JP2007089654A - 両面引き出し - Google Patents
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Abstract
【課題】物理的な係合力により引き出し本体を引き出す両面引き出しで、長期の使用に耐える両面引き出しを提供することをその課題とする。
【解決手段】前化粧板1に上保持レール5を設け、後化粧板2に下保持レール6を設け、上保持レール5と下保持レール6間に引き出し本体15の両側部に外方に突出形成した案内レール7を介在させ、前化粧板1により上保持レール5に保持された上操作磁石8を移動させると上連結磁石9が下方に突出し引き出し本体15の案内レール7に係合して上保持レール5と引き出し本体15を連結し、後化粧板2により下保持レール6に保持された下操作磁石10を移動させると下連結磁石11が上方に突出し引き出し本体15の案内レール7に係合し下保持レール6と引き出し本体15を連結する構造を有する両面引き出し。
【選択図】図1
【解決手段】前化粧板1に上保持レール5を設け、後化粧板2に下保持レール6を設け、上保持レール5と下保持レール6間に引き出し本体15の両側部に外方に突出形成した案内レール7を介在させ、前化粧板1により上保持レール5に保持された上操作磁石8を移動させると上連結磁石9が下方に突出し引き出し本体15の案内レール7に係合して上保持レール5と引き出し本体15を連結し、後化粧板2により下保持レール6に保持された下操作磁石10を移動させると下連結磁石11が上方に突出し引き出し本体15の案内レール7に係合し下保持レール6と引き出し本体15を連結する構造を有する両面引き出し。
【選択図】図1
Description
本発明は両面より引き出すことができる両面引き出しに関するものである。さらに詳しく述べれば、空洞部の両入り口には空洞部より大きな化粧板が設置されており、操作磁石を移動させることにより、化粧板を開ける方向に引いたときに連結磁石により引き出し本体を物理的に係合して化粧板と共に引き出し本体を引き出すことができる両面引き出しに関するものである。
従来から特許文献1に示される如く、空洞部よりも大きな化粧板を設置し、該化粧板には引き出し本体を係合して引き出すことのできる係合装置を設置した両面引き出しは知られており、更に、係合装置としてマグネット式プッシュラッチを用いることも知られている。
この従来の両面引き出しでは、化粧板を閉めた状態では化粧板に固定したマグネット式プッシュラッチは磁力で引き出し本体に吸着していない。引き出し本体を開けるためには化粧板を少し押しマグネット式プッシュラッチの磁力を作用させ引き出し本体に取付けられた鉄板を吸着し、化粧板を引き出すと引き出し本体が引き出されるものである。引き出しを閉めるときには、化粧板を空洞部の入り口に当たるまで押し、その後、化粧板を少し引いて引き出し本体の鉄板からマグネット式プッシュラッチを離し、マグネット式プッシュラッチの磁力の作用をなくすのである。
特開2004−81758号公報 (要約及び図1)
上記特許文献1における両面引き出しは、引き出し本体を開けるためには化粧板を少し押しマグネット式プッシュラッチの磁力を作用させ引き出し本体に取付けられた鉄板を吸着し、化粧板を引き出すと引き出し本体が引き出されるものであり、引き出し本体に収納した収納物によってはマグネット式プッシュラッチの磁力は強力なものである必要があり、又、経年及び周囲の環境により磁力が低下することも考慮する必要がある。
本発明は、磁力により引き出し本体に取付けられた鉄板を吸着し、吸着力により引き出し本体を引き出すものでなく、突出自在に設けた連結磁石を引き出し本体に係合して引き出すものであり、物理的な係合力により引き出し本体を引き出す両面引き出しを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る両面引き出しは、請求項1に記載した如く、連通した空洞部内に引き出し本体が収納され、空洞部の両入り口には空洞部より大きな化粧板が設置されており、化粧板を開ける方向に引いたときに引き出し本体を係合して化粧板と共に引き出し本体を引き出すことができる両面引き出しにおいて、一方の化粧板に上保持レールを設け、他方の化粧板に下保持レールを設け、上保持レールと下保持レール間に引き出し本体の両側部に外方に突出形成した案内レールを介在させ、一方の化粧板により上保持レールに保持された上操作磁石を移動させると上連結磁石が下方に突出し引き出し本体の案内レールに係合して上保持レールと引き出し本体を連結し、他方の化粧板により下保持レールに保持された下操作磁石を移動させると下連結磁石が上方に突出し引き出し本体の案内レールに係合し下保持レールと引き出し本体を連結する構造でなるものである。
請求項1に記載の両面引き出しは、粧板化と引き出し本体の連結が連結磁石の突出により物理的に係合されるために、磁力により係合力が変化あるいは減少する恐れがなく、周囲の環境に影響されることも少なく長期間の使用に耐えるものである。更に、化粧板と引き出し本体の連結の力を増大させる必要がある場合には磁力を高める必要がなく、単に連結磁石の強度を大にすればよく、極めて容易に行えるものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は全体図であり、1は前化粧板、2は後化粧板、3は前操作部、4は後操作部、5は上保持レール、6は下保持レール、7は引き出し本体の案内レール、8は上操作磁石、9は上連結磁石、10は下操作磁石、11は下連結磁石、12は空洞部を形成する枠体である。
前化粧板1、後化粧板2は共に枠体12の空洞部より大きなもので、前化粧板1と後化粧板2のいずれか一方が引き出されても他方は空洞部を閉鎖している。前操作部3はワイヤ13で上操作磁石9を操作するものであり、後操作部4はワイヤ14で下操作磁石10を操作するものである。上保持レール5は前化粧板1に結合され、上連結磁石9を下方に突出自在に保持しているものである。下保持レール6は後化粧板2に結合され、下連結磁石11を上方に突出自在に保持しているものである。
図2は、前化粧板1に設けられた前操作部3を操作しワイヤ13で上操作磁石8を移動させ上連結磁石9を下方に突出させ案内レール7に係合させ案内レール7を設けた引き出し本体15と上保持レール5を連結した状態を示すもので、図3はその要部拡大図である。
前化粧板1が閉鎖している場合、上操作磁石8と上連結磁石9は異極が対向して吸着しているものである。次に、上操作磁石8が移動し磁力が及ばなくなると上連結磁石9は下方に突出して引き出し本体15の案内レール7に係合するのであり、図4はその係合した状態を示す説明図である。この状態で前化粧板1を引くと上保持レール5と引き出し本体15が上連結磁石9により連結されているために引き出し本体15が引き出されるものである。
図5は、前化粧板1、後化粧板2が共に閉鎖された状態における後化粧板2の要部拡大図であり、下操作磁石10と下連結磁石11は同極が対向しており、接近するとたがいに反発するもので、ワイヤ14で下操作磁石10を移動させ下連結磁石11に接近させるとその反発力により下連結磁石11が上方に突出し引き出し本体15の案内レール7と係合し、図6、7に示す如く、下保持レール6と引き出し本体15は連結されたことになる。
この状態で後化粧板2を引くと、下保持レール6と引き出し本体15が連結されているために引き出し本体15が引き出されるものである。図8はこの係合した状態を示す説明図である。前化粧板1、後化粧板2を閉鎖した状態にするときは、上操作磁石8、下操作磁石10を各々元の位置に戻せば、上連結磁石9、下連結磁石11の各々の連結が解かれることになる。このようにこの両面引き出しでは、上連結磁石9、下連結磁石11による物理的係合により前化粧板1、後化粧板2と引き出し本体15が連結されているために、係合力に変化は生じ難く、長期の使用に耐えるものである。
1 前化粧板
2 後化粧板
3 前操作部
4 後操作部
5 上保持レール
6 下保持レール
7 案内レール
8 上操作磁石
9 上連結磁石
10 下操作磁石
11 下連結磁石
12 空洞部
13 ワイヤ
14 ワイヤ
15 引き出し本体
2 後化粧板
3 前操作部
4 後操作部
5 上保持レール
6 下保持レール
7 案内レール
8 上操作磁石
9 上連結磁石
10 下操作磁石
11 下連結磁石
12 空洞部
13 ワイヤ
14 ワイヤ
15 引き出し本体
Claims (1)
- 連通した空洞部内に引き出し本体が収納され、空洞部の両入り口には空洞部より大きな化粧板が設置されており、化粧板を開ける方向に引いたときに引き出し本体を係合して化粧板と共に引き出し本体を引き出すことができる両面引き出しにおいて、一方の化粧板に上保持レールを設け、他方の化粧板に下保持レールを設け、上保持レールと下保持レール間に引き出し本体の両側部に外方に突出形成した案内レールを介在させ、一方の化粧板により上保持レールに保持された上操作磁石を移動させると上連結磁石が下方に突出し引き出し本体の案内レールに係合して上保持レールと引き出し本体を連結し、他方の化粧板により下保持レールに保持された下操作磁石を移動させると下連結磁石が上方に突出し引き出し本体の案内レールに係合し下保持レールと引き出し本体を連結する構造を有することを特徴とする両面引き出し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005279923A JP2007089654A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 両面引き出し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005279923A JP2007089654A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 両面引き出し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007089654A true JP2007089654A (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=37976012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005279923A Pending JP2007089654A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 両面引き出し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007089654A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109276056A (zh) * | 2018-10-12 | 2019-01-29 | 广东东泰五金精密制造有限公司 | 一种用于抽屉的滑动定位闭合结构 |
CN109380898A (zh) * | 2017-08-09 | 2019-02-26 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 抽屉和具有抽屉的装置 |
-
2005
- 2005-09-27 JP JP2005279923A patent/JP2007089654A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109380898A (zh) * | 2017-08-09 | 2019-02-26 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 抽屉和具有抽屉的装置 |
CN109276056A (zh) * | 2018-10-12 | 2019-01-29 | 广东东泰五金精密制造有限公司 | 一种用于抽屉的滑动定位闭合结构 |
CN109276056B (zh) * | 2018-10-12 | 2023-11-28 | 广东东泰五金精密制造有限公司 | 一种用于抽屉的滑动定位闭合结构 |
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