JP2006063718A - 波形鋼板ウエブを用いた張出し架設橋梁の施工方法 - Google Patents

波形鋼板ウエブを用いた張出し架設橋梁の施工方法 Download PDF

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等 笠原
Yoshihiro Fujiki
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Abstract

【課題】波形鋼板ウエブを用いた橋梁ブロックにおいて、床版コンクリート打設前に波形鋼板ウエブと鉄筋とを一体化したプレハブ化鉄筋とすることで、橋梁ブロックの施工の合理化、迅速化を図る。
【解決手段】 橋幅方向に複数配設された波形鋼板ウエブ18とコンクリート24の上下床版19、20とから構成され、隣合う2つの波形鋼板ウエブ18と上下床版とで構成され、かつ橋軸方向に分割されてなる橋梁ブロックを場所打ち施工する工法において、室17を構成する波形鋼板ウエブ18と上下床版鉄筋22を組立て一体化しているプレハブ化鉄筋を桁先端に設け、上下床版鉄筋に床版コンクリートを打設することで、各波形鋼板ウエブ18と一体化した上下床版を構築して橋梁ブロック16を構成し、該橋梁ブロック16を橋軸方向に順次延長しながら架設する。
【選択図】図2

Description

本発明は、波形鋼板ウエブを用いた橋梁ブロック張出し架設橋梁の施工方法に係り、特に、複数の波形鋼板ウエブと上下床版を一体化してなる複数室を有した広幅で大型の橋梁ブロックにおいて、波形鋼板ウエブと鉄筋をあらかじめ一体化したプレハブ化鉄筋として構成すると共に、さらにこれを複数分割した分割プレハブ化鉄筋として構成する工程を含む点に特徴を有する張出し架設桁工法に関する。
従来、PC橋工事における橋梁の構築に際しては、片持ち張出し架設作業装置を使用し、橋脚から橋体を橋軸方向に3〜5mに分割して左右に交互に張り出して構築するプレストレスコンクリート構造の橋梁の張出し架設工法が広範に採用されている。この張出し架設工法は、長大スパンの橋梁を容易に施工することができ、桁下空間条件に規制されず架橋を行なうことができる特徴がある。
前記張出し架設工法の特徴を生かしながら、さらに 急速施工、省力化施工が期待できる工法の代表例として、プレキャストセグメント工法が多く実施されている。プレキャストセグメント工法は、橋桁を橋軸方向に分割したセグメント(橋梁ブロック)を製作ヤードで予め製作しておき、架設現場まで運搬し、移動式作業車や移動式架設桁で吊り上げて所定の位置に移動させながら、既設のコンクリートセグメントにPC鋼棒により接合する張出し架設桁工法である。
図16は、従来例の概要を示し、橋脚1の上部に柱頭部セグメント2、中間支持台3を介して架設桁4が設置され、同図の左端よりトレーラー5で搬入した橋梁ブロック(セグメント)6を架設機7で吊り上げ、矢印方向に移送し所定角度旋回させると共に、既設のセグメントと接合対向面を互いに臨ませ、接合面に接着剤を塗布し、PCケーブルを挿入し、緊張力を導入して接続するもので、前記の作業を繰り返して架設作業を進める。このプレキャストセグメント工法は、橋長が1000m以上の架設橋の場合に適している。
他方、橋長が比較的に短い場合には、架設コストの安い場所打ちコンクリートブロック工法が採用されている。この場所打ちコンクリートブロック工法は、橋桁を橋軸方向に分割し、移動式作業車や移動式架設桁の型枠装置内に鉄筋を組んだ後、コンクリートを打設コンクリートブロックが所定の強度に達した後にプレストレスを導入し、移動式作業車等を前進させて次の張出しブロックを施工する張出し架設工法であり、この種の従来技術として、特開平9−102578号(従来例1)、特開平11−293629号(従来例2)等に開示の技術がある。
従来例1に開示されるPC橋梁の主桁鉄筋施工法およびその装置は、プレキャストセグメントの製作にあたって、鉄筋を別途組立て、台車で桁先端に移動するというものである。
従来例2に開示の技術は、場所打ちコンクリートブロック工法で鉄筋籠を組立て型枠内に入れ、コンクリートを打設するというものである。
また、最近軽量化が可能な箱桁として波形鋼板ウエブと上下のコンクリート床版で構成された波形鋼板箱桁が多く採用されるようになった。これは、図17に示すように、コンクリート箱桁に代えて、ウエブを波形鋼板ウエブ8とし、これと上下コンクリート床版10、11を複合して軽量化を図った箱型断面桁12であり、上下床版10、11には、鉄筋13が配筋されている。この波形鋼板箱桁12は、ヤードで波形鋼板ウエブ8と上下のコンクリート床版10、11を一体化して製作するプレキャストセグメント形式のものと、現場で床版コンクリートを打設する場所打ちコンクリートブロック形式の両方がある。
この種の橋梁ブロックの施工方法に関する従来技術として、特開2000−110114号(従来例3)に開示の技術がある。従来例3に示される工法は、架設場所で波形鋼板ウエブを所定の配置に仮固定して、下部床版用鉄筋を組んでコンクリートを打設して下床版を構築し、つづいて、上部床版用鉄筋を組んでコンクリートを打設して上床版を構築するという工程を経て橋梁ブロックを構築するものである。
特開平9−102578号公報 特開平11−293629号公報 特開2000−110114号公報
PC橋工事における橋梁は近年大型化しており、例えば図18に示す斜張橋14のように、橋梁15の橋幅が大きくて、複数の室17を有する大型の橋梁ブロック16が施工されることが多くなっている。また、この橋梁ブロック16には、コンクリート床版と波形鋼板ウエブが結合一体化された箱桁が用いられ、波形鋼板ウエブPC橋として構築される。
大型の波形鋼板ウエブPC橋を構築する場合、その大型化した橋梁ブロックを製作する工程の合理化を図るうえから、予めヤードで製作するプレキャストセグメント方式が考えられるが、橋軸方向に所定の長さに分断された橋梁ブロックであるとはいえ、複数室を有した前記大型の橋梁ブロックでは、単体でも運搬及び架設機械での吊り上げ可能な限界を越えてしまい、橋梁ブロック単体を一体にヤードで製作することは非現実的ある。
そこで、前記の大型化した橋梁ブロックを複数の各室毎に橋軸直角方向に複数に分割し、例えば、左右側と中間部に3分割し、各々の両側の波形鋼板ウエブと上下コンクリート床版が1ユニットとなった箱型断面の分割部材を製作し、この分割部材を桁先端まで搬送することが考えられる。しかし、それでもなお分割部材のコンクリート重量が嵩むため、運搬及び架設機械での吊り上げ可能な限界を越えこの施工法も実現は困難である。さらに、この施工法では、複数分割された橋梁ブロックを橋軸直角方向(橋幅方向)に接合すること自体、接合レベルの調整、橋軸方向の配筋とその接合部のコンクリート打設による強固な一体化などの点で面倒かつ困難な作業があり、この点からも、前記の床版一体形分割ブロック方式は実用的に難がある。
前記のことから、従来は、特開2000−110114号公報に開示されるように、架設の現場で波形鋼板ウエブを先に桁先端に取り付けて位置決めした後に、型枠・鉄筋を組立ててからコンクリートを現場打ちして橋梁ブロックを構築しているが、この工法では施工に非常に時間がかかり不経済であった。他方、PC箱桁橋で、現場施工手間を少しでも省く一環として、プレキャストセグメントの製作に鉄筋のプレハブ化が多く採用されてきたが、これは複数の鉄筋を所定の形状に予め組立てて鉄筋籠として製作するというもので、波形鋼板ウエブと鉄筋を予め組み合わせる技術思想としてのプレハブ化の提案は従来なされていない。
本発明は、前記従来の欠点に鑑みて提案されたもので、特に、大型の波形鋼板ウエブPC橋において、橋梁ブロックが複数室を有するような橋梁ブロックの製作の合理化を図ったものである。すなわち、本発明は、PC橋梁における主桁の波形鋼板ウエブと鉄筋とをプレハブ化鉄筋とし、さらに、このプレハブ化鉄筋を橋幅方向に複数に分割して構成することで、運搬移動を可能とし、かつ床版用鉄筋の配筋工程とコンクリートの打設工程を時間的、場所的に分離し、それにより施工の省力化および迅速化を図ることのできる、波形鋼板ウエブを用いた張出し架設橋梁の施工方法を提供するものである。
前記の目的を達成するため、本発明は次のように構成する。
第1の発明に係る張出し架設橋梁の施工方法は、橋幅方向に複数配設された波形鋼板ウエブとコンクリートの上下床版から構成され、橋幅方向に隣合う2つの波形鋼板ウエブと上下床版とで構成され、かつ橋軸方向に分割されてなる橋梁ブロックを場所打ち施工する工法において、前記各室を構成する波形鋼板ウエブと上下床版鉄筋を組立て一体化してなり、かつ橋幅方向に複数に分割された分割プレハブ化鉄筋をヤードにて構築し、各分割プレハブ化鉄筋を順次桁先端に吊り上げ設置し、分割プレハブ化鉄筋の鉄筋同士を連結してプレハブ化鉄筋を構成し、前記上下床版鉄筋に床版コンクリートを打設することで、各波形鋼板ウエブと一体化した上下床版を構築して橋梁ブロックを構成し、該橋梁ブロックを橋軸方向に順次延長架設することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、左右の波形鋼板ウエブの上部に上床版型枠を取り付け、その型枠上にて上床版鉄筋を組立てて分割プレハブ化鉄筋を構築したこと特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、間隔保持材にて分割プレハブ化鉄筋における各波形鋼板ウエブの間隔を保持すると共に、波形鋼板ウエブの上下部に支持位置決め用のジャッキを取り付け、下部ジャッキを支持部材に取付けることで波形鋼板ウエブの位置を調整すると共に、上部ジャッキで上床版型枠の位置を調整することを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、波形鋼板ウエブに作業用の足場を取付けたことを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記分割プレハブ化鉄筋に床版コンクリートを打設した後の鉄筋ラップ部分は橋軸方向のみとし、橋軸直角方向の鉄筋同士はコンクリート打設前に連結されていて、打設コンクリートに埋設されて一体化されていることを特徴とする。
本発明によると、現場サイトで波形鋼板ウエブと鉄筋を組立てることで分割プレハブ化鉄筋を構成する。この分割プレハブ化鉄筋は運搬移動が可能であるので架設機械(ワーゲン)を用いて橋梁の架設現場である桁先端に設置する。設置場所では、橋軸直角方向(橋幅方向)に分割プレハブ化鉄筋を並べて相互間の鉄筋同士を連結し、つづいて、コンクリートを打設するのみで上下床版が完成する。こうして波形鋼板ウエブとコンクリート床版が一体化した大型の橋梁ブロックが完成するので、張出し架設工法において、桁先端での作業を大幅に短縮でき、施工効率が著しく向上し、コストダウンにつながる。また、コンクリート床版の打設と平行して現場サイトでは、次の波形鋼板ウエブと鉄筋を組立てるプレハブ化鉄筋の構築作業の複数工程を平行して進めることができ、このようにプレハブ化鉄筋の製作工程と架設工程を別々に設定できることで、工期が大幅に短縮できる。さらに、プレハブ化鉄筋の製作は、工場または製作ヤードでの繰り返し作業で、品質の安定した製作と機械化施工を取り入れることが可能となるのでこれに伴う合理化、省力化が可能である。
以下、本発明に実施形態を図を参照して説明する。
図1〜図5によって、本発明の概要を説明する。図1は、波形鋼板ウエブ18に上下床版19、20が一体化されてなる複数の室17(第1室〜第5室)を有する広幅の橋梁ブロック16の端面図、図2は、図1において、上下床版コンクリートが打設される前の状態、つまり、波形鋼板ウエブ18と上下床版用鉄筋22からなるプレハブ化鉄筋23を実線で示し、床版コンクリート24を点線で示す橋梁ブロック16の端面図である。
本発明では、前記の波形鋼板ウエブ18と床版用鉄筋22を一体化してなるプレハブ化鉄筋23を上下床版用のコンクリート24の打設工程とは、時間的、場所的に分離して構成する。さらに、ウエブに波形鋼板ウエブを使用しているとはいえ、大型の橋梁ブロック16(図1)では、5室を構成する複数の波形鋼板ウエブ18と鉄筋22が橋幅方向に一体化されたプレハブ化鉄筋23を最初からヤードで一体に成形したのでは、なお運搬できないまでに重量が増大するので、本発明では、プレハブ化鉄筋23は、分割プレハブ化鉄筋23a、23b、23cに橋幅方向に3分割してヤードで製作する。
図2において、第1室17、第3室17、第5室17では、各室の両側に波形鋼板ウエブ18が存在するので、これを基準に左右と中間部の各分割プレハブ化鉄筋23a、23b、23cを構成できる。
したがって、ヤードにて波形鋼板ウエブ18と床版用鉄筋22を接合して図3、図4、図5に示すように、左右と中間部の各分割プレハブ化鉄筋23a、23b、23cを別々に構成した後、移動式作業車や移動式架設桁を用いて分割プレハブ化鉄筋23a、23b、23cを個別に吊り上げて架設し、相互の鉄筋同士を連結し一体化して、図2に示すプレハブ化鉄筋23を構成し、その後、床版コンクリート24を現場打ちして大型の橋梁ブロック16を完成するものである。
前記の工程で構築された橋梁ブロック16は、橋幅方向の鉄筋同士は前記のように後施工で連結するが、橋軸方向ではコンクリート打設で完成した橋梁ブロック16の橋軸方向の端面から床版鉄筋ラップ部分が突出しており、前記橋梁ブロック16を既設ブロックとして張出し架設施工により新設の橋梁ブロックを構築するに際して、床版鉄筋ラップ部分をラップさせながら床版コンクリートを打設することで橋軸方向に橋梁ブロックを連続して構築するものである。
図3の分割プレハブ化鉄筋23aと、これの製作工程を示す図6〜図8を説明する。図3の分割プレハブ化鉄筋23aは橋軸方向に所定の長さをもって構成される。右端部の分割プレハブ化鉄筋23bと中間部の分割プレハブ化鉄筋23cも全く同様の工程で製作される。図6〜図8において、実線は各工程で実際に施工された部材示し、点線は後工程で施工される各部材の仮想配置態様を示す。
図6(a)の製作台調整工程(1)では、下床版鉄筋を配筋するための製作台25を配置し、該製作台25を地面26に設置したジャッキ27で高さ調整自在に支持すると共に、後工程において、この製作台25上で下床版鉄筋を組み立て、波形鋼板ウエブ18の下部と一体化する。
図6(b)の波形鋼板ウエブの組立て工程(2)では、片側の傾斜配置される波形鋼板ウエブ18と他側の鉛直配置される波形鋼板ウエブ18の下端を、地面26に設置したウエブ調整支持用ジャッキ28で高さ調整自在に支持する。図示左側の傾斜した波形鋼板ウエブ18は、外側に傾倒しないように支持枠台29で支持される。
図7(a)の斜材組立て工程(3)では、左右の傾斜配置される波形鋼板ウエブ18と鉛直配置される波形鋼板ウエブ18の間隔が保持されるように両部間に斜材30と横桟31を組んでなる間隔保持枠32を配置し、両側のウエブ18に着脱自在に結合する。なお、分割プレハブ化鉄筋23aの橋軸方向の所定位置には、両波形鋼板ウエブ18間に横桁鉄筋が配置される。この横桁鉄筋も波形鋼板ウエブ18の間隔保持に寄与するが図を省略する。
図7(b)の上床版型枠組立て工程(4)では、両側の波形鋼板ウエブ18を反力受け部としてその内側部に作業足場33を組むと共に、複数の高さ調整可能なブラケット34や高さ調整ジャッキ35を設け、これらの部材で上床版型枠36を所定の位置に配置する。
図8の上下床版型枠組立て工程(5)では、製作台25の上で下床版鉄筋22を組立てると共に、上床版型枠36の上で上床版鉄筋22を組立てる。これで図3の状態で左端の分割プレハブ化鉄筋23aが構成される。下床版鉄筋22と上床版鉄筋22の組立ては、何れを先行してもよいし同時に組立ててもよい。
前記の同じ工程で、図4と図5に示す右端と中間部の分割プレハブ化鉄筋23bと23cが構成される。これらの分割プレハブ化鉄筋23a、23b、23cを構築した後、個別に移動式作業車や移動式架設桁を用いて吊り上げ、桁先端の架設場所に設置した後、橋幅方向に平行に配置された分割プレハブ化鉄筋23a、23b、23cの間の上下床版鉄筋22同士を後施工で連結して、図2の大型のプレハブ化鉄筋23を構成する。
架設現場では、プレハブ化鉄筋23の下側には予め下床版型枠(図示せず)が配置してあり、この型枠を用いてコンクリートを現場打ちして下床版20(図1)を構築し、つづいて、上床版型枠36を用いてコンクリートを現場打ちして上床版19(図1)を構築することで、橋軸方向に所定長さを有する橋梁ブロック16が桁先端に完成する。橋梁ブロック16における上下床版19、20の橋軸方向の端面からは、床版鉄筋ラップ部分が突出しており、この鉄筋ラップ部分をラップさせながら床版コンクリートを打設することで橋軸方向に橋梁ブロック16を連続して構築し張出し架設工法で橋梁が完成する。
[具体的実施例]
以下、図9〜図15を参照して、プレハブ化鉄筋23aを構成する例を説明する。なお、図1〜図8と共通要素には共通の符号を付して説明する。
図9〜図11において、輪郭線24aはコンクリート24が打設されたときの下床版20の外形を示す輪郭線であり、その輪郭線24aの内部にコンクリートの‘かぶり’の分だけゆとりを持たせて下床版鉄筋22が配筋されている。傾斜配置される左側の波形鋼板ウエブ18および、鉛直配置される右側の波形鋼板ウエブ18の下部に溶接された鉄筋組み立て用L鋼金具37の板面に複数の鉄筋挿通孔が開設されていて、橋軸直角方向に延びる鉄筋22の端部がこの鉄筋挿通孔に挿通孔され、コンクリートの打設によりL鋼金具37を介して下床版鉄筋22と波形鋼板ウエブ18とが一体化される。橋軸直角方向に延びる鉄筋22の上下が連結筋で連結され、またその鉄筋と交差して橋軸方向の鉄筋が配筋されている。
図9〜図11において、L鋼金具37と別に各波形鋼板ウエブ18の下端には、連結金具38を介してジャッキ昇降部28aが連結ピン39で連結されている。ジャッキ昇降部28aは、図6〜図8に示すように地面26に設置された、高さ調整用のジャッキ28の上端に設けられている。このジャッキ昇降部28aによりL波形鋼板ウエブ37を高さ調整した上で下床版鉄筋22を配筋する。
左右の各波形鋼板ウエブ18の上端部も前記と略同様に構成される。すなわち、図9と図12、図13に示すように、波形鋼板ウエブ18の上端部において、側方から上床版型枠36の端部が延びていて、かつ左右の上床版型枠36によって、波形鋼板ウエブ18の上部に凹部40が形成され、この凹部40にコンクリートを打設したとき橋梁ブロック16におけるハンチ部41(図1に示す)が形成されるように設けてある。図9、図12、図13に示すように波形鋼板ウエブ18の上端にも長手方向の適当な間隔で複数の鉄筋組み立て用L鋼金具37が溶接され、該L鋼金具37の鉄筋挿入孔に橋軸方向に伸びる鉄筋22が挿入支持されている。また、波形鋼板ウエブ18の上端の長手方向の端部には吊り金具42が溶接されていて、その引掛け孔43に作業車から垂下するワイヤに取り付けたフックを係止し、これにより分割プレハブ化鉄筋23aを吊り上げらて架設場所に設置できる。
こうして上床版型枠36を所定の配置に支持するもので、同図において、輪郭線24aはコンクリートが打設されたときの上床版の外形を示す輪郭線であり、その輪郭線24aの内部にコンクリートの‘かぶり’の分だけゆとりを持たせて、かつ、この上床版型枠36の上で上床版鉄筋22を組み立てる。上床版鉄筋22は、橋軸直角方向の上下鉄筋とその間を連結する連結筋と橋軸方向の上下鉄筋からなっている。
さらに、外側に傾斜配置される波形鋼板ウエブ18の内側部および、中間部側に鉛直配置される波形鋼板ウエブ18の両側部には、添え腕44が設けられていて、添え腕44に端部を支持させた高さ調整可能なブラケット34によって上床版型枠36が支持されている。ブラケット34は角度調整棒45によって傾斜角を調整でき、これにより上床版型枠36を高さ調整自在に支持できる。さらに、添え腕44に端部を支持させた作業用足場33が組まれていて、その水平部に足場板46が配置され、作業者はこの作業用足場33に乗って作業できる。また、外側に傾斜配置される波形鋼板ウエブ18は、支持枠台29に設けた傾斜調整ジャッキ47により傾斜調整自在に支持されている。
ヤードにおいて、図4、図5に示すように、橋梁ブロック16の第3室を構成する分割プレハブ化鉄筋23c、第5室を構成する分割プレハブ化鉄筋23bも前記と同様にして構成した後、移動式作業車や移動式架設桁により吊り金具42の引掛け孔43にフックを引掛けて吊り上げ、施工現場に運搬して桁先端に配置した後、各分割プレハブ化鉄筋の橋軸直角方向(橋幅方向)に伸びる鉄筋同士を現場作業で連結して1単位のプレハブ化鉄筋23を完成する。なお、図2に示す第2室17と第4室17の上下床版の配筋は、第1室および第5室と第3室を構成する分割プレハブ化鉄筋23a、23b、23cから伸びる橋軸直角方向の鉄筋の間を継ぎ鉄筋で連結することで構成する。その後、下床版鉄筋22と上床版鉄筋22が埋るように下床版コンクリート24と上床版コンクリート24を打設する。こうして波形鋼板ウエブ18と上下床版コンクリート24が相互に一体化した大型の橋梁ブロック16が完成する。
上下床版コンクリート24と波形鋼板ウエブ18が一体化した橋梁ブロック16が完成したとき、上下床版の橋軸方向の端部から鉄筋を突出させておき、前記橋梁ブロック16を既設側として新設側の橋梁ブロック16が完成したとき、既設側と新設側の橋軸方向鉄筋を連結するもので、その後、目地部コンクリートを打設し、既設側と新設側の橋梁ブロック16同士を結合一体化できる。さらに、橋体ブロック16同士は、外ケーブルにてプレストレスを導入して強固に一体化される。
本実施形態に係る架設工法を適用するメリットは、(1)波形鋼板ウエブと上下床版鉄筋を一体化した分割プレハブ化鉄筋を、桁先端での鉄筋連結作業や床版コンクリート打設工程と平行してヤードで製作し、架設工程と平行してヤードに分割プレハブ化鉄筋をストックできるので、製作工程と架設工程を別々に設定でき、工期が大幅に短縮できる。(2)分割プレハブ化鉄筋の製作は、工場または製作ヤードでの繰り返し作業で、品質の安定した構造物の製作と機械化施工に伴う合理化、省力化が可能になる等がある。
波形鋼板ウエブPC橋における5室を有する大型橋梁ブロックの完成時の端面図である。 図1の橋梁ブロックにおける床版コンクリート打設前のプレハブ化鉄筋の端面図である。 (a)は、図2のプレハブ化鉄筋にける第1室を構成する分割プレハブ化鉄筋の端面図、(b)は、 同図(a)のA−A矢視図である。 (a)は、図2のプレハブ化鉄筋にける第3室を構成する分割プレハブ化鉄筋の端面図、(b)は、同図(a)のB−B矢視図である。 (a)は、図2のプレハブ化鉄筋にける第5室を構成する分割プレハブ化鉄筋の端面図、(b)は、同図(a)のC−C矢視図である。 (a)、(b)は、図3に示す第1室を構成する分割プレハブ化鉄筋の第1、第2製作工程説明図である。 (a)、(b)は、図3に示す第1室を構成する分割プレハブ化鉄筋の第3、第4製作工程説明図である。 図3に示す第1室を構成する分割プレハブ化鉄筋の第5製作工程説明図である。 図3に示す第1室を構成する分割プレハブ化鉄筋の具体的構成図である。 図9のD部の詳細図である。 図9のE部の詳細図である。 図9のF部の拡大図である。 図9のG部の拡大図である。 外側波形鋼板ウエブの傾斜を調整するジャッキを取り付ける支持枠の拡大図である。 図14のH部の拡大図である。 従来のプレキャストセグメント張出し架設橋の側面図である。 従来の波形鋼板ウエブ箱桁の断面図である。 (a)は波形鋼板ウエブPC橋(斜張橋)全体概要図、(b)はその拡大側面図である。
符号の説明
1 橋脚
2 柱頭部セグメント
3 中間支持台
4 架設桁
5 トレーラ
6 橋梁ブロック
7 架設機
8 波形鋼板ウエブ
10 上床版
11 下床版
12 波形鋼板箱桁
13 鉄筋
14 斜張橋
15 橋梁
16 橋梁ブロック
17 複数の室
18 波形鋼板ウエブ
19 上床版
20 下床版
22 鉄筋
23 プレハブ化鉄筋
23a 分割プレハブ化鉄筋
23b 分割プレハブ化鉄筋
23c 分割プレハブ化鉄筋
24 床版コンクリート
25 製作台
26 地面
27 ジャッキ
28 ウエブ調整支持用ジャッキ
29 支持枠台
30 斜材
31 横桟
32 間隔保持枠
33 作業用足場
34 高さ調整可能なブラケット
35 高さ調整用ジャッキ
36 上床版型枠
37 鉄筋組立て用L鋼金具
38 連結金具
39 連結ピン
40 凹部
41 ハンチ部
42 吊り金具
43 引っ掛け孔
44 添え腕
45 角度調整棒
46 足場板
47 傾斜調整ジャッキ

Claims (5)

  1. 橋幅方向に複数配設された波形鋼板ウエブとコンクリートの上下床版から構成され、橋幅方向に隣合う2つの波形鋼板ウエブと上下床版とで構成され、かつ橋軸方向に分割されてなる橋梁ブロックを場所打ち施工する工法において、前記各室を構成する波形鋼板ウエブと上下床版鉄筋を組立て一体化してなり、かつ橋幅方向に複数に分割された分割プレハブ化鉄筋をヤードにて構築し、各分割プレハブ化鉄筋を順次桁先端に吊り上げ設置し、分割プレハブ化鉄筋の鉄筋同士を連結してプレハブ化鉄筋を構成し、前記上下床版鉄筋に床版コンクリートを打設することで、各波形鋼板ウエブと一体化した上下床版を構築して橋梁ブロックを構成し、該橋梁ブロックを橋軸方向に順次延長架設することを特徴とする波形鋼板ウエブを用いた張出し架設橋梁の施工方法。
  2. 左右の波形鋼板ウエブの上部に上床版型枠を取り付け、その型枠上にて上床版鉄筋を組立てて分割プレハブ化鉄筋を構築したこと特徴とする請求項1記載の張出し架設橋梁の施工方法。
  3. 間隔保持材にて分割プレハブ化鉄筋における各波形鋼板ウエブの間隔を保持すると共に、波形鋼板ウエブの上下部に支持位置決め用のジャッキを取り付け、下部ジャッキを支持部材に取付けることで波形鋼板ウエブの位置を調整すると共に、上部ジャッキで上床版型枠の位置を調整することを特徴とする請求項1または2記載の張出し架設橋梁の施工方法。
  4. 波形鋼板ウエブに作業用の足場を取付けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の張出し架設橋梁の施工方法。
  5. 前記分割プレハブ化鉄筋に床版コンクリートを打設した後の鉄筋ラップ部分は橋軸方向のみとし、橋軸直角方向の鉄筋同士はコンクリート打設前に連結されていて、打設コンクリートに埋設されて一体化されていることを特徴とする請求項1〜4記載の張出し架設橋梁の施工方法。
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