b マウント部
100b 本体側接点
1001b 電力供給用の本体側接点
1002b 画像信号供給用の本体側接点
1003b 制御信号供給用の本体側接点
101b 基台
103b 爪部
Claims (6)
- 撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、該カメラヘッドが着脱自在に装着されるマウント部を有し該マウント部に装着されたカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
前記マウント部が、前記カメラヘッドの、該マウント部に装着された該装着部を受け入れ該カメラヘッドの光軸まわりの所定の装着方向への回動により該カメラヘッドを保持するとともに、装着されたカメラヘッドの、該装着方向とは反対向きの離脱方向への回動により該カメラヘッドの保持を解除するものであって、
前記マウント部と前記装着部が、該マウント部が該装着部を受け入れた段階で相互に接し該カメラヘッドの回動によっても相対回転が禁止された、それぞれ本体側接点とヘッド側接点を有するものであること特徴とするカメラシステム。 - 前記カメラヘッドの前記装着方向への回動終了位置で前記カメラ本体に装着が完了したことを検出するセンサを備えたことを特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
- 前記カメラヘッドの回動に伴って前記本体側接点が回動するものであることを特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
- 前記本体側接点に接続されたハーネスあるいはフレキシブル基板を備えたことを特徴とする請求項3記載のカメラシステム。
- 前記カメラヘッドの回動に伴って前記ヘッド側接点が回動するものであることを特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
- 前記ヘッド側接点に接続されたハーネスあるいはフレキシブル基板を備えたことを特徴とする請求項5記載のカメラシステム。
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018185538A (ja) * | 2014-08-07 | 2018-11-22 | ハウンディニックス エルエルシー | 薄型レンズマウント |
-
2004
- 2004-08-30 JP JP2004250392A patent/JP2006065209A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018185538A (ja) * | 2014-08-07 | 2018-11-22 | ハウンディニックス エルエルシー | 薄型レンズマウント |
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Legal Events
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