JP2012102525A - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP2012102525A
JP2012102525A JP2010251642A JP2010251642A JP2012102525A JP 2012102525 A JP2012102525 A JP 2012102525A JP 2010251642 A JP2010251642 A JP 2010251642A JP 2010251642 A JP2010251642 A JP 2010251642A JP 2012102525 A JP2012102525 A JP 2012102525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face material
moving part
frame
moving
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010251642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5462132B2 (ja
Inventor
Saiji Takenaga
宰児 竹長
Yoshitsugu Oda
芳嗣 小田
Hitomi Katamine
瞳 片峰
Kunihiro Kishida
邦博 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP2010251642A priority Critical patent/JP5462132B2/ja
Publication of JP2012102525A publication Critical patent/JP2012102525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5462132B2 publication Critical patent/JP5462132B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

【課題】比較的小さな操作力で面材を開放できるとともに開閉時の音の発生を抑制して利便性を高めることができる建具を提供すること。
【解決手段】障子3を閉鎖した際に突出位置(第1位置)に移動した移動部14と受け体12との間に作用する磁力によって障子3の閉鎖状態が維持され、障子3を開放すると、移動部14が磁力によって吸引部15に向かって没入位置(第2位置)に移動することで、ばねを用いたラッチ装置などと比較して小さな操作力で障子3を開放することができるとともに、移動部14の移動に伴う音の発生も抑制することができ、利便性を高めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、枠体に開閉自在に支持された面材の閉鎖状態を維持する維持装置を有した建具に関する。
従来、各種の開閉形式で面材が開閉される建具において、閉鎖した面材を枠体に対して係止することで面材の閉鎖状態を維持するラッチ装置が利用されている。このようなラッチ装置としては、ばねで付勢されたラッチボルトなどが受け孔等に機械的に係合する形式のものが一般的であるが、機械的に係合させた場合には、面材を開放する際に手動などで係合の解除操作を行う必要がある。一方、機械的な係合に換えて磁石を用いたマグネット式のラッチ装置(マグネットキャッチャー)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のラッチ装置は、引戸の戸先に設けられる本体と、枠体に設けられる受体とを備え、本体は、ケースと、このケースから突没自在に設けられた磁石と、この磁石を没入側に付勢するコイルばねとを有して構成されている。このようなラッチ装置では、引戸を閉じて戸先が枠に接近すると、受体に吸引された磁石がコイルばねの付勢力に抗してケースから突出し、この磁石と受体とが互いに吸着することによって、引戸の閉鎖状態が維持されるようになっている。
特許第4190642号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたようなマグネット式のラッチ装置では、受体に吸着した状態の磁石がコイルばねによって没入側に付勢されていることから、面材(引戸)を開放する際には、磁石と受体との吸着が解除されるよりも前に先ず、コイルばねの付勢力に抗してケースから磁石が突出することとなり、その後さらに、吸着力よりも大きな操作力で面材を開放操作することで吸着が解除され、これにより面材を開放することができる。このため、磁石と受体との吸着力をコイルばねの付勢力よりも大きく設定しておく必要があるとともに、コイルばねの付勢力は磁石の突出距離に比例して大きくなることから、面材を開放する際に、コイルばねの付勢力よりも大きな吸着力に抗して面材を操作する操作力が必要になってしまう。さらに、磁石と受体との吸着が解除された際には、突出した磁石がコイルばねの付勢力によって勢いよくケース内に戻ることから、磁石とケースとが衝突して大きな衝突音が発生する可能性もある。
本発明の目的は、比較的小さな操作力で面材を開放できるとともに開閉時の音の発生を抑制して利便性を高めることができる建具を提供することにある。
本発明の建具は、枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材と、この面材の閉鎖状態を維持する閉鎖維持装置とを備えた建具であって、前記閉鎖維持装置は、前記面材および前記枠体の一方に設けられる装置本体と、他方に設けられる受け体とを備えて構成され、前記装置本体は、前記面材および前記枠体の一方に固定される支持部と、この支持部に移動自在に支持される移動部と、前記移動部を磁力で吸引する吸引部とを有し、前記受け体は、前記吸引部と反対方向かつ当該吸引部による吸引力よりも大きな磁力で前記移動部を吸引可能に構成され、前記面材の閉鎖状態において、前記受け体に吸引されて第1位置に移動した前記移動部と当該受け体との間に作用する磁力によって当該面材の閉鎖状態が維持され、前記面材の開放状態において、前記受け体から離隔された前記移動部が前記吸引部に向かって第2位置に移動可能に構成されていることを特徴とする。
ここで、本発明の建具としては、出入り口に用いられるドアや開き窓のように面材が回動開閉自在に支持されたものでもよいし、引戸や引違い窓、片引き窓のように面材がスライド開閉自在に支持されたものでもよく、面材の開閉形式は特に限定されるものではない。すなわち、面材が開閉される際に枠体との間で互いに離間、接近する位置に閉鎖維持装置が設けられていればよく、このような互いに離間、接近する位置の一方および他方に閉鎖維持装置の装置本体および受け体が設けられていればよい。その際、装置本体の移動部が第1位置と第2位置との間を移動する移動方向と、枠体および面材の開閉方向(離間、接近する方向)とは、互いに一致していてもよいし相違していてもよく、互いに独立に設定することができる。また、面材の閉鎖状態において、移動部と受け体とは接触(吸着)していてもよいし、所定間隔だけ離れて接近するだけでもよく、すなわち、磁力によって互いに吸引される程度の距離に位置していればよい。さらに、互いに磁力で吸引される移動部と吸引部、および移動部と受け体において、磁性を有する部位(磁石などを有する部位)は移動部のみでもよいし(吸引部と受け体が鉄等の吸引される材質)、吸引部と受け体でもよいし(移動部が鉄等の吸引される材質)、さらに移動部、吸引部および受け体の3箇所全てが磁性を有してもよい。
以上の本発明によれば、面材を閉鎖した際に第1位置に移動した移動部と受け体との間に作用する磁力によって面材の閉鎖状態が維持され、面材を開放すると、移動部が磁力によって吸引部に向かって第2位置に移動することで、ばねを用いた場合よりも小さな操作力で面材を開放することができるとともに、移動部の移動に伴う音の発生も抑制することができ、利便性を高めることができる。すなわち、移動部に対して受け体との間に作用する磁力を吸引部との磁力よりも大きく設定しておくことで、面材を閉鎖した際に移動部が受け体側の第1位置に移動し、その際、吸引部との間に作用する磁力は、ばねを用いた場合のように移動部の移動量に比例して大きくならず、逆に第2位置から離れるにしたがって小さくなることから、移動部と受け体との間の磁力を必要以上に大きく設定する必要がない。従って、必要以上に大きな吸引力で移動部と受け体とが吸引されないことから、面材を開放する操作力を小さくすることができ、第2位置に戻る際の移動部の発生音を抑制することができる。
この際、本発明の建具では、前記第1位置に移動した前記移動部が前記面材および前記枠体の一方から他方に向かって突出可能に構成され、前記第2位置に移動した前記移動部が前記面材および前記枠体の一方に没入可能に構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、面材を閉鎖した際に第1位置に移動した移動部が突出することで、枠体と面材との適宜なクリアランスを確保しつつ、他方の受け体に移動部を接近させて吸引力を確実に発揮させることができる。一方、面材を開放した際に第2位置に移動した移動部が没入することで、移動部が邪魔になることなく出入りなどができ、利便性をさらに向上させることができる。
さらに、本発明の建具では、前記第1位置に移動した前記移動部が前記受け体に当接して吸着可能に構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、移動部と受け体とを吸着させることで、互いの間に作用する磁力を必要以上に大きくしなくても最大の吸引力を得ることができ、面材の閉鎖状態を確実に維持させることができる。また、突出させた移動部を受け体に当接させて互いに吸着させることで、移動部が支持部から突出する移動量として、面材と枠体との対向部分のクリアランスよりも若干大きな移動量に設定しておくことで、面材の建て込み位置などによってクリアランスが多少変動した場合であっても、確実に移動部を受け体に吸着させて面材の閉鎖状態を維持することができる。
この際、本発明の建具では、前記移動部と前記受け体とは、それぞれ互いに当接可能な当接面を有して構成され、前記当接面は、前記枠体近傍における前記面材の開閉方向に平行に設けられるか、または開放方向に向かって傾斜を有して設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、当接面を開閉方向と平行に設けることで、当接面同士が面内で摺接するせん断方向に面材を開放することとなり、面直交方向に引っ張る場合と比較して開放に要する操作力を確実に小さくすることができる。一方、開放方向に向かって当接面同士が傾斜を有して設けられていれば、開放に要する操作力をさらに小さくしたり、逆に開放方向に向かって若干の抵抗力を付与して面材の閉鎖状態を維持しやすくしたりなど、開放や閉鎖の状態を適宜に調節することができる。
また、本発明の建具では、前記第1位置に移動した前記移動部が前記受け体と隙間を介して対向可能に構成されていてもよい。
このような構成によれば、移動部と受け体とを直接吸着させないことで、面材を閉じる際の音の発生もなくすことができ、利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の建具では、前記装置本体には、前記移動部の第1位置を調整可能な位置調整手段が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、位置調整手段によって移動部の第1位置を調整することで、受け体との吸引力を適宜に調整することができ、面材の建て込み調整などを行った場合でも吸引力を適正に確保することによって、面材の閉鎖状態を確実に維持させることができる。また、移動部と受け体とを直接吸着させない場合においては、その隙間寸法を適宜に調整することで、音の発生を防止しつつ吸引力を確保することができる。
本発明の第1実施形態に係る建具を示す横断面図である。 前記建具の閉鎖状態を拡大して示す横断面図である。 前記建具の開放状態を拡大して示す横断面図である。 前記建具に設けられる閉鎖維持装置の本体を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例に係る建具を示す横断面図である。 本発明の第2実施形態に係る建具を示す横断面図である。 第2実施形態の変形例に係る建具を示す横断面図である。 本発明の参考例に係る建具を示す横断面図である。 前記参考例に係る建具の一部を示す縦断面図である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1〜図3において、本実施形態に係る建具である浴室出入り口用のドア1は、図示しない浴室壁や床等に固定される枠体としての建具枠2と、この建具枠2に開閉自在に支持される面材としての障子3とを備えて構成されている。建具枠2は、図示しない上枠および下枠と左右の縦枠4とを有して構成されている。障子3は、図示しない上框および下框と左右の縦框5,6とを框組みした内部にパネル材7を嵌め込んで構成されている。障子3は、図1の左側である吊元側の縦框5の上下端部がピボットヒンジ8を介して上枠および下枠に回動自在に支持され、図1の右側である戸先側の縦框6が浴室側に開くように支持されている。このドア1には、閉じた障子3の閉鎖状態を維持する閉鎖維持装置10が設けられている。
閉鎖維持装置10は、戸先側の縦框6に設けられる装置本体11と、戸先側の縦框6が対向する縦枠4に設けられる受け体12とを備えて構成されている。装置本体11は、図4にも示すように、縦框6に固定される支持部13と、この支持部13に移動自在に支持される移動部14と、この移動部14を磁力で吸引する吸引部15とを有して構成されている。支持部13は、樹脂製の一体成形部材であって、縦框6の見付け方向外側の端面(縦枠4の見込み面41と対向する面)にビス止め固定される固定部131と、この固定部131から縦框6の内部側に延びて角筒状に形成された案内部132と、案内部132の奥側(固定部131と反対側)端部に吸引部15を保持する保持部133とを有して形成されている。固定部131には、移動部14を突没自在に支持して縦枠4側に開口した突没開口134が形成され、案内部132の側面には、移動部14を案内する案内開口135が形成されている。
移動部14は、樹脂製で保持部133側に開口した角筒状のケース141と、このケース141内部に設けられる磁石142と、ケース141に係合して磁石142を保持する保持片143とを有して構成されている。ケース141における突出側先端には、受け体12と当接可能な当接面144が形成されている。吸引部15は、磁石142を磁力で吸引可能な磁石等から構成される磁着体であってもよいし、磁石142に吸引される鉄等の材質から構成される被磁着体であってもよい。
受け体12は、樹脂製で縦枠4の見込み面41に固定されるカバー121と、このカバー121内部に設けられて移動部14の磁石142を磁力で吸引可能な吸引体122とを有して構成されている。カバー121における障子3側には、移動部14の当接面144と当接可能な当接面123が形成され、障子3の開放側側端部には、移動部14を案内可能な傾斜面124が形成されている。吸引体122は、磁石142を磁力で吸引可能な磁石等から構成される磁着体であってもよいし、磁石142に吸引される鉄等の材質から構成される被磁着体であってもよい。このような受け体12は、装置本体11の吸引部15と反対方向(移動部14の突出方向)かつ吸引部15による吸引力よりも強い磁力で移動部14を吸引可能に構成されている。また、移動部14および受け体12において、磁石142および吸引体122は、互いの見込み方向幅寸法が略同一に設定されている。このように同一幅寸法とすることで、磁石142と吸引体122との吸引力が最大となる位置、つまり互いの重なり幅が最大となる位置で磁石142および吸引体122が吸着されることとなり、図2に示すように、障子3を所定の閉鎖位置で閉鎖することができる。
以上の閉鎖維持装置10では、図2に示すように、障子3を閉鎖した状態において、受け体12の吸引体122に磁石142が吸引されて移動部14が突出位置(第1位置)に移動し、吸引体122と磁石142との間に作用する磁力によって、障子3の閉鎖状態が維持されるようになっている。この閉鎖状態において、障子3の縦框6は、縦枠4の突出片42に取り付けられた気密材43に当接し、これによりドア1の気密性が確保されるようになっている。このように障子3を閉鎖する際、突出した移動部14の当接面123と受け体12の当接面144とが互いに当接することから、その当接音は発生するものの、従来のラッチのようにばねを用いた係合ではないため、閉鎖の際に生じる衝撃音や、それに伴う振動などが小さくできる。さらに、ラッチ等の係合ではないことから、非常に軽い操作力で障子3が閉鎖できるとともに、ラッチのばねで障子3が戻ってしまう不完全閉鎖を防止することができるようになっている。また、障子3を閉鎖する際に操作力が足りずに閉鎖位置の手前で操作を止めてしまった場合でも、移動部14の磁石142と受け体12の吸引体122との吸引力によって障子3を閉鎖方向に引き寄せ、所定の閉鎖位置まで誘導することができ、これによっても不完全閉鎖を防止することができる。
一方、図3に示すように、障子3を開放した開放状態において、受け体12から装置本体11が離隔されることで、吸引体122による吸引が解除された移動部14は、吸引部15と磁石142との間に作用する磁力によって、案内部132の内部側に向かって没入位置(第2位置)に移動し、支持部13から移動部14が突出しないようになっている。このように障子3を開放する際、互いに当接した移動部14の当接面123と受け体12の当接面144とが摺接しつつ互いのせん断方向にずれるように移動するため、ラッチ等の係合を外す操作や衝撃音などがなく、比較的小さな開放操作力によりほぼ無音で障子3を開放することができるようになっている。さらに、障子3の開放状態において、支持部13から移動部14が突出しないことにより、体や衣服等が移動部14に引っ掛かるようなことがなく、ドア1の利便性を向上させることができるようになっている。
なお、閉鎖維持装置10では、図2〜図4に示すように、移動部14の当接面123と受け体12の当接面144とがそれぞれドア1の見込み方向に略平行、つまり縦枠4近傍における障子3の開閉方向(縦框6の移動方向)に略平行に設けられたものに限らず、図5に示すように、互いの当接面123,144が見込み方向に傾斜して設けられたものであってもよい。すなわち、当接面123,144は、障子3の開放方向(図5の上方)に向かって移動部14が没入方向に移動するような傾斜を有して設けられている。従って、障子3を開放させる際に若干の抵抗力を受けることとなり、開放に要する操作力が若干大きくなるものの、障子3の閉鎖状態が維持されやすくなり、不意に障子3が開いてしまうことが防止できるようになっている。また、当接面123,144同士を平行にした場合よりも接触する表面積を大きくすることができるので、障子3の閉鎖状態における保持力をさらに高めることができる。なお、当接面123,144は、図5にしめした方向と逆向きの傾斜を有して設けられていてもよく、その場合には、図2〜図4のような見込み方向に略平行なものよりも、障子3の開放に要する操作力をさらに小さくすることができる。
また、本実施形態の閉鎖維持装置10は、前述のように縦框6から縦枠4に向かって突出した移動部14の当接面123が受け体12の当接面144に当接する構成に限らず、突出した移動部14の当接面123と受け体12の当接面144との間に微小な(例えば、1mm程度の)隙間が形成されるものであってもよい。この際、装置本体11および受け体12のいずれか一方または両方には、見付け方向の位置調整手段が設けられていることが好ましく、この位置調整手段によって隙間寸法を調整可能とすることで、障子3の建て込み調整を行った場合などでも適正な隙間が確保できる。このような構成によれば、移動部14と受け体12とが当接しないことから、当接音を発生させずに障子3を閉鎖することができ、障子3の閉鎖状態においては、適宜な隙間を介して対向する移動部14の磁石142と受け体12の吸引体122とが磁力で吸引し合うことで、閉鎖状態を維持することができる。また、障子3を開放する際には、当接面123,144同士が摺接しないことから、摺接抵抗がなくなって開放に要する操作力をさらに小さくすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るドア1Aについて、図6および図7を参照して説明する。本実施形態のドア1Aは、前記第1実施形態と比較して閉鎖維持装置の構成が相違するものの、その他の構成は略同様であるため、以下、相違点を詳しく説明する。
ドア1Aに設けられる閉鎖維持装置10Aは、障子3における戸先側の縦框6内部に設けられる装置本体11Aと、縦枠4の見込み面41に設けられる受け体12Aとを有して構成されている。装置本体11Aは、縦框6内部に固定される支持部13Aと、支持部13Aの内部に縦框6の見付け方向に左右移動自在に支持される移動部14Aと、縦框6の見付け方向内部側(パネル材7側)に設けられる吸引部15Aとを有して構成されている。支持部13Aは、見付け方向左右に延びて移動部14Aを案内する案内部132を有し、移動部14Aは、磁石で構成されている。受け体12Aは、見込み面41に固定されるカバー121と、カバー121内部に設けられて移動部14Aを磁力で吸引可能な吸引体122とを有して構成されている。
この閉鎖維持装置10Aでは、図6(A)に示すように、障子3を閉鎖した状態において、受け体12Aの吸引体122に移動部14Aが吸引されて支持部13A内部の見付け方向外側(第1位置)に移動し、吸引体122と移動部14Aとの間に作用する磁力によって、障子3の閉鎖状態が維持されるようになっている。このように障子3を閉鎖する際、移動部14Aが受け体12Aに当接しないことから、当接音を発生させずに障子3を閉鎖することができ、障子3の閉鎖状態においては、移動部14Aと受け体12Aの吸引体122とが磁力で吸引し合うことで、閉鎖状態を維持することができる。一方、図6(B)に示すように、障子3を開放した開放状態において、吸引部15Aに吸引された移動部14Aが受け体12Aから離隔する方向である見付け方向外側(第2位置)に移動し、支持部13A内部で自由に移動しないことから音の発生が防止されている。また、障子3を開放する際には、移動部14Aと受け体12Aの吸引体122との磁力による吸引力に抗するだけの小さな操作力で障子3を開放することができる。
また、本実施形態の閉鎖維持装置10Aは、図7に示すように、移動部14Aの第1位置を調整する位置調整手段(位置調整部16)を有して構成されていてもよい。この位置調整部16は、支持部13Aの内部に係止される裏板161と、縦框6および支持部13Aを貫通して裏板161に螺合されるイモねじ162とを有し、イモねじ162の先端に移動部14Aを当接させることで、移動部14Aの第1位置を規定できるように構成されている。すなわち、図7(A)に示すように、縦框6の見付け方向外側に向かってイモねじ162を緩める方向に回転させると、移動部14Aの第1位置が見付け方向外側に移動し、障子3の閉鎖状態において受け体12Aの吸引体122との距離が近づく、つまり吸引力が強まるように調整可能となっている。一方、図7(B)に示すように、縦框6の見付け方向内側に向かってイモねじ162を締め込む方向に回転させると、移動部14Aの第1位置が見付け方向内側(吸引部15A側)に移動し、障子3の閉鎖状態において受け体12Aの吸引体122との距離が遠ざかる、つまり吸引力が弱まるように調整可能となっている。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、浴室出入り口用のドア1,1Aを例示して説明したが、本発明の建具としては、浴室出入り口用のドア1に限らず、部屋の入口などに設けられるドアであってもよいし、窓であってもよい。また、前記実施形態では、面材である障子3が回動開閉可能に設けられたドアを例示したが、面材の開閉形式としては、引戸などのようにスライド開閉可能なものでもよいし、折れ戸などのようにスライドかつ回動開閉可能なものであってもよい。ここで、建具が折れ戸の場合には、互いに折れ曲がり自在に連結される一対の障子の連結部と枠体との対向位置に閉鎖維持装置が設けられていればよく、具体的には、連結部の上下端部(または上下いずれかの端部)に装置本体(または受け体)を設けるとともに、枠体の上枠および下枠(または上枠および下枠のいずれか)に受け体(または装置本体)が設けられていればよい。また、本発明の建具が開き戸や引戸である場合でも、枠体における上枠および下枠の少なくとも一方に閉鎖維持装置の装置本体または受け体が設けられ、面材(障子)の戸先側上下端部の少なくとも一方に受け体または装置本体が設けられていてもよいし、これらと縦枠および縦框の装置本体および受け体を併用してもよい。
また、前記実施形態の閉鎖維持装置10,10Aでは、装置本体11,11Aが面材(障子3の縦框6)に設けられるとともに受け体12,12Aが枠体(縦枠4)に設けられていたが、これに限らず、面材に受け体が設けられるとともに枠体に装置本体が設けられていてもよい。
また、前記実施形態の閉鎖維持装置10,10Aでは、移動部14,14Aに磁石(磁着体)が設けられるとともに吸引部15,15Aと受け体12,12Aとに被磁着体が設けられていたが、これに限らず、吸引部と受け体とに磁石等の磁着体が設けられるとともに移動部に被磁着体が設けられていてもよい。
また、前記実施形態の閉鎖維持装置10,10Aでは、装置本体11,11Aにおける移動部14,14Aが面材の開閉方向(枠体近傍の開閉方向であり、見込み方向)と直交する方向(縦框6の見付け方向)に移動自在に設けられるとともに、面材の開放時に受け体12,12Aに対してせん断方向に移動するように構成されていたが、これに限らず、面材の開閉方向に沿った方向に移動部が移動自在に設けられていてもよいし、面材の開閉方向とは無関係な方向に移動自在に設けられていてもよい。
また、前記実施形態の閉鎖維持装置10,10Aにおいて、装置本体11,11Aおよび受け体12,12Aの一方に他方を係止する係止手段を設けてもよく、この係止手段としては、例えば、受け体の12,12Aの浴室側端部に所定の掛かり代を有した突起状の引掛り部を設け、面材の閉鎖状態において引掛り部で移動部14,14Aを引っ掛けるような構成が例示できる。このような係止手段を設けることで、面材が勢いよく閉鎖された場合であっても、面材の跳ね返りを防止して閉鎖状態とすることができ、また閉鎖状態の面材が不意に開放してしまうことが防止できる。また、係止手段としては、例えば、スポンジなどの弾性部材を受け体の12,12Aの表面に取り付け、面材の閉鎖状態において弾性部材を移動部14,14Aに当接させることで摩擦抵抗を付与するものであってもよい。
また、前記実施形態では、面材である障子3の閉鎖状態を維持するものの施錠機能のないラッチ装置として閉鎖維持装置10,10Aを利用したが、施錠装置として閉鎖維持装置を利用することも可能であり、本発明を施錠装置20として用いる参考例について図8および図9を参照して説明する。
施錠装置20は、障子3の縦框6に設けられる装置本体21と、縦枠4の見込み面41に設けられる錠受け(受け体)22と、装置本体21を操作する操作部27とを備えて構成されている。装置本体21は、縦框6に固定される支持部23と、この支持部23に移動自在に支持される移動部24と、この移動部24を磁力で吸引する吸引部25とを有して構成されている。
支持部23は、縦框6の見付け方向外側の端面にビス止め固定される固定部231と、この固定部231から縦框6の内部側に延びて角筒状に形成された案内部232と、案内部232の奥側端部に吸引部25を保持する保持部233とを有して形成されている。移動部24は、樹脂製で保持部233側に開口した角筒状のケース241と、このケース241内部に設けられる磁石242と、ケース241に係合して磁石242を保持する保持片243とを有して構成されている。ケース241における突出側先端には、錠受け22と一面(脱衣室側の面)が摺接可能かつ他面(浴室側の面)が係合可能なくさび状の係合先端部244が形成されている。吸引部25は、磁石242を磁力で吸引可能な磁石等から構成される磁着体であってもよいし、磁石242に吸引される鉄等の材質から構成される被磁着体であってもよい。
錠受け22は、樹脂製で縦枠4の見込み面41に固定されるとともに、移動部24の係合先端部244と係合して障子3の浴室側への開放を規制する係合凹部221を有して構成されている。操作部27は、縦框6の浴室側側面に設けられる操作つまみ271と、この操作つまみ271に連結されて縦框6の内部に延びる回動部272と、この回動部272の内部に設けられ磁石273とを有して構成され、操作つまみ271の操作によって回動部272が略90°だけ回動するようになっている。移動部24の磁石242は、図9に示すように、移動部24の突没方向(縦框6の見付け方向)において、突出側がN極とされ、没入側がS極とされている。一方、操作部27の磁石273は、図9(A)に示す施錠位置において、装置本体21と反対側がN極とされ装置本体21の側がS極とされるとともに、図9(B)に示す解錠位置において、縦框6の見付け方向内側(図の左側)がN極とされ見付け方向外側(図の右側)がS極とされている。
以上の施錠装置20では、障子3を閉鎖した状態において、図9(A)に示すように、操作部27を施錠位置側に回動操作することで、磁石273のS極が装置本体21に接近し、その磁力によって移動部24の磁石242が反発力を受け、移動部24が突出位置(第1位置)に移動し、その係合先端部244が錠受け22の係合凹部221に係合して施錠されるようになっている。一方、図9(B)に示すように、操作部27を解錠位置側に回動操作することで、磁石273のN極が見付け方向内側を向きS極が見付け方向外側を向くこととなり、この磁石273に移動部24の磁石242が吸引され、移動部24が案内部232の内部側に向かって没入位置(第2位置)に移動し、錠受け22との係合が解除されて解錠されるようになっている。また、障子3を開放した状態において、万一、操作部27を施錠位置側に回動して移動部24が突出したままで障子3を閉鎖したとしても、移動部24の係合先端部244の脱衣室側傾斜面が錠受け22に摺接し、移動部24が磁石242,273同士の反発力に抗して案内部232の内部側に向かって押し込まれることで、装置本体21の破損が防止できるとともに、脱衣室側の非常解錠部28を操作して回動部272を解錠位置側に回動させることで、施錠装置20を解錠することができるようになっている。
なお、施錠装置20において、装置本体21に対して縦框6の長手方向に隣接して操作部27が設けられるものに限らず、装置本体21に対して錠受け22と反対側(パネル材7側)に操作部27が設けられてもよい。この場合には、操作つまみ271、回動部272および磁石273が180°回動可能に設けられ、装置本体21側に磁石273のS極を向けた施錠位置とすることで、移動部24の磁石242が反発力を受けて突出位置(第1位置)に移動し、装置本体21側に磁石273のN極を向けた解錠位置とすることで、移動部24の磁石242が吸引されて没入位置(第2位置)に移動するように構成できる。
また、施錠装置20の操作部27としては、磁石273の反発力によって移動部24を突出させるものに限らず、磁石273の吸引力によって移動部24を突出させ、磁石273の反発力によって移動部24を没入させるように構成されていてもよい。
また、施錠状態において、万一操作部27が破損して操作不能となってしまったような緊急時の場合でも、移動部24と錠受け22との磁力による吸引で施錠されているため、錠受け22との磁力よりも大きな磁力を有した他の磁石を用いて移動部24に反発力(または吸引力)を加えることで、施錠装置20を解錠して障子3を開放することができる。また、係合先端部244の浴室側に適宜な傾斜面を設けておき、ある程度強い力で障子3を浴室側に押すことにより移動部24を没入させ、これにより障子3を開放するようにしてもよい。この際、移動部24が磁石243,273の反発力で突出しているだけであり、操作部27と機械的に係合していないため、移動部24を没入させても装置本体21の各部が破損することがなく、施錠装置20を継続使用することができる。
また、施錠装置20において、縦枠4の側に移動部24の磁石243を吸引可能な他の磁石を設けてもよく、これにより施錠状態を安定して維持させることができる。この場合でも、縦枠4側の磁石による吸引力よりも大きな反発力(または吸引力)で移動部24を没入させるようにすれば、緊急時に障子3を開放することができる。
また、施錠装置20において、移動部24の磁石242と操作部27磁石273とのS極およびN極は、前述のものと逆向きに配置されていてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1…ドア(建具)、2…建具枠(枠体)、3…障子(面材)、10,10A…閉鎖維持装置、11,11A…装置本体、12,12A…受け体、13,13A…支持部、14,14A…移動部、15,15A…吸引部、16…位置調整部(位置調整手段)、123,144…当接面。

Claims (6)

  1. 枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材と、この面材の閉鎖状態を維持する閉鎖維持装置とを備えた建具であって、
    前記閉鎖維持装置は、前記面材および前記枠体の一方に設けられる装置本体と、他方に設けられる受け体とを備えて構成され、
    前記装置本体は、前記面材および前記枠体の一方に固定される支持部と、この支持部に移動自在に支持される移動部と、前記移動部を磁力で吸引する吸引部とを有し、前記受け体は、前記吸引部と反対方向かつ当該吸引部による吸引力よりも大きな磁力で前記移動部を吸引可能に構成され、
    前記面材の閉鎖状態において、前記受け体に吸引されて第1位置に移動した前記移動部と当該受け体との間に作用する磁力によって当該面材の閉鎖状態が維持され、前記面材の開放状態において、前記受け体から離隔された前記移動部が前記吸引部に向かって第2位置に移動可能に構成されている建具。
  2. 前記第1位置に移動した前記移動部が前記面材および前記枠体の一方から他方に向かって突出可能に構成され、前記第2位置に移動した前記移動部が前記面材および前記枠体の一方に没入可能に構成されている請求項1に記載の建具。
  3. 前記第1位置に移動した前記移動部が前記受け体に当接して吸着可能に構成されている請求項2に記載の建具。
  4. 前記移動部と前記受け体とは、それぞれ互いに当接可能な当接面を有して構成され、前記当接面は、前記枠体近傍における前記面材の開閉方向に平行に設けられるか、または開放方向に向かって傾斜を有して設けられている請求項3に記載の建具。
  5. 前記第1位置に移動した前記移動部が前記受け体と隙間を介して対向可能に構成されている請求項2に記載の建具。
  6. 前記装置本体には、前記移動部の第1位置を調整可能な位置調整手段が設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の建具。
JP2010251642A 2010-11-10 2010-11-10 建具 Expired - Fee Related JP5462132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010251642A JP5462132B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010251642A JP5462132B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012102525A true JP2012102525A (ja) 2012-05-31
JP5462132B2 JP5462132B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=46393227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010251642A Expired - Fee Related JP5462132B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5462132B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108343A (ja) * 2011-10-24 2013-06-06 Fujimetal Co Ltd 子扉付き鋼製ドア
JP2017108018A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 キヤノン株式会社 開閉部材保持装置及び画像形成装置
EP3348759A1 (de) * 2017-01-12 2018-07-18 Simonswerk GmbH Türanordnung
EP3539419A1 (de) * 2018-03-16 2019-09-18 Eppendorf AG Laborschrankvorrichtung zum lagern von laborproben mit magnetverschluss

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110536U (ja) * 1974-02-16 1975-09-09
JPH03212589A (ja) * 1990-01-12 1991-09-18 Yasuyuki Enomoto 磁力により施錠するドアー取手のラッチ及び、受座
JPH09177391A (ja) * 1995-12-28 1997-07-08 Alpha Corp ドア錠

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110536U (ja) * 1974-02-16 1975-09-09
JPH03212589A (ja) * 1990-01-12 1991-09-18 Yasuyuki Enomoto 磁力により施錠するドアー取手のラッチ及び、受座
JPH09177391A (ja) * 1995-12-28 1997-07-08 Alpha Corp ドア錠

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108343A (ja) * 2011-10-24 2013-06-06 Fujimetal Co Ltd 子扉付き鋼製ドア
JP2017108018A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 キヤノン株式会社 開閉部材保持装置及び画像形成装置
US10627772B2 (en) 2015-12-10 2020-04-21 Canon Kabushiki Kaisha Open/close member, holding device and image forming apparatus
EP3348759A1 (de) * 2017-01-12 2018-07-18 Simonswerk GmbH Türanordnung
EP3539419A1 (de) * 2018-03-16 2019-09-18 Eppendorf AG Laborschrankvorrichtung zum lagern von laborproben mit magnetverschluss
JP2021524729A (ja) * 2018-03-16 2021-09-16 エッペンドルフ アクチェンゲゼルシャフト 磁気閉鎖部材を有する実験室試料を保管するための実験室キャビネット装置
US11478785B2 (en) 2018-03-16 2022-10-25 Eppendorf Se Laboratory cabinet device for storing laboratory samples with a magnetic closure
JP7177843B2 (ja) 2018-03-16 2022-11-24 エッペンドルフ・ソシエタス・エウロパエア 磁気閉鎖部材を有する実験室試料を保管するための実験室キャビネット装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5462132B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5462132B2 (ja) 建具
US11168496B2 (en) Latching device and sliding door using same
TW201128049A (en) Sliding door structure
JP2009287332A (ja) 扉体の反り矯正構造及びそれを用いた扉ユニット
JP2007277845A (ja) 開閉扉装置
US20220228417A1 (en) Vehicle door device with a currentless opening function
JP6050971B2 (ja) 引戸用施錠装置および引戸構造
WO2011039739A1 (en) An object attacher and a method for attaching a movable object
JP2007046228A (ja) 電磁ロック付き引戸装置
JP6228815B2 (ja) 戸当り
JP2009079424A (ja) 戸の緩衝装置および戸構造
JP4287789B2 (ja) 保持金具および戸当り金具
JP4453913B2 (ja) 自動扉の施錠装置
JP2016089546A (ja) 引戸用施錠装置
JP5478912B2 (ja) 網戸固定装置及び網戸、サッシ
JP6031070B2 (ja) ドア装置
JP2003278438A (ja) 吊り下げ式引戸における振れ止め・固定機構
JP2017190633A (ja) ドア構造
JP6767674B2 (ja) 開き戸装置
JP2002201845A (ja) 戸パネルのストッパー
JP2004332519A (ja) 扉用平面ハンドル装置
JP2012001977A (ja) 上げ下げ窓の施錠装置
JPH08277678A (ja) 引戸における閉止装置
KR200397343Y1 (ko) 서랍 개폐장치
JP3180897U (ja) 戸当り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5462132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees