JP2006063971A - 内燃機関の点火制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スロットルバルブを所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が、内燃機関の1燃焼サイクル内で、極めて短い時間内に起きた場合のノッキング等を防止すること。
【解決手段】 内燃機関1のクランク角信号SCRANK に基づく行程判別完了後の1燃焼サイクル内で、スロットルバルブ11が所定スロットル開度から急開されたのち急閉される一連の動作が、内燃機関1の1燃焼サイクル内で、極めて短い時間内に起きたときには、スロットル開度TAを含む各種パラメータに基づき算出される点火時期が所定遅角量だけ遅角側に補正される。このため、スロットルバルブ11の一連の動作が、極めて短い時間内に起きた場合のノッキング等の発生を的確に防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のクランクシャフトの回転に伴う角度位置に対応して検出されるクランク角信号から燃焼サイクルにおける点火時期を演算し、点火制御を実施する内燃機関の点火制御装置に関するものである。
従来、内燃機関の点火制御装置に関連する先行技術文献としては、特開2000−9007号公報にて開示されたものが知られている。このものでは、内燃機関(エンジン)の急加速時における点火時期を制御して内燃機関のノッキングや加速ショック等を防止する技術が示されている。そして、スロットルバルブのスロットル開度が一定の状態から急に大きく開側へ動作された急加速時に、点火時期を遅角させることで内燃機関の急加速時の衝撃を防止させるとしている。
特開2000−9007号公報(第2頁)
一般に、独立吸気の内燃機関においては、スロットル開度及び機関回転速度にて基本点火時期が設定され、この基本点火時期が冷却水温、大気圧、変速機のギヤポジション等の各種パラメータに基づき補正されることで最終的な点火時期が算出される。
ところが、前述のものでは、スロットルバルブが所定スロットル開度から急開されたのち急閉されるような一連の動作が、内燃機関の1燃焼サイクル内となるような極めて短い時間内に起きた場合には、あたかもスロットル開度の急開による変動がなかったかのように扱われることで、実際に内燃機関が要求する最適な点火時期とかけ離れた点火時期が設定され、結果的に、ノッキング等を起こすという不具合があった。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、スロットルバルブを所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が、内燃機関の1燃焼サイクル内で極めて短い時間内に起きた場合にも、最適な点火時期を設定してノッキング等を防止可能な内燃機関の点火制御装置の提供を課題としている。
請求項1の内燃機関の点火制御装置によれば、クランク角検出手段で内燃機関のクランクシャフトの回転に伴って検出されたクランク角信号に基づく行程判別手段による行程判別完了後の1燃焼サイクル内で、点火時期補正手段にてスロットルバルブがスロットル開度検出手段で検出される所定スロットル開度から急開されたのち急閉される一連の動作が、所定時間内の短い時間内に起きたときには、スロットル開度を含む各種パラメータに基づき算出される点火時期が所定遅角量だけ遅角側に補正される。このため、スロットルバルブを所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が、内燃機関の1燃焼サイクル内で、極めて短い時間内に起きた場合のノッキング等の発生が的確に防止される。
請求項2の内燃機関の点火制御装置における点火時期補正手段では、スロットルバルブの一連の動作が100〔ms〕以内の短い時間内に起きたときには、所定遅角量が設定されることでノッキング等の発生が的確に防止される。
請求項3の内燃機関の点火制御装置における点火時期補正手段では、スロットルバルブの一連の動作が、クランク角信号に基づくアイドル近傍の機関回転速度で起きたときには所定遅角量が設定されることで、アイドル近傍におけるノッキング等の発生が的確に防止される。
請求項4の内燃機関の点火制御装置における点火時期補正手段では、スロットルバルブの一連の動作のうち開から閉までの後半の動作の少なくとも一部が、内燃機関の1燃焼サイクル内で吸気行程にかかると、実質的な吸入空気量変化となって現われるため、所定遅角量が設定される。これにより、内燃機関に対する実質的な吸入空気量変化によるノッキング等の発生が的確に防止される。
請求項5の内燃機関の点火制御装置では、所定遅角量がスロットルバルブの一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量に応じて設定されることで、内燃機関の実質的な吸入空気量変化に対応する最適な所定遅角量となりノッキング等の発生が的確に防止される。
請求項6の内燃機関の点火制御装置における点火時期補正手段では、所定遅角量がスロットルバルブの一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量が所定値以内であるときには、所定遅角量の設定を禁止、つまり、スロットル開度変化量が所定値以内であると内燃機関に対する実質的な吸入空気量変化となって現われないため、遅角側に補正を行うための所定遅角量が演算処理を行うことなく0(零)〔°CA(Crank Angle:クランク角)〕とされることで、結果として、スロットル開度変化量が所定値以内と小さい範囲内にあるときの演算処理速度が向上され、ノッキング等の発生が的確に防止される。
請求項7の内燃機関の点火制御装置では、内燃機関が4サイクル単気筒または独立吸気の4サイクル複数気筒とされる。これら4サイクル単気筒または独立吸気の4サイクル複数気筒からなる内燃機関では、スロットルバルブの一連の動作が1燃焼サイクル内で起きたときに、気筒に対応した点火時期が所定遅角量だけ遅角側に補正されることでノッキング等の発生が的確に防止される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関の点火制御装置が適用された内燃機関及びその周辺機器を示す概略構成図である。
図1において、1は4サイクル単気筒からなる内燃機関であり、内燃機関1の吸気通路2にはエアクリーナ3からの空気が導入される。この吸気通路2途中には、ドライバ(運転者)のアクセル操作量等に連動して開閉されるスロットルバルブ11が配設されている。このスロットルバルブ11が開閉されることにより、吸気通路2への吸入空気量が調節される。また、この吸入空気量に応じて、図示しない燃料タンクから燃料ポンプにて圧送されプレッシャレギュレータを介して調圧された燃料が、内燃機関1の吸気ポート4の近傍で吸気通路2に配設されたインジェクタ(燃料噴射弁)5から噴射供給される。そして、所定の燃料噴射量及び吸入空気量からなる混合気が吸気バルブ6を介して燃焼室7内に吸入される。
吸気通路2途中のスロットルバルブ11にはアクセル操作量等に応じたスロットル開度TAを検出するスロットル開度センサ21が配設されている。また、スロットルバルブ11の下流側には、吸気通路2内の吸気圧PMを検出する吸気圧センサ22が配設されている。そして、内燃機関1には冷却水温THWを検出する水温センサ23が配設されている。更に、内燃機関1のクランクシャフト13にはクランクロータ24が固設されており、このクランクロータ24の回転に伴って発生されるクランク角信号SCRANK を検出するクランク角センサ25が配設されている。
ここで、クランクロータ24は複数の等角度からなる24箇所の歯部のうち連続する2箇所を欠歯部とする(24−2)歯数からなる。この欠歯部の位置は、クランクシャフト13に固設されたクランクロータ24の回転に応じてクランク角センサ25から出力されるクランク角信号SCRANK のパルス発生間隔が異なることにより分かる。また、このクランク角センサ25で検出されるクランク角信号SCRANK のパルス発生間隔に基づき内燃機関1の機関回転速度NEが算出される。
また、内燃機関1の燃焼室7内に向けて点火プラグ14が配設されている。この点火プラグ14にはクランク角センサ25で検出されるクランク角信号SCRANK に同期して後述のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)30から出力される点火指令信号に基づき点火コイル15からの高電圧が印加され、燃焼室7内の混合気に対する点火燃焼が行われる。このように、燃焼室7内の混合気が燃焼(膨張)され駆動力が得られ、この燃焼後の排気ガスは、排気バルブ8を介して排気マニホールドから排気通路9に導出され外部に排出される。
ECU30は、周知の各種演算処理を実行する中央処理装置としてのCPU31、制御プログラムや制御マップ等を格納したROM32、各種データ等を格納するRAM33、B/U(バックアップ)RAM34、入出力回路35及びそれらを接続するバスライン36等からなる論理演算回路として構成されている。このECU30には、スロットル開度センサ21からのスロットル開度TA、吸気圧センサ22からの吸気圧PM、水温センサ23からの冷却水温THW、クランク角センサ25からのクランク角信号SCRANK 等が入力されている。これら各種センサ情報に基づくECU30からの出力信号に基づき、燃料噴射時期及び燃料噴射量に関連するインジェクタ5、点火時期に関連する点火プラグ14、点火コイル15等が適宜、制御される。
次に、図2に示すタイムチャートを参照し、クランク角信号SCRANK 発生に伴う行程判別完了後のクランク角信号カウンタNNUM位置(行程位置)に対してスロットルバルブ11を所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が起きたときのスロットル開度TAの遷移状態との関係について説明する。
図2において、4サイクル(吸気行程→圧縮行程→燃焼(膨張)行程→排気行程)からなる720〔°CA〕の1燃焼サイクルにおいて、例えば、吸気圧センサ22で検出される吸気圧PMがほぼ大気圧となっており、かつ欠歯部ののちの最初のクランク角信号SCRANK の発生時点が、クランクシャフト13の回転方向における基準クランク角位置であるとしてクランク角信号カウンタNNUMが「0(零)」に設定され、排気行程の開始時点であるとされ行程判別が完了する。
これ以降、クランク角信号SCRANK が発生される15〔°CA〕毎にクランク角信号カウンタNNUMが「+1」ずつインクリメントされる。なお、欠歯部におけるクランク角信号SCRANK のパルス発生間隔は45〔°CA〕である。そして、クランク角信号カウンタNNUMは排気行程の最初のクランク角信号SCRANK の発生時点となる720〔°CA〕の1燃焼サイクル毎に「0」にリセットされる。
行程判別完了後においては、クランクシャフト1の回転に伴うクランク角信号カウンタNNUMに基づき「0」〜「11」が排気行程、「12」〜「21」が吸気行程、「24」〜「35」が圧縮行程、「36」〜「45」が燃焼(膨張)行程とそれぞれ行程管理される。なお、クランクロータ24が(24−2)歯数からなり、連続する2箇所が欠歯部であることから、「22」、「23」、「46」、「47」は欠番となっている。
そして、行程判別完了後のクランク角信号カウンタNNUM位置(行程位置)に対してスロットルバルブ11を所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が起きたときのスロットル開度TAの遷移状態について、2つの例を実線及び一点鎖線にて示すように、クランク角信号カウンタNNUMの「11」〜「28」における最大スロットル開度TAmax とクランク角信号カウンタNNUMの「28」におけるスロットル開度TAとの差分が、後述のスロットル開度変化量ΔTA〔°〕となる。
次に、本発明の一実施例にかかる内燃機関の点火制御装置で使用されているECU30内のCPU31による点火制御における点火時期補正係数演算の処理手順を示す図3のフローチャートに基づき、上記図2及び図4を参照して説明する。ここで、図4は図3でスロットル開度変化量ΔTA〔°〕をパラメータとして遅角側の点火時期補正係数としての所定遅角量KASNP〔°CA〕を求めるテーブルである。なお、この点火時期補正係数演算ルーチンは5〔ms〕毎にCPU31にて繰返し実行される。
図3において、まず、ステップS101では、始動時であるかが判定される。ステップS101の判定条件が成立、即ち、内燃機関1のクランキングによる始動時であるときには、何もすることなく本ルーチンを終了する。一方、ステップS101の判定条件が成立せず、即ち、内燃機関1の始動が完了しているときにはステップS102に移行し、行程判別完了であるかが判定される。ステップS102の判定条件が成立せず、即ち、内燃機関1の1燃焼サイクルにおける行程判別が完了していないときには、何もすることなく本ルーチンを終了する。
一方、ステップS102の判定条件が成立、即ち、上述したように、内燃機関1の1燃焼サイクルにおける行程判別が完了しているときにはステップS103に移行し、クランク角信号カウンタNNUMが「11」〜「28」であるかが判定される。ステップS103の判定条件が成立、即ち、クランク角信号カウンタNNUMが「11」〜「28」であるときにはステップS104に移行し、このときのスロットル開度TAが読込まれる。次にステップS105に移行して、クランク角信号カウンタNNUMが「11」であるかが判定される。ステップS105の判定条件が成立、即ち、クランク角信号カウンタNNUMが「11」であるときにはステップS107に移行する。
一方、ステップS105の判定条件が成立せず、即ち、クランク角信号カウンタNNUMが「11」でないときにはステップS106に移行し、このときのスロットル開度TA〔°〕がこれまでの最大スロットル開度TAmax 〔°〕を越えているかが判定される。ステップS106の判定条件が成立、即ち、このときのスロットル開度TAがこれまでの最大スロットル開度TAmax を越え大きいときにはステップS107に移行する。ステップS107では、このときRAM33内に記憶されている最大スロットル開度TAmax がステップS104で読込まれたスロットル開度TAにリセットされる。一方、ステップS106の判定条件が成立せず、即ち、このときのスロットル開度TAがこれまでの最大スロットル開度TAmax 以下と小さいときにはステップS107がスキップされる。
次にステップS108に移行して、スロットル開度センサ21によるスロットル開度TAが所定スロットル開度α〔°〕以下であるかが判定される。このときの所定スロットル開度αは、スロットル開度TAのほぼ全域の任意の開度にて設定可能であり、そのスロットル開度αは内燃機関1の諸元等に基づき、適合作業によって最適なものに設定される。なお、当然のことながら、スロットル開度センサ21が正常であることが前提条件となる。ステップS108の判定条件が成立、即ち、このときのスロットル開度TAが所定スロットル開度α以下と小さいときにはステップS109に移行する。ステップS109では、クランク角センサ25による機関回転速度NE〔rpm〕が所定回転速度β〔rpm〕以上、かつ所定回転速度γ〔rpm〕以下であるかが判定される。
ステップS109の判定条件が成立、即ち、このときの機関回転速度NEが所定回転速度βから所定回転速度γまでのアイドル近傍にあるときにはステップS110に移行する。なお、アイドル近傍とは、内燃機関1によって異なるが、例えば、600〜2000〔rpm〕に設定される。ステップS110では、水温センサ23による冷却水温THW〔℃〕が所定水温δ〔℃〕以上であるかが判定される。ステップS110の判定条件が成立、即ち、このときの冷却水温THWが所定水温δ以上と高く内燃機関1が暖機後であるときにはステップS111に移行する。なお、内燃機関1を暖機後とする所定水温δは、例えば、75〔℃〕に設定される。
ステップS111では、クランク角信号カウンタNNUMの「11」〜「28」における最大スロットル開度TAmax からクランク角信号カウンタNNUMの「28」におけるスロットル開度TAが減算され、それらの間のスロットル開度変化量ΔTA〔°〕が算出される(図2参照)。次にステップS112に移行して、ステップS111で算出されたスロットル開度変化量ΔTAをパラメータとし、図4に示すテーブルに基づき補間演算によって、所定遅角量KASNP〔°CA〕が算出され、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS103の判定条件が成立せず、即ち、クランク角信号カウンタNNUMが「11」〜「28」でないとき、またはステップS108の判定条件が成立せず、即ち、このときのスロットル開度TAが所定スロットル開度αを越え大きいとき、またはステップS109の判定条件が成立せず、即ち、このときの機関回転速度NEが所定回転速度βから所定回転速度γまでのアイドル近傍にないとき、またはステップS110の判定条件が成立せず、即ち、このときの冷却水温THWが所定水温δ未満と低く内燃機関1が暖機前であるときにはステップS113に移行し、所定遅角量KASNPが0〔°CA〕に設定され、本ルーチンを終了する。
このように、本実施例の内燃機関の点火制御装置は、内燃機関1の吸気通路2に配設されたスロットルバルブ11のスロットル開度TAを検出するスロットル開度検出手段としてのスロットル開度センサ21と、内燃機関1のクランクシャフト13の回転に伴うクランク角信号SCRANK を検出するクランク角検出手段としてのクランク角センサ25と、クランク角センサ25で検出されたクランク角信号SCRANK に基づき行程判別を行なうECU30にて達成される行程判別手段と、前記行程判別手段により規定される内燃機関1の1燃焼サイクル内で、スロットルバルブ11を所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が所定時間内に起きたときには、スロットル開度TAを含む各種パラメータ(機関回転速度NE等)に基づき算出される点火時期を、所定遅角量KASNPだけ遅角側に補正するECU30にて達成される点火時期補正手段とを具備するものである。また、本実施例の内燃機関の点火制御装置のECU30にて達成される点火時期補正手段は、スロットルバルブ11の一連の動作が、100〔ms〕以内であるときに、所定遅角量KASNPを設定するものである。そして、内燃機関1を4サイクル単気筒とするものである。
つまり、内燃機関1の行程判別完了後の1燃焼サイクル内で、スロットルバルブ11が所定スロットル開度から急開されたのち急閉される一連の動作が、所定時間内として100〔ms〕以内の短い時間内に起きたときには、スロットル開度TAを含む各種パラメータに基づき算出される点火時期が所定遅角量KASNPだけ遅角側に補正される。このため、スロットルバルブ11を所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が、内燃機関1の1燃焼サイクル内で、100〔ms〕以内の極めて短い時間内に起きた場合のノッキング等の発生を的確に防止することができる。
また、本実施例の内燃機関の点火制御装置のECU30にて達成される点火時期補正手段は、クランク角信号SCRANK に基づくアイドル近傍の機関回転速度NEにあって、スロットルバルブ11の一連の動作が起きたときに、所定遅角量KASNPを設定するものである。つまり、内燃機関1のアイドル近傍の機関回転速度NEで、スロットルバルブ11の一連の動作が起きるとノッキング等が起き易いことから、このときに所定遅角量KASNPが設定されるのである。これにより、アイドル近傍におけるノッキング等の発生を的確に防止することができる。
そして、本実施例の内燃機関の点火制御装置のECU30にて達成される点火時期補正手段は、スロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作の少なくとも一部が、内燃機関1の1燃焼サイクル内で吸気行程にかかるときに、所定遅角量KASNPを設定するものである。つまり、スロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作の少なくとも一部が吸気行程にかかると、内燃機関1に対する実質的な吸入空気量変化となって現われるため、このときには所定遅角量KASNPが設定されるのである。逆に、スロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作の一部が吸気行程にかからないときには内燃機関1に対する実質的な吸入空気量変化となって現われないため、このときには所定遅角量KASNPが設定されることはない。これにより、内燃機関1に対する実質的な吸入空気量変化によるノッキング等の発生を的確に防止することができる。
更に、本実施例の内燃機関の点火制御装置は、所定遅角量KASNPをスロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量ΔTAに応じて設定するものである。このように、スロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量ΔTAに応じて設定された所定遅角量KASNPは、内燃機関1の実質的な吸入空気量変化に対応したものとなるためノッキング等の発生を的確に防止することができる。
次に、本発明の一実施例にかかる内燃機関の点火制御装置で使用されているECU30内のCPU31による点火制御における点火時期補正係数演算の処理手順の変形例を示す図5のフローチャートに基づき、上記図2及び図6を参照して説明する。ここで、図6は図5でスロットル開度変化量ΔTA〔°〕をパラメータとして遅角側の点火時期補正係数としての所定遅角量KASNP〔°CA〕を求めるテーブルである。なお、この点火時期補正係数演算ルーチンは5〔ms〕毎にCPU31にて繰返し実行される。
図5において、ステップS201〜ステップS211については、上記実施例におけるステップS101〜ステップS111に対応しているため、その詳細な説明を省略する。ここで、ステップS212では、ステップS211で算出されたクランク角信号カウンタNNUMの「11」〜「28」における最大スロットル開度TAmax からクランク角信号カウンタNNUMの「28」におけるスロットル開度TAが減算され、それらの間のスロットル開度変化量ΔTA〔°〕(図2参照)が所定値ε以下であるかが判定される。
ステップS212の判定条件が成立せず、即ち、スロットル開度変化量ΔTA〔°〕が所定値εを越え大きいときにはステップS213に移行する。ステップS213では、ステップS211で算出されたスロットル開度変化量ΔTAをパラメータとし、図6に示すテーブルに基づき、所定遅角量KASNP〔°CA〕が算出され、本ルーチンを終了する。
なお、上記実施例と同様、ステップS203の判定条件が成立せず、即ち、クランク角信号カウンタNNUMが「11」〜「28」でないとき、またはステップS208の判定条件が成立せず、即ち、このときのスロットル開度TAが所定スロットル開度αを越え大きいとき、またはステップS209の判定条件が成立せず、即ち、このときの機関回転速度NEが所定回転速度βから所定回転速度γまでのアイドル近傍にないとき、またはステップS210の判定条件が成立せず、即ち、このときの冷却水温THWが所定水温δ未満と低く内燃機関1が暖機前であるときにはステップS214に移行し、所定遅角量KASNPが0〔°CA〕に設定され、本ルーチンを終了する。
更に、本変形例の特徴であるステップS212の判定条件が成立、即ち、このときのスロットル開度変化量ΔTA〔°〕が所定値ε以下と小さいときには、ステップS214に移行し、内燃機関1に対する実質的な吸入空気量変化となって現われないため、所定遅角量KASNPの設定が禁止、即ち、演算処理を行うことなく所定遅角量KASNPが0〔°CA〕とされ、本ルーチンを終了する。
このように、本変形例の内燃機関の点火制御装置のECU30にて達成される点火時期補正手段は、スロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量ΔTAが所定値ε以内であるときには、所定遅角量KASNPの設定を禁止するものである。
つまり、スロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量ΔTAに応じて遅角側に補正を行うために設定される所定遅角量KASNPは、そのスロットル開度変化量ΔTAが所定値ε以下と小さいときには、内燃機関1に対する実質的な吸入空気量変化となって現われないため、図6に示すように、演算処理を行うことなく0〔°CA〕とされる。これにより、スロットル開度変化量ΔTAが0〔°〕から所定値ε〔°〕までの範囲内における演算処理速度を向上することができる。
また、スロットル開度変化量ΔTAが上記範囲外となる所定値ε〔°〕を越えて大きいときには、上記実施例と同様、スロットルバルブ11の一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量ΔTAに応じて設定される所定遅角量KASNPは、内燃機関1の実質的な吸入空気量変化に対応する最適なものとなるためノッキング等の発生を的確に防止することができる。
ところで、上記実施例及び変形例では、内燃機関1が4サイクル単気筒である場合について述べたが、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではなく、複数気筒からなり気筒毎に独立して吸入空気量を供給する独立吸気の4サイクル複数気筒の場合にも、気筒毎にそれぞれ同様な点火時期に対する遅角制御を実施することによって、同様の作用・効果が期待できる。
図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関の点火制御装置が適用された内燃機関及びその周辺機器を示す概略構成図である。 図2は図1の内燃機関におけるクランク角信号発生に伴う行程判別完了後のクランク角信号カウンタ位置に対してスロットルバルブの一連の動作が起きたときのスロットル開度の遷移状態との関係を示すタイムチャートである。 図3は本発明の一実施例にかかる内燃機関の点火制御装置で使用されているECU内のCPUによる点火制御における点火時期補正係数演算の処理手順を示すフローチャートである。 図4は図3でスロットル開度変化量をパラメータとして所定遅角量を求めるテーブルである。 図5は本発明の一実施例にかかる内燃機関の点火制御装置で使用されているECU内のCPUによる点火制御における点火時期補正係数演算の処理手順の変形例を示すフローチャートである。 図6は図5でスロットル開度変化量をパラメータとして所定遅角量を求めるテーブルである。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気通路
11 スロットルバルブ
13 クランクシャフト
21 スロットル開度センサ
25 クランク角センサ
30 ECU(電子制御ユニット)

Claims (7)

  1. 内燃機関の吸気通路に配設されたスロットルバルブのスロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、
    前記内燃機関のクランクシャフトの回転に伴うクランク角信号を検出するクランク角検出手段と、
    前記クランク角検出手段で検出されたクランク角信号に基づき行程判別を行なう行程判別手段と、
    前記行程判別手段により規定される前記内燃機関の1燃焼サイクル内で、前記スロットルバルブを所定スロットル開度から急開したのち急閉する一連の動作が所定時間内に起きたときには、前記スロットル開度を含む各種パラメータに基づき算出される点火時期を、所定遅角量だけ遅角側に補正する点火時期補正手段と
    を具備することを特徴とする内燃機関の点火制御装置。
  2. 前記点火時期補正手段は、前記スロットルバルブの一連の動作が、100〔ms(ミリ秒)〕以内であるときに、前記所定遅角量を設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火制御装置。
  3. 前記点火時期補正手段は、前記スロットルバルブの一連の動作が、前記クランク角信号に基づくアイドル近傍の機関回転速度で起きたときに、前記所定遅角量を設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火制御装置。
  4. 前記点火時期補正手段は、前記スロットルバルブの一連の動作のうち開から閉までの後半の動作の少なくとも一部が、前記内燃機関の1燃焼サイクル内で吸気行程にかかるときに、前記所定遅角量を設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火制御装置。
  5. 前記所定遅角量は、前記スロットルバルブの一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量に応じて設定することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の内燃機関の点火制御装置。
  6. 前記点火時期補正手段は、前記スロットルバルブの一連の動作のうち開から閉までの後半の動作におけるスロットル開度変化量が所定値以内であるときには、前記所定遅角量の設定を禁止することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火制御装置。
  7. 前記内燃機関は、4サイクル単気筒または独立吸気の4サイクル複数気筒であることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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