JP2006063710A - 隙間閉塞装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 引き戸、開き戸等の障子が閉鎖位置にあるとき、障子と床間の隙間を塞ぐ隙間閉塞装置を提供する。
【解決手段】 開口部を開閉する引き戸(1)の下端に閉塞部材(6)を設ける。この閉塞部材(6)は引き戸(1)の端縁のほぼ全長に沿って延びている。引き戸(1)には、上記閉塞部材(6)を床(4)に接する位置若しくは床から離れる位置に移動させる移動手段が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 開口部を開閉する引き戸(1)の下端に閉塞部材(6)を設ける。この閉塞部材(6)は引き戸(1)の端縁のほぼ全長に沿って延びている。引き戸(1)には、上記閉塞部材(6)を床(4)に接する位置若しくは床から離れる位置に移動させる移動手段が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、開口部を開閉する引き戸、開き戸、扉等の障子に関し、特に障子を閉じた際に該障子の端縁と構造物の間に生じる隙間を閉塞できるようにした隙間閉塞装置に係るものである。
引き戸、開き戸、扉等の障子は、障子を閉じた際、障子と床の間や障子の上框と上枠の間に隙間が生じている。そのような隙間を設けないと、障子が床面に接触し、床や障子に傷をつけたり、開閉時に軽く操作することができなくなったり、場合によっては開閉不能になるからである。また、自閉装置を設けて障子を自動的に閉鎖させる場合には、床面との間に隙間がないと障子を閉まりきることもできなくなる。一方、上記のように障子と床や上枠等の構造物の間に隙間が生じていると、外部の騒音や光等が洩れるので、好ましいとは言えない。そのため、近年障子と構造物間の隙間を閉塞する装置が望まれている。
従来、扉の開閉装置において、閉鎖位置にあるとき扉と床面間の隙間を閉塞する構造は知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この構造は、扉の下部に閉塞用移動部材を設け、扉を閉鎖位置で降下させて、開口部の下縁に設けたガイド部材に線状に摺接係合させる構造であり、扉を上下動させなければならないから、扉が重い場合には操作が大変である。
実公平4−31985号公報(5欄42行〜6欄4行、第4図、第5図)
本発明の解決課題は、障子が閉鎖位置にあるとき、該障子の端縁と構造物間に生じる隙間を簡単に閉塞できるようにした隙間閉塞装置を提供することである。
本発明によれば、開口部を開閉する障子が閉鎖位置にあるとき構造物に対向する障子の端縁に該端縁に沿って延びる閉塞部材を形成し、該閉塞部材を上記構造物に接する方向若しくは離れる方向に移動させる移動手段を設けたことを特徴とする隙間閉塞装置が提供され、上記課題が解決される。
また、本発明において、上記閉塞部材は複数の支持部片を有し、該支持部片は障子の端縁に沿って設けた保持片に支持され、上記移動手段は上記複数の支持部片を連結する連動板を含み、該連動板を上記端縁に沿って移動させることにより上記閉塞部材が移動させるよう上記支持部片と保持片を組み合せた上記隙間閉塞装置が提供される。
本発明は上記のように構成され、障子の端縁に沿って延びる閉塞部材を形成し、該閉塞部材を構造物に接する方向若しくは離れる方向に移動させる移動手段を設けたので、障子が閉鎖位置にあるとき、上記移動手段により上記閉塞部材を構造物に接する方向に移動させれば、障子を降下させずに構造物と障子の端縁間の隙間を塞ぐことができ、音、光等を遮断することができ、また、障子を開く際は、上記移動手段により上記閉塞部材を構造物から離れる方向へ移動させれば、上記障子を支障なく軽く開くことができる。
さらに、上記閉塞部材に複数の支持部片を設け、該支持部片を障子の端縁に沿って設けた保持片に支持させ、該支持部片を移動手段の連動板に連結し、該連動板を上記端縁に沿って移動させることにより上記閉塞部材が移動するよう上記支持部片と保持片を組み合せると、上記閉塞部材は端縁に沿った状態で端縁の全長にわたって同時に昇降して隙間を確実に閉塞することができ、上記連動板を障子に設けたハンドル等の操作部材で操作するようにすると、操作性が良い。
本発明は、引き戸、開き戸、扉等の各種の障子に適用することができるが、図1は引き戸に適用した一実施例を示し、引き戸(1)は、レール(2)上を走行する戸車(3)を有し、開口部(図示略)を開閉するよう移動し、閉鎖位置において床(4)との間に隙間を生じている。
床(4)に対向する引き戸(1)の端縁(5)、図1においては引き戸のボトムには、該端縁に沿って延びる閉塞部材(6)が設けられている。該閉塞部材(6)は、支持基板(7)と該支持基板(7)の保持溝(8)に取り付けられた合成ゴム、軟質プラスチック等の有弾性のシール部片(9)を有し、下記する如き適宜の移動手段により該シール部片(9)が床(4)に接する方向若しくは離れる方向に移動する。
上記引き戸(1)の端縁(5)には、下部枠(10)と補強板(11)を固着してあり、該補強板(11)には該端縁(5)に沿って複数の保持片(12)を固着してある。該保持片(12)は、略L字状に形成され、上記補強板(11)にねじ、固定ピン等で固定される基部(13)と取付部(14)を有している。
上記閉塞部材(6)の支持基板(7)には、上記保持片(12)に対応して複数の支持部片(15)が設けられている。該支持部片(15)は、略L字状に形成され、上記支持基板(7)にねじ、固定ピン等で固定される基部(16)と取付部(17)を有している。
上記移動手段は、適宜の構造に形成することができ、図3に示す実施例では、上記複数の支持部片(15)の取付部(17)を連結する連動板(18)を含んでおり、該連動板(18)を上記端縁(5)に沿って移動させることにより上記閉塞部材(6)が移動するよう上記支持部片(15)と保持片(12)が組み合されている。
図3、図4を参照し、上記支持部片(15)と保持片(12)は、ピン(19)と案内溝(20)により、図3において上下方向へ移動するよう組み合されている。図に示す実施例では、支持部片(15)の取付部(17)に案内溝(20)を形成し、該案内溝(20)に挿入したピン(19)を保持片(12)の取付部(14)に設けてあるが、ピンを支持部片に設け保持片に案内溝を形成してもよい。また、ピンと案内溝に代えて、一方の部材の両側に保持枠を形成し他方の部材が該保持枠に保持されて移動するようにしてもよい(図示略)。
また、上記支持部片(15)と保持片(12)の取付部(17)、(14)には、交叉する方向に傾斜する斜行溝(21)、(22)がそれぞれ形成され、上記連動板(18)には該斜行溝(21)、(22)に挿通する連動ピン(23)が設けられている。
上記の構成により図3において、連動板(18)が左行すると、上記連動ピン(23)は保持片(12)の斜行溝(22)に沿って上昇すると共に支持部片(15)は引き上げられ、閉塞部材(6)のシール部片(9)は床(4)から離れる。一方、左行した状態から、図3に示す状態に連動板(18)を戻すと、上記連動ピン(23)は保持片(12)の上記斜行溝(22)に沿って降下すると共に支持部片(15)も引き下げられ、上記シール部片(9)は床(4)に接し、引き戸と床間の隙間は閉塞される。
上記連動板(18)の一端には、ベルクランク(24)が連結されている。該ベルクランク(24)は、上記下部枠(10)に固定された支持板(25)にピン(26)で枢着され、一端(27)に設けたピン(28)が上記連動板(18)に形成した受孔(29)に遊嵌し、他端(30)に設けたピン(31)が操作バー(32)に形成した受孔(33)に遊嵌している。また、上記支持板(25)にピン(34)で枢着した補助リンク(35)の先端に設けたピン(36)も上記操作バー(32)に形成した受孔(37)に遊嵌している。なお、上記連動板(18)の受孔(29)は、上述のよう閉塞部材を移動させる際に該連動板の上下動を許容する大きさに形成されている。したがって、操作バー(32)が、図3において上昇すれば連動板(18)が左行して閉塞部材は床から離れ、上昇位置から図に示す状態に降下すれば連動板(18)が右行して閉塞部材は床に接して隙間を塞ぐ。なお、閉塞部材が離れる方向に、例えば上記連動板(18)が左行する位置に向けてばね(38)で付勢しておけば、非操作時に隙間を確保することができる。
上記引き戸(1)には、上記操作バー(32)を操作する適宜のハンドルやラッチ等の操作部材(39)が設けられる。該操作部材としては、上記操作バー(32)を図3において上昇させた状態と降下させた状態にそれぞれ保持できるようにした公知の各種の操作部材を適宜用いればよい。
図に示す実施例では、床と引き戸の間の隙間を閉塞部材で塞いでいるが、障子の種類や用途によっては例えば開き戸では床との隙間の他に上枠との隙間も閉塞するようにしてもよい。また、移動手段としては、図に示す構成の他、適宜のリンク機構、カム機構、ばね機構、磁石機構等を用いることもできる。
1 引き戸
4 床
6 閉塞部材
7 支持基板
9 シール部片
12 保持片
15 支持部片
18 連動板
21、22 斜行溝
23 連動ピン
32 操作バー
4 床
6 閉塞部材
7 支持基板
9 シール部片
12 保持片
15 支持部片
18 連動板
21、22 斜行溝
23 連動ピン
32 操作バー
Claims (4)
- 開口部を開閉する障子が閉鎖位置にあるとき構造物に対向する障子の端縁に該端縁に沿って延びる閉塞部材を形成し、該閉塞部材を上記構造物に接する方向若しくは離れる方向に移動させる移動手段を設けたことを特徴とする隙間閉塞装置。
- 上記閉塞部材は複数の支持部片を有し、該支持部片は障子の端縁に沿って設けた保持片に支持され、上記移動手段は上記複数の支持部片を連結する連動板を含み、該連動板を上記端縁に沿って移動させることにより上記閉塞部材が移動するよう上記支持部片と保持片を組み合せた請求項1に記載の隙間閉塞装置。
- 上記支持部片と保持片は、ピンと案内溝により連結され、上記連動板に設けた連動ピンが挿通する斜行溝をそれぞれ有する請求項2に記載の隙間閉塞装置。
- 上記連動板は障子に設けた操作部材に連絡し、該操作部材を操作することにより移動する請求項2に記載の隙間閉塞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004249456A JP2006063710A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 隙間閉塞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004249456A JP2006063710A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 隙間閉塞装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006063710A true JP2006063710A (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=36110426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004249456A Pending JP2006063710A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 隙間閉塞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006063710A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113863825A (zh) * | 2021-10-13 | 2021-12-31 | 南通凯奥净化科技有限公司 | 一种自锁型防静电、防光的防护门 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0453994U (ja) * | 1990-09-14 | 1992-05-08 |
-
2004
- 2004-08-30 JP JP2004249456A patent/JP2006063710A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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