JP2018141319A - すべり出し窓用ステー、及び、すべり出し窓 - Google Patents

すべり出し窓用ステー、及び、すべり出し窓 Download PDF

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Abstract

【課題】障子の保持機能の導入作業や除去作業を簡便に行うことができるすべり出し窓用ステー等を実現することにある。【解決手段】すべり出し窓の窓枠に取り付けられる窓枠取り付け部と、前記窓枠取り付け部に対して移動する移動部であって、障子に取り付けられる障子取り付け部と、前記窓枠取り付け部と前記障子取り付け部を連結し、移動することにより前記障子取り付け部の前記窓枠取り付け部に対する相対位置を変化させて障子を開閉させる連結部と、を備える移動部と、を有するすべり出し窓用ステーであって、前記移動部に当接して前記移動部を静止させることにより前記障子を保持させ、前記移動部に当接する当接位置と前記移動部が移動する際に該移動部と接触しない退避位置との間を移動可能な保持部を備えることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、すべり出し窓用ステー、及び、すべり出し窓に関する。
すべり出し窓に用いられるすべり出し窓用ステーは既によく知られている。このようなすべり出し窓用ステーは、窓枠に取り付けられる窓枠取り付け部と窓枠取り付け部に対して移動する移動部とを備えている。移動部は、障子に取り付けられる障子取り付け部と、窓枠取り付け部と障子取り付け部を連結し、移動することにより障子取り付け部の窓枠取り付け部に対する相対位置を変化させて障子を開閉させる連結部と、を有している。
また、このようなすべり出し窓用ステーの中には、障子の清掃等を行うために、障子を所定位置に保持させる(ロックする)保持部が備えられたものがある。
特許第3448620号公報 特許第4591264号公報
従来のすべり出し窓用ステーにおいては、障子が開閉され移動部が移動する際に、保持部が移動部と接触した状態で当該移動部の移動に連動して動作するようになっていた。そのため、保持部の移動部に対する関与が密接なものとなっており、保持機能の存在しないすべり出し窓に新たに当該機能を付加したり、保持機能の存在するすべり出し窓から当該機能を除去したりする際に、移動部も交換する必要があり、結局すべり出し窓用ステーを丸ごと交換することとなっていた。そのため、保持機能の導入作業や除去作業が大掛かりなものとなる課題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、障子の保持機能の導入作業や除去作業を簡便に行うことができるすべり出し窓用ステー等を実現することにある。
かかる目的を達成するために本発明のすべり出し窓用ステーは、すべり出し窓の窓枠に取り付けられる窓枠取り付け部と、
前記窓枠取り付け部に対して移動する移動部であって、
障子に取り付けられる障子取り付け部と、前記窓枠取り付け部と前記障子取り付け部を連結し、移動することにより前記障子取り付け部の前記窓枠取り付け部に対する相対位置を変化させて障子を開閉させる連結部と、を備える移動部と、
を有するすべり出し窓用ステーであって、
前記移動部に当接して前記移動部を静止させることにより前記障子を保持させ、前記移動部に当接する当接位置と前記移動部が移動する際に該移動部と接触しない退避位置との間を移動可能な保持部を備えることを特徴とするすべり出し窓用ステーである。
このようなすべり出し窓用ステーによれば、保持部の移動部に対する関与が希薄となり、保持機能の存在しないすべり出し窓に新たに当該機能を付加したり、保持機能の存在するすべり出し窓から当該機能を除去したりする際に、移動部を交換することなく、保持部のみを導入したり除去したりすることが可能となる。したがって、障子の保持機能の導入作業や除去作業を簡便に行うことができるすべり出し窓用ステーを実現することができる。
かかるすべり出し窓用ステーであって、
前記保持部には、前記退避位置から前記当接位置へ前記保持部を移動させるための操作部が設けられていることが望ましい。
このようなすべり出し窓用ステーによれば、保持部の機構を簡易なものとすることができ、障子の保持機能の導入作業や除去作業をより一層簡便に行うことが可能となる。
かかるすべり出し窓用ステーであって、
前記保持部は、前記窓枠取り付け部の一端部に枢着された回動片であり、
前記連結部は、一端部が前記窓枠取り付け部の他端部に枢着され、他端部が前記障子取り付け部の中央部に枢着された第一アームと、一端部が前記窓枠取り付け部の中央部に枢着され、他端部が前記障子取り付け部の一端部に枢着された第二アームと、を有し、
前記回動片は、前記退避位置から回動して前記第二アームに当接することにより、前記移動部を静止させることが望ましい。
このようなすべり出し窓用ステーによれば、回動片により近い部材に回動片を当接させることができるため、回動片の構成を単純化することが可能となる。
また、本発明のすべり出し窓は、窓枠と、
障子と、
前記窓枠に取り付けられる窓枠取り付け部と、前記窓枠取り付け部に対して移動する移動部であって、前記障子に取り付けられる障子取り付け部と、前記窓枠取り付け部と前記障子取り付け部を連結し、移動することにより前記障子取り付け部の前記窓枠取り付け部に対する相対位置を変化させて障子を開閉させる連結部と、を備える移動部と、を有するすべり出し窓用ステーと、
を有するすべり出し窓であって、
前記すべり出し窓用ステーは、前記移動部に当接して前記移動部を静止させることにより前記障子を開いた状態で保持させ、前記移動部に当接する当接位置と前記移動部が移動する際に該移動部と接触しない退避位置との間を移動可能な保持部を備えることを特徴とするすべり出し窓である。
このようなすべり出し窓によれば、保持部の移動部に対する関与が希薄となり、保持機能の存在しないすべり出し窓に新たに当該機能を付加したり、保持機能の存在するすべり出し窓から当該機能を除去したりする際に、移動部を交換することなく、保持部のみを導入したり除去したりすることが可能となる。したがって、障子の保持機能の導入作業や除去作業を簡便に行うことができるすべり出し窓を実現することができる。
本発明によれば、障子の保持機能の導入作業や除去作業を簡便に行うことができるすべり出し窓用ステー等を実現することが可能となる。
障子14が僅かに開いた状態のすべり出し窓10を示した断面図である。 障子14が大きく開きかつ保持された状態のすべり出し窓10を示した断面図である。 回動片50が退避位置に位置するときのすべり出し窓用ステー20を示した斜視図である。 回動片50が当接位置に位置するときのすべり出し窓用ステー20を示した斜視図である。 図4のすべり出し窓用ステー20の一部を破断した斜視図である。
===本実施の形態に係るすべり出し窓10について===
本実施の形態に係るすべり出し窓の一例としてのすべり出し窓10について、図1乃至図5を用いて説明する。
なお、以下の説明においては、建物等に取り付けられた状態のすべり出し窓10を室内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。すべり出し窓10の各部位であっても、また、すべり出し窓10を構成する各部材については単体の状態であっても、建物等に取り付けられた状態にて上下方向、左右方向、見込み方向となる方向にて方向を特定して説明する。
本実施形態に係るすべり出し窓10は、窓枠12と、障子14と、すべり出し窓用ステー20と、を備えている。
窓枠12は、上枠(不図示)と下枠(不図示)と左右の縦枠12aとを備えている。そして、窓枠12は、これら4つの枠体が矩形状に枠組みされて、全体として開口を形成している。上枠と下枠は、左右方向に延びた長尺状の部材であり、縦枠12aは、上下方向に延びた長尺状の部材である。
障子14は、窓枠12により形成された前記開口に収容される部材であり、框体16とガラス(不図示)と、を備えている。
框体16は、上框16bと下框16cと左右の縦框16aと、を備えている。そして、框体16は、これら4つの框体が矩形状に枠組みされて、全体として開口を形成している。そして、この開口にガラスが取り付けられている。上框16bと下框16cは、左右方向に延びた長尺状の部材であり、縦框16aは、障子14が閉まった状態にて上下方向に延びた長尺状の部材である。
すべり出し窓用ステー20は、障子14の窓枠12に対する相対位置を変化させて、障子14を開閉させるためのものである。すなわち、すべり出し窓10においては、障子14がすべり出し窓用ステー20によって窓枠12に取り付けられており、すべり出し窓用ステー20が動作することにより、障子14が開閉するようになっている(図1に障子14が僅かに開いた状態を、図2に障子14が大きく開いた状態を示している)。
なお、かかるすべり出し窓用ステー20としては、二つのすべり出し窓用ステー20、すなわち、左の縦枠12aと左の縦框16a間に取り付けられる左側のすべり出し窓用ステー20と、右の縦枠12aと右の縦框16a間に取り付けられる右側のすべり出し窓用ステー20とが存在する。双方のすべり出し窓用ステー20の構成は同様であるので、以下では、右側のすべり出し窓用ステー20を例に挙げて説明する。
<<<本実施の形態に係るすべり出し窓用ステー20について>>>
本実施の形態に係るすべり出し窓用ステー20は、所謂リンクステーであり、窓枠取り付け部の一例としてのベース板22と、移動部30と、保持部の一例としての回動片50と、を備えている。
ベース板22は、窓枠12(縦枠12a)に取り付けられる板状の部材である。このベース板22は、金属製の長尺状の部材であり、その長手方向が縦枠12aの長手方向に沿うように縦枠12aに取り付けられている。したがって、ベース板22は、上下方向に沿うように設けられている。
ベース板22は、2つのネジ60によりねじ止めされることにより縦枠12aに固定されている。すなわち、ベース板22には、ネジ穴(第一ネジ穴22a及び第二ネジ穴22bと呼ぶ)が2箇所設けられており、この2箇所においてベース板22が縦枠12aに固定されている。そのため、ベース板22は移動不能となっている。
なお、後に説明するが、ベース板22には、連結部40の第一アーム42及び第二アーム44と回動片50がそれぞれ回動可能に取り付けられている。そして、回動片50の取り付け位置及び第一ネジ穴22aがベース板22の一端部(上端部)に位置し、第一アーム42の取り付け位置が他端部(下端部)に位置している。また、第二アーム44の取り付け位置及び第二ネジ穴22bは、前記一端部(上端部)と前記他端部(下端部)の間(中央部とする)に位置し、具体的には、第二アーム44の取り付け位置は、前記一端部(上端部)に近い側に、第二ネジ穴22bは、前記他端部(下端部)に近い側に位置している。
移動部30は、ベース板22に対して移動する部分であり、障子取り付け部の一例としての障子取り付け板32と連結部40とを備えている。
障子取り付け板32は、障子14(縦框16a)に取り付けられる板状の部材である。この障子取り付け板32は、金属製の長尺状の部材であり、その長手方向が縦框16aの長手方向に沿うように縦框16aに取り付けられている。したがって、障子取り付け板32は、障子14が閉まった状態にて上下方向に沿うように設けられている。
障子取り付け板32は、2つのネジ60によりねじ止めされることにより縦框16aに固定されている。すなわち、障子取り付け板32には、ネジ穴(第一ネジ穴32a及び第二ネジ穴32bと呼ぶ)が2箇所設けられており、この2箇所において、障子取り付け板32が縦框16aに固定されている。
なお、後に説明するが、障子取り付け板32には、連結部40の第一アーム42及び第二アーム44がそれぞれ回動可能に取り付けられている。そして、第二アーム44の取り付け位置が障子取り付け板32の一端部(上端部)に位置し、第二ネジ穴32bが他端部(下端部)に位置している。また、第一アーム42の取り付け位置及び第一ネジ穴32aは、前記一端部(上端部)と前記他端部(下端部)の間(中央部とする)に位置し、具体的には、第一アーム42の取り付け位置は、前記他端部(下端部)に近い側に、第一ネジ穴32aは、前記一端部(上端部)に近い側に位置している。
連結部40は、ベース板22と障子取り付け板32とを連結する部分である。この連結部40は、移動することにより障子取り付け板32(障子14)のベース板22(窓枠12)に対する相対位置を変化させて障子14を開閉させる役割を果たす。本実施の形態に係る連結部40は、第一アーム42と第二アーム44とを備えている。
第一アーム42は、第二アーム44よりも下方に位置する板状の部材である。この第一アーム42は、金属製の長尺状の部材である。第一アーム42は、一端部がベース板22の前記他端部(下端部)にピン62により枢着され、他端部が障子取り付け板32の前記中央部にピン62により枢着されている。
第二アーム44も板状かつ金属製の長尺状の部材である。第二アーム44は、一端部がベース板22の前記中央部にピン62により枢着され、他端部が障子取り付け板32の前記一端部(上端部)にピン62により枢着されている。
保持部(回動片50)は、前述した移動部30(本実施の形態においては、第二アーム44)に当接して当該移動部30を静止させることにより障子14を保持させるためのものである。本実施の形態に係るすべり出し窓10においては、障子14の清掃を行うために、障子14を所定位置に保持させる(ロックする)仕組みが施されており、当該回動片50をユーザーが操作して第二アーム44に当接させることにより、かかる障子14の保持が実現できるようになっている。
回動片50は、金属製の板状部材であり、ベース板22の前記一端部(上端部)に枢着されている。具体的には、回動片50は、前述した第一ネジ穴22aを貫通するネジ60でベース板22及びカバー52と共に縦枠12aに止められており、このことによりベース板22に取り付けられている。なお、縦枠12aの上に、ベース板22、回動片50、カバー52の順にこれらの3つの部材が重なった状態で、これらがネジ止めされている(縦枠12a、ベース板22、回動片50、カバー52、ネジ60の頭部の順に重なっている)。
また、回動片50は、その先端部分に、第二アーム44と当接する当接部50aを備えている。本実施の形態に係る当接部50aは、図2や図5に示すように、第二アーム44の一端部側の上部に位置する被当接部44aに当接した際に、当該被当接部44aに嵌合するようになっている(双方が適切に嵌合するように双方の形状が決められている)。そのため、当接部50aが被当接部44aに当接した際に、障子14が適切に保持(ロック)されるようになっている。
また、回動片50は、第二アーム44に当接する当接位置と移動部30が移動する際に当該移動部30(すなわち、障子取り付け板32及び連結部40(第一アーム42及び第二アーム44))と接触しない退避位置との間を移動可能となっている。
具体的に説明すると、回動片50は、図1や図3に示すように、通常は当該退避位置に位置しており、かかる退避位置において、回動片50は、回動片50の先端部分(当接部50a)が上方を向いた姿勢を維持している。すなわち、障子14が閉じた状態においては、回動片50は退避位置に位置し、ユーザーが障子14を開けた際にも、依然として回動片50は退避位置に位置している(図1参照)。そして、当該退避位置は、障子14をどの範囲で開閉させても移動部30のいずれの部材(障子取り付け板32、第一アーム42、第二アーム44)にも回動片50が接触しない位置となっている。
ユーザーが、障子14の清掃をするために、障子14をさらに大きく開けると、障子14は前記所定位置に位置することとなる(図3参照。当然のことながら、この間にも回動片50は移動する移動部30と接触しない)。そして、当該所定位置で、ユーザーが回動片50を操作して回動させると、回動片50は前記当接位置に位置することとなる(図4及び図5参照)。つまり、回動片50は、回動片50の先端部分(当接部50a)が下方を向いた姿勢となり、当接部50aが第二アーム44の被当接部44aに当接する。このように、回動片50は、退避位置から回動して第二アーム44に当接することにより、移動部30を静止させる。このことにより、障子14が開いた状態で保持(ロック)されて動かなくなり、障子14の清掃が適切にできるようになる。
また、保持部(回動片50)には、退避位置から当接位置へ回動片50を移動させるための操作部が設けられている。本実施の形態においては、操作部として指や爪を入れて回動片50を回動させるための操作穴50bが備えられているが、これに限定されるものではなく、指でつまむための突起部等でもよい。
上述した通り、本実施の形態においては、移動部30(第二アーム44)に当接して移動部30を静止させることにより障子14を保持させ、移動部30(第二アーム44)に当接する当接位置と移動部30が移動する際に該移動部と接触しない退避位置との間を移動可能な保持部(回動片50)を備えることした。そのため、障子14の保持機能の導入作業や除去作業を簡便に行うことができるすべり出し窓用ステー20及びすべり出し窓10を実現することが可能となる。
従来のすべり出し窓用ステーにおいては、障子が開閉され移動部が移動する際に、保持部が移動部と接触した状態で当該移動部の移動に連動して動作するようになっていた。そのため、保持部の移動部に対する関与が密接なものとなっており、保持機能の存在しないすべり出し窓に新たに当該機能を付加したり、保持機能の存在するすべり出し窓から当該機能を除去したりする際に、移動部も交換する必要があり、結局すべり出し窓用ステーを丸ごと交換することとなっていた。そのため、保持機能の導入作業や除去作業が大掛かりなものとなる課題があった。
これに対し、本実施の形態に係る保持部(回動片50)については、障子14を保持させるとき(保持機能が発揮されるとき)にのみ移動部30(第二アーム44)に当接させ、移動部30が移動する際には退避位置に位置させるような仕組みになっている。そのため、回動片50の移動部30に対する関与が希薄となり、保持機能の存在しないすべり出し窓に新たに当該機能を付加したり、保持機能の存在するすべり出し窓から当該機能を除去したりする際に、移動部30を交換することなく、回動片50のみを導入したり除去したりすることが可能となる。したがって、本実施の形態によれば、障子14の保持機能の導入作業や除去作業を簡便に行うことができるすべり出し窓用ステー20及びすべり出し窓10を実現することができる。
また、本実施の形態において、保持部(回動片50)には、退避位置から当接位置へ回動片50を移動させるための操作部が設けられ、障子14の保持は自動ではなくユーザーにより手動で行われる仕組みとした。
そのため、保持部の機構を簡易なものとすることができ、障子14の保持機能の導入作業や除去作業をより一層簡便に行うことが可能となる。
===その他の実施の形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
上記実施の形態においては、すべり出し窓10を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、縦すべり出し窓であってもよい。
また、上記実施の形態においては、すべり出し窓用ステーとしてリンクステーを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、特許文献1に記載されているような所謂スライドステーにも本発明を適用可能であり、同様の方法で保持部を導入することができる(当接対象はアームの他にスライダーとしてもよい)。したがって、すべり出し窓用ステーがリンクステーであってもスライドステーであってもユーザーは同様の方法で操作することができるため、ユーザーにとって利便性の高い保持機能を実現することが可能となる。
また、上記実施の形態において、保持部は、ベース板22の一端部に枢着された回動片50であり、連結部40は、一端部がベース板22の他端部に枢着され、他端部が障子取り付け板32の中央部に枢着された第一アーム42と、一端部がベース板22の中央部に枢着され、他端部が障子取り付け板32の一端部に枢着された第二アーム44と、を有し、回動片50は、退避位置から回動して第二アーム44に当接することにより、移動部30を静止させることとした。
しかしながら、回動片50が当接するのは第二アーム44に限定されるものではなく、移動部30の他の部材(第一アーム42や障子取り付け板32)であってもよい。ただし、ベース板22の一端部に枢着された回動片50を第二アーム44に当接させる構成にすれば、他の部材に当接させる構成とするより、回動片50により近い部材に回動片50を当接させることができるため、回動片50の構成を単純化することが可能となる。かかる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
10 すべり出し窓、12 窓枠、12a 縦枠
14 障子、16 框体、16a 縦框
20 すべり出し窓用ステー
22 ベース板、22a 第一ネジ穴、22b 第二ネジ穴
30 移動部
32 障子取り付け板、32a 第一ネジ穴、32b 第二ネジ穴
40 連結部
42 第一アーム、44 第二アーム、44a 被当接部
50 回動片、50a 当接部、50b 操作穴、52 カバー
60 ネジ、62 ピン

Claims (4)

  1. すべり出し窓の窓枠に取り付けられる窓枠取り付け部と、
    前記窓枠取り付け部に対して移動する移動部であって、
    障子に取り付けられる障子取り付け部と、前記窓枠取り付け部と前記障子取り付け部を連結し、移動することにより前記障子取り付け部の前記窓枠取り付け部に対する相対位置を変化させて障子を開閉させる連結部と、を備える移動部と、
    を有するすべり出し窓用ステーであって、
    前記移動部に当接して前記移動部を静止させることにより前記障子を保持させ、前記移動部に当接する当接位置と前記移動部が移動する際に該移動部と接触しない退避位置との間を移動可能な保持部を備えることを特徴とするすべり出し窓用ステー。
  2. 請求項1に記載のすべり出し窓用ステーであって、
    前記保持部には、前記退避位置から前記当接位置へ前記保持部を移動させるための操作部が設けられていることを特徴とするすべり出し窓用ステー。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のすべり出し窓用ステーであって、
    前記保持部は、前記窓枠取り付け部の一端部に枢着された回動片であり、
    前記連結部は、一端部が前記窓枠取り付け部の他端部に枢着され、他端部が前記障子取り付け部の中央部に枢着された第一アームと、一端部が前記窓枠取り付け部の中央部に枢着され、他端部が前記障子取り付け部の一端部に枢着された第二アームと、を有し、
    前記回動片は、前記退避位置から回動して前記第二アームに当接することにより、前記移動部を静止させることを特徴とする窓用ステー。
  4. 窓枠と、
    障子と、
    前記窓枠に取り付けられる窓枠取り付け部と、前記窓枠取り付け部に対して移動する移動部であって、前記障子に取り付けられる障子取り付け部と、前記窓枠取り付け部と前記障子取り付け部を連結し、移動することにより前記障子取り付け部の前記窓枠取り付け部に対する相対位置を変化させて障子を開閉させる連結部と、を備える移動部と、を有するすべり出し窓用ステーと、
    を有するすべり出し窓であって、
    前記すべり出し窓用ステーは、前記移動部に当接して前記移動部を静止させることにより前記障子を開いた状態で保持させ、前記移動部に当接する当接位置と前記移動部が移動する際に該移動部と接触しない退避位置との間を移動可能な保持部を備えることを特徴とするすべり出し窓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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